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No.16A
ガンダム、売るよ

【シナリオデモ1開始】
現在位置 北アメリア大陸・北西部

ジャミル「ティファの容態は…?」
テクス「問題はないが、安静が必要だ。しばらくはこの場にとどまった方がいい」
ジャミル「そうか…」
テクス「フロスト兄弟に再度襲撃される危険性は否めないが、ここで無理をするのは危険だ」
ジャミル「わかった。フリーデンはこの場で固定する。GXの調整もせねばならんしな」
テクス「…出来れば、あの少年達に協力してもらった方が良かろう」
ジャミル「ああ…」
テクス「それから、ガロードのことだが…彼の気持ちも少しはわかってやった方がいいかも知れんな」
ジャミル「…何故、そんなことを?」
テクス「彼は初めて会った頃のお前にそっくりでな。何だか他人のような気がせんのだ」
ジャミル(………)
テクス「それに、荒削りだが素質もありそうだ」
ジャミル(………)
テクス「…とは言っても、15歳は半分子供だがな…」
ジャミル「…ブリッジに戻る。ティファの容態に変化があったら知らせてくれ」

ジャミル「フリーデンはしばらくこの場に固定する。ウィッツとロアビィは引き続き本艦の護衛を頼む」
ロアビィ(………)
ジャミル「出来れば、カミーユ君達も我々に協力してもらいたい」
カミーユ(………)
フォウ(………)
ロアビィ「ちょっとタンマだよ、ジャミルさん…」「あのフロスト兄弟とかいう奴らには二度も襲撃されてるんだ。もちろん、この後も攻撃を仕掛けて来るだろう」「なのに、どうしてこの場から移動しないんだい? ちょっとお人好し過ぎるんじゃないの?」
ジャミル(………)
ロアビィ「ここを動かない理由…そいつはあのティファに関係あるんだろ? けど、それがわからないんだよね」
カトル「その疑問は僕達も持っています。GXと呼ばれるガンダムに関することも含めて…」
豹馬「そうそう。あの大砲、ありゃいったい何なんだ? 納得のいく説明をしてもらいてえな」
サラ「私達も同感です」
ジャミル(………)
サラ「私達は常にキャプテンを信じて行動しています。ですが、今回はフに落ちない点が多過ぎます」「どうしてキャプテンはあのティファ=アディールという少女に固執するのですか?」「私達が命を張るだけの価値があの少女にあるのですか?」
ロアビィ「愛だ…なんて言わないでよ」
サラ「余計な口を挟まないで下さい」
ロアビィ「おっと…」
ウィッツ「ま、あんたの答えによっちゃこの仕事はキャンセルさせてもらうぜ」
カミーユ(………)
ジャミル(………)「かつて…戦争があった。そして、俺はガンダムのパイロットとしてそれに参加した…」
トニヤ「!」
ウィッツ「ガンダムの…?」
ジャミル「そう…決戦兵器として造られたGX-9900のな…」
サラ「キャプテンが…」
トニヤ「あのガンダムのパイロットだった…!?」
カミーユ(…GX-9900は過去の機体としてあのプラント跡から発掘された…)
カトル(それに乗っていたなんて…いったいどういうことなんだ?)
豹馬(まさか、こいつも…?)
ジャミル(………)「GX-9900が投入されたのは月と地球の間で起きた最後の戦争だった…」「月の人間は地球へ帰還するために…地球の人間はそれを阻止するために戦っていた」
カミーユ(月と地球の最後の戦争…さらに月の人間の帰還だって?)
カトル(やっぱり、過去に大規模な戦争があったんだ…)
ロアビィ「それってイノセントと…あんたが言ってるムーンレィスの間で起きた戦争ってことかい?」
ジャミル「そうだ。その戦争はこう着状態に陥り、決着をつけるためにGX-9900が投入された」
サラ(………)
ジャミル「そして、GXと無人のビットモビルスーツをコントロールするには…」「私のようなニュータイプが必要だったのだ」
カミーユ(ニュータイプ…!)
ジャミル「だが、私がビットモビルスーツと共に放ったGXのサテライトキャノンの一撃は…」「人類史上最大の悲劇を招く引き金となってしまった
ロアビィ(………)
ジャミル「月と地球の戦争は泥沼と化し…その結果、全ては滅んだ……」「俺達ニュータイプは戦争の道具として駆り出され、その多くは死んでいった…」
フォウ(………)(こんな未来の世界でも同じことが繰り返されている…)
トニヤ「超能力に似た…特別な力を持ったニュータイプの存在は本当の話だったのね」
カミーユ(………)
サラ「キャプテンは今もその力を…?」
ジャミル「いや…無理に使おうとすればひどい苦痛を味わうだけだ」
フォウ(………)
トニヤ「そっか…ティファはそのニュータイプなのね…?」
ジャミル「その可能性は十分にある。だからこの手で守ってやりたい」「ティファだけではない。もしも他に同じ力を持つ者がいたらどんな犠牲を払ってでも守り抜く…」「…これが私がティファ=アディールにこだわり続ける理由だ。これで満足か?」
サラ「…はい」
トニヤ「難しい話はよくわかんないけど…私もオッケーだな」
ジャミル「感謝する」
ロアビィ「ちょっと待った。わからないことが二つある」
ジャミル(………)
ロアビィ「そんなに大きな戦争が最近あったって話、聞いたことがないぜ? 少なくともここ15、6年ぐらいはな」
ジャミル(………)
ロアビィ「その最後の戦争っていったい何年前の話なんだ?」
ジャミル(………)「…お前達が生まれる前の話だ」
ロアビィ「ふ~ん。じゃ、あんたはその戦争で月と地球、どっちについて戦ってたんだい?」
ジャミル(………)「私は月と地球の間での戦争を二度と引き起こしたくはない。この答えでは不服か?」
ロアビィ「大いに不服だね。だから、俺は抜けさせてもらうよ」
ウィッツ「俺もやめさせてもらう」
サラ「えっ…」
ロアビィ「ヤなんだよね…そういう思想がかったの」
ウィッツ「俺も気に入らねえ。話が重たすぎらあ」
ジャミル「そういうだろうと思っていた。無理には引き止めん。今日までの報酬は契約どおり支払う」
ロアビィ「じゃ、これにておさらばだな」
ウィッツ「ああ、世話になったな」
〔自動扉の開閉音〕
トニヤ「これだからフリーの人間はねえ…」
サラ(………)
ジャミル「君達はどうする? 出来れば協力してもらいたいのだが…」
豹馬(………)
カミーユ(………)
カトル(………)
カミーユ「俺もあなたに対しては疑問が残りますが…」「戦争の道具として扱われるニュータイプを助けたいという考えには共感できます」
フォウ(カミーユ…)
豹馬「それに、仲間を捜さなきゃならねえし…補給とか整備と貸してくれるんなら協力してもいいぜ」「あ、ついでにメシとかも用意してくれたら報酬はいらねえ。俺達はバルチャーじゃないし」
ジャミル「…わかった。では、よろしく頼む」

テクス(………)「読書の邪魔をせんでもらいたいな」
ガロード「!」
テクス「こう簡単に抜け出されるとは…この艦の監視態勢に問題があるようだな」
ガロード(………)
テクス「外にいる。用がすんだら呼べ」
ガロード(………)
ティファ(………)
ガロード「ティファ…」「ティファ、ごめんな。俺がバカだったからこんなことになっちまって…」「俺、誤解してたんだ。ジャミルって、てっきり悪い奴だとばっかり思ってた…」「でも、本当は全然違ってた。俺なんかよりずっとティファのことを大切に思ってた」「…何だか俺、自分が情けなくなっちまって…」
ティファ(………)
ガロード「俺、ティファと一緒にいる資格なんてないのかな…」(………)「俺、やっぱり…」
テクス「そろそろ時間だ」
ガロード(………)
テクス「ここを出て行くつもりか?」
ガロード「あんた…」
テクス「若い頃というのは何かと自分の考えに突っ走りがちだが…」「たまには立ち止まってゆっくり考えてみることも必要だぞ」
ガロード(………)「くっ…!」
〔走る足音〕
テクス「フッ…やはり出会った頃のジャミルにそっくりだな」

シンゴ「行ってしまいましたね、ウィッツとロアビィ…」
ジャミル(………)
トニヤ「ま、しょうがないわ。経済的な問題もあるんでしょ?」
サラ「そうね…モビルスーツ乗りを2人も雇うのは正直いって厳しかったわ」
トニヤ「でも、いいじゃない。カミーユ君達はタダ働きしてくれるんでしょ?」
サラ「…そうでもないわ」
トニヤ「何か問題があんの?」
サラ「食費がかかるのよ。あの子達、人一倍食べるから」
トニヤ(………)
〔警報(戦艦パターン)〕
トニヤ「!! 後部ハッチが開いた? 誰なの!?」
キッド「ガロードが出撃命令だって言ってたけど…違うのか?」
トニヤ「違うわよ! ガロード、応答して! どういうつもり!?」
サラ「GXが発進します!」
〔機体が飛び立つ音〕
ジャミル「ガロード…!!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「ガンダム、売るよ」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕

ガロード「………」「なあ、ガンダム…これからどうする? …なあんてね、答えてくれるわきゃないか」「俺は……俺もどうすっかな。ま、いいか。ちょっと楽しかった気もしたけど…」「また一人になるだけだもんな。昔に戻るだけだもんな…」「ん? あれは…」
〔カーソル、ZZガンダムを指定〕
ガロード「あれは…ガンダム? けど、見たことがないタイプだ。フリーデンにあったZガンダムって奴に何となく似てるけど」「しかも、あれ…もしかして売りに出されてんのか?」「………」「ようし、決めた!」
〔敵ユニット出現〕
エニル「………」
〔カーソル、Vダッシュガンダムを指定〕
エニル「見つけたよ…ガンダム!」「本当に売りに出されてるいるようね、しかも2機も…」「そして…」
〔カーソル、ガロードを指定〕
エニル「フロスト兄弟からの情報どおり、GXもフリーデンから離れたようね。あたしに相応しい獲物だわ」「それにしても、海の向こうのガリア大陸から来たブレーカーっていう連中…この大陸でもかなりの幅を利かせてきているようね」
ゲラバ「兄貴、いいんですかい? こんな所で道草食ってて…」
ホーラ「兄貴じゃない、艦長と呼べ! 俺はもう今までのブレーカーじゃない、イノセントに選ばれた戦士なんだぞ」
ゲラバ「けど、兄貴…フォートセバーンって街へ向かう約束でイノセントからこの艦を譲り受けたってのに…」
ホーラ「俺は何から何までイノセントのいうとおりにするつもりはない」「それに、ここはガリア大陸じゃなく北アメリア大陸…もうすぐムーンレィスとかいう連中も空からやって来る」「ここにいるイノセントも俺達の動きをいちいち追っている暇はないだろうさ」
ゲラバ「そんなこと言って…後でイノセントにお仕置きされても知りませんぜ」
ホーラ「グダグダ言ってる暇があったら、売りに出されてるあの見慣れねえウォーカーマシンを奪ってこい!」
ゲラバ「ヘ? 買うんじゃないんですか? イノセントの話によれば、この北アメリア大陸じゃ3日の掟は通用しねえって…」
ホーラ「奪って逃げ切れば結果は同じなんだよ」「それよりもあのウォーカーマシン…あれは間違いなくガリア大陸で出会ったのと同種の奴だ。確かイレギュラーとか言ったな」「あいつを手に入れられれば、アイアン・ギアーとエルチを俺の物にすることも出来るってもんだぜ」
ゲラバ「兄貴、まだあきらめてなかったんスね」
ホーラ「うるさい、さっさと行って来い! くれぐれも他のブレーカーやバルチャーとかいう連中に横取りされるんじゃねえぞ!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

〔街のざわめき〕
ジュドー「さあ、こいつが大昔の戦争で大活躍したガンダム、ダブルゼータだ!!」「コア・ブロック・システムを中心とした合体変形機構、大型のダブル・ビームライフルにハイパービームサーベル!」「そして、極めつけは額のハイメガキャノン!」「攻撃力はそこらへんのモビルスーツやウォーカーマシンとはケタが違うぜ!」「燃費が悪いのが玉にキズだけど、それを補って余りある程の火力は持ってるよ!」
ブレーカー「いくらからだ、兄ちゃん!」
ジュドー「そうだな…んじゃ金5000万ぐらいからいってみようか!」
ブレーカー「5500万!」
ブレーカー「こっちは6200万だ!」
〔街のざわめき〕
ジュドー「へへへ…活気が出て来たじゃん」
ウッソ「ジュドーさん、いいんですか? ガンダムを売りに出すなんて…」
ジュドー「なぁに、ここいらじゃモビルスーツが必要とされてるみたいだし…」「特にガンダムタイプは高く売れるってネタを仕入れたからな」
ウッソ(………)
ジュドー「この世界でみんなを捜すにはやっぱり金が必要だぜ、ウッソ」
ウッソ「それはそうですけど…」「本気でダブルゼータとヴィクトリーを売るつもりなんですか?」
ジュドー「んなワケないだろ。こいつらだって、まともに金を払う気なんてないぜ、きっと」
ウッソ(でも、ジュドーさん…前にも本気でダブルゼータを売ろうとしたことがあったからな…)
ジュドー「ま、心配するなって。俺だって伊達にジャンク屋やってたわけじゃないんだから」「それに何かあったらプルやマーベットさんが助けに来てくれることになっているし…」
ブレーカー「9500万!」
ジュドー「おっ、いいねえ! さあ、他はどうだい!?」
ガロード「ちょっと待ったぁ!」
〔機体の歩行音〕
ウッソ「ガ、ガンダムだ…!」
ジュドー「お、おいおい…ありゃ何ガンダム?」
ハロ「ハロノ データベースニハ 記録サレテナイ タイプダ」
ガロード「わりぃな。俺も混ぜてくれよ」
ウッソ(………)
ガロード「このガンダムはGX-9900! こないだもフロスト兄弟っていうバルチャーをやっつけた強者だ! さあ…」「ガンダム、売るよ!
ゲラバ(フン…金なんていらねえ。兄貴のいうとおり奪っちまえばこっちのモンよ)
ガロード「おっと、その前に…」
〔スイッチを押す音〕
〔爆発音〕

ゲラバ「!?」
ガロード「ちなみに、今のはデモンストレーション!」「こいつには今のよりもっともっと強力な火薬があちこちに仕掛けてあるんだ」「しかも、リモコンが利かなくても時限装置が働いてくれちゃうからねえ」「俺を殺してこいつを奪おうとしてもダメだよ」
ゲラバ(チッ…)
ガロード「あ、ちなみに横の奴も同じこと考えてるみたいだから、条件は同じね、同じ」
ウッソ(………)
ジュドー(へえ…こいつ、やるじゃん。俺の仕掛けを見抜くなんてさ)
ガロード「さあ、5000万からスタートしようか!」
ブレーカー「9000だ!」
ブレーカー「9200!」
ゲラバ「1億でどうだ!」
ガロード「うわ、おじさん偉い! さあ、他にはいないの?」
ゲラバ(もっとも、1億なんて金はねえけどな)
ガロード「いなかったらそこのおじさんがガンダムのパイロットになっちゃうよ!」
ゲラバ「へへへ、決まりだな」
ガロード「ちょっと待った! こいつにはおまけがついてるんだよね」
ゲラバ「何!?」
ガロード「このGコンがないと動かないってワケなんだよね…このガンダムってばさ」
ゲラバ「こ、このガキ…!」
ガロード「さ、これいくらで買う?」
ゲラバ「こ、こんなの詐欺じゃねえか!」
ガロード「商売上手って言って欲しいねえ。さ、どうすんの?」
ゲラバ「うっ……」
エニル「3億! 全部含めて3億…問題ないわね?
ガロード「!」
ゲラバ「さ、3億だと!?」
ガロード「OK、お姉さんで決まり!」
エニル(………)
ジュドー「ヒュ~ッ、鮮やかなもんだね。あいつ、ジャンク屋に向いてるよ。口のうまさじゃビーチャ以上だ」
ウッソ「感心している場合じゃないですよ」
〔衝撃音〕
〔画面、振動〕

ガロード「う、うわっ!!」
ジュドー「な、何だよ!!」
ハロ「外ニ 停マッテタ 陸上戦艦ガ 攻撃シテキタゾ!」
ジュドー「やっぱり、力ずくでガンダムを奪おうってワケね。ウッソ、ガンダムに乗るぞ!」
ウッソ「さ、さっきの子は!?」
ジュドー「とっくに自分のガンダムへ乗り込んでるよ! 俺達も早く!」
ウッソ「は、はいっ!」
エニル(チッ…ブレーカーめ、余計な真似を…)
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

ガロード「やっぱり、こうなっちまったか」
ジュドー「そこのガンダムのパイロット! 俺達と手を組もうぜ!」
ガロード「………」「そうだな。GX1機だけじゃキツいかも知れないし…」
ジュドー「じゃ、商談成立だな!」
ウッソ「…大丈夫でしょうか?」
ジュドー「あいつは悪い奴じゃないよ。お前にもわかるだろ?」
ウッソ「それはそうですが…ハロ、あのガンダムの戦闘データを取っておいてくれよ」
ハロ「ワカッタ、任セロ!」
ホーラ「いいか、てめえら! 何としてもあのガンダムってマシンを手に入れるんだ!」
エニル(逃がしはしないわよ、GX…そして、ガロード=ラン)
<戦闘開始>

<1EP>

〔エニル、ガロードへ隣接〕
エニル「GX-9900…あたしに渡してもらうわよ」
ガロード「さっきの女!? あの話はなしだぜ、こうなっちまったらな!」
エニル「あたしをだましたというワケね…」
ガロード「ま、まあ、結果的にはそうなるけど…!」
エニル「………」「帰る所、ないんでしょ…? 待ってる人、いないんでしょ…?」
ガロード「あ、あんた…何でそんなことを!?」
エニル「独りぼっちは寂しいものよ…」
ガロード「く、くそっ…! あんたに俺の何がわかるってんだ!!」
[イベント戦闘「ガロードvsエニル」]

<2PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
ガロード「敵の新手かよ!?」
ジュドー「いや、あれは俺達の仲間だ」
プル「ジュドー、助けに来たよ!」
マーベット「やっぱり失敗したのね…だから無茶な真似はよしなさいって言ったのに」
ウッソ「すみません、マーベットさん…」
ジュドー「途中までは上手くいってたんだけど相手が悪くってさ」

<3EP・敵増援1出現>
ホーラ「このままじゃラチがあかねえ! ゲラバ、増援を出せ!」
ゲラバ「合点でさ!」
〔味方ユニット出現〕
ハロ「敵ノ 増援ガ出タ! コノママジャ ヤバイゾ!」
ガロード「くそっ…月さえ出てりゃあサテライトキャノンで一網打尽だってのに!」

<4PP・味方増援2出現>
〔味方ユニット出現〕
マーベット「何!? また知らないガンダムが出てきたわ!」
ガロード「エアマスターにレオパルド! ウィッツとロアビィが来てくれたのか!?」
ウィッツ「馬鹿野郎、勘違いすんな。別にてめえを助けに来たわけじゃねえ」
ロアビィ「俺たちゃドンパチやってるのを知って様子を見に来たってワケ。何かおいしい話が転がってるんじゃないかと思ってね」「それよりもガロード…おまえ、どうしてこんな所にいるんだ?」
ガロード「………」
ロアビィ「もしかして、GXでフリーデンから抜け出して来たのか?」
ガロード「………」
ロアビィ「図星って奴か。意外に傷つきやすいタイプだったんだねえ」
ガロード「う、うるせえ! そっちだってフリーデンを見限って出ていったくせに!」
ロアビィ「フリーデンなら大丈夫さ。Zガンダムやコン・バトラーⅤが残ってるからね」
ジュドー「! Zガンダムにコン・バトラーⅤだって!? あんた、カミーユさんや豹馬さん達と会ったのかよ!?」
ロアビィ「ああ。昨日まで同じ艦に乗ってたけど…ひょっとして連中が探してる仲間ってあんたらのことか?」
ウッソ「ジュドーさん…!」
ジュドー「ああ、無事だったんだ…カミーユさん達…!」
プル「良かった…」
ウィッツ「それよかどうする、ロアビィ?」
ロアビィ「そうだな…これ以上、この大陸でブレーカーなんていう余所者に大きな顔をされるのは面白くないね」
ウィッツ「そいつぁ同感だ。俺達の縄張りを荒らすとどういう目に遭うかキッチリと教えてやらねえとな!」

<敵全滅or5PP・味方増援3出現>
〔味方戦艦出現〕
※※まだホーラ健在の場合、セリフ追加※※
ホーラ「あ…あれはエルチのアイアン・ギアーじゃねえか!!」
ゲラバ「ホントだ。連中も海を渡ってこの大陸に来てたみたいッスね、兄貴!」
エルチ「なんでホーラがガバリエタイプなんかに乗ってこんな所にいるのよ!?」
コトセット「もしかして…連中もイノセントの依頼を受けて海を渡って来たんじゃないですか?」
ホーラ「アイアン・ギアーを狙え! あの艦も手に入れるんだ!!」

ウィッツ「性懲りもなくまた出て来やがったか、ブレーカーめ!」
ウッソ「ジュドーさん、あれはグレートマジンガーとボルテスⅤですよね!?」
ジュドー「ああ、間違いねえ! 健一さん、応答してくれ!!」
健一「ジュドーにウッソか! 無事だったんだな!!」
エルチ「あら、あんた達の仲間だったの?」
ジュドー「健一さん、手を貸してくれ!」
健一「エルチ、いいな?」
エルチ「ええ。ホーラを放っておくワケにもいかないし…他の機体も出撃して!」
〈出撃ユニット選択〉

<ジュドーvsホーラ>

ジュドー「ホントに1億出すんだったら、ダブルゼータを売ってもいいぜ!」
ゲラバ「このガキ、ふざけやがって!」

<プルvsホーラ>
ホーラ「ガンダムってマシンじゃないが、お前の機体も頂くぜ!」
プル「何よ! あたしのキュベレイを甘く見るとケガするんだから!!」

<ウッソvsホーラ>
ホーラ「ガンダムって奴を手に入れれば、俺だってビックマン以上の男になれる!」
ウッソ「ガンダムはそういうことのために使う物じゃないんだ!」

<ガロードvsホーラ>
ガロード「こいつ、卑怯な真似しやがって!!」
ゲラバ「詐欺まがいのことをしたのはてめえだろうが!!」
ガロード「騙されるあんたが悪いんだよ!」

<鉄也vsホーラ>
ホーラ「こいつ…あの時のイレギュラーか!?」
鉄也「ここで俺達に出会うとはつくづく運が悪いようだな!」

<健一vsホーラ>
健一「かなりの数のブレーカーがこの大陸に流れてきているようだな…!」
ホーラ「イレギュラーへの攻撃はイノセントに禁止されているが…そんなもの、構いやしねえ!」

<ジロンvsホーラ>
ジロン「タレ目がよくもやったな!
ホーラ「タレ目じゃない! 黙れ、ドマンジュウ!
ジロン「何だとぉ! 怒ったってタレ目じゃないか!!

<コトセットvsホーラ>
ホーラ「お嬢さんもイノセントに頼まれて海を渡って来たんですか!? だったら俺と手を組んで…」
エルチ「もうあんたにお嬢さん呼ばわりされる覚えはないわよ!」
ホーラ「くっ…だったら、アイアン・ギアーは力づくでも頂く!」
エルチ「魂胆が見え透いてんのよ!!」

<ラグvsホーラ>
ラグ「しつこい男は嫌われるだけだよ! 特にエルチにはね!」
ホーラ「うるさい! お前に俺の気持ちがわかってたまるか!」
ラグ「あ~ら、意外と純情なんだ」

<エニル撃破(ガロード)>
エニル「あの子…許さない!

<エニル撃破(ガロード以外)>
エニル「このあたしをやるなんて…!」

<ホーラ撃破orHP規定値以下で撤退(ジロン)>
ホーラ「ま、待て。撃つな! 負けだっ!
ジロン「男が言うセリフかよっ!
ホーラ「く、くそっ…! この屈辱は必ず晴らしてやるからな!」

<ホーラ撃破orHP規定値以下で撤退(ジロン以外)>
※※撃破の場合のセリフ※※
ホーラ「く、くそっ…! せっかくランドシップを手に入れたってのに! 覚えていろよ!!」
※※HP規定値以下で撤退の場合のセリフ※※
ホーラ「く、くそっ…! 今日の所は引き上げるぞ!!」

ゲラバ「兄貴、台詞が悪役のパターンになってますぜ!」
ホーラ「お前はいちいちうるさいんだよ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
※※まだエニル健在の場合、セリフ追加※※
エニル「フッ、ガロード…あなたとはまた逢うことになるわ」
〔敵ユニット離脱〕

【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マーベット「じゃあ、鉄也君や健一君達はガリア大陸という所に飛ばされてたのね…」
鉄也「ああ。それでエルチ達と一緒にここまで来た」
ボス「他の連中は見つかったのかよ?」
ウッソ「いえ……」
健一「だけど、フォッカー少佐やアムロ大尉達はこっちの大陸にいる可能性は高いな」
一平「この世界じゃ空飛ぶ戦艦なんて珍しいから、アーガマだったらかなり目立つぜ」
マーベット「あの場に居合わせていた者はほとんどがこの時代へ飛ばされたと考えていいみたいね」
めぐみ「それにしても…北アメリア大陸とガリア大陸とではずいぶん様子が違うんですね」
ラグ「イノセントのドームなんて見かけないし…ブルーストーンもありゃしない」
ウィッツ「ブルーストーン? 何だ、そりゃ」
ジロン「ブルーストーンを知らないのか?」
ロアビィ「どうも勝手が違うんだよねえ…あんた達とは」
ジロン「じゃあ、イノセントは?」
ロアビィ「そういう連中はこの大陸にもいるってジャミルから聞いてるけどね」
ジロン「あんた達もイノセントに支配されてるのか?」
ロアビィ「支配? 何いってんの、こっちじゃイノセントは軍隊を持ってる連中のことをいうんだ」「もっとも、最近は色々と動きを見せてるらしいけど…」
ジロン「それって、ムーンレィスとかいう連中が空からやって来るのが原因か?」
ロアビィ「何だ、大陸は違えどそういうところの話は共通してんのね」
ウィッツ「どうでもいいが、ブレーカーって奴らがこっちの大陸にも進出して来やがって…」「俺達バルチャーは縄張りを荒らされて迷惑してんだよ」
健一(………)(ガリア大陸と北アメリア大陸は完全に別の文明みたいだな…)(ガリア大陸の方は別世界みたいな感じだったが…こっちの大陸は俺達がいた時代とそう変わりがない…)(しかも、ここでは俺達の知らないモビルスーツが発掘されている…)(いったい何のためにそういう世界の区分けがなされてるんだ…?)
エルチ「まあ、細かい話はそこまでにして…」「それよりも、私はあんた達が気に入ったわ。どう、私の艦で働く気はない?」
ウィッツ(………)
ロアビィ(………)
エルチ「もちろん金ははずむわよ」
ウィッツ「よし、その話乗った!」
ロアビィ「お、おいおい…そんな簡単に決めちゃって…」
ウィッツ「新しい仕事のアテもなかったし、ちょうどいいじゃないか」
ロアビィ「根が単純でうらやましい限りだよ」
ウィッツ「何だと! じゃあ、てめえはどうしたいんだよ!?」
ロアビィ(………)「そうだな…この世界の秘密って奴にちょっと興味がわいてきたかな」
健一(………)
ロアビィ「俺も乗るよ、その話」
エルチ「じゃ、あんた達はどう?」
マーベット「仲間同士で固まって行動するほうがいいと思うから問題はないわ」
エルチ「決まりね」
コトセット「じゃあ、お嬢さん…これからどこへ向かうんです?」
エルチ「そうね…もっと詳しい情報が知りたいから、フリーデンとかいう艦に接触しましょう」
ウィッツ「フリーデンに?」
エルチ「何か問題でもあるの?」
ウィッツ「い、いや、別に…」
エルチ「それじゃ、早速水先案内人を頼むわね」

ガロード(………)(ティファ…俺…これでいいのかな…?)
ジュドー「よお、ここにいたのか」
ガロード「!」
ジュドー「俺、ジュドー=アーシタ」
プル「あたしはエルピー=プル。よろしくね」
ジュドー「あんたのガンダム、なかなかのもんだよな。それよりも驚いたのは…」
ガロード(………)
ジュドー「ん? どうしたんだ?」
ガロード(………)
プル(………)「気になる子がいるのね…?」
ガロード「! どうしてそんなことがわかるんだ?」(まさか、この子もティファと同じ…?)
プル「だって、あたしもそうだもん…」
ガロード(………)
プル「あたし、ずっと生き別れになった妹を捜してるの…」
ジュドー(プル……)
プル「もし、その子のことが気になって…居場所がわかるんなら、すぐにでも会いにいった方がいいよ」
ガロード(………)
プル「だって、こんな世界じゃいつ会えなくなっちゃうかわからないんだよ…?」
ガロード(………)(………)「そうだな…君のいうとおりだ」「ありがとよ、おかげで吹っ切れたぜ!」
〔走る足音〕
ジュドー「お、おいおい…」
〔機体の飛び立つ音〕
ジュドー「あ、あいつ…あのガンダムで出て行っちゃったよ」
プル(………)
【シナリオエンドデモ終了】


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