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No.36A
奪われた真・ゲッターロボ

【シナリオデモ開始】
現在位置 月の首都ゲンガナム

キエル「ディアナ様…」
ディアナ「え…?」
キエル「ありがとうございます…」
ディアナ「何のことでしょう…?」
キエル「父の墓の前で泣いて下さったことです」
ディアナ「ああ、私達が入れ替わってハイム家にお邪魔した日のことですか…」
キエル「はい」
ソシエ「え…それって…」
キエル「私以上に悲しんで下さいましたよね…」
ソシエ「…あれが…ディアナさんだったっていうの…」
キエル「そうよ、ソシエ。あの日から私とディアナ様は互いに入れ替わってしまった」
ソシエ「あの日から…!?」
ディアナ「始めは小さな遊びでしたのに…戻るに戻れなくなってしまって…」
キエル「おかげでディアナ様のお心がよくわかったのよ」
ソシエ「そんなの! そんなことがあったなんて…」「地球侵略をしようとしようという女王とお姉様が、私が機械人形で戦うよりもつらいことをしてきたってわかれば…」「…私、怒れないじゃない…!」
ロラン「ソシエお嬢さん…」

グエン「では、あなたは…」
ジャミル「そう。私とテクスは月から来た人間だ」
サラ(………)
ロラン(………)
ジャミル(………)「かつて、荒廃した環境を再生するために…月から地球へ降り立ったムーンレィスの集団がいた」「…それがイノセントの父祖だ」「そして長い年月が過ぎ…イノセントの父祖達によっていくつかの大陸の浄化が済んだ頃…」「月からの支配を嫌った彼らは独立を宣言した」「そして、それをきっかけにして月と地球の間で戦争が始まったのだ…」
クワトロ(………)
ジャミル「双方は過去の記録を調べ、自分達の戦力とするために様々な兵器を甦らせた」
カミーユ「もしかして、そのその時にマウンテンサイクルが造られて…」
アムロ「俺達の時代の兵器が復刻されたのか…」
ジャミル(………)「それからも戦いは果てなく続き、月と地球はこう着状態に陥った」「そして、月側は地球側に対して最終作戦を展開し…」「サテライトキャノンを装備したGX、月のマウンテンサイクルから発掘されたターンXを戦線に投入した」
ロラン(…ターンXが……)
サラ「では、キャプテンはその時に…」
ジャミル「ああ。テクスやルチルと出会ったのもその頃だ」「かつて存在していたというニュータイプの力を持った者として…私やルチルは戦争に参加した」「自分達が…ただの戦争の道具であることを知らずにな……」
カミーユ(………)
ジャミル「…月側の最終作戦の内容は地球側の拠点を一斉に破壊することだった」「そして…私が放ったサテライトキャノンの一撃は…さらなる悲劇を生み出す原因となった」
アムロ(………)
ジャミル「私の攻撃によって地球のエイジア大陸は壊滅的なダメージを受け…」「地球側は報復手段として∀を戦線に投入したのだ」
ロラン「ホ、ホワイトドールを…?」
ジャミル(………)「∀の戦闘能力はすさまじく…月側の軍隊は次々に敗れ、大地へ墜ちた」
ロラン(………)
ジャミル「おそらく…ルチルはその時、地球側に捕らえられたのだろう…」
サラ(………)
ジャミル「…私の部隊も∀によって壊滅し…私はGXを失って命からがら地球より脱出した」「そしてその時に私は見たのだ…∀に立ち向かうターンXを…」「…あの忌まわしい月光蝶を…!」
ロラン「月光蝶……!」
ジャミル「今でもあの光景は忘れられない。激闘を繰り返す二対のターンタイプは月光蝶の輝きに包まれ…」「恐るべき力を持ったナノマシンを地球にばらまき、イノセントの文明を滅ぼしたのだ」
ロラン「!」
アムロ(………)
ディアナ「その後、ムーンレィスの女王の座についた私は戦争の終結を宣言し…地球への干渉を禁じました」
ジャミル「さらに、私やテクスのように最終作戦へ参加した者は地球を滅ぼすきっかけを作った責を問われ…」「アグリッパやギンガナム達によって冷凍刑に処されたのだ」
サラ(………)
ジャミル「その後…ギンガナムの率いる艦隊も月都市から追放され、戦闘行為を禁じられて…」「月軌道上で演習を繰り返すだけの存在となった」
ディアナ「それはギンガナムのような闘争本能に目覚めた人間を封印し…」「ムーンレィスに平穏な生活を送らせるためのアグリッパの策でもあったのです」
クワトロ「それによって月と地球の戦争を防止しようとしたのか…」
ジャミル「ああ。そして、月と地球は長い断絶に入り…」「ムーンレィスとイノセントは忌まわしい戦争の記憶を黒歴史として封印し、禁忌のものとした」
グエン(そうか…。それで地球各地に黒歴史の片鱗が埋没しているのか…)(そして、その代表的なものが月と地球の戦争で使われた兵器を作り出すマウンテンサイクル……)
ジャミル「…月と地球の最終戦争で生き残ったわずかなイノセントは再び地球環境の再生計画を開始した」「それから長い年月を経て、地球の環境は再生され…」「ムーンレィスはD.O.M.E.やアグリッパの管理の下で平穏に暮らしつつ、それを見守った…」
ロラン「そして、ディアナ様の地球帰還作戦が開始されたんですね…」
ディアナ「…そうです、ロラン=セアック…」
ジャミル「…私とテクスは15年前に冷凍刑を解除され…」「ロランと同じように献体として地球に送り込まれた」
サラ「献体…?」
ロラン「地球帰還に先立って、ムーンレィスの環境適応能力を…その身を以て調査する者のことです」
ジャミル「そして、地球に降り立った私とテクスは…同じ過ちを繰り返さないためにニュータイプを捜す旅に出たのだ」
サラ(………)
ジャミル「だが、現実は……」「イノセントもムーンレィスもマウンテンサイクルを掘り起こし…再び戦争を始めようとしている…」「それを静止するのは許されざる罪を犯してしまった私の罪なのだ」
クワトロ「いや、我々…だ」
ジャミル「クワトロ大尉…」
クワトロ「アムロが前に言ったとおり、我々はこの時代で我々に与えられた役目を果たさなければならない…」「それこそが…我々がこの時代に来た理由だと思う…」

トニヤ「ブライトキャプテン、補給作業が終了しました」
ブライト「よし、直ちにラー・カイラム発進だ。ディアナ女王、よろしいですね?」
ディアナ「はい。よしなに…」
トーレス「艦長、アイアン・ギアーから通信が入っています」
ブライト「連絡が取れたのか! メインモニターに映像を回してくれ」
〔通信のコール音〕
万丈「ご無事で何よりです、ブライト艦長」
ブライト「そちらの状況はどうだ?」
万丈「Xポイントへ向けて進行中です」「が、途中で幾度か戦闘を行ったため、予定よりもかなり遅れてます」
ブライト「そうか…」
万丈「それから、今まで行方不明だったさやかとムサシ、ヴィレッタ大尉にリュウセイ達と合流しました」「これでプリベンターのメンバーは全員がそろったことになります」
ブライト「本当か。それは良かった」
万丈「それで、そちらの状況は?」
ブライト「こちらはギンガナム軍のD.O.M.E.制圧の阻止に成功した」「だが、カーメンとギンガナム軍が地球へ向かったため、今から追撃を開始する」
万丈「本当ですか!? そりゃ、ちょっとマズいですね…」
アイザック「そちらで何かあったのか?」
万丈「ああ、恐竜帝国が動き始めた。こっちではイノセント以上に警戒している」
アイザック「奴らが地上に本格的な侵攻を開始したのか?」
万丈「いや…。僕達に対して攻撃部隊を送り込んで来てはいるが…」「その他の具体的な動きを見せていない。それだけに不気味なんだ」
アイザック「何かの計画を水面下で進めているとみるべきだろうな…」
ブライト「では、そちらの位置を教えてくれ。合流地点を決めよう」
万丈「僕達は今、とあるロストマウンテンを目指しています」
バニング「ロストマウンテン…? マウンテンサイクルの中でも特に危険な兵器が埋没しているという…」
万丈「ええ。今はそこの調査を優先させています」
ブライト「ガンダム2号機のような機体が埋まっている可能性が高いからか?」
万丈(………)「…ある意味、あれ以上に危険なものが存在しているかも知れません」「何故なら、そのロストマウンテンがある場所はエイジア大陸東部…」「…かつて、日本だった所です」
ブライト(………)
バニング(………)
アイザック「様々なオーバーテクノロジーの研究施設とその成果物があった地か…」
バニング「…確かに、そこのマウンテンサイクルとなると危険だな」
アイザック「カーメンが地球へ向かった理由はそこに関係があるのかも知れんな…」
ブライト「よし、我々もエイジア大陸のロストマウンテンへ行き、万丈達と合流しよう」

現在位置 恐竜帝国マシーンランド

ゴール「ガレリィよ…大気改造計画の進行具合はどうだ?」
ガレリィ「後はマシーンライドを地上へ浮上させ、人間共にとって有害な成分を含んだ大気を放出するだけです」
ゴール「奴らを死滅させるのに必要な時間は?」
ガレリィ「約40時間ほどかと」
ゴール「フフフ…その時こそ、我ら恐竜帝国が地球の主に返り咲くことになる」「サル共が地上でのたうち回る姿が目に浮かぶわ…」
恐竜兵士「ご報告致します!」
ゴール「何だ?」
恐竜兵士「エイジア大陸へ向かわれていたゴーゴン大公が正体不明のプラントを発掘されたようです」
ゴール「正体不明のプラントだと? 人間共がマウンテンサイクルと呼んでおるものか?」
恐竜兵士「いえ…。詳細は現在調査中とのことです」
ゴール「…むう。エイジア大陸と言えば、確か…」
ガレリィ「はい、旧世紀のアジア大陸です。ゴーゴンが向かったのはそこの極東部であったはず」
ゴール「極東…かつての日本か…」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ1開始】

〔味方ユニット出現〕
神宮寺「大先生よ、例のロストマウンテンって、このあたりか?」
猿丸「その可能性は高いですね。他の調査チームからの報告もまだ入って来ていませんし…」
武蔵「それにしても…何かおっかねえ所だな」
さやか「ホントね。まるで爆撃か何かを受けた跡みたい…。ここがあたし達の日本だったなんて…」
甲児(………)(わかっちゃいたけど…俺達が住んでた場所がこんなになってるのを見るのはショックだよな……)(………)(俺達、元の時代に帰れるのか…? シローや先生達がいる時代に…)
エリ「じゃあ、早速調査を始めましょう。小介君、めぐみさん…ドリルの用意をお願いします」
めぐみ「わかりました」
エリ「あの…それと、小介君…実はお願いがあるんだけど…」
小介「?」
エリ「…良かったらでいいんだけど…バトルクラフトの操縦を代わってもらえないかしら?」
小介「は? ど、どうしてですか?」
エリ「い、いえ…地中を掘り進むのって何か楽しそうだなって思って…違う地層に入る時がどんな感じなのか興味もあるし…」
小介「す、すみません……。バトルマシンはパイロットの脳波を登録してあるので、僕達以外には…」
エリ「そ、そうよね。ご、ごめんなさい…変なことお願いしちゃって」
小介「い、いえ…」
猿丸「みなさん、向こう側の山にエネルギー反応がありました」
甲児「エネルギー反応?」
小介「すぐに行ってみましょう!」
〔味方全機、前進〕
武蔵「この下あたりが怪しいぜ」
〔敵ユニット出現〕
小介「わ、わああっ!!」
武蔵「戦闘獣と機械獣!? か、囲まれちまったぞ!!」
ゴーゴン「グハハ! まんまと獲物が網にかかりおったわ!!」
甲児「ゴ、ゴーゴン大公!?」
ゴーゴン「この辺りには人間共が作り出した危険物が埋まっているからな…貴様らが調査しに来ることはわかっていた」
小介「じゃ、じゃあ…やっぱり、ここは…」
ゴーゴン「フフフ…それを知る必要はない。貴様らはここで死ぬのだからな!!」
甲児「ケッ! やれるもんなら、やってみやがれってんだ!」
さやか「こ、甲児君、大変よ!!」
甲児「どうした、さやかさん!?」
さやか「他の調査チームも機械獣や戦闘獣に襲われてるって…!!」
甲児「な、何!? 敵と出くわしたのは俺達だけじゃねえのかよ!!」
小介「そ、そんな…! それじゃ救援は期待出来ない…?」
ゴーゴン「無駄なあがきは止め、さっさと観念するのだ…」
甲児「………!」
さやか「ど、どうするの、甲児君…!」
甲児「………」「…よし、俺が突破口を開く! さやかさん達はここから脱出するんだ!」
さやか「俺が、って…!? 甲児君はどうするのよ!?」
甲児「任せろ、俺にいい考えがある! お前らは脱出することだけを考えろ!」
神宮寺「甲児、いい考えって何なんだ!?」
武蔵「そんなアイデアがあるんなら、おいらも手伝うぜ!!」
甲児「ダメだ! ムサシ、お前はさやかさんや小介達を援護してここから脱出するんだ!!」
武蔵「け、けどよ!!」
甲児「いいから、俺に任せろ!」
さやか「甲児君! いい考えって…いったい何なのよ!?」
甲児「ヘッ、心配するなって! とにかく、この兜甲児様に任せとけ!」
<戦闘開始>

<ゴーゴン以外の敵全滅・敵増援1出現>

ゴーゴン「フフフ…やりおるな、マジンガーZ! だが、それぐらいの反撃は予測済みだ!!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「やっぱり、まだ戦闘獣を隠してやがったか!!」「みんな、早くこの空域から脱出するんだ!!」

<ゴーゴン以外の敵全滅・敵増援2出現>
ゴーゴン「往生際の悪い奴だ。ならば、これでどうだ!!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「ちきしょう! これじゃ、キリがねえ!!」「みんな、早くこの空域から脱出するんだ!!」

<ゴーゴン以外の敵全滅・敵増援3出現>
ゴーゴン「本当に往生際の悪い奴だ。ならば、これでトドメを刺してくれる!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「じょ、冗談じゃねえ! ピクドロンまで出て来やがった!!」「みんあ! 早くこの空域から脱出してくれ!! このままじゃ全滅しちまうぜ!!」

<ゴーゴンHP80%以下>
ゴーゴン「無駄なあがきをしおって…! この俺をそう簡単に倒せると思ったら大間違いだぞ!!」
〔ゴーゴン、精神コマンド「ド根性」使用〕

<ゴーゴンHP80%以下>
ゴーゴン「この状況下でここまでの抵抗を見せるとはな…」「だが、それが無駄だということを教えてやる!!」
〔ゴーゴン、精神コマンド「ド根性」使用〕

<甲児以外の味方全員がマップ端へ到達>
※※さやかが最後に到達した場合のセリフ※※
さやか「甲児君、他のみんなはこの空域から脱出したわ!!」
甲児「わかった、さやかさんも早く行ってくれ! 俺が時間を稼ぐからよ!」
さやか「甲児君…本当に大丈夫なんでしょうね?」
甲児「ああ、心配すんな! 作戦があるって言っただろ!? こいつらなんざ、すぐにブチ倒して追いつくからよ!!」
さやか「本当に本当よね!?」
甲児「ああ、だから安心して行ってくれ!」
さやか「………」「わかったわ。すぐに応援を連れて戻って来るから、絶対に無茶しちゃダメよ!」
※※武蔵が最後に到達した場合のセリフ※※
甲児「ムサシ、お前が最後だ! 早く脱出しろ!!」
武蔵「やっぱり、俺はここに残ってお前と一緒に奴らと戦うぜ!!」
甲児「いや、俺のことはいいから行ってくれ! さやかさん達を頼むぜ!」
武蔵「甲児!」
甲児「心配すんな! 作戦があるって言っただろ!? こいつらなんざ、すぐにブチ倒して追いつくからよ!!」
武蔵「わ、わかった…」
※※神宮寺が最後に到達した場合のセリフ※※
甲児「ミスター! お前が最後だ! 早くここから脱出しろ!!」
神宮寺「甲児、時間稼ぎはもういい! お前も一緒に逃げるんだ!」
甲児「いや、俺のことはいいから行ってくれ! さやかさん達を頼むぜ!」
神宮寺「甲児!」
甲児「心配すんな! 作戦があるって言っただろ!? こいつらなんざ、すぐにブチ倒して追いつくからよ!!」
神宮寺「わかった。すぐに応援を連れてくる。それまでは無茶するんじゃねえぞ!」
※※小介が最後に到達した場合のセリフ※※
小介「甲児さん、他の皆さんはこの空域から脱出しました!!」
甲児「わかった! お前も行け! 俺のここはいいから行ってくれ! さやかさん達を頼むぜ!」
小介「甲児さん!」
甲児「心配すんな! 作戦があるって言っただろ!? こいつらなんざ、すぐにブチ倒して追いつくからよ!!」
小介「わ、わかりました。でも、無茶だけはしないで下さいね!!」
※※めぐみが最後に到達した場合のセリフ※※
めぐみ「甲児君、他のみんなはこの空域から脱出したわ!!」
甲児「わかった! お前も行け! 俺のことはいいから行ってくれ! さやかさん達を頼むぜ!」
めぐみ「こ、甲児君!」
甲児「心配すんな! 作戦があるって言っただろ!? こいつらなんざ、すぐにブチ倒して追いつくからよ!!」
めぐみ「わ、わかったわ。でも、無茶だけはしないでね!!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔味方ユニット離脱〕
甲児「………」「…よし、これで俺の作戦は上手くいったぜ」
ゴーゴン「作戦だと…? この期に及んで俺達を倒す作戦があるとでも言うのか、兜甲児?」
甲児「………」「……………」「ヘッ、そんなものはねえよ」
ゴーゴン「何!?」
甲児「俺が考えた作戦ってのはな、さやかさん達を逃がすためのモンだ」
ゴーゴン「………」
甲児「ああでも言わなきゃ…みんな、ここに残って一緒に戦うって言い出しかねないからな…」「だから、これで心おきなく、てめえとケリがつけられるぜ!!」
ゴーゴン「見上げた心意気だ。自分を盾にして仲間を守るつもりか」「ならば、それに免じてまず貴様らか血祭りにあげてやる!!」
甲児「笑わせんな!! てめえらの相手なんざ俺とマジンガーZだけで十分だぜ!!」
ゴーゴン「フン、いつぞやの時と同じようにグレートやゲッターが助けに来るかも知れんからな…」「一気に勝負をつけさせてもらうぞ!!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「やっぱり、まだ戦闘獣と機械獣を隠していやがったか…!」「だけど、さやかさん達のためにもここで逃げるわけにいくか!!」
ゴーゴン「強がりを言いおって! 戦闘獣、そして機械獣よ!! 兜甲児を殺せ!!」

<ゴーゴン撃破>
ゴーゴン「お、おのれ…!!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
甲児「まだまだ!! まだ俺はやられやしねえぜ!!」「本当の勝負は、まだこれからだ!!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「真・ゲッター! な、何でこんな所に…!?」「そ、そうか…! もしかして、リョウ達が発掘に成功して…」「これで何とか助かったぜ! リョウ、すまねえが手伝ってくれ!」
〔真・ゲッター1、甲児へ接近〕
バット「フハハハ! 兜甲児! その命、もらったぞ!!」
甲児「な、何っ!? 何でてめえがそれに乗ってんだ!?」
「イベント戦闘「バットvs甲児」]
バット「ほう…この真・ゲッターの攻撃に耐えおったか」
甲児「………」「…ば、馬鹿な…! どうして…真・ゲッターに……」「どうして真・ゲッターにバット将軍が乗っているんだ…!?」
【戦闘マップ1終了】


サブタイトル
「奪われた真・ゲッターロボ」


【戦闘マップ2開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕

隼人「まさか…あれは真・ゲッターか!?
弁慶「ほ、本当だ…!
竜馬「何てことだ…真・ゲッターロボが俺達の敵になるなんて!
バット「フフフ…お前達より先に我ら恐竜帝国が真・ゲッターの発掘に成功したのだ」
竜馬「な、何だって!?」
バット「この地はかつて日本だった…そこにお前達が封印した真・ゲッターが眠っておるのは当然だろう」
竜馬「だ、だが! ゲッター線に耐えられないお前達ハ虫人類がどうしてゲッターに…!?」
バット「我らとて長年の間、ゲッター線の研究を積み重ねておる。その結果がウランスパーク…」「そして、ワシの身体を覆っているゲッター線防御装置なのだ!!」
竜馬「ば、馬鹿な…! お前が乗っているのは最強のゲッター…真・ゲッターロボなんだぞ!?」
バット「………」「確かに防御服があるとはいえ…真・ゲッターロボの強力なゲッター線はワシの身体を着実に溶かし始めている…」「だが! 恐竜帝国の悲願、地上奪回を達成するためには…我が命を引き換えにしても貴様らを倒さねばならんのだ!!」
竜馬「…お、お前はそこまで…!」
バット「フフフ…貴様らと同じようにワシにも守るべきものは存在している…」「それは数千万年の間、マグマ層で辛酸をなめつづけた帝王ゴール…そして、我が恐竜帝国の同胞達だ!!」
竜馬「!!」
隼人「命をかけて俺達との決着をつけるつもりか。敵ながら大した奴だぜ…」
さやか「!!」「きゃあああっ!!」
洸「どうしたんだ、さやかさん!!」
さやか「甲児君が…甲児君がっ!!」
〔カーソル、甲児を指定〕
鉄也「こ、甲児君!!」
ボス「マ、マジンガーが…マジンガーZがボロボロに…!!」
ゴーゴン「フフフ…気づいたか。今、兜甲児とマジンガーZの処刑をしておったところだ…」
さやか「甲児君! いやぁぁぁぁぁっ!!」
武蔵「ま、まさか…あいつ!!」
ゴーゴン「そうだ。兜甲児はお前達を逃がすために自ら犠牲となったのだ」
さやか「そ、そんな…!!」
鉄也「甲児君! 甲児君!! 返事をしろぉぉっ!!」
ボス「か、兜ぉぉぉっ!!」
甲児「う、うう……来るな…来るんじゃねえ……」
さやか「甲児君っ!!」
甲児「お、俺のことはかまうな…それより、真・ゲッターを……」「真・ゲッターロボを奴らに渡しちゃならねえ…!」
竜馬「こ、甲児君…!!」
鉄也「………」「甲児君は俺が助ける! リョウ、お前達は真・ゲッターを行動不能にしろ!!」
竜馬「し、真・ゲッターを…!?
鉄也「そうだ! 甲児君の言うとおり、あのゲッターを恐竜帝国やミケーネに渡すわけにはいかん!!」
竜馬「…ドラゴンで…真・ゲッターを…!?」
弁慶「そ、そんな…ドラゴンと真・ゲッターじゃ、パワーが違いすぎるぜ!!」
竜馬「そ、そうだ…あれは俺達の手にも余る最強のゲッターロボ…」
洸「竜馬さん、何を言ってるんだ!!」
竜馬「!!」
洸「竜馬さん達は前にも言ってたじゃないか! ゲッターの力はマシンの性能だけで決まるもんじゃない…!」「竜馬さん達ゲッターチームが乗ってこそ、ゲッターロボはその力を最大限に発揮すると!!」
竜馬「!!」
弁慶「!!」
隼人「………」「フッ…洸の言うとおりだ。俺達は肝心なことを忘れていたようだぜ…」
弁慶「…あ、ああ…」
武蔵「そうだ…。おいら達あってこそのゲッターロボじゃねえか…」
竜馬「俺達4人が力を合わせれば、真・ゲッターロボを止めることが出来るはずだ!!」
鉄也「よし、甲児君の救助は俺達に任せろ! 行くぞ!!」
<戦闘開始>

<鉄也が甲児へ隣接or甲児が撃破される・味方援軍1&敵増援1出現>

※※鉄也が甲児へ隣接した場合のセリフ※※
鉄也「甲児君!!」
甲児「て、鉄也さん…俺なんか放っておいてくれても良かったのに…!」
鉄也「馬鹿なことを言うな、甲児君。君は俺に教えてくれたじゃないか…俺達は兄弟だとな」
甲児「、へへ…そ、そうだったな…」
バット「フン、悪運の強い奴め…ならば、これでどうだ!!」
〔敵ユニット出現〕
鉄也「くっ! 増援か!!」
甲児「鉄也さん、俺にかまうな! ボロボロになっちまった俺とマジンガーが一緒だと、鉄也さんまでやられちまう!」
鉄也「………」「甲児君、同じことを何度も言わせるな。俺達はマジンガーという絆で結ばれた兄弟なんだ」「だから、生きるも死ぬも一緒だぜ」
甲児「鉄也さん…!」
鉄也「…それに、俺は前の借りも返していないからな…!」
バット「見上げた友情だ。ならば、共に死ねい! ダブルマジンガーよ!!」
竜馬「甲児君! 鉄也君っ!!」
※※甲児が撃破された場合のセリフ※※
甲児「ち、ちきしょう…こ、ここまでか…」
鉄也「こ、甲児君っ!!」
甲児「だ、だが…みんなを巻き込むぐらいなら……」
さやか「甲児君っ! 脱出してぇぇぇっ!!」
甲児「……何だ…? エマージェンシー…プログラム…?」「…MCコード…ロック解除……?」
〔味方ユニット撃破〕
竜馬「こ、甲児ィィィィィッ!!」
さやか「いやぁぁぁぁぁっ!! 甲児君! 甲児君っ!!」
ボス「う、嘘だろ…嘘だよな…? か、兜が…マジンガーZがやられちまったなんて…!」「な、なあ、鉄也…兜が死んじまったなんて…嘘だよな!?」
鉄也「………」「ば、馬鹿な……!」「お、俺は甲児君に…何の借りも返していないんだぞ……」「この俺に…兄弟の絆を教えてくれた甲児君に…!」「う…うう…」「うおおおおおっ!!!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔画面、振動〕
〔呻き声〕

バット「な、何だ!?」
〔カーソル、山間を指定〕
バット「な、何だ? このエネルギー反応は…!?」「し、しかも…真・ゲッターが共鳴しておる…!?」「いったい何なのだ、これは!!」
※※鉄也が甲児へ隣接した場合のセリフ※※
甲児「…こ、光子力エネルギーのゲージが…上がって行く…!?」
鉄也「こ、こっちのゲージもだ…! それに、グレートが共鳴している…!!」
甲児「な、何だ、これは…!? エマージェンシープログラム…?」
鉄也「MCコード…ロック解除…? グレートは一体何に反応しているんだ!?」
〔カーソル、山間を指定〕
〔呻き声〕

甲児「俺を…マジンガーZを…呼んでいる!?」
〔甲児、前進〕
甲児「ま、まさか…」「まさか、これは…っ!!」
〔カーソル、山間を指定〕
〔呻き声〕

甲児「!! う、うわっ!?」
〔味方ユニット離脱〕
鉄也「甲児君っ!!」
※※甲児が撃破された場合のセリフ※※
鉄也「グ、グレートの光子力エネルギーのゲージが…上がって行く…」「こ、これは一体…!?」
ボス「な、何だ!? いったい何が起きるっていうんだ!?」
〔カーソル、山間を指定〕
〔呻き声〕

鉄也「こ、このグレートの反応は…まさか…」「まさか…あれが…!!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔画面、振動停止〕
〔光の放射〕
〔味方ユニット出現〕

バット「な、何だ…あれは…!?」
竜馬「あれは……!!」
鉄也「マ、マジンカイザー…!!」
バット「や、奴は…一体……」
ゴーゴン「ま、魔神皇帝……!」
バット「魔神皇帝!?」
ゴーゴン「真・ゲッターが究極のゲッターなら…奴は…究極のマジンガー…!」
バット「き、究極のマジンガーだと!?」
ゴーゴン「お、俺は…うかつだった…! そうだ…真・ゲッターがこの時代に残っておるのなら…」「マジンカイザーが存在している可能性もあったのだ…!!」
竜馬「ま、前にマジンカイザーが初めて現れた時…真・ゲッターはそれに対して反応を示していた……」「もしかして…真・ゲッターと甲児君の存在が…魔神皇帝を呼んだというのか…!?」
さやか「甲児君、返事をして!! 無事なの、甲児君!?」
甲児「………」「マジンカイザー…お前は…俺が来るのを待っていてくれていたのか…?」(何千年も…何万年も…この俺を……)
カーソル、バットを指定〕
甲児「………」「真・ゲッター…味方にすりゃ頼もしいが、敵に回ればこれほど恐ろしい奴はいねえ…」「だがな! この兜甲児と正義の魔神・マジンカイザーが…真・ゲッターロボを止めてみせる!!

<味方援軍1出現の次PP>
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

甲児「ラー・カイラム! 月から戻って来たのか!?」
ロラン「ゲッターとゲッターが…マジンガーが戦っている…? いや、あのゲッターは…」
ブライト「一体、何が起きているんだ!?」
竜馬「ブライト艦長! 真・ゲッターが恐竜帝国に奪われてしまったんです!」
ブライト「な…何!?」
甲児「俺達は真・ゲッターを止めるために戦ってるんです!!」
ブライト「………」
フォッカー「艦長! 真・ゲッターはある意味、核兵器並に危険な代物だ! 俺達も出て、甲児を助けるべきだ!」
ブライト「よし…各機、緊急出撃だ!」
〈出撃ユニット選択〉

<甲児vsゴーゴン>
ゴーゴン「真・ゲッターと共にカイザーを手に入れておれば貴様らに確実な死を与えられたものを!!」
甲児「てめえに思い出させてやるぜ! この魔神皇帝の恐ろしさって奴をよ!!」

<甲児vsバット>
バット「究極のマジンガーか…この真・ゲッターで再び地中へ封印してやる!」
甲児「リョウ達が乗ってんならともかく、てめえなんざが乗ったゲッターロボに負けてたまるか!!」

<鉄也vsゴーゴン>
鉄也「ゴーゴン大公! 貴様が何を企もうとも…俺達のダブルマジンガーで必ず食い止める!」
ゴーゴン「何があったのか知らんが…随分な変わりようだな、剣鉄也!!」

<鉄也vsバット>
バット「貴様のマジンガーではこの真・ゲッターには勝てんぞ!!」
鉄也「そうやって機体の性能をアテにしている時点で貴様は負けているぜ!!」

<竜馬vsゴーゴン>
ゴーゴン「フン…貴様らに俺の相手をしている余裕があるのか!?」
竜馬「どういうことだ!?」
ゴーゴン「真・ゲッターは貴様らの中でも最強の部類に入るロボット…よそ見をしている場合ではないはずだ!!」

<竜馬vsバット>
バット「そんなゲッターロボでこの真・ゲッターに勝てぬことは貴様らが一番よく知っているはずだ!」
隼人「フッ…どうやら奴は勘違いしているようだな
竜馬「ああ。ゲッターロボの強さ…それは機体の性能だけで決まるものじゃない」「ゲッターは俺達ゲッターチームが乗り込んでこそ、真の力を発揮するんだ!!

<隼人vsバット>
隼人「フ…パワーが上なら俺達に勝てると思うなよ。ライガーのスピード、見せてやるぜ!」
バット「ぬかせ! 真・ゲッターにはその程度の動き、止まって見えるわ!」

<武蔵vsバット>
武蔵「この野郎! 今度こそおいらの手で叩き潰してやるぞ!」
バット「愚か者! 1人乗りの旧型ゲッターでこの真・ゲッターの相手になると思うか!」

<弁慶vsバット>
弁慶「パワーならポセイドンだって負けていねえぞ!」
バット「その心意気や良し! だが、格の違いを教えてやるわ!」

<洸vsバット>
バット「ライディーンめ! 貴様とマジンガーさえ現れなければあの時、ゲッターを倒せたものを!」
洸「いつの時代だろうと俺達がいる限りお前達の地上侵略を見逃しはしない!」

<ゴーゴン撃破>
ゴーゴン「お、おのれ…!!」

<バット撃破orHP規定値以下で撤退・勝利条件達成>
※※バット撃破の場合、セリフ追加※※
バット「フ、フハハハ! やりおるな!! しかし!!」
〔敵ユニット撃破〕
〔バットのいた場所から光の柱〕
〔敵ユニット出現〕

竜馬「何!? まだ生きているのか!?」
バット「フ、フフフ…この真・ゲッターの力…貴様らが一番良く知っているはずだ…!」
竜馬「うっ…!」

バット「こうなったら、最後の手段を使うしかない…!!」
〔バット、前進〕
〔バットから光の柱〕

隼人「これは!?」
甲児「真・ゲッターがエネルギーを放出し始めたぞ!!」
武蔵「ま、まさか!!」
竜馬「真・ゲッターロボのゲッター線反応炉を暴走させるつもりか!」
バット「フハハハ! その通りよ! この反応炉が暴走して爆発すれば周辺一帯は完全に無に帰す!」
洸「あいつ、ゲッターもろとも自爆する気か!?」
バット「…元よりワシの生命は、あの日、ゲッターに敗れてマグマ層へ撤退した日に捨てるはずだった…」「だから、ここで奴らを道連れに出来れば本望だ…!」
トーレス「きょ、強力なゲッター線を感知! どんどん増幅していきます!!」
ブライト「いかん! 総員退避!! この場から離脱しろ!!」
バット「フハハハ! あがけ、あがけ! 貴様達はワシと共に地獄に行ってもらうぞ! フハハハハ!!」
竜馬「し、真・ゲッターの反応炉が暴発したら…!」
隼人「核か…いや、それ以上の爆発が起きるぞ!!」
ロラン「ほ、本当なんですか!?」(ゲ、ゲッターはそんなに危険な機械人形なのか!?)
甲児「こ、こうなったら…マジンカイザーの『神』モードを強制解放して…!!」
竜馬「甲児君…今はカイザーの力を使う時じゃない」
甲児「リョウ!?」
隼人「リョウの言うとおりだ。ゲッターの不始末は同じゲッターがつけるのがスジってもんだぜ」
鉄也「しかし、どうやって!?」
竜馬「ドラゴンのゲッター炉で…真・ゲッターから放出されるゲッターエネルギーを取り込む!」
甲児「そ、そんな無茶な!! 出力は向こうの方が上だろうが!!」
竜馬「余剰エネルギーはシャインスパークで外部へ放出する!」
鉄也「馬鹿な! そんなことをすれば、ドラゴンの装甲が溶けてしまうぞ!!」
竜馬「だが、少なくともみんなを救うことは出来るはずだ!」
弁慶「真・ゲッターを人類の敵にしちまったら、早乙女博士に合わす顔がねえもんな」
武蔵「リョウ…ハヤト…ベンケイ…」
弁慶「ムサシ先輩…あの時、先輩に救われた命で今度は俺達がみんなを助けるぜ!」
隼人「後は任せたぞ、ムサシ…」
ロラン「りょ、竜馬さん!!」
竜馬「ロラン君…。ディアナさんのこと、月と地球のこと…頼んだぜ」
ロラン「!!」
竜馬「行くぞ! ハヤト、ベンケイ!!」
〔竜馬、バットへ接近〕
バット「ワシを止めに来たか! だが、もう遅い!!」
竜馬「バット将軍! 命をかけて戦っているのは俺達も同じだ!!」
隼人「そうだ! 貴様と俺達の執念、どちらが上か…最後の勝負といこうぜ!」
バット「望むところだ!!」
竜馬「来い、バット将軍! ゲッターの本当の力を見せてやる!」
〔バット、気力上昇〕
〔竜馬、気力上昇〕

甲児「や、止めろぉぉぉっ!!」
ロラン「ダ、ダメですよ…竜馬さん…! あなた達は…死ぬつもりなんですか!?」「そ、そんなの…そんなこと…!!」
バット「恐竜帝国の未来のために!!」
竜馬「この世界に住む…みんなのために!!」「行くぞ、ゲッタァァァァァァァッ!!」
[イベント戦闘「竜馬vsバット」]
隼人「ぐあああっ!!」
甲児「リョウ! ハヤト! ベンケイ!!」
竜馬「ぐ、ぐうっ…! こ…これで…どうだ!!」
バット「う…お…おおお…」
甲児「ま…まだ生き残ってやがる!!」
バット「さ、最後まで…ゲッター線は我らハ虫人類を拒む…のか…?」
〔竜馬に爆発〕
バット「か、かくなる上は…ゲッターチーム…貴様らだけでも……!」
竜馬「ダ、ダメだ…機体が…動かん…!」
ロラン「竜馬さんっ!!」
〔ターンシステムの起動音〕
〔ロラン、竜馬とバットへ接近〕

ソシエ「ロ、ロラン!?」
〔ロラン、マップ兵器「月光蝶」使用〕
ソシエ「ちょ、蝶の…羽…!?」
ジャミル「あ、あれは!!」
ディアナ「…月光蝶……!!」
〔月光蝶発動〕
バット「な…な、何だ、今のは…!?」
竜馬「……ゲッターエネルギーが…消えた……!?」
ソシエ「な、何なの…? あたし…何を見たの…!?」
ディアナ(ま、間違いない……あれは……∀に秘められた力……)(そして…黒歴史に終止符を打った…)
ロラン「い、今のが……ホワイトドールの…月・光・蝶…?」
甲児「げ、月光蝶だって…!?」
〔敵ユニット出現〕
サラ「ブライトキャプテン! きょ、恐竜帝国の大軍が!!」
ブライト「何だと!?」
〔カーソル、ゴールを指定〕
竜馬「あ、あのメカザウルスは…!!」
武蔵「む、無敵戦艦ダイ…!!」
ゴール「久しぶりだな、ゲッターロボ…」
竜馬「そ、その声は…帝王ゴール!?」
ガロード「あいつが…恐竜帝国の親玉…!」
バット「ゴ…ゴール様…」
ゴール「バット将軍よ…」
バット「…も、申し訳ございません…こ、このバット…不覚を…」
ゴール「何も言うな。貴様の戦いぶり、見事だったぞ」
ブライト「こ、ここに来てあれだけの戦力を投入してくるとは…」
アムロ「万事休すか…!」
ゴール「…愚かなサル共よ…」「今日のところはバットの命を救うため…そして、貴様らの死力を尽くした戦いぶりに免じて、見逃してやる」
甲児「な…何!?」
ゴール「だが、恐竜帝国の帝王、ゴールの名の下に宣言する!」「この大地の主は貴様ら人類ではなく、我らハ虫人類である!」
竜馬「………」
ゴール「間もなく、我らは人類抹殺のための計画を開始する」それまでの残り少ない時間をせいぜい楽しむが良いわ! グハハハハハ!!」
〔敵ユニット離脱〕
武蔵「…て、帝王ゴール…あいつがついに現れやがった…」
竜馬「…いよいよ恐竜帝国が動き出すというのか…!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 エイジア大陸・ロストマウンテン

万丈「そうか…。帝王ゴールが現れたのか…」
洸「当然と言えば当然だけど…やっぱり生きていたんですね、奴は」
万丈「ああ…。マグマ層の中でふくれ上がった僕達への怨念と一緒にな…」
ブライト「私は新西暦186年に起きた恐竜帝国との戦いについては資料でしか知らないのだが…」「彼らはどれぐらいの戦力を保有しているのだ?」
万丈「おそらく、先程の軍勢はほんの一部分…」「時間を超えた僕達とは違い、着実にマグマ層の中で戦力を整えて来た彼らの力がいかほどのものなのか…」「正直言ってわかりませんね」
洸「メカザウルスだって…俺達がバルマー戦役で戦ってたものとは明らかに強さが違うし…」
ギャリソン「何よりも気をつけねばならぬのは彼らの本拠地、マシーンランドです」
ハリー「マシーンランド…?」
ギャリソン「はい。マグマ層を自在に行き来する…巨大要塞でございます」
洸「そのおかげで奴らの本拠地の場所はつかみにくいんですよ」
ハリー「神出鬼没な戦略拠点か。それは厄介だな」
ブライト「イノセント、ギンガナム軍、カーメン、そして恐竜帝国…これが我々の敵か…」
〔自動扉の開閉音〕
アストナージ「艦長、お話があるのですが…」
ブライト「どうした?」
アストナージ「実はこの辺りのマウンテンサイクルの調査をしたいんです」
ブライト「調査?」
キッド「ああ。大物がもう二つも出てきたからたいした物はないかも知れないけど…」
アストナージ「一応、念のために。それほど時間は取らせません」
ブライト「わかった。許可しよう」

カミーユ「…エルチが?」
ジロン「ああ。何とかイノセントから助け出したんだけど、元に戻らないんだ…」
フォウ「元に戻らないって…イノセントの精神支配が解けないの?」
ジロン「そうなんだよ…エルチはまだ俺達のことを敵だと思っているんだ…」
カミーユ(………)
フォウ(よほど、強力な処置をされてしまったのね…エルチ……)
パーラ「ジロン、元気を出しなよ。テクス先生が何とかしてくれるかも知れないしさ…」「
ジロン(………)

ロラン「ディアナ様…さっきの光る羽が月光蝶なんですか?」
ディアナ(………)「…そうです。黒歴史の幕を下ろした∀の月光蝶…」
アムロ「あれが…地球の文明を滅ぼしたという∀の力か…」
豹馬「な…何だって!?」
沙羅「ホワイトドールがそんな力を持ってるっていうの…?」
ロラン(………)
ディアナ「ホワイトドールはターンXと接触したことによって…本来の性能を取り戻しつつあるのでしょう」
ロラン(………)
アムロ「だが、∀は月光蝶で竜馬達を救ったようにも見えた」「あれは…使い方次第で俺達にとって大きな力になる可能性があるかも知れないな」
ロラン(………)「ホワイトドールが過去の罪を背負ったモビルスーツなら…」「僕はあの力を良い方向に使ってみせます。道具なら使いようがあるはずです」
ディアナ(…ロラン=セアック……)

ジュドー「そっか。ヴィレッタさんとリュウセイさんも合流出来たんだ」
ミオ「そ。私達が魔装機神の機体テストをやってた時にね」
ジュドー「機体テスト? どっか調子でも悪かったの?」
ミオ「ううん、そうじゃなくて…」「実は魔装機神や魔装機ってね、精霊の力が弱まってる地上じゃ、本来の力を発揮してないらしいの」「で、少しでもラ・ギアスでの可動状態に近づけるために…」「セニアさんとウェンディさんがプラーナコンバーターの出力調整をやってくれたの」
ジュドー「要はパワーアップしたってことね」
ミオ「大幅に、ってわけじゃないけど…新しい技も使えるようになったんだ」
ジュドー「新しい技って…何?」
ミオ「それは使った時のお楽しみ」
ジュン「ホンマでしたら、その技が使えるのはもっと後のことですけど…」
ジュドー(………)「ん? あそこにある機体って、もしかして…」
リュウセイ「ヴィレッタ隊長…R-1の調査、終わったぜ」
ジュドー「R-1って、確か解体されたはずじゃなかったっけ?」
リュウセイ「ああ…。あの機体はこの近くのマウンテンサイクルからアストナージさん達が発掘して来たんだ」
ヴィレッタ「それで、調査の結果は?」
リュウセイ「やっぱり、あれは俺が乗ってたR-1じゃねえ」「武装も少し違うし…俺がR-1につけてたパーソナルマークもねえんだ」
ミオ「ね、ね、リュウセイのパーソナルマークってやっぱり、アレ?」
リュウセイ「アレって?」
ミオ「ホラ、通信機にもなってるバッジの…」
リュウセイ「そりゃリュウセイ違いだよ!」
ヴィレッタ(………)「…合体機構の方は?」
リュウセイ「使えなくなってる。だから、あのR-1はSRXには合体できねえ」
ヴィレッタ「そうか…」
リュウセイ「…SRXの危険性を考えりゃ、当然の結果だよな…」
セニア「Rシリーズって、他にも何機かあるんでしょ? それは見つからなかったの?」
リュウセイ「…ああ。マウンテンサイクルの中にはあれ1機しかなかった」「R-1はRシリーズの中じゃ結構普通のパーソナルトルーパーだから…」「何かの理由で、あのR-1が作られたのかも知れねえけど…」
ヴィレッタ(………)(あの後、R-1を単機で使用しなければならない事態が起きたと考えるのが妥当だな)
リュウセイ(………)「ヴィレッタ隊長、俺、みんなと一緒のあのR-1で戦うぜ。この時代の平和を守るためにな」
ヴィレッタ「ああ」
ミオ「ね、ね、今度は何のマーキングにするの?」
リュウセイ「そうだなあ。やっぱ、スーパーロボット好きとしては腹に『超合金』とか…」
ジュドー「…何の話をしてんだか」

≪真・ゲッターを撃破していない≫
隼人「…リョウ、どうするんだ? 俺達のドラゴンは大破しちまったぜ…」
弁慶「…修理には相当時間がかかるってよ」
武蔵「無理もねえ…。ストナーサンシャインをまともに食らっちまったからな…」
竜馬(………)
隼人「真・ゲッターに乗るか? それとも、ドラゴンの修理が完了するまで待つか…」
竜馬(………)
武蔵(…リョウは知っちまったんだ。真・ゲッターの本当の恐ろしさを…)(もし…次に同じことが起きたら、おいら達は…)
竜馬(………)
隼人(………)
竜馬「…真・ゲッターに乗ろう」
隼人「いいのか?」
竜馬「ああ。恐竜帝国を倒すには手段を選んでいられない」「今の奴らは以前とは比べ物にならないほど強大だ…」
武蔵(………)
竜馬「奴らを倒すにはこいつの…真・ゲッターロボの力が必要だろう…」
隼人「…わかった。そうと決まれば、早速こいつの調整に入ろう」「ムサシ、ベンケイ…お前達も手伝ってくれ」
弁慶「おう、わかったぜ」
〔去っていく足音〕
竜馬(………)(……………)「真・ゲッターロボ…お前は地中で何千年も俺達を待っていてくれたのか…

≪真・ゲッターを撃破した≫
猿丸「竜馬さん、真・ゲッターロボは一応回収しましたが…どうします?」
竜馬(………)
猿丸「真・ゲッターは自己修復を行っているようですが…」「さっきの戦闘で受けたシャインスパークが原因でゲッター炉が大破しています」
竜馬(………)
猿丸「危険な手段ですが、ドラゴンのゲッター炉を移植すれば何とか…」
竜馬「…いや。真・ゲッターはこのまま封印する」
武蔵「お、おい…いいのかよ、リョウ?」
竜馬「いいんだ。俺は初めて真・ゲッターと戦ってわかった…」「やはり、真・ゲッターは俺達にとって…いや、人類にとって手に余る代物なんだ」
武蔵(…リョウ……)
竜馬「いくら相手が恐竜帝国とは言え…こいつはそう簡単に使うべきじゃない」「だから、俺達は引き続きゲッタードラゴンで戦う」「そして…この時代の人々のためにも、今度こそ必ず恐竜帝国を倒す…!」
武蔵(………)

ガロード「お、おいおい…何でこんな所にGビットがあるんだ!?」
キッド「ムーンクレイドルから持って来たんだ。GXとDXの武装強化のためにな」
ガロード「で、でも…こいつはジャミルが…」
キッド「…こいつを回収しろと命令したのはジャミルなんだぜ?」
ガロード「ほ、本当か…?」
ジャミル「ああ、そうだ」
ガロード「け、けどよ…こいつはあんたが…」
ジャミル「これからの戦いは激しくなる一方だ。この世界を破滅から救うには手段を選んではいられん」
ガロード(………)
ジャミル「…だから、私はGビットを使う。ルチルのような悲劇を二度と繰り返さないためにもな…」
ガロード「そっか……」
キッド「Gビットがありゃあ、サテライトキャノンを撃てなくてもGXとDXは十分に戦えるぜ」「でも…使えるのはジャミルとカリスの二人しかいないけどな」
ガロード「そ、そうだな…。俺、ニュータイプじゃないし…」
ジャミル(………)
ティファ「ガロード……」
ガロード「ティファ、どうしたんだ?」
ティファ(………)「…ガロード、私も戦います。あなたと一緒に…」
ガロード「い、一緒にって…ティファもモビルスーツに乗るってか!?」
ティファ「ええ…。そうすれば、あなたはもう一つの力が使える…」
ガロード「け、けどよ!」
ティファ「いえ…もう決めました。みんなの未来を切り開くために…この戦いを終わらせるために…」「そして…私の本当の願いをかなえるために……」
ガロード(ティファ……)
【シナリオエンドデモ開始】

【シナリオエンドデモ終了】

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