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シーン5「意志の力」編
No.21
失われた楽園

<「アトランティス遺跡」>
アトランティスの力を確かめる為に
遺跡に来た一行だったが‥

戦闘準備は、よろしいですか?


サブタイトル
「失われた楽園」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現済み〕
タツヤ「この石碑は‥」
ジュン「父さん、読めるの?」
タツヤ「いや、見た事のない文字だ」
ヒロ「なら、どうする?」
リョウ「せっかく見つけたのにな」
レイカ「父さん、何とかならないの?」
〔味方戦艦出現〕
ブライト「アクロバンチ‥という事は、ここにクワスチカがあるんですか?」
タツヤ「いやぁ、まだ調査中ですがね。あなた方こそ、こんな遺跡に何の用です?」
アムロ「我々はアトランティスの事を調べに来たんだ」
タツヤ「アトランティス? 古代に栄えた都市の事か」
バァン「これは‥アトランティス文字の石碑‥間違いない、ここはアトランティスの遺跡‥幻の谷だ!」
ミラーナ「なんて書いてあるか分かる?」
ひとみ「新星雲期、13の月‥」
タツヤ「お嬢さん、読めるのか!?」
ひとみ「我等、アトランティスの末裔‥竜神人と呼ばれし民‥幻の月にありし、アトランティスの都で生まれし者‥」
アレン「幻の月‥アトランティスは幻の月の民!」
ひとみ「アトランティス‥その力、強大にして自らを神をも超える存在たらんとして忌まわしき機械を作る‥その機械‥人の想いを力に変え全知全能を可能とする‥」
フォルカ「想いを力に変える‥だと‥」
ミキ「アトランティスの力がクワスチカなんじゃないの!?」
タツヤ「確かに、その可能性はあるな」
ひとみ「そして自ら背に翼を生やし己の姿をも変える‥しかし、遥かなる想いは天に新たなる星、ガイアを生み出す」
フォルカ「想いの力がガイアを作った‥想いを力に変える機械‥それが、アトランティスの謎か‥」
ひとみ「それは、アトランティスの想い‥愚かしき我等の過ちを再び繰り返す事の無いようせつなる願いをこめて‥ガイア‥それは、天に抱かれ、水に愛され、地に育まれし、美しき星」
ブライト「ザイバッハはその力を手に入れようとしているのか!」
〔敵ユニット出現〕
クロイジ「その力は我らが頂く!」
タツヤ「ゴブリン結社!」
シーラ「お前達が来るまで待っていて正解だったな」
クロイジ「ザイバッハとか言う連中から我らが奪ってやろう!」
シーラ「そして、その秘密を知っているお前達にはここで消えてもらう!」
ブライト「そうはいかん! 各機、迎撃しろ!!」
<戦闘開始>

<敵半数以下の次EP・敵増援1出現>

フォルケン「ナリア! エリヤ! 聞こえるか?」
ナリア「はい、フォルケン様! いつでも行けます!」
エリヤ「弟ぎみは、必ず我らが!」
フォルケン「頼んだぞ‥」
ナリア「行くよ、エリヤ!」
エリヤ「分かってるよ、姉貴」
〔敵ユニット出現〕
バァン「やはり、兄上なのか‥なぜ兄上がそこにいる!? 兄上は竜退治の儀式で死んだはずだ!!」
フォルケン「バァン‥私は生きていたのだ‥ザイバッハの科学力で生き延びたのだ‥」
バァン「ならば、なぜファーネリアに戻ってこなかったんだ!?」
フォルケン「ドルンカークの考えに賛同したからだ‥バァン、私と共に来い!」
バァン「ふざけるな!!」
エリヤ「なぜ、フォルケン様の心を分かろうとしない!?」
ナリア「フォルケン様はこんなにもお前の事を想っているというのに!」
バァン「うるさい! 聞く耳もたん! お前達はファーネリアの民の仇だ!!」
メルル「バァンさま‥」
ナリア「仕方ないね」
エリヤ「力ずくでも分からせてやる!」

<ナリアHP30%以下>
ナリア「まさか、ここまでやられるなんて‥」
フォルケン「ナリヤ、退却しろ」
ナリア「しかし‥!」
フォルケン「その損傷で戦ったら死ぬぞ!」
ナリア「それでも‥」
フォルケン「ナリア!」
ナリア「分かりました‥」
〔敵ユニット離脱〕

<ナリア撃破>
フォルケン「もう機体がもたない! 脱出するんだ!」
ナリア「フォルケン様‥お役に立てず申し訳‥」

<エリヤHP30%以下>
エリヤ「やってくれるじゃないか! でもまだ!!」
フォルケン「エリヤ、もう無理だ」
エリヤ「そんな事はありません。まだ戦えます!」
フォルケン「お前をここで死なせる訳にはいかない。おとなしく退却するんだ」
エリヤ「‥分かりました」
〔敵ユニット離脱〕

<エリヤ撃破>
フォルケン「危険だ! 脱出しろ!!」
エリヤ「フォルケン様の役に立てずこんな所で‥」

<クロイジ撃破>
クロイジ「動かん! もうダメなのか!?」
タツヤ「年貢の納め時だな」
クロイジ「このまま死んでたまるか! 私はゴブリン結社を復興しなければならんのだ! 復興しなければ‥」

<シーラ撃破>
シーラ「ようやく、ゴブリン一族の復興の鍵が見つかったというのに‥」
ヒロ「シーラ、脱出しろ! 俺達と一緒に生きればいい!!」
シーラ「ふざけるな! 私はゴブリン一族だ! 人間と一緒に暮らせるか!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
フォルカ「まさか、ザイバッハの目的がこれほどの物とは‥」
隼人「ザイバッハが何処まで知っているかは分からんがのんびりはできないな」
竜馬「しかし、どうする? フレイドで戦った時はザイバッハの物量にはかなわなかった‥」
鉄也「急いだ方が良さそうだが、策を練らなければこちらがやられてしまうな」
アレン「一度、アストリアに戻りましょう」
ミラーナ「アストリアに‥?」
アレン「フレイドが潰された以上、ザイバッハに対抗できるのはアストリアだけです」
ブライト「しかし、アストーン王は動いてくれるのか?」
アレン「フレイドの件でアストーン王も危機感を持っているはず‥証拠が無いのが残念ですが話せば分かってもらえるかと‥」
ブライト「分かった‥それしかなさそうだな」
タツヤ「私達も同行してかまいませんか?」
ミキ「ちょっと、父さん! いきなり何を言い出すのよ!」
ブライト「我々は少しでも戦力がほしい時だからかまいませんが、いいんですか?」
タツヤ「アトランティスの力が私達の探していたクワスチカかもしれんのです」
リョウ「それに、世界の危機をほっとく訳にもいかんでしょ」
ブライト「そういう事なら、よろしく頼む」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ドルンカーク「フォルケン! なぜ運命強化兵をもっと有効に使わなかった!?」
フォルケン「お言葉ですが、あの二人はすでに限界でした」
ドルンカーク「そうか‥反作用が起こったのだな‥」
フォルケン「何を言っているのです?」
ドルンカーク「奴らを幸運になるように訓練したが‥幸運になった分‥その後に不幸が訪れる‥」
フォルケン「あなたはそれを知っていて訓練をしたのですか!?」
ドルンカーク「知らなかった‥そういう意味では いい実験になったな‥」
フォルケン「実験だと‥! あなたは間違っている!!」
ドルンカーク「な、なにを‥!」

ミザル「ザイバッハが探している力にそれ程の力があるとはな‥」
アルコ「奴らを泳がせて正解でしたね」
ミザル(だが、想いを力に変える事が本当に出来るのか‥? 出来ればこの世界を征服するどころか、修羅王を倒し‥全世界を手に入れる事が出来る‥)「お前はすぐにフレイドへ行きフレイドの秘宝とやらを奪ってくるのだ!」
アルコ「はっ! お任せを‥」
マグナス「軍師殿~、アルコばかり使っていないで、俺にも何かやらせてくれよぉ! 体がなまっちまう~」
ミザル「いいだろう、お前はアストリアへ行きアーガマ隊にいる竜を私の所まで連れて来い!」
マグナス「倒しちゃダメなのか~?」
ミザル「そうだ、連れて来るんだ! 他の奴らはお前の好きにするがいい」
マグナス「まあいいか~。奴らには借りがあったからなぁ‥」
ミザル「ドレイク軍から使えそうな奴を借りてあるからそいつも使うがいい‥頼んだぞ!」
マグナス「任せとけって~。あんな奴らにやられる俺様じゃねえよぉ」
ミザル(こいつがもう少し使えれば苦労しなくてすむのだが‥)

フォルケン「降伏したい。受け入れてもらえないだろうか?」
ブライト「な、なんだと!?」
フォルケン「信じてほしい‥君達の力を私に貸してもらいたいのだ」
バァン「兄上! 今更、何を言っている!」
フォルケン「血を求める人々の今の運命を変えねばならん! このガイアに、平和を呼ばねばならぬのだ!」
ブライト「本気で言っているのか? 君は自分の祖国の人間を‥!」
ひとみ「みんな死んじゃった‥ファーネリアの人達も‥アストリアの人達も‥」
フォルケン「ドルンカークの理論は間違っていない! 運命の法則を理解し、世界を思いのままに変えてみせる! かつて、アトランティス人がそうしたように!」
ひとみ「運命を変えるって、そんな事じゃないんじゃないですか! フォルケンさん!」
フォルカ「‥アトランティス人は想いの力を暴走させて滅んだのだろう? お前は暴走させない方法が分かっているのか?」
フォルケン「水の一滴が波紋を描くように怒りと恐怖のある所、争いは起こる‥私は人の定めを変えてみせる! 怒りも恐怖もない、新世界を作り上げる為に!」
バァン「争いのない世界‥」
フォルケン「やさしいお前から戦う事を運命づけられたファーネリア王の重みを取り去ってやりたかった‥そして、共に新世界を見る事が私の願いだった‥しかし、人の死をかえりみないドルンカークの‥我々の方法は間違っていた」
フォルカ「では‥」
フォルケン「バァン、そしてアーガマ隊‥共にドルンカークを!!」
アムロ「分かった‥ザイバッハの次に狙う場所は分かるか?」
フォルケン「お前達だ」
ブライト「なんだと!?」
フォルケン「ドルンカークの運命改変装置を完成させるにはエスカフローネが必要だからな」
隼人「なぜ、エスカフローネでないとダメなんだ? 他にもガイメレフはいっぱいあるだろう?」
フォルケン「エスカフローネはイスパーノ製だからな‥」
ノイン「イスパーノ?」
フォルケン「竜神人の末裔だ」
鉄也「アトランティスの装置には、竜神人のガイメレフか‥分かってみれば簡単な理屈だな」
クワトロ「それで、ザイバッハ軍がいつ頃ここへ来るか分かるか?」
フォルケン「私が失敗した事を知ればすぐにでも来るだろう」
ブライト「よし、直ちに戦闘準備だ!」
フォルケン「すまない‥私がドルンカークの事を見抜いていれば‥」
※※エリヤHP30%以下の場合、セリフ追加※※
エリヤ「私も戦うよ!」
※※ナリアHP30%以下の場合、セリフ追加※※
ナリア「フォルケン様の為に! 私も!!」


ディランドゥ「ここは何処だ?」
ジャジュカ「浮遊要塞ディレイトであります」
ディランドゥ「ディレイト‥シェスタは何処だ?」
ジャジュカ「死にました」
ディランドゥ「ガァティは何処だ?」
ジャジュカ「死にました」
ディランドゥ「ダレットは?」
ジャジュカ「死にました」
ディランドゥ「ギメルは?」
ジャジュカ「死にました」
ディランドゥ「死んだ‥死んだ!?」「お前は誰だ!?」
ジャジュカ「ジャジュカでございます」
ディランドゥ「ジャジュカ?」
ジャジュカ「ディランドゥ様の兵であります。たった一人の‥」
ディランドゥ「一人‥うわぁぁぁぁ!! ジャジュカ、僕の新しいガイメレフの用意は出来てるかい?」
ジャジュカ「はっ!」
ディランドゥ「ふふふふ‥ひさしぶりだよ戦は‥楽しみだねぇ」
【シナリオエンドデモ終了】


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