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No.67A
この星の明日のために

【シナリオデモ開始】
現在位置 コンペイ島

輝「ヱクセリヲンがドック入りしたみたいですけど…何かあったんですか?」
銀鈴「先程の戦闘で縮退炉が損傷したそうなの…」
輝「縮退炉が…? それじゃ、ヱクセリヲンはワープが不可能に…」
エマ「ええ。今後の作戦に大きな影響が出るわね…」
リューネ「そのせいもあって、マクロスに改良型のフォールド・システムを取り付けるらしいよ」「でも、それも次の作戦に間にあうかどうかわかんないけど…」
輝(………)
フォッカー(………)
輝「先輩、どうしたんです? 難しい顔しちゃって…」
フォッカー「ああ。どうしてエアロゲイターの本隊があの後現れなかったか気になってな」
エマ「ここに来て自軍の戦力を温存するつもりなんでしょうか…?」
銀鈴「でも、それなら最初からジュピトリアンだけを送り込んでくるのでは?」
バニング「確かに。地球圏を制圧するには、あの時以上の好機はなかったはずだ」
フォッカー(まさか…雷王星宙域に接近しつつある宇宙怪獣と戦っているのか?)(いや、それだったら奴らはもっと早期に対応していたはずだ)
リューネ「あいつらが尻尾巻いて逃げたってわけないしね…」
銀鈴「ヱクセリヲンの主電探室からの報告だと、エアロゲイターの旗艦はあのまま行方不明になったらしいけど…」
デュオ「…ユーゼスの口ぶりじゃ後で姿を現すような感じだったけどな」
マサキ(………)(奴はサイバスターのラプラスコンピューターと○○○を必要としていやがるからな…)
フォッカー(………)「もしかして、奴らは現れなかったのではなく…」「何らかの理由で俺達の前に現れることができなかったのかも知れんな」
輝「何らかの理由って…何なんです?」
フォッカー「例えば、何者かにワープアウトを邪魔されたとか」
輝「それって…亜空間で戦闘を仕掛けたってことですよね?」
フォッカー「ま、そんなことをできる奴がいればの話だが…」
銀鈴「以前、ヱクセリヲンがワープ中に宇宙怪獣からの攻撃を受けたと聞きましたが…今回も彼らの仕業なのでしょうか?」
バニング「もし、そうだったら地球圏はすでに壊滅している」
銀鈴「そうですね…」
マサキ(………)「ひょっとしたら…シュウかイングラムの仕業かも知れねえ」
エマ「そんな…エアロゲイターの旗艦を相手にたった1機で…」
ヒイロ「あり得る話だ。あの二人はドレイク軍を空間転移によってバイストン・ウェルへ送り返したからな」
マサキ「お前に賛同されるなんて思ってなかったぜ」
ヒイロ「自分なりに情報を分析した上での結論を言ったまでだ」
エマ(………)
リューネ「これはあたしの推測なんだけど…」「シュウとイングラムはエアロゲイターの旗艦が地球圏に現れるのを待っていたのかも知れないね」
デュオ「待ってたって…何のために?」「その二人とユーゼスは互いに顔を合わせるのを避けてたみたいだしよ…」
ヒイロ「奴らで決着をつける時が来たということだろう」
デュオ「…それって、結局俺達が利用されてるだけってことかよ」
マサキ「あいつらのことだ。三人とも互いに漁夫の利を狙ってるだけなのかも知れねえ」
輝「それより、今は宇宙怪獣をどうするか…そっちの方が重要だよ」
フォッカー「輝の言うとおりだ。それに、もうすぐ作戦部が結論を出す頃だな…」

マヤ「…125パターンの宇宙怪獣撃退作戦案が出ましたが…0.1%以上の成功確率を超えるものはありません」
タシロ(………)
エキセドル「先の戦闘でヱクセリヲンの縮退炉は損傷…」「さらにマクロスの新フォールド・システム完成には時間が必要…」「現存する戦力では万に一つの勝ち目もありませんな」
シーラ(………)
グローバル「せめて、第二次江計画が予定どおり進行していれば…」
副長「しかし、ヱクセリヲン級を量産しても作戦の成功確立は上がりません」
グローバル「…マクロス2番艦メガロードと第5世代宇宙戦艦エルトリウムが完成していたとしても結果は同じか…」
タシロ(………)「やつらは宇宙が自分たちの庭のような連中だ。逃げ場などどこにもない」
エレ(………)
ブライト(………)
〔扉の開く音(パターン1)〕
オオタ「提案します!」
ミサト「オオタ少佐…!」
タシロ「オオタ君…いいのかね…? 君は…」
オオタ「それよりも、私の提案を!」
ミサト(………)
タシロ「…いいだろう。聞かせてくれたまえ」
オオタ「まず、このヱクセリヲンから全乗組員を降ろし…」「さらに敵中心部へ乗り込んでそのキングストン弁を抜きます」
グローバル「な、何だと…!?」
ミサト「それじゃ、ヱクセリヲンは…!」
タシロ「…続けてくれたまえ、少佐」
オオタ「…そして、ワープエンジンとなる縮退炉を暴走させるのです」「ボイド効果により、暴走した縮退炉は2分40秒後に人工ブラックホールとなり…」「第十番惑星の雷王星ごと敵の大半を飲み込みます」
ブライト(………)
ミサト(………)
グローバル「オオタ君…無茶を言うな」「SDFがヱクセリヲンを失えば、対エアロゲイター戦での戦力が激減することになる」「それに…雷王星軌道上とはいえ、そこで超重力崩壊を起こせば…」「その衝撃波によってスペースコロニーのほとんどは大破、地上も大被害を受けることになる…」
エキセドル「それだけではありません。確実に地球の地軸が歪むでしょうな」
ミサト「そ、そんな…!」
タシロ(………)
オオタ「敵は数億ですよ!?」「ワープが不可能なヱクセリヲンとマクロスで他にどういう作戦があるというのです!?」
グローバル(………)
オオタ「ありはしませんよ!!」
グローバル(………)
ミサト(………)
エキセドル「…今、作戦の成功確立を計算してみましたが…かろうじて1%を上回っております」
ミサト「…1%って言われても…」
エキセドル「しかし、現状では彼の作戦案がベストでしょう」
タシロ(………)「ヱクセリヲンの護衛は…どうするのかね?」
オオタ「バスターマシン1号とバスターマシン2号を使います」
ミサト「そ、そんな…!! アマノ少尉とタカヤ少尉の二人だけで敵の中心部へ行かせるつもりですか!?」
シーラ「いくらバスターマシンと言えど、数億の敵を相手にするのは…」
オオタ「今回のような状況に対応するため、ガンバスターは開発され…」「私はタカヤ、アマノの両名に様々な試練を与えて来たのです」
タシロ(………)
グローバル「しかし、雷王星までの航路でエアロゲイターの本隊と接触する恐れもある」
オオタ「亜高速航行なら問題はありません」
タシロ「よし、オオタ君の作戦でいこう」
グローバル「提督…!」
タシロ「グローバル君…もはや、手段はそれしかない」
グローバル「しかし…現状でヱクセリヲンを失うのは…」
ミサト(………)
ブライト(………)
タシロ「時間はわずかしか残されていない。すぐに作戦を開始してくれ」

ミサト「…作戦内容の説明は以上よ。何か質問は?」
ノリコ(………)(私とお姉様だけで…宇宙怪獣の中心部に…?)
カズミ(………)
ミサト(………)「ごめんなさい…今の私達には、これしか方法がないのよ」「本当なら、護衛を何機か付けてあげたいところだけど…」
ミサト「…いえ、いいんです。まだエアロゲイターも残っていますから…」
ミサト(………)
ノリコ「でも、作戦が無事成功したら、すぐに戻って来れるんですよね?」
カズミ「すぐじゃないわ…」
ノリコ「!」
カズミ「私達が雷王星宙域に行っている間、地球では半年経ってしまうのよ」
ノリコ(………)
ミサト(………)「作戦開始は24時間後。他のみんなには作戦内容を伝えていないわ」
ノリコ「そうですよね…この話を知ったら私達についてくる人、多そうだもの…」
ミサト(………)
ノリコ「みんなと離れるのはさみしいけど…宇宙怪獣は私達が必ず撃退します」「その代わり…地球圏のことはミサトさん達にお願いします」
ミサト「ええ…わかったわ」

未沙「エクセリヲン第一艦橋クルーの最終退去を確認」
クローディア「自動操縦装置、縮退炉共に異常ありません」
未沙「バスターマシン1号、及び2号、所定位置につきました」
ミサト「作戦開始まであと60秒です」
グローバル「いよいよか…」
オオタ(………)
ユング(………)
ミサト「アマノ少尉、タカヤ少尉…機体の最終チェックを」
ノリコ「こちらバスターマシン1号。機体に問題ありません」
カズミ「同じくバスターマシン2号。問題はありません」
オオタ(………)
カズミ(………)
未沙「作戦開始まで、あと30秒」
ノリコ(まだ、みんなと同じ時を生きてる。これから、お姉様と二人だけの時間が流れ始めるんだわ…)「…ミサトさん」
ミサト「…何?」
ノリコ「みんなに…半年後、地球で必ず会おうって伝えて下さい」
ミサト(………)「わかったわ」
未沙「…作戦開始まで、あと15秒。最終秒読みを開始します」
ユング「ノリコ…」
ノリコ「ユング…」
ユング「…さよならは言わないわ」
ノリコ「うん…」
ユング「…行ってらっしゃい」
ノリコ「…行って来ます」
未沙「作戦スタート! エクセリヲン、バスターマシン各機、加速!」
〔マシンの発進する音〕
未沙「縮退レーダー作動、追跡開始」
クローディア「第1次加速を確認。航路正常」
オオタ(………)
ユング(………)「もう…会えないかも知れませんね…」
オオタ(………)
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「この星の明日のために」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ノリコ「土星軌道通過。中心部まで、あと216天文単位」
カズミ「………」
ノリコ「あの…お姉様…コーチの身体のことは…」
カズミ「知っているわ」
ノリコ(やっぱり…)
カズミ「………」
ノリコ「でも…半年の間に療養すれば、きっと元気なコーチに戻ってますよ!」「それに、二人はお似合いのカップルなんだから、コーチも身体をいたわってくれる人が必要ですよね?」
カズミ「…あなた、何にもわかってないのね」「コーチの身体は宇宙放射線病に冒されているのよ…」
ノリコ「!!」
カズミ「…あと半年、もたないんじゃないかって…」
ノリコ「そ、そんな…!!」
カズミ「…もう…会えないかも知れない」
ノリコ「………」「お姉様…私…私…」
〔警戒警報(ヱクセリヲンパターン)〕
ノリコ「!!」
〔敵ユニット出現〕
ノリコ(何て数…!! でも…あれでもほんの一部なんだ…)
カズミ「敵集団捕捉。このまま最前部に接触するわ」「敵影、約2億5千万。前方、確保。行くわよ、ノリコ!
ノリコ「はいっ!
<戦闘開始>

<敵ユニットが20機以下>

ノリコ「敵中心部まであと40億キロ…!」「!」(地球ではもう一週間経ってる…!!)
カズミ「ノリコ、このままヱクセリヲンの航路を確保して、一気に敵中心部まで突撃するわよ!」
ノリコ「は、はいっ!」

<敵ユニットが20機以下になった次PP・味方援軍1&敵増援1出現>
カズミ(地球では、もう二週間…!)(………)(もしかして…あの人は今頃…!)(………)
ノリコ(! 三週間が過ぎた…!)
カズミ(………)「もうダメ! これ以上、行きたくない!!」
ノリコ「お姉様!?」
カズミ「…あたし、動けない…」「もう、これ以上動けない…!」
ノリコ「…お姉様…」
カズミ「…あの人が死んでしまう…! 地球に還ったって、もうあの人はいないわ…!!」
ノリコ「………」
カズミ「あたし、まだ何も言ってないのに…」「…好きだとも、愛してるとも…抱いてとも言ってない…」「何一つ言えなかったのよ…!!」
ノリコ「………!」
カズミ「本当はあの時、キスして欲しかった…」「抱いて欲しかった…」「好きだと言って欲しかった…」「それなのに…それなのに…」「このままもう会えなくなってしまうなんて…そんなの絶対に嫌ぁぁぁっ!!」
ノリコ「………」「お姉様、しっかりして下さい! このままじゃやられてしまうわ!」
カズミ「………」
ノリコ「コーチの六カ月はどうなるの!? 本当はコーチだって、お姉さまと一緒にいたいはずよ!」「最期の六ヵ月よ! 本当は行くなと抱きしめてやりたかったはずよ!!」
カズミ「………」
ノリコ「それをコーチは自分を捨てて、その半年をあたし達に…ガンバスターにかけたのよ!!」「これはその六ヵ月なのよ! お姉様!!」
カズミ「!」
ノリコ「いいえ、コーチだけじゃないわ。キミコも、ユングもロンド=ベルのみんなも…」「自分たちの未来をあたし達に託したのよ!!」「そのあたし達が負けたら、みんな今まで何のために生きて来たのよ!?」「あたし達は…あたし達は…必ず勝たなきゃいけないのよ! お願い! カズミ!! 戦ってぇぇっ!!
カズミ「………」「わかったわ………ノリコ……………合体しましょう!
ノリコ「お姉様!
[ムービーデモ「炎となりて」]
〔味方ユニット合体〕
カズミ(コウイチロウさん…あなたの六ヵ月…この六ヵ月、戦ってみせるわ…あなたのために)(…それがあなたと同じ時を生きる唯一の方法なのね)
〔警報(ヱクセリヲンパターン)〕
〔敵ユニット出現〕

カズミ「ノリコ、敵の増援よ。さらに重力震の余震を感知。まだまだ現れるわよ」
ノリコ「合体したガンバスターを…ただのマシンと思わないでよ」「コーチの…」「コーチの…!」「コーチの心が! こもってるんだからァァァァァァッ!!」

<ガンバスターが合体したターンのEP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
ノリコ「! ヱクセリヲンを狙って来た!?」
カズミ「ノリコ、援護に回って!」
タシロ「その必要はないぞ」
ノリコ「!!」
カズミ「タ、タシロ艦長…!! どうしてエクセリヲンに…!?」
タシロ「この作戦に失敗は許されん。キングス弁の引き抜きはワシがこの手で確実に行うつもりだ」
ノリコ「そ、そんな! 人が乗った艦を自沈させるなんて!!」
タシロ「…タカヤ君。ワシはエクセリヲンの艦長だ。艦長は艦と運命を共にしなければならん」
ノリコ「………」
タシロ「心配はいらん。ワシ一人の犠牲で人類が助かれば本望だ」
ノリコ「………」
タシロ「だから、君達は本艦の進路を確保することに専念してくれ。本艦を狙ってくる敵はワシが引き受ける」
カズミ「タシロ艦長…!」
タシロ「さあ、行くぞ…人類の未来のために!」
副長「艦長、自動攻撃システムの作動に問題はありません」
タシロ「!! ふ、副長…どうして君まで!?」
日向「今から、この宙域を突破するのに最適な目標ポイントを検索します」
タシロ「日向君!?」
青葉「複数の重力震の予震を感知!」
マヤ「敵は本艦とガンバスターに狙いを定めたようです!」
日向「周辺の敵集団がこの宙域へ集結! 接触まで、あと60秒!」
タシロ「青葉君に伊吹君まで! 何故、君達がここにいるのだ!?」
副長「…艦長お一人で本艦の制御を行われるには無理があります」
タシロ「し、しかし…それでは君達が!」
日向「なぁに、命なんてEVA量産機がNerv本部に現れた時点で捨ててますよ」
青葉「それに、我々もロンド=ベル隊…そしてSDFの一員です。人類の未来のためなら、自分の命なんて安いものです」
マヤ「だから、私達のことは気にしないで下さい」
タシロ「………」
ノリコ「………」
タシロ「…すまん、諸君…!」
日向「艦長、この宙域の突破するために最適な目標ポイントを割り出しました」「今からそのポイントを表示します」
〔カーソル、突破口を指定〕
ノリコ「宇宙怪獣が突破口に固まってる…!」
タシロ「奴らめ…我々の作戦に気づいているというのか!」
副長「艦長、敵集団中枢にたどり着くには…」
〔カーソル、突破口を指定〕
副長「本艦をあのポイントへ移動させるしかありません」
タシロ「よし…タカヤ君、アマノ君。本艦はこれより敵陣を突破し、目標ポイントへ向かう。援護を頼むぞ!」
マヤ「コース前方に重力予震を感知! 約60秒後に敵が現れます!」
ノリコ「了解!」
〔ヱクセリヲン、中立ユニットから味方ユニットへ〕

<ガンバスターが合体した次ターンのEP・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕

<ガンバスターが合体した2ターン後のPP・味方援軍2出現>
青葉「重力震反応! 敵の増援が出現します!!」
〔味方ユニット出現〕
シュウ「どうやら、間にあったようですね…」
副長「艦長、グランゾンです! グランゾンが出現しました!!」
タシロ「何っ!? どうしてこんな所に…?」
シュウ「…グランゾンの対消滅エンジンと歪曲シールドを応用すれば空間転移など簡単なことですよ」「それに…グランゾンは本来、こういった状況に対処するために開発された機体でもありますから」
タシロ「しかし、いくらグランゾンといえども…」
シュウ「人類の存亡をかけたこの戦いを黙って見過ごすわけにはいきません」
タシロ「………」
シュウ(そして…私が仕掛けたワナを回避したエアロゲイターもこの宙域へ現れるに違いありませんからね…)
〔味方戦艦出現〕
マヤ「艦長! マクロスです!」
日向「ほ、本当だ…! 一体、どうやってここまで来たんだ!?」
タシロ「…地球では一ヵ月少ししか経っておらん…マクロスの新フォールド・システムはまだ完成していないはずだ…」
シュウ「…グランゾンと同様の方法でマクロスも空間転移させたのです」
タシロ「君が…!?」
〈出撃ユニット選択〉
ノリコ「み、みんな…! 来てくれたの…!?」
甲児「あったりまえじゃねえか! 最後の最後でおいしい所を持ってかれてたまるかってんだ!」
ノリコ「で、でも…この作戦は無事に帰れる保証なんて…」
竜馬「この作戦の成功確立が1%に満たないということは知っている」
ノリコ「そ、そうよ…だから…」
甲児「ヘッ…一生に一度ぐらいは万に一つの勝ち目しかない戦いに遭遇することもあるさ」
忍「けどよ、俺達はそれから逃げたりはしねえぜ」
洸「そう…この戦いは俺達にとって始めから運命づけられていた…」「古代ムー帝国の人々が俺にライディーンを託したように…俺達も多くの人から未来を託されているんだ」
ノリコ「………」
タシロ「すまん、諸君…!」
グローバル「提督、我々SDFはこの時のために結成されたのです。お気になさることはありません」
タシロ「う、うむ…」
グローバル「では、これより本艦はヱクセリヲンを援護します」
未沙「デルタ1より各機へ! 敵を撃破し、ヱクセリヲンを目標ポイントへ到達させてください!」
フォッカー「了解! スカルリーダーより各機へ!」「人類の命運はこの一戦にかかっている!」「いいな! 必ず作戦を成功させ、地球圏へ帰還するぞ!!」
タシロ「各機へ! 本艦の目標到達点は…」
〔カーソル、突破口を指定〕
タシロ「ここだ! 到達までの護衛は頼んだぞ!」

<味方援軍2が出現次のPP>
副長「各機へ! 本艦の目標到達点は…」
〔カーソル、突破口を指定〕
副長「ここです。到達までの護衛をお願いします」

<味方援軍2が出現した2ターン後以降の毎PP>
タシロ「各機へ! 本艦の目標到達点は…」
〔カーソル、突破口を指定〕
タシロ「ここだ! 到達までの護衛は頼んだぞ!」

<ヱクセリヲンが目標到達ポイントに到着・勝利条件達成>
副長「目標ポイントに到着! 敵集団中心部へ突入します!!」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方戦艦出現〕
副長「敵集団中心宙域に到達!」
日向「中心部位置を探索…」
〔カーソル、目標到達点を指定〕
タシロ「よし…何としても目標ポイントまで本艦を移動させ、人工ブラックホールを発生させる!」
青葉「敵宇宙怪獣、本艦に向けて接近!!」
〔敵ユニット出現〕
日向「大型クラスの宇宙怪獣が多数出現!」
青葉「敵は本艦の目標到達ポイント周辺に集結しています!」
タシロ「フン…我々とてそう簡単に事が進むとは思っておらん」「追いつめられた人類が何をするか、奴らに思い知らせてやる!」
〈出撃戦艦選択〉
〈出撃ユニット選択〉

アスカ「何よあれ…? よりによって目標ポイントの周りに体力ありそうな奴ばっかり集まって…」
シンジ「きっと…こっちの考えに気づいてるんだ…」
アスカ「じゃあ、あいつらが最終防衛網でも張ってるっての!?」
シンジ「多分…」「あれは…僕達への警告なんだ。全てに終わりを告げるモノ達からの…」
アスカ「………」
シンジ「父さんは…人間がどうあがいても宇宙怪獣という天敵にはかなわないことを知っていたんだ…」「だから、僕達に人類補完計画を阻止されても何もしなかったんだ…」「父さんは人類に明日なんてないことに気付いていたんだ、最初から…」
大作「そんなことありませんよ。シンジさんのお父さんは人類が滅びてもいいなんて思っていなかったはずです」
シンジ「大作君…」
大作「僕には詳しい事情はわからないけど…ただ、滅びを待つつもりだったなら…」「シンジさんのお父さんはシンジさんをエヴァンゲリオンのパイロットに選ばなかったはずです!」
シンジ「………」
大作「それとも、シンジさんはお父さんを信じられないんですか!?」
シンジ「………」「…父さんが何を考えていたのかはもう、わからないけど…」「僕がここにいる理由、それは…」「………」
カヲル「現実は知らないところに…夢は現実の中に…」
シンジ「!!」
レイ「そして、真実は心の中にある…」
シンジ「綾波…、カヲル君…!?」(今、二人の声が聞こえたような…)
竜馬「シンジ君、俺達がここにいる理由はただ一つ…」「この試練に打ち勝ち、未来を手にするためだ」
シンジ「で、でも…宇宙怪獣に勝てる確率なんて…」
洸「ライディーンは宇宙怪獣の存在を記憶していた。そして、それは…」「はるか昔に宇宙怪獣の災厄から生き延びた人がいることを証明している」
シンジ「………」
洸「つまり、あいつらはヒトの手で倒すことが可能なんだ。そして、それは俺達に与えられた使命…」
シンジ「………」
竜馬「だからこそ、ゲッターは俺達に力を与え続けてくれている…」「そして、俺達に語りかけてくれている…その手で自分達の明日をつかめとな」「君にも同じことが言えるはずじゃないのか?」
シンジ「………」「…わかりました、竜馬さん。真意はどうあれ、父さんはこの日のために僕をEVAに乗せたと信じることにします」
大作「シンジさん…」
甲児「とりあえず、今は俺達がやるべきことをやろうぜ!」
竜馬「よし…みんな、行くぞ! 俺達の星の明日のために!!」
〔サイコドライバー能力発現〕
<<ブリット>>
ブリット「!!」

リュウセイ「こ、この念は…!」
<<ブリット>>
クスハ「そ、そんな…こんな所に!?」

〔敵ユニット出現〕
日向「!? も、目標到達ポイントに新たな敵反応!」
タシロ「宇宙怪獣か!?」
日向「い、いえ、違います! これは…エアロゲイターの機体です!」
タシロ「何!?」
シュウ「どうやら、こちらの世界へ脱出できたようですね」
アムロ「馬鹿な…! 地球圏でも彼らはあの日を境に現れなかったのに…!」
ショウ「しかも、どうして1機だけなんだ!?」
シュウ「フフフ…事象の地平を超えられたのはあなただけですか、ユーゼス=ゴッツォ…」
ユーゼス「………」「この宙域は一連の因果律…そして、時間軸と空間軸もが複雑に絡み合っている…」「クロスゲート・パラダイム・システムが完成していなくても…」「因果の鎖をたどり、量子波動跳躍を行えば事象の地平の向こう側から抜け出すことは可能だ…」
シュウ「そうでしょうね。ですが、それも私の予想範囲内です」「そして、私はあなたの存在をあまねく宇宙から抹消するため、ここにいるのです」
ユーゼス「…だが、そうするには必要な因子が足りなかったはずだ」
シュウ「………」
ユーゼス「だから、お前はSDFとロンド=ベル隊までもこの宙域に送り込んだ…」
シュウ「………」
ユーゼス「そして、それは私にとって勝機となる…」「ここには私のシステムを完成させるのに必要な素材がそろっているからな」
リュウセイ「ど、どういうことだ!?」
マサキ「やはり…エアロゲイターの旗艦を行方不明させたのはお前か、シュウ!!」
シュウ「そうです。一ヵ月前、コンペイ島宙域に現れたエアロゲイター旗艦ヘルモーズは…」「私とイングラム少佐が仕掛けたティプラー・シリンダーによって別の宇宙へシフトさせられたのです」
ユーゼス「………」
タシロ「何と…!!」
リュウセイ(イングラムも…!?)
輝「じゃ、じゃあ…エアロゲイターは俺達に前へ現れることができないっていうフォッカー先輩の推測は当たってたのか…!」
リュウセイ「べ、別の宇宙って…一体、どこなんだよ!?」
シュウ「平行宇宙、亜空間…何でも好きなように表現して頂いて構いませんよ」「ただ、そこへ行けば二度とこちらの世界へ出てこられないはずなのですが…」
ユーゼス「………」
リュウセイ「だったら、何であんたは最初からエアロゲイターをその別の宇宙とやらに放り込まなかったんだ!?」
シュウ「異なる世界への扉…時間と空間が交差するゲート、すなわちクロスゲートを開くには様々な条件が必要なのです」
マサキ「!」(ドレイク軍をバイストン・ウェルに転移させた時もそうだったのか…!)
シュウ「前回の時はその必要条件が全てそろっていただけに過ぎない…」「そして、ユーゼス…あなたも最終的にはクロスゲートを開き…」「宇宙怪獣全ての位相をずらして向こう側の世界へ追いやるつもりだったのでしょう?」
ユーゼス「………」「フフフ…やはりお前は優秀な男だよ、シュウ=シラカワ…『こちら側』の人間である点が惜しいがな」
シュウ「………」
ユーゼス「だが…お前やSDF、ロンド=ベル隊…いや、地球人を生かしておけば、後で必ず我が計画の妨げとなる…」「お前達の優れた力は惜しいが、この宇宙から消えてもらうしかないようだ…」
甲児「何いってやがる! 宇宙怪獣ごとてめえもあの世へ送ってやるぜ!!」
ユーゼス「………」(そうだ…それでいい。私の挑発に乗るのだ…そうすればゲートが開く…強力な念と因果律の収束によってな)
シュウ「………」
ユーゼス「さあ、来るがいい…私によって選ばれた地球圏最強の戦士達よ。最期のあがきを見せてみろ…!」
<戦闘開始>

<2ターン以降毎PP>

タシロ「各機へ! 目標地点、すなわち敵宇宙怪獣中心部は…」
〔カーソル、目標到達点を指定〕
タシロ「ここだ! ヱクセリヲンがこのポイントに到着するまで護衛を頼むぞ!」

<敵が18機以下になった・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕

<敵が18機以下になった・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕

<敵が18機以下になった・敵増援4出現>
〔敵ユニット出現〕

<ユーゼス撃破>
ユーゼス「フ…フフ…フハハハハハ…!」「礼を言っておくぞ、ロンド=ベル。これで私の計画は成就に近づいた…」
〔敵ユニット爆発〕
<<ブリット>>
ブリット「どういうことだ…!?」

リュウセイ「本当に…奴を倒したのか!?」
アヤ「………」
<<ブリット>>
クスハ「でも、ユーゼスの念は消えたわ…」

リュウセイ「それにしちゃあ、妙にあっけなさ過ぎる…」
シュウ(なるほど…自分自身を特異点へ固定し、ゲートにするつもりですか…)「………」「では、タシロ提督、最後の仕上げです」「ヱクセリヲンを目標到達ポイントに移動させて下さい」

<ヱクセリヲンが目標到達点に到達>
青葉「目標ポイントに到達!」
マヤ「補機関停止、空間座標軸固定!」
日向「縮退炉の時限暴走プログラムに問題なし!」
タシロ「諸君、ご苦労だった。どうやら、我々はまだ神に見放されたわけではなかったようだ」「これより、本艦のキングス弁を引き抜く。日向君、青葉君、伊吹君…君達は今度こそ退艦したまえ」
マヤ「えっ…」
タシロ「ロンド=ベル隊の機体に君達を回収させる」
日向「しかし、それでは艦長と副長が!」
タシロ「この作戦に失敗は許されん…」「それに、ロンド=ベル隊がシュバルツシルト半径外へ脱出するまで縮退炉を暴走させるわけにはいかん」
マヤ「か、艦長…!」
タシロ「ヱクセリヲンよりロンド=ベル隊各機へ」「今より5分後、本艦のキングス弁を抜き、縮退炉を暴走させる」「重力崩壊までの時間は10分以上あるが、諸君らは5分以内にこの宙域から全速で離脱してくれ」
ジュドー「な…何だって!? 艦長さん達は脱出しないのかよ!」
タシロ「キングス弁を抜くまで、本艦が撃沈されるわけにはいかん」
副長「それに、万が一ということもあります。縮退炉は我々の手で確実に暴走させます」
大作「そ、そんな…! ここまで来て、犠牲を出さなければならないなんて!!」
タシロ「ジュドー君、大作君…これからの時代をつくっていくのは君達のような若者だ」
ジュドー「………」
タシロ「君達は地球圏の未来のために何としても生き残らねばならん。そのためにワシらは最後の任務を遂行する」
大作「タ、タシロ艦長…!」
ジュドー「くっ…な、何でだよ…!」
フォッカー「ジュドー、大作! この宙域から離脱するぞ!」
大作「で、でも、あんまりです!」
ジュドー「そ、そうだ! どうしてあの人達だけこんな所で死ななきゃならねんだよ!!
フォッカー「バカヤロウ! 艦長の気持ちを無駄にするつもりか!」
大作「!!」
<<ブリット>>
ブリット「…フォッカー少佐の言うとおりだ」

ジュドー「じゃ、何かよ!? あんたは艦長達が死んでもいいってのかよ!?」
<<ブリット>>
ブリット「そんなわけないだろう!」

ジュドー「!!」
<<ブリット>>
ブリット「だけどな、残された俺達にはここで死ぬこと以上に辛いことが待ってるんだよ!」

大作「………」
<<ブリット>>
ブリット「この宙域で重力崩壊を引き起こせば、宇宙怪獣は消滅するが…」「その衝撃波で地球圏は壊滅的な被害を受けることになるんだ」

ジュドー「………」
<<ブリット>>
ブリット「俺達は…人類の未来と引き替えに、その重い十字架を背負わなければならないんだ」

大作「………」
万丈「そうだ…それを何とかしなければならないのも残された僕達の役目だ…」
ジュドー「そ、そんな…そんなことぐらい俺だってわかってるよ!」
フォッカー「だったら、今は歯をくいしばり、ここから生きて帰ることを考えろ」
大作「…わ、わかりました…」
フォッカー「よし…スカルリーダーより各機へ!」「今から5分以内にこの宙域から離脱する! いいな!!」
副長「艦長、日向二尉達の脱出を確認しました」
タシロ「よし…副長、わかっているな?」
副長「ええ。ロンド=ベル隊がこの宙域から脱出するまでの5分間、何としてもこの艦を保たせてみせます」

<1ターン経過>
タシロ「あと4分だ! あと4分以内にこの宙域から脱出してくれ!」

<2ターン経過>
タシロ「諸君、あと3分だ! あと3分以内にこの宙域から脱出してくれ!」

<3ターン経過>
タシロ「あと2分だ! あと2分以内にこの宙域から脱出してくれ!」

<4ターン経過>
副長「最終作戦開始まで、あと1分!」
タシロ「ロンド=ベル隊各機へ! あと1分以内にこの宙域から離脱するのだ!」

<5ターン経過>
副長「艦長! ロンド=ベル隊の機体がシュバルツシルト半径より離脱していません!」
タシロ「何てこった…ここまで来て、作戦失敗とは…!!」
(→Game Over

<勝利条件達成>
副長「艦長、ロンド=ベル隊がシュベルツシルト半径より離脱しました!」
タシロ「みんな…よくやってくれた。ありがとう…」「………」「では、始めるとするか」
副長「了解。キングス弁の安全装置を解除します」「問題がなければ、30秒後に爆縮開始…2分40秒後に人工ブラックホールが発生します」
タシロ「…副長」
副長「艦長…それ以上はおっしゃらなくて結構です」「結果はどうあれ、私の命で人類が救われるのなら本望です」「それに…彼らなら今回の作戦による被害もきっと何とかしてくれることでしょう…」
タシロ「うむ……」「あとは頼むぞ、若者達よ…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ2開始】

未沙「ロンド=ベル隊各機の収容を完了!」
ミサト「歪曲フィールド展開。空間転移の準備終了」
グローバル「うむ…後は…」
〔扉の開く音(パターン1)〕
ミサト「! あなた達…!!」
ユング「所定位置を離れたことに対する処罰は後で受けるわ!」
ノリコ「でも…せめて、あたし達の…あたし達の艦の最期をこの目で見届けさせて下さい!」
ミサト(………)
ノリコ「ヱクセリヲンは…ヱクセリヲンはどうなんですか!?」
オオタ「…健在だ。まもなく爆縮を開始する」
カズミ「コーチ…!」
オオタ(………)「アマノ…」
カズミ「…コウイチロウさん…」
オオタ「…よくやったな。だが、まだ作戦は終了したわけではない」
カズミ「は…はい」
ノリコ(お姉様…コーチ…)
未沙「ヱクセリヲンの縮退炉が爆縮を開始します!」
ノリコ「!!」
甲児「タ、タシロ艦長…!!」
大作(………)
グローバル(………)「クローディア君…全艦、空間転移開始だ」
クローディア「…イエッサー…」
ノリコ(………)「さようなら…」「…ヱクセリヲン…」
未沙「…目標空間座標軸、固定」
クローディア「全艦、空間転移開始」
〔爆発音〕
〔崩壊音〕
〔警戒警報(マクロス)〕

グローバル「な、何だ!?」
〔爆発音〕
〔崩壊音〕
〔轟音〕

シャミー「きゃあっ!」
甲児「うああっ!!」
ーディア「か、艦長! 空間転移装置に異常が発生しました!」
未沙「次元交錯線が反転していきます!!」
グローバル「な、何だと!?」
〔画面、フラッシュ〕
【シナリオデモ2終了】

【ファイナル戦闘マップ開始】

〔味方戦艦出現〕
グローバル「こ、ここは…!?」
未沙「げ、現在位置は…」「………」「空間座標軸が不安定なため、特定できません」
グローバル「何だと…!?」
未沙「さらに次元交錯線も激しく乱れています。少なくとも、ここは通常空間ではありません…」
ヴァネッサ「まさか…特異領域に落ちてしまったんですか!?」
ミサト「もし、そうなら私達はとっくに超重力で潰されているわ」
グローバル「では…亜空間の中だとでもいうのか…!?」
シュウ「………」(…自らをクロスゲートと化して私達を閉鎖空間へシフトさせるとは…)(あのシステムを完成させるには手段を選ばないということですか、ユーゼス=ゴッツォ…)
未沙「艦長、縮退レーダーに反応! エアロゲイターです!!」
グローバル「!!」
〔敵ユニット出現〕
ミサト「間違いない…あれは…」
ショウ「コンペイ島で見たエアロゲイターの旗艦だ…」
ラオデキヤ「待っていたぞ、地球人共よ…」
甲児「あ、あいつは…!」
ラオデキヤ「余は汝らの力を侮っていたようだ…よもやヘルモーズをこのような閉鎖空間にシフトさせるとはな」
シュウ「………」
リュウセイ「ヘッ…要はここに閉じこめられてただけだろうが!」
ラオデキヤ「だが、我々は間もなくこの空間から脱出することができる」
万丈「どういう意味だ!?」
ラオデキヤ「汝らの出現はユーゼスが通常空間とのクロスゲートを開くことに成功した証だからな」
万丈「!」
ラオデキヤ「だが…この空間から脱出する前にやらねばならぬことがある」「それは…余の艦隊をここまで追いつめた汝らの存在を抹消することだ」
アムロ「これ以上の戦いは無意味…と言っても、お前達には無駄か」
ラオデキヤ「そうだ。我が帝国監察軍は覇者であらねばならぬ。それによって、銀河系は秩序を保っているのだからな…」「だが、汝らの力はその秩序をも破壊する…余はそれを認めれるわけにはいかぬ」
ウッソ「秩序だって…? それはあなた達が勝手につくったものでしょう!?」
シーブック「何で俺達がお前らの秩序に組み込まれなければならないんだ!?」
ラオデキヤ「ならば、汝らが我が帝国に代わり、新たな秩序をつくり出すというのか…?」
アムロ「何だって…!?」
ラオデキヤ「汝らはその力を以て、この銀河を統べる意志があるのか?」
甲児「俺達が銀河系を支配するだと…!?」
ラオデキヤ「そうだ。それが超絶的な力を持った者の宿命なのだ」
豹馬「そんなこと、誰が決めたんだよ!」
ラオデキヤ「…強者が弱者を支配する…それは宇宙の不変律であり、真理だ」「この世に無統制な力など存在してはならぬ」
マサキ「ヘッ…俺達をあおるだけあおっておいて、最後は制御できなくなったから抹消するってのか」「手前勝手なご都合主義もたいがいにしやがれ!」
ラオデキヤ「だが、汝らは図らずとも弱肉強食の理を自らの手で証明した…」「さらに、最も平和的な意思の統一手段すらも汝らは拒否したではないか」
ウッソ「平和的な意志の統一手段…? もしかして、エンジェル・ハイロゥのことですか!?」
ラオデキヤ「そうだ」
リュウセイ「ふざけるな! あれのどこが平和的だってんだ!」
ラオデキヤ「…少なくとも、不要な血を流さずに済むという点であれに勝る意志の統一手段は存在せん」
アムロ「馬鹿な…個人のエゴで統一される意思なんて…!」
ジュドー「そんなのただの独裁じゃないか!」
ラオデキヤ「力と秩序を共存させるのは確固たる中枢の意志というものが必要だ」「それがない集団はただの無秩序な力に過ぎぬ」
アムロ「………」
ラオデキヤ「…汝らが今まで倒してきた相手を見ればわかることであろう…?」
万丈「………」「…ネオ・ジオン、ジュピトリアン、ゼントラーディ軍、メルトランディ軍…確かに彼らはお前がいうとおり…」「確固たる中枢の意思とやらが存在していた集団だった」「だが、その結末はどうだ? 結局はそのどれもがお前のいう無秩序な力によって瓦解しているじゃいか!」
ラオデキヤ「…だからこそ、汝らは危険な存在なのだ。そして、それを制御するものは我が帝国をおいて他にない」
甲児「そうかい! だったら、力ずくで俺達を従わせてみせろよ!!」
ラオデキヤ「…愚かな。それでは、汝らが今までにその存在を否定し、倒してきた相手と何ら変わりがない…」
甲児「何だと…!?」
ラオデキヤ「汝らがその力を秩序の維持に使わぬというのであれば、汝らの選択は宇宙の真理に逆らっていることになる」
シュウ「なるほど…今の私達には存在意義がない…とおっしゃりたいのですね」
ラオデキヤ「そうだ。そして、それはこの宇宙の意志でもある」
忍「宇宙の意志だと!? そんなもんがどこにあるってんだよ! 何の根拠もなしにまやかしをいうな!!」
ラオデキヤ「では、何故STMCは我が母星バルマーではなく、地球を狙ったのだ?」
忍「!」
シュウ「………」
ラオデキヤ「それは汝らがこの宇宙から排除されなければならない存在だという証であろう」「50万年前、己の力の制御を誤って滅びた先代文明・プロトカルチャーのようにな…」
<<ブリット>>
ブリット「………」

ラオデキヤ「宇宙の意志に逆らうというのであれば、この最後の戦いによって自らの存在意義を証明するがいい」
甲児「そんなこと、言われるまでもねえ! 行くぞ、みんな! 少なくとも地球の未来をあいつらなんかに渡せるものか!」
ジュドー「…どのみち、連中を倒さなきゃ、ここから出られねえし」
イサム「俺達が正しいかどうかなんざ、この戦いが終わってからゆっくり考えりゃあいいことだからな」
<<ブリット>>
ブリット「そして…俺達にはまだ守るべきものがある」「それは多くの人から託された想い…そして、未来への希望だ」

デュオ「それじゃ…いっちょ行きますか!」
万丈「みんな…これが最後の戦いだ。必ず生きて、また会おう!!」「そして…未来をこの手に!」
〈出撃戦艦選択〉
〈出撃ユニット選択〉

<戦闘開始>

<ラオデキヤ撃破&敵増援2出現>

ラオデキヤ「ふ…ふふふ…汝らは運がいい」「逝く前に神の姿を垣間見られるのだからな
マサキ「何だと!?」
アムロ「まさか…あれを出すつもりなのか!?」
ジュドー「アムロ大尉、あれって何なんです!?」
アムロ「…彼らが太陽系に来る前、たった1機でゼントラーディ軍の旗艦を破壊したという…」
万丈「偵察機メギロートで対象文明の戦力データを集め…」「さらに、それを自律型の金属細胞で具現化した帝国監察軍の切り札…!」
ラオデキヤ「さあ、いでよ! バルマリィの創世神、ズフィルードよ!!
〔敵ユニット爆発(ボスパターン)〕
〔敵ユニット出現(ズフィルードパターン)〕

シュウ「なるほど…あれが私達の力の結晶というわけですか」
隼人「竜馬…!」
竜馬「あ、ああ…奴の姿は…ゲッターに似ている…」
マサキ「それだけじゃねえ…サイバスター…いや、グランゾンにも…!!」
リュウセイ「…イングラムのアストラナガンと同じってことか!」
ラオデキヤ「このズフィルードの姿を見て生き延びた者はおらぬ…汝らの未来はここに潰えたのだ」
アムロ「だが、ズフィルードを倒せばお前の艦隊は壊滅するはずだ!」
甲児「それにな、いくら俺達の姿をコピーしてもオリジナルには勝てねえんだよ!!」
ラオデキヤ「………」「弱者には死を。それが宇宙の原理だ」「今より、ズフィルードの神罰が汝らに下る…

<ラオデキヤのHPを80%以下(1回目)>
ラオデキヤ「さすがだな。だが、お前達の力を進化させたズフィルードを甘くみないことだ」
〔ラオデキヤ、精神コマンド「ド根性」使用〕

<ラオデキヤのHPを80%以下(2回目)>
ラオデキヤ「お前達の力はそんなものか…? ならば…」
〔ラオデキヤ、精神コマンド「ド根性」使用〕

<ラオデキヤのHPを80%以下(3回目)>
オデキヤ「…その程度で余を倒すことはできぬぞ」
〔ラオデキヤ、精神コマンド「ド根性」使用〕

<ラオデキヤのHPを80%以下(4回目)>
ラオデキヤ「これ以上の抵抗は無駄だとまだ気付かぬか…愚か者共め」
〔ラオデキヤ、精神コマンド「ド根性」使用〕

<豹馬vsオレアナ>
豹馬「てめえがオレアナか!」
オレアナ「よくぞここまで戦い抜いた、コン・バトラーV…だが、ここまでだ」
豹馬「そうかい! その石像の中からてめえを引きずり出して、ガルーダにワビを入れさせてやるぜ!!」
小介「こ、この反応は…!?」
十三「どないしたんや、小介!」
小介「…オレアナは…巨大なコンピュータだったんだ…ガルーダと同じ、機械…!」
ちずる「何ですって!?」
小介「でも、ほんのわずかですが生体部分も存在しています…」「おそらく、オレアナは自分の意識をあの石像に移し替えているんじゃないでしょうか…」
豹馬「あいつは機械の身体と引き替えに…人の心を失ったってのか。そのせいでガルーダは…!」
小介「でも、エアロゲイターの支配下で生きて行くには、そうするしかなかったんじゃ…」
ちずる「そんな…それじゃ、あまりにも悲しすぎる…!」
豹馬「くっ…!」「………」「…ガルーダ、せめてもの手向けだ。お前の母親をお前の元に送ってやる!!」

<オレアナ撃破>
オレアナ「地球人ごときが…!」

<ラオデキヤ撃破・敵増援3出現>
ラオデキヤ「ば、馬鹿な…余が…ズフィルードが滅するというのか…」「…宇宙の真理は我が帝国の下にあるのではないのか…?」「神は我々より地球人を選んだというのか…? 何故だ…!!」
〔敵ユニット爆発(ボスパターン)〕
〔敵ユニット離脱〕

竜馬「や、やったのか…!?」
万丈「………」
アムロ「………」
クワトロ「………」
ジュドー「………」
万丈「…再生はしないようだな」
大作「じゃ、じゃあ…」
万丈「ああ。僕達はズフィルードを倒すことに成功したんだ…」
コウ「これで…終わったんだな…」
忍「ったく…長い戦いだったぜ…」
グローバル「………」「早瀬君…周囲に敵の反応は?」
未沙「………」「…いえ、ありません」
グローバル「………」「…諸君、本当にご苦労だった」「これより、本艦はこの亜空間からの脱出を試みる。全機、帰還してくれたまえ」
〔重力波の広がり〕
〔敵ユニット出現〕

リュウセイ「な、何っ!?」
マサキ「…ジュデッカ!!」
リュウセイ「しかも、黒いジュデッカ…レビが乗ってた機体とは違うのか!?」
レビ「………」(あれは…)
ユーゼス「諸君、ご苦労だった。おかげで私の計画もようやく成就の時が来たようだ
マサキ「生きていやがったのか…!」
<<ブリット>>
クスハ「い、今までどこにいたの…!?」

ユーゼス「………」
健一「今頃出てきても…ラオデキヤとズフィルードはすでに俺達が倒したぞ!」
ユーゼス「そうか…それはご苦労だったな」
健一「何だって…!? 奴はお前達の艦隊司令だろう?」
ユーゼス「………」「今回のラオデキヤはズフィルードの力を出しきれなかった…ただ、それだけのことだ」
万丈「今回の…だと!?」
ユーゼス「そう。ラオデキヤ=ジュデッカ=ゴッツォは一人ではない…」
〔敵ユニット出現〕
甲児「!! ズフィルードだと!?」
リュウセイ「しかも…4体も!!」
豹馬「ど、どういうことなんだよ! さっき倒したばかりの奴がどうして!?」
ユーゼス「フフフ…これらのラオデキヤとズフィルードは幻ではない」
甲児「何ィ…? じゃあ、コピーだとでもいうのかよ!」
万丈「まさか…! ラオデキヤはズフィルードと同じ…」
ユーゼス「そうだ。ズフィルードが今までに接触した兵器のデータを進化させた機体であるならば…」「ラオデキヤは優秀な能力を持つ人間のデータを元にして生まれた人造人間なのだ」
リュウセイ「!」
万丈「やはり…!」
豹馬「じゃ、じゃあ…ガルーダみたいに利用され、使い捨てられるために造り出された人間だってのか!」
ユーゼス「そう。お前達が戦った相手は二人目のラオデキヤだ」
リュウセイ「何っ…!」
ユーゼス「…一人目は10年前のゼントラーディ軍との戦いで死亡したのでな」
シンジ「………」(綾波と…同じ…!?)
ユーゼス「もっとも、ラオデキヤはガルーダのようなアンドロイドではなく…」「我が帝国の遺伝子工学で造り出されたハイブリッド・ヒューマンだがな」
リュウセイ(ということは…もしかして、イングラムやレビも…!?)
万丈「ユーゼス…貴様、人間の命を何だと思っているんだ!?」
ユーゼス「陳腐な質問だが…答えてやろう。私にとって、ヒトの命はただの素材…そして、サンプルの対象に過ぎない」
リュウセイ「こ、こいつ…イングラムと同じことを…!」
アヤ「だからって、人を玩具のように扱っていいはずがないわ!」
ユーゼス「…………」「種としての衰退が始まった純潔のバルマー人で様々な文明の勢力を束ねるには限界がある…」「だからこそ、我々はヒトの品種改良を繰り返し、優秀な指導者を造り出した」「そして、彼らのよって我がゼ=バルマリィ帝国は秩序を保ち、この銀河系で勢力圏を拡大してきたのだ」
<<ブリット>>
ブリット「だが、ラオデキヤが言ったとおり、俺達の存在はその秩序って奴を乱すんだろう!?」

ユーゼス「………」「この宇宙に帝国監察軍の秩序など不要だ」
万丈「!!」
アムロ「な、何っ…!?」
洸「ラオデキヤと逆のことを言っている…!?」
シュウ「………」
ユーゼス「必要なものは秩序ではなく、混沌…そして、全能なる調停者だ」
クワトロ「………」
竜馬「全能なる…調停者…?」
ユーゼス「ゼ=バルマリィ帝国の秩序など、やがては崩壊する」「ラオデキヤ艦隊がお前達によって倒されたようにな…」
<<ブリット>>
ブリット「…お前の目的は一体何なんだ!?」

ユーゼス「…以前にも言っただろう? お前達地球人の力を手に入れることだ」「そのために私はお前達へ様々技術と試練を与え…最強の戦力として育て上げてきた」
<<ブリット>>
クスハ「試練…ですって?」

ユーゼス「そうだ。私はイングラムの脳にサイコドライバーの素質を持った者を探し出す命令をインプットし…」「その力を徐々に解放させるようプログラムを組んだ」
リュウセイ「!」
アヤ「じゃ、じゃあ…イングラム少佐は…ユーゼスに操られていた…!?」
ヴィレッタ「………」
ユーゼス「そして、○○○とリュウセイ…お前達はこうして私の目の前にいる。私が必要とする能力を開花させてな」「多少のイレギュラーはあったが、私の計画通りに事は進んだ」
<<ブリット>>
ブリット「! あの事件は…お前が仕組んだことだったのか!?」

ユーゼス「それだけではない。サイバスターのラプラスコンピューターを手に入れるため…」「私は異世界ラ・ギアスへも干渉を行った。そして、それに応えてシュウ=シラカワが行動を起こし…」
シュウ「………」
ユーゼス「サイバスターも地上に現れた。そして…私はバイストン・ウェルにも同様の処置を行った」
ショウ「何だって…!?」
シーラ「バイストン・ウェルへ…干渉!?」
ユーゼス「そうだ。ショット=ウェポンという男をあの世界へ送り込んだのはこの私だ。無論、本人はそのことに気付いていないが」
ショウ「!」
ユーゼス「そして、あの男はSRX計画に参加していた時に得た知識を生かし、オーラバトラーを造り上げた…」
ショウ「まさか…アーガマをバイストン・ウェルへ引きずり込んだのは…!?」
ユーゼス「それも私だ」
エレ「…私が感じていた黒い意思はドレイクではなく…あなただったのですね!?」
ユーゼス「…そのとおりだ」「さらに…イングラムを介し、Nervの碇ゲンドウへ死海文書の解読方法を教えたのもこの私だ」
シンジ「!」
アスカ「な、何ですって!? どうしてあんたがそんなことを知ってんのよ!?」
ユーゼス「お前達と共通の祖先…プロトカルチャーを源流と知る我が帝国にも死海文書が外典として存在していたからな…」
ミサト「それで…イングラム少佐は碇司令に接触していたのね…!」
万丈「…全ては、貴様が仕組んだことだったのか…!」
ユーゼス「フッ…私にそこまでに力はない。ただ、必要最小限の干渉で最大限の効果を生み出そうとしたまでだ」「私の目の前にある結果はあくまでもお前達地球人の意志がつくり出したものなのだよ」
万丈「………」
ユーゼス「ラオデキヤのようなハイブリッド・ヒューマンの育成技術を手にした破嵐創造がメガノイドと…お前を生み出したようにな」
万丈「な、何っ…!?」
ユーゼス「そして、私はお前達という素材を得て、クロスゲート・パラダイム・システムを完成させ…」「ゼ=バルマリィ帝国の秩序を破壊する」
アムロ「何だと…!? 自分の母星に反旗を翻すというのか!」
ユーゼス「そのとおりだ… あの忌まわしいバルマー本星の者共を滅ぼさねば、我々に未来はない」「…この宇宙の大いなる意志を受け継ぐと豪語するあの連中を抹消せねばな…」
シュウ「………」「ようやく、本音を吐露しましたね、ユーゼス=ゴッツォ」
ユーゼス「シュウ=シラカワ…お前は私が利用した素材の中では最も優秀だった」
シュウ「………」
ユーゼス「お前のおかげで私の計画は完成に近づいたといっても過言ではない」
シュウ「………」
ユーゼス「無論、お前も私の計画に気付き、逆に私を利用していたようだがな」
シュウ「…そのとおりです。ですが、私を利用したことを許すわけにはいきません…」「その代償はあなたの命で払って頂くとしましょう」
ユーゼス「だからこそ、私をこの亜空間に閉じ込めたのだろうが…無駄だったな」
シュウ「無駄ではありませんよ。この空間なら…何が起きても外の世界に影響を及ぼしませんからね」
ユーゼス「!」「我らの決戦の場としてこの亜空間を選んだか…」
シュウ「そして、ここがあなたの墓場となります。みなさん、準備はよろしいですね?」
甲児「…ああ。あいつだけは…許せねえ!」
万丈「あの男を倒さねば…この戦いに終わりはない」
マサキ「今まで他人を利用し続けてきたツケをここで払わせてやるぜ!!」
ユーゼス「…それでいい。お前達の持てる力を全て発揮せよ。そして、私はそれを我が物とする…」
リュウセイ「この野郎…言わせておけば!!」
ユーゼス「そうだ…その念だ。だが、私が望むレベルには今一歩足りぬ」
リュウセイ「何…っ!?」
ユーゼス「では、お前の力を促進させる素材を用意しよう…」
〔敵ユニット出現〕
リュウセイ「!!」
アヤ「イングラム少佐…!!」
イングラム「………」
ヴィレッタ「………」
シュウ「………」
リュウセイ「な、何で奴がこんな所に…!?」
ヴィレッタ(ああ…イングラム…やはり…)
シュウ(…ユーゼスの呪縛からは逃れられなかったようですね…)
ユーゼス「この男も私を倒そうとしていたが…因果律の鎖からは逸脱することは出来なかった」
アヤ「……!」
ユーゼス「今ではこのとおり…私の忠実な下僕に戻っている」
イングラム「………」
リュウセイ「き、貴様…ラオデキヤだけでなく、イングラム教官まで!!」
ユーゼス「ラオデキヤ…レビ…全ては私の操り人形に過ぎん…」「君達が倒すべき敵は…この私なのだよ
※※イングラム説得フラグが成立している場合、セリフ追加※※
リュウセイ「………」「アヤ、ライ…俺はイングラム教官を説得してみる」
アヤ「!」
ライ「リュウセイ…お前…!」
リュウセイ「あいつが本当にユーゼスに操られているのかどうかわからねえが…」「俺は…俺はもう一度、イングラム教官を信じる!」
ライ「………」
アヤ「………」「わかったわ、リュウ。私も…イングラム少佐を信じてみる…」
ライ「大尉!」
アヤ「ライ…あの人は言葉や行動とは裏腹に…私達を倒そうとはしなかった…」「もしかして…それは少佐本来の意志によるものなのかも知れない…」
ライ「しかし…」
アヤ「甘い考えだってことはわかってるわ。でも…私は…もう一度、あの人を信じてみたい…」
ライ「………」「…わかりました。二人がそう言うのなら…」
リュウセイ「…すまねえな、ライ」


≪イングラム説得フラグ成立≫
<リュウセイがイングラムを説得>

リュウセイ「イングラム教官! あんたはユーゼスに操られているんだ! 正気に戻ってくれ!!」
イングラム「………」
リュウセイ「あんたが倒すべき敵はユーゼスじゃねえのか!?」
イングラム「………」
リュウセイ「あんたはそのために俺をR-1に乗せたんじゃねえのかっ!?」
イングラム「………」
リュウセイ「答えてくれっ、イングラム!!」
〔サイコドライバー能力発現〕
リュウセイ「!!」「こ、この念の逆流は…!?」
アヤ「リュウ!!」
リュウセイ「う…うぐ…うう…っ!」「…み、見える…これは…イングラムの記憶なのか…!?」「な、何だ…これは…! 俺にライ…アヤ…ユーゼスもいる…!? いや、それだけじゃない、他にも…」
イングラム「………」「ユ……ユーゼスが……」
リュウセイ「!?」
イングラム「…ユーゼスが…造り出した…虚構の世界は抹消され…」「お前達は…記憶を失い…元の…世界へ戻る…」
リュウセイ「イ、イングラム…!?」
イングラム「…俺達の…行動は…無意味ではない…」「…それぞれの…世界に…何らかの結果を生み出して…いるはずだ…」
リュウセイ「こ、これは…イングラムの記憶が…戻っている…!?」
〔サイコドライバー能力発現〕
リュウセイ「うぐっ…!!」
イングラム「………」「………」「リュウセイ…」
リュウセイ「! イングラム…教官…?」
イングラム「久しぶりだな…リュウセイ」
リュウセイ「!」
イングラム「…お前とはまた会えると信じていた」
リュウセイ「あ、あんたは…一体…!?」
イングラム「………」「…そうか…お前には…あの時の記憶はないのだな」
リュウセイ「…あ、あの時の記憶って…?」
イングラム「………」「…いいだろう。ユーゼス=ゴッツォを倒すのは…この世界でも俺の役目だ」
〔イングラム、敵から味方へ〕

<ブリットvsユーゼス>
ブリット「確かに俺はお前に踊らされていただけかも知れない…だが、これからは違う!」「月並みな言葉かも知れないが…俺達の未来は俺達がつくり出してみせる!

<リョウトvsユーゼス>
リョウト「僕は正直いって、戦うのが嫌だった…争いごとは嫌いだったんだ…」「だけど、あなただけは許せない。そして僕はあなたを倒すため…ここにいる!

<クスハvsユーゼス>
クスハ「…私達にあなた達の計画を止めることなんて出来ないかも知れないけど…」「自分たちの未来は自分で作り出してみせます!その邪魔は絶対にさせません!そのために、私はここまで来たんです!

<レオナvsユーゼス>
レオナ「確かに、あなたの計画はよくできていた。それは認めるわ」「でも、詰めが甘かったことをあなたの命と引き替えに教えてあげる!

<竜馬vsユーゼス>
ユーゼス「惜しいな…ゲッターの力を最大限に使えば、この宇宙を支配することすら可能だというのに…」
竜馬「……ならば…」「貴様にも味あわせてやる、ゲッターの恐ろしさをな!!

<マサキvsユーゼス>
ユーゼス「お前のサイバスターのラプラスコンピューターを手に入れれば…」「私はこの宇宙で因果律を操る存在になることができる…」
マサキ「そうかい。だがな、てめえはここで終わりだ」
ユーゼス「サイバスターの力を完全に引き出すことのできないお前がこの私に勝てると思っているのか?」
マサキ「………!」「…確かにそうかも知れねえ…だがな、てめえだけは…」「てめえだけは…魔装機神操者として…その誇りにかけて…俺の全てをかけてぶっ倒してやる!!」
ユーゼス「フッ…神に限りなく近づこうとしているこの私を倒すだと…愚かな」「クロスゲート・パラダイム・システムを完成させた私は、この宇宙で最も重要な存在…神に近い存在となるのだ」
マサキ「神だと……神がどうしたってんだ! 生きている俺達の方が、神なんかよりよっぽど大事だぜ!!

<シュウvsイングラム>
シュウ「イングラム少佐…せめてもの手向けです。あなたの業はこのグランゾンで振り払ってあげましょう」
イングラム「………」

<シュウvsユーゼス>
シュウ「この亜空間に入り込んだ時点で、あなたの命運は尽きました」「今から私があなたの帰るべき世界へ案内してあげましょう…」
ユーゼス「フッ…私には見えるぞ。お前の背後には邪悪な意志が存在している…」
シュウ「…何人たりとも私を束縛することは出来ないのです。それが例え…神であっても」

<リュウセイvsイングラム>
リュウセイ「イングラム! お前は悪になりきってしまったのかよ!?」
イングラム「俺を善悪という下らない基準に当てはめるのは…よせ」「ただ…自分にとっての障害を排除するのみ」「このアルトラナガンが指し示す敵を駆逐するだけだ

<リュウセイ(SRX搭乗)vsユーゼス>
ユーゼス「フッ…その両刃の剣で私を倒すつもりか?」
リュウセイ「やってやる。SRXは爆弾でも特攻兵器でもねえ。地球を守るためのスーパーロボットだ」「そして俺はSRXを動かすため、ここにいるんだ!
ユーゼス「…確か、そのマシンには念動力の暴走を促す装置…ウラヌス・システムが備えられていたな…」
リュウセイ「!?」
ユーゼス「ならば、そのシステムを強制発動させ、お前の力を引き出してやろう…」
リュウセイ「なっ、何だと!?」「う、うぐっ!!」
アヤ「あ、あああっ!!」
ライ「リュウ! 大尉!!」
リュウセイ「ぐあああぁぁぁっ!!」
ライ「くっ! リュウセイの念動力が強制的に放出されている…!!」
アヤ「ダ、ダメ! 私の力じゃ…止められない!!」
リュウセイ「うああ…ああああっ!!」
ユーゼス「さあ…見せてみろ。お前に秘められたサイコドライバーの力を!!」
リュウセイ「く、くそぉぉぉっ…! SRXのコントロールが…利かねえ…っ!!」
ユーゼス「無駄なあがきはやめろ…」
リュウセイ「ぐっ…あ…あああっ!!」
<<ブリット>>
ブリット「リュウセイ!」

リュウセイ「う、うおおお…!!」
アムロ「リュウセイ! 奴の精神波動に引きずられるな!」
ジュドー「そうだ、リュウセイさん! ここで負けちゃダメだ!!」
リュウセイ「うあああ…あああっ!!」
洸「ジュドー! 俺達の念をユーゼスにぶつけ、奴の念を中和するんだ!!」
ジュドー「わ、わかった…やってみるぜ!!」
ショウ「リュウセイ! 俺のオーラ力も受け取れ!!」
リュウセイ「ぐ、ぐあああ…!!」
マサキ「リュウセイ、しっかりしろ! てめえの力はそんなもんかよ!!」
<<ブリット>>
ブリット「クスハ、レビ! 俺達の念をユーゼスにぶつけるぞ!」
クスハ「ええ、任せて!」

レビ「リュウ…私の念を使え…!」
アヤ「あ、ああ…みんなの念が…リュウに集まっていく…!」
ユーゼス「何だ…この念は…!?」
リュウセイ「エ、SRX…俺のいうことを聞け!」「俺達はここで負けるわけにはいかねえんだ…」「だから、俺のいうことを聞け! 聞いてくれ!」「お前は地球を守るために造られた…スーパーロボットなんだぞ!!
〔サイコドライバー能力発現〕
ユーゼス「む…!?」
ライ「コントロールが…戻った!?」
アヤ「リュウ!!」
リュウセイ「………」
ユーゼス「貴様…この私の念を…!?」
リュウセイ「…もうてめえに好きにはやらせねえ…!」「この一撃に、俺の全てを賭けるっ!!

<リュウセイ(R-1搭乗)vsユーゼス>
リュウセイ「覚悟はいいな、ユーゼス=ゴッツォ!!」
ユーゼス「…確か、そのマシンには念動力の暴走を促す装置…ウラヌス・システムが備えられていたな…」
リュウセイ「!?」
ユーゼス「ならば、そのシステムを強制発動させ、お前の力を引き出してやろう…」
リュウセイ「なっ、何だと!?」「う、うぐっ!!」
アヤ「! こ、この念は…!?」
ライ「リュウセイ!」
リュウセイ「ぐあああぁぁぁっ!!」
ライ「くっ! リュウセイの念動力が強制的に放出されている…!!」
アヤ「ダ、ダメ! 私の力じゃ…止められない!!」
リュウセイ「うああ…ああああっ!!」
ユーゼス「さあ…見せてみろ。お前に秘められたサイコドライバーの力を!!」
リュウセイ「ふ、ふざけんな…! 誰がてめえの操り人形なんかになるか…!」
ユーゼス「…無駄なあがきはやめろ」
リュウセイ「ぐっ…あ…あああっ!!」
<<ブリット>>
ブリット「リュウセイ!」

リュウセイ「う、うおおお…!!」
アムロ「リュウセイ! 奴の精神波動に引きずられるな!」
ジュドー「そうだ、リュウセイさん! ここで負けちゃダメだ!!」
リュウセイ「うあああ…あああっ!!」
洸「ジュドー! 俺達の念をユーゼスにぶつけ、奴の念を中和するんだ!!」
ジュドー「わ、わかった…やってみるぜ!!」
ショウ「リュウセイ! 俺のオーラ力も受け取れ!!」
リュウセイ「ぐ、ぐあああ…!!」
マサキ「リュウセイ、しっかりしろ! てめえの力はそんなもんかよ!!」
<<ブリット>>
ブリット「クスハ、レビ! 俺達の念をユーゼスにぶつけるぞ!」
クスハ「ええ、任せて!」

レビ「リュウ…私の念を使え…!」
アヤ「あ、ああ…みんなの念が…リュウに集まっていく…!」
ユーゼス「何だ…この念は…!?」
リュウセイ「………」「すまねえ…みんなの力を借りるぜ!!」「この一撃に、俺の全てを賭けるっ!!

<イングラムvsユーゼス>
ユーゼス「私の呪縛から逃れられると思っているのか、イングラム=プリスケン…」
イングラム「だが、己の因果の鎖は己で断ち切るしかない。それはこの世界においても同様だ」

<ユーゼスHP80%以下(1回目)>
ユーゼス「ここまでの抵抗は全て予測通りだ。私の計算が正しいか、諸君らがそれ以上の力を発揮するか。二つに一つ…」「互いに己の運命を見極めようではないか
〔ユーゼス、精神コマンド「ド根性」使用〕

<ユーゼスHP80%以下(2回目)>
ユーゼス「フフフ…どうした? お前達がその程度なら…まだ私も終わるわけにはいかぬ」
〔ユーゼス、精神コマンド「ド根性」使用〕

<ユーゼスHP80%以下(3回目)>
ユーゼス「まだまだだな…この期に及んで私を失望させるな。全力でかかってくるのだ…」
〔ユーゼス、精神コマンド「ド根性」使用〕

<ユーゼスHP80%以下(4回目)>
ユーゼス「そうだ…その力だ。では、もう一度だけその力を出し切る機会を与えてやろう…フフフ」
〔ユーゼス、精神コマンド「ド根性」使用〕

<イングラム撃破>
イングラム「…そうだ。その力だ…」
〔敵ユニット撃破〕
アヤ「イ、イングラム少佐っ!!」
リュウセイ「う…ああ……そ、そんな…」
ライ「最期に…ユーゼスの呪縛から解放されたというのは…少佐は……」
シュウ「…おそらく…」
リュウセイ「く、くそっ…くそぉぉぉぉっ!!」「こんな…こんな結末しかなかったのか! こうするしかなかったのかよ!!」
ヴィレッタ「…イングラム…」

<ラオデヤ(再生)撃破>
ラオデキヤ「よ、余はここで終わるのか…? 終わってしまうのか…!?」

<ユーゼス撃破・勝利条件達成>
ユーゼス「………」「ク、ククク…やはり…この宇宙でも因果の鎖から逃れることはできなかったか…」「だが…私が消滅しても…計画どおりに事が進む…」「………」「そして、私を倒すことにより、お前達はこの銀河系の危険分子として我が帝国に認識されることになる…」「………」「それに、ラオデキヤ艦隊は…ゼ=バリマリィ帝国のほんの一勢力に過ぎん」「我が帝国は…お前達が考えている以上に…強大だ…」「………」「フ、フフフ…どうやらここまでのようだな…」「…お前達が銀河の秩序を破壊する様を…因果地平の彼方から見させてもらうぞ…フ、フフフ…」「フハハハハハ!!」
〔敵ユニット撃破〕
[エンディングデモムービー]
【ファイナル戦闘マップ終了】


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