TOP PAGEへ

No.12
謎また謎のイノセント

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

ビックマン「もしお前の話が本当だとしたら、それは由々しき問題だな…」
ティンプ「…信じる信じないはあんたの勝手さ」「だがな、現実にアイアン・ギアーの連中は新しいブレーカーを雇い、あんたの縄張りに手を出そうとしている」
ビックマン「ふむ…アイアン・ギアーはキャリングの娘が艦長になったと聞いたがこの世界のしきたりをわかっておらぬようじゃな」
ティンプ「しかも連中の艦はイノセントの新型だ。ちっと手強い相手だぜ」
ビックマン「…ワシの商売の邪魔になるというなら捨ててはおけん」
ティンプ「さすがはビックマン。あんた、やっぱり大物だよ」
ビックマン「…世辞はいい。それよりも連中の航路を教えてもらおう」
ティンプ「ああ。連中の行き先はPポイントだ」
ビックマン「ふむ。ならば、迎撃地点は死の谷の入り口…ドーム付近になってしまうか」
ティンプ「その点は心配いらない。あんたにはイノセントの前で連中を討つ大義名分がある」
ビックマン「ほう…それは?」
ティンプ「あの艦には3日の掟を守らない馬鹿がいるのさ」
ビックマン「何だと…? そんな奴がおるというのか。信じられん」
ティンプ「で、あんたの力でそいつらにお仕置きをしてやって欲しいってワケさ」
ビックマン「掟を守らない者か。確かに誰かが制裁を加える必要がある…」
ティンプ「…くれぐれも気をつけてな。連中の数は多くないが、新型のウォーカーマシンを揃えている」
ビックマン「誰に向かって口を利いている」
ティンプ「こりゃ失礼」
ビックマン「このデラバスギャラン…そして、いざと言う時のための切り札も数枚用意している」
ティンプ「ほう…それは?」
ビックマン「簡単に明かしてしまっては切り札とは言えまい」
ティンプ(………)
ビックマン「それよりもだ。わざわざワシに注進するお前の本心は何じゃ?」
ティンプ「…俺はただの流れ者さ。ただ、連中にはちいとばかり借りがあるんでね」
ビックマン「いいじゃろう…ここはお前の言葉に乗ろう。それと、お前に聞きたいことがある」
ティンプ「何だい?」
ビックマン「この大地に見知らぬマシン…ウォーカーマシンとは別の機械が現れたという話は知っておろう?」
ティンプ(イレギュラーのことか…)
ビックマン「そやつらと有力な運び屋がイノセントの指示の下、次々と別大陸に移動していると聞く…」
ティンプ(………)
ビックマン「何かが起ころうとしている。ワシらの想像もつかぬような何かが…ワシの勘がそう教えているのじゃ…」「いったいイノセントは何を企んでおるのだ?」
ティンプ(この老いぼれ、伊達に歳は食ってねえな。俺がイノセントの仕掛け人だっての、気づいていやがるのか?)「取り越し苦労だろうよ。あんたはまず自分の頭の上のハエを払えばいいのさ」
ビックマン「言われるまでもないわ」
ティンプ「…あんたの男が光って見えるぜ
ビックマン(…この男、信用ならんな。となれば、切り札の一枚は早めに用意をしておくべきか…)「例の5人の様子はどうじゃ?」
ブレーカー「今のところは大人しくしてますぜ。連中のマシンの方の監視もバッチリです」
ビックマン「では、彼らをブリッジへ連れて来るのだ…」

〔素早く動く音〕
めぐみ「お待たせ、健一」
健一「誰にも見つからなかったか?」
めぐみ「当たり前でしょ。甲賀流18代目は伊達じゃないんだから。監視の目をごまかすのなんて簡単よ」
一平「で、どうだったんだ?」
めぐみ「ボルトマシンは格納庫の中で厳重に監視されてたわ」
大次郎「やっぱい、おい達を助けっくれたとはボルテスが目的じゃったか」
健一「ボルテスは俺達以外の人間には使えないから問題はないだろうが…他には?」
めぐみ「この艦の電子機器なんだけど新しい物と古い物が入り交じってるみたいなの」
健一(………)
日吉「地球製のものなの?」
めぐみ「それは間違いないと思うけど、どれも見たことのない型だったわ」「おまけに艦内にはセキュリティ装置とかもないし…」
一平「だったら、いつでも逃げられるってことじゃねえか」
健一(………)
一平「なあ、健一さんよ。これ以上、ここにいる必要はねえぜ」
健一「その話はこの艦に乗る前にしたはずだ。俺達の置かれた状況を調べるためだとな」
一平「それでこんな所に閉じ込められて、ボルトマシンを取り上げられてちゃあ世話ねえよ」
健一「この艦の人間から情報を聞き出すには仕方がないだろう」
一平「よく言うぜ。ボルテスで他の連中を捜してた方がよっぽどマシだったよ」
健一「何!?」
日吉「ケ、ケンカは止めてよ…」
めぐみ「そうよ。言い争いをしてる場合じゃないでしょ」
一平(………)
健一(………)
めぐみ「それに、この艦に乗ったからこそ手に入れられた重要な情報だってあるんだから」
一平「何っ…?」
日吉「重要な情報って?」
めぐみ「見知らぬ人型の機械が現れたって、艦内の人達がしきりに話してたわ」
健一「見知らぬ人型の機械…? もしかして」
めぐみ「プリベンターの機体だっていう可能性が高いわね」
日吉「やっぱり…ここへ来てたのは僕達だけじゃなかったんだ」
一平「それじゃあ、ますますここにいる理由はなくなったな」
〔ドアノブを回す音〕
ブレーカー「お前ら、ビックマン様がお呼びだ。ブリッジに上がれ」
健一(………)

ビックマン「よく来てくれた、客人」
健一「俺達に何の用だ?」
ビックマン「単刀直入に言おう。この艦はもうすぐ戦いに入る。ついては客人の力も借りたいのじゃ」
一平「…あんた達の戦いに加わる義理はねえな」
ビックマン「もっともな話だ。だが、ワシはこの世界の秩序を乱す者達と戦うことになる…」「お主らがどこから来たのかは知らんが、この世界の秩序の崩壊が危険であることぐらいは理解できるはず…」
健一(………)
ビックマン「それに一宿一飯の恩義ぐらいは返してもらいたいものじゃ」
健一「もし、俺達が断ったら…?」
ビックマン「その時は…」
〔銃を構える音〕
めぐみ「!」
ティンプ「おっと…動くなよ、姉ちゃん。あんたは人質だ」
健一「卑怯な真似を…!」
ビックマン「ワシとて好きこのんでこんなことはしておらん。だが、強い者が勝つ…それがこの大地の掟じゃ」
健一(………)
ティンプ(ビックマンめ…とんだタヌキだぜ。まさかイレギュラーの連中を捕まえていやがったとはな…)

現在位置 移動中

≪No11で「ジロンを止める」を選択した≫
ジロン「待てよ、あんた! 本当に艦を降りるつもりかよ!?」
鉄也「ああ。エルチにも話は済ませた」
ジロン「…俺のせいか?」
鉄也「…お前と一緒にいれば、余計な戦いに巻き込まれそうだからな」
ジロン「だけど、ティンプは!」
鉄也「いつまでも親の仇にこだわっていると、そのうちお前も死ぬぞ」
ジロン「お前にだって親父とお袋がいるだろ!? 親を殺されて黙っていられるのかよ!?」
鉄也(………)「悪いな。両親の顔も知らない俺にお前の気持ちはわからんよ」
ジロン「!」
ジュン(鉄也……)
ジロン「ご、ごめんよ…俺…」
鉄也「すまん、こっちも余計なことを言っちまったぜ」
ジュン「鉄也、本当にこの艦を出て行っていいの?」
鉄也「ああ。詳しい情報を手に入れるのなら、俺達だけでイノセントと接触した方がよさそうだからな」
ジロン(………)
ボス「だ、だけどよ…」
鉄也「ボス、嫌ならお前は残ってもいいんだぜ」
ボス「じょ、冗談は止せよ、鉄也! 俺1人置いていくなよな!」
ジロン(………)「…わかったよ。そっちもいろいろとあるみたいだし…でも、また会えるよな?」
鉄也「さあな。だが、つまらん死に方だけはするなよ」
〔機体の発進音〕

≪No11で「ジロンを止める」を選択した≫
ラグ「行っちまったね、あの3人」
ダイク「惜しいな。いい腕といいマシンだったのによ」
ブルメ「今度、敵が来たら俺達だけで戦うのか…ちょっと不安だな」
エルチ「大丈夫よ。もうすぐPポイントの近くだし、イノセントのドームの傍じゃ戦闘行為は禁止されてるもの」
ラグ「だったらいいんだけどね…」
エルチ「何いってんの。イノセントは文化的な人達なんだから。野蛮な争いが嫌いなのよ」
ラグ(………)

≪No11で「ジロンを止めない」を選択した≫
コトセット「お嬢さん、この死の谷を抜ければPポイントが見えてきますよ」
エルチ「ここまで来れば一安心ね」
ジュン「どうしてそんなことが言えるの?」
エルチ「イノセントのドーム近くではね、一切の戦闘行為が禁止されているの」
ボス「へえ…何で?」
エルチ「文化的だからに決まってるわよ。イノセントはね、野蛮な争いが嫌いなの」
ジュン(………)
エルチ「ジロン、いいわね? この前みたいな勝手な行動は許さないわよ」
ジロン「…わかってるよ」
コトセット「お嬢さん!!」
エルチ「何よ、大声出して。だから野蛮だって………」
コトセット「そんなこと言ってる場合じゃありません! 前方に大型のランドシップがいます!!」「しかも連中、戦闘態勢で待ち構えてるんです!!」
エルチ「な、何ですって!? ここはイノセントのドームの近くなのよ!?」
ラグ「話が違うんじゃないかい、エルチ艦長?」
エルチ「うるさいわね! それより、ドーム近くで戦おうなんていったいどこの馬鹿よ!?」
コトセット「そりゃ、こっちが聞きたいですよ!」
エルチ「とにかくウォーカーマシン発信準備! 手の空いてる者は砲座へ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「謎また謎のイノセント」


【戦闘マップ開始】
≪No11で「ジロンを止める」を選択≫
〔味方ユニット出現〕
鉄也「ここがPポイント…イノセントのドームか」
〔カーソル、ドームを指定〕
ジュン「ドームの中にあるのは小さな街かしら?」
鉄也「そうみたいだな」
ボス「普通、街ってのは外か地面の下にあるんじゃねえのかよ? 何だってあんなガラスの中に…」
ジュン「そうね…防衛が目的なのかしら」
鉄也「………」
〔敵ユニット出現〕
ボス「で、ででで、出たぁっ!!」
鉄也「やっぱり待ち受けていやがったか。思ったとおりだぜ」
ジュン「鉄也…もしかして、ジロン達を助けるために…?」
鉄也「イノセントが俺やあいつらに目をつけているのが本当かどうか確かめただけだ」
ジュン「フフ…そんな嘘を言ってもあたしにはわかるわよ」
ボス「そ、そんなことを言ってる場合じゃないだわさ!!」
ビックマン「掟破りの連中ではない…? 奴らはもしや…」
ティンプ(まさかイレギュラーの連中が先に来るとはな。さて、どうするか…)(俺としちゃ騒ぎがデカくなった方がありがてえからな…)
ビックマン「………」
ティンプ「ビックマンよ、あいつらをドームに近づけるのはイノセントだって嫌がるだろうぜ」
ビックマン「……わかった。あの連中が相手なら、切り札を一枚使うとしよう」
〔敵ユニット出現〕
ジュン「! 鉄也、あれは…!!」
鉄也「ああ、ボルトマシンだ。しかし、どうして奴らの下に…!?」
一平「健一! 間違いないぜ、あれはグレートマジンガー…鉄也達だ!」
健一「ああ、わかってる!」
大次郎「兄さん、どげんすっとね!?」
健一「………」
一平「何とかめぐみを助け出せれば、あいつらの言いなりになる必要はねえ!」
日吉「で、でも、どうやって助けるの!?」
健一「何とか時間を稼ぎ、隙をつくるんだ。そうすれば、めぐみなら自力で脱出できるはずだ!」
めぐみ(…そうよ。隙さえできれば…)
ティンプ「おっと、動くんじゃねえぜ。姉ちゃんの動きがいくら速くても俺の早撃ちにはかなわねえよ」
めぐみ「くっ…!」
鉄也「いったい連中に何があったんだ!?」
ジュン「鉄也、プリベンターの専用回線でボルテスチームに連絡を取ってみたら?」
鉄也「わかった。応答しろ、ボルテスチーム! こちらは剣鉄也だ!」
一平「鉄也か! こっちはめぐみを人質に取られちまってる!」
鉄也「何だと…!?」
健一「すまない、何とか隙をつくってくれ! 俺達が下手な真似をしたら、めぐみが殺されてしまう!」
鉄也「了解だ! ボス、ジュン! あのランドシップに取り付くぞ!」「だが、間違ってもボルトマシンやランドシップを撃墜するなよ!!」
ボス「わ、わかったわさ! あの艦の隣に行きゃあいいんだな!」
<戦闘開始>

≪No11で「ジロンを止めない」を選択≫

〔敵ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕

ビックマン「来おったか…」
コトセット「お嬢さん、あのX型の船体! あれはデラバスギャランです!」
エルチ「ってことは…あれ、ビックマンなの!?」
ジロン「ビックマンって誰だ?」
エルリ「あんた、そんなことも知らないの!? 超大物の運び屋よ!」
鉄也「そんな奴がどうして俺達に攻撃を仕掛けて来るんだ?」
エルチ「そ、そうね……しかもイノセントのドーム近くで、あのビックマンが……」
コトセット「それよりも問題は連中がドームを背にしてるってことです! こっちからは攻撃することは出来ませんよ!!」
ビックマン「よし、ウォーカーマシンを出すのじゃ!」
〔敵ユニット出現〕
ビックマン「イノセントのドーム近く故に大戦力を用意することは出来なんだが…奴らはこちらを攻撃できまい」「しかし…イノセントがドーム近辺での戦闘を許可するとはな」
ティンプ「言ったろう? アイアン・ギアーには3日の掟を守らん馬鹿がいると。あいつらはイノセントにとっても厄介ものなのさ」
ビックマン「なるほど、ワシの申し出は好都合だったということじゃな」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
エルチ「ちょっと、あんた達! 一体、何やってるのよ!?」
ジロン「相手がビックマンだろうが、イノセントだろうが、一方的にやられるなんて俺はごめんだ!」
ラグ「あたしもこんな所で死ぬ気はないよ」
エルチ「冗談言わないで! イノセントはビックマンでも逃げ出すぐらいなのよ。お仕置きあっても知らないから!」
鉄也「悪いが、俺には関係のない話だな」
エルチ「な、何ですって!?」
コトセット「お嬢さん、あいつらの言うとおりですよ。このままじゃこっちがやられちまいます!」
ボス「そうそう。後で理由を説明すりゃあいいんだわさ。連中は文化的なんだろ?」
エルチ「………!」「…わ、わかったよ。その代わり、ドームには絶対に近づいたり手出ししたりしないこと!」「いいわね、これは艦長命令よ!!」
ラグ「できるだけやってみるよ、エルチ艦長!」
ジロン(ティンプを見つけ出して親父やお袋の仇を討つまで…絶対に死んでたまるか!!)
<戦闘開始>

<鉄也vsビックマン>

ビックマン「こやつも、この地に現れた謎の機体か!」
鉄也「俺達の仲間のことを知っているのか!?」

≪No11で「ジロンを止めない」を選択≫
<敵5機撃破orビックマンと戦闘or3EP・敵増援1出現>

ビックマン「…そろそろ切り札を一枚使う頃合いじゃな」
〔敵ユニット出現〕
一平「健一! 間違いないぜ、あれはグレートマジンガー…鉄也達だ!」「これはこの艦を脱出するチャンスだぜ! 何とかめぐみを助け出して…」
日吉「健一兄ちゃんは出撃してないよ! めぐみ姉ちゃんを一人で助けに行ったんだ!」
一平「な、何だと!?」
大次郎「兄さんは時間を稼いでくれっち言い残して……」
一平「チッ、あの野郎…一人で格好つけやがって。しょうがねえ、ここは奴に任せるしかないか!」
エルチ「空飛ぶ機械まで出て来たわ! やっぱり、イノセントは怒ってるのよ!!」
ジロン「今さらもう遅いよ!」
ジュン「鉄也、あれは…!!」
鉄也「ああ、ボルトマシンだ。しかし、どうして3機しかいないんだ?」
ジロン「あんたら、あの空飛ぶ機械を知ってるのかよ!?」
鉄也「あれは俺達の仲間だ。連中には俺が事情を聞いてみる。だから、手を出すなよ」
ビックマン「これで掟破りの連中も終わりじゃ」
ティンプ(だがよ…イレギュラーの連中まで使うようなあんたは下手すりゃイノセントにトコトンまで利用されちまうことになるぜ)
めぐみ(…このままでは…)
ティンプ「おっと、動くんじゃねえぜ。姉ちゃんの動きがいくら速くても俺の早撃ちにはかなわねえよ」
めぐみ「くっ…!」
ティンプ「それに、あの威勢のいい兄ちゃんがいねえようだが…下手な真似をしたら遠慮なく撃つからよ、気をつけなよ」
めぐみ(健一…!)
鉄也「応答しろ、ボルテスチーム!」
一平「鉄也か! こっちはめぐみを人質に取られちまってる」「今、健一が助けに行ったが…その時間を稼がなきゃならないんだ」
鉄也「わかった。みんな、ボルトマシンは敵じゃない。こちらから攻撃を仕掛けるなよ」
ラグ「でも、向こうから撃って来ないって保証はないんだろ!?」
チル「そういう時は逃げるか、戦うフリをすればいいんだよね」
鉄也「そうだ、チル。間違ってもボルトマシンを撃墜したり、敵の母艦を攻撃したりするんじゃないぞ!」

≪No11で「ジロンを止めないを選択≫
<敵増援1出現の2ターン後PP・味方援軍1出現>

エルチ「鉄也! まだ時間を稼がなくちゃダメなの!?」
鉄也(どうした、健一…!?)
ビックマン「フフフ…どうやらこっちには手を出せないようだな」
めぐみ(何とかここを脱出できれば…!)
ティンプ「……!」「どうした、兄ちゃん。遠慮せずに出て来いよ」
健一「俺に気づいていたのか…!」
めぐみ「健一!」
ティンプ「そんなの、兄ちゃんが出ていない時点でバレてるよ。それよりも銃で俺と勝負しようってのかい?」
健一「かかって来い!」
ティンプ「フフフ…いいんだぜ兄ちゃん、先に抜いてよ」「俺は早撃ちにしてもちったあ自信があるっての知らなかったってな可哀想だなぁ、兄ちゃん」
健一「………」
ティンプ「でもよ、こうなっちまったら兄ちゃんがやめたいったって無理だな」「兄ちゃんだって男なんだ。大人ぁ本気にさせちまったら、もうダメだ」「兄ちゃんが背中見せたら撃つからよ…抜きなよ!
健一「勝負だっ!!
〔乾いた銃声〕
健一「うっ…!」
めぐみ「健一っ!!」
ティンプ「…やるじゃねえか、兄ちゃん。俺にかすり傷を負わせるなんてよ。だが、ここまでだな」
ジロン「! あ、あれは…ティンプ!!」
〔ジロン、ビックマンへ隣接〕
ジロン「うおおおーっ! ティンプ、覚悟ぉーっ!!」
〔ビックマンに爆発〕
ビックマン「!?」
ティンプ「ドマンジュウの兄ちゃんか!? いい加減しつけえぞ!!」
めぐに「健一、今よ!!」
健一「おう!」
〔味方ユニット出現〕
鉄也「あれはボルト・クルーザーとボルト・ランダー!」
ジュン「上手くめぐみを助け出せたのね!」
一平「大丈夫か、健一!?」
健一「ああ…何とかな」
〔敵ユニット出現〕
ティンプ「ちっ…あのドマンジュウに絡むとどうも運がねえようだな」
ビックマン「あれがティンプのいう掟破りの小僧か…」「しかもイレギュラーの子供達まで向こう側につくとは…この戦いの大義はワシにあるということがわからんのか」
健一「お前のいうことが正しいかどうかはわからないが…」「少なくとも人質を取るような真似をする者に大義はあっても正義はない!」
ビックマン「何じゃと…!?」
健一「行くぞ、みんな!」
一平「おう!」
健一「ブイ・トゥギャザー!!
〔ボルテスチーム、フォーメーション〕
ティンプ「何だ? 何をしようってんだ、あの連中!?」
健一「レェェェェッツ! ボルト! イィィィィィィン!!
〔健一、合体〕
健一「ボォォルテェェェェス ファァァァァァイブッ!!
チル「す、すごーい! ウォーカーマシンになっちゃっただわさ!」
ティンプ(あのイレギュラーにあんな仕掛けがあったとはな。ここはいったん退いた方がよさそうだぜ)
〔ティンプ、後退〕
ビックマン「ティンプ、どこへ行く!?」
ティンプ「悪いが、俺の出番はもう終わりだぜ。後はあんたが頑張るんだな」
ビックマン「な、何じゃと…!」
ティンプ「イノセントがあんたの働きを見てるぜ。じゃ、あばよ」
ジロン「ティンプめ、逃げる気か!!」
エルチ「!? あの男、何でドームの方へ逃げるの!?」
ラグ「ジロン、ティンプを追ってる場合じゃないよ! ビックマンを何とかするんだよ!!」
ビックマン「攻撃を再開しろ! ビックマンの名において掟を破る者へ制裁を与えるのじゃ!」
エルチ「こうなりゃヤケよ! みんな、徹底的にやりなさい!」

≪No11で「ジロンを止める」を選択≫
<ビックマン撃破or味方がビックマンへ隣接or4PP・味方援軍1&敵増援1出現>

※※ビックマン撃破or4PPの場合のセリフ※※
健一「くっ…まずいぞ、このままでは!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
ティンプ「ようやく現れやがったな」
ビックマン「あれが掟破りの連中か…」
エルチ「あ、あああ…」
コトセット「お嬢さん、どうしたんです!?」
エルチ「も、もう終わりよ…鉄也達がイノセントのドーム付近で戦っちゃったなんて…もう終わりだわ」
コトセット「けど、お嬢さん…あのデラバスギャラン、ビックマンの艦ですよ」
エルチ「しかも、あの超大物のビックマンが敵だなんて……」「ん?」「どうしてビックマンがこんな所で戦ってるのよ!?」
コトセット「さ、さあ…イノセントの掟を破れば、ビックマンと言えどもタダじゃ済まないはずですがね」
ボス「言っとくけど、攻撃を仕掛けて来たのは向こうの方だわさ!」
コトセット「ほ、本当か!?」
エルチ「そ、そんな…あのビックマンが掟を破るなんていったいどういうことなの!?」
ラグ「そんなことよりどうすんのさ、エルチ!?」「向こうはあたし達にも攻撃を仕掛けて来るつもりだよ!!」
エルチ「ど、どうしてそんな…」
コトセット「お嬢さん、あいつらの言うとおりですよ。このままじゃこっちがやられちまいます!」
エルチ「で、でも…イノセントの掟が…このままじゃ、運び屋の手形を取り上げられるじゃすまないわよ」
ジロン「俺は親の仇も討てずに、こんな所で一方的にやられて死ぬのはごめんだ!!」
エルチ「………!」「…わ、わかったわよ。その代わり、ドームには絶対に近づいたり手出ししたりしないこと!」「いいわね、これは艦長命令よ!!」
ラグ「できるだけやってみるよ、エルチ艦長!」
ビックマン「あれが掟破りの子供達か…! 攻撃を再開しろ! ビックマンの名において制裁を与えるのじゃ!」
ティンプ「そうそう。あんたの頑張りをイノセントが見てるぜ」
ジロン「! あ、あれは…ティンプ!!」
〔ジロン、ビックマンに隣接〕
ジロン「うおおおーっ! ティンプ、覚悟ぉーっ!!」
〔ビックマンに爆発〕
ビックマン「!?」
ティンプ「ドマンジュウの兄ちゃんか!? いい加減しつけえぞ!!」
※※味方ユニットがビックマンに隣接した場合のセリフ※※
〔ビックマンに爆発〕
ビックマン「!?」
ティンプ「や、やりやがったな!」

健一「めぐみ、今だ!!」
〔味方ユニット出現〕
鉄也「よし、上手くいったか!」
一平「大丈夫か、めぐみ!?」
めぐみ「ええ…何とかね」
〔敵ユニット出現〕
ティンプ「ちっ…あのドマンジュウに絡まれてからどうも運がねえようだぜ」(このドサクサのうちに逃げちまった方がいいかも知れんな…)
健一「これでお前のいうことを聞く必要はなくなったな、ビックマン!」
ビックマン「お前達…この戦いはワシに大義があることがわからんのか?」
健一「少なくとも人質を取るような真似をする者に大義はあっても正義はない!」
ビックマン「何じゃと…!?」
健一「行くぞ、みんな!」
一平「おう!」
健一「ブイ・トゥギャザー!!
〔ボルテスチーム、V字編隊を構成〕
ティンプ「何だ? 何をしようってんだ、あの連中!?」
健一「レェェェェッツ! ボルト! イィィィィィィン!!
〔味方ユニット合体〕
健一「ボォォルテェェェェス! ファァァァァァイブッ!!
※※ビックマン撃破or4PPの場合、セリフ追加※※
チル「すっごーい! ウォーカーマシンになっちゃったわさ!」

ティンプ(あのイレギュラーにあんな仕掛けがあったとはな。こりゃマジで退いた方がよさそうだぜ)
※※ビックマン撃破or4PPの場合、セリフ追加※※
〔ティンプ、後退〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ビックマン「ティンプ、どこへ行く!?」
ティンプ「悪いが、俺の出番はもう終わりだぜ。後はあんたが頑張るんだな」
※※ビックマン撃破or4PPの場合のセリフ※※
ビックマン「な、何じゃと…!」
ティンプ「イノセントがあんたの働きを見てるぜ。じゃ、あばよ」
ジロン「ティンプめ、逃げる気か!!」
エルチ「!? あの男、何でドームの方へ逃げるの!?」
ラグ「ジロン、ティンプを追ってる場合じゃないよ! ビックマンを何とかするんだよ!!」
ビックマン「攻撃を再開しろ! ビックマンの名において掟を破る者へ制裁を与えるのじゃ!」
※※味方ユニットがビックマンに隣接した場合のセリフ※※
???「そうは行くか!!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
ジロン「ティンプ! 逃がしやしないぞ!!」
ティンプ「何!? ドマンジュウか!? いい加減しつけえんだよ、てめえは!!」
健一「あれは…!?」
鉄也「心配はいらん。あいつらは味方だ」
エルチ「あ、あああ…」
コトセット「お嬢さん、どうしたんです!?」
エルチ「も、もう終わりよ…鉄也達がイノセントのドーム付近で戦っちゃったなんて…もう終わりだわ」
コトセット「けど、お嬢さん…あのデラバスギャラン、ビックマンの艦ですよ」
エルチ「しかも、あの超大物のビックマンが敵だなんて……」「ん?」「どうしてビックマンがこんな所で戦ってるのよ!?」
コトセット「さ、さあ…イノセントの掟を破れば、ビックマンと言えどもタダじゃ済まないはずですがね」
ボス「言っとくけど、攻撃を仕掛けて来たのは向こうの方だわさ!」
コトセット「ほ、本当か!?」
エルチ「そ、そんな…あのビックマンが掟を破るなんていったいどういうことなの!?」
ラグ「そんなことよりどうすんのさ、エルチ!?」「向こうはあたし達にも攻撃を仕掛けて来るつもりだよ!!」
エルチ「ど、どうしてそんな…」
コトセット「お嬢さん、あいつらの言うとおりですよ。このままじゃこっちがやられちまいます!」
エルチ「で、でも…イノセントの掟が…このままじゃ、運び屋の手形を取り上げられるだけじゃすまないわよ」
ジロン「俺は親の仇も討てずに、こんな所で一方的にやられて死ぬのはごめんだ!!」
エルチ「………!」「…わ、わかったわよ。その代わり、ドームには絶対にちかづいたり手出ししたりしないこと!」「いいわね、これは艦長命令よ!!」
ラグ「できるだけやってみるよ、エルチ艦長!」
ビックマン「あれが掟破りの子供達か…! 攻撃を再開しろ! ビックマンの名において制裁を与えるのじゃ!」


≪No11で「ジロンを止める」を選択≫
<敵増援1出現の次EP>

ジロン「ティンプ! 逃げる気か!?」
ティンプ「おめえにゃ付き合ってられねえんだよ!!」
エルチ「あの男…どうしてドームの方へ逃げるの!?」

<鉄也vsティンプ>
鉄也「こそこそ裏から手を回して、自分は高見の見物という訳にはいかないぜ!」
ティンプ「兄ちゃんよ…俺の本業は一匹狼のブレーカーだぜ。舐めた口は身のためにならねえぜ」

<健一vsティンプ>
健一「ビックマンをそそのかして戦いを引き起こすお前の目的は何だ!?」
ティンプ「…答える義理はねえな。けどよ、その答えはどうやら兄ちゃんたちにも無関係じゃねえようだがな」

<健一vsビックマン>
ビックマン「おのれ…一宿一飯の恩義を仇で返すとは!」
健一「そっちこそ! よくもめぐみを人質にしてくれたな!」

<ジロンvsビックマン>
ビックマン「貴様が掟破りの小僧か!」
ジロン「掟を破って何が悪い!」
ビックマン「そのような者には罰を与えねばならんのじゃ!」
ジロン「俺はただ、親父をお袋の仇を討ちたいだけなんだよ!」

<コトセットvsビックマン>
エルチ「コトセット! 相手がビックマンだからって構うことないわよ!」
コトセット「了解! あんな大きいだけのランドシップに負けるわけにはいきませんからね!」

<ティンプ撃破orHP70%以下>
ティンプ「チッ…本当にしつこい連中だぜ」「だが、これくらいやっておけばビエルやドワスへの言い訳はできるな」

<ビックマン撃破orHP規定値以下>
※※撃破の場合、セリフ追加※※
ビックマン「こ、このビックマンが敗れるのか…!?」
〔敵ユニット撃破〕
ビックマン「デ、デラバスギャランはま、まだ動くのじゃ!!」
〔敵ユニット出現〕
※※※※※※※※※※※※※※※※

ビックマン「だが、ここはいったん退いて戦力を立て直した方が良さそうじゃな」
コトセット「お嬢さん、デラバスギャランが逃げるみたいですぜ!」
エルチ「アイアン・ギアー、全速前進! こうなったらトコトンまで追いつめるわよ!」
コトセット「了解っ! 毒を食らわば皿までってね!!」
〔轟音〕
ボス「な、何だ!?」
ジュン「見て! ドームから!」
〔ドームから光の昇天〕
ジロン「光が昇っていく…」
ラグ「あれは…」
エルチ「光の昇天…」
ビックマン(イノセントがワシを助けてくれた…?)
〔ビックマン、マップ端へ移動〕
コトセット「あっ、デラバスギャランが!」
ビックマン「ふっふっふ…甘いぞ。次のシナリオでいただきじゃ!
〔敵ユニット離脱〕
コトセット「お嬢さん、どうします!? ビックマンを追うんですか!?」
エルチ「………」
コトセット「エルチお嬢さん!」
エルチ「あれが光の昇天…初めてみたけど…なんて神々しいんでしょう…」
コトセット「駄目だ、こりゃ…」
鉄也「一体、あれは何なんだ?」
コトセット「光の昇天だよ。詳しくは知らないが、イノセントのドームで半年に一度見られるんだ」
鉄也「光の昇天……」(ロケットかシャトルの打ち上げのように見えたが……)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 Pポイント

ドワス「ビックマンめ…口ほどにもない。光の昇天を行わなければ倒されていたぞ」「だが、イレギュラー相手ではやむなしか…」
〔扉の開閉音〕
ドワス「! ビ、ビエル司政官…」
ビエル「戦闘は終了したのか?」
ドワス「は、はい…エルチ=カーゴのアイアン・ギアーがドーム外におります」
ビエル「では、ジロン=アモスとサンドラットも一緒だな?」
ドワス「は、はい…さらにイレギュラーまで……」
ビエル(………)「…ジロン=アモス…」「すでに完成されたシビリアンだ…アーサー=ランク様が久しく待ち望んでおられた」「さて…彼にこのドームに入り込むだけの勇気があるかな?
ドワス「彼らはティンプがここにいることを…」
ビエル「君とティンプのうかつさだ。我々のドームの近くで戦ったりすれば、シビリアンとてお前達の関係に気がつくさ」
ドワス「も、申し訳ありません…ティンプとビックマンがあれほどにもろいとは…」
ビエル「アイアン・ギアーの行動に邪魔立てするな。好きなように行動させて監視を続けるのだ
ドワス「そ、そんなことをすれば連中はこのドーム内に入って来ます!」
ビエル「構わんさ。彼らはブルーストーンを持って来ているのだろう?」
ドワス「は、はあ…」
ビエル「それに…ムーンレィスの降下も近い。できればイレギュラーを上手く我々の戦力に取り込みたいのだ」
ドワス「わ、わかりました」
〔扉の開閉音〕
ビエル「ジロン=アモスにサンドラットか…人類再生計画も最終段階を迎えたというわけだ。これで地球も復活する
【シナリオエンドデモ終了】


● No11「なんで掟を破るのさ」 へ戻る

● No13「罪なき者の聖域」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦α外伝」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。