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シーン4「七百年の野望」編
No.17
復活

<ファースト「バランバラン」>
再び別世界に飛ばされたアーガマ隊。
今までと様子が違うようだが‥

準備は、よろしいですか?


サブタイトル
「復活」


【戦闘マップ開始】
レムル「ここは、一族の者以外立ち入ってはならぬ場所です。ここまで、来れば‥」
シオン「あっ! これは、オーラバトラー!」
レムル「これが‥秘宝サーバイン?」
シルキー「シオン、乗ってみたら?」
シオン「ああ、そうだな」
〔味方ユニット出現〕
シオン「こいつ、動くのか?」
レムル「シオン、気をつけて」
シルキー「ダメなの?」
〔敵ユニット出現〕
黒騎士「‥ここは? レムル! 私からは逃げられんぞ!」
シルキー「来た来た来たあ! シオン、早く!」
シオン「ちぇっ、しつこい奴!」
黒騎士「あれなのか? 見た事の無いオーラバトラー!?」
レムル「気づいた!? シオン!」
シオン「くそっ! こ、こいつ動いてくれ!!」
ベラーナ「奴を包囲するんだ!」
〔シオン、前進〕
シオン「動いた‥動いたぞ、こいつ!」
黒騎士「動いた! あれがバランバランの秘宝なのか!」
シオン「感じる‥感じるぞ‥俺のオーラバトラー!」
黒騎士「あれが秘宝に違いない! 奴を取り押さえろ!」
ガルー「はっ!」
レムル「シオン!」
シオン「そうはさせるか!!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
フォルカ「‥ミザル!? ‥ここは?」
ジュドー「今回は、いやに長かったな‥」
ブライト「ここは何処だ?」
チャム「バイストン・ウェルよ!」
ショウ「本当か、チャム!?」
チャム「本当よ! 私が間違える訳ないでしょ!」
キーン「あたし達、ようやく帰ってこれたのね」
ニー「だが‥こんな所は知らないぞ。ここは何処なんだ?」
フォルカ(まさか、ミザルの仕業なのか?)
エマ「ブライト艦長! 近くに機影を確認! オーラバトラーのようです!」
ブライト「バイストン・ウェルには間違いなさそうだな」
キーン「マーベル、あのオーラバトラー‥」
〔カーソル、シオンを指定〕
マーベル「ダンバインに似てるわね」
シルキー「シオン! 何か変なのが出てきたよ!」
シオン「くそ! ラバーンの奴! そんなに、こいつが欲しいのかよ!」
ブライト「そこのオーラバトラー! 見た所、ドレイク軍とは違うようだがどこの部隊だ?」
シルキー「何? 声が聞こえる」
シオン「俺はシオン! ドレイクなんて知らない! あんた達こそ、何者なんだ!?」
ニー「俺はニー=ギブンだ。ドレイクでなければ敵じゃないな? 俺達はアの国に行きたい。ここは、どこなんだ?」
シルキー「アの国? そんな国、聞いた事無いよ!?」
キーン「どういう事?」
マーベル「バイストン・ウェルじゃないのかしら?」
ショウ「でも、フェラリオ‥だよな」
シルキー「そんな事より、今は私達を助けて!」
鉄也「どこの軍と戦っているんだ? ドレイク軍なのか?」
シオン「奴らはラバーンの軍隊で、秘宝を狙っているんだ!」
メルル「秘宝!? 宝石があるのか!?」
カミーユ「どうします? ブライト艦長」
ブライト「うかつに助けていいものか‥」
フォルカ「奴は悪者には見えん。それに‥ここが何処だか分からないと動きようもない‥」
ベラーナ「黒騎士様! あれは一体!?」
黒騎士「‥そうか! シオンめ! 何かあると思ったが、罠を張っていたか!」
べラーナ「なるほど‥では、攻撃を!」
ジュドー「おい! あっちはやる気みたいだぜ!」
ルー「もう! 何でああも好戦的なのよ!?」
隼人「奴等も刀を抜いたらさやは捨てるタイプの様だな」
クワトロ「艦長、このまま黙ってやられるわけにもいくまい」
ブライト「ああ。各機、出撃してくれ」
〈出撃ユニット選択〉
黒騎士「何なんだ! あのオーラバトラーの数は!? 私でも2機しか持ってないというのに!」
アムロ「黒いオーラバトラー、聞こえるか!? ここは引いてくれ!」
黒騎士「うるさい! 秘宝を目の前に帰れるか!!」
フォルカ「愚かな‥欲望の為に死ぬ気か!?」
黒騎士「こうなれば、お前達のオーラバトラーもこの私が頂く!」
クワトロ「何を言っても無駄なようだな‥行くぞ!」

<シオンvs黒騎士(戦闘後)>
黒騎士「少しは出来るようだな!」
シオン「甘く見るなよ!」
黒騎士「私と対等にやりあえるのか? そう何度も偶然は助けてくれんぞ!」
シオン「はぁぁっ!」

<ベラーナ撃破>
ベラーナ「くそっ! こんな奴らに!」
ジュン「観念するのね!」
ベラーナ「ふざけるな! 黒騎士様の為にもこんな所で死ぬ訳にはいかんのだ!」
〔敵ユニット離脱〕
ルー「何か、執念深そうな女だったわね」
ジミー「生身で俺達と戦うなんて‥」
小次郎「あまり相手にしたくないタイプだな」

<ガルー撃破>
ガルー「なんで、この俺が‥!!」
〔敵ユニット撃破〕
竜馬「そんな武器で俺達に挑んで来るから‥」
弁慶「なぁ、あいつらの乗ってる生き物はちょっとかわいそうじゃねえか?」
隼人「そうも言ってられん。やらなければ、やられるだけだ!」

<黒騎士撃破・敵増援1出現>
黒騎士「なぜだ? このズワウスが弾き飛ばされた」
シオン「ラバーン! もう覚悟しろ!!」
レムル「あ!? やめて! 離して!!」
〔敵ユニット出現〕
ラバーン兵「黒騎士様!!」
黒騎士「ふん! 勝負は預けたぞ! シオン!!」
レムル「シオーン!!」
〔敵ユニット離脱〕
シルキー「お姫様が、捕まったわよ!」
シオン「くそっ! ラバーンめ! 逃がすか!」
〔敵ユニット出現〕
シオン「な、何だよ!? じゃまするな!」
フォルカ「メイシス!」
メイシス「見つけたぞ! フォルカ=アルバーク!」
甲児「おいおい! 修羅の連中も一緒に飛ばされてたのかよ」
さやか「ちょっと、あんた達! 今は元の世界に戻る方が大事じゃないの!?」
アリオン「何? ここはさっき居た所と違う世界だってのか?」
ボス「ああ、そうだわさ! それに、元の世界に戻れなきゃ、手柄立ててもしょうがねえだろうが!」
アリオン「その口ぶりだと、以前にも異世界に来た事のある感じだな」
バァン「簡単には行き来は出来ないが 戻る方法はある」
メイシス「ならば‥やはり、ここで貴様達を始末せねばなるまい」
メルル「なんでよ! 自分達で戻り方を探すっていうの!? 無理無理!」
メイシス「笑止! 我等は貴様達の破壊を最優先とした決死隊だ。貴様達を倒せればそれでいい」
アリオン「ちょっ、ちょっと待てよ! そんなの聞いてねえぞ!? まあ、俺は必ず帰ってやるがな」
メイシス「ふん‥安心しろ、この世界に飛ばされたのは軍師殿の策のようだ」
アリオン「ミ、ミザル将軍の?」
フォルカ「やはり‥奴の仕業だったか」
ブライト「何だと!? では、今回の件は‥」
フォルカ「軍師‥激震のミザルという男が裏で糸を引いているのは間違い無い」
デュオ「なんだ、そりゃ‥修羅の中にはこんな事が出来る奴が居るっていうのか!?」
フォルカ「いや‥奴自身には転移能力など無かったはずだ‥おそらく例の不安定な時空を利用して俺達を巻き込んだか‥メイシス達はその為の餌だろう」
メイシス「ふん‥多分、そんな所だろうな。まあ、私は貴様の首を取れればそれでいい」
アリオン「軍師様のねえ‥分かりましたよ、氷槍将軍様!」
シオン「ちくしょう‥お前達が邪魔さえしなければレムルを追う事が出来たのに!」
アムロ「シオンくん! 気をつけるんだ! 竜のような生物と違い簡単にはいかないぞ!」
フォルカ「‥やめろと言っても無駄なのだろうな? 俺もここで死ぬわけにはいかない! いいだろう‥この拳で応えよう」
メイシス「我が剣のサビになるがいい‥!」

<アリオン撃破>
アリオン「ぐおおお‥修羅神が!? また、負けたのか‥俺は」
ルー「あんたもさあ、そんなの捨てちゃってここで暮らしたら? 結構、過ごしやすそうよ?」
ジュドー「そうそ、のんびり生きたら?」
アリオン「何を言っているんだ? お前達‥まあいい、次は必ず貴様らを倒す! この俺様の拳骨でな!!」
〔敵ユニット離脱〕
アリオン(のんびりか‥か、そんな時がくるのだろうか‥)

<メイシス撃破>
メイシス「ち‥イリネスの調子が!?」
フォルカ「メイシス‥貴様では、俺は倒せん」
メイシス「くっ‥その言葉、次の機会まで覚えておくが良い。私は貴様の首をアルティスに捧げるまで死なぬ!!」
〔敵ユニット離脱〕
鉄也「あの女は、何故あそこまでお前を憎むんだ?」
フォルカ「俺は‥奴が最も信頼する男の名に付けてはいけない傷を付けた‥それだけの事だ」
ジュン「‥よく判らないわね。ただ、彼女の強い思いは伝わってくる‥」

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「ようやく、追い払う事が出来たな」
シルキー「でもお姫様が!」
シオン「レムルを助けに行かないと!」
ひとみ「ちょっと待って下さい! ここは何処なんですか?」
バァン「どうしたんだ、ひとみ? 震えてるぞ?」
シオン「ここは、バランバラン。本来なら、助けてもらったお礼にあんた達の知っている所まで案内したいんだが、レムルを救い出さないと!」
ヒイロ「奴らの居場所は分かっているのか?」
シオン「え‥?」
ゼクス「乗りかかった船だ」
ノイン「付き合うしかなさそうですね」
シルキー「こ、心強いじゃない!」
デュオ「じゃあ、さっさと終わらせようぜ!」
シオン「しかし、これ以上あんた達の世話になる訳には!」
フォルカ「気にするな‥俺達は情報が欲しいだけだ‥」
シオン「‥勝手にしろ! せっかく心配してやってるのに‥」
ひとみ(なんなんだろう、この不安感は!? まるで、まったく知らない世界に居るような‥)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

シルキー「ひさびさに見たわ、お仲間なんか」
チャム「この辺りには、フェラリオが居ないの?」
シルキー「居ないも何も森に出ただけでお姉様達に怒られちゃうわ」
チャム「へぇ~、私達はそんなに厳しくされた事無いよ」
ショウ「そうなのか?」
チャム「そうよ! ショウだってたくさんのミ・フェラリオをアの国で見たでしょう?」
キーン「確かに、そんなに厳しいとは思わなかったわね」
シオン「やっぱり俺の知っている所にアの国のような地域はないな。そもそもオーラバトラーだってラバーンのズワウス以外ないと思っていたくらいだ」
チェーン「どういう事なんですか?」
ニー「わかりません‥残念です。ドレイクとの決着をつけられると思ったのですが‥」
エマ「バイストン・ウェルなのにバイストン・ウェルじゃない‥何かキツネに化かされているみたいね」
クワトロ「とはいえ、ラバーンという男はオーラバトラーに乗っている。あの男がカギになりそうだな」
ブライト「うむ‥まずは、レムルという少女を救出し、ラバーンから何か聞き出せれば‥という事か」
ルー「そうなると、修羅の連中は面倒な存在よねぇ」
ジュドー「ああ、まさか一緒に来ちまってたなんてな」
鉄也「フォルカ‥いい加減、全てを話したらどうだ。ここまで、あいつ等がお前を狙う理由がわからん」
ジュン「そうね。修羅達があなたを許さない‥ってのも判らないわ」
リィナ「フォルカさん‥」
フォルカ「‥俺は、反逆者だ」
甲児「反逆者?」
フォルカ「修羅界は気の遠くなるような時代から今まで戦いを止めた事がない‥修羅王の座を目指して戦いつづけている」
さやか「アリオンって人も、そんな事言ってたわね」
フォルカ「修羅神は、生まれた時から乗れる者と乗れない者がいる。修羅神に選ばれし者だけが戦う力を与えられているのだ」
竜馬「なるほど‥それが修羅の人達が戦いが宿命と感じている原因か‥」
弁慶「なんてこった‥」
フォルカ「修羅神が操者の命を使って動いている事は以前、説明したな? オーラバトラー同様、操者の能力が上がれば修羅神が強くなるのも理解できていると思うが‥修羅神の操者として生まれた者は修羅として戦う以上、修羅の頂点を目指さなければならい
豹馬「ああ‥なんだ、つまり‥」
小介「そうか! 修羅の人達は戦いが生きている事と同じなら戦い続ける理由を必要としたんですね」
十三「なんやそら。どっかで間違っておらんか?」
フォルカ「そうだ‥間違っているんだ。だが、俺がそれに気付いたのだってそんなに昔の話じゃない‥将軍になる聖戦の時‥兄弟であるフェルナンドを殺さねばならなくなった時まで考えた事は無かった」
ジミー「なんだと!?」
リィナ「兄弟同士でそんな‥」
小次郎「おいおい、穏やかじゃないな」
フォルカ「将軍になるには聖戦を繰り返す‥何人もの修羅の屍を踏み越えた者だけが将軍として認められるのだ。だが、俺の相手は‥アルティスのもと兄弟のように暮らしたフェルナンドだった!」
リィナ「で、でも、フェルナンドさんは生きていたじゃないですか」
フォルカ「そうだ。戦いに勝った俺は掟に従いフェルナンドに止めを刺した‥だが刺しきれなかった。なぜ俺は兄弟を殺すんだ!? なぜ戦いつづけなきゃいけないんだ!? 修羅の王になって‥独りになって‥その時、俺はどうしたら良いんだ!? そう考えたら、俺の取る道は一つだけだった。修羅が戦わずに生きていく術はあるのか‥それを探す旅が俺の宿命だ」
ジュドー「フォルカ‥」
鉄也「それを話したという事は‥答えが見つかりそうなんだな?」
フォルカ「ああ‥リィナやお前達に会って見えてきたような気がする」
リィナ「フォルカさん‥」
鉄也「‥すまなかったな、フォルカ。つらい話をさせてしまった」
フォルカ「気にするな‥黙っていた俺が悪い」

???(ショット)「ふふふふ‥いよいよ待ち望んだ時が来るか‥全ての者の憎しみをここに満ちさせてくれ!」
黒騎士「くそっ! 奴らは何者なんだ!!」
???(ショット)「奴ら‥? バランバランの連中が傭兵でも雇ったか?」
黒騎士「あれだけのオーラバトラーを所有している傭兵など聞いた事がない!」
???(ショット)「なんだと‥? オーラバトラーを?」
黒騎士「そうだ、この城と同じような戦艦に乗り、様々なオーラバトラーを繰り出してきた!」
???(ショット)「戦艦が‥間違いないのだな?」
黒騎士「こんな事を間違えるか!」
???(ショット)「そうか‥」
黒騎士「貴様も対応策を考えておけ!」
???(ショット)「分かった‥ふふふふ‥来るぞ‥長い間、待ち続けた時が来る‥」

アリオン「少しは落ち着いたらどうだ、メイシスさんよ」
メイシス「落ち着けだと? 敵を目の前にして、帰りたいだの何だのと! 情けないにも程がある! 私の部隊の一員である以上真面目に戦ってもらいたいものだな!?」
アリオン「わかった、わかった」
メイシス「まったく‥軍師の命でなければこんな奴と部隊など組まぬものを‥!」
アリオン「済みませんね! こんな奴で! ったくよ、昔はもっと可愛らしかったのによ」
メイシス「何か言ったか!? 修羅頭・アリオン殿?」
アリオン「ちぇっ‥アルティスの後をずっと付いてたお嬢ちゃんがさっさと将軍になっちまって。そんなにアルティスに尽くして‥」
メイシス「‥貴様‥死にたくなくば、その軽い口を閉じた方が良いぞ‥」
アリオン「すまなかった‥分かったからその剣をひいてくれよ!」
メイシス「‥分かればいい」
アリオン「ところで氷槍将軍様よ! 我等の素晴らしき軍師殿はいつ頃、合流なさるんで?」
メイシス「‥分からん!」
アリオン「なっ!? 分かんねぇだ? 奴等と飛ばされたのは何かの作戦なんだろ?」
メイシス「分からんと、言っているだろう! 私とて、この事態は予定外だ! まったく、アルティスの側を離れる事になるなら、こんな任務など‥」
アリオン「? 何だよ」
メイシス「‥まさか‥ミザルの奴‥」
アリオン「どうした? 軍師殿の策が読めたのか?」
メイシス「ああ‥予想が外れる事を祈ってはいるがな‥」
【シナリオエンドデモ終了】


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