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シーン5「宇宙激震編」
No.22
悲しみの欠片

<選択「フロンティアIV宙域」>
フロンティアコロニーで、
ついにラフレシア・プロジェクトが始動する。

準備はよろしいですか?


サブタイトル
「悲しみの欠片」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現済み〕
シロー「ここがフロンティアIVコロニー‥」
シーブック「月からの部隊は全滅か‥」
セシリー「私達だけになってしまったわね」
シロー「みんな無事か?」
セシリー「大丈夫です。アマダ少尉も‥その機体で大丈夫なんですか?」
シロー「宇宙用に換装はすましてある、まだやれるさ」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「シロー、あまり意地を張るものではないですよ」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ノリス「そう言いなさるな、アイナ様。モビルスーツ乗りたるもの、自分の手足のように扱える機体でなければ、とても命は預けられません」
アイナ「もう、ノリス、あなたもです。元々陸戦用に作られたものを宇宙用に換装するなど‥」
ノリス「ははは、ニナ殿も困っておられたな」

シーブック「文句はないけど‥それにしても少尉、静かすぎると思いませんか?」
シロー「ああ、月からはかなりの数の部隊が出たはずだ‥しかし、それを全滅させるような戦力が、おれたちが来たからといって、すぐに隠れられるとも思えない」
セシリー「可能性は‥」
シロー「敵が少数の場合‥もしくは‥」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「もしくは‥? 他に考えられるのでか、シロー?」

シーブック「なんです? 少尉」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ノリス「‥ふむ、どこにでも身を隠せるくらいの大きさのもの、ですな」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
シーブック「な、なんだ!?」
セシリー「どこから‥!? それにこの大きさは‥!」
シロー「コロニーの残骸や陰にっ!? こいつらだ‥! 月の部隊を全滅させたのは!」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ノリス「これほどの大きさのものが!? しかし‥この動き!」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「シロー! これは!?」

セシリー「シーブック! この円盤みたいな機械は‥」
シーブック「‥見たことがある。鉄仮面の乗っていた、巨大な花のようなモビルアーマー‥あれが何度か飛ばしてきた‥!」
シロー「単体で動くのか!? 今まで武器として使用していたものが!」
セシリー「‥それが‥あの男が実験と言っていたもの‥!」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ノリス「なるほど‥こやつらが月の部隊を全滅させたとなると‥実験は成功のようですな」
アイナ「ノリス! 感心している場合ではありません!」

シーブック「実験‥このグロテクスな機動兵器が!?」
シロー「まるで異星人の宇宙船だな」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「シロー、どうするのですか!?」

セシリー「来る! 迎撃します!」
シーブック「セシリー! 前に出過ぎるな!」
シロー「相手は素早い! 無理に散開するな!」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「わかりました‥!」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ノリス「よい指揮官になりつつあるようですな、あの無鉄砲だったお方が」
シロー「おれだっていつまでも昔のままじゃいられない‥!」

シーブック「‥とは言っても‥粘れるかどうかは‥」
シロー「ロンド・ベル隊、ガンドール隊の混成部隊がこっちに向かっている! それまでもたせるんだ!」
<戦闘開始>

<規定PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔味方戦艦出現〕
ロミナ「間に合いましたか!?」
シャフ「あれは‥アマダ様!」
シロー「‥エルシャンク!? 動けるのか!?」
シーブック「少尉、あの戦艦は!?」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ノリス「あれは‥ほう、実戦投入が可能になったのか」

シロー「ロミナ姫たちの戦艦‥エルシャンク!?」
ブライト「みんな、大丈夫か!?」
シーブック「ブライト艦長!」
アムロ「間に合ったようだな、ブライト」
セシリー「‥早過ぎるのでは?」
ジョウ「へっ、そこがこのエルシャンクのすごい所よ」
レニー「なんてったってワープできるんだものね」
※※No25をクリアしている場合、セリフ追加※※
エクセレン「便利な時代になったもんよねえ~」
マリア「いや、時代は関係ないでしょ」
セシリー「エクセレンさん!?」
エクセレン「心配かけたみたいね。もう大丈夫だから‥」

シャフ「正確にはワームホール‥」
鉄也「ごちゃごちゃやってる場合か! 艦長、出撃する!」
ロミナ「申し訳ありません、剣様。シャフ、あなたも‥」
甲児「ああもう! 調子狂うなあ! いくぜ、みんな!」
〔敵ユニット出現〕
葉月「これは!?」
シロー「まだいるのか!?」
忍「なんなんだよ、こいつらぁっ!」
マリア「兄さん‥これってもしかして‥!」
デューク「円盤獣!? 馬鹿な‥!」
セシリー「これはクロスボーン・バンガードの兵器です!」
豹馬「脅かすなよ! そうそう敵に復活されちゃかなわねえ!」
葉月「む‥ブライト艦長、フロンティアコロニーには、確か‥」
ブライト「月からの援軍が先に出ていたはずだ。まさか‥」
シーブック「‥ぼくたちが到着したときは‥すでに‥。痛み分けだと思いたいけど‥」
シロー「油断は禁物だ。‥見かけに惑わされると厄介なことになる‥!」
アムロ「らしいな。敵の動きに細心の注意を払うんだ。いくぞ‥!」
〈出撃ユニット選択〉

<敵全滅・敵増援2出現>

〔敵ユニット出現〕
カロゾ「ほう‥バグをすべて退けたか‥やるな」
竜馬「あれは!」
デューク「ラフレシアだったな。やっとお出ましか」
カロッゾ「さすがは連邦の切り札‥と、ほめておこう。バグどもだけで一掃できるかと思ったが」
マリア「円盤獣の出来損ないみたいなのにやられるもんですか!」
シーブック「鉄仮面か!」
カロッゾ「フフフ‥このテストが良好なら、ただちに月と地球にバグを降下させるつもりだったが‥その前にやらねばならぬことがあるようだな」
カミーユ「こんなものを月と‥地球に!?」
豹馬「ふざけやがって! そんな勝手なことさせるかよ!」
ちずる「こんな機械で地球をどうこうできるもんですか!」
隼人「そうでもないぜ、実際‥月の援軍はやられちまったわけだろ?」
竜馬「ひとつの軍隊を壊滅させられる力‥手に余るな」
セシリー「こんなもので‥なにをしようというの!?」
カロッゾ「‥わからんのか、ベラ? 粛清よ」
クワトロ「‥粛清?」
カロッゾ宇宙は疲弊している。‥それは侵略軍がどうだという問題などではない。地球圏そのものが疲れているのだ」
アムロ「それがこの兵器を作った説明にはならないはずだ‥!」
カロッゾ「人類を永遠に生き延びさせるという‥ロナ家千年の夢のためだ」
キョウスケ「人間を‥永遠に?」
万丈「不老不死だとか、夢みたいなことを言ってるんじゃあるまいね?」
カロッゾ「‥正確には‥人類がこの宇宙でこれからも生きていけるようにするためだ」
葉月「そうか‥そのために‥!」
※※No24をクリアしている場合、セリフ追加※※
ジュドー「なに言ってんだ!? もっとわかりやすく言いやがれ!」
エル「そうよそうよ!」

カロッゾ「コスモ貴族主義‥その実現のためには、増えすぎた愚かな者たちを間引かなくてはならん‥! 世界を少しでもさっぱりとさせておかんとな」
鉄也「こんなものを‥地球にだと!?」
ショウ「く‥なんてことを考えてるっ‥!」
※※No24をクリアしている場合、セリフ追加※※
ルー「人間を間引くだなんて‥」

カロッゾ「誰の良心も痛めることがない‥良い作戦だろう? 機械による無作為の修正‥フフフ‥」
キョウスケ「良心を痛めなければ‥なにをやってもいいわけではあるまい‥! 人間が‥同じ人間の優劣を決めることができるのか?」
カロッゾ「この宇宙には、あまりにも人が増えすぎた。新時代の統制のため‥旧時代の垢は落とさねばならん」
セシリー「‥仮面をつけなければなにもできない男が‥世直しを言うなんて!」
カロッゾ「ベラ‥つくづくおまえは悪い子だ。大人のやることに疑いを持つのはよくないな‥!」
甲児「勝手なことばかり言いやがる!」
カロッゾ「人類の十分の九を抹殺しなければならんのならば‥こうもなろう!」
セシリー「機械がしゃべることか!」
シャフ「姫様‥! レーダーに反応が‥!」
ロミナ「まだ敵が!?」
〔敵ユニット出現〕
コウ「バニング大尉、あれは!?」
バニング「そうだ。黒の部隊とよばれるクロス・ボーンの精鋭部隊だ」
セシリー「ブラック・バンガード‥」
シーブック「‥よりによって厄介なのが‥」
ザビーネ「ベラ=ロナ様か‥?」
セシリー「ベラ=ロナではありません、今の私はセシリー=フェアチャイルドです‥!」
ザビーネ「私にはどうでもいいことだ」
カロッゾ「来たか、黒の部隊」
ザビーネ「‥鉄仮面、これは一体どういうものなのか? 私は見たことがないが、データに登録されている‥」
カロッゾ「フフフ‥」
ザビーネ「バグか‥! 鉄仮面!」
カロッゾ「そう、バグは人間の呼吸や体温を感知して、自動的に攻撃する無人兵器だ。もちろん対モビルスーツ戦でも十分な性能を発揮できるのは実証済みだ」
ブライト「ひるむな! 各機攻撃開始! こんな兵器を使わせるわけにはいかん!」
ザビーネ(どうする? この戦い‥我がクロスボーン・バンガードに正義はあるのか? ええい!)

≪第1部でギニアス健在≫
<敵増援2出現の次EP・敵増援3出現>

〔敵ユニット出現〕
ギニアス「フフッフ‥ハハハハハハハ‥」
シロー「あれはっ!?」
アムロ「あれは‥アプサラスの完全型か‥む、この感覚‥!」
シロー「まさか‥!」
ギニアス「フフフ‥感謝する‥感謝しているぞ、鉄仮面‥クロスボーン・バンガード! 私に‥こうしてまたチャンスを与えてくれるとは!」
シロー「ギニアス=サハリン‥!」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「兄さん!? 生きて‥生きていたのですか‥!?」
ギニアス「アイナ‥おまえは私を裏切った。なぜだ‥サハリン家のために‥兄のために戦ってくれていたおまえが‥」
アイナ「‥‥」
ギニアス「今からでも遅くはない、アイナ。兄の元へ戻ってこい。私は‥私は再びアプサラスを‥」
アイナ「兄さん‥私は‥私はあなたの人形じゃない」
ギニアス「アイナ‥なぜだ‥!」
アイナ「可哀そうな人‥血にとらわれるあまり、他のものが見えなくなってしまったのね‥兄さん‥」
ギニアス「やはり‥おまえには言葉が通じんようだ、アイナ」
アイナ「‥これが私の戦争です、兄さん‥!」


<ザビーネ撃破>
ザビーネ「甘く見たか‥!」

<ギニアス撃破>
ギニアス「うおおおおおっ!?」
バーニィ「やったぞ、今度こそ!」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ギニアス「なぜだ‥アイナ‥どうしてサハリン家の名を‥」
アイナ「兄さん‥もう名前とか、血とか‥いいのです。あなたの戦争は‥地上で一度敗れたときに‥終わっていたのです‥」
ギニアス「ア‥イ‥ナ」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット撃破〕
シロー「終わったか‥」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「兄さん‥どうぞ‥安らかに」
シロー「アイナ‥これからだ、おれたちの戦争は」
アイナ「はい‥!」


<カロッゾ撃破>
クリス「やったの?」
カロッゾ「よもや‥よもやこのラフレシアが‥おおおおおおおおっ!」
〔敵ユニット撃破〕
セシリー「結局あなたは、最後まで仮面を外せなかった‥」
シーブック「セシリー‥」
セシリー「いいの、シーブック‥ロナ家のやろうとしていたこと‥それは間違いじゃない‥ただ‥」
シーブック「もういい、もういいよ、セシリー‥」
セシリー「シーブック‥」

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「片付いたか‥」
マイク「きつかったなあ」
ジョウ「ちっこい奴らがわらわらと来やがったからな」
レニー「でもあの大きな花みたいなのは倒したけど‥クロスボーン・バンガードを滅ぼしたわけではないんでしょう?」
葉月「うむ‥大元を叩いたわけではないからな」
セシリー「‥たぶん‥大丈夫だと思います」
シーブック「なぜだ? セシリー」
セシリー「鉄仮面は‥急すぎた。自分自身を強化し、目的以外目に入らないエゴの塊になって‥」
キョウスケ「‥それも‥ひとつの方法だったのかもしれないが‥」
セシリー「そうしなければとれない統制など‥なんの意味もない‥」
沙羅「‥ラフレシア、宇宙に咲く花‥か」
亮「この花は散って無残なだけだったな‥」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「‥‥」
シロー「アイナ‥」

【戦闘マップ終了】


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