No.20Ａ
過去からの侵略
【シナリオデモ開始】
現在位置 ディアナ・カウンター駐屯地
ディアナ「ミリシャが新たなマウンテンサイクルを発見したのですか？」
ミラン「はい。彼らは着実に戦力を増強しております」
フィル「北部のフォートセバーンにあったイノセントの基地ですが…ミリシャの一部隊によって壊滅したようです」
ディアナ（………）
フィル「さらにミリシャは我々の指揮外にいるモビルスーツ部隊と戦闘状態に入っています」
ハリー「以前、ディアナ様を狙って来た連中やコレン＝ナンダーのことか…」
フィル「彼らは２機の正体不明のモビルスーツを操る者達によって指揮されている」
ミラン「となれば、彼らがギンガナム艦隊の一員であることは確実だな」
ハリー（………）
フィル「…ともかく、このままでは事態が悪化するだけです。一刻も早く建国宣言を行うべきです」
ディアナ「建国宣言!?」
フィル「そうです。地球人達にサンベルト地帯を我らの領土と認めさせるのです」
ディアナ「それはいけません！ そんなことをすれば、地球の方々の感情を逆なでするだけですよ」
フィル「これは異なことをおっしゃられる。我々の目的は地球への帰還です。それを今さら…」
ディアナ「我々の帰還はあくまでも平和的に成し遂げなければなりません」「交渉が中断されている状態で我々が一方的に建国宣言を行えば、地球の人々は力で阻止しようとするでしょう」
ミラン「ディアナ様…今の状態では我々が連れてきた帰還民がもちません。もはや一刻の猶予もないのです」
ディアナ（………）
フィル「月と地球の戦争はすでに始まっています。まだ我々はそれに参加していないだけなのです」
ディアナ（………）
フィル「自分とミラン執政官はこれよりミリシャ部隊を攻撃するための作戦会議に入ります」「ディアナ様にはこの作戦をご承認頂きますようお願い致します」
ディアナ（………）（心なしか、フィル少佐達の態度が最近強硬になって来た…）（もしや、私の正体に…私とディアナ様が入れ替わっていることに気づいているのか…？）
ディアナ「ハリー中尉…教えて下さい」
ハリー「は？」
ディアナ「ディアナの女王制度を良しとしない勢力があると…それはどのような者達と考えます？」
ハリー「月の首都ゲンガナムを管理するアグリッパ＝メンテナー…」「あるいは、軍事を司るギム＝ギンガナム…」
ディアナ「その真意は？」
ハリー「真意ですか…」「今回の地球帰還については、ムーンレィスはいわば千年の時間を耐えてきました」
ディアナ（………）
ハリー「自分の両親は共に地球で暮らすことを夢見て冷凍睡眠に入りました」「しかし、低層階級であったために簡易冬眠しか出来ず、父は死にました。母はそれを知らずに眠っています」
ディアナ（………）
ハリー「そして、地球帰還作戦が実行されたことによって人心は変わったのでしょう」
ディアナ「心が変わる…」
ハリー「時代が変えさせるのです。しかし、私がお側にいる限り女王閣下の御身は命を賭けてお守り通します」
ディアナ「…ハリー、気持ちは嬉しいのですがそう言い切ることに抵抗はないのですか？」
ハリー「いえ…ディアナ様こそ、お嫌いでいらっしゃる？」
ディアナ「そんな…とても嬉しいです、ハリー中尉殿」
ハリー「なら、今までどおりで良いではありませんか」
ディアナ「では、ハリー…あなたに頼みがあります」
ハリー「何なりと…」
ディアナ「ミリシャのグエン殿の秘書、キエル＝ハイム嬢をご存じでしょう？」
ハリー「はい」
ディアナ「ご心配でありましょう？」
ハリー「はっ、御身同様に」
ディアナ「ならば、ハリー＝オード…ディアナ＝ソレルとして命令させてもらいます」
ハリー「どうぞ」
ディアナ「彼女の所に行き、本来の使命を果たしなさい。ただし、戦闘行為は禁じます」
ハリー（………）「しかし…今、あなたの側を離れるわけには…」
ディアナ「何をおっしゃるか。…これはディアナ＝ソレルの勅命です」
ハリー「はっ」
ディアナ「…でも、早く戻ってきて下さい。今の私にはあなたしか頼れる方はいないのですから…」
ハリー「もちろんです、姫様…」
現在位置 フォートセバーン市
豹馬「アーガマが見つかったってホントか!?」
小介「ええ、山岳地帯のほうでミリシャやアイアン・ギアーと合流したそうです」
洸「そうか…。アーガマが見つかったんなら心強いぜ」
トニヤ「アーガマって、あんた達の母艦？」
デュオ「ああ、そうだよ」
サラ「キャプテン、私達はこれからどうするんですか？」
ジャミル（………）
豹馬「ここにいてもしょうがねえよな」
小介「できれば、僕達もアーガマと合流したいですね」
サラ「でも、この辺りにはまだブレーカーやバルチャーが残っているし…」
トニヤ「あたし達が下手に動けば、彼らに狙われる可能性が高いわね」
デュオ「聞いた話だけどさ、何でも凄腕のブレーカーだかバルチャーがこの辺りで暴れてるらしいぜ」
洸「凄腕のブレーカー？」
デュオ「ああ。何でも変形するランドシップに乗ってるってよ」
ジャミル(………）「偵察機を出して進路を確保しつつミリシャと合流しよう」
デュオ「じゃ、偵察は俺とヒイロに任せてくれよ」
ジャミル「すまんが、頼めるか」
デュオ「ああ、構わないぜ。トロワと五飛も捜したいからな」
小介「だったら、デュオさん…マサキさんも捜してもらえませんか？」
デュオ「マサキがどうかしたのかよ？」
小介「アーガマから偵察に出たま、まだ戻って来てないそうなんです」
デュオ「マジかよ？」
洸「相変わらずだな、マサキさんも…」
豹馬「っていうか、何であの究極の方向オンチに偵察なんかやらせたんだ？」
小介「サイバスターは移動力が高いですから、きっとそれで…」
デュオ「とりあえず俺たちで先行するよ。ひょっとしたら他の連中を見つけられるかもしれねえしな」
現在位置 移動中
デュオ「…とは言ったものの、トロワや五飛、それにマサキを見つけるのって難しいんだよな…」
カトル「基本的に単独行動をする人達ばかりですからね…」
ヒイロ（………）
デュオ「どうする？ この辺りってもうアーガマとの合流ポイントに近いぜ」
カトル「いっそのこと、三手に分かれて捜索した方がいいかも…」
ヒイロ「なら、マサキは俺が探す」
デュオ「お前が？」
ヒイロ「危険な手だが…ゼロシステムで奴の行方を予測してみる」
デュオ「ゼ、ゼロシステムで…？ そりゃまた大仰な」
カトル「ゼロを使いこなしているヒイロなら可能だと思うけど…でも…」
ヒイロ「あてもなく探し続けるよりは遙かにマシだ」
デュオ「そりゃそうだけど…お前は大丈夫なのかよ？」
ヒイロ「問題ない。その代わり、他の連中の捜索は任せる」
デュオ「い、行っちまったよ…。しかし、あいつが自分からあんなことを言い出すなんて…」
カトル「フフフ…変わりましたね、ヒイロも」
デュオ「無愛想なのは相変わらずだけどな」
カトル「でも、彼は本当は心優しい人なんです」「！ これは…」
デュオ「どうした？」
カトル「前方の空域で何者かが戦闘を行っているみたいです」
デュオ「機体の識別は！？」
カトル「待ってください…」「これは…アルトロンとヘビーアームズ、それに魔装機神です！」
デュオ「どうやら当たりらしいな。すぐに行こうぜ！」
カトル（………）
デュオ「おい、どうしたんだ？」
カトル「…こんな馬鹿な…彼らが戦っている敵は…。いや、可能性は十分にありうるけど…！」
デュオ「!?」
カトル「それに…これはモビルスーツの反応？ まさか、こんな偶然が重なるなんて…」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「過去からの侵略」
【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
トロワ「すっかり囲まれてしまったな…」
五飛「フン…望むところだ」
トロワ「この地に近づいただけで機械獣の出迎えを受けるとは…。ここには余程の物が眠っているらしい…」
セニア「ちょっと！ そうやって落ち着いてる場合じゃないでしょう！」
ミオ「その二人にそんなこと言ったって無駄だと思うよ」
セニア「けど、冷静に状況を分析すればこっちが不利だって分かることでしょ？ ここは一度撤退した方がいいわ」「何で機械獣なんかが土の中から出てきて、しかもこんな未来世界で正常に起動しているか…原因も不明なんだから」
トロワ「過去の世界からの侵略とでも言うべきか…。だが、こちらでも戦況は十分に把握している」
五飛「こういう逆境こそ俺に相応しい戦場だ」
セニア「あ、あのねえ…」
ミオ「だから、頭でわかってても身体で突っ込んで行っちゃうタイプなんだって」
セニア「もしかして…状況が不利だと余計に燃えるってこと？」
ミオ「そういうこと。それに私もこういうシチュエーション、嫌いじゃないよ」
プレシア「セニアさん、あたし達で頑張れば…きっと何とかなると思います」
セニア「もう、プレシアまで…。しょうがないわね。運が悪かったと思ってあきらめるわ」「でも状況が完全に不利になったら撤退指示を出すわよ！ この周辺には別の熱源反応も感知されてるんだから！」
ミオ「別の熱源反応って何？」
セニア「まだ詳しいことは分からないけど、この場にいるのはあたし達や機械獣だけじゃないってことは確実よ」
トロワ「了解した。突破口は俺たちが開く。セニアとプレシアはサポートにまわってくれ」
セニア「何とかやってみるわ」
五飛「だが、くれぐれも足手まといになるな。自信がなかったら、すぐにこの場から去れ」
プレシア「あたしだって、剣皇って呼ばれたお父さんの娘なんだから…ちゃんと頑張ってみせるもん！」
ミオ「そうそう。プレシアのお父さんって、凄い剣の使い手だったそうだよ」
五飛「………」
プレシア「けど…もう…お父さんはいないけど…」
五飛「………」
プレシア「でも、決めたんだ。死んじゃったお父さんの分も…お兄ちゃんと一緒に頑張るって」「だから、足手まといなんかにはならないよ！」
五飛「…いいだろう。ならば、俺に遅れるな」
プレシア「うん！」
＜戦闘開始＞
＜２ＰＰ＞
セニア（やっぱり、隣の山から機動兵器らしい熱源反応が何体も出ているわ…）
〔カーソル、ロストマウンテンを指定〕
セニア（あの中にいるのは間違いない…けど、機械獣やメカザウルスじゃないし、プリベンターの識別コードも出ていない）（何をやってるかわからないけど…あっちも警戒しておくべきね、これは）
＜２ＥＰ＞
ミドガルド「発掘作業の進行状況はどうか？
ムーンレィス兵「間もなく終了します」
ミドガルド「弾頭の方は？」
ムーンレィス兵「はい。厳重にシーリングされた物を数個発見しました」
ミドガルド「フン…禁忌のマウンテンサイクル、ロストマウンテンというべきか。黒歴史の中でも忌み嫌われた兵器のみならず…」「あんな機械の化け物までが現れるというのだからな」
ムーンレィス兵「ですが、おかげでいいカムフラージュと時間稼ぎになります」
ミドガルド「そうも言ってはおられん。間もなくミリシャの連中も我々に気づく」「作業を急がせろ。何としてもあれをギンガナムの御大将の下へ届けるのだ」
＜３ＰＰ・味方援軍１出現＞
〔味方ユニット出現〕
トロワ「デスサイズにサンドロック…」
プレシア「助けに来てくれたんだ！」
デュオ「あらら…何だか珍しい組み合わせだな」
カトル「やっぱり、敵は機械獣だ…！ モビルスーツならともかく、何でこんなものがこの未来世界に…！？」「それに、モビルスーツらしき反応も感知されてる。いったい、ここで何が起きているんですか？」
セニア「詳しいことはまだわからないわ。念のために向こう側の山の方にも気を配っておいた方がいいと思う」
カトル「わかりました。もうすぐカミーユさんや豹馬さん達も来てくれます」「余裕があれば僕達はモビルスーツの反応の方を調査してみます」
＜敵全滅or５ＥＰ・敵増援１出現＞
〔敵ユニット出現〕
ミドガルド「…よし、この機体の機動には成功した。後はここから脱出するだけだ」
デュオ「お、おいっ！ あのモビルスーツは…！！」
カトル「そ、そんな馬鹿な…！ ガ、ガンダム試作２号機！？」
トロワ「あんなものまで地下に埋まっていたというのか…！」
カトル「な、何て…何てことだ…！ さっきから反応していたのはあのガンダムだったって言うの！？」
セニア「あの機体…不必要ぐらいに重装甲な上に、冷却装置付きのシールド…。それにロングバレルのバズーカ…」「もしかして！」
カトル「はい…あのガンダムは核を装備しているんです！」
セニア「！」
ミオ「マ、マジなの！？」
デュオ「よりにもよって、何であのガンダムが…こんな時にこんな所へ出て来るんだよ！？」
カトル「し、しかも…あのガンダムに乗ってるのは、ミリシャでもなければ、ブレーカーでもありません！」「おそらく…ムーンレィスです！」
デュオ「チッ…何てこった。歴史は繰り返すたあよく言ったもんだぜ…」「こんな未来世界でもあのガンダムを敵に奪われる羽目になるとはな！」
ミオ「そんなこと言ってる場合じゃないよ！ 核爆弾が持って行かれるのを黙って見てるつもりなの！？」
カトル「何とかしてガンダム２号機を止めなきゃ…」
プレシア「ど、どうやって！？」
トロワ「関節部分か動力部を破壊し、動きを止めるんだ。ただし、機体は絶対に撃墜するな」
デュオ「それしか方法はねえようだな… ギリギリまで機体にダメージを与えて、動けなくなった所を取り押さえよう！」
＜６ＰＰor敵増援１出現の次ＰＰ・味方援軍２出現＞
〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
ガロード「何だ？ あのゴツいガンダムは…」
カミーユ「ば、馬鹿な…！」「ど、どうしてこんな所にガンダム２号機が…！？」
ジュドー「本物なのかよ！？」
洸「まさか、ホワイトドールみたいにマウンテンサイクルから発掘されたのか！？」
小介「も、もしかして…核弾頭を搭載…！」
ジャミル「核弾頭だと！！ あのガンダムは核を持っているのか！？」
カトル「みなさん、話はあとです！ とにかくガンダム２号機を止めてください！」
※※ロアビィ（ガンダムレオパルド搭乗）出撃の場合、セリフ追加※※
ロアビィ「………」
ウィッツ「どうした、ロアビィ？」
ロアビィ「こんな時に何だけどさ、あのガンダム…」
〔カーソル、トロワを指定〕
ロアビィ「レオパルドと良く似てるんだよね」
ウィッツ「設計思想が似てるんだろ、そんなのよくある話じゃねえか」
ロアビィ「ま、確かにそうなんだけどね。でも、何か気になるんだよな…」
トロワ（…あのガンダム、俺のヘビーアームズを参考にしているのか…？）
＜６ＥＰor敵増援１出現の次ＥＰ・敵増援２出現＞
〔敵ユニット出現〕
ガロード「フロスト兄弟のガンダム！？」
ウィッツ「くそっ、あのゲテモノガンダムめ！ よりによって何てタイミングで現れやがんだ！」
シャギア「ミドガルド…任務の第一段階は成功したようだな」
ミドガルド「…何をしに来たのだ、シャギア＝フロスト？ まさか、私の手柄を横取りする気ではあるまいな」
シャギア「フッ…そんな無粋な真似はせん。今日は貴様の任務遂行の手助けに来たのだ」
ミドガルド（………）
シャギア「この場は私達兄弟に任せ、お前は脱出することに専念しろ」
ミドガルド「…了解した」
ジャミル「フロスト兄弟に構うな！ ガンダムを止めることに専念しろ！ ただし、機体は絶対に破壊するなよ！」
＜７ＰＰor敵増援１出現の２ターン後のＰＰ・味方援軍３出現＞
サラ「キャプテン！ この戦闘区域に超高速で接近する機体を感知しました！」
ジャミル「超高速だと！？」
〔味方ユニット出現〕
豹馬「ウイングゼロに…サイバスターか！」
プレシア「お兄ちゃん！」
デュオ「ヒイロ…マサキを見つけられたのか！」
ヒイロ「…ゼロのおかげだ。サイバスターの行動予測には多少苦労したがな」
マサキ「悪かったな！ 俺の行き先が予測しにくくてよ！」
セニア「…それ、言えてるわね」
マサキ「あ、あのなあ」
クロ「文句言ってる場合じゃニャいわよ、マサキ」
シロ「ここまで連れて来てくれたヒイロに感謝しなきゃニャ」
マサキ「連れて来てくれたっていうか、ウイングゼロに首根っこ押さえられて引っ張って来られたっていうか…」
デュオ「いや、でも…マサキの方向オンチもたまには役立つんだな。おかげでいい位置に出てきてくれたぜ！」
マサキ「そりゃどういう意味だ！」
デュオ「いいから、二人とも！ ガンダム２号機を抑えてくれ！」
マサキ「ああ、わかった。行くぜ、ヒイロ！」
ヒイロ「任務、了解…！」
＜ヒイロvsシャギア＞
ヒイロ「このガンダム…エピオンに似てはいるが…違う」
シャギア「大出力のビーム砲を持つコンセプトが同じということか！」
＜デュオvsオルバ＞
デュオ「俺達のガンダム…互いに何となく似てるよな。単機で行動するように造られてる所とかさ！」
オルバ「だが、力を不必要に誇示しているという点で君の機体は僕の美学に反する…」
デュオ「他人のことが言えんのかよ！」
＜トロワvsシャギア＞
シャギア「大した重武装だが、私の愛馬の敵ではないな」
トロワ「馬の能力だけで勝てると思っている騎手は良い騎手ではない」
シャギア「フン…良く言った！」
＜五飛vsオルバ＞
五飛「こいつもナタクと同じ、格闘戦主体のガンダムか！」
オルバ「知っているかい…？ 似たもの同士は憎み合うということを」
＜ガロード（ＧＸディバイダー搭乗）vsシャギア＞
ガロード「さあ、覚悟しやがれ！」
シャギア「！？ 機体の性能ではない…操縦技術がフォートセバーンで見た時よりも上がっている…？ …馬鹿な！」
ジャミル「ガロード自身のセンスだ。あいつの操縦センスは桁外れに高い。特に順応性については天才的な勘を発揮する」
キッド「本人のバカそうなノリからじゃ、想像付かないけどね」
＜ガロードvsオルバ＞
ガロード「もうお前達なんかには負けないぜ！」
オルバ「いくら機体がパワーアップしても君が相手ではね！」
ガロード「うっせぇっ！なら俺に勝ってみろ！」
オルバ「言われなくてもそのつもりさ！」
＜シャギア撃破＞
シャギア「フ…楽しませてくれるな…」
＜オルバ撃破＞
オルバ「次もこういくとは思わないことだね…！」
＜ミドガルド撃破＞
ミドガルド「な…馬鹿な…！？」
（→ＧＡＭＥ ＯＶＥＲ）
＜ミドガルドＨＰ規定値以下・勝利条件達成＞
ミドガルド「い、いかん、動力への損傷が大きい！ かくなる上は脱出する！」
※※まだシャギアとオルバ健在の場合、セリフ追加※※
シャギア「ミドガルドめ…失敗したか。ならば、ここが潮時だな」
〔敵ユニット離脱〕
オルバ「そうだね、兄さん…」
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
カミーユ「何とかガンダム２号機の奪取は阻止できたか…」
デュオ「ふう…助かったぜ。あんなものが敵の手に渡っちまったらタダじゃすまねえならなあ」
〔味方戦艦出現〕
洸「アーガマとアイアン・ギアーだ」
デュオ「やれやれ…やっと合流出来たか」
ジャミル「よし、フリーデンをあの２艦に接近させろ」
【戦闘マップ終了】
＜ミドガルドが脱出ポイントへ到達＞
ミドガルド「よし…任務成功だ。このモビルスーツは頂いていく！」
〔敵ユニット離脱〕
カトル「な、何てことだ…！」
ジュドー「く、くそっ！ ２号機を止めることが出来なかった…！！」
デュオ「な、何てこった…あんなのがムーンレィスに奪われちまうなんて…」
トロワ「…やはり、歴史は繰り返すというのか…」
ヒイロ「………」
ジャミル（しかし…ムーンレィスは核を手に入れて何をするつもりなのだ？）（地球への帰還を目的とする彼らが地球で核を使用するとは思えないが…）
〔味方戦艦出現〕
ジャミル「あの戦艦がアーガマか。よし、彼らと合流するぞ…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
現在位置 キングスレーの谷
※※ミドガルド離脱阻止の場合のセリフ※※
コウ「な、何ですって…!? マウンテンサイクルからガンダム２号機が発掘された…？」
モンシア「しかもムーンレィスがそれを奪いに来ただとぉ!?」
ジャミル「そうだ。だが、何とか我々の手で阻止には成功した」
アムロ「ザクやカプールのみならず、あんなものまで発掘されるとはな…」
コウ「２号機はどうするんですか…？」
ジャミル「正直言って我々では扱いかねる。アーガマに引き渡すのがベストだと思うが…」
ブライト「了解した、では、こちらで引き取ろう」
バニング「引き取る…？ あのガンダムを使う気ですか、艦長」
ブライト（………）「無論、解体した後、アーガマで厳重に封印する」
コウ「そうですか…」
※※ミドガルド離脱の場合のセリフ※※
コウ「ガンダム２号機が発掘されて…しかも、それがムーンレィスに奪われたんですか!!」
ジャミル「…そうだ」
アムロ「ザクやカプールのみならず、あんなものまで発掘されるとはな…」
コウ「こんな未来世界でも同じことが繰り返されるなんて…！」「くそっ…自分がその場にいれば！」
バニング「…ウラキ、過ぎたことを悔やんでも仕方がないぞ」
コウ「しかし、大尉！」
バニング「それに、お前がいてもどうにもならなかったのかも知れん。現に前回はそうだったからな」
コウ「！」
バニング「だから、お前にデュオ達を責める権利はない」「大事なのはこれからの事態にどう対処するか、だ」
コウ「…わかりました、大尉」
ジャミル（………）
リリ「グエン様、あの機械人形はそんなに危険なものですの？」
グエン「危険なのはむしろ機械人形の武器に装填されている爆弾です」「ローラによれば、それは天地を灼き焦がし焦がし、強力な毒を何百年も発生させるらしいのです」
リリ「まあ、何て恐ろしいこと…」
エルチ「それもイノセントが造った新しい武器なんですか？」
グエン「いや…呪われるべき黒歴史の遺産と言った方がいい」
コウ（………）
ジャミル（………）
バニング「戦闘中の状況を見る限り、ムーンレィス軍は大きく二派に分けられるようだな」
グエン「ディアナ＝ソレルが直接指揮するディアナ・カウンターと、そこの属さない部隊ですね」
エルチ「じゃあ、前に私達を襲って来た連中は後者の方なのね」
ジャミル（………）
ブライト「君はムーンレィスについて詳しいと聞いている。何か知っていることはないか？」
ジャミル「…ムーンレィスの軍隊が大きく二つに分かれているのは確かだ」「一つはあなた方も知っているディアナ・カウンター…もう一つはギンガナム艦隊…」
ゼクス「ギンガナム…？」
ジャミル「ギンガナムはムーンレィスの軍事を司る家系の名前だ」「彼らは月軌道上に私設艦隊を持ち…外敵に備えて数千年の間、演習を繰り返して来た」
コウ「す、数千年の演習…!?」
ノイン「それに外敵とは？」
ジャミル「ギンガナム艦隊は元々地球外からの侵略者に対して結成された艦隊だと言われている」
クワトロ（………）
ジャミル「もっとも今の彼らにとって外敵とはイノセントのことを意味しているが」
ブライト（………）
クワトロ「では、ディアナ・カウンターは女王ディアナ直属の軍組織…ギンガナム艦隊は月の正規軍ということか」
ジャミル「おそらくはな」
コウ（一つの統括組織の下に二つの軍隊…地球連邦軍とティターンズの関係に似ているな）
グエン「ところで、ジャミル殿。フォートセバーンにあるイノセントの基地の様子はどうだったのです？」
ジャミル「情報どおり、彼らはガリア大陸のブレーカーを対ムーンレィスの戦力として召集していた」
グエン「では、彼らとの交渉は上手くいったのですか？」
ジャミル（………）
グエン「？」
カミーユ「俺達はフォートセバーンのイノセントやブレーカーから攻撃を受けました」
グエン「な、何だって…!?」
エルチ「イノセントが攻撃して来た…!?」
カミーユ「しかも、彼らは人工ニュータイプと専用の機体を差し向けて来たんです」
クワトロ「人工ニュータイプ…強化人間のようなものか…」
アムロ（………）
ジャミル「フォートセバーンのイノセントはニュータイプの研究を以前から進めていたようだ」「そして、彼らはティファをサンプルとして捕らえようとした…」
カミーユ「しかも…ニュータイプの研究施設にはロザミィもいたようなんです」
ブライト「ロザミィ…」
クワトロ「カミーユの妹だという…あの娘か」
カミーユ（………）
グエン「し、しかし…イノセントにとって我々の戦力は貴重なはずだ」
ジャミル「イノセントは我々を危険視し、ムーンレィスと共に排除しようとしているのだろう」
リリ「でも、その理由がはっきりしませんわね」「何故、ムーンレィスと戦っている私達がイノセントから狙われなければなりませんの？」
エルチ「そ、そうよ。私達はビエル様の依頼を受けているのに…」
ジャミル（………）「それは我々がＧＸや∀…そして、黒歴史の機動兵器を保有しているからだろう」「もはや我々はイノセントにムーンレィス以上の敵として認識されているのかも知れない…」
ブライト（………）
エルチ（そ、そんな…それって北アメリア大陸のイノセントの話よね？）（ガリア大陸のイノセントは…ビエル様はあたし達に攻撃なんか仕掛けて来ないはずよね…）
グエン「ブライト艦長、あなた達アーガマの乗組員に改めてお願いしたい」「我々に力を貸していただけないだろうか？」
ブライト（………）
ゼクス「我々にイノセントやムーンレィスと戦えと？」
グエン「ムーンレィスは侵略者であり…我々はその被害者だということはあなた方もご存じのはずです」
キエル（………）
クワトロ「だが、我々は戦うためにここへ来たのではない。この世界への干渉は極力避けたいのだ」
グエン「戦う理由がない…とおっしゃられるのですな？」
クワトロ「そういうことになる」
リリ「でも、戦う理由がないというのはおかしいですわね」
アムロ「どういう意味です？」
リリ「あなた方は土の中から出てきたあの機械の怪物をご存じの様子。しかも、ご自分達から戦っていらした」
アムロ（………）
リリ「あんなものが他の場所に現れて街を襲っても…あなた方は同じことをおっしゃいますの？」
アムロ（………）
ブライト（………）
アムロ「ブライト、とりあえず我々はこの場に止まり、マウンテンサイクルの調査を行った方がいいだろう」
ブライト「ああ。ガンダム２号機以外にも何かが出てくるかもしれないからな…」
豹馬「じゃ、じゃあ…さやかはまだ行方不明なのかよ!?」
甲児「ああ…それにムサシもな…」
豹馬「そ、そうか…てっきりアーガマに乗ってるもんだと…」
甲児「リョウ達は一緒だったんだが…」
ちずる「大丈夫よ、甲児君。他のみんなだって次々見つかってるんだもの…さやかやムサシだってきっと…」
甲児（………）「なあ…豹馬、ちずる。俺達の時代って…あれからどうなってんだろうな」
豹馬「！」
ちずる（………）
甲児「もしかして…俺達がいなくなっちまったのが原因で…」
ちずる「…あたし達がこの時代に来ることなんて誰にも予測できなかったわよ」
甲児（………）
豹馬「そうだぜ、甲児。こうなったらあれこれ悩んでても仕方ねえよ」「この世界で何とかして生き延びて、元の時代に帰る方法を何とかして見つけ出す方がいいと思うぜ」
甲児「お前は気楽でいいよな。俺はそういう風には割り切れねえ」
豹馬「甲児…」
甲児「俺はあの時代に残して来た弟や先生、仲間達のことがどうしても気になる」「あの後、みんなはいったいどうなったんだ…地球に何が起きたんだ…？」
ちずる（………）「…必ず帰れるって信じましょ」
甲児（………）
豹馬「ちずるのいう通りだぜ。俺達、今までだって何度もヤバい目に遭ったけど…」「その度に何とかして来たじゃねえか。だからよ、今回だってきっと何とかなるぜ」
甲児（………）「そうか…そうだな」
豹馬「だいたいよ、ウジウジ悩むなんててめえのキャラクターじゃねえんだ」
甲児（………）
豹馬「それにさ、お前から元気を取ったら何にも残らねえだろうが？」
甲児「何だと!?」
豹馬「そうそう。そうやってすぐにムキになってる方がお前らしいぜ」
ちずる「ホントね」
甲児「フッ…ハハハ」「そうだな。落ち込むなんて、兜甲児様らしくねえよな」
シド「よし…出て来たぞ！」
アストナージ「これは…間違いない。宇宙巡洋艦の後部ノズルだ」
ジョゼフ「アーガマより大きいな…」
アストナージ（………）
シド「どうしたんじゃ？」
アストナージ「いや…このノズルの形に見覚えがあるような気がして…」
ブライト「何…!? 埋まっていた宇宙船が…」
アムロ「ラー・カイラムだと!?」
アストナージ「ええ…信じられないことですが…」
クワトロ（………）
エマ「そんなものが…こんな所に埋まっていたなんて」
アムロ「俺達が使っていた物と同じ物なのか？」
猿丸「それはまだわかりませんが…同型艦であることに間違いはありません」
アストナージ「他にもモビルスーツが何体か埋まっているようなので、引き続き調査を行います」
クワトロ（………）（今までに発掘された機体のほとんどは我々がいた新西暦時代のものだ…）（それには何か理由があるのか…？）
ロラン（………）（キエルお嬢さん、こんな時間に僕を呼び出して…何の用事があるんだろう？）（…ここのところ様子がどことなくおかしいし…。それに関係があることなんだろうか…？）
竜馬「ん？ あれは…」「確か、ホワイトドールのパイロットのロラン君だったか？」「！」「何か落として行ったぞ…？」「…これって、ホワイトドールのマニュアルじゃないか。こんな大事な物を落とすなんて…」（………）
ロラン「そ、そんな…」「おかしいとは感じていたんですよ、ずっと…」「でも、どうしてこんなところにディアナ様が…いらっしゃるんですか！」
キエル（………）
ロラン「うぅ…あんなに尊敬し、憧れているディアナ様とキエルお嬢さんを…」「僕は…ずっと見分けることが出来なかったなんて…」
キエル「ロラン＝セアック。あなたが大切に思っているキエル＝ハイムが困難な局面に立っています」
ロラン（………）
キエル「キエルさんの命に関わることになるかも知れないのです。私達がこんな馬鹿なことをしてしまったために…」
ロラン「やはり、キエルお嬢さんがソレイユにいらっしゃるんですね？」
キエル「そうなのです、それで私の代わりをさせられて…」「この数日の事態の急激な動きのことを考えると、もうこの状態を続けるわけにはいかないのです」
ロラン「はい、続けられません…」
キエル「このまま戦いが続けば地球にも月にも不幸が待つだけです」「２つに別れた人類のために…そしてこの美しい大地と輝く月のために…」「ロラン＝セアック、力を貸しておくれ」
ロラン「僕に…力、あるんでしょうか…」「誰だ!?」
竜馬「俺だ…ロラン君」
キエル「！」
ロラン「りょ、竜馬さん…」
竜馬「すまん。盗み聞きをするつもりなんてなかったんだが…君に落し物を届けようと思って…」
ロラン「い、今の話…聞いていたんですか、竜馬さん…？」
竜馬（………）「…ああ」
キエル「確か…流竜馬さんとおっしゃいましたね」
竜馬「え、ええ…」（この人が…月の女王、ディアナ＝ソレル……）（見たところ、俺やロランとそんなに歳が違わないというのに…）
キエル「私は…もう逃げも隠れも致しません。ですが…」
竜馬（………）「わかっています。あなたがご自分で正体を明かされるまでは…」「俺もこのことは黙っているつもりです」
キエル「ありがとうございます…」
隼人「よう、リョウ。今までどこに行っていたんだ？」
竜馬（………）「…何でもない」
隼人「嘘をつけ。何か隠し事をしているんじゃないのか？」
竜馬「どうしてそうだと言えるんだ？」
隼人「フッ、お前との付き合いも長いからな…」「何でも、あのキエルっていうお嬢さんは月の女王ディアナと姿がそっくりらしいじゃねえか」
竜馬（………）
隼人「しかも、キエルはディアナ・カウンターの旗艦の中に入ったことがあるそうだな」
竜馬「何が言いたいんだ？」
隼人「その時にキエルがディアナ・カウンターのスパイに仕立て上げられたんじゃねえかと思ってよ…」
竜馬（………）「そんなこと、間違っても他の連中に言うな」
隼人「それはゲッターチームのリーダーとしての命令か？」
竜馬「ああ、そうだ」
隼人（………）「…わかったぜ、リョウ。リーダーには逆らえねえからな」
竜馬（………）
隼人（だが…これでキエルに何か秘密があることが確実になったな…）
めぐみ「リョウ君、ハヤト君！」
竜馬「どうしたんだ、めぐみ？」
めぐみ「鉄也君とデュオがケンカをしているのよ！」
竜馬「何だって…!?」
隼人「リョウ、そういうのはお前の得意分野だろう。俺は遠慮させてもらうぜ」
竜馬「ハヤト……」
めぐみ「リョウ君、早く来て！」
竜馬「あ、ああ…わかった」
キース「止めろよ、二人とも！」
デュオ「どういう意味だ、鉄也…！」
鉄也「わからないのなら、何度でも言ってやるぜ」「何で最初にマウンテンサイクルの調査をしなかった？」
デュオ「機械獣に襲われてたセニア達を助けるのが先だと思ったからだよ」
鉄也「だが、カトルはサンドロックのセンサーで気づいていたはずだ」
カトル「す、すみません…。僕の…僕のせいなんです」
鉄也「大した甘ちゃんぶりだな。もし、２号機に核を撃たれたらどうするつもりだったんだ？」
デュオ「何っ…!? じゃ、何か？ カトルが悪いってのかよ！」
鉄也「ああ、そうだ」
甲児「やめろよ、鉄也さん！」
※※ミドガルド離脱阻止の場合のセリフ※※
鉄也「甲児君…今回は運が良かっただけだ。あのまま２号機が奪われたら大変なことになるところだったんだぞ」
※※ミドガルド離脱の場合のセリフ※※
鉄也「バルマー戦役の星の屑作戦の時だってそうだろう？」「俺達は二度と同じ過ちを繰り返すわけにはいかねえんだ！」
キース「………！」
竜馬「何をやってるんだ！」
鉄也（………）「いいか、これだけは言っておく。今までどおりの甘いやり方じゃ、被害が大きくなる一方だぜ」
デュオ（………）
カトル（………）
鉄也「そこら辺をもう一度よく考えておくんだな」
竜馬「鉄也君…」
めぐみ「何なの、あの人…！」
キース「…カトル…気にすることないよ」
カトル「……いえ、鉄也さんの言っていることは間違っていません」
デュオ「カトル…」
カトル「僕達はあのガンダムの恐ろしさを良く知っています」「だからこそ、一番最初に気づいた僕が何とかすべきだったんです」
めぐみ「だからって、あんな言い方はないわ」
竜馬（………）「甲児君、鉄也君に何かあったのか？」
甲児（………）「それは俺が聞きたいぐらいだぜ…」
ジュン「鉄也…」
鉄也「ジュンか…何の用だ？」
ジュン「甲児君があなたのことを気にしてたわ。最近、様子が変だって…」
鉄也「変…？ フッ、確かにそうかも知れんな」
ジュン「あなた、まさか…」
鉄也「ああ、そうさ…。俺は心のどこかで兜甲児を憎んでいるのかも知れない…」
ジュン「そんな…私達は仲間じゃない…」
鉄也「兜甲児と俺とは根っから違うんだよ。何といっても所長と俺は血のつながらない赤の他人だからな」
ジュン「鉄也…それは違うわ！」
鉄也「俺だって血の通った人間だぜ。感情だってあるんだ」「所長にかばわれて、ぬくぬくと暮らしている兜甲児のおぼっちゃんぶりが気にらなかったのは確かだ」
ジュン「て、鉄也…」
鉄也「バルマー戦役でロンド・ベルの連中がマクロスで冥王星に行っていた時…」「極東地区や南アタリア島を守っていたのは俺とお前だ」
ジュン（………）
鉄也「戦闘のプロとして育てられた俺達のやり方で、何とか任務を果たすことは出来たが…」「所長の命令でロンド・ベル隊に組み込まれてからと言うものの…あいつらの甘いやり方に振り回され…」「結果的にはゴーゴン大公や暗黒大将軍を取り逃がした」
ジュン（………）
鉄也「このまま連中のやり方がまかり通ったら、俺達が命をかけてやって来た意味がなくなっちまう…！」
ジュン（………）
鉄也「仲間を守るのをいいが、それ以前に守らなきゃならないものが俺達にはあるんだ」「非情に徹しきれない今のプリベンターじゃ、これからの事態に対処できないぜ」
ジュン（………）
鉄也「それに…兵器として所長に育てられた俺達がこれからも必要とされるには…」「あの兜甲児に勝つしかないだろう？」
ジュン「鉄也…それは違うわ。それは違う…！」
鉄也（………）（……………）「…すまん、ジュン。何を言ってるんだろうな、俺。どうかしてるぜ…」
ジュン（………）
鉄也「…この話は甲児君にはしないでくれ」
ジュン（………）
鉄也（………）「なあ、ジュン。俺は機械獣の復活を…地下勢力の復活を心の中では喜んでいるのかも知れない…」「何故なら、あいつらを…敵を倒すことが俺達の生きる目的だからな…」
ジュン（鉄也………）
【シナリオエンドデモ終了】
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