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No.49
進路に光明、退路に絶望

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

タシロ「どうかね、ガンバスターは?」
オオタ「縮退炉の最終チェックとパイロットの訓練にもう少し時間がかかりそうです」
タシロ「アマノ君達が帰還してから3日か…正直なところ、あれを使うことなく地球圏へ帰還したいものだな」
オオタ(………)
タシロ「ところで、ガンバスターのパイロットは決まったのかね?」
オオタ「は。アマノとタカヤをガンバスターに乗せます」
タシロ「ほう…アマノ君とユング君ではないのかね?」
オオタ「いえ。当初からアマノとタカヤの両名を予定していました」
タシロ「そうか。ま、期待しておるよ」
〔ヱクセリヲンの警報〕
タシロ「何ごとだ!?」
副長「艦長、本館の航道4時方向にデフォールド反応を感知しました!」
タシロ「敵なのかね!?」
副長「識別コードを照合中です…」「該当する機体がありました。YF-21、SDFのプロジェクト・スーパーノヴァの試験機です」
タシロ「ふむ…YF-21が本艦へ来るとは聞いていたが…どうしてこんな宙域まで…?」
副長「あれには試作型のフォールド・ブースターがオプションで装備されています。おそらく、それを使ったのでは…?」
タシロ「…ふむ。さすがは最新のEOTを使用したAVF…次期全領域戦闘機ということか」

オオタ「まずは昨日の復習からだ。ターンアップからブレーキオフまで3分以内にやってみろ」
ノリコ「はい!」
〔シミュレーターの駆動音〕
ノリコ「1、2、3! Aパターン終わり!」
オオタ「遅い。敵は3分もあれば火星から月まで来るぞ」
ノリコ「は、はい!」
オオタ「いいか、タカヤ。一つ教えておく。自分を守れるのは自分だけだ」「しかし、そのために仲間を犠牲にすることは許されん」「自分を守り、さらに仲間を救いたければ、それだけの努力をしろ」
ノリコ「はい!」
オオタ「ようし…Cパターンまでをあと50回繰り返せ」
ノリコ「はい、コーチ!」
〔シミュレーターの駆動音〕
ユング「………!」(…オオタコーチは最初からノリコに決めていた…私ではなく…ノリコに!!)

副長「タシロ艦長、YF-21のテストパイロット、ボーマン主任です」
ガルド「ゼネラル・ギャラクシー社のガルド=ゴア=ボーマンです」
タシロ「ヱクセリヲン艦長のタシロタツミだ」「ところで、君がいた南アタリア島はマクロスのフォールドによって消滅している可能性が高いと聞いておったのだが…」
ガルド「確かに、島の地表はフォールド突入の衝撃で大きな被害を受けましたが…」「DCやゼネラル・ギャラクシー社の地下施設はかろうじて難を逃れました」「その後、我々はマクロスと連絡を取ってヱクセリヲンの現在位置を予測し…」「試作型フォールド・ブースターのテストを兼ねてここまで来たのです」
タシロ「では、君の競合相手となるYF-19のパイロットを紹介しよう」
ガルド「!」
イサム「!?」(奴が…YF-21のテストパイロット!?)
ガルド(何故、この男がここに…?)
タシロ「彼がYF-19のテストパイロット、イサム=ダイソン中尉だ」
ガルド(………)
イサム(………)
副長「ダイソン中尉、彼のYF-21は最新のEOTを使用した画期的な機体だそうだ」「君もおちおちしてられんぞ」
ガルド「…無駄な浪費かと思いますが」
イサム「何だと!?」
ガルド「…抑制能力の欠けたパイロットのために高価な機体を台無しにすることになるでしょう」
イサム「てめえッ!!」
〔物をどかす音〕
イサム「誰のこと言ってんだよ!?」
ガルド「…自分で証明してどうする?」
イサム「くっ…この野郎…!」
タシロ「副長、この2人は知り合いなのかね?」
副長「そのようですな。仲が良さそうには見えませんが…」

オオタ「何だ、聞きたい事とは?」
カズミ「いつまで…タカヤさんにあんなことをさせるおつもりですか?」
オオタ(………)「…終わるまでだ」
カズミ「ガンバスターは私に合わせて設計されたものです。あの子には少し酷じゃなくって?」
オオタ「思い上がるのもいい加減にしろ」「ガンバスターはお前達二人で一つのマシーン兵器だ。あいつの心配をする暇があったら、自分をみがけ」
カズミ「思い上がっているのはあなたの方だわ。どうしてそう人を思い通りに出来ると考えられるのかしら」
オオタ(………)
カズミ「あなたの恨みを晴らす道具に作り上げられるのは私一人でたくさん!」「…あの子を巻き込まないで…!」
オオタ(………)
カズミ「…これで失礼致します」
オオタ「…それだけか」
カズミ「!」「…これからの戦い…人類がその全てをかけて挑む戦いを…あの子は生き延びることが出来ません」「自分一人守れない者が他人を救うことが出来て…コーチ?」
オオタ(………)
カズミ「こぼれた水は…もうコップには戻りませんわ」
オオタ「アマノ…」
カズミ「はい」
オオタ「一つ言っておく。こぼれた水はまたくめばいい。それだけだ
カズミ(………)

副長「艦長、オオタ少佐から艦外演習の申請が2件来ています」
タシロ「2件?」
副長「はい。2機のAVF…YF-19とYF-21の比較性能試験演習と…」「コクピット内をガンバスターと同じものに換装したRX-7によるパイロット候補生同士の模擬戦です」
タシロ「副長、この宙域に敵は?」
副長「現在のところ感知しておりません」
タシロ「よろしい。艦外演習を許可する」
副長「では、どちらから行いますか?」

※※No30AorNo30Bで「弾丸を撃ち落とす」を選択した場合のセリフ※※
タシロ「そうだな…AVFの比較性能試験から始めるとオオタ君に伝えてくれたまえ」
※※No30AorNo30Bで「EVAで受け止める」を選択した場合のセリフ※※
タシロ「そうだな…RX-7の模擬戦から始めるとオオタ君に伝えてくれたまえ」

副長「了解です」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「進路に光明、退路に絶望」


【戦闘マップ開始】
≪No30orNo31で「弾丸を撃ち落とす」を選択≫

〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
〔第3軍ユニット出現〕

ガルド(脳波コントロールユニット、脳内ダイレクト・イメージ・システム…BDIシステム接続…)
オオタ「それでは、AVFの比較性能試験演習を開始する」
イサム「アルファ1、了解!」
ガルド「…オメガ1、了解」
オオタ「これより、遠隔誘導ドローン10機による演習攻撃を命じる」「今回のテストは敵弾回避能力並びに宙間戦闘能力の判定だ」「まず、オメガ1から開始する。最低でも80%で撃墜してみせろ」
ガルド「了解…ただし、100%を保証します」
オオタ「…いいだろう。では、ドローンを射出する!」
〔敵ユニット出現〕
イサム「エアロゲイターのバグス…?」
オオタ「そうだ。今までの戦闘で捕獲した機体を改修したものだ」
イサム「ヘッ…じゃあ、奴のお手並み拝見といくか」
ガルド「………」(目標到達まで60秒か…イサム、実力の差を思い知るがいい…)
〔ガルド、前進〕
〔ガルド、マップ兵器「超高機動マイクロミサイル」使用〕
〔敵ユニット撃破〕

イサム「ヘッ、全機撃墜かよ。敵の弾をよけるまでもないってか。遅れてきた割にはやるじゃねえか…」
ガルド「………」「貴様には渡さない…」
イサム「!?」
ガルド「ミュンもプロジェクトも…」
イサム「!!」「…勝手にしな。だけど、プロジェクトは譲れないぜ」
ガルド「貴様のような裏切り者には渡さない…!」
イサム「てめえ…!」
オオタ「私語を慎め! 次はアルファ1の番だ!」
イサム「オオタ少佐、ドローンの数をオメガ1より増やしてくれて結構だぜ!」
ガルド「!」
オオタ「自信と過信をはき違えるのは禁物だぞ」
イサム「要は結果を出しゃあいいんだろ、結果を!」
オオタ「………」
〔敵ユニット出現〕
オオタ「いいんだな?」
イサム「ガルドのタコに出来て、俺に出来ねえなんてワケにはいかねえんだよ!」
<戦闘開始>

【戦闘マップ開始】
≪No30orNo31で「EVAで受け止める」を選択≫

〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

オオタ「では、これよりマシーン兵器の模擬戦を行う」
ノリコ「………」
ユング「………」
オオタ「今回の結果でガンバスターのパイロットとしての適性を見る。それを忘れるな」
ノリコ「………」
ユング(…パイロットはノリコに決まっているというのに…何故、こんな模擬戦なんかを)(これじゃ茶番だわ…!)
ノリコ「………」
ユング「随分とコーチにしごかれているみたいね、ノリコ…」
ノリコ「……!」
ユング「ちょうどいいわ。あなたと勝負をしたかったの」
ノリコ「でも、あなたと私じゃ全然試合にならないわよ…お手柔らかにね、ユング」
ユング「!! 私が負けるっていうこと!?」
ノリコ「何を言ってるの…?」
ユング「馬鹿にしないで!!」「あなたがコーチからガンバスターの特別訓練を受けてるってことぐらい、知ってるわ!」
ノリコ「!」
ユング「さあ…特訓の成果、見せてよ!」
ノリコ「………」(私は…ガンバスターのパイロットなんだ)(お姉様にどう言われても、みんなにどう思われても、やるしかないんだ)
ユング(さあ…来なさい、ノリコ。私の意地をあなたに見せてあげる!!)
〔ユング、ノリコへ隣接〕
[イベント戦闘「ノリコvsユング」]
ノリコ「きゃあああっ!?」
ユング「どうしたの、ノリコ! それがあなたの実力なの!?」
ノリコ「くっ…!」
ユング「その程度の腕でガンバスターのパイロットですって…? 笑わせないで!」「あなた、そんなことで地球を救えるとでも思ってるの!?」
ノリコ「わ、私は…!」
ユング「悪いけど、あなたじゃ無理よ。だから、ガンバスターは私が乗ってあげる」
〔ヱクセリヲンの警報〕
副長「艦長! 本艦の周辺に重力波を多数感知! 何者かがこの宙域にデフォールドして来ます!」
タシロ「何!?」
〔敵ユニット出現〕
ミリア「フッ…マイクローンの艦に出会うとは私も運がいい。この宙域を集中して哨戒していたかいがあった」「クァドラン・ロー各機は敵母艦の艦載機射出口を集中攻撃しろ」「そうすれば奴らは手も足も出まい」(それに…あの艦には私を負かしたマイクローンがいるかも知れないからな)
タシロ「何て数だ…! それに、こんな至近距離へ正確にデフォールドしてくるとは…」
副長「敵はマクロスから報告があった、女性だけの軍隊…メルトランディだと思われます!」
タシロ「非常事態発生! 総員第一種戦闘配置!!」
ユング「こんな時に…何てこと!」
オオタ「タカヤ、お前の機体は損傷が激しい。すぐに帰還しろ!」
ノリコ「は、はい…!」
〔ノリコ、タシロへ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕
〔味方ユニット出現〕

ガルド(脳波コントロールユニット、脳内ダイレクト・イメージ・システム…BDIシステム接続…)
イサム「お前と比較性能試験で一勝負したかったところだが…状況が状況だ」「トライアルは一時お預けだな」
ガルド「………」「…お前には無理だ」
イサム「何!?」
ガルド「何も守れやしない。何も越えられない…!」
イサム「うるせえ!」
ガルド「何故、7年前のあの時…俺やミュンの前から姿を消した?」
イサム「………」「…てめえにゃ関係ねえ」
ガルド「………」
イサム「それよりも、俺達3人で敵の相手をしろってのか?」
ユング「残りのマシーン兵器は!?」
副長「艦長! マシーン兵器射出器に異常発生! 残りの機体が発進できません!」
タシロ「な…何だと!?」
副長「彼我戦力差が大きすぎます! このままでは敵の集中攻撃を受けて…!」
ノリコ「ユ、ユング!!」
ユング「…これぐらいの敵、何でもないわよ」
ノリコ「で、でも!!」
ユング「ガンバスターのパイロットに選ばれなかった私にとって、最後の見せ場になるかも知れないけどね」
カズミ「ユング…!」
ノリコ「………」
イサム「………」「アルファ1よりヱクセリヲンへ! 俺達が時間を稼ぐから、すぐにワープの準備に入ってくれ!」
タシロ「どういうことか、中尉!?」
イサム「今の状況じゃ、ヱクセリヲンは撃沈されるだけだ。さっさとワープでこの宙域から脱出してくれ!」
タシロ「な、何!? それでは君達が…!」
イサム「ワープ前に俺達のAVF用のフォールド・ブースターを射出してくれれば大丈夫だ!」
タシロ「し、しかし…!」
イサム「心配はいらねえ! ユングも必ず連れて帰る! だから、早くワープの準備を!!」
タシロ「………」「…わかった。副長、ワープの準備を急いでくれ!」
副長「了解です」
ノリコ「そ、そんな…! ダイソン中尉やユング達が生きて帰って来る保証なんて…!」
タシロ「………」「タカヤ君、気持ちはわかる。しかし…これからの戦いに備えて、我々は本艦を失うわけにはいかんのだ」
ノリコ「仲間を見捨てて私達だけ逃げるっていうんですか!?」
カズミ「ノリコ!」
タシロ「………」
ノリコ「ここでユング達を助けられない私達が…人類を救うことなんて出来ません!」
ユング「ノリコ…あなたの気持ちは嬉しいわ。でも、タシロ艦長の言う通りよ」
ノリコ「!」
ユング「その代わり…ガンバスターをモノにしないと承知しないわよ」
ノリコ「ユ、ユング…!」
イサム「さあ…行くぜ、天才パイロットさん!」「俺達が落とされたら終わりだってこと忘れじゃねえぞ!」
ユング「わかってるわ! 天才の名は伊達じゃないのよ!」
<戦闘開始>

≪No30orNo31で「弾丸を撃ち落とす」を選択≫
<敵全滅・敵増援1出現>

ガルド「………」
イサム「ま、ざっとこんなもんよ!」
オオタ「「口先だけではないようだな。次は射撃命中精度テストを行う」
〔敵ユニット出現〕
〔イサム、メギロードへ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕

ガルド「貴様! 何のつもりだ!?」
イサム「てめえがトロいから、代わりにやってさしあげたんだよ!」
ガルド「貴様…!」「こちらオメガ1。状況が変わった。これより格闘戦データの収集に移る!」
オオタ「何だと…? オメガ1、アルファ1、テストの続行を命令する!」
イサム「こちらアルファ1。ノイズが多くて良く聞こえない。状況回復まで一時交信を中断する!」
〔ガルド、第3軍から敵へ〕
〔ガルド、前進〕
イサム「てめえ、やるってのか!?」
ガルド「………」
〔ガルド、イサムへ隣接〕

<イサムvsガルド>
ガルド「…お前には無理だ」
イサム「何!?」
ガルド「何も守れやしない。何も越えられやしない…!」
イサム「うるせえ!」
ガルド「何故、7年前のあの時…俺やミュンの前から姿を消した?」
イサム「………」「…てめえにゃ関係ねえよ!!」

≪No30orNo31で「弾丸を撃ち落とす」を選択≫
<ガルド撃破or敵増援1出現後、2ターン後EP・敵増援2出現>
※※既にガルド撃破の場合、セリフ追加※※
ガルド「くっ…BDIシステムに異常が…」「テスト続行不可能…帰還する」
イサム「何だ何だ? その程度かよ!」
ガルド「…貴様…!」
〔敵ユニット撃破〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔ヱクセリヲンの警報〕
副長「艦長! 本艦の周辺に重力波を多数感知! 何者かがこの宙域にデフォールドして来ます!」
タシロ「何!?」
〔敵ユニット出現〕
ミリア「フッ…マイクローンの艦に出会うとは私も運がいい。この宙域を集中して哨戒していたかいがあった」「クァドラン・ロー各機は敵母艦の艦載機射出口を集中攻撃しろ」「そうすれば奴らは手も足も出まい」(それに…あの艦には私を負かしたマイクローンがいるかも知れないからな)
タシロ「何て数だ…! それに、こんな至近距離へ正確にデフォールドしてくるとは…」
副長「敵はマクロスから報告があった、女性だけの軍隊…メルトランディだと思われます!」
タシロ「非常事態発生! 総員第一種戦闘配置!!」
イサム「ヘッ、ちょうどいいや。ガルド相手じゃ物足りなかったところだ」「それに相手が女となりゃ、ちったやる気も出てくるってモンだぜ!」
※※まだガルド健在の場合、セリフ追加※※
ガルド「比較性能試験は中止だな…」(それに…チャンスはまだある…)
〔ガルド、敵から味方へ〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


≪No30orNo31で「弾丸を撃ち落とす」を選択≫
<敵増援2出現後の次PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
イサム「おいおい、援軍はあんただけかよ!?」
ユング「!? 残りのマシーン兵器は!?」
副長「艦長! マシーン兵器射出器に異常発生! 残りの機体が発進できません!」
タシロ「な…何てこった!」
副長「彼我戦力差が大きすぎます! このままでは敵の集中攻撃を受けて…!」
ノリコ「ユ、ユング!!」
ユング「…これぐらいの敵、何でもないわよ」
ノリコ「で、でも!!」
ユング「ガンバスターのパイロットに選ばれなかった私にとって、最後の見せ場になるかも知れないけどね」
カズミ「ユング…!」
ノリコ「………」
イサム「………」「アルファ1よりヱクセリヲンへ! 俺達が時間を稼ぐから、すぐにワープの準備に入ってくれ!」
タシロ「どういうことか、中尉!?」
イサム「今の状況じゃ、ヱクセリヲンは撃沈されるだけだ。さっさとワープしてこの宙域から脱出してくれ!」
タシロ「な、何!? それでは君達が…!」
イサム「ワープ前に俺達のAVF用のフォールド・ブースターを射出してくれれば大丈夫だ!」
タシロ「し、しかし…!」
イサム「心配はいらねえ! ユングも必ず連れて帰る! だから、早くワープの準備を!!」
タシロ「………」「…わかった。副長、ワープの準備を急いでくれ!」
副長「了解です」
ノリコ「そ、そんな…! ダイソン中尉やユング達が生きて帰って来る保証なんて…!」
タシロ「………」「タカヤ君、気持ちはわかる。しかし…これからの戦いに備えて、我々は本艦を失うわけにはいかんのだ」
ノリコ「仲間を見捨てて私達だけ逃げるっていうんですか!?」
カズミ「ノリコ!」
タシロ「………」
ノリコ「ここでユング達を助けられない私達が…人類を救うことなんて出来ません!」
ユング「ノリコ…あなたの気持ちは嬉しいわ。でも、タシロ艦長の言う通りよ」
ノリコ「!」
ユング「その代わり…ガンバスターをモノにしないと承知しないわよ」
ノリコ「ユ、ユング…!」
イサム「さあ…行くぜ、天才パイロットさん!」「俺達が落とされたら終わりだってこと忘れじゃねえぞ!」
ユング「わかってるわ! 天才の名は伊達じゃないのよ!」

≪No30orNo31で「弾丸を撃ち落とす」を選択≫
<味方援軍1出現後の次PP>
≪No30orNo31で「EVAで受け止める」を選択≫
<2PP>

副長「艦長、本艦の緊急ワープに最低でも0.12パーセクの加速空間が必要です!」
タシロ「やはり、この宙域を強行突破しなければならないのか…!」
副長「本艦が加速空間を確保するためには…」
〔カーソル、脱出ラインを指定〕
副長「この横一列のラインのいずれかにたどり着くことが必要です」
タシロ「よし、本艦のコース上の敵機を集中的に攻撃しつつ、敵艦隊中央を強行突破する!!」

≪No30orNo31で「弾丸を撃ち落とす」を選択≫
<味方援軍1出現の2ターン後PP>
≪No30orNo31で「EVAで受け止める」を選択≫
<3PP>

※※No30AorNo30Bで「弾丸を撃ち落とす」を選択した場合、セリフ追加※※
タシロ「副長、状況は!?」
副長「艦首大破。主電探室、応答なし全天レーダーが使用不能になりました」「第17から59番までの主砲、並びに第2から4番までの光子魚雷発射口も大破しています」
タシロ「ダイソン中尉達は!?」
副長「健在です。しかし…!」

ノリコ「このままじゃ、ユング達が…ユング達が…!!」
オオタ「タカヤ」
ノリコ「コーチ…」
オオタ「お前はこのままでいいのか?」
ノリコ「!?」
カズミ「コーチ、いったい何を…!?」
オオタ「お前はこのまま仲間が死んでいくのを見守るだけでいいのか?」
ノリコ「…で、でも…私にはどうすることも…!」
オオタ「…ただ泣くだけなら、誰にでも出来る。だが、お前にはお前しか出来ないことがあるはずだ!」
ノリコ「………」
オオタ「それがわからないのなら、お前にパイロットの資格はない!」
ノリコ「!! そ、そんな…!」「………」(当たり前よね…私ってこんな時はいつも泣いてばかりだ…)(誰も帰って来なくて一人になっても泣いているのかな…そして、このまま死んじゃうのかな…)(………)(…でも…)(でも、ここで逃げたら…ユング達は…それに、今までの戦いで死んでいった人達は…!)「!」
カズミ「ノリコ! どこへ行くの!?」
オオタ「アマノ!」
カズミ「…コーチ…」
オオタ「これを持ってタカヤを追え」
カズミ「これは…マシーン兵器の起動キー…?」
オオタ「タカヤ…いや、お前達にとって必要となる物だ。さあ、行け!!」
カズミ「は…はい!」

≪No30orNo31で「弾丸を撃ち落とす」を選択≫
<味方援軍1出現後2ターン後EP・敵増援2出現>
≪No30orNo31で「EVAで受け止める」を選択≫
<3EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
副長「敵の増援部隊が現れました!」
タシロ「ぐぐっ…このままでは…!!」

≪No30orNo31で「弾丸を撃ち落とす」を選択≫
<味方援軍1出現後3ターン後PP・味方援軍2出現>
≪No30orNo31で「EVAで受け止める」を選択≫
<4PP・味方援軍1出現>

〔ヱクセリヲンの警報〕
〔爆発音〕
〔衝撃音〕

副長「艦尾損傷、二番補機大破! レーザー群損傷率85%!!」
タシロ「………」「バリアの出力とエンジンを臨界まで上げておけ」
副長「は? しかし、それでは…」
タシロ「いよいよとなれば、機体を大破させてでもこの宙域を突破する!」
副長「艦長…!」
タシロ「我々はここで沈むわけにはいかんのだ!」
副長「………」
〔ヱクセリヲンの警報〕
副長「!? 艦長、第7ハッチが開いています!」
タシロ「何ぃっ!?」「やめろ、タカヤ君! ガンバスターはまだ完全じゃないぞ!
ノリコ「現状で10分は動きます!
タシロ「しかし、亜光速戦闘は無理だ!
ノリコ「いざとなれば、ぶつけるまでです!
タシロ「タカヤ!
オオタ「タカヤ、目標はあくまで敵の主力だ。ザコには目もくれるな!
ノリコ「コーチ……はい!
タシロ「オオタ君!
オオタ「行け!
ノリコ「発進!!
〔味方ユニット出現〕
イサム「な…何だ、あれは!?」
ユング「…ガンバスター…!?」
ノリコ「…お姉様、ごめんなさい。こんなことに付き合わせてしまって…」
カズミ「いいのよ、ノリコ。あなたと私はコンビなのだから…」「それよりも、ヱクセリヲンの進路を確保するわよ!」
ノリコ「はいっ!!」

<イサムvsミリア>
イサム「こいつ…他の連中とは動きが段違いだぜ」
ミリア「このパイロット…腕は立つようだが…奴とは違う」
イサム「ヘッ、ちったあ楽しめそうだな!」

<ガルドvsミリア>
ミリア「何だ、この機体は? 我がメルトランディの物と似ている…」
ガルド「…YF-21に使われたEOTのルーツが今までわからなかったが…」「…どうやらエアロゲイター経由で奴らから流れてきた物だったらしいな」

<ミリア撃破>
ミリア「この私が落とされるとは…!」

<敵全滅orタシロが脱出ラインへ到達・勝利条件達成>
副長「前方0.18パーセクに加速空間を確保しました!」
タシロ「よし! 全艦、ワープ!!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

副長「ワープアウト終了。敵の追尾部隊、見当たりません」
タシロ「何とか助かったか…」
副長「艦長、先程の戦闘とワープが原因でバニシング・モーター及び補機に異常が発生しています」「このまま航行を続けるのは非常に危険です」
タシロ「そうか…何とかSDFアステロイドベルト基地・イカロスに帰還したかったが…やむをえん。この宙域で修理を行おう」
副長「了解です」

※※No30AorNo30Bで「弾丸を撃ち落とす」を選択した場合のセリフ※※
イサム「ノリコ!」
ノリコ「ダイソン中尉…ご無事で…!」
イサム「あんたのおかげで命拾いしたぜ。ロンド=ベル隊へ行っている間に随分と成長したみたいだな」
ノリコ「そんな…ガンバスターのおかげです」
イサム「それにしても、SDFはとんでもねえ兵器を造ったもんだ」「あれ一体を造る金があるなら、YF-19を量産した方がいいんじゃねえのか?」
※※No30AorNo30Bで「EVAで受け止める」を選択した場合のセリフ※※
イサム「…あんた達のおかげで命拾いした。礼を言わせてもらうぜ」
ノリコ「そんな…ガンバスターのおかげです」
カズミ「ダイソン中尉やボーマン就任がいらっしゃらなければ、私達もどうなっていたかわかりませんわ」
イサム「…それにしても、SDFはとんでもねえ兵器を造ったもんだ」「あれ1体を造る金があるなら、YF-19を量産した方がいいんじゃねえのか?」

カズミ「あら…宇宙怪獣を相手にするにはああいう巨大兵器の方が有効ですわ」
イサム「だったら、ガンバスターを量産した方が…」
ユング「ガンバスターの量産計画はすでに進んでいるわ」
ノリコ「ユング!」
ユング「ノリコ…とりあえず、あなた達にお礼を言わせてもらうわ」
ノリコ「ユング…私…」
ユング「…ガンバスターのことは気にしていないわ。私も新型機へ乗ることになったから」
カズミ「新型機…?」
ユング「そう。ガンバスターの量産試作型…シズラー黒(ブラック)にね」
ノリコ「シズラー黒…」
ユング「ガンバスターより火力は低いけど機動性はシズラーの方が上よ。それに、その方が私の性にはあってるわ」
イサム「やれやれ…ガンバスターまで量産するんなら、AVFなんていらないような気がするけどな…」

現在位置 移動中

副長「艦長、宇宙怪獣対策研究班から報告書です」
タシロ「では、内容を聞かせてくれ」
副長「はい。報告によりますと、敵…宇宙怪獣は銀河系の中心より来たと推定されるそうです」
タシロ「銀河系の中心…? 太陽300万個分の高密度領域からだと!?」
副長「そうです。彼らは知的生命体…つまり人類やエアロゲイターとの接触以来、若い恒星を見つけてはそこに卵を生みつけ…」「増殖し、急速にその勢力を拡大させているのです」
タシロ「ここ近年で数多くの恒星が赤色巨星へ変貌したのは奴らのせいだったのか…」
オオタ「彼らがこれまでとってきた戦術パターンから、その行動原理を引き出し、その勢力図にあてはめてみると…」「彼らの目標がわかりました…地球を含んだ、知的生命体が生息していると思われる惑星です」
タシロ「太陽や他星系の恒星ではないのかね? 奴らは恒星に卵を生むのが目的なんだろう?」
副長「彼らにとって恒星は単なる寄生星でしかありません…」
オオタ「本当の目的は知的生命体そのものをせん滅させることにあります」
副長「要するに我々が銀河系という生き物にわいたバクテリアだとすれば…」「彼らはそれを発見し、破壊しに来た免疫抗体のようなものでしょう」
タシロ「…馬鹿な!」
副長(………)
オオタ(………)
副長「対策研究班からの報告書は最後にこうまとめられています…」「銀河系から見れば、我々知的生命体の活動による恩恵は何もない。例えるなら我々は銀河に浮かぶ…ゴミだと」
タシロ(………)「…これが事実だとすれば、地球人どころか、全銀河に生きる知的生命体にとっての大問題となる」
副長「まさに…ビアン博士の言葉通り、人類に逃げ場はない…ということですな」
オオタ「その通りです。我々は人類同士…いえ、エアロゲイターやゼントラーディとも戦っている場合ではありません」
タシロ「ううむ…この事実を早急に地球圏へ伝えねばなるまいな」
オオタ「艦長、提案があります」
タシロ「何かね?」
オオタ「タカヤ、アマノ、ユング…さらにダイソン中尉とボーマン主任を地球圏へ向かわせるのです」
タシロ「そうか…彼らの機体は単体でもワープやフォールドが可能だったな」
オオタ「ロンド=ベル隊…そしてマクロスならこの事態を理解してくれることでしょう」「それに、ロンド=ベル隊への彼らの出向は彼らを機体に馴れさせる最良の手段です」
タシロ「よかろう。そのように手配してくれたまえ」
オオタ「了解です」
タシロ(………)(…地球圏の事態を収拾するために我々SDFが動かねばならん時が来たか…)(だが、果たして人類はこの危機を乗り越えることが出来るのだろうか…?)
【シナリオエンドデモ終了】


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