シーン４：地上決着編
No.21
ゴッドブレス ダンクーガ
＜ラスト「南米・ジャブロー」＞
ジャブローに異変が‥
心の準備はよろしいですか？
サブタイトル
「ゴッドブレス ダンクーガ」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
〔カーソル、ムゲを指定〕
アムロ「な、ジャブローが‥」
忍「ムゲ野郎！ 生きてやがったのかっ！」
亮「都合の良すぎる地上侵略‥やはり手を引いている者がいたか」
ムゲ「久しぶりだな‥神の名をかたる愚か者め‥！」
忍「てめえの目的はなんだっ！ ムゲっ！」
ムゲ「私は宇宙そのもの‥。愚かな人間たちを私の世界に導いてやろうというのだ‥！」
シーラ「なんという悪意‥この空域に、とどめようもなく憎しみが渦巻いています‥」
洸「妖魔帝国も‥こいつに引かれて‥？」
沙羅「まさか‥生きていたなんて‥。忍！？」
忍「‥我を断ちて空となり、悪を斬る‥それがダンクーガだ。何度出てこようがそのたびにぶっ潰してやる‥やぁってやるぜっ！」
暗黒大将軍「胡蝶鬼、わかっておろうな！」
胡蝶「おお、我が百鬼帝国の恨み、果たさずしてしねるものか」
暗黒大将軍「よく申した、ワシも後には引けぬ！ 共に戦おうぞ！」
リョウ「こ、胡蝶さん！？」
ハヤト「なにぃ！ どういう事だ、リョウ！」
リョウ「胡蝶さん！ 前大戦でわかり合えたのでは無かったのか！」
胡蝶「いうな！ おまえ達に恨みがあるわけでな無い‥だが、死んでいった我等、百鬼帝国の怒り 人間どもにも味あわせねば‥死ぬに死ねん！」
ベンケイ「胡蝶さん‥どうしちゃったんだよ‥」
胡蝶「うるさい！ もう何もいうな！」
＜戦闘開始＞
＜４ＥＰ・敵増援１出現＞
〔敵ユニット出現〕
黒騎士「ショウ＝ザマ！」
ショウ「バーン＝バニングス！ 貴様、生きていたのか！」
黒騎士「私は貴様を倒すまでは死なんっ！ たとえすべてを失おうともな！」
シーラ「なんという‥なんという悪意のオーラ力‥」
カミーユ「‥真ん中のあいつだ‥！ あいつが‥怨念を‥この不快な意思を‥！」
ダバ「中央の怪物か！」
忍「ムゲ野郎‥ッ！」
ショウ「バーン＝バニングス！ 俺は人は殺さない！ その怨念だけを殺す！」
＜バーン（ガラバ搭乗）撃破・敵増援２出現＞
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕
バーン「ハハハハハ！ ショウ！ 今度こそ私のオーラ力でっ！」
リョウ「巨大化！？ この前の女とおなじだ。ゲッターでも無理だぞ！」
チャム「どうするの！？ ショウっ！」
ショウ「どうするったって俺にはハイパーはできない！ ハイパー化は悪しきオーラ力を残して、地上人を惑わせるんだ！ これ以上はっ！」
≪７ＰＰ以前≫
＜忍vsムゲ（戦闘後）＞
ムゲ「我が宇宙に眠る、哀しき魂たちよ！ 愚かな人間どもに、怒りを持って答えよ！」
忍「愛の心にて、悪しき空間を断つ‥名付けて断空光牙剣‥！ いくぜムゲ野郎っ！ やぁってやるぜっ！」
ダンクーガは断空光牙剣を会得した！
＜リョウが胡蝶を説得＞
胡蝶「どういうつもりだ！ 私は鬼だ！ 人間が‥！」
リョウ「胡蝶さん！ 俺たちが戦うことはないんだ！ この侵略がムゲがしくんだこととわかっているだろう！」
胡蝶「うう‥私は‥鬼だ！ 人間と共に生きることはできない！」
ベンケイ「そんなことはないぞ、胡蝶さん！ いつかそんな日が来る、そのために今を戦っているんだ」
胡蝶「一度‥一度だけ信じよう‥その言葉を」
〔胡蝶、敵から味方へ〕
＜暗黒大将軍撃破＞
暗黒大将軍「ぬかった‥！？」
甲児「これで終わりだ！ 暗黒大将軍！」
鉄也「観念するんだな」
暗黒大将軍「ふっふっふっ、我が一族は不滅だ‥ワシが死んだ所で、いつかワシの野望を継ぐものがあらわれるであろう‥その時が楽しみだ！ ワッハッハッハッハッ‥」
むううおおおおおおおおお」
＜胡蝶撃破＞
胡蝶「‥ふふふ‥人間たち、すまなかったな‥」
リョウ「胡蝶さん！ 何で‥何で！？」
胡蝶「我はわかり合う事は出来ても‥こうなる事はのがれんのだ‥」
ハヤト「‥人間と地上の覇権を争う‥」
ベンケイ「駄目なのかよ！ 一緒に暮らせねぇのかよ！？」
胡蝶「ありがとう‥人間‥」
リョウ「胡蝶さあぁぁん！」
＜黒騎士（ハイパーガラバ搭乗）＞
黒騎士「ぐおお！ ショ、ショウ！！」
ショウ「バーン！ お前は何をしたかったんだ！」
黒騎士「私は騎士だ！ 地上人にはわからん！」
ショウ「わかってたまるかよ！ お前の為にどれだけの人が！」
チャム「ショウ！」
マーベル「ショウ！」
シーラ「バーン‥もう終わりました。バイストン・ウェルに戻りなさい‥」
＜ムゲ撃破＞
ムゲ「ぬうぅぅぅ！ 人間どもめ！ これで勝ったと思わぬ事だ‥」
忍「何！？」
ムゲ「我は滅びぬ‥！ 我は神だ‥また、会おう‥その時こそ‥我が宇宙を。神をかたる愚か者どもよ‥」
忍「神だと？ ‥何度でも相手をしてやらあ‥！ この超獣機神がな！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
ショウ「シーラ様‥」
シーラ「よい‥ご苦労であった‥ショウ＝ザマ‥」
マーベル「ショウ‥」
忍「‥ムゲ野郎‥終わりじゃねえとかぬかしてやがった」
沙羅「忍‥」
甲児「いいじゃねぇか、忍」
忍「何？」
鉄也「お前が言ったように、また現れたら、再び叩き潰せばいい」
洸「俺達は、その為にいるんだ！」
沙羅「みんな‥」
忍「へへ‥そうだな。俺達のダンクーガに敵はねぇ」
ダバ「みなさん‥強いんですね‥」
クワトロ「いや、それぞれの信じる戦いのために‥強くならなければならないだけだ」
アムロ「そして、前に進まなければ、な」
ダバ「そうですね‥僕も、もう逃げ回ってばかりじゃいられない‥」
レッシィ「ダバ‥」
ブライト「よし！ 全機着艦せよ！ まだ終わっちゃいない、気をゆるめるなよ！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
甲児「ふう、きつかったけど、これで地上の連中はおとなしくなったな」
忍「しかし冗談じゃねえぜ。ムゲの野郎まで、まさか生きてやがったしな‥」
洸「妖魔帝国‥シャーキンもその力にひかれて現れたということか」
鉄也「ミケーネや百鬼の連中も同じだった。それほどまでにムゲの怨念は凄まじかったということだ」
万丈「ま、結果としてそれがライディーンを甦らせ、ばらばらになっていた過去の戦力を集結させることになったんだ。そこがムゲの敗因だな」
リョウ「なにはともあれ、これで一息入れられそうだ」
ジュドー「でもまだ全部が全部片づいたってわけじゃないけどな。クロスボーンの連中がこれで引き下がるとは思えないし、バーム星人だって‥あっ！」
一矢「ブライト艦長‥。エリカのことでお話が」
ジュドー「あ、か、一矢さん！？ おれは別にエリカさんのことを悪く言ったつもりは、あの」
一矢「いいんだ、ｼジュドー君。艦長、エリカは‥バーム星人、地球征服軍提督リヒテルの妹です。でも、彼女は‥」
ブライト「竜崎君、わかっている。今さら彼女をどうこうするつもりはない。だが‥すまんが、エリカさんにはこの戦いが終わるまで自習室に入ってもらう。エリカさん、いいね？」
エリカ「はい。お心づかい‥感謝いたします」
アム「あたしたちとおんなじね」
レッシィ「軍としては甘いわね。でも、そういう人間味があるとこって、好きよ」
ブライト「フッ、ありがとう。ん‥どうかしたか？ クワトロ大尉？」
クワトロ「‥艦長。すぐにでも宇宙に戻った方がいい。おそらく‥ハマーンが動くぞ」
カミーユ「ネオ・ジオンが？ でも大尉、ジオンは前回のギレン＝ザビ暗殺事件から立ち直っていないと聞いていますよ？」
クワトロ「カミーユ君、よいく考えてみろ。君がフォウ＝ムラサメと出会ったとき‥引き上げていた戦力はどこへ行った？ そしてジュドー君を助けたとき、敵戦力はほとんどが新型だった」
コウ「確かに‥落ち目の組織の配備とは思えなかったですね」
クワトロ「そうだ。そしてなにより、マリーメイア軍の降下作戦を見逃したのはどういう事だ？ 異星軍‥ポセイダルといったか、その介入があったにせよ、あまりにも不自然だ」
アムロ「‥ブライト、宇宙へ上がろう。嫌な予感がする」
ダバ「ブライト艦長、僕もポセイダルの動きが気になるんです。あの「空間」を通ればこちらに自由に来ることができます。ご迷惑をおかけしないためにも‥僕はペンタゴナへ戻り、ポセイダルを討たなければなりません」
忍「ムゲ宇宙か‥。どこまでもはた迷惑な野郎だぜ」
ブライト「ふむ、確かに不確定な要素が多すぎるな。それにムゲが倒れたことで、残っているムゲ宇宙にもなんらかの変化があるかもしれん。よし‥」
ファ「艦長！ 通信です。発信は‥ラー・カイラム？」
ブライト「完成したのか？ 回線を！」
チェーン「アムロ大尉！ ブライト艦長！」
アムロ「チェーン！ ラー・カイラムが完成したそうじゃないか。‥どうした？」
チェーン「ああ、大尉。コロニーが、コロニーが‥地球に‥！」
？「‥‥」
？「はい、かの者は‥破れたようです。あの凄まじい憎悪の力に期待しておりましたが、残念ながら‥」
？「‥‥」
？「いけません‥！ 自らなどと。もう少し、もう少しだけお待ちください」
？「‥‥」
？「はい、動きがあります。それを見たあとでも遅くはないかと‥」
チェーン「ラー・カイラム、確かにお届けいたしました」
ブライト「ご苦労。それでチェーン、コロニーは‥」
チェーン「はい、ネオ・ジオンの特殊部隊であるデラーズ＝フリートが、サイド３へ移送中のコロニーをジャック、それをそのまま地球へ向けました」
コウ「‥ガトー‥！」
甲児「なんだぁ？ そのまま地球に住みつこうってのか！」
万丈「無人だよ。なにより我らの目的は地上に住む人々を抹殺することだ。コロニーレベルの質量が落下すれば‥日本くらい吹き飛ぶな」
ダバ「どこも‥同じなのですね。同じ星系に住む者が殺し合う‥」
アムロ「ダバ君、それを止めるために、ぼくたちは戦うんだ。すべてが終わったあと、人間の革新の可能性を信じてね」
クワトロ「‥‥」
ファ「艦長。計算では阻止限界点ぎりぎりでコロニーを捕捉できます！」
ブライト「よしっ！ 総員戦闘配置っ！」
アムロ「こ、これは‥完成していたのか」
チェーン「はい、ＲＸ－９３‥νガンダムです。ファンネルの力は未知数‥あとは大尉の力次第です」
アムロ「よし。ところでチェーン、さっき大型機を係留しているのを見たが‥」
チェーン「ガンダム試作３号機、ＧＰ－０３デンドロビウムですね。アナハイムのニナさんを抱き込んで、なんとかロンド・ベルに搬入しました」
アムロ「モビルアーマータイプのガンダムか。よし、この戦い、なんとしても取る。出るぞ、チェーン」
チェーン「コロニーはもう間近です。阻止できるでしょうか‥」
アムロ「大丈夫、フィンファンネルで勝てるさ。νガンダムは僕が基本設計をして、君が整備しているんだから」
チェーン「‥そりゃそうですね！」
【シナリオエンドデモ終了】
● 早乙女研究所 → No16「不滅のマシン」 へ進む
都心都市部 → No17「海と大地を貫いたとき」 へ進む
シン・ザ・シティ → No18「日輪の輝きを」 へ進む
ムートロン研究所 → No19「悪魔の戦い」 へ進む
東京湾 → No20「私の兄は地球の敵」 へ進む
● 地球近海 → No22「吹き荒れる嵐」 へ進む
◆ 「スーパーロボット大戦ＣＯＭＰＡＣＴ ｆｏｒ ＷｏｎｄｅｒＳｗａｎＣｏｌｏｒ」 へ戻る
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