TOP PAGEへ

シーン2「侵略者編」
No.10
Zの鼓動、再び

<ラスト「月近海」>
ロンド・ベル隊に向かっていた、ルー=ルカの
操縦するZガンダムがベガ軍と遭遇した。

救援に向かいますか?


サブタイトル
「Zの鼓動、再び」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

ルー「これは‥ちょっとまずいかな‥!」
ゴーマン「ここまでよくやったと褒めてやる。地球の新型か‥なかなかの性能だ。だが、我がベガ星連合軍を相手にするには少々役不足だったようだな」
ルー「質より量のくせしてなに言ってんのよ! それにこの機体はそんなに新しくもないわよ。前大戦を乗り越えたベテランなんだから」
ゴーマン「ククク‥ならば言い訳も立つというものだな。だが、そんな機体といえども最近ちょこまかとうるさいロンド・ベルとやらに合流させるわけにはいかん」
ルー「へんだ! やってごらんよ! まだメガランチャーは撃てるんだから!」
ゴーマン「簡単に殺しはせん‥奴らをおびき出す餌になってもらう! 胴体とコクピットが残っていれば充分だろう‥かかれ!」
ルー「ブライト艦長‥早く‥もうもたないよ‥!」
<戦闘開始>

<2EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ルー「ええっ!? うそっ!」
ゴーマン「逃がさんと言ったはずだ! ベガ獣キングゴリよ! 抵抗するならかまわん! 両手両足をもぎ取ってやれい!」
人工知能「‥‥」
ルー「レディに向かってなんてこというの! おぼえてなさいよ!」

<3PP・味方援軍1出現>
ゴーマン「ほほう、すばらしい機動性だ。旧型機というのははったりか!?」
ルー「残念でした! パイロットの腕よ! ‥あと、この機体は前大戦、いろんな人の心を受け継いだもの‥人工知能やへっぽこ兵士ごときにどうこうできるもんですか!」
ゴーマン「クク‥ハハハハハ! 気に入ったぞ人の心がどうとか、そんなことに興味はない。おれはそのロボット、いたく気に入った!」
ルー「なによ! だからどうだって言うの!」
ゴーマン「我がベガ大王様に献上し、ベガ星連合軍の新たな戦力として役立たせてもらう‥! もうおまえを生かして奴らをおびき出す手はもうやめだ!」
ルー「‥もう少しでロンド・ベル隊、ブライト艦長が来てくれる! そこまで粘ればあんたたちなんか!」
ゴーマン「クク、気付いていないようだな‥たったいま、電波妨害をかけた。おまえの位置を奴らは見失ったはず。‥観念しろ」
ルー「‥く、ここまで? でも、ゼータは死んでも渡せない‥! このモビルスーツは‥そんなに安くないの! 心を懸けてしまったカミーユくんに申し訳が立たないから‥!」
ゴーマン「なにをぶつぶつ言っている! 死ねいっ!」
ルー「ごめん、ジュドー‥!」
???「待ていっ‥!」
ルー「え!? まさか‥ロンド・ベル!?」
???「愚かな者たちよ、貴様らに決して勝利は来ない。たとえ殺されようとも、悪に屈しない心。それがやがては勝利の風を呼ぶ‥人、それを凱風という‥!」
ゴーマン「なんだと!? どこだ! このおれをベガ星連合軍‥ベガ大王親衛隊大尉、ゴーマンと知っての台詞か! ふざけたまねを‥何者だっ!」
ロム「‥おまえたちに名乗る名前はない‥!」
[イベントデモ「ロム=ストール登場」]
ロム「剣狼よ! 勇気の雷鳴を呼べ!」
〔味方ユニット出現〕
ロム「闇あるところ光あり‥悪あるところ正義あり。天空からの使者‥ケンリュウ参上‥!」
ゴーマン「貴様は‥! そうか、ここしばらく地球人どもを手助けしている輩は‥貴様だな!」
ロム「悪党に語る舌は持たん‥!」
レイナ「ねえ、あなた、ロンド・ベルってところの仲間の人でしょう?」
ルー「あなたたち‥何者なの?」
ジェット「通りすがりの正義の味方さ、お嬢さん。ジム、ここの位置は‥」
ジム「はい、ジェットさん。周波数の違う信号を発信しています。すぐに気付いてくれるはずです」
ドリル「よっしゃあ、首つっこんだ手前、それまではやらせてもらうぜ!」
ルー「ロンド・ベル隊の人!? 味方なの!?」
ロム「残念ながら違います。しかし、ともに戦ったことはある‥もう少しで到着するはずです、それまでは私たちが力を貸しましょう」
ゴーマン「なめたまねを! このゴーマンの恐ろしさ、見せてやろうっ!」
ロム「ギャンドラー、バンカー、ベガ星連合軍‥闇を操り心を蝕む者たちを‥おれは許さん!」

<5PP・味方援軍2出現>
〔味方戦艦出現〕
ブライト「このポイントか! 救援信号が出ていたのは!」
エクセレン「ああ! あれは!?」
ジェット「ほう、思ったより早かったな。さすがと言うべきか」
ロム「これでなんとかなるだろう」
大介「あれは‥謎の異星人、ロムくんと言ったか!?」
クワトロ「それに‥Zガンダム!? 誰が乗っている?」
ルー「艦長! ブライト艦長!」
ブライト「ルー!? ルー=ルカか! いつ地球圏に戻ってきたんだ!? ジュドーは!?」
ルー「もう質問はあとあと! 敵を片付けなきゃゆっくり話もできないわ!」
エル「ちょっとちょっとぉ! あとあとって、ジュドーは一緒じゃないの!?」
ルー「も~う、うっさい! 早いとこ助けなさいよ、エル!」
※※甲児が宇宙へ来た場合のセリフ※※
甲児「出撃するぜ、ブライトさん!」

ブライト「よし、各員出撃せよ! ルーたちと合流し、ベガ星連合軍を押し返すんだ!」
〈出撃ユニット選択〉
エマ「ルカさん、もう大丈夫よ」
ルー「助かりました‥まあ、もっと早くから助っ人が来てくれてたんだけど」
コウ「また助けてくれたんですか?」
ロム「結果的にそういうことになりました。では、私たちはの役目は終わりました。これで‥」
デューク「待ってくれ、君たち! ぼくたちは‥」
ロム「数多くの異星の侵略軍‥その目的は地球という惑星にあるなにか、にあるようです‥。ただ気になるのは‥」
クワトロ「目的‥?」
ドリル「ロム! ギャンドラーがまた動き出したらしいぞ? 今度は‥けっこう大がかりなことをやろうとしているらしい」
ジム「ロム様、やはりハイリビードは‥ここに?」
ロム「わからん。だが‥よし、いくぞみんな! ‥では、天があなた方に味方することを」
レイナ「自分たちの星を救いたいのは私たちも同じ。がんばってくださいね」
ドリル「またな」
ジェット「簡単に死ぬんじゃないぜ? ジェーーット!」
〔味方ユニット離脱〕
バニング「何度見てもさっぱりだな。何者なんだ?」
勝平「宇宙人なんだろ? あいつら。いい宇宙人もいるのか?」
宇宙太「宇門の兄さんだって、いい宇宙人だぜ?」
恵子「論点はそこじゃないんじゃないの? この場合」
エクセレン「なんか慣れてきちゃった。でも毎回あてにするわけにもいかないしねえ」
ルー「みんな知ってるの?」
ブライト「ルー、話はあとだ。そのまま戦闘に参加してくれ。よし、攻撃開始!」

<ゴーマン撃破orHP40%以下>
ゴーマン「この円盤獣ギンギンが!? 見事だ‥褒めてやるぞ! だが、このままで済むと思うな! おまえはこのゴーマンを怒らせたのだからな!」
ルー「適当なことばっかり吹いてるんじゃないわよ! おととい来なさい!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ルー「ふう‥終わったみたいね」
エル「お疲れさん。ねぇルー、ジュドーは?」
ルー「ジュピトリスIIからフォン・ブラウンの方に戻ったんだけどさ、そこでジュドーが‥」
ブライト「ルー、話はあとで聞く。いま、地球圏は非常に危うい状況にある。我々はすぐに次のポイントへ向かわねばならん」
ルー「了解。あいかわらず人使いが荒いわねえ、艦長」
コウ「エルさんが合流したときも同じ事言ってたような」
エマ「有名だから。ね、艦長?」
ブライト「ゴホン、全機帰艦せよ」
クワトロ(それにしても解せんな‥助けてくれるとはいえ、彼らもこの地球圏で活動している。地球‥いったいなにがあるというのだ?)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アベル「ついに‥ここまで来たのだな」
ケイム「アベル‥なにやら外が騒がしいようだが‥?」
アベル「気にすることはない、ケイム。あの青い星‥地球とやらの機械がこのあたりをうろついているようだな‥」
ケイム「侮るな、アベル。あの方が‥地球攻略のためには、ロンド・ベルなるものを叩け、と‥」
アベル「フッ‥ディオレ様、下等生物どもに、策など無用‥ディラド復活の前に、地球を清めておくことが重要かと。どうか全軍に出撃のご指示を‥ディオレ様」
ディオレ「‥‥」
ケイム「アベル、二億年の眠りから、目覚められたばかりだぞ」
アベル「ディオレ様」
ケイム「アベル! 我らの趣旨が、やっとこの地を探し出したのだ‥いましくじれば、どうなるかはおまえもわかっていよう。いまはあの方の言うとおり、ロンド・ベルなるものを叩くまで、我らの全容は見せるべきではないと思うが?」
アベル「ケイム‥お前はあの方、あの方と申しておるが、奴は‥」
シャピロ「奴は‥なんだね‥? アベル‥」
アベル「む‥」
ケイム「シャピロ様‥」

ブライト「ルー、ご苦労だった」
ルー「ま、いいってことよ、艦長。木星でのんびりしている場合じゃなさそうだったし」
クワトロ「ルカくん? あのモビルスーツは‥」
ルー「見ての通り、ゼータガンダムよ、艦長。アナハイムから持ってきました。‥なんでも、量産型ゼータを開発するために、一度パーツにバラしたものを組んだみたいです」
バニング「ああ、それがリ・ガズィか。なんでも重力下実験のために地上に送られたらしいが‥」
※※甲児が宇宙へ来た場合のセリフ※※
甲児「またガンダムかよ。戦力が増えるのはうれしいけどよ、なんかこう‥すげえスーパーロボットとかは来ないのかよ」
さやか「贅沢よ、甲児くん。グレンダイザーにザンボット3だっているじゃない」

勝平「そういうこと。他にはいらないぜ?」
恵子「でも戦力が多いことに越したことはないんじゃないかしら」
エマ「そうねえ‥あの突然現れる味方がいつも来てくれれば助かるんだけど‥」
ルー「そうそう! ブライト艦長、あの人たちは何者なの? 正直、あの人たちがいなかったらやばかったけど‥」
ブライト「‥わからん。ただ、他星系の人間‥異星人らしい」
宇宙太「どうみても、宇宙服着てないからなあ‥酸素なしでOKな生き物っているのか?」
大介「ぼくは彼がどんな素性の持ち主でも気にしないがね」
マリア「兄さん、あの人のこと気に入ってるものねえ」
エクセレン「あの格言って、その場で考えついてるのかしら?」
ブライト「ともかく、ルー、よく来てくれた。ゆっくり休んで‥ん?」
コウ「艦長?」
ブライト「‥いや、ゼダンの門でエネルギー反応があったが‥消えた。なんだ‥?」
クワトロ「ゼダンの門‥? 軍備縮小の煽りで、いまや拠点としては機能はしていないはずだが? あとは‥解せんな、廃棄コロニーの方でも動きがあるようだが‥」
ブライト「‥どうもきな臭いな」
ルー「はあ、なんかゆっくりは安めなさそうねえ‥」

エル「ルー、おつかれ!」
ルー「あんたも元気そうじゃない。どうしたの?」
エル「へへ、ジュドーのことが気になってさ。あんたは出てこれたのに、あいつはなにやってんの?」
ルー「ダブルゼータだよ」
エル「ダブルゼータぁ!? あれって前の戦争が終わった後、解体になったんじゃなかったの?」
ルー「アナハイムよ。あそこにパーツまるごと引き取られたらしいの」
エル「あら? あたしもあそこからモビルスーツ出してもらったんだけど‥あんたたちもなの!?」
ルー「そういうこと。ジュドーはダブルゼータ待ちでまだむこうに残ってるけどね」

忍「いてて‥ちっきしょう、ここは!?」
亮「どうやら‥合流ポイントを大きく外れてしまったらしいな」
雅人「マジンガーチームは無事かな!?」
沙羅「たぶんね‥ガイゾックの戦艦は軌道がずれたはずだし‥大丈夫さ」
亮「他人の心配より、おれたちの方を心配した方が良さそうだ。‥見ろよ」
人工知能「‥‥」
雅人「ガイゾックのメカ!? なんで!?」
沙羅「あたしたちを追ってきたらしいね。‥戦艦は‥いないか。どうやらあたしら同様、こっちに流されたクチじゃないのかい?」
忍「けっ、大物がいねえんじゃ面白くねえが、とりあえずぶちのめしとくか!」
雅人「やることやってからにしない? 忍。‥はいよ、救援信号は出しといたぜ」
忍「お、気が利くじゃねえか、雅人。それじゃいくぜっ!」

ガリモス「ギル=バーグよ‥うまくいってはおらんようだな‥」
ギル「‥はっ、申し訳ありません‥ガリモス大船長! 次こそ‥次こそ必ずや‥!」
ガリモス「無能な者はバンカーには必要ない‥わかっておろうな、この意味が‥」
ギル「‥はっ」
ガリモス「これならば‥ガデスの手の者の方が確実かもしれんぞ‥ギル=バーグ‥」
ギル「!! あのような者たちなど! ガリモス大船長! ‥ひとり、奴らとゆかりのある者を手駒として手に入れました。その者を使い、今度こそは‥」
シャザーラ「‥‥」

ブライト「獣戦機隊が見つかった!?」
エマ「救援信号です! ええと、場所はPLSブラックポイント‥」
クワトロ「ブラックポイント? 聞かん空域だが?」
ブライト「最近、流星群が通った場所だ。無人探査機が何度か行っているが、必ず何らかのトラブルで破損してしまうらしい‥」
エクセレン「なんか隠れてるんじゃないですかぁ? あやしいかも」
※※甲児が宇宙へ来た場合のセリフ※※
甲児「ま、なにがいるにしても、獣戦機隊を迎えに行かなきゃならねえんだから、同じだろ」

ボス「気にしてたってしょうがないだわさ‥おりょ? なんかレーダーに反応が出てるわよん?」
エル「あらら? この反応‥って艦長! バンカーのメカが!」
ブライト「なんだと!? どこだ!」
エル「‥ええと、‥ここからすぐ近くのコロニー帯です! なんでこんなとこに!?」
大介「すぐに出撃しましょう!」
ルー「あわただしわね。どこから行こうかしら?」
ブライト「獣戦機隊の方に向かいたいが‥廃棄コロニー、ゼダンの門の反応も気にかかる‥。よし、各員は出撃の準備にかかれ!」

ミア「博士! バンカーが動き出したって‥」
ターサン「そうじゃ。だがのう‥地球を目指しておるわけではなさそうじゃの」
パイ「どういうこったよ?」
ターサン「‥う~む、これは‥罠じゃな」
ロール「ぼくもそう思います‥たぶん、またギルが‥」
ミア「‥‥」
ランバ「はぁ~あ、いやんなっちゃうよねぇ」
ターサン「そこでじゃ、ひとつ提案があるんじゃが‥」
ロール「なんです? 博士?」
ターサン「このまま、どこか遠くへ逃げるっていうのはどうじゃ? バンカー相手にいくらあがいたところで‥」
ロール「博士、出撃します」
ターサン「わ、わしゃおまえたちのことを思ってだな、その」
ランバ「残念だったわね、博士?」
ミア「‥行きます」
パイ「もういい加減に腹くくりやがれ、じじい」
ターサン「‥ああ、もう‥」

エクセレン「ん? 通信? ‥はい、こちらエクセレン=ブロウニング‥って、あら? キョウスケ、どうしたの? もう出撃なんだけど‥」
キョウスケ「すまん、少し時間をくれ」
エクセレン「あらあ~? さては恋しくなったとか?」
キョウスケ「骨みたいな謎の敵‥そちらでも出たらしいな」
エクセレン「‥少しは乗ってよね‥。ええ、もうなにがなんだか」
キョウスケ「そいつら‥しゃべっていなかったか?」
エクセレン「‥!」
キョウスケ「やはりな‥おまえにも聞こえたか」
エクセレン「ねえ、キョウスケ‥あれはなんだと思う‥?」
キョウスケ「わからん。ただ、おれとおまえにだけ聞こえた声、そしておれたちの共通点は‥」
エクセレン「私たちが知り合った‥あの‥事故‥?」
キョウスケ「‥そうだ」
エクセレン「深読みしすぎよ、キョウスケ」
キョウスケ「だといいが‥な。また頃合いを見て連絡する」
エクセレン「寂しくなった、なんて独白でもOKよ、キョウスケ」
キョウスケ「切るぞ」
【シナリオエンドデモ終了】


● 自由選択ステージ終了後 へ戻る

● コロニー密集地帯 → No11「涙のスパイラルナックル」 へ進む

  宇宙・ディラド星 → No12「放浪の種子」 へ進む

  ゼダンの門内部 → No13「女帝の罠」 へ進む

  廃棄コロニー上 → No14「2つのプロジェクト」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。