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シーン1「異変」
自由選択ステージ終了後

【シナリオエンドデモ開始】
兵左ェ門「‥ことの次第はそういうわけです。おわかりいただけましたかな?」
葉月「‥わかりました。では、お孫さんの身柄は、こちらで預からせていただきます」
兵左ェ門「よろしく頼みます。勝平、宇宙太、恵子、葉月長官の言うことをよく聞いて、力を合わせてがんばるんじゃぞ」
勝平「まかしとけってじいちゃん! ガイゾックのついでにジオンや機械獣なんかもまとめて蹴散らせてやらあ!」
宇宙太「へっ、空回りしなけりゃいいけどな」
恵子「やめなさいよ、宇宙太!」
忍「‥どう見ても‥普通のガキだよな」
沙羅「まあね。いきなりご先祖様が宇宙人です‥って言われてもピンとはこないね」
シロー「おじいさん、スペースノイドの意味を取り違えているんじゃないのか?」
ファ「でも数百年前に47光年先の星系から来た‥って、言ってましたよね?」
亮「ま、ムゲ帝国だって外宇宙から来たものだ。それに得体の知れない軍団がごまんとある地球の現状を見ても、異星人が入っていたって不思議はない」
雅人「そうそう、うまくやってければおんなじじゃん」
甲児「異星人か‥あの人はどうしてるかな、鉄也くん」
鉄也「あの人‥? ああ、大介さんか。今はロンド・ベル隊にいると聞いているが‥」
ボス「そういや大介のやつ、ベガ星の侵略がどうとか言ってただわさ。あれはどうなったんだ?」
甲児「そういやそうだ。あの土偶みたいな奴がそうなのか?」
ジュン「でもあれはガイゾックって言ってなかった?」
竜馬「そうだ、僕たちも異星人が侵略して来たという話を聞いた。あれは‥」
さやか「ロンド・ベル隊が押さえつけているんじゃないかしら。大介さんもいるし、たぶんそうよ」
鉄也「大介さん‥苦戦していなければいいが」
忍「へっ、宇宙の心配はいらねえよ。おれたちが行くんだからな!」
沙羅「‥逆に問題にならなきゃいいけどね」
亮「フッ、違いない。宇宙もそうだが、地上も問題が山積みだしな」
バーニィ「結局、ジオン地上部隊、機械獣軍団、ガイゾック‥でしたっけ? そいつらとの戦いに終始してしまいましたからね」
クリス「黒幕の正体もわかっていないわけだしね‥」
弁慶「まったくだな、恐竜帝国の生き残りなど、問題は全然解決してないんだ。その上異星人の侵略なんて重なったら‥」
シロー「‥‥」
キョウスケ「アマダ少尉‥?」
シロー「ん、いや、なんでもない。‥おれはジオンの動きが一番気になっているだけさ」
キョウスケ「‥それならいいですが」
シロー(‥あのグフのカスタム機‥あれは‥彼女の‥)
隼人「憶測だけではらちがあかんな。長官さんよ、どうなっているのか確認できないかい?」
葉月「いまやっているところだ。ユイリィくん、どうなっているかわかったか?」
ファ「‥ミノフスキー濃度‥だいぶ薄くなっているようです。大丈夫です、回線開きます!」

ブッチャー「ホ~ホホ、まったくもって不愉快な話よのォ~、もう少しのところで宇宙では邪魔が入るし、地上は地上で小僧どものロボットにしてやられて‥本当に腹が立つのォ!」
???「‥ブッチャー‥」
ブッチャー「!!!???」
???「‥ブッチャーよ、汝、契約を忘れる事なかれ‥」
ブッチャー「ひ、ひゃあああ、こ、これは‥ま、まままま、まさか‥」
???「‥これはどういうことだ‥ブッチャーよ‥わしの命令は‥破壊‥」
ブッチャー「わ、わわわわかっておりますゥ! 邪魔が、ハイ、邪魔が入りましてその」
???「‥我が命に背きし者‥その罪、軽からず‥」
ブッチャー「お、お許しをォ! た、ただちに! ただちにィ!」

ブライト「なんとか退けはしましたが‥正直厳しい状況です」
葉月「ベガ星連合軍‥それにガイゾックですか。ベガ星は知りませんが、ガイゾックのメカとならやりあいましたよ」
ブライト「ベガ星連合軍は、地球とコロニー‥つまり、我々の故郷を植民地のように考えているようです。侵略者は叩かねばならないが‥ガイゾックに関しては、その目的すら見えません」
葉月「なるほど‥わかりました、もう少しで宇宙科学研究所へ到着します。そこで兜くん、剣くんの両名のうち、どちらかをそちらへ向かわせます」
ブライト「地上も大変なことになっているときに‥戦力を割くようなことをしてしまい、なんと言っていいのか‥」
葉月「いえ、こちらはなんとかします。何はともあれ、それだけの数の組織が動いているのであれば、戦力は多いに越したことはない‥」
ブライト「一度だけ来たきりの正体不明の助っ人に頼るわけにはいきません‥お願いします」
葉月「わかりました。それにしても助っ人‥何者でしょうな」

鉄也「剣鉄也、兜甲児、参りました」
甲児「葉月長官、話というのは?」
葉月「うむ。急な話で申し訳ないのだが‥二人のうちどちらかに‥宇宙へ行ってもらいたい」
甲児「は?」
鉄也「どういうことです? 長官」
葉月「ロンド・ベル隊のブライト艦長と、先ほど話した。大変苦戦を強いられているらしい。連邦本部、ジャブローとの通信はいまだとれない状態だ」
甲児「ようするに助太刀に行けってことか」
葉月「簡単に言えばそういうことだ。次の目的地、宇宙科学研究所から、ダンクーガをのせたHLVを打ち上げる予定だ。一緒にどちらかのチームに入ってもらいたい。わかるね?」
鉄也「おれとジュン、つまりグレートマジンガーとビューナスA、もしくはマジンガーZとアフロダイAのチームで、ということですか?」
葉月「うむ。ああ、それからそこにボスくんと、ボスボロットを加えて欲しい」
好意「え? なんでボスを? ボロットは宇宙向きの機体じゃないですよ!?」
葉月「わかっている。しかし、補給装置を装備している、貴重な機体でもある。我々は各研究所や基地を使えば補給くらいは可能だが‥孤立無援のロンド・ベル隊はそうもいかない」
甲児「‥わかりました。ボスにはおれから伝えときます。どうする? 鉄也くん。君か、おれか」
鉄也「‥‥」
「甲児を宇宙へ送る」
「鉄也を宇宙へ送る」


忍「あと少しで宇宙科学研か」
雅人「宇宙か。平和な世の中なら宇宙遊泳としゃれこみたいところだけどね」
沙羅「でも‥地上がこの状態だろ? それを放っぽって宇宙へ‥ってのも気が引ける話だね」
隼人「なに言ってるんだい。宇宙は、おそらく地上以上に混乱してるはずだ。きつい戦いになると思うぜ」
沙羅「まあね。地上のことはまかせるよ」
弁慶「おうとも、心配せずに暴れてこい」
亮「あんたたちに加えて、マジンガーチームもいるし、心配はしていない。せいぜいこっちはこっちでがんばらせてもらうさ」
ボス「そうよーん! ドーンとまかせてほしいだわさ!」
甲児「あ、ここにいたのか。ボス、おまえは獣戦機隊と一緒に宇宙へ行ってくれってさ」
ボス「にゃに!?」
※※「甲児を宇宙へ送る」を選択した場合のセリフ※※
甲児「おれと一緒にロンド・ベル隊で戦うんだ」
忍「おいおい甲児、どういうこったよ?」
甲児「葉月長官から言われたんだよ。マジンガーチームを二つに分けて、片方をロンド・ベル隊の援護に回すんだとさ。よろしく頼むぜ、藤原」
ボス「へへーん、読めたぜ甲児ィ。そこにおれ様とボスボロットの力が是非とも必要だと!」
甲児「‥う、ま、まあそういうことだよ、ボス」
鉄也「おい、甲児くん‥」
甲児「シーッ、いいってことよ」
ボス「よーし、じゃあはりきっちゃうわよ~ん!」
さやか「甲児くん、じゃあ準備しないと」
甲児「そうだな。宇宙か‥へへ、ワクワクしてきたぜ!」
※※「鉄也を宇宙へ送る」を選択した場合のセリフ※※
鉄也「おれと一緒にロンド・ベル隊へ行くことになった」
沙羅「は? それどういうことさ?」
鉄也「葉月長官からのお達しだ。マジンガーチームを二つ分け、片方はロンド・ベル隊の直援に回る。甲児くんと相談して、おれとジュンで宇宙へ行くことにした。そこにボス、おまえも同伴だ」
ボス「へへーん、読めたぜ鉄也。そこにおれ様とボスボロットの力が是非とも必要だと!」
鉄也「能天気なこと言ってるんじゃない。グレートの戦闘力、ビューナスのサポート、ボロットの補給装置、分担は決まっているんだ。気を引き締めろ」
ボス「なーんでいっ! ボロットは補給装置の固まりじゃないんだぞ」
甲児「きついなあ、鉄也くんは。その通りだ、くらい言ってやりゃあいいのに」
ジュン「鉄也はそういうの苦手なのよ、不器用だから」
鉄也「‥ジュン」
ジュン「はいはい、ごめんなさい。さあ準備しましょうよ、鉄也、ボス」

【シナリオエンドデモ終了】


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