TOP PAGEへ

エンディング

【シナリオエンドデモ開始】
葉月「これで地上の敵はひとまず片づいたな。あとは連邦の残存部隊にまかせても問題なかろう。‥あとは、ガンドールの残りのエネルギーを使い、宇宙へ行くだけだ」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「次は宇宙戦か‥。地上はとりあえず落ち着いたが‥なんとも、な」
ジュン「鉄也、なにか気になることでもあるの?」
鉄也「ああ、地上での決着‥すべてがついたわけじゃない。あくまでも一段落した、というだけだ」

バーニィ「まだ生き残っていたDr.ヘルの所在も不明‥頭が痛いな」
葉月「うむ‥このまま地上を離れるのは危険な状態だが‥いまは音信不通のロンド・ベル隊が心配だ。宇宙へ上がるしかあるまい‥」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「正体不明の敵と味方。どこから来ているのかもわからんというのも気分が悪いな」
ジュン「謎の敵に飛影ね‥味方まで正体不明というのも‥」

葉月「地上も宇宙も‥さして状況は変わらんか」
アムロ「それにしても植物惑星‥か。いったい何なんだ? ミアさん、ブライト‥ロンド・ベル隊はどこまでの情報をつかんでいる?」
ミア「私たちがむこうにいたときは、ほとんど動きがありませんでした‥」
ロール「惑星‥という言い方をしていますけど、実際は植物の固まり、といった方が正しいんです」
葉月「惑星規模の物体‥ということかね?」
ミア「はい。しかし‥そこにも敵が潜んでいるようなんです。前にも言いましたが、人型兵器による反撃を受けています‥」
クリス「侵略軍のひとつ‥ってこと?」
ランバ「それがわかんないんですよね~。特になにをするでもなく、浮かんでるだけ。突入をかけるにも、まわりは敵だらけだったから、結局後回しにしちゃったの」
パイ「あんとき叩きつぶしときゃあ、こんな面倒なことにゃならなかったのによ」
ランバ「パイ、なんでもとりあえずやっちゃえっていうのはよくないよ? 獣戦機隊じゃないんだから」
葉月「‥‥」
アムロ「彼らは宇宙でも活躍しているようだな? 長官」
葉月「‥誇らしい限りだよ」

キョウスケ「‥‥」
レニー「はぁい、キョウスケ、どうしたの? 深刻そうな顔して?」
キョウスケ「レニーさん‥いや、少し考え事を、ね」
ジョウ「へっ、おおかたロンド・ベルにいる彼女の事でも考えてんだろ。のんきなモンだぜ」
マイク「兄貴、絡むなよ。悪いね、キョウスケくん。兄貴の奴、ロミナ姫と連絡がとれないから、気が立っちゃっててさぁ」
ジョウ「ちょ、ま、待てよ! べつにおれぁお姫さんのことなんて、気にしちゃいねえよ!」
レニー「へえ~その割には焦ってるじゃない。怪しいもんだわ」
マイク「レニー、よせよ」
キョウスケ「もてる男はつらいな、ジョウくん」
ジョウ「あ、てめえ、目標がそれたと思って調子に乗りやがって! もともとはおまえが女のことで悩んでたのが悪いんじゃねえか!」
キョスウケ「‥おれはなにも言っていないが?」
ジョウ「ありゃ?」
マイク「兄貴‥もうヤブヘビになるからやめとけよ」
レニー「まったく」
キョウスケ「そんなことより、おれたちはもっと検討しなければならないことがあるはずだ。‥ま、ロミナ姫やエクセレンのことも気になるが‥」
マイク「飛影のことかい?」
レニー「最後まで助けてもらいっぱなしだったけど‥正体はわからないんだもんね」
キョウスケ「忍者伝説‥地球上に忍者と呼ばれる人間がいないいま、飛影がその忍者であるという可能性は高いだろうな」
ジョウ「ああ。黒獅子や爆竜に合体すりゃ、とんでもない強さだからな。あいつを好きなときに呼び出せりゃあ‥」
レニー「でも待ってよ。確かに強いけど、しょせん1機よ? 伝説では、惑星を破壊できるほどのパワーを発揮するとか‥」
マイク「おおげさだなあ。いくらなんでもそりゃないだろ」
神宮寺「おっ、問題児が集まって、なんの相談だい?」
レニー「ああ! その言い方はないわよ、ミスター神宮寺!」
マリ「そうよ、ミスター。口悪いんだから」
神宮寺「フッ、生まれつきでな。そう簡単にはなおらんよ。ところで‥このメンバーって事は、飛影か、謎の敵の話か?」
キョウスケ「ええ‥飛影はともかく、謎の敵が‥。正体どころか、目的もわからない‥」
ジョウ「バイストン・ウェルに飛ばされたときも出てきたんだよな」
レニー「飛影もいっしょだったんだけど‥あの敵についてきた感じだったし‥」
マリ「洸や妖精さんたちもおかしな感じがするって言ってたわよね」
キョウスケ「‥声が聞こえたような気がしたんだが‥気付きましたか?」
神宮寺「声? いや、なにも聞こえなかったが?」
キョウスケ「‥おれたちだけか。エクセレン、やっかいなことになっていなければいいが‥」

カミーユ「そろそろ厳しいか‥こいつも」
ファ「カミーユ、どうしたの、こんなところで」
カミーユ「ああ、整備が終わったところさ。‥やっぱりおれにはゼータがしっくりくると思ってさ」
ファ「ゼータはロンド・ベルで使用しているんでしょう?」
カミーユ「女の子のパイロットらしい。ファや‥ロザミィとおんなじだな」
※※ロザミアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ファ「そういえばロザミィは?」
カミーユ「検査を受けてるよ。‥戦争をするためだけに、無理矢理強化されたんだ。‥体にも支障が出るさ」
ファ「そう‥」
カミーユ「でもこれからは自分のために戦うんだ。‥もう彼女は戦争の道具じゃない」

ファ「カミーユ‥」
弁慶「おおい、リョウ、ハヤト! さっさと来いよ。出発前に整備終わらせるんだろ?」
隼人「わかってるよ、弁慶。‥と、邪魔しちまったかい?」
カミーユ「え? ああ、そんなんじゃないですよ。お構いなく、神さん」
ファ「ゲッターGの調整ですか?」
隼人「ああ、問題ないとは思うが、一応な」
竜馬「宇宙か。ゲッターは戦えるのか?」
弁慶「問題ねえだろう。もともとゲッターは宇宙開発用に造られたロボットだって話だからな」
カミーユ「でも良かったですね。百鬼帝国をおとなしくさせることができて」
ファ「島ごと飛んできたときはどうしようかと思ったけど‥」
竜馬「ありがとう‥と、言いたいところだけど、なんとも言えんな。あれからも百鬼メカとは何度か戦ったし、Dr.ヘルのようにどこかに潜伏していないとも限らない」
隼人「なんにしても、宇宙のゴタゴタを片付けたら戻ってこなくてはなるまいな」
弁慶「それはそうとロンド・ベルはろうなっているんだ?」
カミーユ「いまだに音信不通です。‥あの人もいるし、大丈夫だとは思うのですが‥」
竜馬「あの人?」
ファ「クワトロ大尉のことでしょ? カミーユ」
カミーユ「そういうこと。ジュドーも木星から戻ってきているらしいしな」
隼人「希望的観測だな。どうなっているはわからん‥」
ファ「でも‥行くしかないですから」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ジャック「なにヨワネはいてる! そんな事じゃ駄目ネ!」
弁慶「おう、ジャックくんか。いつも元気だな」
メリー「悩んでいても仕方ないですカラ。できることをしないとネ」
ジャック「さてメリー、早いところテキサスマックのデータを宇宙用に書き換えるネ。先は長いヨ!」

竜馬「そういうことだな。さあ、調整を終わらせてしまおう。戦いは‥まだ続くんだからな」

≪アイナが仲間にいる≫
シロー「アイナ‥おれは‥」
アイナ「シロー‥?」
シロー「すまない‥アイナ。おれはこの地上での戦いが終わったら‥君を連れてここを出るつもりだった。だけど‥」
アイナ「ううん、いいのよ、シロー。このまま出ていけない‥そういうことなのでしょう?」
シロー「‥ああ。みんないろんなものをかけて戦ってる。‥おれは‥おれだけが背を向けるわけにはいかないんだ。だから‥君だけでも」
アイナ「それは聞けないわ、シロー。なぜなら‥わたしも戦うから。兄さんのためでも、サハリン家のためでもない‥私はこの星の人間として戦うの。シロー‥あなたとともに、ね」
シロー「‥アイナ‥!」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ノリス「‥ゴホン」
アイナ「あ‥ノリス‥?」
ノリス「これは‥お取り込み中だったようですな。アイナ様、アプサラスの調整を終わらせておきました。宇宙でも出れます」
アイナ「ごめんなさい、ノリス。なにからなにまであなたまかせで‥」
ノリス「なんの。では、失礼いたします。‥そうだ、シロー=アマダ少尉」
シロー「なにか‥?」
ノリス「アイナ様を‥よろしくお願いいたします」
アイナ「ノリス‥」
シロー「‥はい‥!」


ショウ「‥宇宙‥か」
チャム「ショウ? こんなところにいたの?」
ショウ「ん‥なんだ、チャムか」
チャム「なんだじゃないわよォ。深刻そうな顔してるから心配してあげたのに!」
ショウ「ああ、ごめんよ、チャム。‥いや、なんとなく嫌な感じがするのさ」
チャム「嫌な感じ?」
ショウ「‥この世界全体に‥悪意のオーラ力に似たものが渦巻きはじめている気がするんだ。それが大きくなり始めている‥それが怖いのさ。バイストン・ウェル、地上‥そしておそらく宇宙にも」
マーベル「でもそれがなんなのかわかるまで‥私たちは戦わないとね」
ショウ「マーベル‥」
マーベル「一人で抱え込もうとするのは、あなたの悪い癖ね。あなたは前を向いているのが一番いいのよ、ショウ」
ショウ「わかったよ‥マーベル」
※※エル&ベルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
エル「そーよぉ? 聖戦士。ぐじぐじしてたって、シーラ様に言いつけちゃうんだから」
ベル「ショウ、怒られ決定~!」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
トッド「なんだよ、オーラバトラー隊ががん首そろえてなんの相談だ?」
ショウ「トッド。‥感じないか? 悪意のオーラを」
トッド「‥それが悪意のオーラかどうかはわからんが‥嫌な感じはするな」
ショウ「ああ。なにか‥世界の根幹でなにかが起ころうとしているのかも知れない」
トッド「ガタガタ言っててもわからねえもんはわからねえんだ。悩むんじゃねえよ、ショウ」

チャム「ショウは悩めば悩むほどハマるタイプなんだからさ」
ショウ「一言余計だ、チャム」

???「これはどういうことだ‥アベル! 攻撃を加えた上、我らの地へやつらを迎え入れるとは‥!」
???「‥ディオレ様、このアベルの意志‥どうかお察し下さい。このアベル‥必ずやあの者たちを、地球人の誇りとやらを打ち砕き、我々の悲願を達成してみせることを‥お約束しましょうぞ‥!」
???「フッ‥フハハハハ」
???「なにがおかしい‥!」
???「誇りと敗北‥残るのは‥どちらかな?」
???「シャピロ‥!」

アムロ「これは‥!? 長官、この映像は!?」
葉月「衛星から送られてきた映像だ。これが‥植物惑星なのか!?」
鉄也「これが惑星だと? まるで大口を開けているようだな」
ジュン「一飲みでペロリね。ああ気色悪い」
葉月「‥‥」
クリス「長官?」
ギャリソン「みなさんにお伝えしておかねばなりませんな」
葉月「ええ。一飲みか‥あながち冗談ではないかもしれん。あの惑星は‥じょじょに地球に近づきつつある‥!」
キョウスケ「そんなバカな。だいたい、あれが惑星だとしたら、地球と月の重力に干渉しないはずがない。天変地異が起こっていても不思議ではないはず‥!」
葉月「もっともな意見だ。だが‥事実だ。いまはどうするかということだけだな」
ロール「形が‥違くないかい? ミア?」
ミア「ええ‥もっと黒い‥肉眼だとよくわからないくらい、小さな星だったのに‥」
ランバ「発光しているみたい‥血管みたいで気持ち悪い‥」
パイ「けっ! 顔見せではりきってるんだろうよ! 葉月のおっさん、どうすんのさ?」
葉月「‥計画は変えん‥! 目標はPLSブラックポイント、植物惑星直上だ‥!」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「シロー‥」
シロー「大丈夫さ、アイナ。勝つのはおれたちだ。言ったろ? ジオンも連邦も関係ない、これはおれたち人間の戦いだ‥!」
アイナ「はい‥!」

アムロ「‥おそらく‥ブライトたちはあそこだな‥」
ファ「アムロ大尉‥?」
アムロ「なんとなくそんな感じがするだけさ。だが‥もしブライトたちがあの星へ突入していたとしたら‥」
ギャリソン「万丈様たちはあの口の中なのですかな。おなかを壊されなければよいのですが」
ジョウ「じいさん、冗談言ってる場合じゃないぜ? じゃあロミナ姫たちもあそこってことか? なんでわかるんだよ、アムロさんよ」
マイク「ニュータイプだからかい?」
アムロ「前にも言ったけど、ニュータイプなんて、勘が鋭いだけのただの人間だよ、コイルくん。あくまでもなんとなく、さ」
レニー「その勘のいい人が言ってるんだったら確率は高いわよね」
カミーユ「それに、もともとブライト艦長と決めた合流ポイントはそこなんですよね? もうそこに着いていて、電波妨害かなにかで通信がつながらないだけかも知れない」
小介「そう考えるのが妥当だと思いますね」
大作「とにかく合流ポイントへ向かうしかなか」
竜馬「そうだな‥ロンド・ベルの無事を祈るしかない」
弁慶「星一個相手か‥こいつぁきつくなりそうだ」
豹馬「へへ、ぞくぞくしてきやがったぜ」
パイ「あたしもね」
チャム「なんで? ああ、けっこう冷えそうな格好だもんね」
パイ「別に寒いわけじゃねえよ!」
ランバ「あっちゃあ~、さむぅい!」
鉄也「‥前々から言おうと思っていたんだが‥」
ジュン「まあまあ、いいじゃないの鉄也!」
ショウ「チャム、引っ込んでろ!」
マーベル「ショウもそんなにカリカリしないで」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
トッド「ま、わからんでもないがよ」

隼人「フッ‥おれたちにゃこれくらいがちょうどいいさ」
十三「せやせや。ワイらには通夜みたいなツラして作戦練るより、はみだし部隊らしく、リラックスして一気に突っ込むのが一番や」
ちずる「たしかに軍隊っぽくないのはわかるけど‥」
カミーユ「葉月長官、ぼくたちはいつからはみだし部隊になったんです?」
ランバ「え? だって長官、獣戦機隊のみなさんの‥司令官なんでしょ?」
ミア「ちょっとランバ! 失礼よ‥?」
葉月「‥藤原たちめ‥いったいなにをやらかしたんだ?」
アムロ「いい感じで緊張がほぐれたみたいだな。長官‥行こう」
葉月「ゴホン。よし、各員は所定の場所で待機。‥ガンドールはこれより宇宙へ向かう‥!」

???「危険‥」
???「‥危険」
???「破壊する‥」
???「‥この‥を」
【シナリオエンドデモ終了】


激動の地上戦は終幕を迎えた。
こうして舞台は宇宙へと移っていく。

しかし、それはあくまで
一時のことにすぎない。

いまだ姿を見せない侵略者たち。
目的すらわからない謎の敵。
そして音信不通となったままの
ロンド・ベル隊。

‥様々な問題を抱えたまま、
ガンドールは最後の力を振り絞り、
激震の宇宙へ向かう。

‥その龍の昇天が、来たるべき
決戦への序曲だということを、
このとき誰も知らなかった‥

Thanks for
your playing

SUOER ROBOT WARS
COMPACT2
episode1:EarthCrisis

THE END


...to be continued

SUPER ROBOT WARS
COMPACT2
episode2:Cosmoquake



● ジャブロー内部 → No31「激動の地上を制するもの」 へ戻る


◆ 「スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。