No.30
イノセントを統べる者
【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中
豹馬「おい、聞いたかよ？ 実はキエルって月の女王だったってよ！」
キース「今頃何言ってんの？」
キッド「そうそう。みんなとっくに知ってるぜ？」
雅人「いるよね…こういう時、必ず話題に遅れる奴って」
豹馬「…悪かったな。時代遅れでよ」
雅人「そこまで言ってないって」
キッド「しっかし、たまげたよなあ。俺達、女王陛下様とご一緒なんだぜ？」
豹馬（………）
雅人（………）
キース（………）
キッド「あれ？ みんな、何とも思わないのかよ？」
キース「別に。女王様なら前の大戦でも部隊の中にいたし…」
雅人「セニアみたく現役の王女様もいるもんね」
豹馬「ああ。今さら女王様が一人ぐらい増えたって別に驚かねえよな」
キッド「へえ～…。ロンド・ベル隊って想像以上に凄い部隊だったんだな」
ソシエ（………）（何よ。みんなしてヘラヘラしちゃって。敵の総大将が一緒にいるのよ？）（ロランも骨抜きにされちゃってるも同然だし…お父様の敵を討つのは今しか…）
テュッティ「ソシエさん」
ソシエ「は、はい…」
テュッティ「メシェーさんから聞いたんだけど…」「あなたのお父様はディアナ・カウンターの攻撃で亡くなられたそうね…」
ソシエ「え、ええ…」
テュッティ（………）「あなたの気持ち、私には良くわかるけど…」「いつまでもその感情に囚われているのは良くないわ…」
ソシエ（………）
テュッティ「…ごめんなさい。余計なことを言ってしまったみたいね」
ソシエ（………）
テクス「それで…ディアナ＝ソレルの様子と周りの反応は？」
ジャミル「思ったほど混乱はない」
テクス「そうだろうな。ここはミリシャの者は少ないし…月どころか過去から来た者もいる」「月の女王ぐらいでは驚かんのかも知れんな」
ジャミル「ドクターはどうなんだ？」
テクス「私か？ 私はもう十分に驚いている」「しかも、彼女に治療や洗濯の手伝いをさせたこともあるからな…」
ジャミル（………）
テクス「どうも彼女は我々が抱いていた印象とは違うようだ」
ジャミル（………）
テクス「で、ディアナ女王は当然我々のことに気づいているのだろう？」
ジャミル「ああ。だが、まだ彼女とは何も話をしていない」
テクス（………）
ジャミル「向こうもブライト艦長達に我々の話はしていないようだ」
テクス「そうか…」
〔扉の開閉音〕
プル「先生…」
テクス「どうした、プル？」
プル「頭が…頭がすごく痛いの」
テクス「頭が…？ 熱はないようだが…」
プル「…この感じ…もしかして…」
ジャミル「ニュータイプの共鳴現象か…？」
バニング「ブライト艦長、ヨップ近辺の偵察へ行っていたアランが帰還しました」
ブライト「では、報告を聞こう」
アラン「…ヨップ周辺はウォーカーマシンとランドシップで固められています」「イノセントは我々を正面から迎え撃つ気です」
キエル（………）
クワトロ「ならば、和平派のアーサー＝ランクは幽閉されていると見て間違いないな」
キエル「平和的に話し合いで解決することは不可能でしょうか？」
クワトロ「ええ。相手にその意志はないでしょう」
キエル（………）
バニング「アイアン・ギアーのクルーはアーサー＝ランクを救出するつもりのようですが？」
ブライト（………）
クワトロ「ブライト艦長、アーサー＝ランクを救出すれば、我々は後戻りが出来なくなるぞ」「彼を救い出せば、我々はこの世界を二分する勢力の代表者を保護することになる」「そうなれば恐竜帝国を含め、世界の大半を敵に回すこととなる」
ブライト（………）
アラン「ですが、前回の大戦でも我々は似たような状況下にいました」
バニング「あの時は宇宙の全てを敵に回しかねない勢いだったからな…」
キエル（………）
クワトロ「しかし、周りを取り巻く環境が違う。ここが未来世界だということを忘れるべきではない」
ブライト（………）「…ヨップ・ポイントへ攻撃を仕掛ける。皆をブリーフィングルームへ集めてくれ」
〔ざわめき〕
バニング「よし、みんな揃っているな。では、これよりブリーフィングを始める」「まず最初に…今回の作戦目的はアーサー＝ランクの救出である」
ジュドー「ヨップを守っているブレーカーは相手にしなくていいのかよ？」
ビリン「連中はイノセントに金で雇われてるだけだからね。分が悪くなったらサッサと逃げ出すよ」
アムロ「ヨップ攻略作戦は二段構え…つまりドーム突入と内部での救出作戦で構成される」「まずは第１部隊で周辺を守るランドシップ艦隊を撃破し、母艦をドームに突入させる…」「その後、母艦から第２部隊をドーム内に侵入させ、アーサー＝ランク達を救出するんだ」
柿崎「母艦で突撃か…。マクロスだったら楽だろうなあ」
マックス「そうだね」
バニング「母艦を突入させる第二段階だが、これには２つのプランがある…」「一つはアーガマ、アイアン・ギアーで正面から突入を敢行する強攻策…」
ジャミル「もう一つは母艦と機動部隊で陽動をかけている間に小回りの利くフリーデンを突入させる奇襲策だ」
バニング「強攻策は敵と正面から当たるため、激しい戦闘が予想される」
ジャミル「奇襲策は上手くいけば最低限の戦闘でドーム内へ侵入できるだろう」「なお、奇襲は当然のことならが…夜間に決行する」
ガロード「夜だったらサテライトキャノンで敵を牽制できるぜ」
ブライト「この二つのプランのどちらを採用するか、皆の意見を聞かせてもらいたい」
プレイヤー選択
「強攻策を採用する」
「奇襲策を採用する」
※※「強攻策を採用する」を選択した場合のセリフ※※
ブライト「では、作戦の第一段階は強攻策を採用する」
※※「奇襲策を採用する」を選択した場合のセリフ※※
ブライト「では、作戦の第一段階は奇襲策を採用する」
フォッカー「ドーム内に侵入してからのアーサー救出作戦は俺が指揮を執る」「輝とマックスはこちらの作戦に参加してくれ」
輝「了解しました」
フォッカー「それから…ビリン、マリア、ラグ…お前達も一緒に来てもらうぞ」
マリア「アーサー＝ランクを保護するためですね？ わかりました」
ラグ「じゃ、２体のザブングルはあたしたちで使わせてもらうよ」
チル「ねえ、ジロン。あたい達はどうすんの？」
ジロン「…エルチはあのギア・ギアで出てくるはずだ。俺達は第一段階で出撃するぞ」
プル（………）
ジュドー「どうした、プル…？ 頭でも痛いのか…」
プル「ジュドー…胸騒ぎがする…」
ジュドー「胸騒ぎ…？」
プル「この感じ…多分、プルツーが近くにいる…」
ジュドー「な、何!?」
ガロード「プルツーって…？」
ルー「プルの双子の妹で…カリスと同じように戦いを強いられていたニュータイプ…」
ガロード「何だって…！」
カミーユ（………）（ロザミィだってフォートセバーンにいたんだ…）（あの時、ダカールでサイコガンダムの乗っていたプルツーがこの時代へ飛ばされた可能性は高い）（しかも、ヨップのイノセントに…）
ジュドー（………）
プル「…ジュドー…あたし、今度こそあの子を…」
ジュドー「ああ、わかってる。必ず助け出そう」
ジロン「それ、俺達も協力するぜ」
ジュドー「ジロンさん…」
ジロン「俺だってイノセントの所にいるエルチを助けたい。だからさ……」
ガロード「俺も力を貸すぜ。前にティファを助ける時、手伝ってもらったもんな」
ジュドー「すまねえな、二人とも…」
プル「プルツー…待っててね。今度こそ、あなたを助けるからね…」
現在位置 ガリア大陸 ヨップ・ポイント
カシム「イレギュラー共め、ついにこのヨップ・ポイントまで来おったか…」
ビラム「申し訳ございません。思った以上に指揮下のブレーカーの統制に手間取りまして…」
カシム「愚か者め。シビリアンを管理出来ずして、何がイノセントか！」
ビラム「は、はっ！ 重ね重ね、お詫び致します…」
カシム「…次の戦いには例のニュータイプを投入しろ」
ビラム「し、しかし…あれは対ムーンレィス用の戦力で…」
カシム「今のイレギュラー共はムーンレィス以上の脅威だ。何としてもここで始末しろ」
ビラム「は…。了解致しました」
カシム（………）（アーサーの名と権限を使い、イノセントの掌握もほぼ完了した…）（後は身の程をわきまえぬシビリアンとイレギュラーさえ片づければ良い）（そして…ディアナと∀を滅ぼせば、月のアグリッパは地球などに興味を示すまい）（さすれば、我らイノセントの支配は絶対的なものとなる…）
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「イノセントを統べる者」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
ゲラバ「ホーラの兄貴！ 各部隊、配置につきましたぜ」
※※「強攻策を採用する」を選択した場合のセリフ※※
ホーラ「ゲラバ！ これが最後の警告だ。俺のことは艦長と呼べ！」
※※「奇襲策を採用する」を選択した場合のセリフ※※
ホーラ「もうパターンなんだよ。だから、これが最後の警告だ。俺のことは艦長と呼べ！」
ゲラバ「す、すいません…」
ホーラ「いいか、ゲラバ。俺達は最新鋭のランドシップを任されヨップ防衛の先鋒を務めるんだ」「ここでイレギュラーの連中を叩けば、報酬も昇進も思いのままだ」
ゲラバ「どうせ兄貴のお望みはエルチなんでしょうが…」
ホーラ「ま、まあな…」
ゲラバ「けどよ、あのエルチは俺達の知ってるエルチなんスかね？ 確かに前から気の強え女でしたけど…」
ホーラ「…そこがいいんだ」
ゲラバ「兄貴もホントにこりないッスね。でも、今のエルチはちっとばかし極端過ぎやしませんかい？」
ホーラ「………」「確かにな。イノセントめ…エルチに何かしたようだな」
エルチ「ホーラ！ もうすぐ奴らが来る！ 無駄口を叩いている暇はないぞ！」
ティンプ「タレ目の兄ちゃんよ…エルチの言う通りだぜ。せいぜい気張って奴等の戦力を削ってくれよ」
ビックマン「………」
ホーラ「チッ、ティンプの奴…イノセントに目をかけられてるだが何だか知らねえが、偉そうに」
エルチ「他の艦、全ての兵士にも通達する！ アイアン・ギアーとイレギュラー共はイノセントの秩序を乱す者達だ！」
ビックマン（秩序を乱す者達か…。確かにあのジロンとその仲間達の周辺からイノセントの秩序は崩壊しつつある…）
エルチ「我らイノセントの戦士の役目はここを奴等の墓場とすることだ。この白い雪を奴らの血で染めてやれ！」
※※「強攻策を採用する」を選択した場合のセリフ※※
グレタ「ご高説の途中で悪いけどさ、敵が来たよ」
エルチ「よし、全軍戦闘準備！ 何としてもドームを守り抜け！！」
〈出撃ユニット選択〉
バニング「作戦の第一段階を開始する！ 第１部隊出撃しろ！」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
アムロ「母艦の突入目標は一番奥のドームだ」
〔カーソル、ドームを指定〕
アムロ「母艦があのドームに隣接すれば作戦の第一段階は終了だ。各機は母艦の突入を援護してくれ」
※※「奇襲策を採用する」を選択した場合のセリフ※※
〈出撃ユニット選択〉
バニング「第１部隊出撃準備！ 陽動をかけるぞ！」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
アムロ「我々の目的はフリーデンの奇襲を成功させるための陽動だ。無理に戦闘することはない」「フリーデンは３分後に雪原地帯に現れるはずだ。それまでになるべき敵を引き付けておくんだ」
ジロン「エルチをああまで仕立てるイノセントだ。パンツをゴムを締め直して本気でかからんと…」
グレタ「後家の恐ろしさを思い知らせてやるよ！ ガキ共！」
ジロン「うわあ！ 後家だ、後家だ、後家だ～！！」
ダイク「え～！ カラス、カラスのカミさんか！」
グレタ「誰も後家にしてくれなんて頼みゃしないよ」
＜戦闘開始＞
≪「強攻策を採用する」を選択≫
＜２ＰＰ以降毎ＰＰ＞
アムロ「各機へ。突入目標は一番奥のこのドームだ」
〔カーソル、ドームを指定〕
アムロ「このドームに母艦を隣接させれば作戦の第一段階は完了だ。各機は母艦を援護してくれ」
＜母艦がドームへ到達or３ＥＰ・敵増援１出現＞
〔敵ユニット出現〕
プル「あれは！？」
ルー「クイン・マンサ！？ あんなものまで発掘されてたの！？」
ジュドー「この感じ…間違いない！ プルツーはあれに乗っている！」
プルツー「………」
ジュロー「プルツー…こっちのことがわからないのか！？」
プルツー「………」
ジュドー「ま、まさか…イノセントに精神操作を受けて…！？」「プル！ クイン・マンサに接触してプルツーを救い出すぞ！」
プル「でも…プルツーは心を閉ざしてる。もし駄目だった時は…！！」
ジュドー「そんなことは考えるな！ 駄目な時は、あのモビルスーツを壊してコクピットブロックを引っ張り出すんだ！」
プル「わかった…やってみる！」
≪「強攻策を採用する」を選択≫
＜３ＥＰまでにホーラ（ガバリエ搭乗）撃破・敵増援２出現＞
ゲラバ「あ、兄貴…やられちまったじゃねえかよ！」
ホーラ「こうなったらウォーカーマシンで名誉ばん回だ！」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕
ジロン「性懲りもなく今度はウォーカーマシンで出てきたぜ！」
ホーラ「黙れ、ドマンジュウ！ そろそろてめえの面も見飽きたぜ！！」
ジロン「そりゃこっちの台詞だ！ お前がエルチをさらわなければ、こんなことにならなかったんだ！！」
ホーラ「俺だってエルチがあんなことになるなんて知らなかったんだよ！！」
ジロン「うるさい！ エルチは返してもらうからな！！」
≪「奇襲策を採用する」を選択≫
＜４ＰＰ・味方援軍１出現＞
〔味方戦艦出現〕
ビラム「いかん！ 向こうの部隊はオトリで奴らが本命か！」
トニヤ「今頃気づいても遅いわよ」
サラ「各員へ！ 本艦の目標はあの奥のドームです」
〔カーソル、ドームを指定〕
サラ「目標のドームへ向けて、フリーデン発進！！」
シンゴ「了解、フリーデン発進！」
トニヤ「みんな、しっかり援護を頼むわね！」
≪「奇襲策を採用する」を選択≫
＜味方援軍１出現後、毎ＰＰ＞
サラ「突入目標は一番奥のこのドームです」
〔カーソル、ドームを指定〕
サラ「このドームにフリーデンが隣接すれば作戦の第一段階は完了です。各機、援護をお願いします」
＜敵１０機以上撃破・敵増援３出現＞
〔敵ユニット出現〕
キッド「おっと、お約束の敵増援かよ！？」
アイザック「さすがにイノセントの本拠地だけのことはある…油断はするなよ」
＜アムロvsプルツー＞
アムロ「プルツー！ そのマシンが君の心を混乱させているんだ！ コクピットから出るんだ！」
プルツー「戯れ言を！ そんな誘いに乗って、クイン・マンサを降りるとでも思ったのかい！？」
アムロ「未来の世界でも過去の過ちを繰り返させるわけにいくか！」
＜カミーユvsプルツー＞
プルツー「この男もあたしもいじめに来た！ あたしには敵しかいないのか！」
カミーユ「やめろ、プルツー！ そのマシンを降りて、ジュドーをプルの言うことを聞くんだ！！」
＜フォウvsプルツー＞
フォウ「プルツー、心を開くのよ！ そしたら私達の言葉が嘘ではないことがわかるはず！」
プルツー「その必要はない！ お前達の存在を消せば、このわずらわしさも消えるんだ！！」
＜ウッソvsプルツー＞
ウッソ「そんなすさんだ心じゃ、マシンの支配から逃げられなくなる！！」「そうなったら、自分も無事じゃ済まなくなるんだ！！」
プルツー「そんなこと、お前達を倒せば問題じゃない！！」
＜健一vsビックマン＞
健一「まだ俺達を付け狙っているのか！ それは三日の掟に反することじゃないのか！？」
ビックマン「お前達が現れたおかげで、イノセントの秩序は崩壊しつつある…」「ワシらはイノセントがいなければ生きていけんのだ。だから、お前達を許すわけにはいかん」
健一「なら、イノセントと戦ってるジロンは何なんだ！？」「あんた達はイノセントの支配がなくても、生きていけるんだぞ！！」
＜ジロンvsティンプ＞
ティンプ「大したもんだよ、兄ちゃん。よくぞ、ここまで来たもんだ」
ジロン「お前に誉められても嬉しくも何ともないぜ！」
ティンプ「そうかい？ 今日であの世行きの兄ちゃんに手向けのつもりだったんだけどな」
ジロン「エルチを助け出す前にやられてたまるかってんだ！」
＜ジロンvsホーラ＞
ジロン「イノセントにエルチを渡した責任は取ってもらうぞ！！」
ホーラ「俺だって好きでイノセントにエルチを渡したんじゃねえ！ 命令だったんだ！」
ジロン「命令なら惚れた女も差し出すような男に負けてたまるかよ！」
＜ジロンvsビックマン＞
ジロン「ビックマン！ イノセントに従ってたって、いいことは何もないぞ！！」
ビックマン「ワシの名に傷を付けたお前達を…許すわけにはいかんのだ！」
＜ジロンvsグレタ＞
グレタ「父ちゃんの仇、討たせてもらうよ！」
ジロン「カラスはイノセントに利用されて死んだんだぞ！！」
グレタ「男が言い訳すんな！」
ジロン「時には女々しくなる！」
グレタ「女は強いんだよ！ そういう時は雄雄しいって言いな！」
＜ジロンvsエルチ＞
エルチ「ジロン＝アモス！ お前はこの私が倒して見せる！！」
ジロン「くそ…こうも砲撃されたんじゃエルチを助け出すどころじゃないぜ」
＜ジュドーorプルがプルツーを説得＞
※※プルツー説得フラグ成立の場合のセリフ※※
ジュドー「プルツー！ どうして、そんなマシンに乗っているんだ！？ イノセントに操られているのか！？」
プルツー「黙れ！ あたしの前に現れるな！！」
ジュドー「！！ やっぱり、イノセントに精神操作されているんだな！？」
プルツー「あたしの中には、お前達があたしを殺そうとした記憶があるんだ！」
ジュドー「まさか…ネオ・ジオンやティターンズが操作した記憶までもが混乱しているのか…！！」
プルツー「みんな嫌いだ！ みんないなくなればいいんだ！」
ジュドー「ダメだ、プルツー！！」
〔プルツー、精神コマンド「気合」使用〕
ジュドー「くそっ…駄目なのか！」
※※プルツー説得フラグ未成立でジュドーが説得の場合のセリフ※※
ジュドー「どうして俺達と戦う！？ ここにはもうネオ・ジオンもティターンズもいないんだぞ！」
プルツー「黙れ！ あたしを苦しめる存在…お前達イレギュラーを消滅させてやる！！」
ジュドー「やっぱり…イノセントに精神操作を受けて…！？」
プル「そ、そんな…やっぱり駄目なの…！？」
ジュドー「くそっ…！」
※※プルツー説得フラグ未成立でプルが説得の場合のセリフ※※
プル「やめて、プルツー！ あたしがわからないの！？」
プルツー「うるさい！ お前は…お前は私に苦痛を与える存在だ！ 消してやる！！」
プル「や、やっぱり駄目なの…！？」
ジュドー「くそっ…！」
カミーユ「ジュドー！」
フォウ「あきらめないで、ジュドー！」
プル「ジュドー、お願い！」
ジュドー「ああ…わかってるよ、みんな。クイン・マンサを破壊して、プルツーを助ける！！」
＜ジロンがエルチを説得＞
※※エルチ説得フラグ成立の場合のセリフ※※
エルチ「無礼者！！」
ジロン「無礼はないだろ？ いい加減に目を覚まして帰ろ、エルチ」
エルチ「気安いぞ、貴様は憎むべき敵だ！」
ジロン「エルチが格好いいのは分かったよ、これからはずっとその格好してていいからアイアン・ギアーへ帰ろうよ」
エルチ「何をぬかす！ 貴様は私の敵だ！」
ジロン「あのね、エルチ…いい加減で…」
エルチ「問答無用！！」
※※エルチ説得フラグ未成立の場合のセリフ※※
ジロン「エルチ、大丈夫か？」
エルチ「あんたみたいな恐ろしい男、生かしておくものか！ あんたみたいな…恐ろしい男！」
ジロン「待て、話せばわかる！ 文化的に行こうよ！」
エルチ「敵であるお前と話などあるか！」
ジロン「俺がエルチの敵だって！？ 本気で言っているのか！？」
エルチ「ジロン＝アモスはイノセントに刃向かう愚か者…つまりは私の敵だ！」
エルチ「ジロン＝アモスめ！ こうなればギア・ギアで踏み潰してくれる！」
〔エルチのいる地点に噴煙〕
〔エルチ、変形〕
ジロン「うわっ、変形した！？ くそっ！ こうなったらギア・ギアを倒して、力尽くでエルチを助け出すぞ！」
＜プルツー撃破＞
プルツー「う、うあっ！ 機体が！！」
〔敵ユニット撃破〕
プル「プルツー！」
ジュドー「大丈夫だ、プル！ プルツーは気絶してるみたいだけどコクピットブロックが射出された」
プル「よかった…プルツー…」
＜ティンプ撃破＞
ティンプ「ち…俺のギブロスを落とすとはやってくれるじゃねえかよ！」
≪「奇襲策を採用する」を選択≫
＜ホーラ撃破（ガラバゴス搭乗）＞
ホーラ「く、この俺を落とすとは只者じゃねえな！」
≪「奇襲策を採用する」を選択≫
＜ホーラ（ガバリエ搭乗）撃破＞
ホーラ「くそ！ せっかくイノセントにもらったランドシップをよくも…！」
＜ゲラバ撃破＞
ゲラバ「こうなりゃやることは一つ脱出だ！」
＜ビックマン撃破＞
ビックマン「こ、このビックマンが敗れるのか…！？」
＜グレタ撃破＞
グレタ「父ちゃんの仇を討つまでは引っ込むわけにゃいかないんだよ！」
＜エルチ撃破＞
エルチ「おのれ！ イレギュラーめ！！」
〔敵ユニット撃破〕
チル「ジロン！ エルチはドームに逃げて行くわさ！！」
ジロン「よし、俺達はエルチを追うぞ！」
チル「了解だわさ！」
〔ジロン、ドームへ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕
※※まだティンプ健在の場合、セリフ追加※※
ティンプ「ギロ！ ギブロスも後退だ！」
ギロ「で、でも戦いはまだ終わっていませんぜ！？」
ティンプ「バカ、こっちが不利になって来たってのがわからねえのか！」「一時後退するぞって台詞だってパターンじゃねえんだよ！ とにかく、パターン！ …いや、後退だ」
〔ティンプ、ドームへ隣接〕
〔敵ユニット離脱〕
＜敵全滅or味方戦艦がドームへ到達・勝利条件達成＞
※※「強攻策を採用する」を選択した場合のセリフ※※
※※ブライト出撃の場合のセリフ※※
アムロ「よし…第１段階は成功だ」
ブライト「本艦と機動部隊各機はドーム周辺で敵の動きに備えて待機。第２部隊はドーム突入だ！」
※※コトセット出撃の場合のセリフ※※
コトセット「目標地点に到達しましたぜ！」
アムロ「よし…第一段階は成功だ。アイアン・ギアーと各機はドーム周辺で敵の動きに備えて待機だ」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
フォッカー「よし、スカルリーダーより突入部隊へ！ 突撃するぞ！！」
※※「奇襲策を採用する」を選択した場合のセリフ※※
シンゴ「フリーデン、目標地点に到達！」
サラ「第二部隊は出撃して下さい！」
フォッカー「よし、スカルリーダーより突入部隊へ！ 出撃するぞ！！」
ラグ「あいよ！」
【戦闘マップ１終了】
【シナリオデモ２開始】
ドワス「イレギュラーがドーム内へ侵入しました！」
ビラム「キャローンとティンプを向かわせろ。ブラッカリィを使わせても良い」
ドワス「はっ！」
ビラム（………）「待て、連中が侵入したのはどこのブロックだ？」
ドワス「アーサー様がいらっしゃるブロックです」
ビラム「何!? まさか、奴ら…あのお方が目的か!!」「ドワス！ すぐにアンドロイド部隊を差し向けろ！」
カシム「その必要はない」
ビラム「は？」
カシム「アーサーなど捨て置け。それよりも脱出の準備をせんか」
ビラム「し、しかし！」
カシム「アーサーが奴らに連れ去られたとて、ドームの外では生きて行けぬ」
ビラム「そ、そうですが……」
カシム「脱出の準備を急げ。それから、例の物の用意もな」
ドワス「は…？ し、しかし…あれを使えば…このヨップポイントまでもが…」
カシム「奴らを倒せるなら、こんなポイントなど失っても構わん」
ドワス「…しょ、承知致しました…」
【シナリオデモ２終了】
【戦闘マップ２開始】
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
輝「先輩、ここがドーム内の最深部のようです」
フォッカー「ようし。なら、ここがアーサーのいるブロックだと見て間違いないな」
輝「ホントですか？」
フォッカー「偉いさんってのは、こういう所で保護されてるモンだ」
輝「…それって、何の根拠もないんじゃ…」
ラグ「あのさ、センサーって奴で調べてここまで来たんじゃないの？」
フォッカー「いや、俺の勘だ。とにかく、一番怪しそうな所から手当たり次第に捜すぞ」
輝「………」
マックス「隊長、生体反応をキャッチしました」
〔カーソル、目標ラインを指定〕
マックス「アーサー＝ランクがここにいるとすれば、可能性が高いのはあそこでは…？」
ビリン「そうね…イノセントの防御用ホーカーマシンのブランタイプが守りについてるもんね」
フォッカー「だが、ＶＩＰを護衛するには余りにも手薄だな…」
ジロン「もしかして、ワナかも…？」
フォッカー「とりあえず行ってみよう。各機へ、目標地点はあそこだ」
〔カーソル、目標ポイントを指定〕
フォッカー「まずは、あの周辺の敵を撃破する。アーサーの捜索と救出はその後だ」
マックス「了解！」
＜戦闘開始＞
＜２ＰＰ以降、毎ＰＰ＞
フォッカー「スカルリーダーより各機へ！ 目標地点はここだ！ 急げよ！！」
〔カーソル、目標ポイントを指定〕
＜２ＥＰ・敵増援１出現＞
〔敵ユニット出現〕
キャローン「アーサー＝ランクを狙ってくるとは連中もいい度胸してるね。各機、侵入者を片づけな！！」
ビリン「キャローン！」
キャローン「ビリン、あんた…どうしてもあたしに逆らうつもりかい？ なら、姉妹でも容赦はしないよ！」
＜目標ポイントへ接近・敵増援２出現＞
〔敵ユニット出現〕
ティンプ「フフフ…ようやく兄ちゃんに勝って、ヒーローが取れるか…」
ジロン「ティンプ！！ しかも、新型に乗って…！」
ラグ「何だい、あれ？ ザブングルとギャリアに似てるけど…」
ティンプ「この最新型のブラッカリィで今日こそ兄ちゃんを始末して、主役の座を頂くぜ！」
ジロン「そんなライバルメカを持ち出したって！！」
＜ジロンvsティンプ＞
ジロン「しつこいぞ、ティンプ！」
ティンプ「しつこいだと？ 兄ちゃんからそんな台詞が聞けるたあ思わなかったな」
ジロン「黙れ！ 主役の座は渡さないぞ！！」
＜ジロンvsキャローン＞
ジロン「イノセントはシビリアンを利用してるだけなんだぞ！ どうしてそんな奴らに手を貸す！？」
キャローン「どうしてだって？ 連中は金払いのいいスポンサーなんだよ！ あたしにとってはそれで充分さ！」
＜ビリンvsキャローン＞
キャローン「いくら実の妹でもあたしの邪魔をするんなら、タダじゃ済ませないよ！」
ビリン「…相変わらずの強気ね。でも、それならこっちだって！」
＜ティンプ撃破＞
ティンプ「フン…やってくれるじゃねえかよ…。あんたの顔は覚えておくぜ！」
＜キャローン撃破＞
キャローン「馬鹿な！？ このあたしがやられただと！」
＜敵全滅or味方が目標ポイントへ到達・勝利条件達成＞
フォッカー「よし、内部へ侵入するぞ！！」
【戦闘マップ２終了】
【シナリオエンドデモ開始】
フォッカー「どうだ…誰かいるか？」
ジロン「誰もいないよ…もぬけのカラだ」
輝「もう逃げ出したのか…？ アーサー＝ランクは…」
アーサー「君達が…イレギュラーの方々か？」
ジロン「!!」
フォッカー「もしかして…あんたは…？」
アーサー「そう。私がイノセントを統べる者…アーサー＝ランクだ」
ビリン「アーサー＝ランク…イメージと全然違う…！」
マリア「あれがアーサー様？ お美しい……」
ラグ「アーサー様…素敵なお名前ですわね」
アーサー「ありがとう、お嬢さん。世襲の名前だが、私もそう思っている」
三人娘「きゃあ～っ、かわゆ～い！」
ジロン（………）
輝「な、何なんだ…？」
ジロン「美形キャラを見ると、すぐこれだ…」
アーサー「どうも…シビリアンのお嬢さんは率直で…」
三人娘「アーサー様ぁ!!」
ジロン「そんなことやってる場合じゃない！ アーサーさん、俺達はあんたを助けに来たんだ！」
アーサー「私を助けに…？」
ジロン「アーサーさん、あんたが知らないだけなんだ！」「今のイノセントはカシムって奴がシビリアンを支配しようとしてるんだ！」
アーサー（………）
ジロン「あんたは利用されているんだ！」
アーサー「…思い当たることはある…」
ジロン「だから、あんたを助け出しに来た！」
フォッカー「そう。ムーンレィスの女王、ディアナ＝ソレルもあんたとの会見を望んでいる」
アーサー「ディアナ＝ソレルが…ここへ来ているのか…？」
ジロン「ああ、本当だ」
アーサー「ならば、私は…」「イノセントの長として彼女と会い、和平の話をしよう」
ジロン（ビエル司政官が言ったとおりだ…。アーサーさんって、本当にこういう人なんだ…）
アーサー「ところで、君の名は？」
ジロン「俺？ 俺はジロン＝アモス」
アーサー「！」
ビリン「あ、あたしはビリン＝ナダです！」
ラグ「あんた、なに抜け駆けしてんのよ!! ずるいよ!!」
ビリン「別にいいじゃない！」
マリア「アーサー様、私はマリア＝マリアと申します」
ラグ「マリアまで！」
フォッカー「やれやれ…うるさい事この上ないな…」
アーサー「そうか…。君がジロン＝アモスか。君達の話はビエルから聞いていたよ」
ジロン「俺のこと…知ってるのか？」
アーサー「ああ。君達こそ世代がわりの強いシビリアン…」「私は君達が現れるのを待っていたのだよ」
ジロン（………）
トーレス「ブライト艦長、フォッカー少佐から連絡が入りました。アーサー＝ランクの保護に成功したそうです」
キエル「では、アーサー＝ランクは無事なのですね？」
トーレス「はい」
キエル「良かった…これでムーンレィスとイノセントの間で和平を結ぶことが出来ます」
ブライト「クイン・マンサの方は？」
トーレス「ジュドー達がパイロットを保護したそうです」
ブライト「そうか…。確か、プルの妹の……プルツーだったな」
ジュドー「せ、先生、プルツーは…？ プルツーは大丈夫なのか…？」
テクス「命に別状はない。今しがた鎮静剤を打って眠らせたところだ」「だが、彼女に施された精神操作が解けるかどうかはわからん…」
ジュドー「何とかならないのかよ？」
テクス「しばらく様子を見てみないことには何とも言えん」
ジュドー（………）
プル「ジュドー、プルツーは大丈夫だよ…」
ジュドー「え？ ホントかよ!?」
ティファ「ええ、大丈夫です…。あの人は自分の心を取り戻しています」
ジュドー「じゃ、じゃあ……」
プル「…うん。これからはみんなと一緒にいられるよ…」
【シナリオエンドデモ終了】
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