TOP PAGEへ

No.34A
時を超えた対決

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

ジャミル(………)
ブライト(………)
クワトロ(………)
サラ(キャプテン……)
カミーユ「ジャミル艦長、僕はあなたが僕達を騙しているとは思えません」
ジャミル(………)
カミーユ「ですが、初めてあなたと出会った時から、あなたの話には疑問点が多かった」
ジャミル(………)
カミーユ「あなたがGX-9900に乗って参加したという月と地球の戦争…」「そんなものがここ15、6年の間に起きたという事実はない」
ジャミル(………)
カミーユ「あなたが言っている戦争とは一体いつの時代の話なんです?」「そして、GXとホワイトドール…そして、ターンXにはどんな秘密が隠されていると言うんです?」
ジャミル(………)
カミーユ「いい加減に真実を…黒歴史の真実を僕達に教えて下さい」
ジャミル(………)
アムロ「…ジャミル=ニート。俺にはあなたが相当の決意と覚悟を持っていることはわかる…」「だが、真実を教えてもらわなければ俺達も戦いようがない」
ジャミル(………)「私は…過去と同じ過ちを繰り返したくないだけだ…」
クワトロ「過去…。人類を滅亡の危機においやったという黒歴史の終焉か…」(私の予想が正しければ、ジャミル=ニートは…)
ジャミル(………)「…ムーンクレイドルのD.O.M.E.…そこに行けば、君達の疑問は明らかにされるだろう…」
ブライト「ムーンクレイドルのD.O.M.E.…黒歴史の秘密が隠されているという禁断の地か」
ジャミル「その封印を解くには、ソレル家の人間と一人のニュータイプが必要だと言われている…」
アムロ「!」
ジャミル「おそらく、そのニュータイプの候補として選ばれたのがティファ…」
カミーユ「だから、フロスト兄弟はあの子を狙っていたのか…!」
ジャミル「そして、ギンガナムはD.O.M.E.の封印を解くための二つの鍵を手に入れた」「あの男がD.O.M.E.に接触すれば、何が起きるか全く予測不可能だ」「最悪の場合はあの時の…あの時の繰り返しになってしまう…!」
サラ(キャプテン…!)
クワトロ(………)
ブライト(………)
ジャミル「頼む、ブライト中佐。ラー・カイラムをムーンクレイドルに向けてくれ」「我々は何としてもギム=ギンガナムを止めねばならないのだ…!」
ブライト(………)

シャクティ(………)(…呼んでる……誰かが…私を呼んでる……)(…これは誰…? ティファさん……?)
ティファ(………)(…シャクティ、みんなに伝えて下さい……)
シャクティ(ティ、ティファさん……)
ティファ「ムーンクレイドルへ…D.O.M.E.へ来てはダメ……)
シャクティ(でも、それじゃティファさんが…!)
ティファ(D.O.M.E.に触れれば、月の悪魔に呼応して…大地の悪魔が目を覚ます…)
シャクティ(大地の…悪魔?)
ティファ(そして、∀とターンXの接触は…蝶の羽を呼ぶ…)(だから…ムーンクレイドルへ来てはダメ……)
シャクティ(………)

ハロ「シャクティ、シャクティ!」
ウッソ「シャクティ!」
シャクティ「ウッソ、ハロ…」
ハロ「シャクティ、大丈夫カ? 心拍数ガ 高イゾ」
シャクティ(………)
ウッソ「一体どうしたの、シャクティ? 随分うなされてたみたいだけど…」
シャクティ(………)「…ウッソ…私、夢を見た……」
ウッソ「夢?」
シャクティ「私…ブライトさんの所へ行かなくちゃ…」
ウッソ「シャクティ……」

トニヤ「あきれたわね~。ラー・カイラムの中にもラウンジを作っちゃうなんて」
ロアビィ「ま、リクエストがあったんでね」
モンシア「ああ。前のラー・カイラムにゃ、こういう所がなかったんでな」
ロアビィ「せっかく苦労してこしらえたラウンジをミリシャに預けてきたフリーデンに残すの、もったいないだろ?」
キース「ひょっとして、搬入の時…中尉達の姿が見えなかったのって…」
モンシア「そう! ここの引っ越しをやってたんだよ」
トニヤ「さらにあっきれた……」
ロラン「でも、いいんじゃないですか? 戦いがどんなに激しくなっても…こういう場所、必要ですよ」
モンシア「お? わかってるじゃねえか、ロラン。一杯飲むか?」
ロラン「い、いえ…いいです」
ソシエ「ロラーン!」
ロラン「?」
ロアビィ「今、ソシエの声がしなかったか?」
ロラン「え、ええ…」
ソシエ「ねえ、ロランってば!」
トニヤ「私も聞こえた…」
ロラン「お嬢さん、どこにいるんです!?」
ソシエ「ここよ、ここ!」
ロアビィ「声はすれども、姿は見えず…」
エニル「いたわ…天井よ」
ロラン「お嬢さん! そんな所で何やってんです?」
ソシエ「見りゃわかるでしょ! 下に降りられないの!」
エニル「手を貸してあげた方がいいんじゃないかしら?」
ロラン「そ、そうですね…」
ソシエ「あぁ…やっと降りられたわ」
ロラン「そうか…お嬢さん、宇宙に来るの初めてでしたね」
ソシエ「もう! この無重力状態って何なのよ!」
ロラン「お嬢さん、無重力下での生活のレクチャー、受けたんでしょ?」
ソシエ(………)
ロラン「キエルお嬢様はもうすっかり慣れてらっしゃるようですけど…」
ソシエ「そりゃお姉様はディアナ・カウンターにいたから、知識はあったでしょうよ!」「それに、ハリー大尉がずっと一緒だし…でも、あたしは!」
ロラン「わ、わかりました…僕がお嬢さんの側についてますから…!」
トニヤ(………)
キース「ロランの奴も大変だね」
エニル「そう? お似合いのカップルだと思うわ」

ガロード「ティファが俺達にD.O.M.E.へ来るなって!?」
シャクティ「…はい…」

ガロード「何でだ!? 何でそんなことをいうんだよ!?」
シャクティ(………)
コウ「ガロード、シャクティを責めたってしょうがないよ」
ガロード「け、けど!」
アイザック(………)
クワトロ「どう思う、艦長…?」
ブライト(………)
コウ「『∀とターンXの接触は蝶の羽を呼ぶ』…」「ティファの言葉は何を意味しているんだろう?」
ウッソ「モビルスーツから蝶の羽でも生えるんでしょうか…V2の光の翼みたいに」
コウ(………)
フォッカー「それに…『月の悪魔に呼応して大地の悪魔が目を覚ます』、だったか?」
シャクティ「はい…」
コウ「大地の悪魔って…恐竜帝国のことでしょうか?」
フォッカー「多分な。恐竜帝国と月に何か関係があるのか…?」
ウッソ(………)「いえ、恐竜帝国とは別の存在かも知れません」
フォッカー「どうしてそう思うんだ、ウッソ?」
ウッソ「これは僕の推測なんですが…」「呼応という言葉は何か対になる物が存在していることを意味していると思います」
コウ「対になる物…?」
ウッソ「はい。僕達はムーンクレイドルの対になるものを知っています」
ブライト「!」
アイザック「DCが建設していたというもう一つの人工冬眠施設、アースクレイドルだな?」
ウッソ「ええ」「ムーンクレイドルと同じようにアースクレイドルもまたこの未来世界に残っていて…」「何らかの動きを見せるのでは…?」
フォッカー(………)「だが、万丈の話によれば…アースクレイドル建設はDCが中止したんだろうが?」
アイザック「いや、アースクレイドルに関わったスタッフはDCを抜け、その後行方不明になっている…」「そして、我々がダカールへ行く前に感知した地底のかすかな反応…」「やはり、あれはアースクレイドルのものだったかも知れん」
フォッカー(………)
クワトロ「だとしたら、アースクレイドルにはいったい何があると言うのだ…?」
ブライト(………)
クワトロ「艦長、どうする? ティファの言葉に従うか…?」
ブライト(………)
ウッソ「ティファさんの言葉って未来を暗示している時もあるんですよね?」「だったら、僕達は地球に戻った方がいいのかも…」
ブライト(………)「いや、ここまで来て引き返すことは出来ない」「進路このまま。我々はムーンクレイドルへ向かう」「我々が超えた時の狭間で何が起きたか…真実を知るためにな」

現在位置 月の首都ゲンガナム

アグリッパ「ええい、誰か…誰かギンガナムを止めよ!」「このままではあの男がD.O.M.E.の封印を解いてしまう…!」
カーメン「ならば、その役目…私が引き受けるとしよう」
アグリッパ「お、おお…カーメン=カーメン…! ギンガナムを止めてくれるか!」
カーメン「これもまた、我が神…大アトゥーム神の導きなり」「時を超えて現れた者達もろとも、我が計画の礎にしてくれようぞ、フハハハ…」

現在位置 月軌道上・ギンガナム艦隊

ギンガナム「ディアナ姫、この艦は間もなくムーンクレイドルに到着します」
ディアナ(………)「あの娘…ティファ=アディールには何の罪もありません。今すぐ彼女を解放なさい」
ギンガナム「フハハハ! そうはいきませんぞ、女王陛下…」「D.O.M.E.に触れるにはソレル家の人間と一人のニュータイプ…」「すなわち、精神感応能力に優れた異能者が必要であることぐらい承知しております」
ディアナ(………)「ギム=ギンガナム…D.O.M.E.を解放して何をするのです?」
ギンガナム「知れたこと。月の全てをこの手に収め、その力を以て我が世の春を迎えるのです」
ディアナ「我が世の春…!?」
ギンガナム「そう! 人の闘争本能を喚起し…黒歴史の時代を復活させるのです」
ディアナ「愚かな。その行いがどのような結果を招くか…」
ギンガナム「笑止。今回の戦争は女王陛下が口火を切ったも同然…」
ディアナ「!」
ギンガナム「ディアナ・カウンターが地球帰還作戦を仕掛けたからこそ…」「イノセントは戦争の準備をし、ミリシャも反撃を行い、∀とGXもマウンテンサイクルからその姿を現した…」「だからこそ小生は月を侵略者から守るため、ターンXを久方ぶりに起動させた…」
ディアナ「!」「…ターンXを…あのモビルスーツを起動させたのですか!?」
ギンガナム「正確に言えば、∀の出現によってターンXが目覚めたのです」
ディアナ(………)(な、何ということ……∀とターンXの接触は月光蝶を呼ぶ…)(そうなれば、世界は再び黒歴史に塗りつぶされてしまう…)
〔鈴の音〕
〔歩く足音〕

メリーベル「ギンガナム! イレギュラーの連中が追いついて来たよ!」
ディアナ(! ロラン達が…?)
ギンガナム「フン、早かったな。ステロとカテゴリーFに迎撃させろ」
メリーベル「うん!」
ギンガナム「それと…カテゴリーFが地球で拾って来たあの女もな」
メリーベル「使えるのかい? あのカテジナって女…」
ギンガナム「発掘したモビルスーツと共に調整は済ませてあるはずだ」
メリーベル「わかったよ」
ギンガナム「女王閣下とニュータイプは先にムーンクレイドルへ小生と一緒に行ってもらう」
ディアナ(………)
ギンガナム「いや、待て…D.O.M.E.へ行く前にターンXの兄弟の顔を久しぶりに見ておくとするか…」
ディアナ「おやめなさい! ∀とターンXが出会えば月光蝶を呼ぶことになります!」
ギンガナム「良いではありませんか。黒歴史の終焉のきっかけとなったのが月光蝶なら…」「新たな黒歴史の幕開けもまた月光蝶……」
ディアナ「同じ愚考を繰り返すおつもりか!」
ギンガナム「フッ…同じ愚を繰り返すのも、人間のまことの姿だがな
ディアナ(………)
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「時を超えた戦い」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
スエッソン「者共! いやしくもゲンガナムの港である!」「目的は地球人の艦をノシイカにすること! ディアナ=ソレルがムーンクレイドルへ行く時間を稼ぐこと!」「それと! 白ヒゲを俺が倒すことだ!」
ハリー「スエッソン=ステロ…あの男のマヒロー隊か!」
ロラン「時間を稼ぐだって…? なら、ディアナ様はあの部隊の中にはいらっしゃらないのか!?」
ハリー「すでにディアナ様はムーンクレイドルへ到着していると考えるべきだろうな」
ロラン「そ、そんな…」
ハリー「ここは急ぐべきだ。D.O.M.E.の封印が解かれたら何が起きるかわからんぞ」
フォッカー「スカルリーダーより各機へ! ここにいる敵を全機撃墜し、ムーンクレイドルへ向かうぞ!!」
※※DXorGXが出撃している場合、セリフ追加※※
スエッソン「む…? Xの名を持つモビルスーツも出ておるようだな」「あやつのステライトキャノンはちと厄介だ。集中的に潰せ!!」

<戦闘開始>

<敵を10機撃破・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
シャギア「ついに月まで来たか…イレギュラーの諸君」
オルバ「月の悪魔と出会う前に…僕達が地獄へ落としてあげるよ」
ガロード「あいつら…! よくもしゃあしゃあと俺の前に現れやがったな! 今日こそあの時の借りを返してやる!!」
※※既にスエッソン撃破の場合のセリフ※※
シャギア(オルバ、わかっているな? 我々の目的のことを…)
オルバオルバ(わかっているよ、兄さん…ギンガナム達に従うのもあと少しの辛抱だね…)
※※まだスエッソン健在の場合、セリフ追加※※
スエッソン「ニュータイプのなりそこない共か。白ヒゲは俺の獲物だ、手を出すなよ!!」
オルバ「貴様…!」
シャギア(相手をするな、オルバ。我々の目的を忘れたのか?)
オルバ(………)(わかったよ、兄さん…)


<敵増援1出現後に敵を10機撃破・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
〔ターンシステムの起動音〕

ロラン「な、何…!? このバッテン…
ギンガナム「反応したか、我が兄弟!」
ロラン「兄弟・・・!?
ギンガナム「ターンXに呼応するものなら…∀だな、兄弟!」
ロラン「あれが…ターンX…!
〔ターンシステムの起動音〕
ロラン「何…? 本当にターンXっていう奴と呼び合っているのか」「ホワイトドールはあのモビルスーツのことを知っている…ターンX…
ギンガナム「∀のパイロット! いるんだろ? 黒歴史を知らない愚か者は地をはいつくばって消えてもらう!
ロラン「!」
ギンガナム「命乞いをして、∀から降りろ!
メリーベル「ハハハハハ! はいつくばって土下座して見せるんだよ、パイロット! やって見せて!
ギンガナム「調子は良好! ∀とやら、ギム=ギンガナムが引導を渡してくれる!
ジャミル「ターンX…まさか、あの機体を再び見ることになるとは
ギンガナム「久しぶりだな、ジャミル=ニート。二度と世に出られんよう氷づけにしておいたはずだがな…
ジャミル「!!」
ガロード「 な、何…? ジャミルって…あいつのこと知ってんのかよ!?」
ハリー「しかも、氷づけとは…もしや」
ジャミル「………」
クワトロ(…やはり、私の予想が当たっていたか)
〔鈴の音〕
ウッソ「鈴の音…!?」
ハロ「鈴ノ音ダ! 鈴ノ音だ!!」
ジュドー「聞こえた…確かに鈴の音だ。前にもこんなことがあったような…!?」
プルツー(この波長…私が前に受けていた物と似ている…)
ウッソ「まさか…ファラさん!? いや、そんなわけはない…ここは未来の世界なんだ…」
フォウ(ロザミィ…? それとも別の…?)
メリーベル「ウフフフ…こっちに反応してる奴がいるみたいだねえ…」「カテジナとか言ったね? イレギュラーのニュータイプ共の相手をしてやりな!」
カテジナ「………」「私に命令するな…」
メリーベル「何!?」
カテジナ「自分が何をしなければならないかぐらい、わかっている…」「私を不愉快にさせる連中を…始末すればいいのだろう?」
メリーベル「こいつ…!」
ギンガナム「メリーベル! そやつの好きにさせてやれ」
メリーベル「けど!」
ギンガナム「もしかすればその女…イレギュラーかも知れん。さすれば、奴らの足止めになる」
メリーベル「わ、わかったよ、ギム=ギンガナム…」
ウッソ「あのモビルスーツのパイロット…もしかして、カテジナさんなのか!?」
マーベット「な、何ですって!? ここは未来の世界なのよ!?」
ウッソ「いえ…あの時、カテジナさんはプルツーと一緒にダカールにいました…だったら…」
プルツー「私と同じで、この時代の人間に捕らえられた…」
マーベット「でも、ダカールの時も彼女は記憶を失っていたのよ? いったいどうするつもり!?」
ウッソ「ぼ、僕は………」

<アムロvsギンガナム>
アムロ「この男…ニュータイプではないが、身体から発するプレッシャーは危険過ぎる!」
ギンガナム「見事な腕だ! さすがは地球から来ただけのことはある! この緊張感、心地よいぞ! フハハハ!!」

<カミーユvsギンガナム>
カミーユ「こいつ…! 自分の感情をストレートに出してくるだけに…危険だ!」
ギンガナム「千年以上の間、抑え込まれて来た闘争本能が解放されればこうもなろう!」
カミーユ「どんな時代でも、お前のような奴が戦いを引き起こす元凶になるんだ!」
ギンガナム「その通りだよ! それこそが小生の望む世界なのだからな!」

<クワトロvsギンガナム>
ギンガナム「さあ、小生に見せてくれ! 闘争本能の赴くままの戦いを!」
クワトロ「この男の持つ歪み…これが月と地球の戦いの元凶か!」

<ジュドーvsギンガナム>
ジュドー「わかったぞ! 今回の戦いの元凶はあんただな!?」
ギンガナム「違うな! きっかけを作ったのはディアナ=ソレルだ! 小生はその後の流れに乗っただけだ!」

<プルvsメリーベル>
メリーベル「何だ? 子供が相手かい?」
プル「何言ってんの! あんただって、子供のくせに!!」

<コウvsギンガナム>
コウ「この機体…ホワイトドールに似てはいるが、ガンダムタイプとはまるで違う…!」「いや、それどころかターンXは本当にモビルスーツなのか!?」
ギンガナム「そう感じるのも無理はない。ターンXは外宇宙から飛来したという伝承を持っている機体だからな!」
コウ「外宇宙から来ただって!?」

<バニングvsギンガナム>
バニング「演習のみを繰り返して来た軍隊が…実戦をくぐり抜けて来た俺達に勝てると思うな!」
ギンガナム「確かに、そのとおりだ。しかし、色々と学ばせてもらっている!」

<ウッソvsカテジナ>
ウッソ「カテジナさん! そのモビルスーツから降りて下さい!」「そして、僕やシャクティと一緒にウーイッグへ帰りましょう!!」
カテジナ「………」「思い出したぞ…お前は私の大切なものを奪った少年だ…!」
ウッソ「違います、僕は…! やっぱり記憶が戻ってないんですか、カテジナさん!!」
カテジナ「黙れ! 私の前から消えろ!」

<ウッソvsギンガナム>
ウッソ「あなた達はカテジナさんに何をしたんだ!?」
ギンガナム「やはり、あの女はお前達の知り合いか。ならば、道具としての使い道はあるというもの!」
ウッソ「道具だって!? あなたは人を何だと思ってるんです!?」

<ウッソvsメリーベル>
ウッソ「カテジナさんをこれ以上戦いに巻き込むな!!」
メリーベル「何だ、あの女はあんた達の仲間だったのかい?」
ウッソ「………!」「カテジナさんは…カテジナさんはもう戦うべきじゃないんだ! これ以上罪を重ねることなんてないんだ!」

<カトルvsギンガナム>
カトル「なぜ戦いを望むのです! 戦争になれば多くの命が失われるのに!」
ギンガナム「何百年も演習だけを繰り返してきたのだ。武人ならば、その力を試したくもなろう!」

<五飛vsギンガナム>
五飛「貴様のような敵が存在する限り、俺とナタクの戦いは終わらん!!」
ギンガナム「貴様のその闘志は我がギンガナム隊にこそ相応しい」「我が軍門に下るのなら、マヒロー部隊の一つや二つを任せてやってもよいぞ」
五飛「ふざけるなぁっ!!」

<ガロードvsシャギア>
シャギア「ティファはすでにD.O.M.E.にいる。もう手遅れだ」
ガロード「うるせえ! 俺はティファに約束したんだ! 必ず守ってやるってな!!」
シャギア「それがこの結果ではな」
ガロード「まだ結果が出たわけじゃねえ!!」

<ガロードvsオルバ>
オルバ「ガロード=ラン…君には随分と手を焼かされたけど今日もそれで終わりだよ!」
ガロード「やれるもんならやってみろ! こっちも今までのお礼をさせてもらうぜ!」

<ジャミルvsギンガナム>
ギンガナム「懐かしいなぁ、月と地球の最期の戦争の日々が!」「あの時は共にイノセントと戦ったが、今は敵同士…運命とは面白いものだな!」
ジャミル「ギム=ギンガナム…! お前のターンXと∀が呼応すれば、何が起きるか知らぬとは言わせんぞ!」
ギンガナム「貴様こそ! かつての愛機、GXを取り戻して何をするつもりだ!?」「貴様があの戦いで何をしでかしたか、忘れたわけではあるまい!」
ジャミル「くっ…!」

<ロランvsギンガナム(1回目)>
ロラン「∀とターンXのこと、機体を並べて調べる必要があるんじゃないですか!?」
ギンガナム「∀のパイロットが考えていることはわかるよ。今、データを集めているんだ…心配するな」
ロラン「でも、それは僕を倒すためのものなんでしょう!?」
ギンガナム「そうだ! 小生もこのターンXに乗るのは久しぶりなのでな…腕慣らしをさせてもらう!」
ロラン「ターンXに乗るのが久しぶりだって!?」

<ロランvsギンガナム(2回目)>
ロラン「ギンガナム家はムーンレィスを治めるソレル家を守るのが役割じゃないんですか!?」「どうしてディアナ様に背くような真似をするんです!?
ギンガナム「しゃらくさいことを! ∀は古代の宇宙文明を破壊した禁忌のモビルスーツなんだよ!」「∀を潰すことはディアナを守ることになるんだ!
ロラン「!?」
ギンガナム「∀が起動し、このターンXも起動したのなら、システムの赴くままに共に死す! それも面白いと思わんか、ローラ=ローラ!
ロラン「この男、戯れている…!
ギンガナム「共に死ねや、ローラ!!

<ロランvsメリーベル>
メリーベル「もっと、面白い話をさ! 大昔のターンXはさ、∀を倒しそこなったんだってさ
ロラン「!」
メリーベル「だからターンXの胸の傷がうずいて、∀を倒したがってんだよ!
ロラン「ターンXの…傷!?

<ロランvsスエッソン>
スエッソン「おのれ! ムーンレィスを生っちろいサナギにしたのはあの白ヒゲなんだ!」「あの名前を思い出すと俺のDNAが沸騰するんだって!

<ハリーvsギンガナム>
ギンガナム「ハリー=オード、血迷ったか! 親衛隊の隊長であるお前が地球人側につくとはな!!」
ハリー「ディアナ様に仇なす者は何人たりとも許しはせん! それが例えギンガナム家の総領であってもだ!」

<ハリーvsメリーベル>
メリーベル「あんた、前はギンガナム隊にいたんだろ!? それが今度はディアナの飼い犬かい!?」
ハリー「悪いか!」

<ハリーvsスエッソン>
スエッソン「親衛隊なら女王の尻を追いかけてるだけにしろ!
ハリー「ディアナ様の尻と言ったか! おのれぇぇぇぇっ!!
スエッソン「尻を尻というて何が悪い!
ハリー「お前のような下劣な者がいるから、私はギンガナム家を見限ったのだっ!

<カテジナ撃破>
カテジナ「な、何っ!?」

<シャギア撃破>
シャギア「フ…楽しませてくれるな…」

<オルバ撃破>
オルバ「次もこういくとは思わないことだね…!」

<メリーベル撃破>
メリーベル「ちくしょお! 次はこうはいかないよ!」

<ミドガルド撃破>
ミドガルド「ちっ…! ここは脱出する以外の選択肢はない…!」

<スエッソン撃破>
スエッソン「この俺が蛮族相手にやられただと!?」

<ギンガナム撃破orHP60%以下で撤退or敵増援2出現から4EP後・敵増援3出現>
ギンガナム「フン…時間稼ぎはこんなものか。各機へ! この宙域を離脱し、ムーンクレイドルへ向かうぞ!!」「∀のパイロット! そして、イレギュラー達よ!」「ディアナ=ソレルとティファ=アディールを取り戻したくば、ムーンクレイドルまで来るがいい!!」「ただし、そこにいる守護者達を退けられたらの話だがなあ!! フハハハハ!!」
〔敵ユニット離脱〕
トーレス「ブライト艦長、敵機の反応が消えました!」
ブライト「よし! 我々もすぐにムーンクレイドルへ向かうぞ!」
トニヤ「待って下さい! 新たな敵の反応をキャッチしました!!」
ブライト「何っ…!?」
〔敵ユニット出現〕
カーメン「ハハハハ、ハハハハ! 実に久しぶりだな、J9…そして、プリベンターの諸君…」
キッド「あ、あいつは!!」
アイザック「カーメン=カーメン…!」
ボウィー「お、おい! こりゃ何の冗談よ!? 何であいつがこんな所にいるんだ!? しかも獣士や化石獣とセットで…」
お町、もしかして、ずっと生きてたとか」
ボウィー「ご冗談! 俺ちゃん達がいた時代からミイラだってボロボロになっちまうぐらいの時間が経ってるんでしょうが?」「恐竜帝国のハ虫人類じゃあるまいし、ずっと生きてたなんてことあるかよ」
カーメン「我が命は数百万年…聖なるアトゥームより永遠の命を約束されたる者なり…」
キッド「…だとよ。どうやら、本物らしいぜ?」
アイザック「………」
アグリッパ「カーメンよ、何をしておる? 貴公の相手はイレギュラーではなくギム=ギンガナムなのだぞ?」
カーメン「すまぬな、気が変わった」
アグリッパ「な…何だと!?」
カーメン「私は大アトゥーム計画を遂行するため、彼奴らの力を手に入れる…」
アグリッパ「き、貴公は…!」
カーメン「この場から立ち去るがいい。貴公に対するせめてもの恩義として、彼奴らの相手を引き受けよう…」
アグリッパ「ええい、やむをえん。艦をムーンクレイドルへ向けよ!」
〔敵ユニット離脱〕
カーメン「さて…これで邪魔者はいなくなった。J9、そしてプリベンターよ…その身を聖なる大アトゥーム神に捧げるがよい」
デュオ「やれやれ…何言ってんのかサッパリわかんないけど…要は俺達を倒そうってんだろ!?」
トロワ「どうやら、そうらしいな」
五飛「面白い…ならば、相手になってやる!」

<J9vsカーメン>
カーメン「J9よ…そなたらがこの時代に現れるのを心待ちにしておったぞ」
アイザック「何だと…!?」
ボウィー「俺ちゃん達を待っていただって!?」
カーメン「そう。そなたらこそ、我が大アトゥーム計画に必要な力…」
キッド「ワケのわからねえこと言いやがって! ここで会ったが百年目、時を超えた対決と洒落込みますか!」

<カーメン
カーメン「ほほう…やりおるな。だが、この力…まだ私が必要とする段階に至っておらぬ。やはり、一部の者しかおらぬのが原因か…」「ならば地球へ行き、残りの者達の力も手に入れようぞ…」
〔敵ユニット離脱〕
イサム「あの野郎…逃げやがったぜ」
キッド「な、アイアック。カーメン=カーメンの目的…大アトゥーム計画って何なんだ?」
アイザック「………」「今の段階では何もわからん。ただ一つ言えるのは…」「奴を放っておくのは非常に危険だということだ」
ブライト「よし…各機、帰還しろ。本艦はこれよりムーンクレイドルへ向かう!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

お町「まさか、こんな未来世界でカーメンと会うことになるなんてね…」
キッド「しかも…ミイラじゃなく、本物とね」
ボウィー「さすがの俺ちゃんもまたげた…もとい、たまげた」
アムロ「あの男も我々と同じでこの時代へ飛ばされたのか…?」
アイザック(………)(…その謎を解く鍵は…大アトゥーム計画か…)

キエル「ハリー大尉、私に話とは…?」
ハリー「可能性の話です…キエル嬢、あなたに人を殺せる覚悟がおありか?」
キエル「!? どういう意味です…?」
ハリー「今後、再びあなたをディアナ様の身代わりにするかもしれないという事です…」「女性のあなたにこの事を頼むのは心苦しいが…」「アグリッパ、ギンガナム…ディアナ様のために討たねばならぬ人間は多いのです…」
キエル「分かりました。。なら、私をディアナにしてミドガルドに預ければ…アグリッパ達と刺し違えればよいのでしょう」
ハリー「一人でも多くのディアナ様の怨敵を…。頼みます」
キエル「…ハリー大尉にとってキエル=ハイムはディアナ様の影武者にもならない女でしょうか」
ハリー「どういう意味でしょう? キエル嬢はご立派に…」
キエル「私はハリー殿が好きなのです」
ハリー「!」「…ありがたいことです」
キエル「そういうことではありません…ハリー=オード」
ハリー「自分は親衛隊の隊長でありますから、ディアナ様以外に心を動かされることは…」
キエル「ハリー殿…!」
ハリー「動かされることは…」
キエル「ハリー…好きだとおっしゃって下されば…アグリッパを暗殺することだってやってみせましょうに…」
ハリー(………)「…キエル=ハイム、如何様に私をなぶって頂いても良い」「…あなたにはディアナ様の盾になっていただきたい」「その代わり愛するという愛では…それは貧しいでしょう」
キエル「ハリー大尉…!」「わかりました。私も覚悟を決めました。…ですから、一つだけ約束してください」
ハリー「約束?」
キエル「…私が命を落とす時、あなたの腕の中に迎えていただきたい」
ハリー「…その約束は出来ません」
キエル「ハリー大尉…」
ハリー「私が先に命を落とす事もありますから、約束できないのです」
キエル「その時は私が抱いてあげます。ディアナ様のところにも必ずお連れします」「うんと言って下されば、これまで以上にディアナ様の影武者をやり通してみせます…」
ハリー(………)「先程の話の時を除けば…私はあなたに危険な目にあって欲しくはない…」
キエル「ハリー大尉…」
ハリー「安心して下さい…。私はあなたも守ってみせます…」

デュオ「もうすぐ、ムーンクレイドルか…」「…あそこへはついこないだ俺達のガンダムを取りに行ったばかりだってのに…」
ヒイロ(………)
デュオ「あれから千年か、一万年が経ってもまだ残ってるなんてな…」
ガロード(………)
ヒイロ「ムーンクレイドルに眠っているのはD.O.M.E.か…それとも、俺達の時代の亡霊か…」
ジャミル(………)「ガロード、お前に言っておくことがある」
ガロード「何だ?」
ジャミル「…我々の目的は月のD.O.M.E.とは別に…もう一つある。それは…生き残ることだ」
ガロード「生き残ること?」
ジャミル「そうだ…死んだら負けだぞ。忘れるな」
ウィッツ「俺は必ず生きて帰ってくるぜ」
エニル「トニヤのため? あたし、聞いてるわよ…」
ウィッツ「い? バ…バ…バカ野郎!! てめえ、ったく、その!」
ロアビィ「…俺も、死ぬ訳にはいかないな。答えを聞くまでね」
ウィッツ「答え?」
エニル「出るんじゃない?最後の戦いだもの」
ロアビィ「最後?」
エニル「ジャミルや、月の連中…あたし達に敵対する組織…色々な者達があのD.O.M.E.を目指しているわ…」「何だか、ゴールみたいな感じがしない?」
ロアビィ「ゴール、ねえ…」
エニル「D.O.M.E.には一つの答えがある…そんな気がするのよ…」
ガロード「エニル…」
エニル「だから、ガロード。あなたは絶対、あの子を取り戻すのよ…」
ガロード「ああ…もちろんだぜ」

〔歩く足音〕
サラ(………)
ジャミル(………)
サラ(………)「キャ、キャプテン!」
ジャミル「…何だ?」
サラ「…キャプテンは…この作戦の後、どうされるおつもりです?」
ジャミル「作戦の…後?」
サラ「はい…」
ジャミル「考えてもみなかったな…D.O.M.E.の正体が何であるかその答えが出ていない以上…」
サラ「私も…私も答えを求めています…」
ジャミル「…サラ…」
【シナリオエンドデモ終了】

● No33A「ターンX起動」 へ戻る

● No35A「私はD.O.M.E.…黒歴史を封印する者」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦α外伝」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。