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No.4B
正義は我にあり

【シナリオデモ開始】
現在位置 大鳥島・ビッグファルコン

忍「ティターンズめ…極東支部を制圧しただけでなく、俺達をこんなところに監禁しやがって!」
雅人「しょうがないだろ。命令に従わなきゃ、岡長官やイゴール准将がどうなるかわからないんだからさ」
沙羅「岡長官も岡長官だよ。大した抵抗もせず、奴らを基地に迎え入れるなんてね」
日吉「まさか、ティターンズと戦うのあきらめちゃったのかな…」
めぐみ「大丈夫よ。お父さんに限って、そんなはずはないわ」
大次郎「こんままやっと、おい達もあいつらんよかようになってしもんど」
忍「そうだ。何でバルマー戦役を勝ち抜いた俺達がティターンズごときに屈しなきゃならねえんだ」
亮「…長官達はイージス計画の進行を最優先するため、奴らに従った…と考えるのが妥当だろうな」
忍「だったら、奴らをぶちのめしてから計画を実行する方がいいんじゃねえのか!?」
亮(………)
忍「俺達が奴らに降伏する理由なんかねえよ!」
健一(………)「だが、ビッグファルコンを包囲した敵部隊の中に金色のモビルスーツがいたのを見ただろう?」
沙羅「ああ…ティターンズにロンド・ベル隊のメンバーが組み込まれているって噂、本当だったらしいね」
忍(………)
健一「アムロ大尉やクワトロ大尉がティターンズに自ら手を貸すとは思えない。何らかの理由があるはずだ」
忍「その理由って何だよ?」
健一「誰かが人質に取られているとか…」
一平「現にSDFとマクロスは奴らに接収されているし、南アタリア島も制圧されてる」
亮「バルマー戦役後、機体調整のために南あたり阿藤へ行ったSRXチームも消息不明のままだからな」
忍(………)
一平「健一のいうとおり、ティターンズが人質を取っているっていう可能性は高いな」
忍(………)
亮「それにあの状況で俺達が抵抗しても多勢に無勢、戦力を無駄に消耗させただけだ」
忍「それで極東支部を占拠されてちゃ世話ないぜ!」
亮「長官達はティターンズに従うフリをして反撃のチャンスをうかがっているんだろう」
日吉「それに万丈さんや竜馬さん達がそう簡単に捕まるとは思えないし‥」
めぐみ「あの人達が無事なら、必ずここへ攻撃を仕掛けてくると思うわ」
健一「そうだ。その時こそ、俺達が反撃するチャンスだ…」

マウアー「DC日本支部、光子力研究所、科学要塞研究所の制圧は完了しました」
ジャマイカン「残りはどうなっている?」
マウアー「ムトロポリスを南原コネクション、新早乙女研究所は依然抵抗を続けています」
ジャマイカン「ジェリドめ…南原コネクションの制圧にも失敗したのか」
マウアー(………)「さらにジェリド中尉からの報告によるとプリベンター所属の戦艦が日本地区に侵入…」「ダイターン3やゲッターロボを始めとする残存戦力を集結させているようです」
ジャマイカン「フン…最初からそういう筋書きだったということか、岡?」
岡(………)
ジャマイカン「あっさりと我々にこのビッグファルコンを明け渡したのは反撃の機会を狙っていた…」
岡「衝撃波が間近に迫っている現状で、無益な争いを行うのは得策ではない」「我々はイージス計画の進行を最優先させるためにお前達の要求をのんだだけに過ぎん」
ジャマイカン「確かに破嵐万丈は同じ理由でDC日本支部を放棄したようだが…」
岡「SDFやロンド・ベル隊のメンバーを人質に取られれば、そういう判断をせざるを得ないだろう」
ジャマイカン「では、未だに我々へ抵抗を続けている連中に関してはどう説明する?」
岡(………)
ジャマイカン「現にイージス計画の中心メンバーは我々の手を逃れ、行方不明となっているではないか」
イゴール「各研究所は軍の管轄下ではない。こちらに指揮権があるわけではないのだ」
ジャマイカン「もっともな理由だな。だが、貴様ほどの軍人が基地の明け渡しを決断したのだ…」「こちらとしては、密かに反撃手段を講じているとしか思えんな」
イゴール(………)「…全ては衝撃波から地球圏を救うためだ」
ジャマイカン「いずれにせよ、お前達やイージス計画にかかわる人間は全て更迭する」
岡「何だと? 我々なしであの計画を成功させることは出来んぞ」
イゴール「それに、現状のままでは重力シールド展開に必要なエネルギーが足りん」
ジャマイカン「計画は我々ティターンズが引き継ぐ「重力シールドは地球を守る分だけが展開できればいい」
イゴール「! まさか、貴様ら…」
ジャマイカン「そのまさかだ。今回はスペースノイドを粛清する絶好の機会だからな」
岡(やはり、そういう魂胆だったか‥)
ジャマイカン「月のムーンクレイドルにあるマイクロウェーブ送信施設にもすでに別働隊が送り込んである」「我々がイージス計画のすべてを掌握するのも時間の問題だということだ」
岡(………)
イゴール(………)
〔扉の開閉音〕
ジャマイカン「ヤザン大尉…それにクワトロ大尉か。DC日本支部の制圧、ご苦労だったな」
クワトロ(………)
岡(………)
イゴール(………)
ヤザン「イージス計画に必要な物とボルテスVの輸送準備は終了した。あとはスードリに積み込むだけだ」「それと、獣戦機はどうするんだ?」
ジャマイカン「獣戦機隊と獣戦機は貴様に預ける。プリベンターが攻撃を仕掛けて来た時に盾として利用しろ」
ヤザン「奴らが俺達の命令を素直に聞くとは思えんがな」
ジャマイカン「その際の処分は任せる」
ヤザン「了解した」
ジャマイカン「岡、イゴール両名は、度重なる命令違反と軍組織の私有化によりダカールの軍事法廷に出頭を命じる」
岡(………)
イゴール(………)
ジャマイカン「今度は以前のように無知な大衆を扇動するような真似は出来んぞ」
イゴール(………)
ヤザン「そうだ。大衆の英雄、赤い彗星のシャア=アズナブルは今やティターンズの協力者だからな」
クワトロ(………)
岡「クワトロ大尉…」
ヤザン「どうした、クワトロ大尉。かつての同志に言うことはないのか?」
クワトロ(………)
岡(………)
ジャマイカン「ヤザン大尉、クワトロと岡たちを不必要に接触させるな」
ヤザン「だそうだ。…と言っても、話すことは無いようだがな」
ジャマイカン「ではお前達二人は基地の防衛に回れ」
ヤザン「了解だ」
ジャマイカン「さて…接収したグレートマジンガーがここへ運ばれてくる頃合いだが…」
〔扉の開閉音〕
ライラ「ジャマイカン少佐。制圧済みの科学要塞研究所より、兜剣造と剣鉄也の両名を連行致しました」
ジャマイカン「ご苦労」
剣造(………)
鉄也(………)
岡(兜博士…それに鉄也君…。君達まで捕らえられたのか…!)
ジャマイカン「ライラ大尉、グレートマジンガーはどうなっている?」
ライラ「間もなく輸送部隊が到着します」
ジャマイカン「では、着き次第スードリへ運び込め。ボルテスと共にダカールへ輸送する」
岡(うぬっ…! このままではイージス計画を奴らへ手渡すことになってしまう)
鉄也(………)(…都合がいいぜ。岡長官がこの司令室にいるとはな)(…司令室内の武装兵はざっと見て10名…)(俺と所長、それに忍者でもある岡長官がいれば、反撃のきっかけはつかめる)(…後はジュンとボス次第だな)
ジャマイカン「では、両名には兜甲児とマジンガーZをおびき出すためのオトリとなってもらう」
剣造「!」
ジャマイカン「弓教授の話では、兜甲児はテスラ=ライヒ研究所にいるそうだからな」
鉄也(なるほど…それで俺と所長をここへ呼んだのか)(だが、それが貴様らにとって命取りになることをおしえてやるぜ…!)
剣造(………)(甲児、シロー…もはやお前達と生きて会うことはないかも知れん)(その時はお前達の前に姿を現すことが出来なかった父を許してくれ…)
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「正義は我にあり」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
剣造(来たか…)
ティターンズ兵「ジャマイカン少佐、グレートマジンガー輸送部隊、間もなくそちらに到着します」
ジャマイカン「ビューナスAはどうしたのだ?」
ティターンズ兵「それが…パイロットの炎ジュン共々、どこにも見当たらず…」
ジャマイカン「…まあいい。たった1機では、ここに近づくことさえ出来まい」「よし。グレートマジンガーをスードリに運び込め」
ティターンズ兵「待って下さい、グレートマジンガーから熱源反応が…!」
〔敵ユニット離脱〕
〔味方ユニット出現〕

ジャマイカン「装甲が吹き飛んだ!? あのグレートはダミーか!」
ジュン「今ごろ気づいても遅いわよ!」
ジャマイカン「兜剣造! これはどういうことだ!?」
〔ジュン、ビッグファルコンへ隣接〕
〔ビッグファルコンに爆発〕

ジャマイカン「何だと!?」
剣造「今だ、鉄也!」
鉄也「了解!」
〔殴打音〕
〔機関銃の銃声〕

ティターンズ兵「貴様ら!」
鉄也「!」
剣造「危ない、鉄也!」
〔銃声〕
剣造「うぐっ…!」
ジュン「所長、鉄也! 大丈夫!?」
鉄也「所長っ!!」
剣造「…て、鉄也…お前は無事か…?」
鉄也「ば、馬鹿な…俺をかばうなんて…所長にもしものことがあったら、甲児君やシローはどうなるんです!?」
剣造「…………」
鉄也「なのに、親も兄弟も…死んでも悲しむ者がいない俺なんかをかばうなんて…!」
剣造「…馬鹿なことを言うな。お前も甲児やシローと同じく…私の息子なのだ……」
鉄也「……!」
剣造「鉄也、私のことは構うな、お前にはやらねばならんことがあるはずだ」
鉄也「………」
岡「鉄也君、兜博士の傷はそれほど重くはない。後は我々に任せるんだ」
鉄也「………」「……わかりました」
岡「私とイゴール准将は獣戦機隊とボルテスチームの救出に向かう」
鉄也「…では、俺はジュンと一緒にその間の時間を稼ぎます」
鉄也「頼んだぞ…鉄也、ジュン…」
ジュン「………」「…わかったわ、博士。鉄也、ブレーンコンドルを持ってきたわ。早く乗って!」
鉄也「ボスはまだ来ていないのか?」
ジュン「もうすぐ来るはずなんだけど…」
鉄也「仕方がない、ブレーンコンドルで戦おう。岡長官、イゴール准将、後は頼みます!」
〔味方ユニット出現〕
ジャマイカン「基地内の反乱分子の制圧を急げ! モビルスーツ部隊も出撃させろ!」
〔敵ユニット出現〕
鉄也「ジュン! ボスはまだ来ないのか!?」
ジュン(やっぱり、ボスじゃ無理だったかしら…)
ボス「おおーい! 鉄也ぁっ!!」
〔味方ユニット出現〕
鉄也「ボス!」
ボス「待たせたな、鉄也! グレートを運んで来てやったぜ!!」
鉄也「ヒヤヒヤさせやがって…それで肝心のグレートはどこにあるんだ?」
ボス「おう、今から場所を教えてやるだわさ!」
〔カーソル、グレートマジンガーのある地点を指定〕
ボス「お前が来るまで、俺がここでグレートを守っていてやる!」「だから、早くここまで来てグレートにドッキングしろい!」
鉄也「了解だ!」
ジャマイカン「おのれ…モビルスーツ隊はグレートマジンガーを奪取せよ!」
ティターンズ兵「少佐、こちらへ急速接近してくる機体を探知しました!」
ジャマイカン「機体識別と所属は?」
ティターンズ兵「そ、それが…データにない機体で…」
ジャマイカン「何だと……!? プリベンターではないのか…?」「………」「万一の場合に備え、スードリの発信準備を急げ。護衛にはヤザンとクワトロの部隊を回せ」
ティターンズ兵「はっ!」
<戦闘開始>

<2PP>

ボス「鉄也! グレートがある場所はここだわさ! 早く来てくれよ!」
〔カーソル、グレートマジンガーのある地点を指定〕

<3PP・味方援軍1出現>
ボス「鉄也ーっ! このままじゃヤバいぜ! 早く来てくれよ!!」
ジュン「ボス、頑張って!」
鉄也「さっきの威勢の良さはどうした! もう少し持ちこたえろっ!」
ボス「そ、そんなこと言ってもよ! 誰かーっ! 助けてくれーっ!!」
〔味方ユニット出現〕
鉄也「あれは…サイバスター? いや、形が違う…」
マサキ「久々に地上に来たら…案の定、ティターンズが日本に攻め込んでいやがったか」「地上もラ・ギアスも似たような状況らしいな!」
クロ「何はともあれ、すぐに来られて良かったニャ」
シロ「そうそう。いつもより迷わニャかったし」
クロ「ここに近い場所へゲートを開いてくれたイブンさんに感謝しなきゃニャ」
マサキ「毎度のことながらうるせえなぁ、もう!」
鉄也「マサキなのか!?」
マサキ「よう、久しぶりだな」
クロ「…って、ノンキに挨拶してる場合じゃニャいでしょ!」
鉄也「確か、お前はラ・ギアスとかいう地底世界に帰ったはずじゃ…それに、その機体は一体…?」
シロ「この機体はジャオーム。陽炎の魔装機だニャ!」
マサキ「色々とワケありでな。詳しい話は後だ。ここは俺が食い止める! 早くグレートにドッキングしな!」
ボス「そうそう! グレートがある場所はここだわさ!」
〔カーソル、グレートマジンガーのある地点を指定〕
鉄也「ああ、わかってる! ジュン、岡長官達の方はどうだ?」
ジュン「長官からの連絡じゃ、獣戦機隊やボルテスチームの救助には成功したそうだけど…」「まだ獣戦機やボルトマシンを取り戻せていないみたいよ」
鉄也「このままじゃ、また忍達が捕まってしまう…」「それに博士のこともある。急いでグレートにドッキングしなければ!」

<敵全滅or鉄也がグレートマジンガーのある地点へ到達or4PP・味方援軍2出現>
※※4PPの場合、セリフ追加※※
ジュン「鉄也、何をしているの! ブレーンコンドルで勝てる相手じゃないのよ!」
鉄也「…こうなったら、強行突破しかないようだな!」
〔鉄也、グレートマジンガーのある地点へ移動〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※

鉄也「マジーン、ゴー!!」「ファイヤー、オン!!
〔味方ユニット出現〕
鉄也「スクランブル・ダーッシュ!」「さあ、覚悟はいいな! ティターンズ!!

<敵全滅・敵増援1出現>
〔機関銃の銃声〕
沙羅「しつこい奴らだね、まったく!」
亮「そっちはどうだ、一平!」
一平「鉄格子とおさらばしたのはいいが、思った以上に抵抗が厳しいぜ! とてもじゃないが格納庫へ行くのは無理だ!」
大次郎「こんままやと、また捕まるっとは時間の問題じゃ!」
健一「…岡長官、俺達が突破口を開きます。長官達はその隙に脱出して下さい」
岡「馬鹿なことを言うな!」
健一「!」
岡「突破口を開くのは我々の役目だ。お前達は我々の屍を乗り越えてでも格納庫に向かい、機体を取り戻せ」
めぐみ「お、お父さん…」
岡「…めぐみ、よく聞くんだ。ティターンズの暴挙を止めることが出来るのはお前達だけだ」
めぐみ「で、でも…!」
イゴール「長官のおっしゃるとおりだ。正義無きティターンズに、この大地と宇宙を渡すわけにはいかんのだ」
忍「何言ってんだ! あんた達二人だけじゃ死にに行くようなもんだぜ!」
イゴール「馬鹿者! これは命令だ! 貴様らの軍人なら、命令に従わんか!」
〔味方ユニット出現〕
アラン「フッ…計画通り、親父達はビッグファルコン内で反撃を開始したか…」「それにスードリが発信準備に入っている…」「このタイミングで黒騎士隊陸戦部隊バンディッツを極東支部へ突入させておいて正解だったな」
沙羅「あれはブラックウイング! アランが来てくれたのかい!?」
イゴール「アランだと…!?」
〔アラン、ビッグファルコンへ隣接〕
〔ビッグファルコンに爆発〕

ティターンズ兵「うわああっ!!」
ジャマイカン「何ごとだ!?」
ティターンズ兵「基地内に所属不明の陸戦部隊が侵入しました!」「格納庫付近にも敵が出現! そのため、スードリへボルトマシンを搭載できません!」
ジャマイカン「な、何っ…!」
アラン「きっかけはこれで十分だろう。それに間もなくアーガマも来る。親父、忍…後は上手くやってくれ」
〔アラン、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

イゴール(…アラン…お前なのか…?)
忍「な、何だ、あいつ…どこへ行くつもりなんだ?」
沙羅「忍! そんなことより、今の内に獣戦機に乗り込むよ!」
健一「一平、大次郎、日吉、めぐみ! ボルトマシンを取り戻して出撃するぞ!」
大次郎「おう!」
〔機関銃の銃声〕
〔銃声〕

ジャマイカン「基地内の状況は!?」
ティターンズ兵「敵の方が優勢です! すでに大半のブロックが占拠されました!」「さらにプリペンターのアーガマがこの空域へ接近中です!」
ジャマイカン「お、おのれ…!」
ヤザン「あの二人を基地内に入れたのはあんたの判断ミスだったな。おかげで奴らに反撃のきっかけを与えてしまった」
ジャマイカン「貴様、上官に向かって…!」
ヤザン「とりあえず、イージス計画のデータは手に入れたんだ…最低限の目的は達成していることになる」「こうなってしまっては、ここを放棄して撤退した方がいいだろうな」
ジャマイカン「………」
ヤザン「ま、あんたが命をかけてスーパーロボットと戦い、汚名を返上するつもりなら話は別だが…」
ジャマイカン「くっ…スードリを発進させろ! 基地は放棄し、一時撤退する! 他の地区にいる部隊にもその旨を伝えるのだ!」
ヤザン(フン…所詮はこの程度の男か)
〔敵ユニット出現〕
ジャマイカン「スードリはこの空域から脱出する」「ヤザン大尉の部隊は敵を食い止めろ。クワトロ大尉とエマ中尉はスードリの護衛を」
クワトロ「………」
ジャマイカン「少しでも妙な真似を見せれば、ブライト中佐以下の人質の命はないと思え」
クワトロ「わかっている…」
エマ(私達は盾代わりというわけね…)
マサキ「何だ…奴らの中に百式がいるぜ。もしかして…!?」
シロ「クワトロ大尉ニャのか!?」

<敵増援1出現の次PP・味方援軍3出現>
ジュン「鉄也、あの輸送機はここから脱出するみたいよ!」
鉄也「そうはさせるか! 一気にここでケリをつけてやる!」
ジュン「でも、このままじゃ多勢に無勢よ!」
〔味方ユニット出現〕
忍「よし、機体は奪い返せたぜ。ダンクーガへの合体もできる。健一、そっちはどうだ!?」
健一「問題はない。ボルト・インも可能だ」
鉄也「忍、健一! 無事だったか!」
忍「よう、お前のおかげで助かったぜ。基地の中にいる連中も全員無事だ」
ヤザン「出てきたな…やっぱり貴様らは飼い慣らすより、敵として戦う方がいい」
健一「鉄也、マサキ! 合流して一気に敵を突破するぞ!」
マサキ「任せな!」
忍「ティターンズめ…今度こそキッチリと片づけてやる! やっってやるぜ!!」
ジャマイカン「反逆者共め…。今や正義は我がティターンズの下にあるということがわからんのか」
???「それは違うぞ!」
ジャマイカン「!?」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ジャマイカン「プリベンターか!」
万丈「ジャマイカン…正義がティターンズにあると言ったな」
ジャマイカン「…そうだ。戦後の混乱を収拾し、イージス計画で地球を救うのは力を持つ我らティターンズだ」「そして、力こそ正義なのだ」
万丈「戦後の混乱に乗じて勢力を広げることしか考えないお前達に正義を語る資格などない」
ジャマイカン「ならば、地球圏を壊滅の危機に追い込んだ貴様らに正義があるというのか!?」
万丈「確かに、お前達のいうところの正義は僕達にはないだろうさ…」「だからこそ、僕達は僕達の手で…イージス計画を成功させ、今度こそ地球圏を救わなければならない」
ジャマイカン「フン…贖罪のつもりか」
万丈「だが、あの計画を妨害するお前達にはこう言わせてもらう!」「ティターンズに正義はない! 正義は…そして日輪は我にあり!
ジャマイカン「に、日輪…だと!? こんな辺境地区で我々の一部隊を追い込んだとて調子に乗るな!」「ダカールの本隊と宇宙のマリーメイア軍が動けば、貴様らなど…」
竜馬「一網打尽だとでもいうのか!? エアロゲイターを倒した俺達を目の前にして、そんな台詞を吐けると思うな!」
ジャマイカン「うっ…」
竜馬「これまで好き放題やってくれた礼をさせてもらうぞ!」
豹馬「てめえ達の汚いやり口…そして、南原博士の仇…もう容赦はしねえからな!」
洸「DC日本支部、ムトロポリス、南原コネクション、そして極東支部…今までの借りを倍にして返してやる!」
ジャマイカン「くっ…この空域からの脱出を急げ!」

<ヘンケンvsエマ>
ヘンケン「! エマ中尉かっ!?」
エマ「ヘ、ヘンケン艦長…」
ヘンケン「中尉とクワトロ大尉がティターンズに協力する理由…俺にはわかっているぞ」「ブライト中佐達の居場所は我々が全力を挙げて探している!」「彼らを救出することができれば…必ず俺達の所へ戻ってくるんだ。いいな!」
エマ(……ヘンケン艦長…)

<ボスvsヤザン>
ヤザン「スクラップか! そこをどけ!」
ボス「何だとっ! 男度胸の一発をお見舞いしてやる!!」
ヤザン「届くものなら、やってみろ!」

<ボスvsエマ>
エマ「ボス、どきなさい! 私の邪魔をすると、死ぬことになるわよ!」
ボス「エ、エマ中尉! どうして、どうしてっ!」
エマ(…お願いだから、私の前には出てこないで…!)

<鉄也vsヤザン>
ヤザン「大人しく投降しておけば、痛い目に遭わずに済んだものを!」
鉄也「俺は他の連中のように甘くはないぜ! 俺をお前、ケガをするのはどっちなのか今から教えてやる!」

<鉄也vsクワトロ>
鉄也「クワトロ大尉! あんたと戦うことになるとは思ってもみなかったぜ!」
クワトロ「………」
鉄也「悪いが、俺は向かってくる相手に容赦はしないからな!」

<ジュンvsヤザン>
ジュン「この! しつこいっ!!」
ヤザン「女か! …だがな、俺は女相手だからって手加減するほど甘くはないぜ!」
ジュン「望むところよ! 私とビューナスAの力、見せてあげるわ!」

<ジュンvsエマ>
ジュン「エマ中尉! どうしてティターンズに手を貸すの!? バルマー戦役では一緒に戦っていたのに…!」
エマ「ジュン…今はこうするしかないのよ…!」

<竜馬vsヤザン>
ヤザン「大人しく機体を捨てて投降しろ! 地球を救いたければな!」
竜馬「地球を救うことと支配することを摩り替えているお前達に…ゲッターを渡せるものかっ!」

<洸vsヤザン>
洸「ムトロポリスで戦っているみんなのためにも…俺はお前達を倒す!」
ヤザン「もう遅いかも知れんがな!」

<豹馬vsヤザン>
豹馬「日本からてめえらを叩き出すだけじゃ俺の気がすまねえ! 南原博士の仇をとらせてもらうぞ!!」
ヤザン「ならば、お前に返り討ちという言葉があることを教えてやる!」

<健一vsヤザン>
ヤザン「大人しくボルテスVを差し出せば命ばかりは助けてやったものを!」
健一「お前達の下で生き延びるくらいなら俺達は最後まで希望を捨てず戦い抜く!」
ヤザン「言ってくれるな! ならば、ここで引導を渡してやるよ!」

<健一vsクワトロ>
健一「何故だ、クワトロ大尉! 何故ティターンズに手を貸すんだ!?」
クワトロ「………」
健一「くっ…戦うしかないのか!」

<万丈vsヤザン>
万丈「性懲りも無いとはお前達のような連中のためにある言葉だね、まったく」
ヤザン「フン…今日は逃げ出さないのか?」
万丈「おっと、この破嵐万丈の本気、今日こそは見せてやるぞ!」

<忍vsヤザン>
忍「てめえの悪運強さも、ここまでだ!」
ヤザン「やはり、お前達は飼い慣らすよりも、敵として叩き潰す方が俺の性にあう!」

<忍vsクワトロ>
忍「やっぱり噂は本当だったらしいな。俺達を見限って、さっさとティターンズについたってことかよ!?」
クワトロ「…私には私の考えがある」
忍「そうかい! だが、あんた相手に手加減は出来ねえ…こっちも本気でいくぜ!」

<マサキvsヤザン>
ヤザン「確かマサキとかったな。いつもの機体はどうした!?」
マサキ「チッ、このジャオームだって、プラーナ次第では魔装機神並のパワーが出るはずだ!」
シロ「マサキ、気をつけニャよ。壊したらゲンナジーに怒られるニャ!」
マサキ「わかってるよ!」(でも、あいつの怒ったところってあんまし見たことがないような気が…スポーツの特訓話の時ならともかく)

<マサキvsクワトロ>
マサキ「まさか、赤い彗星のシャアと戦うことになるとはな…!」
クワトロ「………」
マサキ「だがよ、こっちもワケありで地上に来たんだ。だから、こんな所でやられるわけにはいかねえ…本気で行くぜ!」

<ヤザン撃破>
ヤザン「フン…俺もヤキが回ったようだな!」

<ラムサス撃破>
ラムサス「た、隊長!」

<ダンゲル撃破>
ダンゲル「だ、脱出!!」

<クワトロ撃破>
クワトロ「そうだ…今はこうするしかない…」

<エマ撃破>
エマ「やられた!? すいません、後は頼みます!」

<ジャマイカン撃破orマップ端へ到達・勝利条件達成>
※※撃破の場合のセリフ※※
ジャマイカン「ば、馬鹿な…輸送機を捨てて脱出するぞ!」
〔敵ユニット撃破〕
※※マップ端へ到達の場合のセリフ※※
ジャマイカン「プリベンターめ…いくらあがこうと、最後に勝利するのは我々ティターンズだということを覚えておけ」
〔敵ユニット離脱〕
※※まだジャマイカン以外の敵健在の場合、セリフ追加※※
クワトロ「ジャマイカンが離脱したとなれば、我々が撤退しても言い訳がつく。エマ中尉、後退するぞ」(ヘンケン艦長、万丈君…あとのことは任せるぞ)
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

鉄也「どうやら、片付いたようだな」
竜馬「ああ、これでティターンズの連中も二度と極東地区には手出ししないだろう」
〔通信のコール音〕
万丈「岡長官から通信が入った。兜博士や浜口博士達も無事のようだ」
鉄也「そうか……」
雅人「これで日本のことは一件落着だね」
ヘンケン「そうも言ってられん。奴等が極東から手を引いた今こそ、俺達が討って出る時だ」
忍「ああ、地の果てまでだって奴等を追いつめてやるぜ!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 大鳥島・ビッグファルコン

浜口「おお…無事だったか、四ツ谷君」
四ッ谷「浜口博士こそ…」
浜口「四ッ谷君、南原博士のことは…」
四ッ谷(………)「…惜しい男を亡くしました。ワシらは彼の遺志を継ぐためにもイージス計画を成功させねばならんのです」
剛健太郎「…四ッ谷君のいうとおりだ。南原博士の死を無駄にするわけにはいかない」
万丈(………)「…では、皆さんには引き続きイージス計画の進行をお願いします」
光代「あなた達プリベンターはこれからどうするのです?」
万丈「もちろん、ティターンズの本拠地ダカールへ向かい、マクロスを取り戻します」
剛健太郎「うむ…イージス計画のエネルギー源としてマクロスの反応炉はあった方が良いからな」
〔基地の扉の開く音〕
ギャリソン「万丈様、ここにおられましたか」
万丈「どうした、ギャリソン?」
ギャリソン「ティターンズに占拠されていた各施設の解放は全て終了致しました。ですが…」
万丈「?」
ギャリソン「…DC日本支部がティターンズによって爆破されました」
四ッ谷「な、何じゃと!?」
浜口「DC日本支部が…爆破された?」
ギャリソン「左様で。ティターンズ部隊が撤退の折りに爆撃を行ったようでございます」
万丈「やはり…彼らにとっては当然の処置だろうね」
ギャリソン「不幸中の幸いは私が所員の方々を逃がしていたため、死傷者が出なかったことでございますが…」「研究視閲や開発中の機体など成果物は全て失われてしまいました」
光代(………)
剛健太郎「だが、イージス計画はすでに最終段階まで進んでいる」「ムーンクレイドルのマイクロウェーブ送信施設さえ無事ならば問題ない」
万丈(あとは月へ向かったリーンホース部隊次第か…)
浜口「しかし…これでDCはほぼ壊滅してしまったことになるな」
光代「そうですね…南アタリア島も今となっては…」
万丈(………)(南アタリア島がティターンズに占領された時もそうだったが…)(今回もシュウ=シラカワ博士の動きはなしか。もはや彼にとってDCは必要がないとでもいうのか?)(………)(あの男…今度は一体何を企んでいるんだ…?)

マリ「洸!」
洸「マリ、こっちに来てたのか?」
マリ「うん。父さんの命令であたしとミスターもプリベンターへ協力することになったの」
洸「じゃあ、麗と猿丸大先生はムトロポリスで留守番か」
マリ「ううん、大先生は安西博士の所へ行ってるの」
洸「安西博士って…ああ、大先生がファンだっていうLTR機構の美人の博士か」
マリ「何よ! 洸まで鼻の下のばしちゃって!」
洸「ごめんごめん。で、大先生達は何のために安西博士と会ってるんだ?」
マリ「地底の調査について色々と打ち合わせがあるみたい」
洸「地底の調査?」
マリ「ほら…前の戦いで妖魔帝国やミケーネ帝国みたいな地下勢力って完全に滅びたわけじゃないでしょ」
洸「ああ…異星人との戦争は終わったし…地上を狙って、奴らがいつ現れてもおかしくはないな」
マリ「だから、地底勢力の動きを知るためにLTR機構が調査を始めるらしいの」「で、猿丸大先生は安西博士の依頼もあって、その手伝いをするっていうわけ」
洸「なるほどね…」(………)(そうだ…妖魔帝国やミケーネ帝国はまだ滅びてはいない…。地底は俺達にとって未知の世界なんだ)(バルマー戦役前に戦ったことがある恐竜帝国だって、マグマの中で生き延びている可能性もあるからな…)

剣造「心配をかけたな、鉄也、ジュン」
鉄也「所長、ケガの方は?」
剣造「部品を交換しただけで済んだ。もう問題はない」
ジュン「そう…良かった」
鉄也(………)
剣造「どうした、鉄也?」
鉄也(………)「…所長は甲児君と会う気はないんですか?」
剣造(………)「私はまだ甲児やシローに会うことは出来ん」
鉄也(………)
剣造「今の私は父親としてではなく、1人の科学者としてやらねばならないことがあるのだ…」
ジュン「所長…」
剣造「私達が再会を果たす日…、それはこの星に平和がよみがえった時だ」
ジュン「…所長、その日のためにあたしも全力で戦うことを約束します」
鉄也(………)
〔扉の開閉音〕
ジュン「鉄也? 鉄也、どこへ行くのよ!?」
剣造(………)
ジュン「もう…鉄也ったら、どうしちゃったのかしら…」
【シナリオエンドデモ終了】


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