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No.5A
月のゆりかご

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

ゴメス「で、デュオ、ヒイロ、ゼクス、それにカトルとトロワの5名が先行して月へ向かうと言うんだな?」
ゼクス「ああ。ルナツーの中にあった外宇宙航行用ブースターをシャトルに装着する」
トロワ「外宇宙航行用ブースター…前の大戦でも使用したものか」
ゴメス「それはいいが、どうやって月と地球の間に漂っているスペースデブリをかわすつもりだ?」
ジュドー「そうだよ。このあたりはボドルザーとの最終決戦の時の残骸がいっぱい残ってるんだぜ」
デュオ「そいつをかわすのは俺の腕次第ってワケ」
ジュドー「ひえ〜相変わらず危険な真似をするなあ」
デュオ「お前に言われたかねえな」
ヒイロ「デュオ…お前の腕をアテにしている」
デュオ「嬉しいこと言ってくれるじゃねえか」
ゼクス「上手く行けば、我々はデキム達の乗るアドラステアより先に月へと到着できる」
ゴメス「いいだろう。くれぐれも無理をするなよ」
ジュドー(言うだけ無駄だと思うけど…)
カミーユ「…ゴメス艦長。俺もヒイロ達に同行します」
ゴメス「いや、お前はジュドーやウッソと共に本艦の戦力として残ってもらわにゃ困る」
カミーユ(………)「…わかりました」
フォウ(カミーユ…)
デュオ「パーティに遅れるといけねえ。そろそろ出発しようぜ」
ゼクス「ああ」
〔扉の開閉音(パターン1)〕
デュオ「あ、それから。もしごちそうを全部食べちゃってても恨むなよ」

カミーユ(………)
フォウ「カミーユ」
カミーユ「フォウか…」
フォウ「ヒイロ達、行っちゃったわね」
カミーユ「ああ…彼らなら、リリーナさんを救出して、月の施設を守ってくれるさ…」
フォウ「…ねえ、月には誰がいるの?」
カミーユ「!」「…そうか…フォウには黙っていてもしょうがないな。月にはファがいるんだ」
フォウ「…ファは今、何をしてるの?」
カミーユ「マオ社でイージス計画の手助けをしている」
フォウ「そう…やっぱり心配?」
カミーユ「ああ…でも、ヒイロ達に任せておけばきっと大丈夫だよ」
フォウ(………)(カミーユ…)(あなたの心の中にいるのは…やっぱり、ファなの…?)

現在位置 月面・ムーンクレイドル

〔レーダー反応〕
ファ「プリベンターから報告のあった艦隊が第3警戒エリアに侵入しました」
リン「このムーンクレイドルへ降下するまでの時間は?」
ファ「あと10分ほどです!」
ニナ「そ、そんな…」
ヴィレッタ「マリーメイア軍…トレーズ=クシュリナーダの亡霊か」
リン「せめて、リューネがいてくれれば…」
ファ「でも、リューネとヴァルシオーネは行方不明になったんでしょう?」
ニナ「ええ、そうよ…彼女は私達の目の前で突然消えてしまった…」
リン「にわかには信じられない話だが…似たような事例は他に何件も報告されている…」
ヴィレッタ「それよりも、こちらの少ない戦力で敵といかに戦うか…それを考えるのが先だ」
リン(………)
ヴィレッタ「リン、私のR−GUNの出撃準備を」
リン「ヴィレッタ!」
ファ「え…? あれがここにあったんですか!?」
ヴィレッタ「そうだ。他のRシリーズはティターンズに接収されたが…」「私のR−GUNは先の大戦で廃棄処分されたということにし、このムーンクレイドルに保管してある」
ファ(………)
ヴィレッタ「それから…ニナ、ヒイロ達から預かっているガンダムは?」
ニナ「いつでも出撃できるようにしてあるわ」
リン「ダメだ。お前が出ればこのムーンクレイドルが戦場となってしまう」「ここにあるのはイージス計画の要であるマイクロウェーブ送信施設だけじゃない」「地下にある人工冬眠施設内では千人単位の人間が眠りについているんだぞ!」
ヴィレッタ「…要は敵をここへ侵入させなければいいのだろう?」
ニナ「でも、あなた一人だけじゃ…!」
ヴィレッタ「こういう任務は私向きだ。だから、私はリュウセイ達と別行動を取り、ここにいる」
リン(………)
ヴィレッタ「心配するな。リーンホース隊が来るまでの時間稼ぎはしてみせる」
ニナ「では、ヒイロ達が来た時のことを想定して、ウイングゼロ他二体の出撃準備もさせておくわ」
ヴィレッタ「頼む」
ファ「ヴィレッタさん、私も出撃します!」
ヴィレッタ(………)「…危険な目に遭うのは私だけでいい」
ファ「いえ、私もバルマー戦役に参加した人間として…」「これ以上、地球圏やそこに住む人達を危険な目に遭わせたくないんです!」
ヴィレッタ(………)
ファ「お願いです!」
ヴィレッタ「…いいだろう、行くぞ!」
ファ「は、はい!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「月のゆりかご」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
ファ「ヴィレッタさん、こちらへ急速降下してくる機体を確認しました!」
ヴィレッタ「来たか…」
ファ「いえ、これは…!」
〔味方ユニット出現〕
カトル「デュオ、ヒイロ、トロワ…急いで、あなた達のガンダムを!」
デュオ「わかってるよ!」
リン「君達のガンダムはすでに出撃準備が終了している。今から射出するぞ!」
〔味方ユニット出現〕
トロワ「…よく整備がしてある。ニナに預けて正解だったようだな」
デュオ「まったくだぜ。それじゃ、久しぶりに死神に戻るとしますか!」
ヒイロ「行くぞ、ゼロ……」
ヴィレッタ(間に合ってくれたか。さすがだな。バルマー戦役時に私を幾度も苦しめてくれただけのことはある…)
ゼクス「ヴィレッタ=バディム…そして、破棄されたRWシリーズ。月に保管してあったとはな」
ヴィレッタ(………)
デュオ「ヴィレッタ、一つ聞いておくけどよ…あんたを信用していいんだな?」
ヴィレッタ「私の行動に疑いが生じたら、いつでも背後から撃つがいい…」
デュオ「………」「それを聞けりゃ充分だ。みんな、そろそろパーティが始まるぜ! 準備はいいな!?」
〔敵ユニット出現〕
デキム「時は来た…! 今より我々はムーンクレイドルのマイクロウェーブ送信施設を占拠する!」「そして、イージス計画を我ら自身の手で実行し…地球圏に新たな秩序を築き上げるのだ!」
トロワ「勝手なことを…」
デュオ「数で勝負って算段かい。だが、さすがに核を使う気配はねえな」
ゼクス「無論だ。奴らの目的はマイクロウェーブ送信施設の制圧だからな」
ヒイロ「そして、俺達の目的は…それを阻止することだ」
ゼクス「各機へ…敵の増援が現れるかも知れん。マイクロウェーブ送信施設の防衛を最優先するんだ」「1機でも送信施設の敷地内に入れられたら終わりだぞ!」
<戦闘開始>

<4PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
カミーユ「間に合ったか!」
ファ「カミーユ! カミーユなの!?」
カミーユ「メタス…? ファか、無事で良かった…」
ファ「まさか…あなたが助けに来てくれるなんて…!」
フォウ(………)
ジュドー「お二人さん、感動の再会は後々! 今はマイクロウェーブ送信施設を守らなくちゃ!」
ファ「え、ええ…そうね、ジュドー」
ゴメス「各機、敵モビルスーツをマイクロウェーブ送信施設の敷地内へ侵入させるなよ!」
デキム「その増援は予測済みだ。こちらにも伏兵を用意してある!」
〔敵ユニット出現〕
デュオ「五飛、やっぱり出て来たな」
カミーユ「…あいつは本気で地球圏がどうなってもいいと思っているのか!?」
カトル「そ、そんなことは…そんなことはないと思います。彼は…ただ、純粋なだけなんです」
ジュドー「純粋なだけで、マイクロウェーブ送信施設を奪われてたまるかよ!」「こうなったら、力ずくでもあいつに今の状況って奴をわからせてやるしかねえぜ!」
カミーユ「それも…仕方がないか?」
ウッソ「そんなことをやったって…何の意味もないって、前の戦いで嫌っていうほど思い知らされてるのに…」
カトル「…ここまで来て、僕達と五飛が争わなければならないなんて…」
五飛「ヒイロ…貴様との決着は、まだついていないぞ!」
ヒイロ「………」

<カミーユvs五飛>
カミーユ「お前がこんなことをして何が変わるっていうんだ!?」
五飛「その通りだ、カミーユ! 地球に住む者達はあの戦いを経ても変わりはしなかった!」
カミーユ「何だって!?」

<カミーユvsアドラステア>
カミーユ「地球圏を救う手段を政治に利用するなど、間違っている!」「ましてや、それを地球に住む人々の粛清に応用するなんて!」
デキム「その甘い考えで、貴様らが何を成し遂げた?」
カミーユ「何!?」
デキム「確かに、異星人を撃退することは出来たかも知れんが…その結果、地球圏は滅亡の危機にさらされているではないか!」
カミーユ「地球圏を混乱させていた張本人のお前達が言えることかっ!!」

<ウッソvs五飛>
ウッソ「五飛さん! あなたが力でしか物を語らないというのなら、こっちにだって覚悟があります!」
五飛「いいだろう…お前にも信念と正義があるというのなら、力ずくでこの俺を止めてみせろ!」
ウッソ「止めさせてもらいますっ!」

≪五飛説得フラグON≫
<ヒイロvs五飛>

ヒイロ「五飛、マリーメイア軍に手を貸すのはよせ」
五飛「黙れ! お前達のしていることは無意味だ!」
ヒイロ「五飛、デキムは俺達が拒否したオペレーション・メテオを実行しようとしているんだぞ!」「奴らが戦士の気持ちを本当に理解していると思っているのか!?」
五飛「少なくとも、地球にいる愚か者達よりは数倍マシだ!!」

<ヒイロvsアドラステア>
ヒイロ「リリーナはまだこの中にいるのか…?」
デキム「ウイングゼロ…ヒイロ=ユイか!」「リリーナ=ピースクラフトは我々が預かっている。貴様にこの艦を沈めることが出来まい!」
ヒイロ「………」「デキム、一つ言っておく…ゼロが見せる未来に貴様の勝利はない」

<デュオvs五飛>
デュオ「五飛、いい加減にしやがれ! こいつらの目的は俺達が潰したあのオペレーションの実現なんだぞ!」
五飛「わかっている。だからこそ、俺はマリーメイア軍に力を貸している!」
デュオ「何だと!? お前、それじゃジュピトリアンやネオ・ジオンと同じだぞ!」

<デュオvsアドラステア>
デュオ「今度こそ、ヒルデやリリーナ達を返してもらうぜ!!」
デキム「黒い翼のガンダム…! また私の理想を砕くつもりなのか! 私のオペレーション・メテオを潰したように!」
デュオ「だからこそ、死神なのさ!」

<トロワvs五飛>
五飛「貴様も所詮はリリーナ=ピースクラフトと同類か!」
トロワ「お前がどう考えようとそれはお前の自由だ。だが、俺は目の前の敵に手加減をするつもりはない」
五飛「フン…いい心がけだ!」

<トロワvsアドラステア>
デキム「裏切り者め! バートンを名乗るのなら、我々に再び手を貸せ!」
トロワ「俺はバートン一族と関係を持った覚えはない…名を借りはしたがな…」

<カトルvs五飛>
カトル「五飛、地球人同士の戦いはもう終わっているんです!」
五飛「ならば、戦士はもう不要だと言うのか? 俺達に生きる意味はないというのか!?」
カトル「五飛、君は…!」

<ゼクスvs五飛>
ゼクス「お前の戦う理由がマリーメイア軍にはあると言うのか!?」
五飛「貴様ならわかるはずだ! トレーズの下にいた貴様なら!」

<ゼクスvsアドラステア>
ゼクス「デキム…独裁を目論む者の末路は常に同じだ」「やがて貴様もギレンやシロッコと同じ運命をたどることになる!」
デキム「私を奴らと一緒にするでない!」

<ノインvs五飛>
ノイン「マリーメイア軍はトレーズの亡霊に過ぎん! いい加減に目を覚ませ!」
五飛「違う! 俺はまだトレーズと戦っている!」

<ヴィレッタvs五飛>
ヴィレッタ「ここでの戦闘は自殺行為に等しいということがわからぬわけでもあるまい!」
五飛「だから、俺はこうしてあの戦いの意味を確かめている!」
ヴィレッタ「バルマー戦役の意味だと…!?」

<ヴィレッタvsアドラステア>
ヴィレッタ「ジュピトリアンのモトラッド艦を使っているのか…だが、今は月の地均しをしている場合ではない!」
デキム「あれはもしや、SRX計画の…バスクからの報告では、すべて解体済みとのことだったがな」

<敵が施設内に侵入>
リン「しまった…敵が侵入したか!」
(→GAME OVER

<五飛撃破>
五飛「まだだ! …まだ俺の戦いはこんな所で終わる物ではないはずだ!」

<アドラステア撃破orHP規定値以下で撤退・勝利条件達成>
デキム「ば、馬鹿な…! ゲリラ部隊ごときに…!」「このままでは我が軍の存続が危うい。一時撤退する…! だが、我々の策はこれで終わりではないことを覚えておけ!」
〔敵ユニット離脱〕
トロワ「相変わらず引き際だけは鮮やかだな」
デュオ「感心してる場合かよ! 奴らを追わなきゃ! リリーナやサリィ、ヒルデ達が捕まってんだぞ!」
ゴメス「マリーメイア軍の残存戦力はどこへ向かった?」
ハロ「月カラノ 離脱角度ヲ 計算中…… 敵ハ 地球ヘ 向カッテイルゾ!」
ウッソ「地球だって!?」
ゼクス「デキムめ…まさか、オペレーション・メテオを発動させるつもりではあるまいな!?」
ゴメス「ううむ…その可能性は高いな。よし、各機は帰還しろ。本艦はすぐにマリーメイア軍を追うぞ!」
ヴィレッタ「ファ、お前はリーンホースへ行くんだ」
ファ「え…? で、でも…」
ヴィレッタ「お前がいるべき場所は、かつての仲間達の下だろう。こちらのことは私とリンに任せ、行くがいい」
ファ「わ、わかりました…今までありがとうございました、ヴィレッタさん…」
ヴィレッタ「ああ…気をつけてな」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

ノイン「ゼクス、マリーメイア軍は地球へ降下するようです」
ゼクス「降下? オペレーション・メテオを敢行するのではないのか?」
カミーユ「予測降下ポイントは?」
ファ「待って、今、データを表示するわ」
カミーユ「これは……アフリカ大陸西北部か」
ウッソ「ティターンズの本拠地、ダカール市がある所ですね」
ジュドー「あいつら、ヤバくなったんでティターンズと合流するのかな」
ゼクス「あるいは核を脅しに使って、彼らからマクロスを奪取するつもりか…」
ウッソ「なるほど…戦力を立て直すには、それが手っ取り早い方法かもしれないですね」
ノイン「今さら地球にコロニーや小惑星を落下させる意味もないからな」
ジュドー「どっちにしたって連中はイージス計画を邪魔する気なんだろ?」
カミーユ「ああ。マイクロウェーブ送信施設の制圧に失敗しても…」「重力シールドのエネルギー源を抑えれば、連中の目的は達成できるからな」
ゼクス(だが、依然リリーナ達はデキムの手に落ちている。何とかして助け出さねばな…)
〔扉の開閉音(パターン1)〕
ゴメス「よし…みんな、集まってるな。先程、ヘンケン艦長のアーガマ隊から連絡があった」「彼らはティターンズを日本から撤退させることに成功したそうだ」
ウッソ「本当ですか!」
ゼクス「さすがだな…」
ゴメス「それに加え、南アタリア島もフォッカー少佐やウラキ少尉達の活躍によってティターンズから解放された」
カミーユ「そうですか…あちらも連絡が取れなかったから心配していたんですが…」
ゴメス「喜ぶのはまだ早いぞ。ブライト艦長達が捕らえられている場所も判明したらしい」
カミーユ「えっ…」
ゴメス「場所はダカール近くにある連邦軍のアレグ基地だ」
ジュドー「じゃあ、上手くいけばクワトロ大尉達も…」
ウッソ「ええ、もうティターンズの言いなりにならなくてすみます」
ファ「あとは…リリーナさんやSDFの人達を助け出せばいいんですね」
ゴメス「そういうことだ」「これより、本艦は地球へ降下し、アーガマ隊と合流してブライト艦長達の救出作戦と…」「ティターンズの本拠地、ダカール市への攻略作戦を展開する!」
【シナリオエンドデモ終了】


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