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No.43C
静止した闇の中で

【シナリオデモ開始】
現在位置 連邦軍極東支部

ビューティ「お帰りなさい、万丈!」
万丈「こ、こら、ビューティ! いきなり抱きつくなよ」
ビューティ「だって、ずっと会えなくてさみしかったんだもん!」
レイカ「ずるいわ、ビューティ、抜け駆けはなしだって約束したのに!」
ビューティ「たった今、私は自分の感情に素直になることにしたの!」
万丈「あ、あのね…エレ王女もいるんだからもう少し遠慮ってものを…」
トッポ「万丈兄ちゃん、この2人にそんなこと言っても無駄だよ」
エレ「私も気にしていませんわ。帰りを待ってくれている人がいる…いいことではありませんか」
万丈「そ、そりゃどうも…」
イゴール「万丈君、よく無事で戻って来てくれた。横にいらっしゃるのがゴラオンのエレ=ハンム王女かね?」
万丈「ええ。エレ王女、こちらは連邦軍極東支部長官代理のロス=イゴール准将です」
エレ「…我々バイストン・ウェルの者を快く受け入れてくださり、感謝しております」
ミサト「ところで…長官代理、地球の様子は?」
イゴール「ティターンズとバイストン・ウェルの軍勢が各地で小競り合いを続けている」「特にバイストン・ウェル軍は極東地区に目を付けたらしく、幾度か部隊を送り込んで来ている」
万丈「奴らも極東地区のEOTや超科学施設が狙いか…」
エレ「オーラバトラーを開発したショット=ウェポンはこちらの基地にいたことがあると聞きました」「ドレイクがショットから話を聞き、極東地区を制圧しようとするのは当然だと思います…」
イゴール「うむ。エアロゲイターやDr.ヘルの動きがないとはえ…」「バイストン・ウェル軍とティターンズは現状を打開するのに極東地区へ大部隊を送り込んでくるはずだ」「そこで、君達の力を得て何とかそれに対処したいと思う」
ミサト「わかりました。とりあえず、ボルテスとコン・バトラーは機体改造のため基地へ帰らせます」「それから…EVA各機をNervへ輸送し、各調整と武装の強化を行いたいのですが…」
イゴール「構わん。Nervの碇司令からも同様の要請があった」
エレ「それでしたら、ゴラオンでエヴァンゲリオンを運びましょう」
ミサト「助かります」

ロバート「そうか…イングラム少佐が…」
○○○「…はい」
ロバート「俺もそんな予感はしていたんだ…だが、事実に直面するとつらいものだな」
○○○(………)
ロバート(………)「ショット博士といい、シャピロ少佐といい…一連の事件はSRX計画絡みの人間が原因、か」「人々を守るためのマシンを開発していた連中が…こぞって敵に回るとは皮肉だよ」「俺達は一体何をやっていたんだろうな…」
○○○(………)
<<ブリット>>
ブリット「オオミヤ博士、イルム中尉とクスハが今どこにいるのか教えて下さい」

ロバート(………)「しかし…□□□にはお前と過ごした時間の記憶がないんだぞ…?」
○○○(………)
<<ブリット>>
ブリット「俺のことはどうでもいいんです」「ただ…俺と同じように利用され続けるあいつを何とかして助けてやりたい…」「それだけです」

ロバート「……そうか」「だが、俺もあの2人がどこにいるか知らないんだ…」「おそらく、独自にイングラム少佐の行方を追っているとは思うが…」
○○○(………)
ロバート「だが…次に彼らが現れそうな場所はわかる」
<<ブリット>>
ブリット「それはどこですか!?」

ロバート「国際警察機構北京支部だ。今、あそこでSRX計画の新型機が最終調整を受けている」
<<ブリット>>
ブリット「どうして、そんな所にSRX計画の機体が…?」

ロバート「この極東支部はティターンズやバイストン・ウェル軍に狙われているからな…」「彼らに新型機を奪われないよう、国際警察機構北京支部で作業が行われることになったのさ」「そして、シュウ=シラカワ博士もそこにいる」
<<ブリット>>
ブリット「シラカワ博士も…?」

ロバート「ああ。そして、新型機がロールアウトする時…イルム中尉と□□□が現れる可能性は高い」「彼らの目的はSRX計画の機体を破壊することだからな」
○○○(………)
<<ブリット>>
ブリット「…わかりました。ありがとうございます、博士」

ロバート(………)「○○○、これだけは覚えておいてくれ」「何があろうと、俺はお前やリュウセイ達を裏切るようなことはしない」
<<ブリット>>
ブリット「ええ…」(………)(クスハ…またお前と出会えるのか…?)


現在位置 第2新東京市

ゲンドウ「久しぶりだな…」
万丈「ええ。僕がダイターンと共に地球へ帰って来て以来ですね…」
ミサト(この2人…顔見知りなの?)
ゲンドウ「…葛城三佐」
ミサト「は、はい」
ゲンドウ「報告書には目を通した。EVAはSTMC…君達が言うところの宇宙怪獣と互角に戦えたようだな」
ミサト「ええ。あくまで我々が接触した宇宙怪獣とは、ですが」
ゲンドウ(………)
ミサト(どういうこと? EVAは宇宙怪獣とも戦えるように造られているとでもうの…?)
ゲンドウ「葛城三佐、君が提案したEVAの武装強化についてだが…」「委員会の承認はすでに得た。EVAの各種試験を終えた後、すぐに作業へ取りかかりたまえ」
ミサト「はい」
万丈「ところで、碇司令…人類補完計画の進行具合はどうです?」
ミサト「!」
ゲンドウ(………)「君に答える必要はない」
万丈(………)
ゲンドウ「警告しておく。例え、君が破嵐創造の息子であっても、我々に対する余計な詮索は一切不要だ」
万丈「!!」「あの男の名を聞くのはずいぶんと久しぶりですよ…」
ゲンドウ「…君は破嵐博士が人工進化研究所で計画していた通りの性能を発揮しているようだ」
万丈「……!」
ミサト(…この2人は…一体?)

加持「いやはや、まったく波乱に満ちた航海でしたよ。まさか冥王星まで行くとはね…」
ゲンドウ(………)
加持「もっとも、コレのせいばかりだとは思えませんが」
ゲンドウ(………)
加持「すでにここまで復元されています。硬化ベークライトで固めてありますが…生きています。間違いなく…」
ゲンドウ(………)
加持「人類補完計画の要ですね」
ゲンドウ「そうだ。これは最初の人間…アダムだよ」
加持(………)
ゲンドウ「ところで、イングラム=プリスケン少佐はあちら側に戻ったようだな…」
加持「ええ。これでエアロゲイターに何らかの動きがあれば…」「彼らも裏の死海文書と同様の情報源を持っていると見て間違いないでしょうね…」
ゲンドウ「フッ…切り札は全てこちらにある。ゼーレと同じく彼らは何も出来ん」
加持「ですが、エアロゲイターにはエアロゲイターなりの補完計画があるかも知れませんよ?」
ゲンドウ「この星に補完されたモノ達とエアロゲイターの間に密接な関係があると証明されれば…」「ゼーレの連中ではなく、我々が導き出した答えの方が正しいということになる…」
加持(………)
ゲンドウ「全てに終わりを告げるモノ達…STMCは現れた。後は我々の手でどういう結末を迎えるか…それだけだ」

アスカ「それじゃ、私達は学校に行って来るわ」
大作「学校って?」
アスカ「私、本当はシンジやファーストと同じ中学校に編入する予定だったのよ」「でも、マクロスにのって冥王星まで行っちゃったでしょ。そのおかげで手続きやら何やらで大変なのよ」
ショウ「だったら、後は俺達に任せて羽を伸ばしてくればいい」
アスカ「そのつもりだったんだけど、学校が終わったらすぐにEVAの機体相互互換訓練があるのよ」
チャム「ね、ね、ショウ! どうしてフェラリオでもないのに羽が伸ばせるの?」
シンジ「チャム、そうじゃないよ。羽を伸ばすってのは、のんびりするという意味だよ」
チャム「ふ~ん…」
大作「ところで、シンジさんはお父さんにあわなくていいんですか? せっかくここへ戻って来たのに…」
シンジ(………)「父さんとは…会いたくないんだ」
大作「…どうしてですか?」
シンジ「…何を話せばいいのか…わからないから。それに、苦手なんだ、父さんが。嫌い…なのかも知れない」
大作(………)

ミサト「じゃあ、EVA3号機と4号機の実戦配備が決定されたの?」
日向「まるで葛城三佐達が戻って来るのとタイミングを合わせたかのように、です」
ミサト「第2次整備計画はしばらくの間、休止って聞いてたのに…パイロットはどうするつもりなのかしら?」
日向「それなんですが、マルドゥク機関が新たな操縦者の選考に入っている様子です」
ミサト「!」「ありがとう。それから、この話は…」
日向「わかってます。こっちでも何とか情報を集めてみます」
ミサト「頼むわね」

リツコ「試作されたダミープラグです。レイのパーソナルが移植されています」「ただ、人の心…魂のデジタル化は出来ません。あくまでフェイク。擬似的なものです」
ゲンドウ(………)
リツコ「ダミープラグはパイロットの思考の真似をするただの機械です」
ゲンドウ「信号パターンをEVAに送り込み、EVAがそこにパイロットがいると思い込み、シンクロすればいい」「ダミーは3号機以降で使用する可能性がある。初号機と弐号機にデータを入れておけ」
リツコ「…まだ問題が残っていますが」
ゲンドウ「構わん。EVAが動けばいい」
リツコ「…はい」
〔歩き去る足音〕
リツコ(………)
マヤ「ダミープラグ…先輩の前ですけど、私はあまり…」
リツコ「感心しないのはわかるわ。しかし、備えは常に必要なのよ。人が生きていくためにはね」
マヤ「先輩を尊敬してますし、自分の仕事はします。でも、納得は出来ません」
リツコ「潔癖症はね…つらいわよ。人の間で生きていくのが」
マヤ(………)
リツコ「汚れた、と感じた時わかるわ、それが…」
マヤ(………)
リツコ「さ、午後の機体相互互換実験の準備をしなきゃ。ケイジの副電源を落とすわよ」

〔ブレーカーが落ちる音〕
冬月「どうした? 発令所の電源が落ちたぞ?」
ミサト「停電…?」
日向「まさか、ありえませんよ」
冬月「予備電源に切り換えろ」
青葉「ダメです、予備電源もつながりません!」
冬月「何だと…!? 生き残っている電源は全てMAGIとセントラル・ドグマの維持に回せ!」
青葉「全館の生命維持に支障が出ますが…」
冬月「構わん、最優先だ!」

マヤ「主電源、ストップ。電圧、0。Nerv本部全体の電源が落ちたみたいですけど…」
リツコ「あ、あたしじゃないわよ」

冬月「正副予備の電源が同時に落ちるとはな…」
ゲンドウ「やはり、ブレーカーは落ちた、というより落とされたと考えるべきだな」
冬月「原因がどうあれ、こんなときに使徒が現れたら大変だぞ」
ミサト「復旧の見通しは?」
青葉「少なくとも8時間です」
冬月「このジオフロントは外部から隔離されても自給自足が出来るコロニーとして造られている…」「その全ての電源が落ちることは理論上あり得ない」
リツコ「誰かが故意にやった、ということですね」
ゲンドウ「おそらく、その目的はここの回線の調査だろうな」
リツコ「復旧ルートから構造を推測するわけですね」
冬月「シャクな奴らだ。多分、ゼーレかBF団…だな」
リツコ「MAGIにダミーのプログラムを走らせます。全体把握は難しくなるでしょうから」
ゲンドウ「頼む」
冬月「それにしても…本部初の被害が使徒ではなく、同じ人間にやられたものとは。やりきれんな」
ゲンドウ「所詮、人間の敵は…人間だよ」
リツコ(………)
ミサト「それにしても…空調が止まったおかげで暑いわね、ここ」
リツコ「おまけに空気もよどんできたわ」
マヤ「でも、さすがは司令と副司令。この暑さにも動じていませんね」
リツコ(………)
冬月(………)
ゲンドウ(………)
冬月「ぬるいな」
ゲンドウ「…ああ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「静止した闇の中で」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

エイブ「エレ様、正体不明の物体が1機、この都市へ接近しておるようです」
エレ「正体不明の物体…?」
竜馬「まさか、使徒か!?」
〔敵ユニット出現〕
忍「間違いない、ありゃ使徒だぜ!」
チャム「変なの。目がいっぱいついてるよ」
万丈「使徒が現れたというのに…Nervの連中は何をしてるんだ?」
ギャリソン「先程から通信が途絶えております。どうやら、停電でも起きたようですな」
万丈「そんな馬鹿な…あそこは外部から切り離されても独自に活動が出来るはずだ…」
エレ「このままでは街に被害が生じます。各機、出撃して下さい」
〈出撃ユニット選択〉
レイ「ダメ、連絡つかない」
アスカ「こっちもダメ。有線の非常回線が切れちゃってるわ」
シンジ「下のNerv本部で何かあったのかな…」
レイ「とにかく、本部に行きましょう」
アスカ「そうね。じゃあ、行動開始の前にグループのリーダーを決めましょ」
シンジ「リーダーって…」
レイ「………」
アスカ「で、当然私がリーダー。異議ないわね?」
レイ「この第7ルートから下に入れるわ」
アスカ「あ、あんたねえ…」
シンジ「もう…こんな時に使徒が来たらどうすんだよ」
アスカ「…な、何よ…アレ」
シンジ「惣流、どうしたんだ?」
〔カーソル、マトリエルを指定〕
アスカ「使徒を肉眼で確認…!」
シンジ「!!」
アスカ「急いで本部に行かなきゃ!!」
<戦闘開始>

<2PP>
〔カーソル、道路を移動〕
アスカ「いくら近いからって、どうしてこんな地下の通気口を通らなきゃならないのよ!」
レイ「………」
シンジ「ねえ…」
アスカ「何よ、シンジ。前を見たら殺すわよ!」
シンジ「…使徒って何なのかな」
アスカ「こんな時に何言ってんのよ!」
シンジ「使徒…神の使い。天使の名を持つ、僕らの敵…何で戦うんだろ」
アスカ「あんた、バカ!? ワケわかんない連中が空から海から宇宙から攻めて来てんのよ!」「降りかかる火の粉は取り除くのがあったり前じゃない!」
シンジ「………」

<3PP>
ショウ「あの使徒、様子が変だぞ」
銀鈴「…何かを地面に向かって流し込んでいるみたいね」
沙羅「あの煙…地面が溶けてるのかい?」
万丈「まさか…ジオフロントへの装甲シャッターを溶かしているのか!?」「ギャリソン、あと何分で使徒がシャッターを完全に溶かすか調べてくれ!」
ギャリソン「かしこまりました」「………」「万丈様、おおよそですが、あと4分程といったところでえございましょうな」
竜馬「ならば、あと4分以内に使徒を倒さなければならないのか!」
エイブ「エレ様、この空域にオーラバトラー部隊が接近しているようです」
エレ「本当ですか!?」
エイブ「はい。30秒後に接触します」
エレ「もしや、ドレイクの手の者か!?」
エイブ「おそらく…」
エレ「各機、オーラバトラー部隊がこの都市へ接近中です。十分に注意を!」
<<ブリット>>
ブリット「南だ…南の方から奴らは来る!」

日向「こ、この振動は…?」
青葉「ジオフロントの装甲シャッターに異常が発生しているのか!?」
ミサト「まさか、使徒!?」
ゲンドウ「………」「冬月、後を頼む」
冬月「碇?」
ゲンドウ「私はケイジでEVAの発進準備を進めておく」
冬月「手動でか?」
ゲンドウ「ああ。緊急用のディーゼルもある」
ミサト(手で動かすって…デ○ラー機雷じゃあるまいし…そんな方法で上手くいくのかしら)
冬月「しかし、パイロットがいないぞ」
ゲンドウ「………」

<敵全滅or3EP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
ショウ「あれは…トッドか!? 間違いない…あのオーラ力の感じはトッド=ギネスだ!」
トッド「Nervの偵察に来て、貴様と再会するとはな…」
ショウ「トッド!」
トッド「ショウ、貴様もつくづく悪運が強いな。とっくに死んだと思っていたぜ…」
マーベル「地上へ帰って来たにも関わらず、あなたはまだドレイクに力を貸しているの!?」
バーン「ショウ、マーベル! バイストン・ウェルでお前達に受けた屈辱を晴らさせてもらおう!」
ショウ「くっ…バーンもいるのか!?」
ニー「ショウ! ここでこれ以上、戦域を拡大するわけにはいかないぞ!」
ショウ「わかってる!」

<4PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
忍「マジンガーZ!?」
亮「いや、違うな。以前、甲児を助けに来た奴だ」
万丈「グレートマジンガー…鉄也君が来てくれたのか!」
鉄也「…この都市は相変わらずもめ事が多いらしいな」
ジュン「鉄也、そんなことを言ってる場合じゃないでしょ。ゴラオン隊を助けなきゃ…」
鉄也「ああ。所長からの命令もあることだしな」「万丈君! こちらは剣鉄也だ。これより、そちらを援護する!」
万丈「すまない、助かる!」
※※まだマトリエル健在の場合、セリフ追加※※
万丈「それから、使徒の攻撃によりあと3分でジオフロントの装甲シャッターが溶ける!」「二人とも、使徒を必ず3分以内に倒すんだ! いいな!」
鉄也「了解!」
ジュン「わかったわ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔カーソル、道路を移動〕
アスカ「優等生…あんた、碇司令のお気に入りなんだって?」
レイ「………」
アスカ「やっぱ、可愛がられてる優等生は違うわね」
シンジ「こんな時にやめようよ」
レイ「………」
アスカ「ちょっとひいきされてるからって、なめないでよ!」
レイ「なめてなんかいないわ」
アスカ「…フン」
レイ「それに、ひいきもされていないわ」「…自分でわかるもの」

<5PP・味方援軍2出現>
〔カーソル、道路を移動〕
マヤ「EVA、回路固定。発進準備完了」
リツコ「あとは、あの子達ね」
シンジ「リツコさん!」
リツコ「あなた達…!」
ゲンドウ「エントリー準備!」
青葉「了解、手動ハッチ開け!」
シンジ「EVAは!?」
リツコ「スタンバイできてるわ」
シンジ「え…停電で何も動かないはずなのに…」
リツコ「人の手でEVAが出撃できるようにしたの。司令のアイディアよ」
シンジ「…父さんの?」
リツコ「碇司令はあなた達が来ることを信じて準備したのよ」
シンジ「………」
ミサト「シンジ君、アスカ、レイ。早くエントリープラグへ!」
シンジ「はい!」
マヤ「プラグ挿入に問題なし」
リツコ「全機、補助電源にて起動完了」
ゲンドウ「第1ロックボルト、外せ」
マヤ「2番から32番までの油圧ロックを解除。圧力、ゼロ。状況、フリー」
ゲンドウ「構わん。各機、自力で拘束具を強制除去。発進しろ」
〔味方ユニット出現〕
ミサト「各機それぞれに新しい武装が追加されているわ。敵と少しは戦いやすくなっているはずよ」
※※まだマトリエル健在の場合、セリフ追加※※
万丈「3人共、あと2分でジオフロントの装甲シャッターが溶ける。それまでに必ず使徒を倒すんだ!」


<8PP>
ギャリソン「万丈様、ジオフロントに穴がきましたぞ!」
万丈「くっ…間に合わなかったか!」
(→Game Over

<ショウvsバーン>
バーン「ショウ=ザマ! 貴様のせいで俺は騎士としての面子を失った!」「私が再びドレイク様の元で騎士団長の座を得るには…貴様の首が必要なのだ!!」
ショウ「くっ…オーラ力の強い方が…」
バーン「勝つ! そして、それは私だ!!」「勝てる、私は勝てるぞ! ふっふふふ…はははは!!」
ショウ「バーンめ、やられるかよ!!」

<ショウvsトッド>
ショウ「トッド! 憎しみだけがパワーアップしてるぞ!
トッド「ショウ! パワーの違いを見せてやるぜ!
ショウ「まだ目が覚めないのか、トッド!
トッド「他人に説教するほど年を取ったのかよ、ショウ!

<バーン撃破>
※※ショウが撃破の場合のセリフ※※
バーン「うぬっ…敗北に次ぐ敗北! 全てショウ=ザマが現れてからだ!」「私は勝ちたい! 私は奴を敗りたい! 私は騎士の出のはずだ!!」
※※ショウ以外が撃破の場合のセリフ※※
バーン「何故だ! 何故勝てん!?」


<トッド撃破>
トッド「チッ! 俺もヤキが回ったか!?」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 第2新東京市

青葉「主電源及び各回線の復旧作業、終了しました」
冬月「やれやれ…これで一安心だな」
日向「あれ…? 葛城三佐は?」
青葉「さあ、知らないな」

加持(Nerv本部の真下に存在するセントラルドグマ…)(さらに、その最下層区域であるターミナルドグマ…)(こんな機会でもないと侵入することはまず不可能だからな)
〔銃を構える音〕
ミサト「…これがあなたのホントの仕事? それともアルバイトかしら?」
加持「!」「さあ、どっちかな?」
ミサト「特務機関Nerv、特殊監察部所属…加持リョウジ」「同時に地球連邦政府、EOTI特別審議会調査部所属、加持リョウジでもあるわけね…」
加持「君にもバレバレか」
ミサト「Nervを甘く見ないで」
加持「碇司令の命令かい?」
ミサト「私の独断よ。これ以上バイトを続けると、死ぬわ」
加持「碇司令は俺を利用している。まだいけるさ。だが、君に隠し事をしていたのは謝るよ…」
ミサト「いつぞやの作戦を提案してくれたお礼よ。チャラにするわ」
加持「どうも。ただ、碇司令やリッちゃんも君に隠し事をしてる」
ミサト(………)
加持「それが、これさ」
〔電子音〕
〔電動扉の開く音〕

〔ゼーレの座〕

ミサト「これは…?」「EVA? いえ、まさか…」
加持「そう。未然に防がれたセカンドインパクトからその全ての要であり…」「始まりでもある…アダムだ」
ミサト「アダム。あの第一使徒がここに…」「…確かにNervは私が考えているほど甘くはないわね」

万丈「では、エヴァンゲリオンを再びロンド=ベル隊へ出向させると…?」
ゲンドウ「そうだ」
万丈(………)「EVAは人類補完計画に必要不可欠なはずです。それを何故…?」
ゲンドウ「君がその答えを知る必要はない」
万丈「全てはあなた達独自のスケジュール通り…ということですか」
ゲンドウ(………)「余計なことを知り過ぎると早死にすることになるぞ」
万丈「僕はそう簡単に死にませんよ。少なくとも、あなた達の本当の目的が何であるか知るまではね…」

〔扉の開閉音〕
アスカ「加持さん!」
加持「アスカか? すまない、今ちょっと忙しいんだ。後にしてくれ」
アスカ(………)「ねえ、何してるの!?」
加持「こら、今はダメだ!」
アスカ「これ、私達のシンクロデータね」「え? 四人? 何これ…どういうこと!」「フォース・チルドレンが何でこいつなの!? イヤ! わかんないわ、何なの、これ!?
加持(………)

〔Nervの警報」
ミサト「赤木博士、何があったの!?」
リツコ「葛城三佐、今まで一体どこに行っていたの!?」
ミサト「チョットね…ところで、何が起きたの!?」
リツコ「ネバダにあるNerv第2支部が…消失したのよ」
ミサト「な、何ですって!」
マヤ「エヴァンゲリオン4号機並びに半径89キロ以内の関連研究施設は全て消滅しました」
リツコ「数千人の人間も道連れにね」
ミサト「……ひどいわね」
青葉「タイムスケジュールから推測して、ドイツで修復したS2機関の搭載実験中の事故だと思われます」
マヤ「予想される原因は材質の郷土不足から設計初期段階のミスまで三万二千七百六十八通りです」
ミサト「妨害工作じゃないの?」
日向「でも、爆発ではなく消失なんでしょ。つまり消えた、と」
リツコ「多分、ディラックの海に飲み込まれたんでしょうね…」
ミサト「じゃあ、せっかく第4使徒の残骸から手に入れて修復したS2機関も…」
リツコ「パーよ。夢は潰えたわね」
ミサト「よくわからないものを無理して使うからよ」
リツコ「それはEVAも同じだわ」
ミサト(………)「で、残った3号機はどうするの?」
リツコ「ここで引き取ることになったわ。連邦政府も第1支部まで失いたくないみたいね…」
ミサト「3号機と4号機はあっちが建造権を主張して強引に造っていたんじゃない」「今さら危ない所だけウチに押しつけるなんて…虫のいい話ね」
リツコ「あの惨劇の後じゃ、誰だって弱気になるわよ」
ミサト「で、起動実験はどうするの? 綾波レイのダミーを使うのかしら?」
リツコ「ダミープラグはまだ危険過ぎるわ」
ミサト(………)
リツコ「松代での3号機の起動実験。テストパイロットは4人目を使うわよ」
ミサト「4人目? フォース・チルドレンが見つかったの?」
リツコ「ええ」
ミサト「マルドゥク機関からの報告は受けてないわよ」
リツコ「正式な書類は明日届くわ。私達はいったんゴラオンから降り、3号機の起動実験に立ち会うわよ」
ミサト「赤木博士…私に隠し事してない?」
リツコ「…別に」
ミサト「ま、いいわ。で、その選ばれた子って誰?」
リツコ「…この子よ」
ミサト「!!」「よりにもよって、この子なの!?」
リツコ「仕方ないわよ。候補者をあの学校に集めて保護してあるのだから」
ミサト「話しづらいわね、この事…」
リツコ(………)
ミサト「アスカはいいのよ。EVAに乗ってる事にプライドかけてるから。レイは例外としてもね…」「…いいことないもの。私達とEVAに関わったって…」「それを一番よく知っているのがシンジ君だものね…これ以上、つらい思いはさせたくないわ…」
リツコ「でも…私達にはそういう子供達が必要なのよ。みんなで生き残るためにはね」
ミサト「きれいごとはやめろ…と言うの?」

ケンスケ「そうか…そのままロンド=ベル隊に参加するのか」
シンジ「うん…綾波や惣流も一緒にね。しばらくケンスケ達とは会えなくなるよ」
ケンスケ「…俺はお前がうらやましいよ。俺もロンド=ベル隊に入りたかったなあ…」
ヒカリ「碇君、身体には気を付けてね」
シンジ「ありがとう、委員長。ところで、トウジは…?」
ヒカリ「…鈴原君、ここ最近、ずっと学校を休んでるの」
シンジ(………)
ヒカリ(…あたしが作ったお弁当…食べて欲しかったのに…)

レイ「鈴原君」
トウジ「何や、綾波か。シンジやったら、ここにはおらんで」
レイ(………)
トウジ「お前、これからもロンド=ベル隊に参加することになったんやろ? こんな所で油売っててエエんかいな」
レイ(………)
トウジ(………)「…知っとんのやろ、ワシのこと」
レイ「…うん」
トウジ「惣流とシンジはまだ知らんのか…」
レイ「そうだと思うわ」
トウジ「それにしても…」「…他人の心配とは珍しなあ
レイ「そう? ………よくわからない」
トウジ「お前が心配しとんのはシンジや
レイ「そう? ………そうかも知れない」
トウジ「そや」
【シナリオエンドデモ終了】


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