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No.59A
クロス・ターゲット

【シナリオデモ開始】
現在位置 暗礁宙域

ユーゼス「結城沙羅、アヤ=コバヤシ、□□□□=□□□□□、リューネ=ゾルダークの意識制御は完了した」「後はカルケリア・パルス伝達装置を彼女達にリンクさせれば思いのままに操る事が出来る」
レビ(………)
ユーゼス「どうした…?」
レビ「いえ…何でもありません…」(何故だ…? 前にこれと同じような光景を見たことがある…)(私も…この者達と同じく、カルケリア・パルス伝達装置のリンク処置を受けていた…?)
ユーゼス(………)
レビ(まさかな…生まれながらのバルマー人であり、ラオデキヤ様付きの戦爵の位にいるこの私が意識を制御されているなど…)(………)(それに…あのアヤという女…どこかで見覚えがあるような気がする)(…何故だ…?)
ユーゼス「レビよ、次の作戦にはお前も参加するのだ」
レビ「はっ…サイコドライバーのサンプルとラプラスコンピューターを持つサイバスターを捕らえる作戦ですね」
ユーゼス「そうだ…あの4人を使えばそれらを容易に手に入れることができる…」
レビ「…リュウセイ=ダテはどうするのです? それに、あの男の機体には失われた資源・トロニウムが使われていますが…」
ユーゼス(………)「サイコドライバー能力の覚醒は○○○○=○○○○○の方が早いようだ…」「○○○○=○○○○○とラプラスコンピューターが手に入れば、トロニウムは必要ない…」
レビ(………)
ユーゼス「リュウセイ=ダテはお前の手で殺せ。できるな…?」
レビ「はっ…あの者は私の精神を圧迫する存在です。必ずや、この手で…」
ユーゼス(………)(…その2人の戦いで生き残った方がサイコドライバーのもう一人のサンプルとなるのだ…)(それに…リュウセイ=ダテとレビは互いを引き寄せあっている)(仮にレビが奴らに捕らえられても事は上手く運ぶ…)

シロッコ「シャピロ、話とは何だ? 作戦から外されたことが不満か…?」
シャピロ「フン…そんなことはどうでもいい。それより…」「エアロゲイター…すなわち、ゼ=バルマリィ帝国辺境銀河方面第7艦隊は…」「その指揮系統を突き詰めればラオデキヤとユーゼス、この2人のバルマー人に集約されている」
シロッコ(………)
シャピロ「そして、ラオデキヤは木星圏でゼントラーディ軍との全面戦争を指揮し…」「ユーゼスはサイコドライバーのサンプルの入手に専念している」
シロッコ(………)
シャピロ「俺が見たところ、ラオデキヤはユーゼスの操り人形だ。艦隊の実権はあの男が握っていると見て間違いない」
シロッコ(…確かにな…)
シャピロ「つまり、ユーゼスを倒せば、ラオデキヤ艦隊の全てを手に入れることが出来る」「どうだ、シロッコ。俺に手を貸す気はないか?」
シロッコ(………)
シャピロ「貴様とて、いつまでも異星人共の言いなりになつつもりはあるまい?」「このままだと俺達はハイネルやガルーダと同じく奴らに使役され続けることになるぞ」
シロッコ(………)
シャピロ「今がチャンスだ。今ならば…」
シロッコ「…興味のない話だな」
シャピロ「!」
シロッコ「エアロゲイターにはゼントラーディ軍やSTMCと戦ってもらう必要がある」「それに…シロッコは我々にその手の内を全て見せているわけではない」
シャピロ「エンジェル・ハイロゥのことか」
シロッコ「そうだ。あの男はあそこまでの準備を我々ジュピトリアンにさせておきながら、エンジェル・ハイロゥをあっさりと放棄した」「このことから…地球人の意識を操る方法は他にも用意されていると見るべきだろう」
シャピロ(………)
シロッコ「それが何なのか見極められぬ内は軽々しい行動を控えた方がいいだろう」
シャピロ(………)
シロッコ「シャピロよ…今の話は私の胸の中に秘めておく」
シャピロ(………)(…臆病者が…)

ヴィレッタ(………)(定時連絡の時間だ…)
〔通信のコール音〕
〔モニターの開く音〕

ヴィレッタ(………)
イングラム「ヴィレッタ、そちらの様子はどうだ?」
ヴィレッタ「ユーゼスはレビを使って○○○と捕らえるつもりよ」
イングラム「そうか…あの男はリュウセイではなく、○○○を選んだか」「確かに現時点では○○○の方が覚醒の兆しを見せつつあるからな…」
ヴィレッタ(………)
イングラム「ユーゼスがサイコドライバーを使って巨人達とSTMCを全滅させるつもりなら…」「例のクロスゲート・パラダイム・システムはまだ完成していないようだな」
ヴィレッタ「だが、それも時間の問題だわ。ユーゼスがサイバスターのラプラスデモンタイプコンピューターを手に入れれば…」
イングラム(………)「わかっているな…?」
ヴィレッタ「ええ。クロスゲート・パラダイム・システムの完成は何としてでも阻止しなければならない」
イングラム「そうだ。あの男に因果の鎖を束ねさせるわけにはいかないからな」「では、お前は機会を見てロンド=ベル隊…そしてSRXチームに接触しろ」
ヴィレッタ「わかったわ」

現在位置 移動中

〔通信のコール音〕
〔モニターの開く音〕

タシロ「では、極東地区へ降下したジュピトリアン艦隊との決着はついたのかね?」
グローバル「ええ。苦しい戦いではありましたが…」
タシロ「エンジェル・ハイロゥはどうなった?」
グローバル「現在は機能を停止し、八丈島の海底に沈んでいます」
タシロ「それでは、中にいる3万人のサイキッカーは…?」
グローバル(………)「それが…エンジェル・ハイロゥの内部にサイキッカーはいなかったのです」
タシロ「どういうことかね? 内部には誰もいなかったのか?」
グローバル「いえ…マクロスの調査班が発見したものは…」「培養カプセルに入った…3万人分の脳髄でした」
タシロ「な、何だと!?」
グローバル「おそらく…エアロゲイターにとって、その方が制御しやすかったのでしょう」
タシロ「ぬうう…人間を何だと思っておるのだ、奴らは!?」
グローバル「やはり、彼らは地球人を兵器の素材としか見ていないようです…」
タシロ(………)(…このままでは、エアロゲイターに捕らえられたアヤ大尉や結城少尉達は………)

忍「何だと!? 沙羅達を助けに行っちゃいけねえってどういうことだ!?」
クワトロ「今はアクシズ攻略戦前だ。余分は戦力を割くわけにはいかない」
マサキ「じゃ、大尉はあいつらを見捨てろって言うのかよ!?」
アラン「優先度の問題だ。今の内にアクシズのハマーンを叩いておかねば、後々の戦いでエアロゲイターに挟撃される可能性が高い」
クワトロ「それに、結城少尉達がどこに囚われているかもわからないのだ」
忍「くっ…!」
マサキ「やれやれ、ロンド=ベル隊はもうちょっと人情味のある部隊だと思ってたがな…」
クワトロ(………)
アラン「マサキ、言い過ぎだぞ」
マサキ(………)
カズミ「しかし、アヤ大尉と結城少尉はSRXとダンクーガのパイロットでもあります」「この2体のスーパーロボット…そしてヴァルシオーネが出撃不可能となると、次の作戦での大幅な戦力ダウンは否めません」
クワトロ「かとって、藤原少尉やマサキ達まで失うわけにはいかん」
忍「もういい、わかったぜ!」
〔扉の開閉音〕
マサキ「…正直言って、付き合いきれねえな」
〔扉の開閉音〕
クワトロ(………)
カズミ(………)「現状は理解できますが、私も少々失望しましたわ」
アラン(………)「戦いを制するものは情報だ。敵の情報なくして確実な勝利はない」
カズミ(………)
アラン「そして、我々が持っているエアロゲイターの情報はまだ少なすぎる…」
カズミ「そのハンデを乗り越えられるのがロンド=ベル隊ではないのでしょうか?」
アラン「アマノ少尉はもう少し冷静な判断ができると思っていたがな…」
カズミ「…きっと、ノリコ達に影響されたんですわ」
アラン「アマノ少尉、これからの戦いは今までとはわけが違う。俺達は絶対に負けるわけにはいかないのだ」
カズミ「だからこそ…後の戦いで共に闘う仲間を今、救うことが大事なのではないでしょうか?」
アラン(………)
クワトロ(………)

忍「わかってるな、マサキ?」
マサキ「ああ。それより、お前はいいのかよ? 命令違反になるぜ」
忍「俺はロンド=ベルへ配属される前から納得のいかない命令に従ったことはねえ」
マサキ「ま、そうだろうな」
リュウセイ「おい、お前ら…」
忍「!」
マサキ「リュウセイ…俺達を止めたって無駄だぜ」
リュウセイ(………)「水くさいな。どうして俺に声をかけてくれねえんだ?」
忍「フン…バカがもう1人増えやがったか」
リュウセイ「…助けられる奴は助けてやりたい。後で悔やむのは嫌だからな」
マサキ「お前…」
リュウセイ(そして…それが敵で会っても…)(………)(俺はアヤとあのレビを助けられるのか…?)

忍「T-LINKシステムでアヤ大尉と□□□の念を探知するだと?」
リュウセイ「それが可能性の一番高い捜し方だと思うけど…」
忍「なるほどな…」
リュウセイ「なるほどな…って、お前、どうやってアヤ達を見つけるつもりだったんだ?」「しかも、方向オンチの神様みたいなマサキと一緒に…」
マサキ「うるせえな。神様が余計だ」
リュウセイ「例えだよ、例え」
忍「よし…リュウセイが考えた方法でいくぜ」
リュウセイ「○○○も一緒ならアヤ達を見つけ出せる確率が高くなるんだけどな」
マサキ「あいつは…巻き込めねえよ。何だかんだって戦力の要だからな」
リュウセイ「…ああ。俺達にもしものことがあっても、あいつがいれば…」
忍「とにかく、見つからないように出撃しようぜ」
亮「3人そろって、どこへ行くつもりだ?」
忍「!」
マサキ「りょ、亮…それに雅人」
雅人「やっぱりね…」
ライ「大方、無断で出撃をするつもりだったんだろう…?」
リュウセイ「ラ、ライ…お前まで」
ライ「…お前の考えなどお見通しだ」
忍「亮、そこをどけ」
亮「お前達だけで沙羅達を助けられると思っているのか?」
忍「何だと…!?」
雅人「さ、早いとこ行こうよ。バニング大尉達に見つかると面倒だしさ」
マサキ「お、お前ら…!」
リュウセイ「ライ…いいのかよ?」
ライ「…アヤ大尉と見捨てるわけにはいかない。俺達はチームだからな」
雅人「もちろん、俺達もね」
忍「ヘッ…嬉しいことを言ってくれるじゃねえか」

マサキ「どうだ?」
雅人「誰もいないみたいだよ」
亮「今の内に機体に乗り込もう」
ノリコ「あの…」
リュウセイ「!?」
ノリコ「ご、ごめん…驚かせちゃった?」
リュウセイ「い、いや、別に…そ、それよりも、どうしたんだ?」
ノリコ(………)「あなた達、リューネ達を助けに行くんでしょ?」
マサキ「ど、どうしてそれを…」
ノリコ「お姉様から聞いたの。それで…私も行こうと思って…」
リュウセイ「気持ちは嬉しいけど、ガンバスターみたいなでっかい奴が無断で出撃したらバレバレじゃねえか」
ノリコ「でも、敵はエアロゲイターよ。ガンバスターなら、どんな敵が出て来たって何とかなるかも…」
忍「だけど、お前1人でガンバスターを動かせるのかよ?」
カズミ「あら、1人ではなくてよ」
雅人「カ、カズミさんまで…!」
カズミ「アクシズ攻略作戦開始まで時間がないわ。さっさと出撃しましょう」
マサキ「あ、ああ…」
雅人「もう誰もいないよね?」
ノリコ「たぶん…」
○○○(………)
マサキ「! ○○○…」
○○○(………)
「忍達を止める」
「忍達を止めない」

≪「忍達を止める」を選択≫

リョウト「…今、リオ達を助けに行くのは危険だよ」
忍「何だと…お前はあいつらがどうなってもいいってのか!?」
リョウト「…これは明らかに敵のワナだ。奴らは僕達が出てくるのを待ってるんだよ?」「リオ達を助けるには、敵の情報をある程度手に入れてからの方がいいと思う…」
忍(………)「まさか、てめえまでそんなことを言い出すとはな…」「グズグズしてたら、手遅れになっちまうんだぞ!?」
リョウト(いや…もう手遅れかも知れない…)
亮「やめろ、忍。○○○の言うことにも一理ある」
忍(………)
ライ「そうだな。○○○、お前はヱクセリヲンに残ってくれ」
○○○(………)
マサキ「□□□は俺達が必ず助ける。その代わり、俺達にもしものことがあったら…後のことは頼むぜ」
○○○(………)

≪「忍達を止める」を選択≫
〔ヱクセリヲンの警報〕
タシロ「む…何だ!?」
副長「第7ハッチが開きました。ガンバスターが出撃したようです!」
タシロ「何っ…出撃命令を出した覚えはないぞ!」
オオタ「無断出撃か…!」
副長「艦長、他にも無断で出撃する機体がおります!」
オオタ「まさか…エアロゲイターに捕らわれた連中を助けに行くつもりか!」

≪「忍達を止める」を選択≫
〔ヱクセリヲンの警報〕
バニング「あいつら、どういうつもりだ!? アクシズ攻略作戦前に…!」
モンシア「大尉、あのバカ共を連れ戻しますか?」
バニング(………)
リョウト(………)「バニング大尉、僕が彼らを止めてきます」
バニング「お前がか?」
モンシア「とか言って…てめえもあいつらと一緒に行って沙羅達を助けるつもりだろうが」
○○○「……!」
万丈「バニング大尉、今回のエアロゲイターの動きは今までになかったパターンです」「それを踏まえて、忍達を追いかけるなら人数が多い方がいいでしょう?」
バニング「…一理あるな」
万丈「だったら、いっそのこと…」
【シナリオデモ終了】

≪「忍達を止めない」を選択≫

リョウト「…僕も行くよ」
忍「そういうと思ったぜ」
リュウセイ「だけどよ…何かあった時のためにお前は残った方がいい」
リョウト「いや、僕はリオを失うのは二度と御免なんだ」「だから…僕はあの子を助けに行く」
忍「よし…行こうぜ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「クロス・ターゲット」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
※※「忍達を止める」を選択した場合のセリフ※※
亮「どうだ、リュウセイ」
リュウセイ「………」「…この宙域だ。アヤ君達は近くにいる…俺達を誘っている…」
※※「忍達を止めない」を選択した場合のセリフ※※
亮「どうだ? ○○○、リュウセイ」
リュウセイ「………」
リョウト「…この宙域だよ。リオ達は近くにいる…」
リュウセイ「ああ。俺達を誘ってやがる…」

ノリコ「誘ってるって…エアロゲイターに捕まえられたリューネ達が…!?」
マサキ「奴らに操られてるとでもうのか!?」
カズミ「…その可能性は高いわね」
ノリコ「そ、そんな…」
※※「忍達を止める」を選択した場合のセリフ※※
リュウセイ「来るぞ!」
※※「忍達を止めない」を選択した場合のセリフ※※
リョウト「来るよ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
ノリコ「エアロゲイターだわ!」
※※「忍達を止める」を選択した場合のセリフ※※
亮「しかも新型か…」
リュウセイ「! これは…」
忍「どうした、リュウセイ?」
リュウセイ「あの4体の新型機からアヤ達の念を感じるぜ…」
※※「忍達を止めない」を選択した場合のセリフ※※
亮「しかも新型がいるようだな…」
○○○「「………」
忍「どうした、○○○?」
リョウト「あの4体の新型機からリオ達の念を感じる…」
ノリコ「ホ、ホントなの!?」
沙羅「………」
リューネ「………」
アヤ「………」
□□□「………」
※※「忍達を止める」を選択した場合のセリフ※※
リュウセイ「…エアロゲイターに操られてるのか!?」
※※「忍達を止めない」を選択した場合のセリフ※※
リュウセイ「くそっ…エアロゲイターに操られてるのかよ!?」
忍(沙羅…お前はやっぱりシャピロに…!?)
カズミ「バグスは私達が引きつけるわ。あなた達はその隙に4人を説得して!」
マサキ「説得って…それで上手くいくのかよ!?」
カズミ「でも、現状ではそれ以外に方法がないわ」「藤原少尉は結城少尉を、リュウセイ少尉はアヤ大尉を…」
※※「忍達を止める」を選択した場合のセリフ※※
カズミ「マサキはリューネを説得するのよ。おそらく、それが最も効果的だわ」
マサキ「□□□はどうするんだ!?」
リュウセイ「…俺が何とかしてみる!」
※※「忍達を止めない」を選択した場合のセリフ※※
カズミ「マサキはリューネを、そして○○○□□□を説得するのよ。おそらく、それが最も効果的だわ」
リョウト「わかった…何とかリオを説得してみる」
亮「頼むぜ…間違っても沙羅達が乗ってる機体を破壊するなよ」
カズミ「それから…敵はあれだけとは思えないわ。増援のことも踏まえて、弾やエネルギーをなるべく温存して」
ノリコ「わかりました、お姉様」
忍「よし、行くぜ!」
<戦闘開始>

<1EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕

<リオが戦闘>
リオ「………」

<沙羅が戦闘>
沙羅「ロンド=ベル隊は…全て抹殺する…」

<リューネが戦闘>
リューネ「敵…ロンド=ベルは敵…」

<アヤが戦闘>
アヤ「目標は…全て破壊…」

<リョウトvsリオ>
リオ「リョウト君…ユーゼスがあなたを待っているわ…」
リョウト「リオ! やはり、強力な念で操られているの…?」

<忍vs沙羅>
沙羅「…藤原忍はあたしの手で始末する…」
忍「沙羅!? 沙羅なのか!?」
沙羅「………」
忍「答えろ! 一体、どうしちまったんだ!?」

<マサキvsリューネ>
リューネ「…サイバスターを捕獲し、ラプラスコンピューターを手に入れるのがあたしの役目…」
シロ「マサキ、この機体に乗ってるのはリューネだニャ!」
マサキ「ああ、わかってる。しかも、意識操作をされてるみたいだな…!」(しかし…サイバスターのラプラスコンピューターを手に入れるって…どういうことだ!?)

<リュウセイvsアヤ>
リュウセイ「この感じ…アヤか!?」
アヤ「…リュウセイ=ダテは倒すべき敵…」
リュウセイ「くっ…やっぱり、操られてるのか!?」

<リョウトがリオを説得>
リョウト「リオ!」
リオ「…リョウト君…あの方が…ユーゼスがあなたを待っているわ…」
リョウト「ユーゼス…!?」
リオ「そう…ユーゼス=ゴッツォ。エアロゲイター、つまりゼ=バルマリィ帝国辺境銀河方面監察軍第7艦隊の副司令…」「ユーゼスはあなたの力を必要としているわ。そして、私の使命はあなたを彼の元へ連れて行くこと…」
リョウト「君の意識を操作しているのはそのユーゼスという男なのか!」
リオ「…ゼントラーディ軍や宇宙怪獣を倒すためにはあなたのサイコドライバーの力が必要なのよ」
リョウト「何だって…!? それじゃ、イングラム少佐と同じ…」
リオ「さあ、リョウト君…私と一緒に行こう…」「ユーゼスなら、あなたの秘められた力を上手く解放してくれる…」「そして、彼なら地球をも救ってくれるわ…」
リョウト「リオ、正気に戻って!」「エアロゲイターは…いや、ユーゼスは人をモノとして扱うことを何とも思っていない!」「そんな人間が地球を救うなんて…嘘に決まっている!」
リオ「………」
リョウト「くっ…リオが乗っているマシンを何とかしなきゃダメなの!?」「仕方がない…乱暴だけど、コクピットブロックを引きずり出す!」
〔リョウト、精神コマンド「気合」使用×2〕
リョウト「リオ…今、助けてやるぞ!!」
〔敵ユニット撃破〕
リョウト「リオ、大丈夫!?」
リオ「………」
リョウト「…命に別状はないが…気を失っている…」

<忍が沙羅を説得>
忍「沙羅!」
沙羅「………」「あたしはもう誰の力も頼らない…あたしは独りで生きるんだ!」
忍「何だと…!?」(沙羅はシャピロに操られているんじゃないのか!?)
沙羅「忍、あんたもあたしを撃つのかい!? あの男と同じ様にあたしを殺す気だろう!」
忍「!」
沙羅「もうたくさんなんだよ…大切な人に捨てられるのは! だからあたしは独りで生きるんだ!」
忍「俺をシャピロと一緒にするな! 俺達は…いや、俺は何が起きてもお前を見捨てたりはしねえ!!」
〔脳波が乱れる音〕
沙羅「!!」
忍「シャピロの思い出なんざ捨てちまえ! お前はそんなに弱い女じゃねえだろうが!」
沙羅「し、忍…!?」
忍「待ってろ! 今、お前の意識を操るそのメカをブッ壊してやる!!」
〔忍、精神コマンド「気合」×2使用〕
忍「うおおっ! やってやるぜっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
忍「沙羅! 大丈夫か!?」
沙羅「………」
忍「沙羅!」
沙羅「…あんたはホントにやることが極端だね! あたしが死んだらどうする気なのさ!?」
忍「ヘッ…いつもの沙羅に戻ったみてえだな」
沙羅「………」「…一応、礼は言っておくよ」
忍「…ったく、素直じゃねえな」
沙羅「………」(…すまないね、忍…あんたがいてくれるから、あたしは…あいつのことを…)

<マサキがリューネを説得>
リューネ「…サイバスターを捕獲し、ラプラスコンピューターを奪取…」
マサキ「リューネ! エアロゲイターに操られるなんてお前らしくねえぞ! 早く正気に戻れ!!」
〔脳波が乱れる音〕
リューネ「うるさい! あんたにあたしの何がわかるっての!?」
マサキ「!?」
リューネ「いつも、いつも…こっちの気持ちなんてお構いなしで!」
マサキ「!」
リューネ「あんたはあたしのことを何とも思ってないかも知れないけど…あたしは…あたしは…!」
マサキ「………」「…すまねえな、リューネ」
リューネ「!」
マサキ「俺は…いつも自分の事ばかりで周囲を考えない人間だった…」「そのおかげで師を失い、友を失い、第二の故郷までも失っちまった…」
リューネ「………」
マサキ「ヘッ…結局、俺はまだ何にもわかっちゃいなかったんだな…」
リューネ「………」
マサキ「だが、俺はもう二度とあんな思いをするのはたくさんだ」「だから、お前が俺のことをどう思っていようが…俺はお前を助ける!」
リューネ「!」
マサキ「いいか、そこを動くなよ!!」
〔マサキ、精神コマンド「気合」×2使用〕
マサキ「クロ、シロ! 奴のコクピットブロックがどこにあるか調べろ!」
シロ「もう調べてあるニャ!」
クロ「マサキ、コクピット位置をメインモニターに転送するニャ!」
マサキ「よし、コクピットを引き抜くぞ!!」
〔敵ユニット撃破〕
マサキ「リューネ、大丈夫か!?」
クロ「気絶してるけど…精神制御は解除されたみたいだニャ」
マサキ「何とか上手くいったか…」

<リュウセイがアヤを説得>
リュウセイ「アヤ! 俺だ、リュウセイだ!!」
アヤ「………」
リュウセイ「今、助けてやる!」
アヤ「来ないで!」
リュウセイ「!?」
アヤ「…あなたという存在は危険なのよ。あなたがこれ以上力を解放していけば、私や私の妹のような犠牲者が増える…」
リュウセイ「犠牲者だと!?」
〔脳波が乱れる音〕
アヤ「! あううっ…!」
リュウセイ「アヤッ!」
アヤ「リュ、リュウ…!」
リュウセイ「正気に戻ったのか!? アヤ、俺がわかるか!?」
アヤ「あ、ああ…私の心が、私の精神が私じゃなくなっていく…!」
リュウセイ「!」
アヤ「ご、ごめんなさい…私は…いつもあなたの負担になってしまって…」「だから…もう私には構わないで。あなたはここから逃げて…さもないと、あのユーゼスという男が…!」
リュウセイ「ふざけるな! 俺がお前を見捨てて逃げるような奴だと思ってるのか!?」「俺達はチームだ! 3人そろわなきゃ、意味がねえんだ!」
アヤ「リュ、リュウ…!」
リュウセイ「だから、いつだって俺はお前を助けてやる! 見てろよ!!」
〔リュウセイ、精神コマンド「気合」×2使用〕
リュウセイ「そこからお前を助け出してやる! 行くぞ、T-LINKナッコォ!!」
〔敵ユニット撃破〕
リュウセイ「アヤ、無事か!?」
アヤ「え、ええ…何とか」
リュウセイ「…いいか、さっきの言葉、忘れんなよ!」
アヤ「う、うん…」「………」「…ありがとう、リュウ…」

<リオ撃破>
リオ「………!」
(→Game Over

<沙羅撃破>
沙羅「………!」
(→Game Over

<リューネ撃破>
リューネ「………!」
(→Game Over

<アヤ撃破>
(→Game Over

<人質を全員説得・味方援軍1&敵増援1出現>
〔サイコドライバー能力発現〕
リョウト「!」
リュウセイ「な、何だ…この強力な念は!?」「レビ…? それともイングラム…!?」
リョウト「いや…彼らよりも強大な念だ…!」
〔敵ユニット出現〕
リュウセイ「あ、あいつらは…!!」
ユーゼス「フ…フフフ…作戦は上手くいっているようだな」
忍「てめえかっ!? 沙羅達を操っていやがったのは!?」
ユーゼス「そうだ。私の名前はユーゼス=ゴッツォ…」「君達がエアロゲイターと呼んでいる異星人軍の副司令官だ」
亮「副司令官だと? そんな大物が何でこんな所に…?」
ユーゼス「私の最終計画に必要な二つのモノを手に入れるためだ」
忍「二つのモノ!?」
リョウト「それは、僕の力と…」
マサキ「サイバスターのラプラスコンピューターか!?」
ユーゼス「そうだ」
マサキ「何のためにリョウトの力とラプラスコンピューターが必要なんだ!?」
ユーゼス「我々知的生命体が大いなる災いから生き残るためだ…」
ノリコ「大いなる災いって…宇宙怪獣!?」
カズミ(やはり、エアロゲイターも宇宙怪獣の襲来を脅威と感じているのね…)
ユーゼス「そう…奴らは間もなくこの地球圏へ現れる。我々に時間と選択の余地は残されていない…」
〔轟音〕
マサキ「な、何だ!?」
シロ「こ、これは…! サイバスターの周りに強力な結界が張られたニャ!」
マサキ「結界だと!?」
忍「く、くそっ…機体が動かねえ!!」
リュウセイ「や、奴の仕業か!?」
ユーゼス「そうだ。お前達の周辺に念動結界を張った」
リョウト「!!」
ユーゼス「さあ…サイコドライバー能力とラプラスコンピューターを我に捧げよ」
マサキ「う…!」
〔脳波が乱れる音〕
ユーゼス「!」
〔味方ユニット出現〕
マサキ「グランゾン!? シュウかっ!」
シュウ「………」「ユーゼスの念動結界は私が中和しました。これであなた達の機体は問題なく動けるはずです」
ノリコ「ホ、ホントだわ…!」
マサキ「貴様、どういうつもりだ!?」
チカ「相変わらず失礼な男ですね! あなた達はご主人様に助けられたんですよ!」
マサキ「な…何でシュウが俺を…!?」
シュウ「………」
ユーゼス「………」
シュウ「あなたがユーゼス=ゴッツォですね。お話はイングラム少佐から聞いていました」
ユーゼス「シュウ=シラカワ…我々が送り込んだブラックホール・エンジンの仕掛けを見抜いた男か」
ライ「!」
シュウ「ええ、そうです。あれのおかげで私はグランゾンの縮退炉を完成させることが出来ました」
シュウ「その点に関しては感謝しています」
ライ「まさか…ヒュッケバイン1号機の暴走事故は…!?」
シュウ「そうえば…少尉はヒュッケバイン1号機のテストパイロットでしたね」
ライ「………」
シュ「そう…あの機体のブラックホール・エンジンはユーゼスからイングラム少佐の手を経て我々にもたらされた物だったのです」
リュウセイ「な、何だって!?」
シュウ「そして、ユーゼスはブラックホール・エンジンへ故意に欠陥を仕込んでいたのです」
ライ「………」
カズミ「何のために…!?」
シュウ「地球人の軍事技術レベルを計り…我々に脅威を与えるためです」
ユーゼス「………」
シュウ「我々地球人がEOT技術であるブラックホール・エンジンを解析する知識を持っていれば…」「それはエアロゲイターの戦力となるに相応しい資格を持っているということになります」
亮「EOTを解析できないレベルなら、後で地球人を戦力に組み込んでも使い物にならないと…?」
シュウ「そうです。しかし…」「地球人がEOTを自分達の物にし…後の地球制圧時に反抗してくるケースは避けねばなりませんでした」「ですから、彼らはブラックホール・エンジンへ欠陥部分を仕込み、起動時に暴走させるよう仕組んでいたのです」
ライ「………」
シュウ「無論、その欠陥部分はブラックボックスとなっており…地球人には解析できないはずでした」
マサキ「それを貴様が見抜いたってのか!?」
シュウ「そうです。ブラックホール・エンジンはエアロゲイターの最先端技術というわけではありませんでしたからね」
カズミ「確かに…いずれ支配するつもりの文明に最先端技術を与えるわけがないわ」
シュウ「そう…そして、あの程度のブラックボックスの解析は私にとって造作もないことでした」
ユーゼス「………」
シュウ「しかし…そのおかげで私はエアロゲイターにマークされるようになってしまいましたが…」
リュウセイ「そこまで気づいていながら、あんたhどうして暴走事故を止めなかったんだ!?」「そのおかげでライは左手を…左手をなくしたんだぞ!!」
シュウ「………」「先程も言った通り、エアロゲイターはブラックホール・エンジンの暴走事故によって…」「我々地球人へ脅威を与えるつもりでした」「もし、私が暴走事故を阻止していれば…彼らは我々が高い技術レベルを持っていると判断したはずです」「その結果、エアロゲイターは当初から本格的に地球制圧作戦を展開し、今頃地球は彼らによって支配されていたことでしょう」
リュウセイ「………」
シュウ「ですから、私は故意にブラックホール・エンジンの欠陥部分を見逃し…彼らの計画通り暴走事故を発生させたのです」
ライ「………」
シュウ「おかげで彼らは地球人を自分達より低いレベルの文明とみなし…制圧作戦ではなく偵察行動を優先させました」「そして、我々はエアロゲイターが偵察行動を展開している間に彼らへの対抗手段を準備することが出来たのです」
亮「それが…DCであり、SDFか…!」
ユーゼス「………」
シュウ「もっとも、エアロゲイターがすぐに地球制圧作戦へ移行しなかった理由は他にもあるようですが…」
ユーゼス「………」
リュウセイ「だ、だけど! あんたが暴走事故を見逃したおかげで連邦軍の基地一つが消滅しちまったんだぞ!?」
シュウ「…多少の犠牲はやむを得ないことです。それに…最低限必要なスタッフの命は私とイングラム少佐で救っておきました」
ライ「…俺やハミル博士のことか…?」
シュウ「そうです。あなたはヒュッケバイン1号機のコクピットブロックに張ってあった超重力結界で生き延びることが出来たのです」
ライ「………」
マサキ「ふざけるな、シュウ! 貴様はそうやって他人を利用して…!!」
ライ「マサキ、もういい」
マサキ「しかし!」
ライ「…今の話のおかげで自分が何をすべきなのかはっきりした」
リュウセイ「ライ…」
ライ「…全ての根源はイングラム少佐やシラカワ博士ではなく…あのユーゼス=ゴッツォという男だ」「奴を生かしておけば、俺のような人間が増える…」
シュウ「その通りです。ユーゼスには我々地球人を…そして私を利用しようとした罪をあがなってもらわねばなりません」
ユーゼス「………」「私を倒すつもりか…?」
シュウ「あなたを生かしておく意味はありませんからね」
ユーゼス「フッ…確かに、お前のグランゾンが真の力を発揮すれば私を倒すことが可能かも知れぬ」
マサキ(何だと…!?)
ユーゼス「だが、その時はこの宇宙が消滅することになるぞ…?」
シュウ「………」「ご心配なく。そのために彼らがいるのですから」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
万丈「どうやら、黒幕のご登場らしいな」
ノリコ「み、みんな!」
万丈「やれやれ…君達はこっそりと出撃したつもりらしいけど…ガンバスターが一緒じゃあね」
リュウセイ「ほら見ろ、ノリコ! だから、あの時言っただろうが!」
ノリコ「ご、ごめん…」
万丈「話は後だ。今はユーゼスを倒さねばならない!」
ユーゼス「お前か…我々を何かとかぎ回っていた男は」
万丈「そうだ。火星にあったメガノイド計画のデータがハッキングされてから、僕はずっとお前達を追い続けていた」
ユーゼス「メガノイド計画…そうか、お前が破嵐創造の…」「我が帝国監察軍が地球圏を制圧したあかつきには、私がお前の父親の遺志を継ぎ地球人をメガノイド化するも良かろう」
万丈「!! エンジェル・ハイロゥのサイキッカーに脳髄の摘出手術を施したようにか…!?」「そんなことをこの僕が許すと思っているのか!」
ユーゼス「フフフ…お前達がどこまで成長したかを知る良い機会だったが…これ以上の長居は無用のようだ」
シュウ「………」
ユーゼス「レビ、後は任せるぞ…」
〔敵ユニット離脱〕
レビ「リュウセイ=ダテ…今日こそ、このジュデッカでお前との因縁を断ち切ってくれる」
リュウセイ「……!」「俺にはわかる…お前はそのジュデッカに操られているんだ」
レビ「何だと?」
リュウセイ「ちょうどさっきのアヤみたいにな…!」
レビ「何を愚かなことを…帝国監察軍戦爵の私が操られているだと?」
リュウセイ「ああ。お前は心の奥底で救いを求めている! 今までの戦いでそれがわかった!」
レビ「!!」
リュウセイ「だから、お前の呪縛はこの俺が解き放ってやる!」
〔サイコドライバー能力発現〕
レビ「くっ…うう…!」
リュウセイ「!?」
レビ「ま、まただ…お、お前の念が…お前の存在が私を圧迫する…!」
リュウセイ「くっ…どうする!? どうすれば、あいつを助けられる!?」
カミーユ「リュウセイ、あの子を助けたいのならジュデッカを破壊するか、彼女をコクピットから引き離すんだ!」
リュウセイ「カミーユ!?」
カミーユ「その二つしか方法はない!」
リュウセイ「よ、よし…やってみるぜ!」

<リュウセイがレビを説得>
リュウセイ「レビ! 俺のいうことを聞いてくれ!
〔サイコドライバー能力発現〕
レビ「!」
リュウセイ「俺を倒すことでジュデッカの呪縛から逃げられるのなら…俺を撃て!
レビ「お、お前は…!
リュウセイ「心配するな、俺はそう簡単に死にはしねえ! さあ、ドンと来い!!
レビ「うう…うああっ…あ、頭が…頭が痛む…!
〔リュウセイ、精神コマンド「気合」×2、「鉄壁」使用〕
[イベント戦闘「リュウセイvsレビ」]
リュウセイ「ぐうっ…!!」
レビ「う…うう…」
リュウセイ「レ、レビ…そのマシンから…離れるんだ…!」
レビ「な、何故だ…お前は何故…!?」
リュウセイ「言っただろう…? 俺にはお前の声が…聞こえるんだよ。助けてくれっていうお前の声が‥!」
〔サイコドライバー能力発現〕
レビ「!!」「う…うああああっ!!」
〔レビに落雷〕
リュウセイ「レビッ!!」
レビ「ああっ…ラオデキヤ様!!」
リュウセイ「くそっ、コクピットを! 間に合えぇっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
ライ「リュウセイッ!」
リュウセイ「し、心配はいらねえ…俺も、アヤも…レビも無事だぜ…!」

<レビ撃破>
レビ「ああっ…脱出を…!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

オオタ「お前達…わかっているな?」
ノリコ(………)
忍(………)
マサキ(………)
オオタ「命令違反、機体の無断使用、無断出撃…どれ一つとっても重罪だ」
カズミ「…覚悟はできています」
オオタ(………)「だが、結果的にはアヤ大尉達の救出に成功し…敵側の指揮官を捕らえることが出来た」
ノリコ「!」
オオタ「それに、お前達を次の作戦が待っている…クワトロ大尉やアランからもお前達の処分を軽減するよう要請があった」
カズミ「えっ…」
忍「アランが…?」
オオタ「よって、アクシズ攻略作戦終了後、お前達に1週間のレーザー砲のレンズみがきを命ずる。いいな?」
ノリコ「は、はい!」

タシロ「この少女が…エアロゲイターの戦闘指揮官だと言うのかね?」
副長「はい。名前はレビ=トーラーです」
リュウセイ(………)
タシロ「シラカワ博士、調査の結果は?」
シュウ「身体的には地球人と何ら変わりがありませんが…ジュデッカによって意識を支配されていたようです」
タシロ「では…強化人間と同じか」
シュ「彼女のパイロットスーツに装備されていたコネクターから…」「ジュデッカにはT-LINKシステムと似た装置が搭載されていたと推測できます」
リュイセイ(それで俺はレビと意識をリンクさせることが出来たのか…)
シュウ「おそらく、彼女は本来の人格や記憶を消され、ジュデッカの生体コアとして利用されていたのでしょう…」
リュウセイ(………)
エマ「じゃあ…この子もある意味、犠牲者だったんですね…」
リュウセイ「…俺とのテレキネシス・リンクがレビの本来の人格を呼び覚ましていたのか」
シュウ「そうです。だからこそ、彼女はあなたを倒さなければならなかった」
リュウセイ(………)
シュウ「ですが、レビは結果としてジュデッカの支配から逃れられることは出来ませんでした」
リュウセイ「ど、どういうことだ?」
シュウ「彼女はジュデッカとリンクすることによって与えられた人格を維持していたと思われます」「しかし、そのジュデッカは破壊され、彼女は自分の半身を失いました」
リュウセイ(………)
シュウ「おそらく、エアロゲイターにいた時の人格、記憶は失っているでしょう」「そして、彼女に本来の人格が戻るかどうかは…神のみぞ知ることです」
リュウセイ(………)
エマ(………)
タシロ「彼女からエアロゲイターの情報を聞き出すことは不可能だということかね?」
シュウ「それどころか、再び目を覚ます確率も低いでしょう」
タシロ「そうか…」
副長「どうしますか、艦長?」
タシロ「…敵だったとはえ、彼女がエアロゲイターの犠牲者であることに間違いはない。看護は続けてくれたまえ」
エマ「はい」

リュウセイ(………)
エマ(………)
リュウセイ「エマ中尉…俺、余計なことをしたのかな…」
エマ(………)「あなたがああしなければ、あの子の精神が崩壊していたか…あなたが死んでいたわ」「結果はどうあれ、あなたはあの子を救ったのよ。これは紛れもない事実だわ」
リュウセイ(………)

ブライト「バニング大尉、ランドクーガーやヴァルシオーネRを回収したというのは本当なのか?」
バニング「ええ、ご覧の通り…」
アポリー「4機ともヱクセリヲンの航路上を漂流していたところを自分とビルギットで回収しました」
ブライト「エアロゲイターに奪われたはずの機体が戻ってくるとはな…」
バニング「アストナージ、各機の調査結果は?」
アストナージ「どこにも異常はないですね」
ケーラ「何かが仕掛けられた形跡もありません」
アポリー「エアロゲイターがご丁寧に機体を返してくれたとは思えないな…」
ビルギット「沙羅達が捕らえられた時に放棄されたと考えても、位置的におかしいですよ」
ケーラ「…ブービートラップってわけでもないし…」
バニング(………)
ブライト「一体、誰がこんなことを…?」
【シナリオエンドデモ終了】


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