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シーン3「新たなる力」編
No.14
遭遇

<選択「遊園地跡」>
アルジャーノン調査のため
アカマツ工業は遊園地跡を調査していた。

会いに行きますか?


サブタイトル
「遭遇」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現済み〕
ケータ「ひょー! 広ーい! 地下って土地が余ってるんだな ん? ロボ?」
ヒノキ「ケイちゃん?」
ケータ「これ人が乗ってるの? 軍事用か?」
ヒノキ「どうしてここに?」
アカマツ「オープニングセレモニーの準備中だったって事だが‥」
アサミ「200人は超えてますね」
アカマツ「外傷のない仏さんも居れば、ミンチ状態の被害者もいる‥」
アサミ「病院に収容された生存者は42名。お会いになりますか?」
アカマツ「そいつは、おまえさんに任せるよ」
アサミ「では、早速ですが調査を開始してください」
アカマツ「よっしゃ、任せときな! ‥モーディワープがそろえた過去のデータと40%程だが一致してるぜ!」
アサミ「アルジャーノンに間違いなさそうですね」
アカマツ「ヒノキ、そっちはどうだ? ん? カクタスはどうした?」
ヒノキ「なんか大声で笑いながら出て行っちゃった」
アカマツ「出て行っただ?」
アサミ「最終データによると、ドーパミンが通常の20倍 免疫機能は34%もダウンしてますね」
アカマツ「アルジャーノンか!」
アサミ「ほぼ10割‥」
アカマツ「なぜだ!? マニピュレイトボックスには このバリアーくん17と同じイオンシールドが装備されているのに!」
アサミ「それだけではなく、私のアミュレットスーツと同じプロテクト機能も備わっているはずです」
アカマツ「それじゃ‥」
アサミ「おそらく、ニューロノイドに乗り込む前からアルジャーノンに冒されていたっていう事でしょう」
アカマツ「どうする? ヒノキだけじゃ覚醒人は動かねえぞ」
ヒノキ「アカマツさん」
アカマツ「なんだ?」
ヒノキ「クラスメイトに会ったんだけど‥」
ケータ「ヒノキ!」
ヒノキ「あ! ケイちゃん!」
ケータ「やっぱりヒノキだ、よかったぁ。そうそう、小さい頃ヒノキは俺の事ケイチャンって呼んでたよな」
ヒノキ「まって! ‥何か近づいてくる」
サクラ「く、来るよ!!」
〔敵ユニット出現〕
チカ「チカちゃん感激!」
ケータ「チカちゃん‥」
チカ「わはははは・・」
ケータ「ど、どうするんだよヒノキ!?」
ヒノキ「大丈夫、結構頑丈だから」
ケータ「ヒノキ! これどうやって操縦すんだ?」
ヒノキ「普通の人には無理よ」
ケータ「無理よって‥このままじゃ胃に穴が開きそうだよぉ。このロボ、連邦軍の極秘兵器とかじゃないのかよ! げっ‥気持ち悪い‥ヌルヌルしてる‥」
ヒノキ「動く? よし、ウェイク!」
〔ヒノキ、前進〕
アカマツ「動きやがった‥」
アサミ「信じられません‥」
アカマツ「ヒノキ! ジェルの限界が近づいてる。いったん引き上げろ」
ヒノキ「分かったわ」
〔ヒノキ、前進〕
ヒノキ「だめ、うまく動けない! ケイちゃんお願い。少しだけ手伝って」
ケータ「お、おう」
ヒノキ「ユー、ハブ、コントロール! ケイチャン! アイ、ハブ、コントロールよ! 叫んで!」
ケータ「わ、分かった。アイ、ハブ、コントロール!」
〔ケータ、変形〕
ケータ「すげぇ」
ヒノキ「ブレイクシンセサイズ! 急いで!」
ケータ「ブブブブ、ブレイク、シ、シンセサイズ!」
〔ケータ、前進〕
アカマツ「強酸性の物質‥しかも、この合成スピードは‥!」
アサミ「カクタスを上回っている!?」
ケータ「このロボ、見た目はいまいちだけど結構すごそうじゃん!」
ヒノキ「ロボじゃないわ。ニューロノイド、覚醒人1号よ」
アカマツ「おい! そいつはあんまし長く動けねぇんだ! 無理すんじゃねぇぞ!」
ケータ「りょうかい、りょうかい!」
ヒノキ「社長!? ケイちゃんは‥」
アカマツ「覚醒人が動くんだ。誰だか知らねぇがこの場を収めるにゃ、あいつをやっちまうしかねえよ」
ヒノキ「そんな!」
ケータ「あのドでかチカちゃんと戦えるの? こいつ」
ヒノキ「ケイちゃん‥」
<戦闘開始>

<2PP・第3軍増援1出現>

???(セーメ)「我等の希望‥危険‥」
???(ラミア)「ネブラの実‥使うしかないようだな‥」
サクラ「来たよ!」
???(ラミア)「はぁはっ‥うっ‥うぉぉぉ・・おぉぉぉぉぉぉ‥」
〔第3軍ユニット出現〕
アカマツ「あれは‥!」
アサミ「ベターマン!!」
ケータ「どデカチカちゃんの次は怪獣かぁ?」
ヒノキ「まさか‥そんなはず‥」

<敵全滅・味方援軍1&敵増援1出現>
ケータ「やっりぃ! チカちゃんをやっつけたぞ! あれ?」
〔第3軍ユニット離脱〕
アサミ「繊維化!?」
サクラ「ラミア!」
アカマツ「サクラ?」
アサミ「何かを受信したんですね」
サクラ「我らの希望‥危険‥」
ケータ「どうしたの?」
ヒノキ「サクラの特殊能力よ」
ケータ「特殊能力?」
アサミ「場に存在する意識の波、リミピッド・チャンネルから様々な情報を抽出しているのです」
サクラ「まだ居るよ‥出て来るよ‥」
〔敵ユニット出現〕
ケータ「なんだ? 今度は何なんだよ!」
アサミ「地底生物?」
ヒノキ「アカマツさん、覚醒人1機じゃ こんなに相手出来ないよ!」
アカマツ「くそっ! どうすりゃいいんだ!?」
〔味方戦艦出現〕
ケータ「すっげぇ! 連邦軍の戦艦だぁ!」
ブライト「ここか? モーディワープから指定された場所は?」
エマ「はい、そのはずです!」
カミーユ「それにしても何なんだ? この蟲の大群は?」
ブライト「あなた達が、アカマツ工業の?」
アカマツ「そうだが‥あんた達は?」
アサミ「本部から聞いています。連邦軍所属アーガマ隊の方ですね?」
ブライト「そうだ。この状況はどうなっているんだ?」
アサミ「アルジャーノンの調査をしていたのですが‥」
ケータ「突然、この蟲達が現れたんです! どうにかしてくださいよぉ!」
ブライト「了解した。各機出撃開始!」
〈出撃ユニット選択〉
ジュドー「ここでアルジャーノンって現象が起こったんだろ? 出撃しても大丈夫なのかよ!?」
アカマツ「大気中のイオンが正常値に戻っているから大丈夫なはずだ!」
ルー「はずってどういう事よ!」
アサミ「まだアルジャーノンの原因が分かっていないので正確な事は言えません‥」
ショウ「信じるしかないって事か‥」
マーベル「アルジャーノンの情報を得る為にも、彼らを見捨てる訳にはいかないんだから、覚悟を決めましょう」
ブライト「そうだな‥彼らの調査を信じて戦いに集中するんだ!」

<味方援軍1出現の次EP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
ガラリア「ダンバイン、居たか!」
ショウ「ガラリア! お前も地上に来ていたのか!」
ガラリア「地上だと!? そうか‥ここが地上なのか」
ショウ「ここで戦うと地上の人々を傷つける!」
ガラリア「地上人たるショウが敵ならばここは敵地だ! 破壊してやる!」

<5EP・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
ジミー「しまった!? 間に合わなかったか!」
ブライト「各機! ミサイルの追尾と破壊時の爆発に気をつけろ!」

<オメガミサイル撃破の3ターン後EP・敵増援4出現>
〔敵ユニット出現〕
ジミー「くそ! 次から次へと!」
ブライト「各機、気を緩めるな!」
以後、オメガミサイル撃破度に繰り返し)

<ガラリア撃破>
ガラリア「どうしたんだ? これしきの戦いで、こうも疲れるなんて‥」
ショウ「ガラリアやめろ! これじゃあ地上を敵にしちまうぞ!」
ガラリア「黙れ! ‥くっ! 力が入らん! どけどけどけぇ!」
〔敵ユニット離脱〕
リィナ「ショウさん! 彼女は苦しそうでしたが‥」
ショウ「ガラリア‥馬鹿な奴‥」

<敵全滅・勝利条件達成>
アカマツ「ふぅ、なんとか片付けられたかぁ」
アサミ「みなさんのおかげで助かりました」
ブライト「ここで、何があったんだ?」
アカマツ「アルジャーノンと思われる現象が起きたから調査していたんだが‥」
ケータ「このボトム・ザ・ワールドのマスコットのチカちゃんが襲ってきたんすよ!」
アサミ「そしてベターマンが現れた‥」
ファ「ベターマン?」
アサミ「20世紀末、ノースカロライナ州のヌース川で大発生した植物性プランクトン、フィエステリア・ピシシーダ。それは環境の変化によって短時間でもっともベターな姿に変身する生物」
リィナ「ベターな姿? 最適な姿って事ですか?」
アサミ「泥の中で暮らす時は、ホウノウ状態。周囲に植物が増えると、それを主食とするアメーバ形態。魚が増えれば、ベンモウ形態となって肉食生活」
アレン「なるほど‥環境によって、一番過ごし易い形態に変身するのですね」
アサミ「その他、実に24段階もの変身能力を持っていたんです。そして、毒性をもって自らを防衛する事も‥」
バァン「そんな生物がこの世界には居るのか‥」
アサミ「さらに驚くべき事に、人間に空気感染し数時間、あるいは数日間の記憶を消去する能力まで持っていたのです。もちろん、それが自分達の存在を人間に悟られまいとしてかどうかは定かではありませんが‥」
ケータ「そのプランクトンがベターマンの正体?」
アサミ「おそらく、それと同じ様にベターな姿に変身する能力を持った霊長類と推測されますね‥サクラちゃんのリミピッド・チャンネルによるとあの戦闘形態の名はネブラ‥そして、人間の姿をした時の名はラミア‥」
ブライト「そのベターマンというのはなんとなく分かったが、アルジャーノンとどういう関係があるんだ?」
アサミ「まだ、詳しい事は分かりません‥」
ブライト「そうか‥では、何か分かり次第我々にも連絡してもらえないか?」
アカマツ「そりゃかまわねえが、知ってどうするんだ?」
ブライト「我々は、アルジャーノンの原因が敵の兵器ではないかと疑っている。そして対処できるものなら、一刻も早く対処したいのだ」
アカマツ「分かったよ! 何か分かったら連絡しよう。世話になったしな!」
ブライト「よろしく頼む」
【戦闘マップ終了】

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