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No.26A
破れかぶれのラグ

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

ジロン「コトセット! もっとスピードは出ないのかよ! 他の艦に遅れてるじゃないか!」
コトセット「無茶言うなよ! アイアン・ギアーは3艦の中じゃ市場足が遅いんだ」「おまけに昨日の事件で操縦系統その他モロモロにガタが来てる。本格的な整備が必要だよ」
ジロン「それを何とかするのがあんたの仕事だろ!! 俺達がこうしている間にもエルチは…エルチは!」
ラグ「やれやれ、今度はジロンがヒステリーかい。見てらんないね」
ジロン「何だと!? ラグ、お前はエルチが心配じゃないのか!?」
ラグ「それ、どういう意味よ?」
ソシエ「…ジロン、荒れてるわね」
ロラン「エルチさんがさらわれたんです。仕方ありませんよ…」(僕だって同じような状況だし…)(…キエルお嬢さん…無事なんだろう…)
メシェー「でも、ジロンはまだマシな方だよ。ガロードの方はひどく落ち込んじゃって、部屋から出てこないってさ…」
ロラン「そうですか…」
ラグ「ジロン! だいたい、あんたはいつだって勝手過ぎるんだよ!」
ジロン「どういう意味だ!?」
メシェー「あちゃー…今日は一段とすごいね」
ラグ「あたし達が戦いに巻き込まれたのも元はと言えば、あんたのそのわがままが原因じゃないのさ!」
ジロン「な、な何ぃ~!」
ダイク「こりゃ、ダイナマイト級の爆発だな…」
ブルメ「過ぎたことまで持ち出すとは相当、怒っている証拠だぜ」
ソシエ「ブツクサ言ってないで、止めた方がいいんじゃない?」
ブルメ「いいんだよ、やらせといて」
ジロン「俺はエルチのことが心配なんだ!!」
ラグ「エルチ、エルチってうるさいんだよ! 男のくせに、みっともないったらありゃしない!」
ジロン「仲間の心配をしちゃいけないのかよ!?」
ラグ「世の中、エルチのために回ってるわけじゃないんだよ!?」
ジロン「わかったよ!」
ラグ「!?」
ジロン「ラグがそんな嫌な思いするなら、俺はアイアン・ギアーを降りて一人でエルチを捜しに行く!」
ロラン「ジロン!」
ラグ「ハッ、笑わせないでよ! あんたみたいな世間知らずが一人で…何が出来るって言うのさ!」
ジロン「な、何だって!?」
ラグ「いいよ、だったら…あたしが艦を降りてやるよ!」
チル「ええっ!? ラグ、本気なのかさ!?」
ラグ「ああ、本気だよ。せっかくガリアへ戻って来たんだし、アイアン・ギアーも行くアテないし…」「ここらで以前どおりの気ままなサンドラットの生活に戻らせてもらうよ」
ジロン「ほ、本気かよ!?」
ラグ「ああ、本気だね! あたしはエルチを助ける手伝いなんてまっぴらゴメンだからね!!」
〔走る足音〕
ロラン「ラ、ラグさん!」
ジロン(………)
ロラン「と、止めなくていいんですか!? 本当に出て行っちゃいましたよ!」
ブルメ「いいって、いいって」
ダイク「頭を冷やしたら、そのうち戻ってくるよ」
ロラン「そ、そんな…! それじゃあんまりですよ!」
〔エンジン音〕
チル「あ! ラグったらザブングルを持ち出して…」
コトセット「何!! 持っていくならギャロップとかにしてくれ!」
チル「もう行っちゃったよ」
ロラン「ど、どうするんですか…?」
ジロン「ラグ……」

ブライト「イノセントの本拠地へ行く?」
キエル「はい…。そして、イノセントの長アーサー=ランクに会うべきです」
バニング「アーサー=ランク…?」
キエル「ええ。ディアナ女王の話によると、アーサーという方は穏健派の人物とか…」「そのお方と会って、和平交渉を行えば…無益な戦いを回避することが出来るはずです」
アラン「しかし、穏健派のリーダーがいるにも関わらず、イノセントは我々に攻撃を仕掛けて来ているが…」
キエル(………)
エマ「もしかして、イノセントにはその人物とは別に実権を握る人物がいるのかも知れませんね」
キエル(………)
バニング「良くある話だな」
ブライト「アーサー=ランクと出会っても交渉が上手く行くとは限らないが…」
キエル「ですが、イノセントの中にも戦いを嫌っている方々はいらっしゃるはずです」「全てのイノセントを敵に回すよりは賢明な策だと思います」
ブライト(………)
キエル「そして、イノセントに連れ去られたエルチさんとティファさんの行方もわかると思います」
ブライト(………)「そうだな。一度、検討してみよう。サエグサ、艦を停止させてくれ」
サエグサ「了解です」

フォッカ「何だぁ? それでお前…その子を追いかけなかったのか?」
ジロン「あ、ああ…」
フォッカー「やれやれ…どいつもこいつも戦闘は一人前でも男と女のことになるとからきしダメだな」「お前、どうしてラグが艦を降りたかわかるか?」
ジロン(………)
フォッカー「ったく、だらしないな。おい、輝! お前が教えてやれ…ヒック!」
輝「せ、先輩…ひょっとして、飲んでるんですか?」
フォッカー「当たり前だろう。こういう所に来て、酒を飲まんでどうする」
ロアビィ「そうそう。酒ならいくらでもあるよ。もちろん、金は取るけどね」
柿崎「マジで!!」
ロアビィ「何言ってんの。慈善事業でやってんじゃないんだ」
フォッカー「それはともかく…輝、ジロンに女心って奴を教えてやれ」
輝「は、はあ…」
ジロン(………)
輝「あのさ、ジロン…ラグはエルチにヤキモチを妬いてたんだと思うよ」
ジロン「何で?」
輝「そりゃ、目の前で他の女の子のことを気にしてたら…」
ジロン「???」
柿崎「ダメだ、こりゃ」
ジロン「じゃ、じゃあ…ラグを捜しに行けばいいのか?」
フォッカー「いかんいかん。もうタイミングが悪い。今から追いかけても逆効果だ」
ジロン(………)
フォッカー「いいか! 今から俺が攻略方法を教えてやる。だが、その前に…」
ジロン「その前に?」
フォッカー「ロアビィ、酒だ」
ロアビィ「はいはい…」
輝(段々マズい流れになって来たなぁ…)
フォッカー「いいか、ジロン。ちょうどいいタイミングで艦は停止している…」ラグにしてもおそらく遠くには行ってないだろう」
ジロン(………)
フォッカー「だがな…すぐに迎えに行っちゃあ、いかん」「しばらく放っておいて、向こうが不安になって来た頃合いを見計らって迎えに行ってやる」「そん時に優しい言葉の一つでもかけてやりゃあ、オッケーってモンだ」
ジロン(………)
ロアビィ「よ! 百戦錬磨のオンナ殺し!」
柿崎「さすがは夜の撃墜王!」
フォッカー「がっはっは! まァ、お前らも飲め飲め!」
輝「い、いえ…俺達はスクランブル要員ですから…」
〔扉の開閉音〕
お町「あ~ら、今日は随分と繁盛してんのね」
アイザック「本当だな」
ロアビィ「景気づけって奴さ。どう、おたくらも一杯飲む?」
お町「そうね…何にしようかな」
アイザック(………)「私はオレンジジュースを頼む」
ロアビィ「は?」
お町「何言ってんの?」
アイザック(………)
お町「もしかして、アイザックって…」
ロアビィ「飲めないのか!?」
フォッカー「あン!? 俺の酒が飲めないってのか!?
アイザック「本当だ! マジなんだ…オレンジジュース頼む
フォッカー「何だ、オレンジジュースだぁ!?」「情けないこと言いやがって…だったら、俺が酒のうまさって奴を教えてやるぜ、ヒック!
輝「やっぱり、いつものパターンになっちまった」
ジロン(………)
輝「でも…ラグも心配だけど、エルチやティファの方も気になるな…」
ジロン「…必ず助け出して見せるさ。エルチも…ティファも」

現在位置 バザー

ホーラ「…それで、アイアン・ギアーを飛び出したお前は、俺達に渡りをつけに来たってわけか…」
ラグ「ああ、そうさ。多分、あんた達もまだ近くにいるだろうと思ってさ」「でも、ここにはあの女はいないんだね…」
ホーラ「エルチはあのティファで娘と一緒に別のポイントへ連れてかれちまったよ」
ラグ「それ、本当なの!?」
ホーラ「おい、まさかお前…こっちの事情を探りに来たんじゃねえだろうな?」
ラグ「冗談よしなよ! 誰があいつらの手伝いなんか!」
ホーラ「じゃあ、俺の所へ来た本当の理由は何だ?」
ラグ「あたしはアイアン・ギアーの連中に一泡吹かせてやりたいんだよ」
ホーラ「ほ~お…」
ラグ「それに、アイアン・ギアーの長所も弱点も知ってる」「少しはあんたの役に立つんじゃないかって思いうんだけどね」
ホーラ「この間までお前の家だったランドシップを攻撃するんだぜ?」
ラグ「構わないよ。あんな連中が乗った艦なんか…」
ホーラ「そうか。今度こそアイアン・ギアーが手に入れば…」「俺はカラス=カラスとも対等に渡り合えるようになるぜ」
ラグ「カラス=カラスってあのビックマンと並び称されるカラス一家の元締めかい?」
ホーラ「ああ、そうだ。あの後、俺は奴の手伝いをしているのさ」
ラグ「あんた、相変わらず変わり身が早いねえ」
ホーラ「うるさい! 成り上がるチャンスをつかむためだ!」
ラグ「いいね…野心のある男は好きだよ」
ホーラ「そ、そうか?」
ラグ「ところでさ…エルチとティファってどこに連れてかれたの?」
ホーラ「そいつはまだ言えねえな。今回の件が上手くいったら教えてやるぜ」
ラグ(………)

現在位置 プリベンター停泊地点」

ジュドー「そっか…。ガロードの奴、まだ立ち直ってないのか…」
ファ「ええ…何とか元気づけてあげたいんだけど…」「しばらく出撃できないんじゃないかしら…」
ジュドー「俺、ガロードの気持ちわかるよ…」「前の戦いでリィナがいなくなっちまった時も相当ショックだったからな…」
ファ(………)
ジュドー「でも、あいつはすぐに元気になると思うぜ」
ファ「どうして?」
ジュドー「だって、やるべきことはもう決まってるんだ」「気持ちの整理がついたら、自分で部屋から出て来るって」
ファ(………)(…ジュドーも前に比べるとずいぶん大人っぽくなったわね)
ジュドー「ん? あそこの隅にいるのは…ブルメ達か?」
ファ「あなた達、こんな所に集まって何やってるの?」
ブルメ「いやさ、偵察に出てた連中から聞いたんだけど…」
チル「…近くに谷にコンテナがたくさん落ちてるんだって」
ジュドー「コンテナが?」
ブルメ「誰かが落として行ったものらしいんだ」
ダイク「せっかくだからそれを頂いちまおうと思ってね」
ジュドー「だったら、俺も手伝ってやるよ!」
ダイク「ジロンの奴も誘ってやろうぜ。ラグを捜すついでにもなるし」
ファ「無断で出るつもりなの!? ブライト艦長に怒られるわよ!」
ジュドー「だから、そこんとこはファさん…よろしく!」
ファ「もう! そういう所は前のまんまなんだから!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「破れかぶれのラグ」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕

チル「ねえねえ、もう誰かいるよ!」
ダイク「やっぱり先客が来てやがったか」
ブレーカー「チッ…コンテナを見つけたのはこっちが先なんだ。横取りされてたまるか」「野郎共! 奴らより先にコンテナを奪うぞ!!」
ジュドー「そうは行くか! こうなったら争奪戦だぜ!!」
ブルメ「よっしゃ、任されて!」
ダイク「ジロン、いいな?」
ジロン「あ、ああ……」(ラグ…どこへ行っちまったんだ…?)
<戦闘開始>

<敵がコンテナへ到達>

コンテナを奪われた!

<コンテナなくなる・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
ジロン「あれは!?」
ジュドー「サブングル…もしかして、ラグか!?」
ラグ「………」
ジュドー「お、おい…一緒にいるそのウォーカーマシンは何だよ? まさか、俺達と戦う気だってのか?」
ラグ「………」
ジロン「もしかして、このコンテナも…!」
ラグ「ああ、そうさ。ちょっと高くついたけど、あんた達をおびき出すためにワナってわけさ」
ジロン「!!」
ラグ「さあ、命が惜しい奴はさっさとここを立ち去りな! 用があるのはアイアン・ギアーの連中だけだからね!」
〔敵ユニット離脱〕
チル「ラ、ラグ…」
ジロン「ラグ! 本当に俺達と戦うつもりなのかよ!?」
ラグ「ああ、そうだよ!」
ブルメ「やっぱり女の怨みって怖い…」
ラグ「うるさいね! あたしはこうやって生きてくって決めたんだ!」「さあ、あんた達にはアイアン・ギアーをおびき出すエサになってもらうよ!」
〔敵ユニット出現〕
ホーラ「ようし…首尾は上々のようだな、ラグ」
ジロン「あのウォーカーマシン…ホーラか!?」
ジュドー「ま、まさか…ラグ…」
ラグ「そうさ。あたしはホーラについたんだよ」
ブルメ「な、何だって!?」
ジロン「ホーラ! 貴様、エルチをさらっただけじゃなく、次はラグをたぶらかしたのかよ!?」
ホーラ「馬鹿も休み休み言え! その女は自分の方から俺達の所へ来たんだよ!」
チル「嘘だ、嘘だ! ラグがそんなことするわけないやい!」
ジロン「よりによってどうしてホーラなんかに!?」
ラグ「あんたなんかよりもホーラの方がいい男なんだよ!」
ジロン「だからって、俺達に楯突く手伝いをしなくたっていいだろ!」
ラグ「ホーラは優しいんだよ! 金だってくれるって約束したし! だったら女はホーラの味方になるよ!」
ジロン「!」
ホーラ「へっへっへ…ま、そういうことだ。女は正直だからな」
ゲラバ「兄貴、そんなこと言って…女なんか信用するモンじゃないですぜ」
ホーラ「だから、てめえは女に縁がないんだよ!」
ブルメ「もう無茶苦茶…」
ジロン「ホーラめ、よくも…! そこを動くなよ、今からそっちに行ってお前をぶん殴ってやる!」
ラグ「させるかい、ジロン! ホーラは殺させやしないよ!」
ジロン「何だって!? くそっ、どうすりゃいいんだ!?」

<ジロンvsラグ>
ジロン「ラグ、止めろ! 俺達がどうして戦わなくちゃいけないんだ!」
ラグ「それがわからないあんただから我慢できないんだよ!」

<チルvsラグ>
チル「ラグ…嘘だよね! あたい達のところに戻ってくれるよね…」
ラグ「ごめんよ、チル…あんたも大人になれば、あたしの気持ちがわかるようになるよ」
チル「そんなん、わかりたくもないだわさ!」

<ブルメvsラグ>
ブルメ「なあ、ラグ…、なんなら俺もいっしょに逃げていいんだぜ」
ラグ「ブルメ! あんたのそういう軽いところは場合によりけりなんだよ!」

<ダイクvsラグ>
ダイク「止めろ、ラグ! 仲間に銃を向けたら、本当に戻れなくなっちまうぞ!」
ラグ「望むところさ! いくらダイクでも、邪魔するならただじゃおかないよ!」

<ラグ撃破>
ラグ「きゃあああっ!!」
ジロン「ラ、ラグゥゥゥッ!」
〔敵ユニット撃破〕
(→ GAME OVER

<ジロンがラグを説得・味方援軍1出現>
ラグ「ジロン! 何のつもりだい!?」
ジロン「ラグ、何が不満なんだ!? 何が気に入らないんだ!?」「何でホーラみたいな男が好きになれるって思うんだよ!」
ラグ「ハッ、あんたに何がわかるってんだい! それに、あたしにはあたしの生き方があるって言ったろ!?」
ジロン「だ、だけど…」「だけど、俺達は…仲間だろ!?」
ラグ「!」「ジ、ジロン…泣いているのかい?」
ジロン「当たり前だろ! エルチだけじゃなく、ラグまでいなくなっちまったら…俺…俺…!」
ラグ「ジ、ジロン…」
ジロン「だからラグ…俺達の所へ帰って来い!」
ラグ「ジロン……!」
チル「そ、そだよ、ラグ…あたい、ラグと戦うなんてヤだわさ…」「お願いだよぉ、帰って来てよぉ!」
ラグ「あ、あたしは…あたしは…」「………」
※※まだホーラ健在の場合、セリフ追加※※
ホーラ「どうした、ラグ!? 今が絶好のチャンスだぞ!!」
ラグ「悪いけど、もうあんたの手伝いは出来ないよ!」
ホーラ「な、何!?」
ラグ「やっぱり仲間を裏切るなんて…あたしらしくないからね!」
ホーラ「さんざん裏切るような真似をしといて…いまさら何を言ってやがる!!」
ゲラバ「だから言ったじゃないんですか。女なんか信用するもんじゃないって!」
ホーラ「うるさいっ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔ラグ、敵から味方へ〕
〔味方戦艦出現〕
ジロン「アイアン・ギアー! 来てくれたのか!」
ブルメ「っていうか、おびき出されて来たっていうか…」
フォッカー「よーし、よくやった、ジロン! ヒック!」
ジロン「フォッカーさん…」
フォッカー「上手くラグを世得できたようだな。後は俺達に任せろい! ヒック!」
輝「せ、先輩…大丈夫ですか!?」
フォッカー「バーロー、前にも言ったろうが! 酒が怖くて戦が出来るかってんだ!!」
アムロ「しょ、少佐…酒気を帯びての戦闘は…」
フォッカー「固いことを言うな、大尉! 俺はな、酔っぱらった方が調子いいんだよ!」
アムロ「し、しかし…それでは部下に示しが…」
フォッカー「あン? 文句がある奴ァ、かかって来い!!」
輝「アムロ大尉、こういう時の先輩には逆らわない方がいいですよ。後でヒドい目に遭いますから…」
アムロ「…わ、わかった…」
お町「アイザックは大丈夫なの? だいぶ少佐に飲まされてたみたいだけど…」
アイザック「心配はいらん。こういうこともあろうと、予めアルコール中和剤を飲んでおいたんだ」
〈出撃ユニット選択〉
※※まだホーラ健在の場合、セリフ追加※※
ゲラバ「あ、兄貴! イレギュラーまで出て来ましたぜ!!」
ホーラ「何いってやがる! 俺達の標的は元々あいつらなんだぞ! 今日こそアイアン・ギアーを奪え!!」


<敵全滅or味方援軍1出現の次EP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
カラス「ついに見つけたぞ、アイアン・ギアー!」
ジロン「デラバスギャラン! ビックマンか!?」
コトセット「いや、あの船体のマーク…あれはカラス一家のものだ!」
カラス「今日こそは弟の仇…取らせてもらうぜ!」
ブルメ「仇って何だ?」
コトセット「ひょっとして……ジロン達と出会う前に倒したブレーカーのガリー=カラスのことか!?」
ブルメ「ちょっと待てよ! そりゃ3日どころか、随分前の話じゃねえか!」
メディック「カラス=カラスほどの男が掟を破るとは…」「ジロンだけじゃない…エルチに拘るホーラ、そしてカラス…」「やはり何かが…俺達の中で何かが変わって来ている…」
カラス「3日の掟など関係ないわ! カラスの名に賭けて、弟ガリーの恨み、今日こそ晴らさせてもらう!」
ジロン「縄張り争いの戦いであんたの弟は死んだんだろ!? だったら恨むのは筋違いじゃないのか!」
カラス「黙れ! 3日の掟を曲げてお前達を討つことはイノセントにも了承を得ている!」
豹馬「ってことはビックマンと同じでイノセントに利用されてるってことかよ!」
鉄也「ならば、やるしかないな」
カラス「母ちゃん、そして野郎共! アイアン・ギアーは弟ガリーの仇だ! 絶対に負けるんじゃねえぞ!」
グレタ「あいよ、まだ愛してるからね…お前さん!
カラス「う、うひひひ…ば~か。…よーし行ってみよう!
※※まだホーラ健在の場合、セリフ追加※※
カラス「ホーラ! おまえの失敗には目をつぶってやるが…この戦いには死力を尽くせよ!」
ホーラ「あんたに言われるまでもないぜ!」


<フォッカーvsグレタ>
グレタ「おや、ちょっと渋いじゃないの…。うちの父ちゃんに後一歩ってところだね」
フォッカー「あんたにゃ悪いが…年増女は守備範囲外だぜ、ヒック!!」
グレタ「おや、そうかい? こっちは十分に守備範囲内なんだがねえ!」

<ジロンvsホーラ>
ジロン「ホーラ! エルチをどこにやった!?」
ホーラ「それを教える訳にはいかねえな!」
ジロン「何だと!? 実は行き先を知らないってんじゃないのか!?」
ホーラ「うっ…」

<ジロンvsカラス>
カラス「お前を落とせば、アイアン・ギアーの戦力はガタ落ちよ!」
ジロン「あんた、イノセントに利用されてて何とも思わないのか!?」
カラス「俺の第一の目的は弟の仇討ちよ! イノセントはそれに手を貸してくれる!」

<ジロンvsグレタ>
ジロン「この! このこのっ!」
グレタ「フフ…一生懸命になっちゃって。可愛いもんだねぇ」
ジロン「な、何だ、この年増は…!?」
グレタ「年増だって!? 言っちゃいけない言葉を言ってくれたね!」「熟した女の魅力と怖さ、あんたにたっぷり教えてやるよ!」

<ラグvsホーラ>
ホーラ「貴様、よくも裏切ってくれたな!」
ラグ「それ、あんたが言えることかい!?」

<ラグvsゲラバ>
ゲラバ「この女! やっぱり裏切りやがったな!」
ラグ「はん! やっぱりホーラの隣はあんたみたいなむさ苦しい男がお似合いなんだよ!」

<ラグvsカラス>
ラグ「ジロン、あたしの骨は拾っておくれよ!
ジロン「ラグ、死ぬな!
ラグ「あたしはアイアン・ギアーのために命をかけるんじゃない。ジロンのためよ、あたしは死んでもいいわ!」「…ハハハ、パターンを言ってしまった

<ラグvsグレタ>
グレタ「フフフ…こんがりと若鳥の蒸し焼きにしてやるよ!」「だからって…若いから蒸し焼きが美味しいとは限らないんだから、それだけは間違えないでね!」
ラグ「え、やだ? じゃ、おばさんの蒸し焼きの方がおいしいって言うの? ハハハ…じゃ、誰かに比べてもらおうよ!」
グレタ「このーっ、お尻にアザが残っているくせに!」

<ホーラ撃破>
ホーラ「く…この俺を落とすとは只者じゃねえな!」

<ゲラバ撃破>
ゲラバ「こうなりゃやることは一つ…脱出だ!」

<カラス撃破>
※※既にグレタ撃破の場合のセリフ※※
カラス「うおお! こんなところで死んでたまるか!」
※※まだグレタ健在の場合、セリフ追加※※
カラス「くそっ! ガリーの仇を討つまではくたばってたまるか!」
グレタ「あ、あんたぁぁぁぁっ!」
〔敵ユニット撃破〕
グレタ「このガキ共! あたしの大切な父ちゃんと父ちゃんの艦を沈めて生きて帰れると思うんじゃないよ!」

〔カラス、精神コマンド「気合」「熱血」「必中」「ド根性」使用〕

<グレタ撃破>
※※既にカラス撃破の場合のセリフ※※
グレタ「ち…この玉の肌を傷つけた恨み、忘れやしないよ!」
※※まだカラス健在の場合、セリフ追加※※
グレタ「あ、あんたぁぁぁぁっ!」
〔敵ユニット撃破〕
カラス「グ、グレタァァァッ!」「おのれ、ガキ共! 弟ガリーに続き、妻グレタまで…! 許さん、絶対に許さんぞ!」

〔カラス、精神コマンド「気合」「熱血」「必中」使用〕

<敵全滅・勝利条件達成>
ジロン「カラス=カラスか…これで諦めたとは思えないな…」
ラグ「………」
〔ラグ、マップ端へ接近〕
ジロン「どこにいくんだ、ラグ?」
ラグ「…みんなに銃を向けたあたしはもうアイアン・ギアーに帰れないよ!」
ジロン「ラグ!」
〔ジロン、ラグへ隣接〕
ジロン「ラグ! ザブングルから降りろ!」
ラグ「!」
〔味方ユニット離脱〕
ラグ「ジロン…」
ジロン「ラグ!」
〔殴打音〕
ラグ「!」
ジロン「倒れるな! いいか、倒れちゃダメだ!」「倒れたら今日以上にラグは卑怯者になっちまうんだぞ! 倒れるんじゃない!」
ラグ「…こ、これだけかい…?」
ジロン「足を踏ん張れよ!」
〔殴打音〕
ジロン「…これでラグは…俺達のところに帰れる…」
ラグ「ジロン…」
ジロン「おかえり、ラグ…」
フォッカー「これで一件落着だな、ヒック!」
輝「…先輩、早く酔いを醒まして下さいよ」
〔味方ユニット出現〕
コトセット「また敵か!?」
マサキ「いや…ありゃ、ヴァルシオーネだ! 俺達の仲間だよ!」
リューネ「やれやれ…やっとプリベンターのメンバーを見つけたよ」
ビリン「リューネ、あの戦艦ってアイアン・ギアーじゃない?」
リューネ「アイアン・ギアー? 知らないけど、あたしの知り合いが一緒にいるところを見ると…」「どうやら仲間らしいね」
マリア「あれが…イノセントと戦っている人達の艦…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 プリベンター停泊地点

ラグ「ジロン…」
ジロン「食事、持ってきたんだ」
ラグ(………)
ジロン「あ、俺がいると食べづらいか? 外に行ってるよ…じゃあな」
ラグ「いいんだよ…」
ジロン「そうかい? そのサンドイッチ、俺が作ったんだぜ」
ラグ(………)
ジロン(………)
ラグ(………)
ジロン「…カラシ、効き過ぎたのかよ?」
ラグ「おいしい…おいしいよ…」
ジロン「…色々と悪かったな、ラグ」
ラグ「そんなことないさ…」
ジロン「俺も反省してるんだ…。その…ラグに冷たかったろ…」
ラグ「そんなことないさ…」
ジロン「でもな、ラグだってちょっとな…。そう思うんだ…違うかな…」
ラグ「そうだね…そうだろうな…そう思うよ…」
ジロン「泣いてんのか?」
ラグ「バカ…」

リューネ「で、あたしは一人でこの大陸をさまよってた時にビリンやマリアと出会ったってわけ」
ビリン「その時、あたし達はブレーカーに襲われていて…」
マリア「リューネさんには危ないところを助けて頂きました」
マサキ「しかし、よく俺達を見つけられたな」
リューネ「プリベンターのみんなってこの大陸じゃ有名人らしいよ」
甲児「そりゃそうだろう。掟破りの連中が戦艦3隻でうろついてんだもんな」
マサキ「目立ってしょうがねえよな」
ビリン「ううん、それだけじゃないわ」「アイアン・ギアーの存在はイノセントの支配を良しとしない人達の間でも有名よ」
ブライト「イノセントの支配を良しとしない…?」
ビリン「そう。一部の人間だけど、イノセントに反抗する動きも出て来ているんです」「けど、まだ具体的な組織にはなっていなくて…」「だから、私はイノセントと戦うためにこの艦を探していたんです」
メディック「しかし…マリア=マリア、争い嫌いなお前さんまで…」
甲児「マリアって、先生の知り合いなのか?」
メディック「ああ、そうじゃ。俺がある街で医者をしていた時、その近くで畑を作っていたのが彼女じゃ」
マリア「…私はそこで世間の争いを避け野菜を作って暮らしていました」
メディック「そうじゃったな…。マリアは争いと暴力を完全に否定しておったはずじゃ…」
マリア「…でも、私も気づいたんです。争いから目を背けていては何も解決しないことに…」
メディック「そうか…」
ビリン「ってことで、私もここで戦わせてもらいます」
ブライト「それは構わんが…君はイノセントについて何か情報を持っていないか?」
ビリン「私達が調べたイノセントの重要拠点の場所についてなら…」
甲児「そりゃ本当か!」
マサキ「だったら、エルチやティファの居場所がわかるかも知れねえな」
甲児「ああ、さっそくガロードの奴に知らせてやろうぜ!」

ジロン「ザブングルの追加武装?」
コトセット「ああ。例の落ちてたコンテナの中から色々見つくろってな…」
キッド「へえ~3種類のミサイルランチャーを肩と左腕に取り付けるのか」
コトセット「重量は重くなるが、攻撃力は上がる。場合に応じて装備を換装できるようにしておくよ」
キッド「色々考えてんなあ」
コトセット「そりゃもう。こいつを見てくれよ」
ジロン「何だ、これ? 図面かい?」
コトセット「ああ。俺が今までに見てきたメカの図面だ」
ジロン「何のためにこんなの集めてるんだ?」
コトセット「イノセントの技術を手に入れるためだ」「俺達でメカを作れるようになれば、奴等の顔色をいちいちうかがわなくてすむからな」「俺の言っている意味がわかるか?」
ジロン「うん、わかる…」
コトセット「イノセントの奴ら、わざと俺達に争いを起こさせているようだからな」
キッド「ああ。連中の敵はムーンレィスのはずなのに、相変わらず俺達にも攻撃を仕掛けて来やがるしな」
ジロン「そして…エルチやティファをさらった……」
コトセット「いいか? これからイノセントの上納ポイントに行くことがあれば…」「なるべく大人しくして奴らが何を考えているか探るんだ」
ジロン「ああ」
コトセット「もうこれ以上、イノセントの意のままに操られたくないからな…」
【シナリオエンドデモ終了】


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