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シーン5「意志の力」編
No.19
ゴラオンの発進

<「タータラ城」>
ウィル・ウィプスを完成させたドレイクは、
ラウの国へ侵攻を開始する。

戦闘準備は、よろしいですか?


サブタイトル
「ゴラオンの発進」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
デュオ「来た! 来た! すごい数だなぁ」
ニー「あんな数のオーラバトラーを見たのは初めてだ」
キーン「どうするの?」
ヒイロ「やるしかないだろう‥これ以上、ドレイクの専横を許すわけにはいかない」
〈出撃ユニット選択〉
ジェリル「敵が動き出した。さっさと攻撃準備をするんだよ!」
ドレイク兵「はっ!」
五飛「敵は準備万端のようだな」
ショウ「それに、新たな地上人が居るようだ‥」
ひとみ「まだ後に大きな力が控えています」
マーベル「リムルの言っていたウィル・ウィプスね」
エレ「ウィル・ウィプスはこちらに任せてください」
ニー「エレ様!? どちらに?」
エレ「今は敵の進軍を押さえてください」
フォルカ「何か策があるのか?」
エレ「はい」
ブライト「分かりました。我々はオーラバトラーを撃退するんだ!」
<戦闘開始>

<敵半数以下の次EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
エリヤ「姉貴、あれだろ? こんな所で、出会えるなんてね」
ナリア「これが私たちの幸運ってやつ?」
エリヤ「フォルケン様の手土産に挨拶してやろうよ!」
ナリア「そりゃあ、いい‥そこの戦艦!」
エマ「ブライト艦長! 先ほど出現した機体から通信が入っています」
ブライト「つないでくれ」
ナリア「そこに、エスカフローネっていうガイメレフが居るだろう?」
エリヤ「さっさと出しな! 言う事を聞かないと‥皆殺しだよ!」
ジュドー「そう言われて、はいそうですかって渡せるかよ!}
ナリア「仕方ないねえ」
エリヤ「皆殺しにしてやるよ!」
〔敵ユニット出現〕
さやか「まだ、援軍が来るの?」
トッド「ビアレスを手に入れて、こんなに早く貴様に再会できるとは思わなかったぜ ショウ!」
ショウ「あいつ、トッドか!? よくもこりずに、舞い戻ってきたもんだ! トッド! 貴様こそ、なぜそのオーラ力を良い方向へ使おうとしないんだ」
トッド「そうさせたのは、貴様だよ! 貴様がゼラーナ側につかなけりゃ俺だって!」
ショウ「それこそ理屈じゃないか!」
トッド「理屈で何がいけない!?」
ショウ「何?」
トッド「貴様のおかげで、俺は地獄を見たんだよ!」
チャム「ただの逆恨みじゃない!」
トッド「うるさい! このビアレスで貴様らを落としてやるぜ!!」

<敵半数以下・敵増援1&第3軍増援1出現>
ドレイク「先鋒の隊に乱れが見えるな 艦砲射撃でもかけるか?」
ショット「いえ、味方のオーラマシンも滞空しておりますからそれは‥」
ドレイク「なら、このウィル・ウィプスもタータラに入るか?」
ショット「はっ! ウィル・ウィプス、全速前進! これより、対空対機戦に入る!」
〔敵ユニット出現〕
豹馬「なんだありゃ?」
ちずる「あっ! あれがウィル・ウィプスじゃないの!?」
小介「あんな物に正面からあたったらやられてしまいます!」
ドレイク「ははは‥数で来なければ落ちはせん! このウィル・ウィプスはな!」
エレ「前方のウィル・ウィプスだけを狙う! 各砲座照準! 主砲発射! ゴラオン前進!!」
エイブ「はっ!」
〔第3軍ユニット出現〕
〔ドレイクに爆発〕

ドレイク「なんだ!?」
ショット「あれはっ! ゴラオンとかいう戦艦を完成させていたのか!?」
ドレイク「どれくらいの戦艦と思うか? ショット」
ショット「分かりません。ミュージィ隊に偵察させます」
ドレイク「敵戦力の過小評価は禁物だぞ」
ショット「それは、もう‥」
ドレイク「状況が変わった、第一次作戦ラインまで後退させろ!」
ドレイク兵「はっ!」
〔敵ユニット離脱〕

<トッド撃破>
ショウ「不慣れなオーラバトラーを使ったのが命取りだったな!」
トッド「くっ! こんな所で死ぬ為に戻ってきたわけじゃない! ショウ、次こそは決着をつけるぞ!!」
〔敵ユニット離脱〕

<ジェリル撃破>
ジェリル「これがうわさのアーガマ隊の力かい?」
マーベル「あなたはドレイクのやっている事が分かっているの!?」
ジェリル「戦争だろ? あたしゃ殺し合いが出来ればそれでいいんだよ!」
マーベル「なんですって!!」
ジェリル「アハハハハ! 今度会うときは倒してやるよ!」
〔敵ユニット離脱〕

<アレン撃破>
ショウ「ドレイクに利用されている事が分からないのか!?」
アレン「俺はこの世界で生きのびる為にドレイクを利用しているんだ。貴様みたいにな!」
ショウ「なにっ!」
アレン「貴様は俺が倒してやる。首を洗って待っているんだな!」
〔敵ユニット離脱〕
ショウ「逃げるのか!?」
チャム「卑怯者!!」

<ナリア撃破>
ナリア「こんな奴らに手間取っていたのか? フォルケン様がお嘆きになるはずだよ。今日はこれ位にしといてやる! 次に会う時は覚悟しな!」
〔敵ユニット離脱〕
バァン(フォルケン? まさかな‥)

<エリヤ撃破>
エリヤ「なんだか気分が削がれちゃったよ また今度、相手をしてやるよ!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
弁慶「何とか撃退する事が出来たな」
エレ「これも、皆さんのおかげです」
竜馬「いえ、エレ様が乗っているゴラオンのおかげでしょう」
エレ「そんな事はありません。本当の事を言うと、ゴラオンはまだ完成していないのです」
隼人「なるほど、だから動かなかったんだな?」
エレ「そのとおりです。ゴラオンだけでは守りきれなかったでしょう。皆さんの協力に感謝します」
〔第3軍ユニット出現〕
ジュドー「な、なんだ?」
エマ「ブライト艦長! 通信です!」
ブライト「つないでくれ」
カワッセ「アーガマ隊の皆様ですね?」
ブライト「そうだが」
カワッセ「私はナの国のカワッセ=グーと申します。シーラ女王を無事、救出頂き心よりお礼申し上げる」
アムロ「いえ、ドレイクは我々にとっても敵ですから。‥ところで、その飛行機は何です?」
カワッセ「嵐の玉から救出して頂いた感謝の気持ちでございます」
フォルカ「気にしなくていいと伝えてくれ‥」
カワッセ「いえ、シーラ女王は酔狂でこのような事はなさいませぬ。ぜひ、聖戦士殿の力になればと‥」
ショウ「オーラマシンなのか?」
カワッセ「オーラバトラーです」
チャム「オーラバトラー? 鳥の格好をしてるよ?」
ブライト「‥とにかくシーラ女王が我々に戦力を預ける事で恩を返したいと言うのであれば、我々もその期待に答えねばならんな」
エレ「ご武運をお祈りしております」
カワッセ「確かにお渡ししましたぞ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ブライト「シーラ女王、色々とお気遣いをありがとうございます」
シーラ「気にする必要はありません。ビルバインは効果的に使える人物が活用するべきでしょう?」
アムロ「我々は、偶然通りがかっただけ。ナの国の資産を我々が使うわけには‥」
シーラ「いえ、ショウ=ザマを始めとする地上人がこの戦いのカギとなっています。私はバイストン・ウェルを元の平和な世界に戻したいだけです」
ショウ「シーラ女王‥」
シーラ「あなた方は、異世界へ行き来していると聞きましたが?」
竜馬「はい、自分達の意思で移動している訳ではないのですが何度か行き来しています」
シーラ「なぜ、そのような事が起こったと考えますか?」
フォルカ「分からん‥ただ、次元の扉が開きやすくなったのには訳があるはず‥その理由を知る為にも戦っている‥」
シーラ「そうですか‥わかりました。今後の更なる活躍を期待します」

修羅兵「ミザル様! 大変です!!」
ミザル「そんなに慌ててどうした?」
修羅兵「アーガマ隊が現れました!」
ミザル「何だと! 奴らは別の次元に飛ばしたはず!」
修羅兵「しかし、ドレイクが攻めているタータラ城に奴らが現れました!」
ミザル「本当に奴らなんだな?」
修羅兵「はっ!」
ミザル「おのれ‥今はガイアの力の謎を解かねばならんのに‥」
修羅兵「如何致しましょう?」
ミザル「たしか、ガイアからの報告に力の謎を解く為にはアーガマ隊に居る竜が必要だとあったな‥」
修羅兵「はっ! なんでも装置を動かす鍵になると‥」
ミザル「よし、奴らを再びガイアへ送る!」
修羅兵「はっ!」

ジュドー「次はどうするんだ? 艦長」
ブライト「そうだな‥何とかドレイクの勢力を減らしたいのだが‥」
ニー「ドレイクの機械工場を潰しに行きますか?」
アムロ「場所は分かっているのか?」
ニー「すべての工場を把握している訳ではありませんが、ショット=ウェポンがラース・ワウで新しいオーラバトラーを作っているとの報告があります」
クワトロ「あの軍勢に新型が加わると厄介だな」
ジミー「では、そのラース・ワウの工場を潰しに行きましょう!」
ブライト「よし、アの国のラース・ワウへ‥」
〔画面、フラッシュ〕
ブライト「何!? また、光が!?」
フォルカ「この力‥ミザルめ! 再び俺達をどこかへ送るつもりか!!」
〔画面、フラッシュ〕

修羅兵「マグナス様。計画通り、アーガマの連中はアストリア領内に出現したそうです」
マグナス「そうか‥さすがはミザル様だぜ~。どんどん、空間の使い方が上手くなってやがる」
修羅兵「我々はどうするので?」
マグナス「ああん~? 貴様、アルコに手柄を取られるのが嫌なんだなぁ?」
修羅兵「と、とんでもねえっス! ただ、暴れ足りねえなって‥」
マグナス「安心しな! そのうち出番が来るぜぇ‥かならずな~」
修羅兵「奴ら、どっか行っちゃったりしませんよね?」
マグナス「バ、バカ野郎! ミザル様の計算は間違いねぇ! 今頃はフレイドって王様に捕まってる頃だぁ」

フレイド公王「話は聞いた。突然、わが国に出現したとか」
バァン「話もなく領地に侵入した事にはお詫びを申し上げます」
フレイド公王「ファーネリア王! 貴君の国に起こりし災い同じ民の長としてご同情申し上げる」
バァン「痛み入ります。フレイド公王」
フレイド公王「うむ‥そなた達は、行方不明になったと聞いていたが、今まで何処に居たのか?」
ブライト「異世界です」
フレイド公王「異世界? 信じられんな‥我が国のやり方であなた方を調べさせてもらうがよろしいな?」
ブライト「はい」
フレイド公王「では、尋問を行う。代表者を!」
ひとみ「私が行きます」
メルル「あんたが行ってどうするのよ!」
エマ「あなたが行く必要はないわよ」
ひとみ「軍人さんよりも一般人の私が答えた方が真実味があるでしょ?」
フレイド公王「よかろう‥術をかけるのだ 誰が代表でも同じ事だ」
フレイド兵「では、尋問を行います!」
フレイド公王「うむ」
フレイド兵「では、楽にして‥お前はこれから真実しか言えなくなる‥まず、お前は何処から来たのだ?」
ひとみ「地球‥」
フレイド兵「地球‥それがお前の国の名か?」
ひとみ「はい‥」
フレイド兵「その国は何処にある?」
ひとみ「空のかなた‥幻の月‥」
フレイド兵「幻の月? お前は幻の月から来たと言うのか?」
ひとみ「はい‥」
フレイド公王「あの呪われた力‥」
フレイド兵「お前達は、どのようにしてザイバッハの襲撃を知ったのだ?」
ひとみ「ダウジング‥ペンダントで‥」
フレイド兵「ダウジング?」
ひとみ「心で見る‥見えない物を‥」
フレイド兵(あの不思議な力‥)「見えないガイメレフをその力で見たと?」
ひとみ「はい‥」
フレイド兵「娘よ、首飾りをこちらへ」
〔画面、フラッシュ〕
フレイド兵「な、なんだ、これは!? 貴様! 何をした!!」
ひとみ「それがあなたの本当の姿‥」
アルコ「くっ! 術が解けた‥お前がやったのか!?」
バァン「どうなってるんだ!?」
フレイド公王「分からん‥」
フォルカ「なぜアルコがここに!?」
ひとみ「あなたは人殺し‥」
アルコ「はっ!」
ひとみ「あなたはまやかしの人‥いくつもの顔を持つのに、自分の顔を持てず‥戦の中で生き、戦の中で死ぬ‥」
アルコ「これがお前の力‥娘、ここまで知られては、生かしてはおけぬ!」
〔画面、フラッシュ〕
アルコ「! こ、これは!!」
ひとみ「あなたの命の火は まもなく消えます‥」
アルコ「なんだと!」
ひとみ「それは、これから起こる出来事‥」
アルコ「俺が死ぬと言うのか!? くそっ! 正体がばれたのではやむをえまい!」
フォルカ「アルコ! なぜ、お前がここに居る!? ミザルは何を企んでいるんだ!?」
アルコ「そんな事をお前に教える訳がなかろう? いずれまた会うだろう‥さらばだ!」
フレイド公王「奴は お前達の知り合いか?」
フォルカ「ああ‥俺が戦い続けている敵だ」
カミーユ「ただ、ザイバッハと関係あるかは‥」
フレイド公王「ザイバッハ帝国の動きなら、すでに察知しておる。その前にひとつはっきりさせねばならん事がある。アレン! いかなる理由があろうとも騎士が国を捨てるは、不義! 君主の命令にそむくは、不忠! そのような背徳のやからをフレイドが必要とすると思うか!?」
ミラーナ「お待ちください!」
フレイド公王「ん? ミラーナ姫」
アレン「ミラーナ様、なぜここに‥?」
フレイド公王「姫、そなたとの話は後ほどに‥」
ミラーナ「失礼をお許しください、兄上様。いいえ、今はもうそのようにお呼びする事は出来ません。わたくしも、国を捨てました!」
フレイド公王「な‥」
ミラーナ「公王様、ザイバッハの進行はすでに狂気! ガイア界全てを、戦乱の渦に巻き込むごとき行い‥悲劇はファーネリア一国にとどまりはしません。しかも、次なる国攻めの標的はこのフレイドなのです! 残念ながら、お父様、いえアストーン王はこの事を放置なさる所存‥それがアストリアの為だと‥しかし、ガイア界がザイバッハの手に落ちた時、アストリアのみが、平和でありえましょうか? アレンは、アレン=シェザールはそれを阻止せんと、単身このフレイドへ。公王様、どうかアレンをお許しください!」
フレイド公王「ミラーナ姫‥」
ミラーナ「はっ‥」
フレイド公王「立派になられた‥聡明にして寛大。アストリアは良い姫を持たれた‥アレン! 我が国の兵となりザイバッハと戦うか!?」
アレン「我が命、公王様にお預けいたします」
フレイド公王「良い面構えだ‥期待しておるぞ!」
アレン「はっ!」
フレイド公王「そなた達も一緒に戦ってもらえると考えていいんだな?」
ブライト「はい」
【シナリオエンドデモ終了】


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