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シーン2「日本編」
No.11
2人のニュータイプ

<ラスト「太平洋上」>
ジャブローの施設から脱出した元アーガマ隊
パイロットが、ジオンに追われている。

救援に向かいますか?


サブタイトル
「2人のニュータイプ」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

カミーユ「くっ、ここが限界か‥」
ノリス「よくもったものだ‥これがニュータイプと呼ばれる者の力なのか?」
カミーユ「ジャブローがあの状態じゃ‥連邦はもうどうなっているかわからない‥」
ノリス「可能な限り、生かしたまま捕らえろ! ジャブローの状況を知るための、貴重な情報源だ」
カミーユ「救援信号は出した。あとは‥やれるか‥!?」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
ファ「カミーユッ!」
カミーユ「ファ? ファか!? その龍に乗っているのか!?」
ノリス「ぬう、あれは極東支部の‥! やっかいな相手が現れてしまったようだな‥増援を!」
葉月「カミーユ=ビダンくんだね? こちらは連邦軍極東支部ガンドール隊という。これから援護を行う、こちらと合流して欲しい」
カミーユ「わかりました。頼みます‥!」
シロー「またあのグフか‥! 出るぞ!」
〈出撃ユニット選択〉
キョウスケ「あの敵の構成‥長官、あれは連邦、ティターンズのモビルスーツでは!?」
葉月「確かに。パプテマス=シロッコの乱のあと、その技術がネオジオンに流れたと噂されたが‥本当だったというのか‥!?」
ジョウ「へへっ、硬くてなかなか倒れない機械獣なんかよりゃ戦いやすいぜ」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「だがその分回避力は上だ。当たらなければ意味がないぞ」

マイク「確かに‥すばっしこいのはやだなあ」
ノリス「戦力的には不利‥か。間に合えばいいが」

<4EP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
チャム「わあっ、なんかいっぱい飛んできたよ! ショウ!」
ショウ「敵の増援か!?」
弁慶「なんぼでも来んかい!」
隼人「なんぼでもは困るぜ、弁慶」
キョウスケ「ティターンズの高機動型か‥!」
カミーユ「なんだ‥? この感覚‥フォウ‥まさか、フォウ!?」
ファ「カミーユ!? フォウは、フォウはもういないのよ!」
ロザミア「空を落とす‥空を落とす敵‥それがあいつら‥!」
ノリス「まさか‥強化人間か。ギニアスさま‥くだらないことをしてくれる‥!」

<6EP・味方援軍1&敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガラリア「なんだ!? あれは!」

ショウ「敵の増援!? なんなんだ、あの丸い奴は!」
チャム「いやあん!」
※※まだノリス健在の場合、セリフ追加※※
ノリス「あれは‥アプサラス‥! まだ不完全のはずだ、誰が乗っている!?」

アイナ「振り切れた? 未完成とはいえ、アプサラスとギャプランについてこれるなんて‥」
ジョウ「またなんか来やがった! なんだぁ、あの大福みたいなでかいのはよ!」
キョウスケ「推進装置が見あたらないのに、なぜ浮いて‥ミノフスキークラフト‥?」
バーニィ「ザクの頭!? そうか、メインモニターとして流用しているのか!」
※※まだノリス健在の場合、セリフ追加※※
アイナ「ノリス? ノリス!」
ノリス「‥アイナさま!? なぜこのようなところに!?」
アイナ「アプサラス・プロジェクトは遅延気味です。ただでさえ、地上はこれだけ混乱しています‥多少厳しくとも、テスト飛行を兼ねてこちらへ向かえと‥お兄様が」
シロー「なんだ‥みたことのない新型‥ジオンめ、いつの間にあんな大型モビルアーマーを‥」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔味方ユニット出現〕
キョウスケ「リ・ガズィ?」
神宮寺「まあ際限なくぞろぞろと」
洸「く、同じ地球人同士、争ってる場合じゃないのに!」
カミーユ「‥違う? これは‥あの人か!」
ファ「カミーユ?」
アムロ「さすがに機体の調整は完璧とはいかないか‥」
カミーユ「‥アムロ大尉!」
葉月「アムロ大尉!? かつてのアーガマ隊のエースパイロット‥!」
アムロ「こちらアムロ=レイ、援護する!」
クリス「本物に会えるとは思わなかったわ」
シロー「あの人が、ファースト・ガンダムのパイロット‥」
マイク「なんか大騒ぎだね」
レニー「火星は地球圏の情報はあまり伝わらなかったけど‥とにかく強力な味方みたい」
ジョウ「へっ、あとはあいつが来てくれりゃあ、鬼に金棒だな」

<7PP・味方援軍2登場>
飛影「‥‥」
[イベントデモ「飛影登場」]
〔味方ユニット出現〕
飛影「‥‥」
マイク「飛影!?」
アムロ「新手か!?」
カミーユ「見たことない機体‥? ずいぶん小型だけど‥」
レニー「お二人さん、あれは味方よ!」
ジョウ「‥まさかおれの話聞いてやがったのか? 飛影のやつ」

<飛影が黒獅子と合体>
ジョウ「飛影‥来たか! 合体だぜ!」

<飛影が鳳雷鷹と合体>
レニー「飛影が‥! よぉし、いくわよっ!」

<飛影が爆竜と合体>
マイク「こうなりゃこっちのもんだ! いくぜ、爆竜!」

<カミーユがロザミアを説得>
カミーユ「フォウ!? ‥いや‥君は‥ロザミィ? そうか、ロザミア=バダムか!」
ファ「なんてこと‥ティターンズが倒れたあとなのに‥また戦争に!」
ロザミア「な、なんだ貴様は‥! 近寄るな!」
カミーユ「わからないのか! ロザミィ、カミーユだよ、お兄ちゃんだよ!」
ロザミア「‥う‥頭が‥なに‥お兄ちゃん‥?」
ファ「そうよ、ロザミィ。カミーユよ、あなたのお兄ちゃんよ!」
カミーユ「ロザミィ‥!」
ロザミア「う、うう‥お兄‥ちゃん‥?」
カミーユ「そうだ、ロザミィ、君は戦争の道具になっちゃいけなんだ! ぼくと一緒に行こう‥フォウの分まで‥!」
ロザミア「お兄ちゃん‥!」
〔ロザミア、敵から味方へ〕

<アイナ撃破orHP30%以下>
アイナ「機体の安定が‥!? くっ、戦線から離脱します‥!」
シロー「あのザク頭‥逃げるのか!」
〔敵ユニット離脱〕
アムロ「追い返しただけか。あれだけのモビルアーマーを造り出せる施設が‥地球に?」

<ノリス撃破>
「ぐくっ‥もはやここまで‥!」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

葉月「お会いできて光栄だよ。アムロ=レイ大尉。‥ビダンくん、体は大丈夫なのかね?」
カミーユ「‥はい、理由はわからないんですが‥寝ているときじゃないと感じました。それでなんとか、前にティターンズが使っていたMSを盗み出したんです」
アムロ「カミーユ、君も‥感じたのか?」
カミーユ「はい。うまく言い表せないけど‥なにか‥。アムロさんはわかっているんですか?」
アムロ「ぼくも君と同じさ、カミーユ。具体的なことはなにもわかっていない。連邦もぼくの監視どころじゃなくなったらしくて、比較的楽に抜け出せた。あとはあのでかいのを見つけて、追いかけただけさ」
ファ「‥カミーユ‥!」
カミーユ「ファ‥。すまない、心配かけて」
ファ「ん‥いいの。カミーユ‥本当に‥良かった」
カミーユ「ファ‥」
※※ロザミアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ロザミア「お兄ちゃん‥」
カミーユ「ロザミィ‥君はもう誰かに戦争をやらされることはないんだ」
ロザミア「うん‥!」
アムロ「カミーユ、その娘は‥」
カミーユ「‥ティターンズの‥強化人間プロジェクト‥の」
アムロ「そうか。いや、もういい。すまなかったな、カミーユ」

葉月「ビダンくん、部屋を用意してある。今日はゆっくり休みたまえ」
カミーユ「はい。あ、カミーユでいいです、葉月長官」
アムロ「葉月長官、現在の状況を知りたいんだが‥」
葉月「うむ。地上も、そして宇宙も‥大変なことになっている。状況を理解しておいてもらう必要はあるな。そうだ、ところで大尉‥」
アムロ「なにか?」
葉月「君が乗ってきたモビルスーツ‥あれは‥?」
アムロ「リ・ガズィ‥Zガンダム量産計画の試作機です。結局コストの関係で、計画自体が流れてしまって、あれ一機きりですが」
葉月「いや、そうではない。どこから調達してきたのかね?」
アムロ「‥シャイアンの地下に隠しておいたんですよ」

洸「‥あれは一体‥。教えてくれ、ライディーン。あの骨みたいな奴はなんなんだ? 答えてくれ、ライディーン」
チャム「‥あれ、あの人‥」
洸「‥だめか‥。妖魔帝国‥ライディーンがおれを呼んだのは、それだけなのか‥?」
チャム「あのぉ~」
洸「ん‥おわっ! ‥君は、たしか新宿で一緒になった‥」
チャム「チャム=ファウってうの。よろしくね‥って、どうしてそんなに驚くの?」
洸「いや、妖精なんて見たことなかったから‥」
チャム「もう! みんなヨウセイだとか、フェアリーだとか! あたしはミ・フェラリオなのにぃ!」
ショウ「チャム‥チャム! こんなところにいたのか? ん、君は‥? すまない、驚かしたみたいだ」
洸「いや、いいですよ。‥チャムさん? ぼくになにか用があるのかい?」
チャム「え、あ、ううん、なんでもないの。ただ‥ううん、やっぱりいい」
ショウ「チャム、様子が変だぞ? ‥なにかあったのか?」
チャム「ショウは鈍いんだから! あれが出て来たとき、なにも感じなかったの!?」
ショウ「‥?」
洸「‥骨でできたような‥新たな敵のことかい?」
チャム「そう、そうよ! やっぱりアキラも感じたのね!」
洸「ぼくが感じたとうより、ライディーン‥このロボットが教えてくれたんだ」
ショウ「このロボットは‥? 見たところスーパーロボットの中でも変わっていると思うんだけど‥」
洸「ライディーンはいまから‥確か一万数千年前に、ムー帝国で造られたロボットらしいんです。そのとき妖魔帝国という、悪魔の軍団が‥」
ショウ「ムー帝国‥どうもピンとこないな。ま、それを言ったら、バイストン・ウェルもそうか」
洸「父さんがいれば‥もしかしたらなにかわかったかも知れない‥」
チャム「お父さん? じゃあ、訊けばいいじゃない」
洸「いま‥行方不明なんだ」
チャム「あ‥」
ショウ「チャム! ‥すまない、洸くん。こいつが無神経なせいで‥」
洸「いえ、いいですよ。いまは考えなければいけないことが山ほどある‥」
ショウ「そうだな‥それにしても、なぜ、いまになってそんな大昔の軍団が‥?」
チャム「恐竜帝国っていうところは、もっともっと前だって聞いたけど‥」
洸「でも出現した時期は一致してる‥どういうことなんだろう‥?」

※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
ジュン「もうなにがなんだかわからないわね。地球はどうなっちゃうのかしら?」
鉄也「宇宙海賊バンカー‥ダンガイオーチームの子たちが戦っている相手か」

隼人「そういや、突然やってきて、突然いなくなったな」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
ジュン「すごい服着てたわよね。あたしももうちょっと若かったら対抗したんだけどね」

弁慶「そりゃおしいことしたな」
竜馬「ふざけている場合じゃないぞ、みんな。地上でも、宇宙でもない‥別の次元からも敵が攻めてきているんだぞ」
鉄也「バイストン・ウェルか。まったく理解が及ばない世界だな。そういや忍者をさがしてる姫さんの戦艦、あれはいまどうなっているんだ?」
弁慶「キルハシュウムっていう特殊なエネルギーを使ってるらしい。それを宇門所長がなんとか入手できそうだとか‥」
竜馬「忍者伝説か‥最初はただの夢物語だと思っていたけどここまでいろんなことが一気に起こると、なんでもありって気持ちになってきたな」

???「機は熟したようですね‥ミーア、あの子を呼びなさい」
???「‥お呼びで。いよいよなのですな? 母上‥」
???「故郷を離れ、幾年月‥ようやくそのときが訪れました」
???「ははっ、では地球の文明をことごとく‥」
???「いいえ、手始めに南原コネクションなる基地を攻撃なさい。あそこは私たちの存在に気付いています。くれぐれも足下をすくわれないようにしなさい」
???「わかりました、母上。ではさっそく‥!」
???「お待ちなさい、最後に伝えおくことがあります‥これをご覧なさい」
???「む? 母上、こやつらは?」
???「説明すれば長くなります‥ともかく、彼らは突然現れるかもしれません。その場合、決して彼らと争ってはなりません‥いいですね?」
???「‥わかりました。母上がそうおっしゃるのなら。では‥。よし、ブランブルを用意せいっ!」
???(‥せいぜいがんばりなさい‥ガルーダ)

シロー「本当なのか!? カミーユくん」
カミーユ「え、ええ。あのザク頭の大型モビルアーマー‥たしかアプサラス・プロジェクトと言ってましたが、その陣頭指揮をやっていた、ジオンの高官の名が確か‥」
シロー「ギニアス=サハリン‥!?」
クリス「あれ、どうしたんです?」
カミーユ「いや、ジャブローの施設を脱出するとき、ジオンの通信を傍受したんだけど‥そのとき、たまたま聞いた名前に、アマダ少尉の知り合いの名前があったらしいんです」
バーニィ「知り合い? 誰です?」
シロー「‥カミーユくん、そのことを葉月長官に報告するんだ。もしかしたら、ジオン地上部隊の本拠地がわかるかもしれない‥!」
カミーユ「わかりました」
ファ「あ、カミーユ、私も行くわ」
クリス「アマダ少尉‥?」
シロー「‥ギニアス=サハリン‥アイナと同じ姓‥」

ギニアス「ノリス大佐‥あのニュータイプに逃げられたのは‥痛かったな」
ノリス「は、面目ございません‥」
ギニアス「‥済んでしまったことは仕方があるまい。いまは‥一刻も早く、我が子アプサラスを完成にこぎつけることだ」
アイナ「兄様」
ノリス「アイナ様‥」
ギニアス「おお、アイナ。この前はご苦労だった。しかし、戦果を上げられなかったのはまずかったな。これではアプサラスプロジェクトを任せて頂いた、ハマーン様に申し訳が立たない」
アイナ「‥ごめんなさい、兄様」
ノリス「ギニアス様、お言葉ですが、アイナ様は‥!」
ギニアス「ジャブローを押さえているのが正体不明の軍だというのが気にいらんが‥連邦の地方部隊、ガンドール隊といったか、そこが攻めてくる可能性がある。そのときこそ‥頼むぞ、アイナ」
アイナ「‥はい」
ノリス「‥‥」
ジオン兵「ノリス大佐!」
ノリス「なにごとかっ! いま取り込み中だ!」
ジオン兵「は、はいっ! 申し訳ございません! しかし、通信が‥」
ノリス「‥誰からか?」
ジオン兵「は、デラーズ・フリートのアナベル=ガトー少佐からです」
ノリス「ガトー少佐‥? ソロモンの悪夢が、なぜ地上に‥?」

レイカ「ここね。ギャリソンの言っていたポイントは‥」
ビューティ「この付近での、行方不明事件の多発‥でもこの戦時中に、あたしたちなにやってるのォ?」
レイカ「さあね。でもこの任務は万丈から出たものだって言ってたわよ。アシスタントとしては、ボスの言うことは聞かないとね」
ビューティ「なんで万丈本人が行かないのぉ? まったく、どうせ面倒くさかっただけなんだわ」
トッポ「ええ? でも万丈兄ちゃん、ダイターンがどうとかって‥」
レイカ「‥ダイターンは前回の火星決戦後、連邦からの圧力で廃棄処分になったのよ。現場には立ち会ったでしょ?」
ビューティ「レイカ、トッポッ! しぃ~! 見えたわよ、怪しい建物が!」
トッポ「どれどれ‥って、わあっ!」
レイカ「トッポ!? ‥ああっ!」

葉月「みんな集まってくれたな。これからの動きについて説明したい」
キョウスケ「戦局はどうなっているんですか?」
葉月「うむ、ブライト艦長と連絡を取った。宇宙は‥相変わらずベガ星連合軍、ガイゾックとの戦いが続いているらしい」
ジョウ「よお、その割にはそいつらは地球に降りてこねえな」
マイク「そういやそうだね、兄貴。見たことないや」
アムロ「ロンド・ベル隊が絶対防衛ラインをしいていることもあるが、彼らの狙いが見えない。とにかく地上に降下してなにかをしようというわけではないらしい」
カミーユ「なにかを探っているみたいでね。なにかまではわからないけど‥」
ダミアン「ちょっと待った。でもザ・ブームの連中や、バンカーだっけ? あいつらは降りてきたぜ?」
葉月「それはワープ航法を持つ組織だからだ。さすがにそこまでは阻止できん」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「文明レベルが違うということか。いまのところ五分でやりあっているつもりだが、どうなるかわからんな‥」
ジュン「ワープねえ。どうもピンとこないわね」

レニー「ねえ、ロミナ姫? エルシャンクにはついてたわよね?」
ロミナ「え、はい。マイクロワーム航法のことですね」
葉月「ああ、ロミナ姫、そのエルシャンクですが、宇門所長が燃料のキルハシュウムを入手したそうですよ」
シャフ「本当でございますか!? 葉月さま」
葉月「ええ。しかし、送って差し上げたいのは山々ですが‥ガンドール隊は作戦行動中です。とりあえず現状の任務を優先しますが‥よろしいですかな?」
ジョウ「よし、ロミナ姫! とっとと終わらせて、エルシャンクへ戻ろうぜ?」
ロミナ「そうですね。‥葉月さま、この戦い、私たちも最後までおつきあいいたします。せめてものご恩返しに‥」
葉月「そんなかしこまらずに。お顔を上げてください、ロミナ姫」
チャム「きゃはは! コータロー、困ってる困ってる!」
ショウ「チャム! 茶化すんじゃない! それから長官の名前を呼び捨てにするな」
葉月「‥まったく、こんなところを藤原や結城に見られたらなんと言われるかわからんな‥。む、そうだ、それから、これは良くないニュースだ。‥あの謎の敵、宇宙でも現れたらしい」
キョウスケ「‥!」
洸「なんですって!?」
バーニィ「地上だけの戦力じゃないってことか? じゃあどこから来ているんだろう?」
葉月「‥本当になにが起こっているのか皆目見当がつかん。いまは見えているものをひとつずつ潰していくしかない」
シロー「長官‥ジオンの秘密基地は‥」
葉月「それもあったな‥。カミーユくんの話から、だいたいの割り出しはできている。東南アジアの山岳地帯が怪しいとのことだ。とりあえず、南原コネクションの超電磁ロボを戦力として引き上げさせてもらい‥」
ファ「葉月長官っ! 緊急通信です!」
葉月「どうした?」
ファ「ニューヨーク上空に‥例のオーラバトラーと思われる軍が現れたと‥!」
ショウ「なんだって!?」
チャム「ドレイクがオーラロードを開いたの!?」
ファ「それから‥中央アジア地区の砂漠地帯で‥軍直通のSOS信号が出て‥すぐに消失しました!」
神宮寺「また盛りだくさんか‥もうかんべんだな」
葉月「よし、ガンドール、発進。各員は持ち場へ戻ってくれ!」

エクセレン「はい、こちらエクセレン=ブロウニング‥って、あら? キョウスケ、どうしたの? もう出撃なんだけど‥」
キョウスケ「すまん、少し時間をくれ」
エクセレン「あらあ~? さては恋しくなったとか?」
キョウスケ「骨みたいな謎の敵‥そちらでも出たらしいな」
エクセレン「‥少しは乗ってよね‥。ええ、もうなにがなんだか」
キョウスケ「そいつら‥しゃべっていなかったか?」
エクセレン「‥!」
キョウスケ「やはりな‥おまえにも聞こえたか」
エクセレン「ねえ、キョウスケ‥あれはなんだと思う‥?」
キョウスケ「わからん。ただ、おれとおまえにだけ聞こえた声、そしておれたちの共通点は‥」
エクセレン「私たちが知り合った‥あの‥事故‥?」
キョウスケ「‥そうだ」
エクセレン「深読みしすぎよ、キョウスケ」
キョウスケ「だといいが‥な。また頃合いを見て連絡する」
エクセレン「寂しくなった、なんて独白でもOKよ、キョウスケ」
キョウスケ「切るぞ」
【戦闘マップ終了】


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  中央アジア・砂漠地帯 → No15「僕は僕、君はミレーヌ」 へ進む


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