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No.2
あえて汚名を

【シナリオデモ開始】
現在位置 東京湾上都市

≪No1で竜馬と弁慶が離脱≫
プル「寒いけど、星空がキレイだね、ジュドー!」
ジュドー「ああ」
プル「あたし、日本は季節ってのがあるから好きだな。アクシズにはそんなものなかったし…」
ジュドー「ああ」
プル「そういや、もうすぐクリスマスだね。ギャリソンさんがごちそうを用意してくれるって言ってたよ」
ジュドー「ああ」
プル「んもう! ジュドーったら、さっきから何を言ってもそればかりじゃない!」
ジュドー「ああ…」
プル(………)「やっぱり、ロンド・ベルのみんなのことが心配?」
ジュドー「それもあるけど…」
プル「それとも、シャングリラに残してきたリィナのこと?」
ジュドー(………)
プル「だったら、リィナもここへ連れて来たら良かったのに…」
ジュドー「仕方ねえだろ。あいつが自分だけ特別扱いは嫌だって言ったんだから…」
プル「でも、万丈さん達の計画が成功したらリィナ達も大丈夫なんでしょ?」
ジュドー「ああ…」
プル「だったら、あたし達がここで頑張って万丈さん達のお手伝いをすればいいじゃない」
ジュドー(プル………)(…プルツーがバルマー戦役後、行方不明になっちまったのに…無理して俺を元気づけようとして…)
プル「ジュドー! ねえ、ジュドー!」
ジュドー「どうした、プル?」
プル「こっちにゲットマシンが近づいてくるみたいよ」
ジュドー「ゲットマシン…竜馬さん達か?」
プル「何かあったのかな…?」

万丈「…ご存じのとおり、『イージス計画』は…」「バルマー戦役の最終作戦時、SDF第零番旗艦の自沈によって発生した超重力崩壊の物理的衝撃波…」「つまり、エーテルの津波から地球圏全体を超広範囲の重力シールド網によって防御するものです」
早乙女(………)
東山(………)
隼人「やれやれ…いつ聞いても恐ろしく原始的で無茶苦茶な対策だぜ」
万丈「確かに、巨大な盾で地球圏全体を覆うっていうんだからね」「だけど、この計画はバルマー戦役前から異星人による侵略活動の対策の一つとして進められていたんだ」
隼人「だから、月にエネルギー源となるマイクロウェーブ送信施設があったってワケか…」
万丈「僕も最初にDC本部で話を聞いた時には無茶だと思ったよ」「ビアン博士は最強の矛であるSDFと最強の盾であるイージス計画のシールドでエアロゲイターと戦うつもりだったらしいんだ」「もっとも、実際の発案者はDCにもいたことがある天才科学者、エドモン博士だけどね」
早乙女「4年程前、DC本部で開かれたEOTサミットで会ったことはあるが…」「それ以降は姿を見ておらんな」
万丈(………)「とにかく、彼の発案した『保護スクリーン作戦』がイージス計画の基礎となっています」
隼人「DCのやることだ。その手の計画は他にも色々あるんだろう?」
万丈「ああ…ヒトの種の保存を目的とした人工冬眠施設がいくつか建設されている」「月のフォン・ブラウン市近くにある地下施設、ムーンクレイドルのようにね…」
剛健太郎「だが、我々に残された時間のことを考えると、イージス計画が最も確実性の高い対応策なのだ」
隼人「しかし、博士…シンプルな内容とは裏腹に計画を実行に移すのは至難の業だと思いますがね」
剛健太郎(………)
万丈「具体的な方法は重力シールド発生装置を備えた多数の衛星を月軌道外、乙女座ロス128の方角の宙域で展開…」「DCが月面に設置したマイクロウェーブ送信装置で衛星にエネルギーを送り込み…」「月軌道直径とほぼ同じ大きさの重力シールド網を発生させるというものです」
ギャリソン「現在、イージス計画は破嵐財閥とマオ・インダストリーによって最終段階まで進められておりますが…」
東山「問題は重力シールドの展開に必要なエネルギー量が足りないということか」
万丈「ええ。月のマイクロウェーブ送信施設だけでは予定出力の半分に達するのがやっとです」
早乙女「それでは衝撃波を防ぎきるどころか、重力シールドを全面展開するのも困難じゃな」
ギャリソン「当初はマクロスの反応炉を始めとするEOTの動力源を総動員させる予定だったのでございますが…」「マクロスはSDFの解散と同時にティターンズに接収され…」「先日、DCの本部が存在する南アタリア島も占拠されてしまいました」
早乙女「やはり…連絡が途絶えたからおかしいとは思っておりましたが」
ギャリソン「さらにDC副総裁のシュウ=シラカワ博士は現在、行方不明…」
万丈(………)(…マサキが彼を追ってラ・ギアスに帰ったが、それから連絡が何もない)
ギャリソン「そのため、DCの活動は実質停止しているのも同然でございます」
東山「南アタリア島がティターンズに占拠されたということは…」「あの島に場所を移して進められていたSRX計画も…」
ギャリソン「はい。ティターンズに抑えられたと思われます」
万丈(…SRXチームの消息も不明…)(そして…SRX計画の最新鋭機に乗っていた彼らも行方不明になった…)
ギャリソン「今は残されたこのDC日本支部で、我々がイージス計画をかろうじて続行させているような状況です」
剛健太郎(………)
万丈「何とかエネルギー問題を解決し、イージス計画を成功させなければ…地球圏は衝撃波による壊滅を免れません。そこで…」
東山「ムートロンエネルギーや光子力エネルギー、ゲッター線など日本の超エネルギーを利用し…」
早乙女「重力シールドを完全なものにしようというのだね?」
万丈「ええ、そうです。計算では各スーパーロボットの動力源をマイクロウェーブ送信施設に連結すれば何とか…」
〔扉の開閉音〕
ジュドー「ば、万丈さん! 大変だ!!」
万丈「どうした、ジュドー、カトル。そんなにあわてて…」
カトル「ティターンズの部隊が極東地区の防衛網を突破し、極東支部やEOT施設を襲撃しているそうです!」
早乙女「な、何じゃと!?」
剛健太郎「…ティターンズめ、ついに日本へ攻め込んで来たか…!」
万丈(…予想以上に早かったな。プリベンターの動きを想定していたとでもいうのか?)
ギャリソン「万丈様…」
万丈「ああ…彼らの目的はおそらく日本地区で進められているイージス計画を自分達のものにすることに違いない」
ジュドー「じゃあ、ティターンズが今まで日本に手出ししなかったのは…」
カトル「イージス計画が最終段階まで移行するのを待っていたんでしょうね」
隼人「つまり、俺達はティターンズに利用されてたということだ」
ジュドー「くそっ…相変わらず汚い奴らだぜ!」
万丈「ギャリソン、すぐにティターンズの作戦行動に関する情報を集めてくれ」
ギャリソン「かしこまりました」
万丈「ジュドーとカトルはプルと一緒にモビルスーツの出撃準備を。奴らは必ずここにも現れる」
ジュドー「極東支部や他の研究所を助けに行かなくていいのかよ!?」
万丈「今はここを防衛するのが先決だ。他の所には甲児や健一、忍達もいる」
※※No1で竜馬と弁慶が離脱していない場合、セリフ追加※※
隼人「早乙女博士、俺は研究所に戻ります」
早乙女「そうじゃな…ティターンズに襲われている可能性は高い」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔基地の警報〕
カトル「! 敵襲!?」
ジュドー「ティターンズめ! もうここまで来やがったのかよ!?」
万丈「よし…みんな、出撃するぞ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「あえて汚名を」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

プル「ねえ…何、あの戦闘機…? 見たことない機体だよ」
隼人「ああ…少なくともティターンズのものじゃない」
カトル「…あれは…もしかして」
ジュドー「カトル、知ってんのかよ?」
カトル「ええ…バルマー戦役後から目立って活動するようになった犯罪組織ヌビア・コネクションの戦闘機に似ています」
※※No1で竜馬と弁慶が離脱していない場合のセリフ※※
プル「ヌビア・コネクション…?」
※※No1で竜馬と弁慶が離脱した場合のセリフ※※
竜馬「ヌビア・コレクション…?」

ジュドー「犯罪組織って…何でそんな連中がここへ来るんだ? もしかして、ティターンズとつるんでんのか?」
カトル「…それはわかりません。破嵐財閥の情報網をもってしても、あの組織の目的が何なのか不明だそうですから…」
万丈(………)「ここに現れた以上、奴らの目的はティターンズと同じく、イージス計画の掌握かも知れない」「みんな、奴らを迎撃するぞ!」
ジュドー「了解!」
プル「ね、ね、ジュドー。ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
ジュドー「何だよ!? もうすぐ戦闘に入るんだぞ!」
プル「あれ…何なの?」
〔カーソル、コンテナを指定〕
ジュドー「ああ、ありゃコンテナだ。中に何か入ってるかも知れないから、余裕があったら取りに行けば?」
プル「うん、わかった!」
<戦闘開始>

<敵全滅・味方援軍1&敵増援1出現>

ジュドー「何なんだ、あいつら…数のわりには手応えがなかったな」
万丈(………)(…ヌビアまで動いているとはな。アイザックの警告どおりだったか…)
カトル「みなさん、こちらへ急速接近してくる機体を感知しました!」
ジュドー「何!? ティターンズか!?」
〔味方ユニット出現〕
※※No1で竜馬と弁慶が離脱していない場合のセリフ※※
カトル「ゼータとヴィクトリー…もしかして!」
ジュドー「カミーユさんに、ウッソか!?」
カミーユ「久しぶりだな、ジュドー。ここにいるところを見ると、真面目に万丈さんの手伝いをやっていたみたいだな」
ジュドー「カミーユさんこそ…ロンド=ベル隊が解散してから行方不明になったって聞いてたけど…」
プル「ねえねえ、ウッソ。シャクティやカルルは元気なの?」
ウッソ「…それが…」
隼人「リョウ、研究所は無事なのか?」
竜馬「ああ。ティターンズの部隊が襲ってきたが、俺達で撃退した。だが、極東支部や他の研究所は…」
※※No1で竜馬と弁慶が離脱した場合のセリフ※※
万丈「ゼータにヴィクトリー…! カミーユとウッソか?」
カミーユ「お久しぶりです、万丈さん」
万丈「ああ。君達は…プリベンターはティターンズを追って来たのか?」
カミーユ「ええ。日本海側から日本地区に入り、真早乙女研究所を襲ったティターンズ部隊を撃退することはできたのですが…」

カトル「待って下さい、また反応が…!」
〔敵ユニット出現〕
※※No1で竜馬と弁慶が離脱していない場合のセリフ※※
竜馬「ティターンズの部隊か!」
※※No1で竜馬と弁慶が離脱した場合のセリフ※※
竜馬「やはり…ここにも現れたか、ティターンズめ!」

ヤザン「久しぶりだな、ロンド=ベル隊の残党共…」
カミーユ「その声…ヤザンか! 貴様、生きていたのか!?」
ヤザン「あいにくだが、悪運は強い方でな…ジュピトリアンはバルマー戦役で壊滅したが、俺はこうやって生き延びている」
ジュドー「カ、カミーユさん!」
カミーユ「どうした、ジュドー!?」
ジュドー「奴らの部隊の中に金色のモビルスーツがいるぜ! あれって…百式じゃないのか!?」
カミーユ「何っ…!?」
竜馬「百式だと…?」
万丈「ま、まさか、クワトロ大尉なのか…!?」
クワトロ「…そのとおりだ、万丈君」
万丈「!! ば、馬鹿な…どうして、あなたがティターンズに…!?」
クワトロ(………)
ジュドー「う、嘘だろ…! クワトロ大尉は俺達を裏切ったのかよ…!?」
クワトロ「万丈君、ジュドー…私は君達と無益な争いをするつもりはない」「…ティターンズにDC日本支部と君達の機体を明け渡し、彼らへイージス計画を委ねるのだ」
万丈「!!」
カミーユ「クワトロ大尉! あなたは本気でそんなことを言っているんですか!?」
エマ「カミーユ…お願いだからクワトロ大尉のいうとおりにして」
カミーユ「エマさん…あなたまで!?」
ウッソ「ど、どうしてなんです!? あなた達がティターンズに手を貸す理由を説明してください!!」
万丈「待て、ウッソ…」
ウッソ「ば、万丈さん…!」
万丈「…クワトロ大尉、あなた程の人がティターンズに協力する理由…それは余程のことだと思うが…本当の目的は何です?」
クワトロ(………)「…今は我々同士で小競り合いをしている場合ではない。衝撃波を防ぐイージス計画を成功させなければならないのだ」
万丈「…ティターンズの手によってあの計画が発動し、成功したら…その後の世界は彼らによって支配されることになる」「僕達はそんな世界をつくるためにあのバルマー戦役を戦い抜いたわけじゃない」
クワトロ(………)
万丈「そして…今の状況を招いた責任はティターンズではなく、僕達が取らなければならないはずでしょう?」
クワトロ「だが、ここで我々が戦うことによってイージス計画の進行が遅れ…その結果、地球圏そのものが滅びては何の意味もないのだ」
万丈(地球圏の安全が最優先だというのか…だが、それだけが理由じゃないはずだ…)(…クワトロ大尉達がティターンズに協力しなければならない理由…おそらく、それは…)(………)(…アイザックからの連絡はまだないが…どうする? 賭けてみるか…?)
ヤザン「無駄話はそこまでだ。こちらの要求に応じないのであれば、実力行使でDC日本支部を占拠する!」「わかっているな、シャア。いや、クワトロ=バジーナ大尉…奴らに対して手加減は無用だぞ」
クワトロ(………)
エマ(………)
万丈「…ギャリソン。早乙女博士達を連れてDC日本支部から脱出してくれ。何分で出来る?」
ギャリソン「そうですな…3分ほど時間を頂ければシークレットハイウェイを使っての脱出が可能でございます」
万丈「上出来だ。みんな、今から3分の時間を稼ぎ、その後でDC日本支部を放棄して脱出するぞ」
プル「こ、ここから脱出しちゃうの!?」
竜馬「本気ですか、万丈さん! イージス計画はどうなるんです!?」
万丈「現時点でDC日本支部を彼らに奪われても支障はない…計画が実行されるのはここではなく月だからな」「それに、彼らが必要としているのは僕のダイターンや君のゲッターロボ…すなわちイージス計画のエネルギー源となる機体だ」「だから、僕達の脱出は彼らにとって都合が悪くなる。まさか、ここでDC日本支部を放棄するとは思っていないだろうからね」「そして、ティターンズは月のマイクロウェーブ送信施設の制圧も企んでいるはずだ。それを何としても阻止しなければならない」
竜馬「…その話はわかりますが…!」「いったい、いつまで俺達は後手に回らなければならないんです!? 奴らはそんなに怖い相手ですか!?」
万丈「………」「竜馬君…気持ちはわかるが、奴らを一気に潰す機会は必ずある。すまないが、今は耐えてくれないか」
竜馬(………)「…了解……!」
万丈「よし…みんな、今から3分の間、時間を稼ぐぞ!」
カトル「わ、わかりました…」

<1ターン経過>
ギャリソン「みなさま、私どもの脱出はあと2分ほどで完了致します」

<2ターン経過>
ギャリソン「申し訳ありませんが、あと1分ほど時間を稼いでくださいませ」

<カミーユvsヤザン>
ヤザン「貴様と会えて嬉しいよ、カミーユ! 今度こそケリをつけてやる!」
カミーユ「俺を倒せば、貴様は無意味な戦いに荷担することをやめるとでもいうのか!?」
ヤザン「前にも言ったはずだ。俺は戦いを楽しめればいいんだよ!」

<カミーユvsクワトロ>
カミーユ「クワトロ大尉、あなたがティターンズに手を貸さなければならない理由…それは…」
クワトロ「………」
カミーユ「もしかして…行方不明になったアムロ大尉やブライトキャプテン達と関係があるんですね!?」

<カミーユvsエマ>
カミーユ「エマ中尉!」
エマ「カミーユ…下手な情けは無用よ」
カミーユ「!」(ティターンズに対して、本気で俺達と戦って見せているということか?)

<ジュドーvsヤザン>
ヤザン「ダブルゼータ…ロンド=ベルが解散した時、廃棄処分になったと聞いていたが、こんな所に隠してあったとはな!」
ジュドー「ちゃんと取っておいたんだよ。あんたみたいな奴がまた出てくると思ったんでね!」
ヤザン「なら、ゼータと一緒に潰してやるよ!」

<ジュドーvsクワトロ>
ジュドー「クワトロ大尉がティターンズにいるなんて…まさか、プルツーも…!?」
クワトロ「………」

<プルvsヤザン>
プル「ジュドーや万丈さん達の邪魔はさせないよ!」
ヤザン「フン…相変わらず女子供が出張っているのか。お前達の戦力の底が見えるな!」

<プルvsクワトロ>
プル「クワトロ大尉…本気であたし達と戦うつもりじゃないよね!?」「ティターンズに無理矢理いうことをきかされてるだけだよね!?」
クワトロ「………」

<ウッソvsヤザン>
ヤザン「時代は変わったんだ。貴様らゲリラごときに何ができる!」
ウッソ「だからといって、ティターンズが地球圏を救えるっていうんですか!?」

<ウッソvsクワトロ>
ウッソ「クワトロ大尉…僕は信じています。あなたが本気でティターンズに寝返ったのではないと」
クワトロ「………」

<竜馬vsヤザン>
ヤザン「今すぐゲッターロボから降りろ! 俺達がイージス計画で有効に利用してやる」
竜馬「黙れ! 戦いを無意味に広げることしか知らない連中に地球圏が救えるものか!」

<竜馬vsクワトロ>
竜馬「…どうやら、こっちも本気で行かなきゃならないようだな…!」
弁慶「マ、マジかよ、リョウ!?」
竜馬「少なくとも、クワトロ大尉は本気だ…ならば!」
隼人「リョウ! わかってるな?」
竜馬「わかってる! コクピットには直撃させない!」

<万丈vsヤザン>
ヤザン「今の俺様に刃向かうことが無駄だっていうことを教えてやるよ!」
万丈「地球圏の未来よりも、自分達の勢力を広げることの方が大事なのか!?」

<万丈vsクワトロ>
万丈「大尉…今はあえて汚名を被るというのですね」
クワトロ「…その判断は君に任せる。だが、DC日本支部は我々に明け渡してもらう」
万丈「いいでしょう…それが彼方にとっての時間稼ぎとなるというのなら!」

<万丈vsエマ>
万丈「あなたとクワトロ大尉の考えはだいたいわかりました」
エマ「!」
万丈「だから、こっちも本気で攻撃させてもらいます!」

<ヤザン撃破>
ヤザン「フン…俺もヤキが回ったようだな!」

<クワトロ撃破>
クワトロ「そうだ…今はこうするしかない…」

<エマ撃破>
エマ「やられた!? すいません、後は頼みます!」

<敵全滅or3ターン経過・勝利条件達成>
※※敵全滅の場合のセリフ※※
竜馬「なんとか撃退できたか…しかし…」
万丈「ギャリソン、そのまま博士達を連れて行き、安全な場所にかくまってくれ」
ギャリソン「かしこまりました。それで、万丈様は?」
※※3ターン経過の場合のセリフ※※
ギャリソン「みなさま、こちらの脱出は完了致しました」
万丈「よし…じゃあ、こっちも潮時だな」
ギャリソン「万丈様はこれからどうなさるのですか?」

万丈「僕達はこのままプリベンターと接触する。ギャリソンはレイカやビューティ達と共に後で合流してくれ」
ギャリソン「承知いたしました。みなさま、どうかお気をつけて…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

ジュドー「万丈さん、クワトロ大尉達は…」
万丈「もちろん、本気でティターンズ側についているわけじゃないさ」
竜馬「それはわかるんですが、大尉達がティターンズに手を貸さなければならない理由って何なんです?」
万丈(………)「バルマー戦役後、SDFの拠点だったコンペイ島に残ったロンド・ベル隊の主要メンバーが…」「連邦政府による部隊解散命令後、行方不明になったことは知ってるな?」
竜馬「…ええ…」
万丈「あの時、ブライト艦長はロンド・ベル隊の解散を予期して戦力を分散させようとしたが、連邦政府とティターンズが強権を発動し…」「SDFやロンド・ベル隊の機体はそのほとんどが彼らの手に渡ってしまった」「そして、同時にブライト艦長やクワトロ大尉達も彼らに身柄を拘束されたと見て間違いない」
竜馬(………)
プル「みんながどこに捕まってるかわかんないの?」
万丈「色々と手を打って情報を集めてはいるんだが、正確な情報はまだわかっていない…」
竜馬「もしかして、クワトロ大尉はブライト艦長達を人質に取られて、ティターンズへの協力を強制されているのか…?」
万丈「多分、そうだろう…ティターンズも大尉達を利用した方が日本地区の制圧をやりやすいだろうしね…」
ジュドー「ちくしょう…ホントにやり方が汚い連中だな!」
万丈「ただ、クワトロ大尉が何の考えもなしにティターンズに手を貸しているとは思えない」「ブライト艦長達がいる場所の情報を集めつつ、反撃の機会を狙っていると考えるのが妥当だろう」
隼人「…あえて汚名を被っているということか」
万丈「ああ…あの人らしいよ」
カミーユ(クワトロ大尉…。やっぱり、そういう事情があったんですね…)
カトル「…万丈さん、これからどうするんです?」
万丈「プリベンターに接触し、僕達の戦力を結集して日本地区からティターンズを叩き出す」「やつらにイージス計画の要ともなるスーパーロボットを手渡したくないからね」
竜馬(そうだ…真・ゲッターロボをティターンズなどに奪われるわけにはいかない)
ジュドー「そうこなくっちゃ。あいつら、今に見てろよ…今度こそ決着をつけてやるからな!」
万丈「マーベットさん、プリベンターの戦艦は日本に来ているんでしょう?」
マーベット「ええ…他の人達にも色々な連絡手段を使って戦艦との合流ポイントを通達してあります」
カミーユ「あとはみんながティターンズの追撃を上手く逃れて合流できれば…」
弁慶「あ、あのさ…そのプリベンターってのはいったい何なんだ?」
カミーユ「SDFとロンド・ベル隊が連邦政府から解散命令を受けたのと同時に…」「ティターンズに摘発されたエゥーゴやカラバ、リガ・ミリティアの残存勢力が結集してできた秘密軍事組織さ」
マーベット「そして、その目的は連邦政府の主導権を握りつつあるティターンズを壊滅させることよ」「ただ…昔のメンバーは完全にそろってはいないけど…」「SDFやロンド・ベル隊が解散した今となっては…ティターンズに対抗できる唯一の勢力と言えるわ」
ジュドー「そのわりには表立って行動しているように見えなかったけど…」
カミーユ「しょうがないさ。今まではかつての仲間を集めるのに精一杯だったんだ」
ジュドー「じゃあ、カミーユさんがティターンズに捕まっていなかったのは…」
カミーユ「ああ。俺はロンド・ベル隊が解散するより前にブライト艦長の命令を受けてプリベンターと接触していたんだ」「中心戦力となるゼータやダブルゼータをプリベンターへ預けるためにね」
ジュドー「なるほど…それでダブルゼータやキュベレイMk-IIが日本にいる俺達のもとへ送られてきたんだ」
カトル「じゃあ、ウッソ君は…」
ウッソ「ティターンズはカサレリアで暮らしていた僕やシャクティ達までも捕らえようとしたんです」
ジュドー「何だって…!」
ウッソ「でも、危ないところをカミーユさん達に助けてもらいました」
プル「シャクティやカルル達は無事なの?」
ウッソ「うん…今はプリベンターの人達に保護してもらってるよ」
プル「そうなの…良かった…」
ウッソ「だから、僕はあの子達を守るためにもプリベンターに参加することにしたんだ」
マーベット「正直言って、ウッソを戦いに巻き込みたくはなかったんだけど…以前に比べて戦力が圧倒的に不足しているのよ…」
ウッソ「いえ…いいんです。バルマー戦役で一緒に戦った甲児さん達も助けたかったし…」
竜馬(甲児君か……彼やさやかさん達は無事なんだろうか……)
隼人「他のメンバーもプリベンターに集まっているのか?」
ウッソ「いえ…行方不明の人はまだ多いんです。全員が全員、ティターンズにつかまっているわけではないと思いますが…」
カトル(そういえば…デュオやヒイロ達はどうしているんだろう…最近、連絡が取れなくなったし…)
プル(………)(……プルツー…やっぱりティターンズに捕まっているのかな……)
万丈「…みんな。プリベンターの戦艦との合流ポイントに向かおう。他の仲間達もそこに集まっているかも知れない」「そして、今度こそティターンズとの決着をつけ…イージス計画を成功させて地球圏を救うんだ」
【シナリオエンドデモ終了】


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