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シーン6「狂気の力」編
No.27
ブラフマン誕生

<ラスト「超人同盟本部」>
得体の知れない超人同盟の
素性を確かめる為、直接本部に向かう。

準備は、よろしいですか?


サブタイトル
「ブラフマン誕生」


【戦闘マップ開始】
〈出撃戦艦選択〉

ブライト「ここが、超人同盟の本社ビルか」
アカマツ「しかし、モーディワープの特殊部隊を出動させるには大義名分がいるってか?」
アサミ「本部のエージェントが物的証拠をつかむまでのんびり待ってなどいられませんから」
アカマツ「姉ちゃん、怒ってる?」
アサミ「当たり前です。超人同盟、その首謀者である魔門先生はダウジングの第一人者でした。カエデさんをヘッドハンティングする為に次々と超能力者を利用して私達にひどい事を繰り返すなんて!」
フォルカ「交渉は、あんたに任せていいんだな?」
アサミ「はい、魔門先生とは面識がありますから」
ブライト「では、さっそく頼む」
アサミ「超人同盟代表取締役、魔門先生ですね?」
魔門「都古くん‥ですね? お久し振りです」
アサミ「あなたのやろうとしている事は分かっています。今、再びあの実験を!」
魔門「ダイブインスペクション‥」
サクラ「だめぇ!」
魔門「ブラァフマン!」
〔敵ユニット出現〕
アカマツ「なんじゃありゃ!」
魔門「ははは‥実現しましぃた。最強の人類への進化ブラフマン‥」
甲児「奴は何を考えているんだ?」
鉄也「交渉は決裂だな」
ブライト「出撃準備だ!」
〈出撃ユニット選択〉
魔門「おやおや、いっぱい出てきましたね それでぇは、こちらも!」
〔敵ユニット出現〕
カエデ「あれは、ティランの初期型!」
ヤナギ「プルミエ! ドゥジ! トロワ!」
アサミ「魔門先生がダウジングで操っているようです」
ジュドー「結局はぶっ壊せばいいんだろ?」
アサミ「それは、そうですが‥」
アムロ「よし、奴らを倒して魔門を捕まえるんだ!」
<戦闘開始>

<3PP>

ヤクスギ「邪怪思念の源を絶つべくチャクラの導きにより我、推参せり」
アサミ「尊者様!」
魔門「おや? 幾度となく、我ら同盟の活動を阻んでいたのはやはり、あなたでしたか‥かつて人類の秘めたる可能性をもっとも具現化した存在と目された‥尊者ヤクスギ!」
ヤクスギ「我の記憶失われチャクラの導きにより戦うにすぎぬ」
魔門「ダイブインスペクションすら覚えていないと?」
ヤクスギ「知らぬ!」
魔門「こっけいな! 今や最強なるは、この私!」
ラミア「戦うか?」
セーメ「ダメだ‥この先にカンケルがいる限り‥」
ラミア「しかし‥」
セーメ「やめろ‥我らのパキラ老さえ滅ぼされた‥時を待て‥ラミア」
アカマツ「あいつはぁベターマンの仲間なのかい?」
アサミ「いいえ、尊者ヤクスギ‥密教による秘術、法力を体得したおそらくは人類最強の存在‥」
魔門「しかし、今の私には勝てませぇん」
ラミア「戦わざるをえないな‥」
セーメ「だが、現れるぞ‥カンケルが‥」
ラミア「ならば、フォルテを使う以外道はない」
〔第3軍ユニット出現〕
魔門「出て来ましたか、ベターマン! この時を待っていたのでぇす。あなたの細胞を取り込んでこそ完全なベストマンになる事ができるのでぇす!」
ラミア「元凶なりし力‥」
豹馬「なんか、俺達とは別次元で話が進んでるんだが結局は何なんだ?」
小介「魔門がベターマンを取り込んで強くなるとしてるんですよ!」
豹馬「なら、魔門を倒せばいいんだろ?」
ちずる「まあ、そうね‥」
十三「おっしゃ、やったれや!」

<敵半数以下・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
アルティス「この世界も戦いが絶えぬようだな‥」
フォルカ「アルティス兄さん!?」
アルティス「フォルカ‥ここは新たなる修羅界ではないのか?」
フォルカ「え‥?」
アルティス「常に戦いが続き、ひとつの戦いが終われば、また、新たな火種を呼ぶ‥ここは修羅界と何が違うのだ?」
フォルカ「‥戦う者達の想いが違います」
アルティス「想い?」
甲児「確かに攻め込んでくる奴は利己主義の塊かも知れないけどよ! 俺達はそんな奴等を好き勝手にさせない為に戦っているんだ!」
アルティス「それは、偽善だ‥戦いの中でしか生きる場所を見つけられぬものもいるはずだ‥」
鉄也「そうかもしれん」
ジュン「鉄也!?」
鉄也「だが‥俺達の戦いは利益の元に存在はしない! あるとするなら‥」
アムロ「そこには、人々の平和に暮らす姿だろう」
アルティス「‥だが、矛盾もあろう‥」
フォルカ「アルティス兄さん!」
アルティス「フォルカ‥私と戦え!」
フォルカ「何を言ってるんだ、兄さん!?」
アルティス「そうか‥ならばこちらから行くぞ!」

<フォルカvsアルティス(戦闘後)>
フォルカ「アルティス! なんで俺達が戦わなければならない!?」
アルティス「分からんか?」
フォルカ「無意味だ‥」
アルティス「意味はある‥今は分からぬとも‥時が経てば分かるだろう」
フォルカ「そんな、兄さん!」
アルティス「これだけは言っておこう この戦いは、ミザルの為の戦いではない!」
フォルカ「兄さん!!」

<アルティス撃破>
アルティス「これでいい‥」
フォルカ「兄さん! 何故なんだ‥兄さんが本気で戦えば‥むしろ‥俺達の方が‥負けていた」
アルティス「フフ‥もっと自分達の力を信じろ。この先の戦い、半端な覚悟では勝てぬぞ‥そして、次の時代を築くのはお前達だ‥」
〔敵ユニット出現〕
ミザル「アルティス、何をしている? お前が戦わなくてはかわいい弟が戦わなくてはならんのだぞ!」
フェルナンド「‥‥」
フォルカ「ミザル‥フェルナンド‥!」
クワトロ「なるほど‥そういう事か」
ルー「何かおかしいと思ったのよね‥」
ジュドー「人質の為にフェルナンドさんを!」
アルティス「フォルカ‥頼みがある‥」
フォルカ「兄さん‥」
アルティス「フェルナンドを救ってやってくれ‥」
フォルカ「で、でも、どうすれば‥」
アルティス「‥お前の心のおもむくままに‥」
フォルカ「‥そんな‥でも‥俺には」
アルティス「フォルカ‥私の弟よ‥また、あの頃のように‥暮らしたかった‥メイシス‥すま、ん」
〔敵ユニット撃破〕
フォルカ「アルティスよ‥あなたに誓おう! 偉大な兄を超えてみせると‥そして、俺は必ず変えてみせる! 修羅の国を!!」
ミザル「そんなバカな‥アルティスがやられただと‥‥しかし、今がチャンスだ! 奴らは疲れきっているはず‥いくぞフェルナンド!」
フェルナンド「‥う‥‥」
ミザル「どうしたフェルナンド!」
フォルカ「フェルナンド‥お前はそれでいいのか? アルティスが‥俺達の兄さんが死んだんだぞ!」
フェルナンド「‥ぐっ‥う‥兄さ、ん」
ミザル「使えん奴め! こうなったら、俺の手で始末してくれる!!」
〔ミザル、フェルナンドへ接近〕
フェルナンド「ぐおぉぉぉぉ!!」
〔ミザルに爆発〕
ミザル「何だと!?」
フェルナンド「‥殺す!」
ミザル「術はかかっているはずだ‥なぜ、私を攻撃する‥」
フォルカ「簡単な事だ‥お前の術は憎悪を増幅させただけ‥俺に対する憎悪よりも兄を殺したお前に対する憎悪の方が上回ったんだろう‥」
ミザル「くっ、そんな初歩的なミスをおかすとは‥仕方あるまい!」
〔敵ユニット離脱〕
フェルナンド「ミザル‥殺す!」
〔敵ユニット離脱〕
フォルカ「フェルナンド‥」(ミザルが焦っているという事は奴が来ているのか‥)

<ブラフマン撃破>
魔門「完全ではないとはいえ、ここまでやられるとは思いませんでした‥仕方ありませんね!」
サクラ「やめて!! 追い出さないで‥」
魔門「滅べ‥」
カエデ「すっごいダウジングエネルギー!」
エレ「何‥この邪悪な力は‥ハイパー化‥いえ、それ以上‥!?」
魔門「滅べ‥滅べ‥ん?」
ヤクスギ「もはや、猶予もなし‥我と共に滅べ‥!」
アサミ「尊者‥様」
ヤクスギ「元凶の源を止めるのだ‥若き命たちよ‥」
〔敵ユニット撃破〕
アカマツ「やっつけたのか!?」
サクラ「まだ、終わらないの‥来るよ!」
〔敵ユニット出現〕
アサミ「はっ!」
ラミア「パキラ老に続いてやはり、次はこの私を狙ってきたか」
カンケル「‥‥」
セーメ「ダメだ!」
〔第3軍ユニット出現〕
ラミア「セーメ! 盾となるつもりか!?」
セーメ「行け! 希望と共に‥!」
〔第3軍ユニット撃破〕
ラミアー「セーメ‥」
〔第3軍ユニット離脱〕
カンケル「‥‥」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「何とか倒したが、魔門麦人には逃げられてしまったな」
カミーユ「あのブラフマンというのは何なんですか?」
アサミ「身体構造について、何か情報をつかまなければなんとも言えません」
アカマツ「ああ‥サクラ! 何か分かるか?」
サクラ「ブラフマンは、まだうまく自分の力を使えないの‥だから、今はじっとしてる‥じっと‥」
ケータ「それに、めっちゃ強いはずのルーメっていうベターマンのお姉さんをあっという間にやっつけちまったあの黒い奴は‥結局なんだったんすかね?」
デュオ「なにって‥あれもベターマンじゃねえの?」
アサミ「まだ何とも‥」
フォルカ「ブライト艦長‥俺は行かねばならん」
ブライト「急に何を言ってるんだ?」
フォルカ「フェルナンドを追いたい‥それがアルティスの遺言でもあるからな‥」
アムロ「それなら、俺達と探せばいいだろう?」
クワトロ「それに、一人では修羅軍と戦えまい」
ジュドー「なんか、前にもこんな話をした覚えがあるんだけど‥」
リィナ「お兄ちゃん! まじめな話をしてるんだから!」
シーラ「あなたの兄上殿はフェルナンド殿の事だけを頼んだのではないでしょう? 兄上殿の遺志を継ぐ気ならば節度ある行動を選びなさい」
フォルカ「そうだな、すまない‥協力してくれ」
リィナ「もちろんですよフォルカさん!」
フォルカ「ありがとう‥」(待っていろ、フェルナンド‥必ず救ってみせる)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

メイシス「胸騒ぎがして戻ってみれば‥これは戦闘の跡‥どうやらフォルカ達と戦闘があったようだな‥アルティス様は!? ‥!? あれは!? まさか‥マル‥ディクト アルティス‥様? ねぇ、目を開けてよ‥アルティス‥閃光の将軍と呼ばれたあなたが、修羅王の右腕と呼ばれたあなたが。こんな所で死ぬわけ無いわ‥ねぇ‥アルティス‥私の名を呼んでよ‥ねぇ‥せっかくフェルナンドを元に戻す方法も‥アルティス‥私はまだ、あなたに言いたい事が‥アルティスゥゥゥゥゥゥッ!! ゆるさない‥ミザル」

敷島博士「お待たせしました。新メカンダーロボが完成しました」
エレ「ご苦労さまでした」
敷島博士「それから、新しいメカンダーロボは4人乗りなので、ミカを搭乗させました」
ミカ「よろしくお願いします」
ブライト「よろしく頼む」
ジュドー「見た目は変わらないけど、他に変わった所はあるの?」
敷島博士「基本的にはないが、エンジン出力と装甲を強化してある」
甲児「なんだかなぁ‥」
敷島博士「とにかく、これからもよろしく頼みます」
ブライト「分かりました」

修羅王「アルティスの事は聞いた‥軍師よ‥わしがお前を信用しているのは知っておるな‥」
ミザル「そ、それはもう‥!」
修羅王「他に戦う相手はいるだろうに 何故、修羅同士で戦っておるのだ?」
ミザル「しかし、フェルナンドの奴は‥!」
修羅王「言い訳無用!! ここのところ、修羅達の減少が加速的だと聞く‥貴様には修羅を束ね、行動せよと命じたはず まさかお前が裏で糸を引いているのではなかろうな?」
ミザル「そ、そんな事は‥! 今までの度重なる失敗を償うためにもいま一度、我にお任せください! 最後の手を使わずして死すは耐えられませぬ!」
修羅王「‥分かっておらぬ様だな‥」
ミザル「は!?」
修羅王「もうよい‥わしの部下を貸し与える。失態は自分で何とかしろ!」
ミザル「はっ!」
修羅王「それから、分かっているとは思うが‥次が有るとは思うなよ? 軍師ミザルよ」
ミザル「ははっ!!」(悪い時期に来おって! 奴を倒すには、兵力が少なすぎる‥今は生き残り、再起を計るか‥)

エマ「ブライト艦長! 機影をキャッチしました!!」
ブライト「何処の機体だ!?」
カワッセ「どうやら、修羅軍のようだ」
フォルカ「フェルナンドを見つけたのか!?」
エイブ「いや、軍隊のようだ」
フォルカ「軍隊‥? 残っているのはミザルだけのはず‥」
シーラ「向こうは気づいているのですか?」
カワッセ「気づいていないと思われますが‥」
シーラ「どうしますか? フォルカ」
フォルカ「ミザルが探しているのは我々ではなく、フェルナンドの可能性がある‥」
鉄也「どうする?」
フォルカ「こちらから仕掛けてみるか‥いいですか?」
エレ「分かりました。では参りましょう」
【シナリオエンドデモ終了】


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