No.６Ａ
情け無用のＪ９
【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中
ルー「マリーメイア軍の降下コース、判明しました。やはり、ダカール市近郊へ降下するようです」
ノイン「彼らのコースでは極東地区からアレグ基地へ向かっているアーガマ隊と接触してしまう」
ジュドー「じゃ、ブライトさん達の救出は俺達だけでやることになるのかよ？」
ゼクス「手間取れば、彼らは人質として利用される。救出作戦はダカール市攻略前に完了させる必要があるだろう」
ゴメス（………）
トロワ「敵基地への潜入任務なら、俺達に任せてもらってもいい」
ヒイロ「ああ…」
ルー「あなた達二人は潜入よりも、爆破任務とかの方が合ってるんじゃない？」
ヒイロ（………）
トロワ「一理ある」
ジュドー（冗談に納得してどうすんの）
〔通信のコール音〕
ファ「何、これ…？」
ゴメス「どうした？」
ファ「あ、す、すみません。暗号通信が入って来たんですが、最初のコードしか解読できなくて…」
ゴメス「そのコードは？」
ファ「『Ｊ９』です」
ゴメス「！」
ノイン「…それは私宛ての暗号通信だ。こちらに回してくれ」
ファ「は、はい…」
ゴメス（そうか…Ｊ９の連中が動いていたっけな）「よし、リーンホースの降下準備を急げ。パイロット連中はブリーフィングルームに集合だ」
ノイン「今回は部隊を二つに分け、作戦を遂行する」「第１部隊の目的は別働隊の人質救出作戦の補佐。これは最小限の機体数で遂行する」
デュオ「ブライトさん達の救出は俺達がやるんじゃないのか？」
ノイン「それは別働隊が担当する」
ウッソ「別働隊って…元カラバのメンバーですか？」
ノイン「違う」
ウッソ（じゃあ、誰なんだろ…？）
ジュドー「何にせよ、補佐だけでいいんなら楽だな」
プル「そうだね」
フォウ「それは違うわ。アレグはダカールと並ぶティターンズの拠点だから…守りは堅いわよ」
カミーユ「フォウのいうとおりだ。それに、連中は俺達が基地を襲撃することを知ってるはずだ」
フォウ「多分、迎撃準備は万全だと思うわ」
プル「そ、そっか…」
ノイン「第２部隊の出撃は人質の救出成功後。目的は人質の逃亡を助けつつ、敵部隊をせん滅することだ」
プル「そっちの任務の方が難しそうだね」
ウッソ「第１部隊は飛行可能で運動性が高い機体をメインにした方がいいですね」
ジュドー「ゼータやウイングゼロが適任ってことか」
ゼクス「ああ。逆に第２部隊は攻撃力の高い機体を中心に構成するべきだ」
ジュドー「じゃ、そっちはダブルゼータやヘビーアームズとかだな」
ゴメス「よし、作戦開始は２時間後。各自は配置についてくれ」
現在位置 アレグ基地
ジャマイカン「…プリベンターの戦艦が、この基地へ向かっているとの情報が入った」「そこで、囚らえているロンド・ベル隊のメンバーをエサに使い」「…ここで奴らをせん滅して、前回の失敗を取り返す。わかっているな？」
ジェリド「了解…」（それにしても妙だな。いくら俺達が日本での作戦に失敗したとは言え…）（これだけの部隊を本拠地のダカールではなく、このアレグ基地に配属するとはな）（もしや、モビルスーツやモビルドールとは別の新型兵器が開発されているという噂…）（あれは本当だったのか？）
ジャマイカン「ジェリド中尉…この基地への侵入者に対応するため、特殊部隊を手配してある」「この後、面合わせをしておけ」
ジャリド「はっ」
ジェリド「…で、貴様らがその特殊部隊か…」
キッド「そうであります、中尉殿」
ジェリド「…貴様ら、本当に軍人か？」
お町「あ〜ら、ＩＤカードもあるわよ。何なら、確かめてみる？」
ジェリド「じゃあ、貴様らが乗って来たその車は何だ？」
キッド「ああ、こいつ？ 俺達の隊長の私用車でね」
お町「ほら、これが搬入許可証よ」
ジェリド「ふん…趣味の悪い車だな」
キッド「そうかい？ これでも、かなり高性能なんだぜ？」
ジェリド（…この男、どこかで見覚えがあるな…）
キッド（………）
ジェリド「まあ、いい。人質の警備は任せたぞ」
〔去っていく足音〕
キッド「ふ〜っ、ヤベえヤベえ…」
お町「心配いらないわ。軍籍もＩＤも完璧に細工してあるから、絶対にバレないわよ」
〔扉の開閉音（パターン１）〕
アイザック「どうやら上手く侵入できたようだな」
ボウィー（………）
キッド「どうしたの、ボウィーさん？ 不機嫌そうな顔しちゃってさ」
ボウィー「あったりまえだろ。あの野郎、言うに事欠いて俺の可愛い子猫ちゃんを趣味が悪いとかぬかしやがって…」「次に会ったらタダじゃすまさねえからな！」
キッド「意外に、すぐ会ったりして」
アイザック「無駄話はそれまでだ。仕事に取りかかるぞ」
キッド「ＯＫ！」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「情け無用のＪ９」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕
ゴメス「案の定、基地の警備にはモビルドールを使っているようだな。よし、ＨＯＳジャマーを起動しろ」
ノイン「ＨＯＳジャマー、起動。これでモビルドールのセンサーをある程度ごまかすことが出来る」
ゴメス「人質の救出成功までリーンホースはこの位置で固定だ」
ノイン「いいか…第１部隊の目的は敵に気づかれぬよう、制限時間内にこの位置まで移動することだ」
〔カーソル、アレグ基地を指定〕
ジュドー「敵に気づかれないようにって…いったい、どうやって？」
ノイン「敵の最大射程範囲内に入らないようにすればいい」
ジュドー「敵の射程範囲って…そんなの、どうやって調べられるのよ！？」
ハロ「ハロナラ 敵ノ 能力ヤ 武器ノ射程ヲ 『偵察』デ 調ベラレルゾ」
ジュドー「じゃ、第１部隊にハロを連れてるウッソが出れば、敵の射程距離を調べられるんだな」
ウッソ「ノインさん、敵の射程に引っかからないルートを探し出せば、敵からの攻撃を受けずに済むんですね？」
ノイン「そうだ。万が一、敵に発見された場合は目的地までの移動を最優先しろ」
デュオ「最初からバーッと敵をやっつけるってのはダメなのかよ？」
ノイン「ＨＯＳジャマーを使用しているとは言え、こちらから攻撃を仕掛けると連中は我々の存在に気づき、増援を出してくるぞ」
デュオ「…そりゃ、当たり前だよな」
ノイン「敵と応戦している間に制限時間を突破する恐れがある。むやみにこちらから攻撃を仕掛けるな」
ジュドー「ちぇっ、隼人さんのゲッターライガーがあれば、地中を掘り進んで楽勝なんだけどなあ…」
ルー「グチを言わないの！」
ゴメス「いいか、４分以内に敵基地の目的地…」
〔カーソル、アレグ基地を指定〕
ゴメス「ここへ１機でも到着するんだ。くれぐれも、無駄な戦闘は避けろ。では、第１部隊…出撃！」
〈出撃ユニット選択〉
ゴメス「よし、作戦開始！」（こちらの手は打った。後は頼むぞ、Ｊ９………）
＜戦闘開始＞
＜２ＰＰ＞
ゴメス「各機へ！ あと３分以内に目的地点へ到着するんだ！」
〔カーソル、アレグ基地を指定〕
＜３ＰＰ＞
ゴメス「あと２分以内に目的地点へ到着するんだ！」
〔カーソル、アレグ基地を指定〕
＜４ＰＰ＞
ゴメス「もう時間がないぞ！ あと１分以内に目標地点へ急げ！」
〔カーソル、アレグ基地を指定〕
＜５ＰＰ＞
ゴメス「ダメだ、作戦失敗だ…！」
（→ＧＡＭＥ ＯＶＥＲ）
＜味方機が敵の射程内へ侵入・敵増援１出現＞
〔警報（基地パターン）〕
ティターンズ兵「しょ、少佐！ プリベンターの所属らしきモビルスーツが突然、基地周辺に現れました！！」
ジャマイカン「何だと！ モビルスーツサイズの侵入者に気づかなかったのか！？」
ティターンズ兵「そ、それが…相手は何かによってこちら側のセンサーをかく乱していたらしく…！」
ジャマイカン「相手がプリベンターなら、ブラン少佐の部隊とクワトロ大尉達を出撃させろ！」
〔敵ユニット出現〕
ゴメス「いかん、作戦失敗か！ 仕方がない、目標地点までの移動を最優先しろ！」
クワトロ（あれはリーンホースＪｒ．…ゴメス大尉とノインの部隊か）
ブラン「クワトロ大尉…これも戦争だ。相手の出方と大尉達の行動によっては、ブライト中佐達を盾に使わせてもらう」
クワトロ「…わかっている」
エマ「クワトロ大尉…」
クワトロ（…人質の存在を知っているプリベンターは何の計画もなしにこの基地へ仕掛けては来ないはずだ）（ならば、何らかの作戦が進行していると見て間違いないだろう…）（今は時を待つしかないか）
カミーユ「百式と黒いガンダムＭｋ−II…やっぱりクワトロ大尉とエマ中尉を差し向けて来たか…！」
＜味方機が敵の射程内へ侵入した後の毎ＰＰ＞
ゴメス「第１部隊の目標地点はここだ！ 急げよ！！」
〔カーソル、アレグ基地を指定〕
＜カミーユvsクワトロ＞
クワトロ（こちらはティターンズに対して戦ってみせねばならん。許せ、カミーユ…！）
カミーユ（クワトロ大尉なら、本気で仕掛けてくる…！）
＜カミーユvsエマ＞
カミーユ（エマ中尉なら、この作戦の意味に気づいてくれるはずだ…！）
エマ（カミーユ、あなた達を信じさせてもらうわ…！）
＜ジュドーvsクワトロ＞
ジュドー（ティターンズをダマすためとは言え、ある意味ハマーン以上の強敵だぜ。油断してたら落とされちまう！）
クワトロ（こちらの攻撃に当たるなよ、ジュドー…！）
＜ウッソvsクワトロ＞
ハロ「赤イ彗星ガ 相手ダゾ！ コイツハ タマラン！！」
ウッソ「ハロ、黙ってろ！ 本気で戦うわけじゃないんだから！」
クワトロ（許せ、ウッソ…！）
＜ヒイロvsクワトロ＞
ヒイロ「ターゲット確認。赤い彗星が相手か」
クワトロ（ヒイロ＝ユイもプリベンターに参加しているのか…！）
＜デュオvsクワトロ＞
デュオ「クワトロ大尉にゃ冗談とか手抜きは通用しねえからな…こっちも覚悟を決めなきゃ！」
クワトロ（以前のロンド・ベル隊のメンバーがプリベンターに集まりつつあるようだな…）
＜デュオvsエマ＞
エマ（向こうは本気で来る…！）
デュオ（勘弁してくれよ、エマ中尉…！ コクピットは狙わねえからな！）
＜トロワvsクワトロ＞
トロワ（互いに本気で戦えば、相打ちになるか…）
クワトロ（だが、ティターンズに対して戦って見せねばならん…！）
＜カトルvsクワトロ＞
カトル「すみません、クワトロ大尉…！」
クワトロ「遠慮は無用だ、カトル君」
＜ゼクスvsクワトロ＞
ゼクス「こうやって、あなたと対峙するのは二度目かも知れんな…シャア＝アズナブル」
クワトロ「フッ、皮肉なものだな。今度はこちらが見えない仮面を被る番だったとは…」
＜敵全滅or味方機が目的地へ到着・味方１援軍＆敵増援２出現＞
※※敵の射程に侵入する前に到達した場合、セリフ追加※※
〔警報（基地パターン）〕
ティターンズ兵「しょ、少佐！ プリベンターの所属らしきモビルスーツが突然、基地周辺に現れました！！」
ジャマイカン「何だと！ モビルスーツサイズの侵入者に気づかなかったのか！？」
ティターンズ兵「そ、それが…相手は何かによってこちら側のセンサーをかく乱していたらしく…！」
ジャマイカン「相手がプリベンターなら、ブラン少佐の部隊とクワトロ大尉達を出撃させろ！」
〔敵ユニット出現〕
カミーユ「百式と黒いガンダムＭｋ−II…やっぱりクワトロ大尉とエマ中尉を差し向けて来たか…！」
クワトロ（あれはリーンホースＪｒ．…ゴメス大尉とノインの部隊か）
ブラン「クワトロ大尉…これも戦争だ。相手の出方と大尉達の行動によっては、ブライト中佐達を盾に使わせてもらう」
クワトロ「…わかっている」
エマ「クワトロ大尉…」
クワトロ（…人質の存在を知っているプリベンターは何の計画もなしにこの基地へ仕掛けては来ないはずだ）（ならば、何らかの作戦が進行していると見て間違いないだろう…）
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔基地に爆発〕
〔味方ユニット出現〕
ジャマイカン「何だ、あの車は！？ 基地内から出て来たぞ！」
〔敵ユニット出現〕
ボウィー「ありゃ？ 結構な数で追っかけてくれちゃって。俺ちゃん感激…」
キッド「女の子ならともかく、ティターンズのモビルスーツなんざに追いかけられても嬉しかないねえ」
ジュドー「もしかして、あれがノインさんの言っていた別働隊！？」
ウッソ「で、でも…たった車一台ですよ！ あれで何をする気だっていうんです！？」
ジュドー「そんなの、俺に聞かれたってわからねえよ！」
アイザック「お町、ブライト中佐達は？」
お町「すぐに出てくるわよ」
〔味方戦艦出現〕
※※敵の射程に侵入する前に到達した場合のセリフ※※
ブライト「アムロ、全員の収容は終わったか？」
アムロ「ああ」
※※敵の射程に侵入した後に到達した場合のセリフ※※
〔味方ユニット出現〕
アムロ「ブライト、アストナージ達の収容は終わったか？」
ブライト「ああ」
クワトロ（ブライト、アムロ…もしや脱出に成功したのか！）
アイザック「ブライト中佐、我々が援護します。この区域外へ逃げて下さい」
ブライト「君達はいったい…！？」
※※敵の射程に侵入する前に到達した場合のセリフ※※
アムロ「それに、援護すると言っても、その車のようなマシンでは…」
※※敵の射程に侵入した後に到達した場合のセリフ※※
バニング「それに、援護すると言っても、その車のようなマシンでは…」
ボウィー「ま、確かに初めてブライサンダーを見たら不安になるのも無理ないね」
お町「見た目は車そのものだもんね」
カクリコン「ジェリド、どうするんだ！？」
ジェリド「たかが車一台、モビルスーツで踏みつぶしてくれる！ 俺達をコケにしてくれた礼にな！」
キッド「敵さん、本気でかかって来るみたいよ。どうすんの、アイザック？」
アイザック「よし、ボウィー、ブライシンクロンだ！」
ボウィー「ＯＫ、任してチョーよ！」
デモムービー「ブライガー変形」
キッド「人呼んで、宇宙の始末屋コズモレンジャーＪ９！ お呼びとあらば、即参上！！」
ジェリド「な…バ、バカな！ 車が巨大化して…人型機動兵器に変形しただと！？」
プル「す、すっごぉぉぉい！」
デュオ「…サイズがあれだけ大きく変わっちまうなんて…ゲッターロボも真っ青だな…」
カミーユ「ま、まったくだ…」
アイザック「キッド、ボウィー。ブライガーの戦闘と操縦は任せる」
キッド「ＯＫ！ 俺も連中にはちょいと恨みがある身でね…行くぜ、ボウィー！」
ボウィー「イェイ！」
アイザック「プリベンターへ。こちらＪ９のアイザックだ。ご覧のとおり、人質の救出は成功した」
エマ「えっ…！」
クワトロ「………」
カトル（アイザックって…万丈さんやノインさん達が口にしていた人のことか…？）
ジェリド「ライラ大尉、クワトロ大尉、マウアー！ お前達はアウドムラを落とせ！ こうなったら人質など無意味だ！」
※※敵の射程に侵入する前に到達した場合のセリフ※※
クワトロ「…その命令を聞く必要はない」
ジェリド「！！」
クワトロ「私とエマ中尉があえて汚名を被って来たのは、全てこの時のためだ…」「今こそ、それを返上させてもらおう！」
※※敵の射程に侵入した後に到達した場合のセリフ※※
クワトロ「…その命令を聞く必要はない」
ジェリド「！！」
クワトロ「私とエマ中尉があえて汚名を被って来たのは、全てこの時のためだ…」「今こそ、それを返上させてもらおう！」
ゴメス「よし、第２部隊、出撃！ 基地へ突入して、敵をせん滅しろ！ 第１部隊はブライト中佐達の援護に回れ！」
〈出撃ユニット選択〉
〔クワトロとエマ、敵から味方へ〕
＜アムロvsジェリド＞
ジェリド「アムロ＝レイ！ 俺が貴様の伝説に終止符を打ってやる！」
アムロ「できるものならばな！」
＜アムロvsブラン＞
ブラン「貴様が今さら出てきた所で！」
アムロ「お前達こそ！ もうティターンズの時代は終わったんだ！」
＜カミーユvsジェリド＞
ジェリド「カミーユ！ 貴様を倒さねば、俺には未来がないということが良くわかった！」
カミーユ「今さら何を！ 個人の情念を振りかざして生きていける時代じゃないんだ！」
＜カミーユvsカクリコン＞
カクリコン「腐れ縁もここまで来れば上等だな、カミーユ！」
カミーユ「誰が好きこのんでお前達を追っているものかよ！」
＜カミーユvsライラ＞
ライラ「いかに優れた資質を持っていても、最後には経験が物を言うんだよ！」
カミーユ「経験なら、こっちだって積んでいる！」
＜カミーユvsマウアー＞
マウアー「お前を倒せねば、ジェリドが死ぬ！」
カミーユ「なら、共に死ぬつもりだとでも言うのか！」
＜クワトロvsジェリド＞
ジェリド「ティターンズに協力していれば良いものを！」
クワトロ「悪いが、今回の件でティターンズでは地球圏も統制が不可能だということを認識させてもらった」
＜クワトロvsライラ＞
ライラ「赤い彗星の名にもはや威光はないということを教えてやるよ！」
クワトロ「私とて、いつまでも過去に囚われているわけにはいかないのでは」
＜クワトロvsブラン＞
ブラン「クワトロ大尉…やはり最後はこうなるか」
クワトロ「ティターンズの下にいて、一つだけ感謝していることがある…それは地球連邦の腐敗ぶりをしることが出来たということだ」
＜クワトロvsマウアー＞
クワトロ「何故、ティターンズの行動に正当性がないと認識しないのだ！？」
マウアー「私は…ティターンズのためだけに戦っているわけではない！」
＜エマvsジェリド＞
ジェリド「エマ中尉！ これで俺達を裏切るのは二度目だな！」
エマ「ジェリド中尉！まだ、あなたはティターンズの悪に気がつかないの！？」
ジェリド「黙れ！ 裏切り者は俺の手で始末する！」
＜エマvsカクリコン＞
カクリコン「大人しく俺達に従っていれば良かったものを…」
エマ「己のエゴで他人を支配する…あなたのような人間の集まりだから、私はティターンズを捨てたのよ！」
＜ジュドーvsジェリド＞
ジュドー「今まで散々汚い手を使ってきやがって…今度こそ確実にぶっ潰してやるからな！」
ジェリド「どういう手を使おうと、最後にティターンズが勝てばいい！」
ジュドー「そんなことを平然と言える奴らに、地球圏が救えるかよ！！」
＜プルvsジェリド＞
プル「あんた達ティターンズが悪い人達だって、あたしにもわかるよ！」
ジェリド「それは貴様が間違って植え付けられた認識だ。俺達は正しいんだ！」
プル「まさか、プルツーにも同じことを言ってるわけじゃないよね！？」
＜ウッソvsジェリド＞
ウッソ「あなた達だって方法はどうあれ、あの大戦を生き延びたんでしょう！？ こんな所で命を無駄にしないで下さい！」
ジェリド「俺に説教できるほど、貴様は長生きしているとでもいうのか！？」
＜ウッソvsライラ＞
ライラ「優れた資質を持っているようだね、坊や！」
ウッソ「あなた達のような人がいるから、僕はこういう育てられ方をしたんです！」
＜マーベットvsマウアー＞
マウアー「ジェリドの邪魔はこの私がさせない！」
マーベット「相手は女性…？ 闘志とは別の感情を感じる…！」
＜ヒイロvsジェリド＞
ジェリド「アナザーガンダムがいくら強力だろうとも！」
ヒイロ「前回の大戦から何も教訓を得なかったようだな」
＜ヒイロvsカクリコン＞
カクリコン「この、見掛け倒しのモビルスーツが！！」
ヒイロ「前回の戦いの経験を生かせない者は死ぬだけだ」
＜デュオvsジェリド＞
デュオ「この勝負…お前達ティターンズの負けだ！」
ジェリド「言わせておけば！」
＜トロワvsジェリド＞
トロワ「人質まで取った割には戦果は上げられなかったようだな。所詮はその程度か」
ジェリド「だ、黙れ！！」
＜トロワvsブラン＞
ブラン「こいつ…バルマー戦役で俺に配下にいた男か！？」
トロワ「過去のことに興味はない…」
＜カトルvsジェリド＞
カトル「これ以上の戦いは本当に無意味です！ もう止めてください！」
ジェリド「まだティターンズにはマクロスがある！ 貴様達の思いどおりになると思うなよ！」
＜ゼクスvsジェリド＞
ジェリド「元ＯＺのゼクスか！？」
ゼクス「時代は大きく動いている。ティターンズはすでに過去の遺物なのだ」
＜ノインvsジェリド＞
ノイン「ティターンズとＯＺ…過去の異物同士で戦うのも皮肉だな」
ジェリド「ティターンズは過去の遺物ではない！」
＜Ｊ９vsジェリド＞
ジェリド「思い出したぞ。貴様、地球連邦軍レッド・ローズ射撃部隊の木戸丈太郎か！？」
キッド「そう。人呼んでブラスター・キッドとは俺のことだ」
ボウィー「へぇ…キッドちゃん、意外に有名人だったのね」
キッド「まあね…昔の話さ」
ジェリド「ティターンズへの誘いを蹴って軍を脱走したと聞いていたが…」
キッド「ハッ、他人を支配することしか興味の無いあんたらには反吐が出そうだったんでね！」
＜Ｊ９vsカクリコン＞
カクリコン「こいつ…元レッド・ローズ隊を脱走した木戸丈太郎だな！？ ならば…！！」
キッド「ほ〜お、俺を始末するつもりかい？ だが、そいつは無理な話ってもんだぜ！」
ボウィー「そうそう。俺ちゃんの操縦テクニックとキッドの射撃を合わせりゃ天下無敵って奴なのよ！」
＜ブライトがマップ端へ到達＞
ブライト「こちらはこの空域から脱出する。諸君らの援護を感謝する」
〔味方戦艦離脱〕
＜ジェリド撃破＞
ジェリド「何故だ！？ 俺は何故、奴らに勝てない！？」
＜カクリコン撃破＞
カクリコン「こんな所でやられるとはな！」
＜ライラ撃破＞
ライラ「ここまでとね…撤退する！」
＜ブラン撃破＞
ブラン「ア、アッシマーが！！」
＜マウアー撃破＞
マウアー「戦闘続行は不可能。脱出する」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
ジャマイカン「ば、馬鹿な…我々がここまで追い込まれるとは…や、やむを得ん。アレグ基地を放棄して脱出する！」
ボウィー「おやおや…敵さん、尻尾を巻いて逃げちゃったみたいよ」
キッド「きっと、あの逃げ足の速さで前の大戦も生き延びてきたんだろうさ」
ボウィー「そりゃ、言えてる」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
ヘンケン「もう作戦は終わっていたか…」
エマ「ヘンケン艦長…！」
ヘンケン「お、おう…エマ中尉！ お前達も無事だったか！」
万丈「…どうやら、一足遅かったようだね」
アイザック「フッ…悪いことをしたな、万丈」
万丈「気にすることはないさ。やっぱり君達に依頼して正解だったよ」
〔味方ユニット出現〕
甲児「よう、みんな！ 助けに来たぜ！！ って、あれ？」
コウ「戦闘は、もう終了したのか…」
輝「フォッカー先輩、出遅れちゃいましたね」
フォッカー「ま、ブライト艦長達も無事だったようだし、結構結構！」
マサキ「何でえ、結局出番なしかよ」
ヤンロン「蝸牛角上の争いをしている場合じゃない。僕達は一刻も早くシュウを見つけださなければならない」
リューネ「わかってるよ。もっとも、あの男もここにはいなかったみたいだけどね…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
現在位置 アレグ基地
アストナージ「ヘンケン中佐、基地内に残ってたモビルスーツの引き揚げ作業は終了しました」
ヘンケン「おう、ご苦労」
プル「ロンド・ベル隊で使ってたのが結構あったよ。ちゃんと整備もしてたみたい」
カツ「ティターンズが自分達の戦力として使おうとしてたんだよ」
ジュドー「お、カツ…お前も一緒だったのかよ？」
カツ「それ、どういう意味？」
ジュドー「いや、さっきの戦闘で姿を見かけなかったからさ」
カツ「僕の乗る機体がなかっただけだ。ちゃんとブライト艦長達の脱出の手助けをしてたよ」
ブライト「とりあえず、現在の状況はだいたい理解できた」
バニング「今回、合流したのは南アタリア島から来たスカル小隊やウラキ少尉、マサキ、甲児達と…」「日本から来た万丈、ボルテスチーム、獣戦機隊、コン・バトラーチームに鉄也達か」
クワトロ「それに我々を加えれば、旧ロンド・ベル隊の戦力の大半が復帰したことになるな」
ブライト「とにかく、我々がティターンズに捕らえられていたことでみんなに迷惑をかけてしまったようだな」
ジュドー「なに水くさいこと言ってんの。気にすることないよ、ブライトさん」
ヘンケン「これで残るターゲットはダカールか…」
フォッカー「シュウ＝シラカワやマリーメイア軍の動きも気になるが、本命はあそこだな」
バニング「ええ。出来るだけ早くダカールを攻略すべきでしょう」
クワトロ「ティターンズはあそこで我々を迎え撃つつもりだろう」
ゼクス「これはあくまでも噂だが、彼らは新兵器をダカールのマクロス・シティに配属しているという」
フォッカー「その話、聞いたことがあるな…確か、ＡＶＦとモビルドールの特性を併せ持っているとか…」
プル「ＡＶＦって？」
ジュドー「イサムさんが乗ってたＹＦ−１９のことさ」
プル「じゃあ、新兵器って…無人機のバルキリーのこと？」
フォッカー「俺も詳しいことはわからん。イサムなら何か知っているかも知れないが…」
ジュドー「そういや、イサムさんはどこに？」
フォッカー「連邦軍のエドワーズ基地でＡＶＦのトライアルを続けているはずだが…」
ヘンケン「ともかく、プリベンターからも応援が来る。我々は早急にダカールへ向かおう」
アイザック「私はアイザック＝ゴドノフ。通称かみそりアイザック」
キッド「俺は木戸丈太郎。人呼んでブラスター・キッド」
お町「あたしはお町。エンジェルお町」
キッド「そして彼がかの有名なスティーブン＝ボウィーこと」
ボウィー「飛ばし屋ボウィーさ。イェーイ！」
デュオ「へえ…あんたらがコズモレンジャーＪ９か」
お町「そゆこと。じゃ、アイザック、あたし達は格納庫に行ってるからね」
〔扉の開閉音（パターン１）〕
万丈「アイザック、ヌビア・コネクションのことだが…」
アイザック「ああ。奴らの手先がＤＣの日本支部に現れたそうだな」
万丈「偵察が目的のようだったが…」
アイザック（………）
万丈「君の方でも詳しい情報はまだつかめていないのか？」
アイザック「残念ながら、その通りだ。だが、それこそがヌビアの恐ろしさでもある…」「ヌビアはその構成員、本拠地、資金源、戦力、目的、その全てが謎に包まれているのだ」
デュオ「宇宙でもヌビアの名は何回か聞いたぜ」
ギャリソン「名前だけはその筋の方々にはかなり知られておりますからな」
アイザック「とりあえず、ヌビアの首領の名前はわかっている」
万丈「何ていうんだ？」
アイザック「その名は…カーメン＝カーメン」
デュオ「カーメン＝カーメン…」
アイザック「私は、この一連の混乱の裏でカーメンがその牙を研いでいるように思える…」
万丈（………）「アイザック、今後のことだが…」
〔扉の開閉音（パターン１）〕
ポンチョ「おや、万丈の旦那。ここにいらっしゃったんでゲスか」
万丈「ポンチョもこっちに来てたのか？」
デュオ「誰？ このおっさん…」
ポンチョ「あっしはパンチョ＝ポンチョっていうケチな商人でさ、デュオさん」
デュオ「ヘ？ 俺のこと、知ってんの？」
ポンチョ「そりゃあ、もう…スイーパーグループのデュオ＝マックスウェルと言えば…」「あっしらの世界じゃ、かなり有名な方でゲスから…」
デュオ「そ、そうかい？」
アイザック「で、何の用だ？ ポンチョ」
ポンチョ「つれないでゲスよ、アイザック。依頼の締めくくりを見届け、次の依頼の交渉もする…」「あっしはＪ９のマネージャーとして、誠心誠意を込めて仕事に取り組んでるってのに…」
デュオ「要は金の取り立てに来たってワケね」
ギャリソン「ポンチョ様、成功ボーナスの件でございますな？」
ポンチョ「え？ え、ええ…」
アイザック「ポンチョ、成功ボーナスの件は初耳だが？」
ポンチョ「…え、ええと…？ …言ってなかった…でゲスか？」
万丈（ははあ…ワザと言ったな、ギャリソン）
ギャリソン「何か私が不都合なことでも申し上げましたかな？」
ポンチョ（………）
アイザック「その話については、後でじっくり聞かせてもらおう」
万丈「次の依頼に関してはそれが終わってからにさせてもらうよ」
ポンチョ「とほほ…」
甲児「何!? ＤＣ日本支部が爆破されたって!?」
忍「何だ、お前…知らなかったのかよ？」
甲児「俺、テスラ研に行ってて…その後で南アタリア島の連中やマサキ達と合流したからな」
豹馬「道理でお前、日本にいなかったわけだ」
健一「だけど、甲児…南アタリア島のＤＣ本部も壊滅状態なんだろう？」
甲児「ああ。シュウの配下のサフィーネって女が現れたせいでな」
コウ「今、ＳＲＸチームがあの島に残って事後処理をしているけど、復興はもう無理だろう」
リューネ（………）
甲児「ＳＲＸ計画の機体もほとんどがティターンズに取り上げられたり、行方不明になっちまってるそうだ」
健一（………）
洸「結局、ＤＣやＳＲＸ計画は潰されちまったも同然ってワケか…」
鉄也「フン…それもいつものお約束であのシュウの思いどおりってことだろうよ」
マサキ（………）「奴はＤＣの利用価値がなくなったから、見捨てたに決まってる」
甲児「じゃあ、あいつの目的はいったい何なんだ？」
ヤンロン「それを見極めるために僕とリューネは地上に上がって来た」
忍「あんた、誰だ？」
ヤンロン「僕はホワン＝ヤンロン。そこにいるマサキと同じく、魔装機神の操者だ」
豹馬「魔装機神のパイロット…ってことは、あんたラ・ギアスとかいう所の人間かよ？」
健一「でも、ヤンロンって…どう聞いても中国系の名前だろ？」
ヤンロン「そうだ。僕はラ・ギアスに召喚された地上の人間だ」
マサキ（………）
コウ「そういえば、マサキ…サイバスターはどうしたんだ？ 君が乗ってきた機体は別のものみたいだけど…」
マサキ「サイバスターはラ・ギアスでの戦いで受けたダメージが原因で、今はオーバーホール中なんだ」（そういや、セニアが後でサイバスターを俺の所へ届けるって言ってたけど…）（どうするつもりなんだ？）
忍「何にせよ、前の時は何かとちょっかい出してきたシュウが姿を見せないってのは怪しいぜ」
豹馬「今考えてみりゃ、俺達はバルマー戦役でシュウに利用され、エアロゲイターを倒したのかも知れねえな」
コウ「だから、彼は俺達に力を貸してたというのか？」
健一「多分、そうだろうな」「だが、わからないのは…何故、あの男が最初からグランゾンを戦線に投入しなかったのかということだ」
鉄也「それはユーゼス＝ゴッツォに切り札を明かさないようにしていたためだろう」
健一（………）
鉄也「ミケーネ帝国の侵攻が始まるまで、グレートの存在が秘密にされていたようにな」
甲児（………）（どういう意味だ、鉄也さん…それじゃ、まるで俺のマジンガーＺが…）
鉄也「もしくは、これからの計画のためにグランゾンを温存しておいたか…」
洸「じゃあ、博士にとって敵がいなくなった今…」
マサキ「ああ。奴は必ず近い内に本性を現すに違いねえ」
洸「俺達の本当の敵はシュウ＝シラカワ博士かも知れないということか…」
【シナリオエンドデモ終了】
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