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No.34B
この星は僕らのものだ

【シナリオデモ開始】
現在位置 恐竜帝国マシーンランド

ゴール「バットよ。恐竜空爆隊を使っても奴らを倒せなかったのか?」
バット「も、申し訳ございません。この次は必ず…」
ゴール(………)「…お前は少し疲れておるようだ。しばらくの間、待機を命ずる」
バット「お、お待ち下さい! 私はまだ…!」
ゴール「下がって身体を休めるがいい、バット将軍」
バット「ゴ、ゴール様…!」
ゴール「やはり、生半可なことではゲッター共を倒すことは出来んか…」
ガレリィ「ゴール様、ご報告致します」
ゴール「何だ?」
ガレリィ「人間共が目指しておる場所の見当がつきました。奴らの目的地はかつての日本地区近辺です」
ゴール「何…?」
ガレリィ「おそらく、あの地帯に埋没しておる兵器を発掘するためでは…?」
ゴール「むう…。それを許すわけにはいかんな」
ガレリィ「ご安心下さい、ゴール様。私は奴らを確実に倒すための作戦を立てております」
ゴール「ほう…自信があるのか?」
ガレリィ「それはもう。恐竜帝国一のこの頭脳を以てすれば…」
ゴール「よし。では、次の作戦は貴様に任せるとしよう」
ガレリィ「それに際して、お願いがございます」
ゴール「願いだと?」
ガレリィ「はっ…。以前に我らが地下から発掘した…あれをお貸し頂きたいのです」
ゴール(………)

現在位置 移動中

ジロン「準備はいいかい、アーサーさん。エルチの目隠しを取るぞ…」
アーサー「…やってくれ」
エルチ(………)「ビエル様!」
アーサー「元気そうだね、エルチ=カーゴ。だが、私はビエルではない。アーサー=ランクだ」
エルチ「アーサー様ね。いいわ、いい男ならアーサー様でいい」
コトセット「お嬢さん…昔のお嬢さんみたいな台詞を…」
アーサー「どう? 2人で話をしないかい?」
エルチ「するする、アーサー=ビエル! アーサー様はお元気?」
トッポ「言ってることがメチャクチャだ…」
ビューティ「そうね…。でも、具合良さそうじゃない?」
メディック「いや、これは今のエルチの一面でしかない。ふとしたきっかけで狂暴な人格が表に出るかも知れん」
アーサー「君もイノセントのためによく戦ってくれた。今はとらわれの身だが私だって死ぬまでは戦っていきたい」
エルチ「それは私も!」
アーサー「それで…君は元々イノセントと戦ってきた少女ということは覚えているかな?」
エルチ「そりゃ人生には色々あります…」
アーサー「うん、そして世の中も変わっていく…。今、私はカシムこそ真の敵ではないかと思っている…」
エルチ(………)
アーサー「…私は死ぬまでに必ずカシムを倒してみたいと考えるようになった」
エルチ「私が倒せるか!」
ファットマン「エルチ!」
エルチ「倒せやしない! お前のような坊ちゃんがいるからイノセントは滅びるんだっ!」
メディック「いかん! 狂暴化が始まった!」
アーサー「…この口調…これはカシム…?」
エルチ「放せ!私を放せ! 殺してやる…殺してやる!」
アーサー「いかん! これ以上、興奮させては危険だ! メディック、鎮静剤を!」
メディック「は、はい!」
エルチ「う! うう…」
メディック「薬で眠らせることしか手がないとは…我ながら情けない」
ファットマン(………)
ジロン「それでアーサーさん、何かわかったのかい?」
アーサー「うむ…。メディック、先ほどのエルチの心電図を見せてくれ」
メディック「これになります…」
アーサー「私は専門家ではないがこれはただの精神操作で現れる揺れではないことはわかる…」「ドクターマネめ。精神操作と同時に、強制的にエルチに別の人格をコピーしたな…」
万丈「な、何だって…? よくもそんなひどいことが出来る…!」
ジロン「そ、それで…エルチは元に戻るのかい?」
アーサー「…人は外部からの強制的な操作では完全には変わらない。結局は元に戻ろうとする…」「そのためには優しく…穏やかに昔に帰していくしかない…」
ファットマン「エルチ…」
アーサー「メディック…しばらくの間、私はエルチの側にいよう。その間に解決の糸口が見つかるかも知れない」
メディック「わかりました」
ジロン「アーサーさん、メディック先生…こうなればあんた達だけが頼りだ。エルチを頼むよ…」

ロペット「小介サン、日吉サン、超電磁加重砲ノ 制御プログラムノ 更新ガ 終ワリマシタ」
日吉「ありがとう、ロペット」
小介「じゃあ、そのプログラム…コン・バトラーの方にも入れておきますね」
さやか「ふ~ん…。コン・バトラーとボルテスって…」「マジンガーZとグレートの関係にちょっと似てるのね」
日吉「うん。だって、両方とも同じエネルギーを使ってるロボットだもん」
豹馬「ま、ダブルマジンガーに対抗して…ダブル超電磁ロボってところかな」「どうだい? ここらで一つ、コン・バトラーとボルテスで合体必殺技を考えてみるってのは?」
ちずる「合体必殺技?」
豹馬「ああ。超電磁スピンVの字斬りとか、どう?」
めぐみ「何、それ?」
豹馬「超電磁タツマキで相手を固定して、Vの字斬りの後にスピンをブチかますのさ」
十三「そりゃまた、エゲツない必殺技やな」
小介「う~ん…別々に使うなら問題はないんですが、同時というのはエネルギー制御が難しいかも…」
豹馬「何言ってんだよ。そのための超電磁加重砲だろ?」
小介「いえ…今、僕達は超電磁加重砲へのエネルギー供給を70%以下に落としてるんです」
ちずる「どうして?」
日吉「超電磁加重砲の使用に必要なエネルギー量が不安定だからだよ」「調整がちゃんと出来てないとボルテスのエネルギーを全部吸い取っちゃう危険性もあるんだ」
めぐみ「そうえば、超電磁ボールのテストの時にボルテスのエネルギーがなくなったことがあったわね」
小介「ええ…超電磁加重砲にはまだまだ問題が多いんです」「そのため、あれに連動しているワープ航法装置も今は取り外してますし…」
豹馬「じゃあ、超電磁スピンVの字斬りはまたの機会でってことにするか…」
〔基地の警報〕
めぐみ「敵襲!?」
十三「どうやら、そうみたいやな!」
豹馬「よし! みんな、出撃だ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「時を超えた戦い」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
神宮寺「ほう…随分な数の出迎えじゃねえか」
洸「恐竜帝国…一気に勝負をかけてきたのか!?」
ガレリィ「そのとおりだ。そろそろお前達との決着をつけなければならんのでな…」「今日はとくべつにこいつを用意させてもらった」
〔敵ユニット出現〕
ボル「ギ、ギルギルガン!!」
ジロン「ギルギルガンって何だ?」
万丈「宇宙からやって来たと言われる凶悪怪獣のことだ」
鉄也「まさか…あんなものまで埋まっていたのか?」
ガレリィ「そうだ。我々もお前達がマウンテンサイクルと呼ぶ遺跡を独自に調査・発掘しておるからな」
鉄也「だが、ガレリィ! 貴様は知らんだろうが、俺達は過去にそのギルギルガンを打ち破っている!」
ガレリィ「フフフ…ならば、これを見ても同じことが言えるか?」
鉄也「!?」
ガレリィ「ギルギルガンよ、マグネットアンカーウェーブを照射せよ!」
〔ギルギルガンからエネルギーの広がり〕
小介「こ、これは!?」
甲児「な、何だ!? 機体が動かねえぞ!」
〔ノイズ〕
忍「それだけじゃねえ! 計器類までメチャクチャだぜ!」
亮「まずいぞ! ギルギルガンを中心に超強力な電磁場のようなものが発生している…!」
洸「ダ、ダメだ! 機体が…動かない!!」
甲児「ど、どうなってんだ、こりゃ!?」
ガレリィ「この特殊電磁フィールドの中で動けるものは防護装置を装着したメカザウルスとギルギルガンのみ…」「貴様らは身動き出来ぬままメカザウルスの牙に切り裂かれて死んでいくのだ」
竜馬「くっ! このままでは!!」
健一「豹馬!」
豹馬「おう、わかってるぜ!」
〔豹馬、気力上昇〕
〔健一、気力上昇〕
〔豹馬、前進〕
〔健一、前進〕

ガレリィ「何? この特殊電磁フィールド内で動けるのか?」
小介「コン・バトラーとボルテスなら、この程度の電磁フィールドを相殺することなんて簡単です!」
豹馬「へへん! 何てったって、『超』電磁ロボとマシーンだからな!」
健一「自慢の作戦のようだったが俺達の力を甘く見ていたようだな!」
ガレリィ「お、おのれぇ…!」
健一「みんな、待っていてくれ! 俺達でギルギルガンを倒して電磁フィールドを消して見せる!」
ガレリィ「馬鹿め! ギルギルガンにたった2体で挑むつもりか! ならば、メカザウルス軍団よ、攻撃を開始せよ!」
豹馬「させるか!」
アラン「各機は健一達がギルギルガンを倒すまで防御に徹するんだ!」
忍「頼むぜ、豹馬、健一! てめえらに俺達の命、預けるぜ!」
健一「ああ、任せておけ!」
豹馬「ようし、健一…奴らに見せてやろうぜ! ダブル超電磁ロボの力をな!!」
<戦闘開始>

<1EP>

ガレリィ「む…? コン・バトラーとボルテスのエネルギー発生装置は…もしや…」「これは一つ手を打ってみるか…」

<豹馬or健一HP30%以下or4PP>
ガレリィ「どうした? 先ほどの威勢の良さは口だけか?」
豹馬「まずい…! このままじゃ、こっちが不利だぜ!」
ガレリィ「フフフ…無駄な抵抗は止めろ」
健一「俺は決してあきらめないぞ! 俺達を信じてくれる仲間がいる限り、絶対にあきらめはしない!」
ガレリィ「だが、そんな強がりを言っていられるのもここまでだ。貴様らの弱点はすでに見抜いておる」
〔豹馬に落雷〕
〔健一に落雷〕

健一「うああああっ!!」
豹馬「な、何だ!?」
日吉「ちょ、超電磁加重砲の出力が勝手に上がっていく!? ま、まさか!」
ガレリィ「そのまさかだ。お前達のマシンのエネルギー発生装置にさらなるエネルギーを与え、オーバーロードで自爆させてやる」
ちずる「な、何ですって!?」
一平「こっちの弱点に気づいてやがったのか…!?」
十三「あ、あかん! このままやったら、超電磁エネルギーが制御でけんようになってホンマに自爆してまうで!!」
小介「ど、どうすればいいんだ…!?」
健一「………!」「豹馬! コン・バトラーをボルテスに接近させるんだ!!」
豹馬「な、何だって!? そんなことをすりゃ2体合わせて自爆しちまうだけだぜ!!」
健一「俺に考えがある! 早くしてくれ!!」
豹馬「………」「…わかった! 健一、お前を信じるぜ!!」
〔豹馬、健一へ隣接〕
ガレリィ「無駄なあがきを…もはやお前達は自爆するしかない!」
健一「そうはいくか! 日吉、小介! 超電磁エネルギーを全解放! 超電磁加重砲にそれを注ぎ込め!!」
小介「ええっ!?」
健一「その後、超電磁ボールをギルギルガンにぶつける!!」
小介「そ、そうか!」
日吉「オーバーロードした分の超電磁エネルギーを一気に外へ放出するんだね、健一兄ちゃん!!」
健一「そうだ! 急げ!!」
豹馬「ようし! 乗ったぜ、その話!!」
健一「行くぞぉぉぉっ!!」
〔豹馬に落雷〕
〔健一に落雷〕

豹馬「くらえぇぇぇっ! 超電磁ッ!!」
健一「ボォォォォォォォォルッ!!」
〔ギルギルガンからエネルギーの広がり〕
ちずる「見て! ギルギルガンが苦しんでいるわ!」
小介「やりました! 成功です!」
十三「一体、どうなっているんや!?」
小介「2つの超電磁加重砲の力をプラスし、一気に放出することで反マグネットアンカーウェーブを作り出したんです!」
猿丸「そうか! 強大な超電磁エネルギーをギルギルガンの発する磁力に干渉させ、逆に動きをえ込んだんですね!?」
健一「ああ。前の大戦で戦ったボアザン軍の獣士ナマズンゴの反超電磁ビームと…」「超電磁ボールの問題点を逆に利用した作戦だ。これでギルギルガンは少しの間、行動不能になるはず!」
小介「僕の計算によれば、超電磁加重砲と僕達の機体の限界が来るまでの3分の間、向こうは行動不能となります!」
一平「よし! こうなりゃこっちのもんだぜ!」
豹馬「行くぜ、健一!」
健一「おう! 奴にトドメを刺す! 日吉、小介! 残りのエネルギーを全て使い切るぞ!!」
〔豹馬、気力150〕
〔健一、気力150〕

小介「豹馬さん、健一さん! 最大出力の加重砲に対して機体は3分しかもちません!」「何としてもその前にギルギルガンを倒して下さい!」
豹馬「それだけあれば充分だぜ! 見てろよ、恐竜帝国!」
健一「超電磁ロボと俺達の力、お前達に思い知らせてやる!」

<超電磁イベントから3ターン経過>
〔怪獣の咆哮〕
大作「豹馬! これ以上はこっちの機体がもたん!!」
大次郎「兄さん! ボルテスももう限界たい!」
豹馬「くそっ!」
健一「だ、駄目なのか!」
(→ GAME OVER

<ギルギルガン撃破・敵増援1出現>
チル「やった!」
健一「いや、まだだ! 奴は形態変化をするはずだ!!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

ジロン「な、何だ!?」
ブルメ「そんなのってありかよ!?」
ガレリィ「人間共よ、今まで良くやったとほめておこう」「だが、限界まで超電磁エネルギーを放出したその機体でメガギルギルガンに勝てんぞ」豹馬「確かに、俺達の機体だけでメカギルギルガンを相手にするのはちょっと厳しいかも知れねえな…」
ガレリィ「そうであろう、愚か者めが」
豹馬「けどよ…俺達の本当の目的は達成したぜ!!」
ガレリィ「何!?」
〔ブレーカーの落ちる音〕
〔機体の稼働音〕

万丈「苦労をかけたね…コン・バトラーチーム…それにボルテスチーム」
甲児「おかげでこっちは動けるようになったぜ」
ガレリィ「! い、いかん…メカギルギルガンへの形態変化でエネルギーを消耗したか…!?」
鉄也「さて…ここからが本番だぜ」
竜馬「ガレリィ! 今間に受けた仕打ち…倍にして返してやる!!」

<ガレリィ撃破・敵増援2出現>
ガレリィ「く…馬鹿な…!」「だが、こうなったら…」
〔ガレリィ、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット撃破〕

竜馬「やったか!?」
弁慶「いや…何か出てきたぞ!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「な、何…!? まだメカギルギルガンがいやがったのか!?」
ガレリィ「フフフ…ワシらもマウンテンサイクルを発掘しておると言っただろう…」
弁慶「じょ、冗談じゃねえ! あんなのが量産されてるなんて聞いてねえぞ!!」
ガレリィ「そのメカギルギルガンは思考回路が未調整の状態…いわば破壊の化身よ!」
隼人「何だと!?」
ガレリィ「そいつらは自らの命が尽きるまで目の前にある全てのものを破壊し続ける…」「さあて…貴様らの頑張りがどこまで通用するのかな…? フハハハハ! さらばだ!!」
〔敵ユニット離脱〕
忍「面倒なことになりやがったぜ。あんなのを一匹でも逃がしたら、地球は滅茶苦茶になっちまうぞ!」
雅人「で…でも、どうするんだよ!? 1機だって苦戦すんのに、3機も相手にするなんて…!」
万丈「…それでもやるしかない! それが僕達の使命だ!」
〔敵ユニット出現〕
イーグレット(ウルズ)「制御不可能な破壊兵器を放置するなんて…地下勢力の連中も相変わらずだ」
イーグレット(アンサズ)「敵対勢力のせん滅に何のためらいもないところは評価できるんだけどねえ…」
イーグレット(スリサズ)「ハハハ…駆除だ…! 今すぐに駆除するしかない…!」
イーグレット(ウルズ)「待て。まずは破壊兵器の処理の方が先だ」「これ以上、僕達の星が汚染されることをメイガスは望んでいないのだ」
万丈「彼らは…Sポイントのメイガスの下にいた…」
ヤンロン「ああ、イーグレットだ。しかし、何故三人もいるのだ…?」
イーグレット(ウルズ)「いいな、お前達…マシンセルを使うぞ」
〔マシンセル、放出〕
〔敵ユニット撃破〕

子介「メ、メカギルギルガンが…分解された!?」
猿丸「あれは…まさか、ナノマシン…!?」
イーグレット(ウルズ)「…これで作業は終了した」
万丈「………」
イーグレット(ウルズ)「久しぶりですね、イレギュラーの方々。いい機会です…先日の返答を頂きましょうか」
万丈「先日の返答…?」
イーグレット(ウルズ)「そうです。あなた方に地下勢力と戦い…この星を救う気があるかどうかを聞かせてもらいましょう」
万丈「………」「…そのつもりはある」
イーグレット(ウルズ)「ならば、結構です。今すぐ、恐竜帝国のマシーンランドへ向かって下さい」
万丈「何故、僕達にそれを依頼する? それほどまでに地下勢力を恐れるのなら、君達が今の力を使えばいいんじゃないのか?」
イーグレット(ウルズ)「…僕達アンセスターは人間達の歴史や営みに干渉することを極力避けなければならないのです」
竜馬「アンセスター……」
ウェンディ「それが彼らの名前…」
万丈「人間への干渉を避けると言ったな。なら、さっきの行動は何なのだ?」
イーグレット(ウルズ)「僕達は地球環境の再生と管理を司るアンセスターとして、無軌道な破壊活動を抑止したまでです」
アーサー「地球の再生と管理…!? まさか、君達は…!」
イーグレット(ウルズ)「僕達はあくまでも管理者に過ぎません。この星を救うのはあなた方人間でなくてはならないのです」
万丈「…管理者だと…?」
イーグレット(ウルズ)「さあ、ここでグズグズしている暇はありません。恐竜帝国はこの星を改造し、環境を作りかえようとしています」「一刻も早くマシーンランドを捜し出し、彼らを倒して下さい。あなた達の力ならば、それが出来るはずです」
万丈「もちろん、それは承知している。だが、その前にやらなければならないことがある」
イーグレット(ウルズ)「人間同士の戦いを収めようというのですか?」
アーサー「そうだ。地球と月の戦争が再び始まれば、今度こそ取り返しのつかない結果となるだろう」「我々はそれを放っておくわけにはいかない」
イーグレット(アンサズ)「愚かだねえ…。お前達は自分達のなすべきことを見失っているよ」
イーグレット(スリサズ)「所詮はイレギュラーだ! 僕達が管理するシステムの調和を乱すイレギュラーは排除するしかない!」
イーグレット(ウルズ)「………」
イーグレット(スリサズ)「こいつらは力の使い方がわかっていない!」「自分達の力で世界を統一する気もない! 平和という幻想を追い続けて、また人間同士で小競り合いを続けるだけだ!」
イーグレット(ウルズ)「………」
イーグレット(アンサズ)「ムーンクレイドルの管理者は彼らに未来を託す気のようだけど…。確かに結果はすでに見えているのかも知れないねえ」
イーグレット(スリサズ)「ここで駆除するべきだ! こいつらは僕達のことを勘違いして、やがて僕達に牙をむく!」
甲児「こ、こいつら…一体、何なんだ!?」
忍「同じ面で…三人で議論してやがる…!」
イーグレット(スリサズ)「排除だ! 排除するしかない!」
イーグレット(ウルズ)「お前はそう言うが、他の人間達では地下勢力を倒すことは難しい」
イーグレット(アンサズ)「なら、彼らに見切りをつけて僕達やゼンガーで地下勢力を排除すればいい。そう、昔のようにね…」
イーグレット(ウルズ)「………」
イーグレット(スリサズ)「ヒトなんて…所詮は愚かな存在だよ。僕達と違ってね」
イーグレット(アンサズ)「それに、同じ過ちを繰り返すだけだということは歴史が証明しているじゃないか…」
イーグレット(ウルズ)「………」
イーグレット(アンサズ)「やはり、僕達はこの時代に目覚めた以上…自然環境だけでなくこの星の全てを管理するべきだ」
イーグレット(ウルズ)「………」
イーグレット(スリサズ)「かつて、僕達は地上を支配していた地下勢力と戦い、奴らを駆除することに成功した!」「だからこそ、今のこの星がある!」
イーグレット(ウルズ)「………」
イーグレット(アンサズ)「忘れたのか…? ヒトの限界を知った僕達の創造者は…」「地球の後継者として僕達マシンナリーチルドレンを創った。そして、僕達はこの時代に目覚めた」「だから…もうこの星は僕らのものなんだよ」
イーグレット(ウルズ)「………」「…多数決か」「…いいだろう。アースクレイドルのメイガスへは僕が報告しておく」
イーグレット(スリサズ)「感謝するよ、ウルズ。アンサズ、お前はどうする?」
イーグレット(アンサズ)「僕も彼らの駆除には賛成だけど、僕達2人が手を下しては面白味に欠けるね…」「スリサズ…ここは君に任せるよ」
イーグレット(スリサズ)「ではウルズ、アンサズ。お前達は先に目的地に向かってくれ」
イーグレット(ウルズ)「くれぐれも彼らを甘く見るな。僕達がヒトに敗北するなどあってはならないことだからな」
イーグレット(スリサズ)「わかっているよ」
〔敵ユニット離脱〕
イーグレット(スリサズ)「さあ、イレギュラーと新たなシビリアンよ。ここからは僕がお前達の相手をするよ」
万丈「!!」
豹馬「な、何なんだ、あいつら! 言ってることが無茶苦茶だぞ!?」
忍「おい! 俺達には干渉しねえんじゃなかったのかよ!?」
健一「そんなことより、奴らはこっちを攻撃してくるぞ!!」
アラン「どうする、万丈!?」
万丈「向かってくるのなら相手をするしかあるまい…」「それにいい機会だ。彼を倒してアンセスターとやらの情報を聞き出すんだ!」
イーグレット(スリサズ)「僕を倒すだって…?」「いい気になるなよ! マシンナリーチルドレンの僕がお前達ごときにやられるものか!」

<イーグレット(スリサズ)撃破orHP規定値以下・勝利条件達成>
※※撃破の場合のセリフ※※
イーグレット(スリサズ)「僕をここまで追い込むとは…メイガスが目をつけただけのことはある」
※※HP規定値以下の場合のセリフ※※
イーグレット(スリサズ)「さすがにやるようだな…。メイガスが目をつけただけのことはある」「だが、僕を怒らせたことが致命的だったね…」
豹馬「何言ってやがる! どう見たって、てめえの方が不利な状況だろうが!」
イーグレット(スリサズ)「なら、お前から先にマシンセルを埋め込んでやる…!!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔アンセスターの通信音〕
イーグレット(スリサズ)「何だ…? ウルズからの通信だと…?」
イーグレット(ウルズ)「スリサズ…これ以上の戦闘は今後の作戦行動に支障をきたす。後退するんだ」
イーグレット(スリサズ)「嫌だ! 奴らを殺すんだ!!」
イーグレット(ウルズ)「僕のいうことが聞けないのか? スリサズ……」
イーグレット(スリサズ)「うっ……」
イーグレット(アンサズ)「そうだ、スリサズ。ウルズに逆らうと後が怖いよ…ククク」
イーグレット(スリサズ)「わ、わかったよ、アンサズ…」
イーグレット(ウルズ)「じゃあ、合流地点で待っている…」
イーグレット(スリサズ)「………」「…お前達、命拾いしたな…!」
〔敵ユニット離脱〕
豹馬「待ちやがれ!」
万丈「止すんだ、豹馬。今から、あの機体を追っても無駄だよ」
アラン「それに、こちらの消耗が大きい。態勢を立て直す必要がある」
豹馬「わ、わかったぜ…」
万丈「………」「アンセスター…と言ったな。一体、彼らは何者なんだ…?」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

万丈「これでSポイントにいたメイガス達がイノセントでないと立証されたか…」
アラン「ああ…」
万丈「僕やウェンディさんの予想どおり、やはり彼らは僕達の味方ではなかった」
ウェンディ「…はい…」
ジロン「あの連中は一体何なんだ?」
万丈(………)
健一「彼らは自分達が地球環境の管理者だと言ってましたね」
万丈(………)
アラン「その割には環境そのものを変えかねない機動兵器を持っている…」
健一「…管理者というより、守護者に近いのかも知れないな」
万丈(………)「そうか…。メイガスが言っていた大地の守護神とは…」
ウェンディ「ええ。おそらく彼ら自身のことなのでしょう」
万丈「では…かつて地上を征服した地下勢力を倒したのは彼らだったのか…」
アラン「そして、彼らの本拠地はイーグレットが先程言ったようにアースクレイドルということになる」
猿丸(………)「ムーンクレイドルがそうだったのように…アースクレイドルにも人工冬眠施設が存在しているはずです」「もしかして…彼らは我々と同じ新西暦時代の人間の生き残りなのではないでしょうか?」
万丈(………)「…ありえない話じゃないね…」
エリ(………)(…ひょっとして、メイガスとはソフィア…あのソフィア=ネートなの…?)
万丈(………)「ギャリソン…もう一度、アースクレイドルとアーク計画のことについてまとめなおしてくれ」
ギャリソン「かしこまりました」
エリ「……私もご協力致します」
万丈(そうか…アーク計画は安西博士の友人が参加していたんだっけ…)
猿丸「僕も先ほど戦闘したマシンについて小介君達と調べてみます」
万丈「アンセスターのマシンをかい?」
猿丸「ええ…気になることがあるんです」
ウェンディ「じゃあ、私もお手伝いします。Sポイントにいた時、彼らのマシンを何度か間近で見ましたから」
猿丸「それは助かります」
万丈「じゃ、みんな…調査の方は頼むよ」
【シナリオエンドデモ終了】

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