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シーン1:地上編
No.3A
大将軍ガルーダの悲劇

<「新火山大空洞」>
コン・バトラーチームが
ついに敵の本拠地を突き止めた。

増援に向かいますか?


サブタイトル
「大将軍ガルーダの悲劇」


【戦闘マップ開始】
ガルーダ「許してくれミーア、俺は知らなかった、俺がミーアと同じロボットだったなんて‥それをもう少し早く知っていたなら、ミーアよ、そなたの気持ちを受け入れる事が出来たのに‥でも遅かった。何もかも全てが遅すぎた。ミーアよ、この俺の全てを愛してくれたのは、そなた一人であった。それなのに、この俺は愚かにも生粋のキャンベル星人と思い込まされ、そのむなしいプライドを利用され、地球征服の為に戦わされて来たのだ。母上! 俺はあなたを恨みますぞ! いや、キャンベル星人全てを呪ってやる! 呪ってやる! 呪ってやる!!」
〔味方ユニット出現〕
小介「ここが、敵の本拠地だと思われる地点です」
豹馬「よーし! 今日のこの日を待っていたんだ。必ずキャンベル星人の本拠地を叩いてやるぞ!」
十三「豹馬!!」
豹馬「ん?」
十三「それは、わいかて同じや。たまにはわいにも操縦させや!」
小介「ダメですよ。豹馬さんも十三さんも最後の戦いなんですからみんなで力をあわせないと」
大作「そうたい。今日は勝ってん負けてん最後の戦いになるやろうけん、力いっぱいやるしかなか!」
ちずる「そうね。きっと草葉の陰から、おじいちゃんも見守っていてくれるわ がんばらなくっちゃ」
〔敵ユニット出現〕
豹馬「な、何だ、この像は?」
オレアナ「コン・バトラーVよ、よく、ここまで来ました。でもここでお前も終わりです」
十三「ふざけた事をぬかすなや!」
大作「そうたい。オイ達の力ば見せてやるけんね!」
オレアナ「もう許せぬ! バラバラにして、一機ずつ料理してくれる! 出て来い、デモン達!!」
〔敵ユニット出現〕
ちずる「いよいよ、最終決戦ね!」
小介「まだ、これだけの数が残っていたなんて!」
十三「ぐだぐだ言わんと、さっさと片付けてまおうや」
豹馬「そうだ! そのためにここまで来たんだからな。キャンベル星人を叩くぞ!」
大作「おう!」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
豹馬「何だっ!? あれは、アーガマ?」
小介「僕が出した信号に気づいてくれたんですね!」
ブライト「バトルチーム、ここが敵の本拠地なのか?」
十三「そうや、あのけったいな女神像が、奴らのボスらしいで」
ブライト「了解した。全機出撃せよ!」
〈出撃ユニット選択〉
ジュドー「あの女神像がボスなのか?」
ルー「私達にとって女神ならねぇ」
甲児「あんな奴なら、マジンガーだけでも倒せそうだぜ!」
さやか「甲児君、見た目で判断しちゃだめよ!」
大作「その通りたい。あいつの出す光線には要注意ばい」
クワトロ「しかし、あの姿では、素早く動けるとは思えん」
フォルカ「この世界では、あんな石像にも意思があるのか?」
カミーユ「あいつが、特別なんですよ」
フォルカ「ならば破壊していいのだな?」
小介「その人が、フォルカさんですか‥確かに変わったロボットですね」
豹馬「まあ、あのデカブツよりは、よっぽどいいけどな」
オレアナ「えーい! さっきから聞いておれば、好きな事をほざきおって!! そんなに死にたいのならかかって来るがいい! ナルマグネ光線で燃えカスにしてくれるわ!!

<オレアナ撃破・敵増援1出現>
オレアナ「うぬぅ! こしゃくな奴らめ! だが私は倒れるわけにはいかぬ! ガルーダ! 何処におるのだ、ガルーダ!」
〔敵ユニット出現〕
ガルーダ「母上‥ガルーダは、ここに‥」
豹馬「ちっ、出やがったな!」
十三「豹馬! 気いつけや!」
ちずる「‥ねえ、様子が変じゃない?」
豹馬「ああ?」
オレアナ「何処におったのだ、まったく。まあ良い、この母を助けよ」
ガルーダ「‥助ける? ふ‥ハッハッハッ‥」
オレアナ「どうしたのだ、ガルーダ?」
ガルーダ「母上、覚悟!」
〔オレアナに爆発〕
オレアナ「ぎゃああ!? ガ、ガルーダ、血迷ったか!」
ガルーダ「血迷ってなどいない! キャンベル星人への怒り、心頭に発したまで!」
オレアナ「おのれ、ガルーダ! それが生みの親への仕打ちか!?」
ガルーダ「ハッハッハッ! このガルーダ、もうそなたを母だとは思わん! それに、キャンベル星人の為の戦いはもうしない!」
オレアナ「な、なんと!?」
ガルーダ「俺はロボットである俺自身の為と、今は亡きミーアの為にロボットの根性をかけて、コン・バトラーと一騎打ちするのだ!」
十三「な、なんやて!? ガルーダがロボットやと!?」
ちずる「豹馬‥!」
豹馬「‥ガルーダ‥」
オレアナ「何を言うか、そなたはこのオレアナが居なければ‥」
ガルーダ「聞かぬわ!」
〔オレアナに爆発〕
オレアナ「おのれ! ガルーダ!! お前が裏切らねばこのような‥‥ぎゃぁぁぁぁ!」
〔敵ユニット撃破〕
ガルーダ「コン・バトラーVよ、石の化け物はこれで片付いたぞ! 今度はこのガルーダとの一騎打ちだ!」
豹馬「待て、ガルーダ! いったいどういう事なんだ!?」
ガルーダ「問答無用! 行くぞ!」
豹馬「ガルーダ!!」

<ガルーダ撃破>
豹馬「ガルーダ! 早く脱出しろ!!」
ガルーダ「屈辱は受けん!」
十三「何いっとるんや! 早くせんと爆発するで」
小介「もう勝負はつきました。死ぬ必要はないはずです」
ガルーダ「俺は満足している。生粋のキャンベル星人と思い込まされ、お前達と戦ってきたが、最後に自分の意思で戦う事が出来た」
大作「思い込まされたち、どげん事ね?」
ちずる「そういえば、さっきロボットって‥」
ガルーダ「そうだ、俺はキャンベル星人ではなくただのロボットだ」
豹馬「ガルーダ‥」
ガルーダ「コン・バトラーよ、この戦いこそ悔いの無い戦いであった。ミーア、もう決してお前を放さない、決して‥」
〔敵ユニット撃破〕
フォルカ「‥やはり、誇りだけでは何も変える事は出来ない‥悲劇を繰り返さない為には何かが必要なんだ‥何かが‥」
豹馬「ガルーダ‥もっと違った形で会いたかったぜ‥」
フォルカ「誇りを持ったすばらしい戦士だった。信じる物を間違えていたがな‥」
ちずる「ガルーダがオレアナを倒してくれたからキャンベル星人と決着をつける事が出来たし‥」
十三「せやな~、騙されていただけで根はいい奴だったかもしれへんな」

<敵全滅・勝利条件達成>
小介「後は、連絡のあった修羅軍ですね。何か動きがあったんですか?」
カミーユ「いや、まだ新しい情報は入っていないよ」
エマ「そういえば、ジャブロー以来出て来ないわね」
大作「まったく、どげんなっとるとね」
フォルカ「‥それは、奴らが修羅を集めているからだろうな」
甲児「何だと!! どういう事だ!?」
フォルカ「‥奴らだって、ただ戦っている訳ではない、戦いに勝つ為の手段は考える」
クワトロ「なるほどな、こちらが軍団だから自分達も数を揃えようという訳か」
ファ「なら、こちらも早く戦力を整えないと」
ブライト「そういう事だ、すまないが、もう一度力を貸してくれ」
十三「なんや、そうやったんか」
大作「どげんすっとね?」
豹馬「断る理由は無いだろう。このコン・バトラーVは、南原博士が平和に役立てる為に作ったロボットなんだからな」
ちずる「豹馬‥」
十三「せやな、まだ敵が残っているのに遊んでる訳にもいかんしな」
小介「で、次は何処に向かうんですか?」
ブライト「うむ、次はグレートマジンガーがいる科学要塞研究所に向かおうと思う」
カミーユ「鉄也さんか‥大きく戦力UP出来ますね」
甲児「そういう事なら、さっさと行こうぜ! ブライトさん!」
ブライト「各機、帰艦してくれ。出発するぞ!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

甲児「鉄也さんと会うのも久しぶりな気がするな」
さやか「実際にはあまり時間が経っていないけど、あれだけの戦いをした後だから‥」
ボス「久しぶりに感じても当然だわさ」
豹馬「俺達もようやくキャンベル星人と決着をつける事が出来たし‥」
ちずる「お互い時間が長く感じてしまうだけの戦いをして来た‥という事ね」
〔通信のコール音〕
ノイン「アーガマ隊のブライト艦長ですね。こちら、プリベンター所属のルクレツィア=ノインといいます」
ブライト「プリベンター‥連邦政府の直轄組織が何のようです?」
ノイン「少し気になる事件があったので、お知らせしようと思い‥こうして連絡を入れさせてもらった次第です」
ブライト「気になる事件?」
ノイン「まだ、はっきりとした事は分かっていないのですが‥味方同士で殺しあっている部隊があるそうなんです」
クワトロ「味方同士で‥?」
ノイン「はい」
ファ「なぜ、そんな事を‥」
エマ「原因は何なんですか?」
ノイン「現在、調査中です」
フォルカ「修羅軍じゃないのか?」
クワトロ「または、他の勢力が、新しい兵器を開発しか‥」
ノイン「我々もそう思いましたので確認を急いでいるのですがなにぶん‥現場に近づけないもので」
ブライト「近づけない?」
ノイン「生存者が居ないので、確認が取れていないのですが、集団催眠や、ウイルスなどが考えられるので、立ち入りが禁止されているんです」
ジュドー「ウイルス!? 伝染病って事?」
ノイン「ええ‥集団催眠で操るには人数が多すぎるので、細菌やウイルスが原因になっている可能性がありそうなんです」
エマ「それだけの事件が起きているのに、連邦軍は何もしていないの?」
ノイン「連邦軍としては、原因を究明するために調査専門の会社を設立するそうです」
カミーユ「連邦軍も、一応は動いてるんですね」
ブライト「すまないが、詳しい事が分かり次第また連絡をくれ」
ノイン「了解しました」
十三「怖い病気があったもんやな!」
小介「まだ病気だと、決まった訳ではありませんよ」
大作「ばってん、何が原因ね?」
ちずる「病気以外には、催眠術の事も言っていたわね」
豹馬「おいおい、俺達は大丈夫なんだろうな!」
さやか「何か原因があると思うんだけど‥「
甲児「俺達には、調査の結果を待つ事しか出来ないのか?」
〔通信のコール音〕
ルー「今度は何よ!」
エマ「連邦軍より緊急連絡が入っています!」
ブライト「何と言って来たんだ?」
エマ「東京が、謎の軍団に襲撃されているそうです!」
フォルカ「‥ついに現れたか!」
エマ「見た事のない機体というだけで、修羅軍と決まった訳じゃないわよ」
フォルカ「艦長、どうするんだ?」
ブライト「敵が何処の軍であろうと、東京を見捨てる訳にはいかん」
甲児「そうと決まったら、さっさと行こうぜ!」
さやか「でも、本当に修羅軍なんかしら?」
ちずる「どういう事?」
さやか「だって、聞いてた話だと私達と戦いたがってるんじゃなかったの?」
小介「そうですね。僕達を狙っているなら、直接襲ってくると思うのですが‥」
フォルカ「確かに、直接狙って来る可能性は高いが、戦術的な意図から、他の場所を襲う可能性は否定できない」
小介「なるほど、東京に誘き寄せようとしているんですね」
十三「せやな、修羅軍以外にも新しい敵が現れたらたまらんで」
豹馬「どちらにしても、倒してやるだけさ!」
ブライト「よし、アーガマ隊はこれより東京へ向かう!」
【シナリオエンドデモ終了】


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