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シーン3「新たなる力」編
No.10
叩け!オメガミサイル

<ファースト「東京」>
無事、地上に戻ったアーガマ隊だったが
コンギスターが東京を襲撃している!

戦闘準備は、よろしいですか?


サブタイトル
「叩け!オメガミサイル」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
ジミー「ひとつ残らず叩き落してやる!」
竜介「驚いたぜ! この数じゃきりがないぞ! 合体しよう!」
ジミー「トライサー! メカンダーマックス! ゴー!!」
〔味方ユニット出現〕
ミカ「お父さん、メカンダーマックスの合体が成功したわ」
敷島博士「しかし、まだテスト中の彼らにはたして‥」(あれを‥あれを使うしかない‥危険を冒すが‥)「メカンダーマックス、こちら敷島。たった今、秘密裏に作製したロボットを発射した! そのロボットと合体して戦ってくれ!」
小次郎「ロボットだって?」
敷島博士「そうだ、そのロボットの背中にある格納庫にメカンダーマックスの先端が合体出来るようになっている」
ジミー「しかし、今はそれどころじゃないぜ!」
〔味方ユニット出現〕
竜介「おっ! 小次郎見ろ!」
小次郎「ロボットだ!」
竜介「よし、ジミー行くぞ! 合体だ!」
ジミー「トライサー! メカンダー‥クロス!!」
〔味方ユニット離脱〕
ミカ「敵の静止衛星No.5がオメガミサイルを発射! 目標、東京湾付近!」
敷島博士「なに?」
ミカ「デストポイントまで、約5分!」
敷島博士「しまった。やはり敵の静止衛星は小さなロボットの小型原子力エンジンにまで反応して攻撃してくるのか」
小次郎「こいつはすげえ。このロボットがありゃこんな奴等、敵じゃねえぜ!」
ジミー「見ていろ、ゆっくり料理してやるさ」
敷島博士「いや、その時間はないぞ諸君。君たちの乗っているメカンダーロボをめがけてオメガミサイルが発射された!」
竜介「何ですって!?」
敷島博士「あと5分くらいで確実に君達のロボットを直撃する」
小次郎「そりゃないぜ、博士!」
敷島博士「心配するな、君達が5分以内にパワーアウトすれば、原子力エンジンが作動を停止してオメガミサイルが目標を失う」
ジミー「つまり、残る5分で敵を倒して、すぐにパワーアウトすればそれでいいんだな?」
敷島博士「そのとおりだ、では今から秒読みを開始する‥4分59秒‥58秒‥57秒‥」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
ブライト「どうなっているんだ? コンギスター軍と謎のロボットが戦っているぞ!」
敷島博士「アーガマ隊の方々ですな。あのロボットは私が開発したメカンダーロボです」
カミーユ「メカンダーロボ?」
敷島博士「今は詳しく説明している時間がありません」
エマ「どういう事ですか?」
敷島博士「静止衛星からオメガミサイルが発射されているのです!」
ジュドー「げっ!?」
豹馬「オメガミサイル? 何の話だ?」
ちずる「ちょっと、豹馬! さっき説明があったでしょう!」
十三「コンギスターの強力な破壊兵器って、アレや!」
豹馬「わ、わかってらぁ! 爆発範囲に気をつけろって奴だろ!?」
敷島博士「あと、3分で1発目のミサイルが到着します! それまでに戦闘を終わらせないと!」
ブライト「なんて事だ‥聞いたとおりだ! 各機! 時間に注意して戦ってくれ!」
〈出撃ユニット選択〉
ジミー「おっ、連邦軍かよ」
ショウ「正規な軍隊って訳じゃないけど」
バァン「来てしまった以上巻き込まれて死ぬわけにはいかない」
竜介「確かに‥何だか良く分からねえメカがいっぱい居るな」
フォルカ「ふん、それはお互い様だ。だが、見た目の姿は当てにならん‥」
ジュドー「そういう事! んじゃ、頑張りますか!」

<3EP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
フォルカ「修羅軍!!」
フェルナンド「バイストン・ウェルとやらでは大活躍だったそうだな‥フォルカ!?」
フォルカ「フェルナンド‥」
カミーユ「なぜ、バイストン・ウェルの事を‥」
アリオン「何を言っている? マグナスに会ったんだろ?」
フォルカ「やはり‥ミザルが糸を引いていたか‥」
ショウ「そんな話をしている場合じゃない!」
キーン「ミサイルが飛んで来ているのよ!」
アリオン「ミサイル?」
マーベル「そうなの! そこのコンギスター軍が発射したミサイルがこっちに向かっているのよ!」
フェルナンド「そんな事は関係ない!」
バァン「何を言っている? 一緒に死ぬつもりか!?」
アリオン「それまでにお前達を倒せばいいんだろ?」
アレン「ふざけた事を!」

<5EP・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
ジミー「しまった!? 間に合わなかったか!」
ブライト「各機! ミサイルの追尾と破壊時の爆発に気をつけろ!」

<オメガミサイル撃破の3ターン後EP・敵増援4出現>
〔敵ユニット出現〕
ジミー「くそ! 次から次へと!」
ブライト「各機、気を緩めるな!」
以後、オメガミサイル撃破度に繰り返し)

<フォルカvsフェルナンド(戦闘後)>
フォルカ「フェルナンド! 修羅は変わらねばならない! それが分からないのか!」
フェルナンド「まだ言うか!? 修羅として勝負に負ければ死して当然! 相手がお前なら本望だとも思った‥だが! 貴様は俺に情けをかけた!」
フォルカ「お前を‥殺したくはなかった‥」
フェルナンド「その考えは修羅には不要なものだ。フォルカ‥俺は‥いや、もう何も語るまい フォルカ! 我が奥義で葬ってくれよう!!」

<フォルカvsアリオン(戦闘後)>
フォルカ「お前は何の為に戦っている?」
アリオン「? 戦うのに理由がいるのか?」
フォルカ「戦いの無い世界を考えた事は無いか?」
アリオン「言っている事が分からんな! 戦わなければどうやって生きればいいんだ?」
フォルカ「人は‥戦いが無くても生きていく事は出来る!」
アリオン「うるさい! 俺は修羅なのだ!!」
フォルカ「アリオン!」

<フェルナンド撃破>
アリオン「ぐあっ!! お、おのれ‥どうやら、ここまでのようだな さあ、やれフォルカ 俺の戦いもようやく終わる‥」
フォルカ「‥行け‥俺の倒すべき相手は、お前じゃない‥」
フェルナンド「なっ!? 貴様! どこまで俺を苦しめるつもりだ!?」
フォルカ「俺を恨むなら恨め‥それがお前の生きる理由になるならな‥」
フェルナンド「何‥!? 俺を殺さんと言うのか!?」
フォルカ「俺にとって‥身体の傷より心の傷‥‥友を失う悲しみの方が遥かに重い」
フェルナンド「悲しみ? 俺の死を悲しむというのか!?」
フォルカ「どんなに、恨まれようと‥オレには友は殺せん‥」
フェルナンド「友‥だと!? 分からん‥だが、俺を殺さなかった事を後悔させてやるからな!」
〔敵ユニット離脱〕
フォルカ「フェルナンド‥」

<アリオン撃破>
アリオン「俺の負けか‥くそっ! さあ、一息にやってくれ!」
フォルカ「そんなにも死にたいのか?」
アリオン「何を言っている! 俺は負けたんだぞ! さっさと殺せ!」
フォルカ「俺はお前を殺さない‥」
アリオン「何だと! 俺もフェルナンドと同じように侮辱するつもりか!!」
フォルカ「そう思うならそれでもいい‥」
アリオン「ふざけるな!」
フォルカ「勝ったのは俺達だ。どうするかは俺の勝手だ。‥お前にも分かる時が来る。今は去るがいい‥」
アリオン「‥覚えていろよ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
竜介「オメガミサイルは!?」
敷島博士「まだ宇宙だ。いまから撤退すれば大丈夫だろう」
ブライト「あなたは?」
敷島博士「私は、地球連邦からの依頼でこのメカンダーロボを作製した敷島です」
ファ「博士、このロボットの動力源も原子力なんですか?」
敷島博士「そうです。アーガマが散布したミノフスキー粒子がなければ今頃ここは火の海でしょうな」
クワトロ「うむ‥思った以上にやっかいな代物のようだな」
敷島博士「オメガミサイルは原子力エンジンに反応して発射されるので、出来る限り機動兵器での戦いを避けられればいいんですが‥」
ブライト「とはいえ‥そうもいかんか」
敷島博士「艦長、このメカンダーロボをアーガマ隊に入れてもらえませんか?」
エマ「どういう事ですか?」
敷島博士「私は軍人ではありません。ロボットを作る事は出来てもうまく指揮する自信がありません」
ブライト「しかし、我々でいいのですか? 様々な戦場へ移動する我々より日本の連邦軍に渡した方がいいのでは?」
敷島博士「いや、私も作ったからには有効に使ってほしい‥今の連邦軍に渡すよりはあなた方に預けるのが一番いいと思っていたんです」
ジミー「よろしくお願いします」
ブライト「分かりました。お預かりします」
敷島博士「ただし、オメガミサイルには気をつけてください」
ブライト「了解しました」
豹馬「フォルカ‥修羅軍の方は‥」
フォルカ「ああ‥個々に動いていた修羅軍が軍師の命令で動き出した‥」
小介「軍師というのは、参謀の事ですよね?」
フォルカ「そうだ‥軍師ミザル‥修羅の中でもっとも非情な男。目的のためには手段を選ばん‥厄介な事になるな‥」
大作「厄介? どぎゃん事ね?」
フォルカ「奴の統率力はあなどれん。どんな犠牲をはらってでも自らの目的のため勝利のみを求める‥」
カミーユ「そんな奴があんな軍団を指揮したら‥」
フォルカ「ああ‥大変な事になるだろうな‥」
ブライト「ここにいても始まらん。プリベンターから報告のあったアルジャーノンの事も気になるし、情報を集めてくれ!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

メデューサ「ふふふふふふ‥」
オズメル「何がおかしいメデューサ」
メデューサ「部下のミスは、あなたのミス。その責任をとるのはあなたです」
オズメル「黙れ、メデューサ! 私に対し、それほどの大口がよくたたけるな! 貴様にいったい何が出来る!」
メデューサ「私なら、一気に東京を占領してみせる! ふふふふふふ‥」
オズメル「なに!?」
メデューサ「私はガニメデ星の王女だ! ガニメデ王家の名誉にかけて私なら東京を壊滅してみせる!」
オズメル「メデューサ‥」
???「‥‥」
オズメル「はっ! 皇帝陛下」
???「‥‥」
オズメル「ははっ! 皇帝陛下! 仰せの通りです。‥へドロン皇帝より命令があった。メデューサ、私が設計した円盤空母シンキラーがまもなく完成する。お前はその指揮官になり、あのうるさいハエを叩きつぶせ!」
メデューサ「ははっ!」

カミーユ「ブライト艦長、何か分かったんですか?」
ブライト「ああ、まず修羅軍についてだが‥」
フォルカ「何か分かったのか?」
ブライト「いや、以前は所々で小さな戦闘があったようなのだが、最近になってまったく目撃されていないらしい」
バァン「見なくなった? いなくなったという事か?」
アレン「いや、それだけ軍団としてまとまったという事だろう」
フォルカ「そうだな‥バイストン・ウェルで何か企んでいるとは思ったが、まさか他の世界にまで手を伸ばしているとは‥」
クワトロ「修羅軍の動きは、情報が入り次第、対応するしかないだろう‥焦っても仕方がないぞ、フォルカ」
フォルカ「ああ‥」
ブライト「実は、修羅軍以外もキナ臭い。先ほど、プリベンターから連絡が有りブリュッセルでマリーメイア軍の残党に動きがあるそうだ」
ファ「マリーメイア? でも、彼女は‥」
カミーユ「ああ、死亡した事になっている。諦め切れない残党兵の希望を絶つため、全てのデータバンクにそう記録されているはずだけど‥」
クワトロ「誰かが情報を漏らした‥というわけか」
ルー「じゃ、ノインさんはブリュッセルに? 大丈夫なの?」
ブライト「プリベンターの総力を掛けてそれを阻止する‥との事だが、様子を見に行った方がいいかも知れんな」
ジュドー「ああ‥嫌な予感もするしね」
リィナ「もう、お兄ちゃん‥そういう事言うの、やめてよね」
ジュドー「わりぃ、わりぃ」
ブライト「次にコンギスター軍についてだが‥彼らは巨大な空中要塞によって突然、宇宙から侵攻を開始したらしい」
エマ「今までに確認している戦力は、敷島博士が言っていたオメガミサイルと、東京で戦った戦闘機みたいなロボットと、人型の大型ロボットね」
甲児「敵の本拠地が分かっているならさっさと攻め込もうぜ!」
ブライト「それは出来ん‥」
さやか「なぜですか?」
クワトロ「オメガミサイルの存在だな?」
ブライト「そうだ。あのミサイルを発射する静止衛星を潰さない事には空中要塞を攻める事は出来ない」
ジュドー「なら、さっさと静止衛星を潰しに行こうぜ!」
ブライト「いや、静止衛星は1個だけではないから、残りの戦力を加えてから攻めようと考えている」
ルー「残りの戦力っていうと‥」
小介「鉄也さんのグレートマジンガーと、竜馬さん達のゲッターロボですね」
ブライト「そうだ」
ファ「コンギスターはそれでいいとして、アルジャーノンはどうするんですか?」
ブライト「アルジャーノンについては、モーディワープという専門会社に連絡したのだが、あちらでも、いまひとつ実態はつかめていないようだった」
リィナ「そんな‥じゃあ放っておくんですか?」
エマ「ちゃんと考えているわよ。現場で調査しているアカマツ工業という会社を紹介してもらったの」
ショウ「じゃあ、これから急いで回らないといけませんね」
ブライト「そうだ、さっそく出発するぞ!」

ヤザン「地球に戻って来れたのはいいが、いまの戦力じゃ、アーガマを沈める事はできん。ジェリドがいれば、少しは足しになったが‥さて、どうするか」
ティターンズ兵「ヤ、ヤザン大尉!」
ヤザン「どうした?」
ティターンズ兵「六時の方向から不明の機影が接近!!」
ヤザン「なんだと!? アーガマ隊か!」
ティターンズ兵「いえ、違うようです」
ヤザン「なら、何処の軍なんだ!?」
ティターンズ兵「こ、この反応は‥修羅軍です! 修羅の機体が!」
ヤザン「修羅軍だと!? ちぃ‥なんで俺達を追ってきたんだ?」
〔通信のコール音〕
アリオン「お前達がティターンズって奴等だな?」
ヤザン「だったら何だってんだ。俺達は修羅軍なんぞに用はないぜ」
アリオン「だから声をかけたんだよ。アーガマ隊が目的なんだろ?」
ヤザン「なんだと? 俺達がアーガマと戦っているのが お前達と何か関係があるのか?」
アリオン「大ありだ。ラカン=ダカランっての、知っているか?」
ヤザン「ラカン? 確か、ネオ・ジオンの軍人だったな。‥‥詳しく話してもらおうか」
アリオン「俺達は、そのネオ・ジオンって連中と手を結ぶ事になった。そ、こ、で‥だ。近々、そいつらがアーガマ隊を討伐する予定がある。で、ラカンの野郎がティターンズにも声をかけりゃ作戦は完璧だって言うわけだ」
ヤザン「なるほどな‥」
アリオン「ラカンが言うにゃ、どのみち連邦を打ち崩すには、それぞれの残党が協力していくしかないから断りゃしねえって言ってたぜ」
ヤザン「ちっ‥言ってくれる。だが、悪い話じゃねえ‥いいだろう、乗ってやるぜ」
アリオン「ふふん‥話が分かる奴だな、あんた」
ヤザン「ここまで来て大義や立場なんぞにこだわるつもりはないんでな。アーガマを沈めるためなら、何だってやってやるさ」
アリオン「ふん‥貴様、修羅向きだぜ」
ヤザン「‥誉め言葉として受け取っておいてやるよ。さあ、早く案内してもらおうか」
【シナリオエンドデモ終了】


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