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No.59B
せめて、人間らしく

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

健一「ひどいな…エンジェル・ハイロゥが引き起こした津波で沿岸地帯は全滅じゃないか…」
日吉「極東支部基地や南原コネクション、ビッグファルコンは大丈夫なのかなあ…」
〔ノイズ〕
豹馬「こちら、コン・バトラーチーム。南原コネクション、応答してくれ」(………)「四ッ谷のおっちゃん、南原博士、返事してくれ」
〔ノイズ〕
十三「どないや、豹馬?」
豹馬「ダメだ。妨害電波か何かのせいで連絡がつかねえや」
大作「こっちも極東支部基地との連絡ば取れんとね」
日吉「やっぱり、津波でやられちゃったのかな…」
一平「極東支部基地はともかく、南原コネクションやビッグファルコンは津波ぐらいじゃ壊れねえだろ?」
ちずる「じゃあ、妨害電波のせいで連絡が取れないだけかしら…?」
小介「でも、これは通常の妨害電波やミノフスキー粒子のせいじゃないですよ。別の何かが原因だと思われます」
大次郎「一体、どげんしたと?」
小介「それが…わからないんです」
健一「わからないって…?」
めぐみ「もしかして、エンジェル・ハイロゥの影響なのかしら…?」
十三「そやけど、エンジェル・ハイロゥの機能は相変わらず停止したままやで」
ちずる「出がけに聞いたんだけど、調査隊はまだ中に入れない状態らしいわよ」
めぐみ「じゃあ、シャクティはまだ見つかっていないのね…」
ちずる「ええ。そのことでウッソ君がだいぶ落ち込んでたわ…」
豹馬「そうだろうな…ここまで来てシャクティが見つからないんじゃあな…」
一平「豹馬、健一。とりあえず南原コネクションかビッグファルコンへ行った方がいいんじゃねえのか?」
豹馬「そうだな。じゃあ、ここから近いビッグファルコンでも行ってみるか」
健一「了解だ。みんな、バトルマシンとボルトマシンでダブルV編隊を組むぞ!」

現在位置 大鳥島・ビッグファルコン

イゴール「諸君…エンジェル・ハイロゥ攻略戦、ご苦労だったな」
豹馬「ありゃ? どうしてイゴール長官代理がここに?」
イゴール「津波の被害で極東支部基地を一時放棄し、指揮系統をこの大鳥島ビッグファルコン基地へ移したのだ」
浜口「ビッグファルコンは軍事基地としても建設されておるし、防御策も充実しているからな」
ちずる「浜口博士…南原コネクションは無事なんですか?」
浜口「津波で多少の被害を受けておるらしいが…南原博士や四ッ谷博士も無事じゃよ」
ちずる「そうですか…良かった…」
浜口「ところで健一、剛健太郎博士は?」
健一「父さんはマクロスに残ってエンジェル・ハイロゥの調査をしています」
浜口「相変わらず仕事熱心な男だな…」
健一「浜口博士、俺は母さんに父さんの無事を報告してきます」
浜口「いや…光代博士は南原コネクションへ復旧作業の手伝いをしに行っている」
健一「そうなんですか…」
浜口「すまん。剛健太郎博士生還の連絡を受けてから、この基地で君達の帰りを待っているよう言っておいたのだが…」
健一「いえ、母さんらしいです。それに、父さんも母さんに会うことよりもマクロスに残ることを選びましたから…」
浜口「そうか…」
小介「ところで浜口博士、通信妨害の原因について何かわかっていますか?」
浜口「…ECMではなく、脳波や念動波に近い波動が伊豆・箱根・三浦半島地区を中心に検出されている」「そのおかげで、このあたりの基地や施設とは連絡が取れなくなっておる。原因調査は行っているが、詳細は不明だ」
豹馬「脳波や念動波…? それってエンジェル・ハイロゥのサイキック・ウェーブか?」
小介「豹馬さん、エンジェル・ハイロゥは機能を停止しているんです。それはあり得ないと思いますが…」
豹馬「ああ…そう言や、そうだったな」
葉月「長官代理…もしかすると、エンジェル・ハイロゥが再び作動するか…」「エアロゲイターが何らかの行動を起こす前触れかも知れません」
イゴール「…だとすれあ、伊豆・箱根・三浦半島地区のみに特殊波動が放射されている理由は?」
葉月(………)
浜口「長官代理…ムトロポリスや光子力研究所などと連絡を取って早急うに迎撃態勢を整える必要があるでしょうな」
イゴール「うむ…場合によってはNervにもな…」

現在位置 第2新東京市

ミサト「葛城三佐、赤木博士以下4名、只今Nervへ帰還しました」
ゲンドウ「ご苦労」
冬月「出向中の報告書はすでに目を通してある。早速だが、赤木博士…弐号機のシンクロテストを行ってくれ」
リツコ「わかりました」(…アスカのセカンドチルドレンとしての適性を最終確認するつもりね…)
ミサト(………)
ゲンドウ「葛城三佐、初号機に関する決定を伝える」
ミサト「…はい」
ゲンドウ「初号機は現時刻を以て凍結。以後の出撃を一切禁止する」
ミサト「! 初号機を凍結!? 何故ですか!?」
ゲンドウ「理由を説明する必要はない」
ミサト「そ、そんな…!」
リツコ(………)(前回の初号機覚醒と解放が原因ね。でも…何故、今頃になって凍結処分を…?)(………)

現在位置 第2新東京市

シンジ「…学校に来るのもずいぶん久しぶりのような気がするね」
トウジ「そやな…」
ケンスケ「ト、トウジ! それにシンジ!! お前ら無事だったのか!?」
シンジ「うん…何とかね」
ケンスケ「ここんとこ、学校に来なくなったから委員長と心配してたんだぜ…」
トウジ「色々迷惑かけてすまんかったな」
ケンスケ「お前、今まで何やってたんだ!?」
トウジ(………)「それが…ワシもエヴァンゲリオンに乗ることになってしもてな」
ケンスケ「な、何だって!? お、お前があのエヴァンゲリオンに!?」
トウジ「そや…」
ケンスケ「そ、そんな…嘘だろ、シンジ?」
シンジ「…本当だよ」
ケンスケ「! な、何でトウジが…」
ヒカリ「鈴原…!」
トウジ「お、委員長やないか。元気やったか?」
ヒカリ(………)
トウジ「どないしたんや? ワシが学校に来うへんかったんはサボリとちゃうで」
ヒカリ「お弁当…」
トウジ「は? 弁当?」
ヒカリ「お弁当…毎日作ってあんたが来るのを待ってたんだから…」
トウジ「!」(そや…ワシがEVAに乗る前、委員長とそんな約束しとったな…)
ヒカリ「鈴原…約束、守ってくれるよね…?」
トウジ「ああ。ナンボでも弁当持って来い。全部ワシが食うたる!」
ケンスケ「あ〜あ、誰か俺にも弁当作ってくれないかなア・・・」
シンジ(………)(…何か、いいな…こういうの…)

現在位置 Nerv本部

リツコ「聞こえる、アスカ? シンクロ率、8も低下よ。いつも通り余計なことは考えずに」
アスカ「やってるわよ!」
リツコ(………)
マヤ「最近のアスカのシンクロ率…下がる一方ですね。一時期、持ち直したのに…」
リツコ「困ったわね…余裕のない時に」(やはり、弐号機のコア…変更もやむなしかしらね…)

ミサト「EVA13号機までの建造を開始? 世界7ヵ所で…?」
日向「上海経由の情報です。ソースに信頼は置けます」
ミサト「何故、この次期に量産を急ぐの?」
日向「EVAを過去に1機失い…現在は1機が凍結中ですから第2次整備に向けて予備戦力の増強を急いでいるのでは?」
ミサト「どうかしら…今までだってドイツで建造中の5、6号機のパーツを回してもらってたのよ」「最近…ずいぶんと金が動いているわね」
日向「ここに来て予算倍増ですからね。それだけ上が切羽詰ってるんでしょうか」
ミサト「…委員会の焦りらしきものを感じるわね…」
日向「では…今までのような単独ではなく、使徒の複数同時展開のケースを想定したものでしょうか…?」「それとも、零号機・初号機・弐号機をロンド=ベル隊やSDFへ出向ではなく、転属させるためとか…」
ミサト「…だったら、今頃になって初号機を凍結したりなんかしないわ」
日向(………)
ミサト「EVAの量産計画…何か別の目的があるのよ」
日向(………)
ミサト「ところで…加持リョウジがどこへ行ったか知らない?」
日向「いえ…そう言えば最近姿を見かけませんね」
ミサト(………)

現在位置 Nerv本部

〔扉の開く音〕
シンジ「綾波…綾波?」(………)(いないや…。無理もないか。Nerv本部の個室なんて僕もほとんど使ってなかったから…)(………)(それにしても散らかってるな…部屋も何だか殺風景だし…)(………)(………)
〔扉の開く音〕
シンジ「!」
レイ「…何?」
シンジ「い、いや…その…勝手に中へ入ったのは…綾波がいなかったし、鍵も開いてたから…」
レイ(………)
シンジ「が、学校に行って…たまってたプリントを届けに来たんだ…」
レイ(………)
シンジ「ご、ごめん。すぐに出ていくから…!」
レイ(………)「…お茶でも飲んでいけば?」
シンジ「は? お茶?」
レイ「今、いれるから」
〔歩き去っていく足音〕
シンジ(………)(どういう風の吹き回しなんだろ…)(それにしても、何か変な感じだ…綾波が台所に立ってるなんて…)
レイ「…紅茶って、どれぐらい葉っぱ入れるのかしら」
シンジ「?」
レイ「私、いれたことないから」
シンジ「い、いいよ、そんなに気をつかわなくても」
レイ「これじゃ、葉っぱ入れすぎかしら」
シンジ「多分…」
〔カップを倒す音〕
レイ「あ…」
シンジ「だ、大丈夫!!」
レイ「…少し火傷しただけ」
シンジ「ダメだよ、早く冷やさなきゃ!」
〔蛇口から水が出る音〕
レイ(………)
シンジ(………)
レイ(………)
シンジ「綾波の手って…何か、お母さんって感じがするね」
レイ「……お母さん」
シンジ「案外、綾波って主婦とかが似合ってたりして」
レイ「…何を言うのよ
シンジ「ご、ごめん…。こ、紅茶…僕が入れるから綾波は手を冷やしてなよ」
レイ「…あ、ありがと
シンジ「!」(綾波がお礼を言うなんて…)(………)
レイ(………)(ありがとう…感謝の言葉初めての言葉…)(あの人にも言ったことなかったのに
シンジ(………)「綾波ってさ…いつも父さんと何を話してるの?」
レイ「どうしてそんなことを聞くの?」
シンジ「どうしてって…」
レイ「お父さんと話がしたいの?」
シンジ(………)「うん…こうやってNervに帰って来たのに顔すらも合わせてない」「話して何が変わるってわけでもないだろうけど、今の状態のまんまで…」「父さんと憎んだままでEVAのパイロットを続けるのはつらいんだ」
レイ「だったら…そう言えばいいのに」
シンジ「え?」
レイ「思ってる本当のこと…お父さんに言えばいいのよ」
シンジ(………)
レイ「そうしないと何も始まらないわ」
シンジ(………)
レイ「キレイな色…紅茶いれるの上手ね」「飲んでいい?」
シンジ「あ…うん」
レイ(………)
シンジ「少し苦かったね」
レイ「でも…」「暖かいわ」

アスカ(………)「…あなたは私の人形なんだから、黙って私の言うとおりに動けばいいのよ」(………)「何で兵器に心なんているのよ…邪魔なだけなのに」(………)「とにかく、私の命令に逆らわなきゃいいのよ!」「ん?」「バッカみたい…何で私、EVAに話しかけてんのかしら」
〔警報(Nerv)〕
アスカ「!?」「まさか…使徒!?」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「せめて、人間らしく」


【戦闘マップ開始】
〔警報(Nervパターン)〕
青葉「ジオフロント内に重力震を感知! 何者かが空間転移してきます!」
ミサト「重力震ですって!?」
日向「パターンが検出されません! 使徒以外の敵だと思われます!」
ミサト「まさか、アストラナガン!?」
青葉「いえ、前回とは重力震の振動パターンが微妙に違います!」
冬月「ついに来たか…」
ゲンドウ「ああ」
〔重力震の広がり〕
〔敵ユニット出現〕

ミサト「何、あれ…? アストラナガンじゃないわ…」
日向「エアロゲイターの機体と推測されますが、認識データのどれにも当てはまりません」
ミサト「じゃあ、新型…? でも、たった1機でここへ乗り込んでくるなんて…」(わざわざジオフロント内まで来たということは…EVAが目的? それとも…)
ゲンドウ「葛城三佐、EVAを出撃させろ」
ミサト「しかし…敵の目的はEVAそのものかも知れません。うかつに手出しするのは…」
ゲンドウ「構わん。セントラルドグマへの侵入を許すわけにはいかん」
ミサト「…了解」(エアロゲイターがセントラルドグマへ侵入するですって…!?)(まさか、初号機を凍結したのはこれを見越してのことなの…?)「…レイは?」
マヤ「零号機共に順調。いけます」
ミサト「了解。零号機発進! 弐号機、アスカはバックアップとして発進準備!」
アスカ「バックアップ? 私が? 零号機の!?」
ミサト「そうよ。後方に回って」
アスカ「冗談じゃないわよ! EVA弐号機、発進します!!」
〔味方ユニット出現〕
リツコ「アスカ!」
ミサト「いいわ。先行してやらせましょう」
日向「葛城三佐!?」
リツコ「これでダメなら、アスカもこれまでということね?」
マヤ「…ラストチャンス…ですか?」
リツコ「…弐号機パイロットの変換…考えておくわよ」
マヤ「…はい」
日向「あの…初号機は出さないんですか?」
ミサト「忘れたの? 碇司令の絶対命令で凍結なのよ」
日向「………」
アスカ「これで失敗したら…たぶん弐号機を降ろされる」「ミスは許されないわよ、アスカ」
青葉「目標、沈黙を続けています」
ミサト「………」
冬月「こちらの出方をうかがうつもりか…」
ゲンドウ「………」
アスカ「な、何なのよ、アイツ…! じれったいわね、だったら…」「!?」
〔ユーゼスを中心にエネルギーの広がり〕
〔警報(Nerv)〕

ミサト「!? 敵の指向性兵器なの!?」
青葉「いえ、熱エネルギー反応なし!」
マヤ「心理グラフが乱れています! 精神汚染が始まります!!」「こ、これは…!? 外部からの強力なサイキック・ウェーブを感知!」「波形パターンはエンジェル・ハイロゥのものと酷似しています!!」
ミサト「な、何ですって!?」
リツコ「まさか…エンジェル・ハイロゥは機能を停止しているはずなのに…!」
ミサト「サイキック・ウェーブはどこから放射されているの!?」
日向「待って下さい…!」「判明しました! 小笠原諸島、八丈島沖付近! エンジェル・ハイロゥが沈んだ海域からです!!」
ミサト「!!」
日向「目標はエンジェル・ハイロゥからのサイキック・ウェーブを収束し、弐号機へ照射しているようです!」
アスカ「ううっ…こんちきしょうぉぉぉぉっ!!」
リツコ「…前々回の作戦時並に強力なサイキック・ウェーブが弐号機が集中されている…!」「アスカが…念動力も、ニュータイプ能力も持たないアスカがあれに耐えられるわけがないわ!」
アスカ「う…うあああっああっ!!」
〔落雷×2〕
マヤ「精神汚染が急速に進行! 危険です!!」
アスカ「嫌ぁぁぁぁぁっ! あたしの、あたしの中に入ってこないで!!」
〔カメラのシャッターを切るような音〕
アスカ「ああうっ!!」
〔カメラのシャッターを切るような音〕
アスカ「いやあっ!!」
〔カメラのシャッターを切るような音〕
アスカ「あたしの心までのぞかないで!! お願いだから、これ以上心を侵さないで!!」
ミサト「アスカッッ!!」
マヤ「心理グラフ、限界!!」
リツコ「精神回路がズタズタにされている…! これ以上の過負荷は危険すぎるわ!」
ミサト「アスカ、戻って!!」
アスカ「嫌よッ!!」
ミサト「命令よ! アスカ、撤退しなさい!!」
アスカ「嫌ッ! 絶対に嫌ッ!! 今戻るならここで死んだ方がマシだわ!!」
マヤ「弐号機、心理グラフシグナル微弱!!」
リツコ「LCLの精神防壁は!?」
マヤ「ダメです! 触媒の効果もありません!!」
リツコ「生命維持を最優先! EVAからの逆流を防いで!」
マヤ「はい!」
リツコ(このサイキック・ウェーブはアスカの精神波長を探っている…)(まさか…EVAの秘密を知るために…!?)
シンジ「僕が初号機で出ます!!」
冬月「いかん! 目標はパイロットの精神の侵食が目的だ」
ゲンドウ「今、初号機が侵食される事態は避けねばならん」
シンジ「だったら、やられなければいいんでしょう!?」
ゲンドウ「その保証はない」
シンジ「このままじゃ、アスカが!!」
ゲンドウ「………」
シンジ「くっ…!」
シンジ選択
「今すぐ出撃する」
「出撃する機会をうかがう

≪「今すぐ出撃する」を選択≫

シンジ「だからって、アスカを放っておけるもんか!」「EVA初号機、発進します!」
ミサト「シンジ君!?」
〔味方ユニット出現〕
冬月「馬鹿な真似を…! それでは敵の思うツボだ。どうする、碇…?」
ゲンドウ「………」
マヤ「!! サイキック・ウェーブの照射が停止! 精神汚染も中断されました!!」
ミサト「何ですって!?」
リツコ「やはり、弐号機への侵食が目的ではなかったというの!?」
アスカ「はっ…はあっ…はあっ…!」
シンジ「アスカ! 大丈夫!?」
アスカ「シ、シンジ…あたしの心が…あたしの心が汚されちゃった…どうしよう…」
シンジ「ア、アスカ…!」
ユーゼス「フ…フフフ…」
シンジ「!?」
ユーゼス「…地球人という種は闘争心及び戦闘能力に長けているが精神的にはまだまだ未熟のようだな」「エヴァンゲリオンにA.T.フィールドがあっても、パイロットの心がぜい弱であれば…」「何の防壁にもならない。期待していたが、他愛のない相手だった」
アスカ「う…あ…!」
甲児「て、てめえッ!! アスカに何しやがったんだ!?」
ユーゼス「だが、おかげでエヴァンゲリオンの正体がわかった」「私自らがエンジェル・ハイロゥと共にわざわざここまで出向いて来た甲斐があったよ」
シンジ「だ、誰なんだ…!?」
ユーゼス「私の名はユーゼス=ゴッツォ。君達がエアロゲイターと呼んでいる異星人の副司令官だ…」
日向「エアロゲイターの副司令官!? そ、そんな大物が何故ここに…!」
ゲンドウ「ユーゼス=ゴッツォ…」
ユーゼス「………」「…地球人は軍事技術レベルだけが突出した野蛮な種族だが我々より進んでいるものが一つある」「それは…人類補完計画だ」
ミサト「!」
ゲンドウ「………」
ミサト(エアロゲイターが人類補完計画を知っている…?)(いや、それは以前からここを偵察していて知ってるとしても…)(『我々よりも』とはどういう意味? 彼ら側に補完計画があると言うの…!?)
ユーゼス「…この地下空洞は改修されているとは言え、内部の様子が我が帝国の超古代外典の記載事項と酷似している」
ゲンドウ「………」
ユーゼス「ここは彼らの遺跡と見て間違いないようだな。そして…真なる『黒き月』である可能性も高い」
ミサト「彼ら…!? 『黒き月』!?」
リツコ(ガフの部屋のこと…?)
ユーゼス「ならば、セントラルドグマとロンギヌスの槍がここの地下にあるはずだ」
冬月「ロンギヌスの槍の存在まで知っているのか…」
ゲンドウ「死海文書が複数あるという説は正しかったようだな」
冬月「ああ…しかも、他の異星文明にな」
ゲンドウ「現時刻をもって初号機の凍結を解除。零号機、3号機と共に目標を攻撃させろ
ミサト「!」
ゲンドウ「弐号機は回収しろ。急げ」
ミサト「…はい」
冬月「精神汚染の危険がある。零号機と3号機はともかく、初号機は…」
ゲンドウ「あの男をセントラルドグマに侵入させるわけにはいかん」
冬月「しかし…」
ゲンドウ「委員会はEVAシリーズの量産に着手した。今、ここで切り札を失うのは得策ではない…」
冬月「………」
ゲンドウ「時計の針は元には戻らない。だが、自らの手で進めることは出来る」
冬月「前回の覚醒と解放のこともある。老人達が黙っていないぞ」
ゲンドウ「ゼーレが動く前に全ての準備を済まさねばならん」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方ユニット出現〕

ミサト「シンジ君…頼むわよ。あなた達が一人でもやられたら、全てが終わってしまうわ」
ユーゼス「1機が消えたとは言え、これで稼動中のEVAシリーズがそろったというわけか…」「む…?」
レイ「!」
ユーゼス「ほう…これは」
<戦闘開始>

≪「今すぐ出撃する」を選択≫
<ユーゼス撃破or4PP・勝利条件達成>
※※ユーゼスを撃破した場合、セリフ追加※※
ユーゼス「フ…フハハハハ!!」

〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ユーゼス「虚ろな魂を持つ者…Strangeness…。だが、それ故にエヴァンゲリオンが生まれたか…」
レイ(私を…見ている。誰なの?)
〔敵ユニット後退〕
レイ「!」
青葉「目標、零号機と物理的接触!」
ミサト「零号機のA.T.フィールドは!?」
マヤ「展開中! しかし、目標に中和されていきます!」
ミサト「A.T.フィールドを中和ですって!? そんなバカな!」
リツコ「今度は一時的接触を試みているの? 零号機と!?」
ユーゼス「今からズフィルードクリスタルを注入し、お前を取り込む…」
〔警報(Nerv)〕
マヤ「正体不明の金属細胞が零号機を侵食! 危険です!!」
シンジ「あ、綾波っ!!」
ユーゼス「ククク…」
レイ「ううっ…ああっ…ああ…!」
ユーゼス「さあ…このアンティノラと同化するがいい」
レイ「…私は私…あなたじゃないわ…!」
ユーゼス「だが…私にはお前の心が感じられるぞ…? 悲しみに満ちたお前の心が…」
レイ「………!」「…これが…涙? 泣いているのは…私?
ミサト「レイッッ!!」
シンジ「綾波っ!!」
ユーゼス「…あわてるな。お前の相手はこの後でしてやる…」
レイ「!」
マヤ「零号機のA.T.フィールド反転! 一気に侵食されます!!」
リツコ「目標を押さえ込むつもり!?」
マヤ「フィールド限界! これ以上はコアが維持できません!」
ミサト「レイッ!! 機体を捨てて逃げてッ!!」
レイ「駄目。私がいなくなったら、A.T.フィールドが消えてしまう」「だから…駄目」
ミサト「レイ…! 死ぬ気…!?」
マヤ「コアがつぶれます! 臨界突破!!」
レイ「………!」
〔味方ユニット撃破〕
〔敵ユニット撃破〕

シンジ「あ…ああ…!」
青葉「…も、目標、消失…」「い、いえ…重力震の余波を感知…目標は爆発の寸前に空間転移を行ったと思われます」
ミサト「………」「…現時刻を持って作戦を終了します…! 第1種警戒態勢へ移行…!」
日向「りょ、了解…状況イエローへ速やかに移行」
ミサト「…零号機は?」
マヤ「…エントリープラグの射出は…確認されていません」
ミサト「生存者の救出…急いで…!」
リツコ「…もし、いたらの話ね」
ミサト「!!」
リツコ「………」
日向「…碇司令、ロンド=ベル隊のゴラオンが第2新東京市に接近中です」「こちらへ着艦要請が出ていますが…」
ゲンドウ「………」「着艦を許可する」
冬月「いいのか、碇…? 今、部外者を中に入れたら委員会の老人達をさらに刺激することになるぞ」
ゲンドウ「構わん。時間稼ぎと盾代わりにはなる…」
【戦闘マップ終了】

≪「出撃する機会をうかがう」を選択≫
<3PP>
〔味方ユニット出現〕
シンジ「綾波っ!?」
レイ「………」
〔レイ、ユーゼスに隣接〕
ミサト「まさか…!?」
青葉「零号機、目標と物理的接触!」
ミサト「零号機のA.T.フィールドは!?」
マヤ「展開中! しかし、目標に中和されていきます!」
ミサト「A.T.フィールドを中和ですって!? そんなバカな!」
リツコ「今度は一時的接触を試みているの? 零号機と!?」
レイ「う…く…ッ!」
〔警報(Nerv)〕
マヤ「正体不明の金属細胞が零号機を侵食! 危険です!!」
シンジ「あ、綾波っ!!」
レイ「ううっ…ああっ…ああ…!」
ミサト「そんな…! 零号機を取り込む気なの!?」
レイ「私と…同化するつもり…? でも、私は私…あなたじゃないわ…!」「………!」「…これが…涙? 泣いているのは…私?
ミサト「レイッッ!!」
マヤ「零号機のA.T.フィールド反転! 一気に侵食されます!!」
ミサト「まさか、自爆する気!?」
ゲンドウ「レイ!」
マヤ「フィールド限界! これ以上はコアが維持できません!」
ミサト「レイッ!! 機体を捨てて逃げてッ!!」
レイ「駄目。私がいなくなったら、A.T.フィールドが消えてしまう」「だから…駄目」
マヤ「コアがつぶれます! 臨界突破!!」
レイ「………!」
〔味方ユニット撃破〕
シンジ「あ、綾波ぃっ!!」
青葉「も、目標は…未だ健在!!」
ミサト「な、何ですって…!?」
冬月「あの爆発の中で生き残るとはな…」
ゲンドウ「………」
マヤ「弐号機の精神汚染、さらに進行!!」
ミサト「弐号機を強制回収! 急いで!!」
マヤ「駄目です! 零号機の爆発で回収ルートが大破しています!」
ミサト「!!」
〔カメラのシャッターを切るような音〕
アスカ「う…あ…ああ…」「ああ…あ…わ、私は…」「…私は子供じゃない…早く大人になるの…ぬいぐるみなんていらないわ…」「私はママの人形じゃない…! 自分で考え、自分で生きるの…!!」「パパもママもいらない…誰もいらない…一人で生きるの…!」「だから…ママ…お願いだからママをやめないで…!!」
〔カメラのシャッターを切るような音〕
アスカ「!!」「嫌ッ!! こんなの思い出させないで!!」「せっかく忘れてるのに掘り起こさないで!!」「こんな嫌なこともういらないの! もうやめて!! やめてよう…!!」
ミサト「アスカッ!!」
アスカ「う、うう…誰も…誰も私を助けてくれない…誰も…誰も!!」
マヤ「危険な状態です! このまま精神汚染が続けば、パイロットの生命維持に問題が!!」
ミサト「くっ…何も…何も出来ないなんて…!!」
〔爆発音〕
ミサト「な、何なの!?」
青葉「だ、第1から18番装甲まで損壊! ジオフロントの天井に穴が開きました!!」
リツコ「まさか…使徒!?」
マヤ「! 精神汚染の進行が停止!! サ、サイキック・ウェーブが中和されていきます!!」
ミサト「も、もしかして…!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ミサト「ロ、ロンド=ベルのみんな!」
豹馬「すまねえな、ミサトさん! ここの天井に大穴開けちまって…!」
ミサト「あ、あなた達…どうしてここへ!?」
竜馬「海底のエンジェル・ハイロゥが再起動し…○○○がここの危機に気づいたんです」
ミサト「○○○が…!?」
エレ「詳しい話は後です。今は…あの敵を何とかしなければなりません。各機、出撃を!」
〈出撃ユニット選択〉
<<ブリット>>
ブリット「………」「あの敵機から…邪悪で強力な念を感じる…!」「イングラム少佐と同じか…それ以上か…!」「3万人のサイキッカーにあんなことをしたのは…奴だ。奴に間違いない!」

健一「本当か、○○○!?」
<<ブリット>>
ブリット「ああ…!」

竜馬「それが事実なら…あれに乗っている奴を許すわけにはいかない!!」
ユーゼス「フ…フフフ…」
<<ブリット>>
ブリット「!」

ユーゼス「…地球人という種は闘争心及び戦闘能力に長けているが精神的にはまだまだ未熟のようだな」「エヴァンゲリオンにA.T.フィールドがあっても、パイロットの心がぜい弱であれば…」「何の防壁にもならない。期待していたが、他愛のない相手だった」
アスカ「う…あ…!」
甲児「て、てめえッ!! アスカに何しやがったんだ!?」
ユーゼス「だが、おかげでエヴァンゲリオンの正体がわかった」「私自らがエンジェル・ハイロゥと共にわざわざここまで出向いて来た甲斐があったよ」
エレ「あなたは何者なのです!?」
ユーゼス「私の名はユーゼス=ゴッツォ。君達がエアロゲイターと呼んでいる異星人の副司令官だ…」
エレ「!」
輝「エアロゲイターの副司令官!? そんな大物が何でこんな所に…?」
フォッカー「じゃあ、もしかして、あの男のせいでエンジェル・ハイロゥは…!!」
ゲンドウ「ユーゼス=ゴッツォ…」
ユーゼス「………」「…地球人は軍事技術レベルだけが突出した野蛮な種族だが我々より進んでいるものが一つある」「それは…人類補完計画だ」
ミサト「!」
ゲンドウ「………」
ミサト(エアロゲイターが人類補完計画を知っている…?)(いや、それは以前からここを偵察していて知ってるとしても…)(『我々よりも』とはどういう意味? 彼ら側に補完計画があると言うの…!?)
ユーゼス「…この地下空洞は改修されているとは言え、内部の様子が我が帝国の超古代外典の記載事項と酷似している」
ゲンドウ「………」
ユーゼス「ここは彼らの遺跡と見て間違いないようだな。そして…真なる『黒き月』である可能性も高い」
ミサト「彼ら…!? 『黒き月』!?」
リツコ(ガフの部屋のこと…?)
ユーゼス「ならば、セントラルドグマとロンギヌスの槍がここの地下にあるはずだ」
冬月「ロンギヌスの槍の存在まで知っているのか…」
ゲンドウ「死海文書が複数あるという説は正しかったようだな」
冬月「ああ…しかも、他の異星文明にな」
ゲンドウ「葛城三佐、弐号機を強制回収。ロンド=ベル隊に攻撃を開始させろ」
ミサト「は、はい!」
〔味方ユニット離脱〕
ユーゼス「必要な情報は入手した。だが、サンプルの力を直に調査する良い機会でもある…」「2分の時間を与えよう。お前達の力をこの私に見せてみろ」
甲児「何だと…!? てめえらにゃマジでブチ切れてんだ! その言葉、絶対に後悔させてやる!!」
<戦闘開始>

≪「出撃する機会をうかがう」を選択≫
<2ターン以内にユーゼス撃破>
ユーゼス「ククク…さすがだな。だが、その程度で私の息の根を止めることは出来ん…」「さらばだ。お前達のさらなる成長を期待しているぞ…」
〔敵ユニット爆発〕
【戦闘マップ終了】

≪「出撃する機会をうかがう」を選択≫
<ユーゼス撃破できずに3PP>
ユーゼス「残念だが…時間切れだ。お前達のさらなる成長に期待しているぞ…フフフフ」
〔敵ユニット離脱〕
青葉「目標、空間転移を行いました!」
ミサト「………」「…現時刻を持って作戦を終了します…! 第1種警戒態勢へ移行…!」
日向「りょ、了解…状況イエローへ速やかに移行」
ミサト「…零号機は?」
マヤ「…エントリープラグの射出は…確認されていません」
ミサト「生存者の救出…急いで…!」
リツコ「…もし、いたらの話ね」
ミサト「!!」
リツコ「………」
日向「碇司令、ゴラオンから着艦要請が出ていますが…」
ゲンドウ「………」「着艦を許可する」
冬月「いいのか、碇…? 今、部外者を中に入れたら委員会の老人達をさらに刺激することになるぞ」
ゲンドウ「構わん。時間稼ぎと盾代わりにはなる…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】
〔ゼーレの座〕
声「観察者たるエアロゲイター…しかも、その副司令がNerv本部内に現れたことにより…」「彼らも我々と同じ情報をもっていることが確実となった」
声「だが、異星人達には何も出来ん…黒き月はこの星にしか存在しないからな」
声「後は傍観者たるBF団だが…我らの敵ビッグ・ファイアはSTMCの存在が明らかになっても目覚めてはいない」
声「おそらく、その存在はすでに消滅していると考えて間違いないだろう…」
声「これでゼーレの死海文書に記述されている使徒はあち一つ…」
キール「約束の時は近い…その道のりは長く犠牲も大きかった」
声「左様。EVA零号機の損失…碇を解任させるには充分過ぎる理由だ」
声「人柱が必要ですな…碇に対する」
キール「そして、事実を知る者が必要だ…」

現在位置 Nerv本部

シンジ(………)
ミサト「シンジ君…」
シンジ(………)「…ミサトさん…出ないんだ、涙…」
ミサト(………)
シンジ「悲しいと思ってるのに出ないんだよ、涙が…」
ミサト「…アスカは…病院に収容されたわ。命に別状はないけど…意識が戻らないの…」
シンジ(………)
ミサト(………)

冬月「…綾波レイ…彼女は俺の絶望の産物であり…」
ゲンドウ(………)
冬月「未だにお前の希望の依代でもある」
ゲンドウ(………)
冬月「やはり、忘れる方が無理というものか…」

現在位置 第2新東京市

ミサト「じゃあ…エンジェル・ハイロゥのキー・ルームにはマリア女王とシャクティはいなかった…?」
銀鈴「ええ…マクロスの調査隊が内部を詳しく探索したにも関わらず…」
ウッソ(………)
ミサト「それで…3万人のサイキッカーは…?」
銀鈴「そ、それが…」
ウッソ(………)
竜馬(………)
ミサト「…?」
ショウ「エンジェル・ハイロゥの中にサイキッカーはいなかったんですよ…」
ミサト「いなかったって…? エアロゲイターに連れ去られたってこと?」
ショウ「いえ、サイキッカーなんて人々は最初からいなかったんです」
ミサト「…どういうこと?」
ショウ(………)「…リング・サイコミュの内部からは3万人のサイキッカーの一部分しか発見できなかったんです」
ミサト「一部分…?」
ショウ「つまり…人間の脳髄しか」
ミサト「!!」
ショウ「リング・サイコミュ内にはサイキッカーの脳髄を収めた3万個の培養カプセルが入っていたんです」
ミサト「そ、そんな…!? シラカワ博士はそんなことは一言も…!」
銀鈴「おそらく、シラカワ博士もご存じなかったんでしょう。そして、女王マリアやシャクティも…」
ミサト「じゃあ…」
銀鈴「…エアロゲイターの仕業だと思います。元になったT−LINKシステムはあくまでも人体とのリンクがメインだと聞いていますから
ミサト「地球人を管理するには…脳髄だけの方が都合がいい…ということね」
銀鈴(………)
ミサト「くっ…何て…何て奴ら…!」「一体、人間を何だと思ってるの…!?」
竜馬(………)「奴らを…絶対に許すわけにはいきません。このままではゼントラーディ軍や宇宙怪獣が地球圏へ襲来する以前に…」「人類はエアロゲイターによって彼らの兵器の一部と化し、滅びてしまいます」
甲児「ああ…俺もこんな胸クソの悪い敵は初めてだぜ」「あいつらは…絶対にこの俺がブチ倒してやる!!」
ウッソ「でも………」「エアロゲイターには…せめて…せめて、人間らしくサイキッカーの人達を扱ってもらいたかった…」「こ、こんなのじゃ…こんなのじゃシャクティ達は…!!」
ショウ「ウッソ…」
ミサト(………)
〔通信のコール音〕
銀鈴「ミサトさん…Nerv本部から通信が入っています」
ミサト「わかったわ…」
〔通信回線の開く音〕
ミサト「葛城です…」「!! 何ですって!?」

レイ(………)
シンジ「綾波ッ!!」
レイ「!」
シンジ「良かった…綾波が無事で…」
レイ(………)
シンジ「あの…父さんは来てないんだ」
レイ(………)
シンジ「ありがとう…助けてくれて」
レイ「何が?」
シンジ「何がって…零号機を捨ててまで助けてくれたじゃないか、綾波が…」
レイ「そう…」
シンジ「…覚えてないの?」
レイ「いえ、知らないの。多分…私は3人目だと思うから」

ゲンドウ「そうだ…ファーストチルドレンは現状維持だ。零号機の再建造を急がせろ」「他のチルドレンは監視だけでいい…」
〔通信のコール音〕
冬月「しかし…レイが生きているとなればキール議長らがうるさいぞ…?」
ゲンドウ「ゼーレの老人達には別の物を差し出してある…心配ない」

〔ゼーレの座〕
リツコ(………)
キール「我々も穏便に事は進めたい。君にこれ以上のつらい思いはさせたくないのだ」
リツコ「私は何の屈辱も感じていませんが」
声「気の強い女性だ…碇がそばに置きたがるのもわかる」
声「だが…君を我々に差し出したのは他でもない…碇なのだよ」
リツコ「!」
キール「零号機パイロットの尋問を拒否。代理人として君を寄こしたのだよ、赤木博士」
リツコ(レイの代わり…私が…?)

声「よいのか…? 赤木博士の処置」
声「彼女は帰した方が得策だ」
声「EVAシリーズの功労者…今少し役に立ってもらうか…」
声「左様…我々人類の未来のために」
声「エヴァンゲリオン…すでに8体まで用意されつつある」
声「残るはあと4体か…」
キール「第2新東京市の消滅は計画を進める良き材料になる…」「残るEVAシリーズの完成を急がせろ…約束の時はその日となる」
【シナリオエンドデモ終了】


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