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No.5B
ジオンの亡霊

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

トーレス「アレキサンドリアとザンジバルの予測降下地点を割り出しました」
ブライト「どこだ?」
トーレス「アレキサンドリアは南米のジャブローへ降下する模様です」
ブライト「ジャブロー…連邦軍本部か。ならば、何故ジオンと接触する必要があるのだ?」
トーレス「それと、ザンジバルの方は南太平洋に降下するようです」
クワトロ(南太平洋…もしや、南アタリア島が目的地か?)(ティターンズとジオンが手を組んだ理由が南アタリア島の占拠なら納得がいく)
ブライト「ならば、それを阻止するために我々も地球へ降下するべきだな」
クワトロ「ああ。ティターンズが急速に勢力を伸ばしている現状で、正規の連邦軍がまともに動くとは思えん」
スレッガー「でも、クワトロ大尉…アーガマ一隻だけでジオン軍やティターンズと戦うのは無謀だぜ」
ブライト「中尉、連邦軍内部にはティターンズの存在に疑問を持つ人間が大勢いる」
スレッガー「だが、その大部分は閑職にまわされているじゃないか。俺達やハヤト=コバヤシのように…」
ブライト「彼らは何もしていないというわけではないさ」
デュオ「地球に住む連中…アースノイドをアテにするのかい? 俺はスペースノイドをないがしろにする奴らを信用出来ないね」
エマ「言っている意味はわかるわ。でも、アースノイドの全てが悪とは限らない」
デュオ「確かに、あんたみたいに物わかりがいい人間がティターンズのトップにいれば30バンチ事件なんて起きなかったさ」
クワトロ(………)
エマ「30バンチ事件? 暴動があったサイド1のコロニーのこと?」
デュオ「暴動だってぇ!?」「あきれたもんだ。ティターンズはあの事件を内部の人間にも教えてないんだな」
エマ「…どういうことなの?」
デュオ「いいか? ティターンズのバスクはな、反地球連邦運動が高まった30バンチに毒ガスを注入したんだぜ!」
エマ「な、何ですって!?」
カミーユ「!」
<<リョウト>>
リョウト「コ、コロニーに毒ガスを!?」

クワトロ「そうだ。バスクは毒ガスによってコロニー居住者を全て抹殺した」
エマ「そ、そんな…!!」
カミーユ「空気と水が何よりも大事なコロニーに、そんな真似をするなんて…!」
エマ(………)
カミーユ「何故、そんな風に人が殺せるんです?」
クワトロ「直接刃物を持って殺さないからさ。手に血が付かなければ、痛みはわからんのだ」
カミーユ「し、しかし…」
クワトロ「地球連邦の人々は、宇宙という新しい環境を手に入れて、そこに適応していこうとする人間を恐れたのだ」
エマ「それは…スペースノイドがニュータイプになるから…?」
クワトロ「そうだ。ニュータイプをエスパーのように考えているから、彼らに主権を侵害されるのを恐れているのさ」
カミーユ「それだけの理由で大量虐殺が出来るなんて…」
クワトロ「人間は他人を信じないからさ。信じないから疑い、疑うから他人を悪いと思い始め、人間を間違わせる」「ニュータイプとはその誤解なしで他人とわかりあえる存在だということを多くのアースノイドは理解出来ないのだ」
デュオ「…じゃあ、あんたがそれをアースノイドにわからせるってのかい?」
クワトロ「私はそこまで自惚れてはいない。ただ、人の革新を見届けたいだけだ」
デュオ(………)
<<リョウト>>
リョウト「そんなニュータイプ論より、今はジオン軍の侵攻にどう対処するか考えるべきでしょう」「大量虐殺を平気でやるような連中がそろって地球へ降下しようとしているんですよ!」

ブライト「そうだな。ジオン軍の地球侵攻を黙って見過ごすわけにはいかない」「本艦も地球へ降下する。異存はないな? クワトロ大尉、デュオ」
クワトロ「ああ」
デュオ「ザビ家に支配されたジオンがコロニーのために戦うことはないからな。奴らはいずれコロニーにも牙をむく」
スレッガー「お前さん、言うことがまるでテロリストだね」
デュオ「ティターンズやジオンよりは常識的なつもりなんだけどね」
クワトロ(………)
ブライト「では、先程のザンジバルを追い、本艦も南太平洋へ降下する」「降下ポイントはザンジバルから50キロ北へずらせ。待ち伏せされる可能性があるからな」
トーレス「艦長! 新たな艦隊を捕捉しました!!」
ブライト「どこへ向かっている?」
トーレス「地球へ降下するコースを取っています! 所属は不明ですが、おそらく…」
ブライト「総員、大気圏突入準備を行いつつ第1種戦闘配置!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ジオンの亡霊」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
ブライト「やはりジオン軍か!」
マ=クベ「連邦軍だと…? シーマ中佐の話では、この宙域に連邦軍の戦艦はいないはずだが…」「連邦軍でなければ、エゥーゴか。大気圏突入前だとうのに、厄介だな」
ガイア「マ=クベ大佐! モビルスーツ部隊の発進許可をくれ!」
マ=クベ「…我々は地球に降下するのが目的だ。ここで戦闘をすれば、極東地区での合流に遅れる」
ガイア「あんな得体の知れぬ連中など待たせておけ。それよりも…」「あの戦艦は木馬に似ている。エゥーゴの主力母艦である可能性が高い」
マッシュ「同感だな。7年前の木馬もそうだった」
ガイア「奴らも大気圏突入前は無防備になるはずだ。今、ここで叩いておけば後々楽になるのではないか?」
マ=クベ(…確かに、私の部隊は本隊と別行動をとっているからな…時間的な余裕はある)「ならば、黒い三連星の実力を久々に見せてもらおうか」
ガイア「了解した。まかせてもらおう」
マ=クベ(それに…確か、エゥーゴの実戦部隊にはシャアが潜伏しているはず)(戦闘に入り次第、我が方の特殊周波数で呼びかけてみるか)
〔敵ユニット出現〕
ガイア「ふふ…再びこうやって地球をおがめる日が来るとな
オルテガ「ああ。7年前のルウム戦役を思い出すぜ」
ガイア「各機、あの木馬もどきの戦艦を狙え! あれを落とせば、奴らは地球に降下出来ん!」
ブライト「このタイミングで仕掛けてくるだと!?」
クワトロ「あのザンジバルは大気圏突入よりも、こちらを叩くことを選んだようだな…」
ブライト「…7年前、ホワイトベースに乗っていた時、これと同じタイミングで戦闘を仕掛けられたことがある」
クワトロ「………」
ブライト「やむをえん。こちらも出撃だ!」「ただし、7分後にはアーガマは大気圏に突入する!」「その間、アーガマを護衛しろ!」
クワトロ「大気圏突入までの7分間、アーガマを護衛する」「なるべくアーガマから離れず、接近してくる敵モビルスーツを撃墜しろ! ザンジバルには手を出すな!」
デュオ「やれやれ、死神がジオンの亡霊退治をする羽目になるとはね…」「ま、地球に降りるとなりゃ、本来の目的も達成できるしな。それじゃいっちょ行きますか!」
※※熟練度3以上の場合、セリフ追加※※
ガイア「オルテガ、マッシュ! 奴にジェットストリームアタックをかけるぞ!
オルテガ「おう!
マッシュ「おう!
デュオ「何だ!? あいつら!!」
クワトロ「ドムが3機? 黒い三連星か!?」
〔ガイア、前進〕
〔オルテガ、前進〕
〔マッシュ、前進〕

ガイア「行くぞ!」
クワトロ「ヒュッケバインを狙っている! 防御しろ、○○○!」
〔ガイア、主人公へ隣接〕
[イベント戦闘「主人公vsガイア」]
〔ガイア、主人公から離脱〕
〔オルテガ、主人公へ隣接〕

[イベント戦闘「主人公vsオルテガ」]
〔オルテガ、主人公から離脱〕
〔マッシュ、主人公へ隣接〕

[イベント戦闘「主人公vsマッシュ」]
〔マッシュ、主人公から離脱〕
<<リョウト>>
リョウト「な、何とか耐えられた…」

カミーユ「一年戦争の戦記物で見たことがある…あれがジェットストリームアタックか!」
ガイア「チッ…モビルスーツ相手の戦闘とは勝手が違うようだな!」

<戦闘開始>

<1EP>

クワトロ「ジオン軍の特殊周波数で通信が入っている…」
マ=クベ「聞こえているか、シャア。私はネオ・ジオンのマ=クベだ」
クワトロ「………」
マ=クベ「機は熟した。我らネオ・ジオン軍の地球侵攻作戦を妨げるのは止めろ」
クワトロ「…本来の予定より随分と早いな」
マ=クベ「貴様の地球圏偵察の任務は終わった。速やかにアクシズへ帰還せよ。ハマーン=カーンがお前を待っている」
クワトロ「………」「お前達の背後にはザビ家の邪念が感じ取れる…それでは7年前と同じ悲劇を繰り返すだけだ」
マ=クベ「あの時は巨大戦艦の落下で我々も休戦を余儀なくされた。だが、今度こそジオンはその目的を達成する」
クワトロ「マ=クベ…過去の怨念で生きていける時代ではなくなったのだ」「そしてスペースノイドとアースノイドで争っている時代でもない」
マ=クベ「シャア…やはり裏切る気か」

<2PP>
トーレス「大気圏突入まであと5分! 敵モビルスーツだけを撃破して下さい!」
ブライト「アーガマを5分間守りきるだけでいい!」

<3PP>
トーレス「大気圏突入まであと4分!」
ブライト「アーガマの護衛を最優先しろ!」

<4PP>
トーレス「大気圏突入まであと3分!」
ブライト「ザンジバルには構うな!」

<5PP>
トーレス「大気圏突入まであと2分!」
ブライト「2分間だけ保たせてくれればいい! 無理はするな!!」

<6PP>
トーレス「大気圏突入まであと1分!」
ブライト「深追いはするな! アーガマの護衛を最優先しろ!」

<クワトロvsマ=クベ>
マ=クベ「やはり貴様とはこうなる運命だったようだな…」
クワトロ「再起しても、ジオンはザビ家の邪念から逃れられないのか!」

<クワトロvsガイア>
クワトロ「お前達も一年戦争を生き延びていたとはな」
ガイア「その戦い方…見覚えがあるぞ! 貴様、赤い彗星だな!?」

<マ=クベ撃破>
マ=クベ「いまいましいエゥーゴめ…撤退するぞ!」

<ガイア撃破>
ガイア「やむをえん、撤退だ!」

<オルテガ撃破>
オルテガ「うおっ! こいつら並じゃないぞ! 脱出する!」

<マッシュ撃破>
マッシュ「くっ! 俺達をここまで追いつめる奴がいるとは!」

<敵全滅or7PP・勝利条件達成>
※※敵全滅の場合のセリフ※※
トーレス「敵機を撃退しました!」
ブライト「よし、全機帰還せよ! 本艦はこれより大気圏に突入する!」
※※7PPの場合のセリフ※※
ブライト「時間だ。全機、帰還しろ!」
トーレス「大気圏突入!」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

〔警報〕
トーレス「ブライト艦長、先程の戦闘で艦の突入角度に誤差が生じました! 本艦は当初の目的地点へ降下出来ません!」
ブライト「何とかコースを修正しろ!」
トーレス「こ、このタイミングでコースを修正すれば、本艦は地球へ降下できなくなります!」
ブライト「くっ…どこへ降下するんだ!?」
トーレス「極東地区、日本近海です!」
カミーユ「それじゃ、ザンジバルの降下地点とはかなり離れてしまう!」
ブライト「やむをえん。連邦軍の極東支部に事情を説明し、極東地区へ降下しよう」
クワトロ「はたして極東支部は我々の立場を理解しているのか? ティターンズが先手を打っていれば我々は反逆者扱いになるぞ」
ブライト「極東支部の岡長官はティターンズ結成に反対した人と聞く…上手くいけば、我々に協力してもらえるかも知れない」「それに極東は中立地帯ともいえる特殊な地域だ」
デュオ「へえ、そりゃどうして?」
ブライト「日本には超科学を扱う施設と高い戦闘力を持つ人型機動兵器…スーパーロボットが数多く存在する」「そのため、どこの組織もうかつに日本へ干渉出来ないのだ」
デュオ(………)
ブライト「大気圏突破後、極東支部と連絡を取れ」
トーレス「了解!」
【シナリオエンドデモ終了】


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