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No.46A
龍と虎

【シナリオデモ開始】
現在位置 国際警察機構北京支部

中条「シラカワ博士、グルンガスト参式の最終調整の方はどうかね?」
シュウ「…トロニウム・エンジンの出力が予定値を越えていません」「現状では、改型や弐式以下の性能しか発揮しないでしょう」
中条「そうか…やはり、イングラム君なしでトロニウム・エンジンを完成させることは困難だということか…」
シュウ(………)
呉学人「では、グランゾンと同じく対消滅エンジンか、ブラックホール・エンジンを使用してみるというのは…?」
村雨「それは危険だな」
中条「村雨君! いつ戻って来たのかね?」
村雨「つい先程です。それよりも、EOTのブラックホール・エンジンを使用するのはやめた方がいい」
シュウ(………)
中条「どういうことかね?」
村雨「ブラックホール・エンジはイングラムが造り上げた人類第2の縮退機関ということになっていますが…」「本当の所はエアロゲイターからもたらされた技術だったのでしょう」
呉学人「!」「そ、そうか…そうだったのか…」
中条「呉先生、どうしたのかね?」
呉学人「2年前、月のテクネチウム基地を消滅させたヒュッケバインMK-Iの暴走事故の原因がわかりました…」「あれは事故ではなく…エアロゲイターによって予め仕組まれていたことだったのです」
中条「何だと…」
シュウ(………)
村雨「そうだ。ヒュッケバインMK-Iはイングラムの解析した異星人の超技術・EOTが初めて始めて搭載されたPTだ…」「だが、その動力源であるブラックホール・エンジンには元から欠陥部分が組み込まれていたに違いない」
中条「そんな馬鹿な…」
呉学人「そして、イングラム少佐はその欠陥を地球人に教えなかった…」
中条「何のためにそんなことを? もしや、エアロゲイターが地球に対して技術的な優位を保てるようにするためか」
呉学人「おそらく…」
中条(………)
村雨「もし、地球人がその欠陥に気づけば、高い知能と技術力を持っていることが証明される」「また、欠陥に気づかず事故を起こしたとしてもエアロゲイターに対する恐怖心を植え付けられる…」「そして、結果的に地球人は暴走事故を起こし、それを教訓として後に様々なEOT兵器を造り出しだ」
中条「エアロゲイターにとって、地球人は自軍の戦力となる素質を持っていたということか…」
シュウ(………)
呉学人「我々はエアロゲイターに試され、そして利用されたのです」
シュウ(………)(…そうです。そして、それを許すわけにはいきません)
村雨「ところで、シラカワ博士。あなたはかなり早期の段階で気づいていたんじゃないのか?」
シュウ「…何をです?」
村雨「イングラム少佐の正体とブラックホール・エンジンの欠陥を…」
シュウ(………)
村雨「その証拠に、あなたは月でのヒュッケバインの起動実験に立ち会わなかったそうじゃないか」
シュウ(………)
村雨「さらに、あなたはグランゾンにブラックホール・エンジンではなく、対消滅エンジンを採用している…」
シュウ「…偶然ですよ」
村雨(………)
シュウ「それでは、私は極東支部へ戻ります」
呉学人「何故です? グルンガスト参式の最終調整はまだ…」
シュウ「SRX計画のオオミヤ博士が私の代わりに北京支部へ来ます」「それに、私がここにいれば何かと面倒な問題が起きますからね…」
村雨(………)

マサキ「クロ、シロ、シュウは見つかったか!?」
クロ「一通り捜したけど、ここにはいニャいみたいね」
マサキ「そんなはずはねえ! ブラックホールクラスターはこの地域から発射されたはずだ!」
シロ「そうニャ…地球へ落下するコロニーへの弾道を計算するとここら辺にニャるもんニャ」
クロ「ひょっとして…マサキがここに来るのを知って、逃げたのかニャ?」
マサキ「あいつがそんな理由で逃げるような奴か!」
シロ「…そりゃそうだニャ」
マサキ「くそっ…! あの野郎、地上で何を企んでやがるんだ!?」「一体、何を…!」

呉学人「銀鈴、これがお前の新しい機体だ。今までの物と比べて戦闘能力が向上している」
銀鈴(………)
呉学人「どうした?」
銀鈴「…いえ、何でもないです」(…デザインとネーミングは相変わらずなのね…)
大作「呉先生、ロボの武装は強化されるんですか?」
呉学人「…い、いや、その予定はない」
大作「ど、どうしてなんです? 戦いはこれからますます激しくなるってうのに…!」「ロボがパワーアップしなければ、ロンド=ベル隊は敵に勝てませんよ!」
銀鈴「大作君…」
鉄牛「何だ、おめえ…1人で敵と戦ってるつもりなのか?」
大作「そんなこと、思っていません!」
鉄牛「なら、どうして怒るんだよ? 相変わらずロボの力を自分の力だと勘違いしてんじゃねえのか?」
銀鈴「鉄牛!」
鉄牛「前にも言ったろう、大作。おめえなんざ、ロボがいなければただのガキだってな…」
大作「…そんなこと、わかってます。だから、他のみんなを助けられるようロボをパワーアップさせたいんです!」
呉学人「大作君…実は、ロボは…」
大作「…ろぼがどうしたんです?」
中条「本部の決定で、ロボは封印されることになった」
大作「!! ロ、ロボを…?」
銀鈴(………)
大作「どうして…どうしてなんですか!? 何故ロボを封印するんです!?
中条「もう一度言う。ロボはこの北京支部に封印する」
大作「で、でも!」
中条「説明の必要はない」
大作「長官! 何故なんですか? 何故、ロボを封印するんですか? 答えて下さい!」
中条(………)
大作「これまでだってロボと一緒の方が安全だったじゃないですか!?」
中条(………)
大作「それとも…ロボがBF団で造られたロボットだからですか!?」
中条「!」
大作「…そうですよね…」「ロボはBF団が世界制服のために造り上げたロボットです…」「父が開発に関わっていたとはえ、BF団によってどんな機能が付け加えられているか、わかりませんからね…」
呉学人(………)
中条(………)
載宗「おいおい、何を言ってるんだ、大作」
大作「載宗さん…」
載宗「長官はこれからの戦闘にロボをお前を参加させるのは危険だと判断されたんだ」
大作「で、でも!?」
載宗「いいか…世界は破滅に向かってどんどん突き進んでいる…ロンド=ベル隊や俺達はそれを阻止しなきゃならねえ」「だから、言うことを聞いてくれ。その代わり、頼みがある…」
大作(………)
載宗「これからの戦いで俺達やロンド=ベル隊にもしものことがあったら…」
大作(………)
載宗「その時だ。な? お前とロボの出番はその時こそなんだ…」
大作「で、でも…僕は…僕はみんなと一緒に戦いたいんです!」「それが父から受け継いだ役目です!」
載宗(………)
中条「ロボの封印は本部の命令だ。命令に服さぬ者はエキスパートからも外れてもらう…」

大作(………)(父さん…父さんはどうしてBF団でロボを造ったんですか…)「父さん…父さんはそうやって黙ってるだけですか
銀鈴「大作君…」
大作「銀鈴さん…」
銀鈴「載宗さんの言うとおり。あなたとロボは私達エキスパートの力の要って本当よ」「だから、そんなにしょげないで」
大作「でも…何だかまた独りぼっちになったみたいで…」
銀鈴「何言ってるの。あなただって立派なエキスパートじゃない」
大作「でも…鉄牛さんは僕のこと…ロボがなかったらただの子供だって…」
銀鈴「…嫉妬してるだけよ」
大作(………)
銀鈴「たった12歳のあなたが自由自在にロボを操るってね…」
大作(………)

○○○「グルンガスト参式はまだ実戦に使えないんですか?」
ロバート「ああ。参式はRシリーズのノウハウを応用して2機合体の機体となり、武装も強化されてはいるが…」「動力源のトロニウム・エンジンがまだ完全に作動していない」
<<ブリット>>
ブリット「トロニウム・エンジンって異星人の資源を使った超大出力のEOTエンジンですよね?」

ロバート「ああ。すまんが、それを実戦で使用するにはもう少し時間がかかりそうなんだ…」
○○○(………)
ロバート「BF団で例の龍型と虎型のロボットを解析していた安西エリ博士の意見も聞いてはいるんだがな…」「それに、あのロボットの動力源は永久機関だってうから…」
○○○「ところで、博士。参式が2機合体ということは…もう1人のパイロットは誰なんです?」
ロバート「そ、それは………」
<<ブリット>>
ブリット「もしかして…」

エリ「あなたが○○○○=○○○○○ね?」
○○○「!」
ロバート「あ、ああ…紹介しよう。彼女は安西エリ博士。超考古学の権威でLTR機構…古代文明調査機構の人だ」
エリ「安西エリです。よろしく」
<<ブリット>>
ブリット「こちらこそ」

ロバート「博士は山東省の蚩尤塚から龍王機と虎王機を発掘した人でもある」
エリ「その後、BF団に捕まってあの2機の解析をさせられていたわ」「そこを国際警察機構の銀鈴さん達に助けてもらって…そのままこの北京支部で龍王機と虎王機の解析を続けているの」
<<ブリット>>
ブリット「でも、あの2機はDr.ヘル達が操っているんじゃ…」

エリ「ええ。龍王機と虎王機が彼らに操られたままなら、私達にとってあまりにも強大な敵となってしまう…」「その時の対策のために、私はここで研究を続けているのよ」
○○○(………)
エリ「ところで、あなたの報告書を見せてもらったんだけど…」「あなたは以前、発掘兵器の龍王機と虎王機と意志の疎通を行ったことがあるそうね?」
<<ブリット>>
ブリット「はい…ただ、深いT-LINKは出来ませんでしたけど」

エリ「…今までの解析で、あの2機に魂と似たものが備わっていることは判明したわ」
<<ブリット>>
ブリット(魂…! だから、俺はテレキネシス・リンクが出来たのか…)

エリ「でも…BF団やDr.ヘルでさえ、龍王機と虎王機を目覚めさせることは不可能だった…」「だから、彼らはあの2機を外部から強制的に制御するしかなかったのよ」「しかし、何故かあなただけが龍王機や虎王機とリンクすることが出来た…」
○○○「どういうことです?」
エリ「つまり、あなたにはあの2機を制御する資格と能力があるということよ」
<<ブリット>>
ブリット「まさか、そんな…」

ロバート「あり得ない話じゃない。実は安西博士と協力し、中国古代の文献を色々と調べてみたんだ」「すると、中国戦国時代に都市防衛用兵器として超機人…」「つまり、今で言うスーパーロボットが存在していたことが判明した」
<<ブリット>>
ブリット「そんな馬鹿な…それって大昔の話でしょう!?」

ロバート「俺だってそう思うよ。今から2千年以上昔の中国にそんなものがあったなんて…」「魔装機神やオーラバトラー、EOT兵器どころの騒ぎじゃない」
エリ「でも、実際に龍王機と虎王機が存在する以上、信じるしかない。それに…あり得ない話でもないわ」
ロバート「ああ。ライディーンに至っては1万2千年以上前にムー大陸で造られたスーパーロボットらしいからな」
○○○(………)
<<ブリット>>
ブリット「で、龍王機や虎王機と俺の間に何の関係があるんです?」

エリ「龍王機と虎王機は都市防衛のために造られた…つまり、人々を守ることが本来の役目である可能性が高いのよ」
ロバート「わかりやすく言えば、あの2機は正義のスーパーロボットだったかも知れないってことだ」
<<ブリット>>
ブリット「博士らしい言い方ですね」

ロバート「リュウセイの影響かもな」
エリ「…龍王機と虎王機に封入されている魂のようなものはおそらく自律型の思考回路…」「彼らは自分で善悪を判断できるように造られているのかも知れないわ」「だからこそ、BF団やDr.ヘルは龍王機と虎王機を目覚めさせることが出来なかったのよ」
ロバート「それは彼らがいわゆる悪…だからですか?」
エリ「ええ、おそらくね」
○○○「でも、その話が正しいっていう保証はどこにあるんです?」
エリ「あなたの言うことはもっともだわ」「だからこそ、それを確かめるためにあなたに彼らとのT-LINK…つまり意思疎通を行って欲しいの」
<<ブリット>>
ブリット「俺に龍王機と虎王機を説得しろとでもいうんですか!? そんな無茶な…」

ロバート「無茶は承知の上だよ。だが、それによってあの2体が本来の役目を思い出したなら…」「龍王機や虎王機は我々にとってグルンガスト参式以上の強力な戦力となる」
<<ブリット>>
ブリット「…クスハも説得できなかった俺が、あの2体を言い含められると?」

ロバート(………)
エリ「…でも、やってもらうしかないのよ」
○○○(………)
<<ブリット>>
ブリット(…この間、あの2体と接触した時…ノイズに似た念を感じた)(もしかしたら…Dr.ヘル達に操られて苦しんでいたのかも知れない…)
○○○
「わかりました。何とかやってみます」
エリ「ええ、お願いね」
〔レーダー反応〕
○○○「!?」
ロバート「敵襲!? こんな時に!?」
<<ブリット>>
ブリット「博士、俺は弐式で出ます!」


〔国際警察機構の警報〕
大作「!?」「敵襲か…!」「でも、ロボはもう使えないんだ…」
呉学人「大作君、君にはすまないと思っている…」
大作(………)
呉学人「だが、仕方のないことなんだよ。何故なら、BF団の目的は…」
ヒィッツカラルド「残念だな…ロボが封印されているとは」
大作「!?」
呉学人「何者だ!? 名を名乗れ!!」
ヒィッツカラルド「フフフ…よかろう。私の名は素晴らしきヒィッツカラルド
呉学人「ま、まさか、十傑集!?」
大作「あ、ああ…!!」
呉学人「じゅ、十傑集が直接ここへ乗り込んでくるとは!?」
ヒィッツカラルド「フン…こんな支部クラスの防衛網など十傑集には通用せんよ」
大作「ううっ…!」
ヒィッツカラルド「草間大作…ロボの封印を解くつもりなら…」「手伝ってやろうか? ただし、真っ二つだぞ
大作「う、うわあああ!!」
村雨「大作!!」
大作「む、村雨さん!?」
〔指パッチン×2〕
〔爆発音〕

【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「龍と虎」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

あしゅら「フフフ…奴らも国際警察機構北京支部が目的地だったようだな」「安西博士とオオミヤ博士を捕らえることが今回の目的だが…SRX計画の機体は見逃せんな」
イルム「チッ…しつこい奴らだぜ。こっちはてめえらに構っているヒマはないってのに…!」「大丈夫か、□□□!?」
<<ブリット>>
クスハ「は、はい…何とか」

イルム「いいか、俺のことは放っておいて、お前は○○○と接触するんだ!」
<<ブリット>>
クスハ「で、でも…それじゃイルム中尉が…!」

イルム「おいおい、何のために俺がお前をここまで連れて来たと思ってるんだ?」
□□□(………)
イルム「おそらく、イングラム少佐はお前と○○○をエアロゲイターの戦力にするべく育ててきたはずだ…」
□□□(………)
イルム「少佐が裏切った以上、お前までエアロゲイターに捕らえられるわけにはいかない」「それに、今となってはSRX計画の機体はあいつを倒せる唯一の手段になってしまった」
<<ブリット>>
クスハ「でも…私は少佐に利用され、記憶も操作されてブリット君にひどいことをしてしまった…」「今さら、どうやってあの人と顔を合わせれば…」

イルム「………」「だが、少佐の計画なしで○○○とお前の力を引き出すことは出来なかった…」「ま、そいつぁ少佐を止められなかった俺のせいにすればいいさ」「結果的にSRX計画の機体とお前達の力は地球を救う鍵になるはずだからな」
□□□「イルム中尉…」
イルム「だがな、男と女の間は理屈じゃねえんだ」「○○○に対して、悪いと思っているのなら…今日からはあいつの力になってやれ」
□□□「………」
イルム(もっとも…俺が言えたことじゃねえか。俺だって…リンの力にはなれなかったからな…)「さあ、行け! 行って○○○とこの星の明日のために戦うんだ!」(…って、我ながらちょっとカッコつけずぎかな?)
〔味方ユニット出現〕
○○○「あ…あれは、ヒュッケバインMK-II!!」
ロバート「やはり現れたか、イルムガルト=カザハラ…」
<<ブリット>>
ブリット「クスハ!」
クスハ「………」
ブリット「どうした!? 何で返事をしないんだ!?」(くっ…直接、話をするしかないか!)

載宗「中条長官、奴らの目的はおそらく…」
中条「うむ。龍王機と虎王機を完全に目覚めさせるために…」「安西博士やオオミヤ博士を捕らえるつもりなのだろう。載宗君は鉄牛君と一緒に2人を護衛してくれ」
載宗「わかりました」
〔基地に爆発〕
〔爆発音〕

中条「な、何だ!?」
呉学人「ちょ、長官! 十傑集がグルガンスト参式を…!!」
載宗「な、何だと!?」
〔味方ユニット出現〕
中条「ロボ!?」
大作「む、村雨さん! 呉先生!!」
村雨「大作、お前は逃げろ! 奴らの目的はおそらく…」
〔指パッチン〕
村雨「うぐっ…!」
ヒィッツカラルド「ほう…私の指に耐えられるとは…」「もしや、貴様が不死身の村雨健二か!」
村雨「………」
呉学人「何が目的でここへ来た!?」
ヒィッツカラルド「フフフ…グルンガスト参式を破壊するためだ」
呉学人「な、何故、参式を…!?」
ヒィッツカラルド「龍王機と虎王機の覚醒にはグルンガスト参式など必要ないだろう?」
呉学人「な、何だって!?」
〔指パッチン〕
〔基地に爆発〕
〔爆発音〕

ロバート「ああっ! グルンガスト参式が!!」
中条「このままでは奴1人にこの支部が破壊されてしまう!」
ヒィッツカラルド「いやいや…君達は運がいい。今日は特別でね、もう1人来ているんだ
〔敵ユニット出現〕
大作「あれはGR2!!」
セルバンテス「大作君…そろそろ君のロボが我々BF団にとって必要になってきたのでね…」「今日こそはロボを返してもらうよ」
大作「!!」
中条(やはり、それが目的か!)
大作「中条長官、僕はロボで戦います!」
中条「………」
最策「…他の人達を犠牲にしてまで命令を守るなんて…僕には出来ません!」
中条「大作君…」
大作「それがエキスパートとして相応しくないというのなら…」「僕はエキスパートなんかにはなりたくありません!」
<戦闘開始>

<1EP>
〔恋人、行動終了〕
イルム「どうした、クスハ! 何故、北京支部に向かわない!?」
<<ブリット>>
クスハ「中尉を…放っておくわけにはいきません!」
イルム「イングラムがここに現れたらどうする気だ!? いいから、早く行けよ!!」
<<ブリット>>
クスハ「いえ、中尉こそ逃げて下さい! 私が敵を引き付けます!」

イルム「な、何だと!?」
<<ブリット>>
クスハ「…私のヒュッケバインのT-LINKシステムには敵を引き寄せる機能があると聞きました」

イルム「!! おまえ、どうしてそれを…」
<<ブリット>>
クスハ「イルム中尉が私といっしょに行動しているのは…私が引き付ける敵を倒すためなんでしょう?」

イルム「う……」
<<ブリット>>
クスハ「私は今まであなたの守られ続けてきました…だから、今度は私が中尉を助ける番です」

イルム「お、お前…!」

<2EP・味方援現>
〔落雷×4〕
<<ブリット>>
ブリット「こ、この感じは…龍王機と虎王機か!?」

〔敵ユニット出現〕
エリ「間違いない…龍王機と虎王機だわ…」
マサキ「な、何だ、ありゃ!?」
クロ「もしかして…甲児が言っていた龍型と虎型のロボットニャの!?」
イルム「チッ…あれが噂の発掘兵器か! タイミングが悪すぎるぜ!!」
〔敵ユニット出現〕
あしゅら「遅かったな、ブロッケン!」
ブロッケン「フン、龍王機と虎王機は貴様の機械獣とはワケが違うのでな!」「さあ、龍王機に虎王機よ。手始めにSRX計画のパーソナル・トルーパーを血祭りに上げろ!!」
龍王機「………」
虎王機「………」
<<ブリット>>
ブリット「!」(龍王機と虎王機からノイズに似た念が走った!?)
クスハ(な、何なの…!? あのロボットは…苦しんでいる?)
ブリット(あの2体に接近して、こちらからT-LINKシステムを使って念を送り込めば何とかなるか!?)
クスハ「………」「さあ、来なさい。あなた達の相手は私がするわ!」

マサキ「まずいぞ! あいつら、あの青いパーソナル・トルーパーを集中攻撃するつもりじゃねえのか!?」
銀鈴「…まるで敵があの機体に引き寄せられているみたいだわ…!」
マサキ「このままじゃあいつ、やられちまうぞ!!」
□□□(イルム中尉、後のことはお任せします」
<<ブリット>>
クスハ(ブリット…あなたには一言謝っておきたかった…)

銀鈴「!」
マサキ「おい、○○○!」
<<ブリット>>
ブリット「わかってる!」「今度こそ…今度こそ俺はあいつを助けてみせる!」「俺は二度とあんな思いをするのは御免なんだ!!」

ブロッケン「だが、この状況でどうやって助けるというのだ?」
○○○「!!」
ブロッケン「この龍王機と虎王機の前では、貴様らなど無力だということを教えてやる!」「やれい、虎王機よ!!」
□□□「!!」
<<ブリット>>
ブリット「や、やめろぉぉぉぉっ!!」

〔虎王機、恋人へ隣接〕
[イベント戦闘「恋人vs虎王機」]
<<ブリット>>
クスハ「…これでいい…私はこうなって当然だもの…」
ブリット「クスハ!!」
クスハ「あ…この念は…何…?」

〔味方ユニット撃破〕
○○○□□□ッ!!!」
イルム「お、おのれ…!!」
○○○「あ、ああ…」
ブロッケン「ぐははは! もろい、もろいぞ!! SRX計画の機体と言っても所詮こんなものか!?」
イルム「き、貴様ッ…!!」
ブロッケン「龍王機と虎王機があれば、ロンド=ベル隊を全滅させることも容易い!」
○○○「う、うう…」
<<ブリット>>
ブリット「うおおおおっ!!」

〔主人公、精神コマンド「気合」×4使用〕
〔主人公、虎王機へ隣接〕

龍王機「!」
虎王機「!」
<<ブリット>>
ブリット「貴様ら、許さんッ!!」

ロバート「ダメだ、○○○! それでは弐式のウラヌス・システムが作動してしまう!」「そうなったら、お前の機体は…いや、お前の身体も保たない!!」
ブロッケン「フフフ…貴様とて結果は同じだ! やれい、龍王機よ!!」
○○○「!?」
<<ブリット>>
ブリット「な、何だ!? 機体が思うように動かない!?」

ロバート「や、やはり…○○○の念動力の強さに機体が反応しきれていない!」
〔龍王機、主人公へ隣接〕
[イベント戦闘「主人公vs龍王機」]
マサキ「○○○!!」
<<ブリット>>
ブリット「ううっ…グ、グルンガスト弐式が…!」

ブロッケン「龍王機! そいつにトドメを刺せ!!」
<<ブリット>>
ブリット「く、くそっ…機体が動かない!!」

龍王機「………」
<<ブリット>>
ブリット「たのむ! グルンガスト、動いてくれ! 俺はこんな所でやられるわけにはいかないんだっ!!」

龍王機「………」
ブロッケン「どうした、龍王機! 何をしておる!? !? 早くそいつにトドメを刺さんか!」
龍王機「………」
ブロッケン「ええい、何だと言うのだ!? ならば、虎王機、貴様がやれい!!」
虎王機「………」
〔機体の起動音〕
<<ブリット>>
ブリット「な…何だ…!? T-LINKシステムが…別のシステムに切り替わった…?」「これは…何だ? ウラヌス・システムだと…?」

〔サイコドライバー能力発現〕
<<ブリット>>
ブリット「何だ!? 一体、何とリンクしてるってうんだ!?」

〔サイコドライバー能力発現〕
○○○「!!」
□□□「…吾、汝に問う…」
<<ブリット>>
ブリット「こ、この声は…クスハ!? い、生きていたのか!?」
□□□
「…破邪強念で吾が魂に触れたるは汝か?」
<<ブリット>>
ブリット「クスハじゃない? ま、まさか…龍王機が喋っているのか!?」「いや、違う…これは念だ。俺は龍王機とクスハを通じてT-LINKしているのか…!?」
□□□
「吾が名は龍王機…古より人界を守護する超機人なり」「吾の目覚めは的殺の彼方から羅コウ神の使者が迫る証とならん」「然るに、吾が使命は羅コウ神を退け人界を護ることなり」
<<ブリット>>
ブリット「や、やっぱり…この2体は安西博士が言った通り、人々を守るために造られたのか!?」
□□□
「汝ら破邪強念を備え、吾らの主となる資格あり」「吾の真なる覚醒…五行器の輪転には2人の強念者を要す」
<<ブリット>>
ブリット「お前達の力を完全に覚醒させるには…2人の念動力者が必要だというのか!?」
○○○
「もう1人の念動力者って…まさか!?」
□□□「汝、人界の救済を望まば、吾、神体を以て汝の意を遂げん」「唱えよ…必神火帝・天魔降服・龍虎合体」
○○○「龍虎合体…!?」
□□□「さあ、唱えよ…」
○○○「………」「………」
<<ブリット>>
ブリット「わかった…なら、お前らの力、見せてもらうぞ!!」「行くぜ! 龍虎合体!!」

〔味方ユニット撃破〕
[デモムービー「龍虎合体」]
〔敵ユニット離脱〕
〔味方ユニット出現〕

あしゅら「な…何だ、あれは!?」
ヒィッツカラルド「フン、孔明が言った通りの本性を現したか…」
あしゅら「どういうことだ、ブロッケン! あれは一体何だ!?」
ブロッケン「吾輩は知らんぞ! 奴らにあんな機能があったとは!!」
あしゅら「………」「や、奴らは…機械獣の亜種などではない!」「あれではまるで…機械の神!?」
エリ「あ、あれが…龍王機と虎王機の真の姿…!」
ロバート「2体合体の超機人…スーパーロボットか!」
<<ブリット>>
ブリット「そう…こいつの名は龍虎王…そして」

〔主人公、変形〕
<<ブリット>>
クスハ「これがもう一つの姿、虎龍王…」

イルム「□□□!! お前、無事だったのか!?」
<<ブリット>>
クスハ「ええ…私は虎王機に助けられました」

ロバート「合体後の形態が二つあるというのか…!?」
〔恋人、変形〕
<<ブリット>>
ブリット「クスハ、話は後だ。今はこいつらを叩く!」
クスハ「ええ!」


<大作vsセルバンテス>
セルバンテス「大作君…君がBF団にこれ以上逆らうと言うのなら、私は君達を本当に倒さなければならなくなる…」
大作「………」
セルバンテス「だが、君がロボを我々に返してくれるなら、他の連中の命を助けてやってもいいのだよ?」
大作「何だって…!?」
セルバンテス「吾がBF団は異星人から地球を守るために君のロボを必要としているんでね…」
大作「!!」
中条「馬鹿な…彼らの目的は侵略者から地球を守ることだというのか!?」
大作「お、お前達BF団が…地球を守るだって!?」
セルバンテス「そう。そのため、我々はGR計画を本格的に開始しなければならない」
大作「ジ、GR計画…!?」
セルバンテス「だから大作君、ロボを我々に返してくれたまえ」「君がロボを手放さない限り…地球に明日はないのだ」
大作「………」
セルバンテス「さあ、ロボを渡したまえ。そしてビッグ・ファイアの名の下で地球を守るため、共に戦おうではないか」
大作「………」
銀鈴「大作君! そんなことを信じちゃいけないわ!!」
大作「………」
セルバンテス「さあ、大作君。他の連中の命を救うためにも…」
大作「………」「父さんは…」「父さんは…ロボにそんなことを望んではいない…」「でなければ、BF団から脱走し、僕にロボを託さなかったはずだ」「それに…世界を救うのはBF団じゃない!」
セルバンテス「ほほう…ならば、君とロボが世界を救うと言うのかね?」「それは思い上がりというものだよ」
大作「僕だけじゃない! ロンド=ベル隊のみんながこの世界を救うんだっ!!」「行けっ、ロボ! あいつを倒すんだっ!!」

<あしゅら撃破>
あしゅら「あの計画さえ発動すれば貴様らなど…!!」

<ブロッケン撃破>
ブロッケン「龍王機と虎王機を奪われても、吾輩達にはあの計画が残されている!」「この次は必ず貴様らにを地獄に叩き込んでくれるわ!」

<セルバンテス撃破>
セルバンテス「ば、馬鹿な…! 二度ならず三度までGR2がぁぁぁっ!!」
ヒィッツカラルド「チッ! 十傑集ともあろう男が、だらしのない!」「だが、目論見通り龍虎王と虎龍王は覚醒した…今日のところはこれで良しとするか」

<敵全滅・勝利条件達成>
※※まだイルム健在の場合、セリフ追加※※
イルム「いいか、□□□。これからは○○○と一緒にその龍虎王で戦うんだ」
○○○「………」
イルム「俺が言えた事じゃないが…過去の事は気にするな」「それよりも、これからの方が重要だぜ」
○○○「………」
イルム「それから○○○、お前にはすまないことをしたと思っている…」「もっと早く俺がイングラムを止めていれば…こんなことにはならなかった」
○○○「………」
イルム「イングラム少佐とのケリは俺がつけてやる。お前は□□□のことを頼むぜ」

〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 国際警察機構北京支部

中条「オオミヤ博士、龍虎王と虎龍王の調査結果はどうかね?」
ロバート「詳細はまだ不明ですが…○○○□□□の意識とリンクしているようです」
呉学人「つまり、あの2体は彼らにしか扱えません」
中条「呉先生…ケガの方は大丈夫なのかね?」
呉学人「ええ、村雨君のおかげで何とか…」「それから…これは私とオオミヤ博士の提案ですが…」「破壊されたグルンガスト参式のパーツを龍王機虎王機に組み込み、新たな機体として使おうと考えています」
中条「あの超機人をかね!?」
ロバート「はい。偶然にもグルンガスト参式は龍虎王同様、2機合体の機体でした」「そこで、○○○達と龍王機・虎王機のリンクをより確実なものにするために…」「参式のコクピット周りのパーツを…すなわちT-LINKシステムをあの2体に組み込むのです」
中条「…龍虎王を新たなグルンガストとして改造するというわけか。しかし、技術的にそんなことが可能なのかね?」
ロバート「とりあえず、何とかやってみるつもりです」
中条「確かにあの2体が我々の戦力となれば心強いが…彼らには自我があるのではないのか?」
ロバート「○○○によるとそうなのですが…合体以来、こちらから彼らに呼びかけても応答がないのです」
呉学人「ただ、龍王機と虎王機は○○○と戦う事を承諾したということだけがわかっています…」
中条「少なくとも、彼らは我々の味方だということか…」
ロバート「はい…」
中条「では、龍王機と虎王機の改修作業を始めてくれたまえ」

□□□(………)
○○○(………)
「SRX計画の真相を聞く」
「何も聞かない」


※※「SRX計画の真相を聞く」を選択した場合のセリフ※※
<<ブリット>>
ブリット「クスハ、俺はお前を責める気はない」
□□□
(………)
<<ブリット>>
ブリット「お前も俺と同じくイングラムに利用されていたことがわかったから…」

※※「何も聞かない」を選択した場合のセリフ※※
<<ブリット>>
クスハ「…私に何も聞かないの?」
○○○
(………)「昔のことを聞いたって…」
<<ブリット>>
クスハ「ごめんなさい…私は…」
ブリット「謝る必要なんてない」
□□□
「!」
<<ブリット>>
ブリット「俺と同じくイングラムに利用されていたことがわかったから…」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

<<ブリット>>
ブリット「だけど、一つだけ教えてくれ」
□□□
「……何?」
<<ブリット>>
ブリット「俺達が持っているというサイコドライバーの力って一体何なんだ?」「そして、その力を発揮したら俺達はどうなるんだ?」
○○○
(………)
<<ブリット>>
クスハ「…私もサイコドライバーの力について詳しいことは知らないの」
□□□
「…ただ、サイコドライバーの力が全て解放された時、人は人でなくなるという話を聞いたことがある…」
<<ブリット>>
クスハ「そして、T-LINKシステムは念動力だけでなく、サイコドライバーの力を引き出すための装置でもあるの…」
○○○
(………)
<<ブリット>>
クスハ「それに、あのシステムには敵を引き寄せる機能が備わっていると聞いたことがあるの…」
ブリット「な、何だって!?」
クスハ「私達の念はT-LINKシステムで増幅され、敵の位置などを知るために周辺へ放出されるわ」「でも、同時にそれは敵を無意識に私達の所へ引き寄せることにもなっているらしいの」
ブリット「そ、そんな…じゃあ、俺達の念が強くなれば強くなるほど敵が近寄ってくるっていうのか!?」
クスハ「…そうやって、私達を絶体絶命の危機に追い込み、サイコドライバーの力を誘発させるのが目的なのかも知れない」
○○○
(………)
<<ブリット>>
クスハ「…私達は…イングラム少佐にとってただの実験体に過ぎない…」「…それに、私はあなたと過ごした記憶どころか…」「…SRX計画に参加する前の記憶もあやふやなの…」
○○○
「……!」
<<ブリット>>
クスハ「もしかしたら、今の私の記憶ですら少佐によって作られたものかも…」
ブリット「それ以上言うな!」
□□□
「!」
<<ブリット>>
ブリット「昔の記憶なんて…今の俺達にはどうでもいいんだ」「大切なのはこれからどうするか、だ」
□□□
(………)
<<ブリット>>
ブリット「イングラムの本当の目的がどうだろうが、俺は自分の力をみんなが生き残るために使いたい」
□□□
(………)
<<ブリット>>
ブリット「だから、俺に協力してくれ。俺と一緒に龍虎王で戦ってくれ」
□□□
(………)
<<ブリット>>
クスハ「こんな私で…いいの?」
ブリット「当たり前だ。俺達は…そのために出会ったんだ。少なくとも、俺はそう思いたい」
□□□
(………)
<<ブリット>>
クスハ「…わかったわ。私、あなたといっしょに戦います。それが…あなたのためになるなら」
ブリット「ありがとう、クスハ」「じゃあ、俺はオオミヤ博士の所へ行って来る」

〔扉の開閉音〕
<<ブリット>>
クスハ「…ブリット君」
ブリット「何だ?」
□□□
「…ありがとう」

大作「長官…僕はBF団の目的がロボを取り戻すことだと気づきませんでした」「だから、長官はBF団にロボを奪われないよう、ロボを封印するつもりだったんですね?」
中条「そうだ」
載宗(………)
大作「…僕はそんなことも知らず、命令に背いてロボを出撃させてしまいました」「ですから…僕にはエキスパートの資格はありません」
銀鈴「大作君…」
鉄牛(フン、いい気味だぜ)
中条「では、大作君。命令違反に対する処分を通達する」
大作「…はい」
中条「君にはエキスパートから外れてもらう」
大作「…わ、わかりました…」
載宗「ちょ、長官! 本気ですかい!?」
銀鈴「大作君がロボでGR2と戦ってくれなければ、北京支部は破壊されていたかも知れないんですよ!?」
中条「だが、命令違反を犯したことに違いはない。その処分は必要だ」
載宗「だったら、十傑集の侵入に気づかなかった俺と鉄牛も処分するのが筋ってモンですぜ!」
鉄牛「あ、兄貴! 何で俺まで…」
載宗「馬鹿野郎! 俺とお前がもっとしっかりしていれば、大作は出撃しなくても良かったんだ!」
鉄牛「で、でもよ…」
載宗「じゃあ、お前にあのGR2…ジャイアント・ロボの2号機を止めることが出来たのか?」
鉄牛「そ、そいつぁ…やってみなきゃわからねえ」
大作「いいんです…鉄牛さん、載宗さん。命令に背いた僕が悪いんです」
載宗「だ、大作…」
鉄牛(………)
中条「では、大作君…君のこれからのことだが…」
大作(………)
中条「本日付けをもって、ロンド=ベル隊への転属を命じる」
大作「!?」
銀鈴「長官…!」
中条「無論、ロボも一緒にだ。わかったかね?」
大作「え…で、でも…」
中条「大作君…これからの世界の命運を握るのは我々やBF団ではない」
大作(………)
中条「ロンド=ベル隊こそ、この世界を救う者達だと私は信じている」「そして、君は彼らと共に戦い、草間博士の行いが間違っていなかったことを証明したまえ」
大作「は、はいっ!」
鉄牛「ちょ、長官…いいんですかい?」
中条「梁山泊には私から説明しておく。それから銀鈴君。君は引き続きロンド=ベル隊へ出向してくれたまえ」
銀鈴「はい」
中条「龍虎王の改修が済み次第、マサキ君達と一緒に日本へ向かってくれ」
銀鈴「わかりました」
載宗「大作…俺達がいなくても大丈夫だな?」
大作「はい。ロボと…ロンド=ベル隊のみんながいてくれますから…!」
鉄牛「ケッ…調子に乗るんじゃねえよ」
駄作「鉄牛さん…」
鉄牛「大体、おめえは横から見ていて危なっかしいんだ」
大作(………)
鉄牛「だからよ、助けが欲しくなったらいつでも俺と兄貴を呼びな。お前が死んだらロボを動かせる奴がいなくなっちまうからよ」
銀鈴「鉄牛…」
載宗(ったく、素直じゃねえんだから…)
鉄牛「わかったな?」
大作「は、はい! ありがとうございます!」
【シナリオエンドデモ終了】


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