TOP PAGEへ

No.36A
リン・ミンメイ


サブタイトル
「リン・ミンメイ」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
ミンメイ「きゃあっ!!」
カイフン「こっちだ、ミンメイ!」「くそっ…軍は一体何をやってるんだ!?」
〔味方ユニット出現〕
輝「民間人!? 何やってんだ、あんな所で! シェルターへ逃げ遅れたのか!?」
〔マクロスの警報〕
〔轟音〕

カイフン「な、何だ…!?」
輝「この振動…もしかして、マクロスがまた変形するのかよ!?」
未沙「トランス・フォーメーション、始動3分前!」
輝「まずいぞ! だったら、変形するまでの3分間にあの民間人を助けなきゃ!」
〔カーソル、ミンメイのいる地点を指定〕
輝「よし、目的地点はあそこだ!」
<戦闘開始>

<2PP>

ミンメイ「カ、カイフン兄さん!」
カイフン「俺はシェルターを捜してくる! ミンメイ、お前はここにいるんだ!」
ミンメイ「じゃ、じゃあ、私も!」
カイフン「下手に動けば、戦闘に巻き込まれる! お前はここで隠れているんだ!」
輝「くそっ…変形まで、あと2分か!」

<3PP>
未沙「トランス・フォーメーション、始動1分前!」
ミンメイ「カイフン兄さん…」

<輝が目的地へ到達or4PP・味方援軍1出現>
※※輝が目的地へ到達の場合、セリフ追加※※
輝「間に合ったか!?」
ミンメイ「!!」

未沙「全艦、トランス・フォーメーション!」
※※輝が目的地へ到達の場合のセリフ※※
輝「な、何だって!?」
※※4PPの場合のセリフ※※
ミンメイ「きゃああっ!?」
輝「くそっ! アフターバーナーを噴かせりゃ、何とかあそこまで!!」
〔輝、ミンメイのいる地点へ移動〕
ミンメイ「ああっ…!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔轟音〕
輝「う、うわっ! シャッターが!?」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方ユニット出現〕

カトル「くっ…やっぱり、無抵抗の人達が攻撃されるのを見逃すわけにはいかない!」「…それが僕の戦う理由だから」「さあ、来い。僕がお前達の相手をするよ!」

<味方援軍1出現の2ターンPP・味方援軍2出現>
カトル「くっ…敵の数が多い。このままでは…」「マクロスの防衛隊は外部での戦闘に手間取っているみたいだし…」「………」「…もう、これしかないよね…自爆装置を使うしか…」「爆発を最小限に抑えれば、周りの敵だけでも倒せる…!」「!?」「コクピットハッチが開いた!? ぼ、僕に降りろっていうのかい、サンドロック…!!」
〔味方ユニット出現〕
カトル「あれは…ロンド=ベル隊…」
大作「銀鈴さん、あのガンダムは極東支部を襲った機体ですよね?」
銀鈴「機体照合…間違いないわ。でも、どうしてこんな所に…?」
健一「…あのガンダムは敵なのか?」
シンジ「でも、中に入って来た異星人と戦ってたみたいですが…」
<<ブリット>>
ブリット「アムロ大尉…」

アムロ「ああ、わかっている。あのガンダムは俺達と戦うつもりはないようだ…」
カトル「聞こえますか、ロンド=ベル隊のみなさん」「僕は…あなた方と戦うつもりはありません…」
アムロ「その言葉、信じてもいいんだな?」
カトル「! は、はい」
アムロ「よし…各機、異星人軍を艦内都市から排除するぞ!」
沙羅「アムロ大尉、信用していいんですか!?」
忍「そうだ! あいつは俺達を何度も攻撃してきたガンダムじゃねえか!!」
<<ブリット>>
ブリット「忍、心配はいらない。あいつは信用できる…」

忍「あの子って…お前、あのパイロットを知ってんのかよ!?」
亮「忍! 内輪もめをしている時間はない。さっさと敵を片づけるぞ!」
甲児「おい豹馬! わかってるな!」
豹馬「ああ! ミンメイのコンサートを台無ししてくれた礼はたっぷりとさせてもらうぜ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
アムロ「ガンダムのパイロット…君の名前を教えてくれ」
カトル「カトル…カトル=ラバーバ=ウィナーです」
銀鈴「ウィナーって…もしかして、あの大富豪のウィナー家の?」
カトル「…ええ」
アムロ「すまないが、武装解除し、俺達と一緒に来てもらえないか?」
カトル「わかりました。そちらの指示に従います」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

グローバル「では、君は…様々な超技術やEOT施設を破壊するためにコロニーから地球へ降下して来たのか」
カトル「僕の目的は、平和のバランスを崩す力の存在を調査し必要ならば、それらを潰していくことでした」「標的となったのはティターンズ、日本のEOT施設、極東支部、それにDC本部とASS-1…マクロスです」「ですが…南アタリア島へ行って異星人を放っておくことは、人類全体の危機だと言うことを感じました」
グローバル「それでは、君は我々に協力してくれるのかね?」
カトル(………)「…はい。ですが、理由はそれだけではありません」「…僕を含め、5つのスペースコロニーから地球へ送り込まれたガンダムは…」「目的は同じながら、それぞれ単独で任務を遂行してきました」
ブライト「では…君はデュオ=マックスウェルを知っているのか?」
カトル「はい。彼も、僕と同じくコロニーから送られたエージェントです」
クワトロ「…やはり、君達のガンダムは単独での任務遂行を前提に造られたモビルスーツだったのか」
カトル「しかし…標的となる組織が肥大化していて…僕は独りの力の限界を知りました」「そして、それは人類全体にも当てはまると思います」
クワトロ「どういう意味だ?」
カトル「強大な敵と戦うためには、力を合わせることが必要なのです」「僕達の常識が通用しない異星人の侵攻の前に今こそ、人類は1つになるべきではないでしょうか…?」
グローバル(………)
カトル「人類同士で戦うのではなく、互いに手を取り合い、協力する…」「その大きな目的のために、まず僕自身がそれを実践します」「それで僕の罪が許されるとは思いませんし、出来ることなら異星人とも和解して戦いを回避したいのですが…」
アムロ(………)「グローバル艦長。私からもカトル君の受け入れをお願いします」
グローバル「…よかろう。彼の身柄はロンド=ベル隊に預ける」
カトル「ありがとうございます、グローバル艦長」

ミサト「よろしいんですか、艦長。彼はSDFやDCを攻撃目標にしていたんですよ?」
グローバル「葛城三佐、カトル君の言っていたことは正しい」「まず、我々からそれぞれの偏見を捨てていこうではないか」
ミサト(………)
グローバル「それに、彼は嘘をいうような子ではないよ」
ミサト「…そうですね。純情そうで可愛いし…」
グローバル「君は年下好みなのかね?」
ミサト「いや…その…真面目に突っ込まれても困るんですけど…」
グローバル「ところで、ブライト中佐、クワトロ大尉。これからの事なのだが…」「私は木星圏で本艦の修理と補給を行おうと考えている」
クワトロ「木星圏で?」
ブライト「それは木星コロニーのジュピトリアンに接触するということですか?」
グローバル「そうだ。彼らと交渉し、一時的にせよ協力を願おうと考えている」
クワトロ「ですが、地球圏の混乱を目論んでいると思われるジュピトリアンが我々に手を貸すとは思えません」
ミサト「同感です。彼らは感覚的に地球人とは別種と考えた方が良いと判断します」
グローバル「無論、その危険性については十分承知しているつもりだ」「だが、彼らは異性人の情報について、地球圏にいた我々より詳しいかも知れん」「先程のカトル君の言葉通り、人類が存続するためには彼らと手を結ぶことも必要だろう…」
クワトロ(………)(だが、ジュピトリアンは地球を捨てた人間達だ。すでに異星人と手を結んでいるかも知れん)
ブライト「…了解しました。ですが、最悪の場合も想定するべきです」
グローバル「うむ…」

〔コクピットハッチの開く音〕
輝「参ったな…どうやら、閉鎖区域に突っ込んじまったみたいだ…」「そうだ…助けた民間人を確認しなきゃ」(………)「…女の子?」「ああっ!?」「…まさか…ほ、本物だ…」
ミンメイ「う、ううん…」
輝「!!」
ミンメイ「!」「…あなた、私を…?」
輝「は、はい!」
ミンメイ(………)(………)「…助けてくれたのね?」
輝「は、はい!」「ぼ、僕は、スカル小隊所属、一条輝…しょ、少尉です!」
ミンメイ「ありがとう、少尉さん」
輝「いいんです! 大ファンですから!」
ミンメイ「うれしい…私の歌、聞いてくれてるの?」
輝「は、はい! いつも…」
ミンメイ「…みんな、心配してるだろうな。ここ、どこだか…」
輝「あ、あの! サインしてもらえます!?」
ミンメイ「あ、はい…」(………)「どうぞ」
ひあkる「ありがとう! …俺達、マクロス艦内の閉鎖区域に落っこちゃったんですよ」
ミンメイ「そう…飛行機の無線とか、通信機は使えないの?」
輝「あれは駄目です…壊れちゃいました」
ミンメイ(………)「誰かぁ、誰かいませんかー!?」(………)
輝「いないみたいですね…ちょっとそこら辺を調べて来ます」

ジュドー「リン=ミンメイが行方不明になったって!?」
ウッソ「ええ、コンサート会場の近くで…それに、一条少尉のバルキリーもその辺りで行方不明になったそうです…」
シンジ「今、フォッカー少佐や甲児さんが総出で捜しに行っているんだ…」
ジュドー「な、何てこった…」
シンジ(………)
ジュドー「ところで、シンジさん。あんた何で花束なんか持ってるの?」
シンジ「え? こ、これ?」
ウッソ「ひょっとして…アスカさんやレイさんへのプレゼントなんですか?」
ハロ「ヨッ、コノ色男!」
シンジ「ち、違うよ! これはミンメイさんに渡すはずだの花束だったんだ…」
ジュドー「それはともかく、俺達もミンメイや一条少尉を捜しに行こうぜ!」
ウッソ「わかりました。ハロのセンサーを使いましょう」
ハロ「任セロ、ウッソ!」
〔歩き去る足音〕
シンジ(………)(どうしよう、この花束…)
アスカ「あら、どうしたの? 花束なんか持っちゃって…」
シンジ「そ、惣流…」
アスカ「もしかして、私へのプレゼントかしら?」
シンジ「ち、ち、違うよ!」
アスカ「あらら、真っ赤になっちゃって…バカみたい」
シンジ「ご、ごめん」
アスカ「また、そうやってすぐに謝る…」
シンジ「ごめん…」
アスカ「知ってるわよ、その花束…ミンメイへのプレゼントなんでしょ?」
シンジ「…そうだよ」
アスカ「まったく、男の子はみんなミンメイ、ミンメイって…ホント、バカみたいだわ」
シンジ(………)「そういう言い方って良くないと思うよ。みんな仲間なんだし…」
アスカ「ハッ! バカシンジのくせに私へ説教するワケ!?」
シンジ(………)「惣流…前から言おうと思ってたんだけど、君みたいに肩ひじを張った生き方って疲れると思うよ…」
アスカ「!」「あんた、何様のつもり!?」
シンジ「僕も…昔そうだったんだ。でも、ロンド=ベル隊に入って…みんなのおかげで自然のままでいられるような気がする…」
アスカ(………)
シンジ(………)
アスカ「…貸しなさいよ」
シンジ「な、何を?」
アスカ「花束よ! あんたが持ってたら、枯らしちゃうでしょ!」
シンジ「え…?」
アスカ「私が生けといてあげるわ!」
シンジ「惣流…」

ミンメイ「どうだった、少尉さん。出口はあった?」
輝「…駄目です。完全に閉じ込められちゃったみたいです」
ミンメイ「壁を壊せないの?」
〔強いノックの音〕
輝「…無理です。ハイパーカーボン製ですから」
ミンメイ「そう…」
輝(………)
ミンメイ「ちょうどいいわ。過密スケジュールはもうたくさん…」
輝「え?」
ミンメイ「これで一息つけるってこと」
〔轟音〕
〔画面、振動〕

ミンメイ「あっ…」
輝「!」
ミンメイ「どうしたの? ねえ、少尉さん?」
輝「マクロスが土星圏から発進したんです!」
ミンメイ「ええっ?」
輝「ホントです!」
ミンメイ「あっ…身体が宙に…!?」
輝「このブロックの重力制御が効いていないんだ!」
ミンメイ「いやぁん!」
輝「ちょ、ちょっとミンメイさん! そんなにしがみついたら…」
ミンメイ「しょ、少尉さん! どこを触ってるの!?」
輝「え…ああっ! じ、事故です! 間違いです!!」
ミンメイ「もう! それより…何とかして!」
輝「は、はい! そこで足を前に振って、ゆっくり止めて!」
ミンメイ「こう?」
輝「いいぞ…その調子!」
ミンメイ「あは! 面白い!」「さあ、少尉さん。そこら辺を探検しましょ! 何かあるかも知れないし…」
輝「りょ、了解しました!」
ミンメイ「やだ。命令しているんじゃないんだから」
輝「は、はあ…」

現在位置 ボドル旗艦

ボドルザー「ブリタイ7018…」
ブリタイ「はっ…」
ボドルザー「私の命令に背き、許可なくマイクローンと接触を図ったようだな」
ブリタイ「申し訳ございません。ですが、あのマイクローンは今までのタイプと違うことが判明し、その調査を行いました」
ボドルザー「帝国監察軍と違うタイプだと…?」
ブリタイ「はっ…」
ボドルザー「詳しく報告せよ」
エキセドル「それでは、敵艦内へ潜入した部隊が入手した映像をお見せします」
ボドルザー「うむ」
〔大型モニターの開閉音〕
ボドルザー(………)
エキセドル「敵艦内にはマイクローンが存在し、しかも…」
ボドルザー「帝国監察軍と同じく、男と女が一つの場所で共存しているようだな」
エキセドル「はい…それに、敵艦から発せられる音波信号を受けた兵が次々に戦闘不能に陥っております」
ボドルザー「音波信号だと…?」
エキセドル「帝国監察軍が使用する音波信号とは性質が全く違うようです」
ボドルザー(………)
エキセドル「それに加え、あの戦艦は超資源トロニウムを搭載している可能性があります」
ボドルザー「うむ…外見はかなり変わっているが、あの型は昔、トロニウムを輸送していた帝国監察軍の戦艦のようだな」(………)「ならば、ブリタイよ。敵マイクローンのサンプルを捕獲せよ」
ブリタイ「はっ…」
【シナリオエンドデモ終了】


● No35A「サタン・ファイト」 へ戻る

● No37A「ジュピトリアン」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦α」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。