TOP PAGEへ

No.16
マサキと使い魔と

【シナリオデモ開始】
プレシア「ねーねー、お兄ちゃん、ファミリア作りに、イブンおばあちゃんのとこに行くんでしょ? あたしも連れてって」
マサキ「ん、ああ、いいけど……ゼオルートのおっさん、ほっといていいのか?」
プレシア「お父さんなら、今日からバゴニアへ出張だよ。お兄ちゃん、聞いてなかったの?」
マサキ「そうだっけ? ま、そういう事ならいいか」
〔カーソル、ソラティス神殿へ移動〕
マサキ「よう、イブンばあさん、来てやったぜ」
プレシア「おじゃましまーす」
イブン「マサキか。相変わらず礼儀を知らぬやつじゃの。それに比べ、プレシアのしっかりしておる事」
プレシア「ごめんなさい、あたしのしつけが悪いんです」
マサキ「なんだ、そりゃ!?」
イブン「ほっほっ、まあよい。ファミリアを頼みにきたんじゃろ? ちょっと待っとれ。すぐに支度をするからの」
ベッキー「あれ? お客さんかい?」
イブン「ああ、ベッキーいい所に来たわい。お前さん、マサキとは初対面じゃったろう?」
ベッキー「ああ、あんたがサイバスターに選ばれたっていうマサキだね。あたしはレベッカ=ターナー」「魔装機ラ・ウェンターの操者さ。ベッキーっと呼んどくれ」
マサキ「マサキ=アンドーだ。よろしく」
ベッキー「あ、そういやあんた、確かこの前ランドールって名をもらったった聞いたけど」
マサキ「別に、マサキでいいぜ」
イブン「ま、今のお前さんにゃ、すぎた名前じゃからの。さて、それじゃ始めようかの。マサキ、ファミリアのイメージはできておるな?」
マサキ「あ、忘れてた」
イブン「何じゃ、昨日あれほど言っておいたろうが。今すぐ考えよ。ファミリアは二体じゃぞ」
マサキ「え、え~と……あれでいいか。OK、いつでもいいぜ」
イブン「では、始めるぞ」

イブン「……ふう、完成じゃ」
プレシア「わあっ!! かわい~!! 黒猫と白猫ね」
イブン「名前をつけてあげるんじゃな」
マサキ「う~……何か、かったりいな。じゃお前はシロで、お前はクロだ」
ベッキー「何だい、その安直なネーミングは」
シロ「ひどいニャ、マサキ!」
クロ「そうよ、もう少しいいニャまえ、考えてよ」
プレシア「へえ、オスとメスなんだ。あ、そうだいいものあげる。シロ、あなたにはこの鈴。クロには、このリボンね」
シロ「ニャ?」
クロ「わ、ありがとう、プレシア」
〔警報〕
イブン「む、またきおったか」
マサキ「何だよ、またテロリストだってのか? どうなってんだ、この国の治安はよ」
イブン「すまんが、マサキ、ベッキー、様子を見て来てくれ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「マサキと使い魔と」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

マサキ「何だ? 今まで見た事ねえ魔装機が混じってるな」
イブン「……あやつら、テロリストではないわ。おそらくはバゴニアの軍隊じゃ」
プレシア「バゴニアって……お隣の国? どうして? バゴニアと戦争なんかしてないんでしょ?」
イブン「自分からバゴニアの軍と名乗っているわけではないわい。まあ、わしのカンじゃな」「セニアあたりなら、設計のクセや音で、わかるかもしれんがの」
マサキ「けど、何でバゴニアがこの神殿を襲わなきゃなんねーんだ?」
ベッキー「あいつらも、ラングランに対抗して魔装機を開発してるからね。実戦テストのつもりなんだろ」
イブン「おそらく、そんな所じゃろうて。ラングラン製の魔装機の能力を調査するという目的もあるじゃろうがの」
ジノ「ふむ……あれがサイバスターか……いいな、我々の任務は、魔装機神の力を確かめる事だ」「くれぐれも無理はするな。命までかけることはないぞ」
兵士「はっ、バレンシア大尉」
<戦闘開始>

<ベッキーが戦闘(ベッキー先攻)>

ベッキー「さあ、死にたい奴からかかってきな!」

<マサキvsジノ>
マサキ「てめえら、一体なにもんだ!? 正体を隠して、こそこそするなんざ、男らしくねえぜ!!」
ジノ「むう、言いたい事をほざく……」

<ジノ撃破or敵5体以下・敵増援1出現>
ジノ「……そろそろ潮時だな。やはり、魔装機神は警戒すべき相手のようだ」「総員、撤退せよ!」
〔敵ユニット離脱〕
マサキ「何だ? やたらあっさり引き下がりやがったな」
ベッキー「あたしらの力に、恐れをなしたのさ」
マサキ「お、いい事言うじゃねえか、ベッキー」
イブン「待て、まだ何かおるぞ!? 気をつけるんじゃ、マサキ、ベッキー!!」
〔敵ユニット出現〕
サフィーネ「あらら、見つかっちゃった。イブンばあさん、いいカンしてるじゃないの」
マサキ「サフィーネ、てめえ、また来やがったな!!」
サフィーネ「ホントは見物だけするつもりだったんだけど、あんた達の戦いを見てると体がうずくのよ」「この体のほてり、鎮めさせてもらうわね❤」
ベッキー「は、この色魔!」

<敵増援1出現の次PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
※※No8を通った場合のセリフ※※
マドック「やれやれ、またサフィーネか。まったく、飽きんやつじゃのう」
サフィーネ「出たね、くたばりぞこないのジジイ!! あたしが引導を渡してあげるよ!!」
マサキ「マドックじいさん、一緒にいるそいつは誰だ?」
※※No8を通っていない場合のセリフ※※
マドック「なんと、紅蓮のサフィーネか!? また何か、よからぬ事をたくらんでおるな?」「ここで会ったが百年目、成敗してくれるわ!」
サフィーネ「何さ、マドックのじいさんなの? あたしゃ、じいさん相手にするほど飢えてないわよ」
マドック「そう言うな。わしゃ、若い子の相手をするのは好きじゃぞい」
サフィーネ「こンの、エロジジィッ!!」
マサキ「誰だ?」
マドック「おう、あんたがマサキじゃな。わしはマドック=マコーネル。このディアブロの操者じゃ」
イブン「やれやれ、また来おったのか。じいさん、あまり無理をするでないぞ」
マドック「なあに、わしゃまだまだ現役よ!」

アハマド「アハマド=ハムディ。ソルガディの操者だ」
ベッキー「相変わらず愛想がないね、アハマド」

<マサキvsサフィーネ>
サフィーネ「あら、少しは男らしくなったみたいね、坊や」
マサキ「へっ、その分あんたは年取ったってか?」
サフィーネ「……言っちゃいけない事を言ったわねぇっ!!」

<ベッキーvsサフィーネ>
ベッキー「サフィーネ、あんた、恥じらいってもんがないのかい!?」
サフィーネ「人の倫理感にケチつけられるほど、あんたは上等なの?」

<アハマドvsサフィーネ>
アハマド「サフィーネ、お前、よほどヒマなようだな」
サフィーネ「うっさいね、余計なお世話!」

<マドックvsサフィーネ>
マドック「さあて、サフィーネちゃんや、このジジイが相手をしてやろうかの」
サフィーネ「よるんじゃないよ、クソジジイ!」

<サフィーネ撃破>
サフィーネ「ふうん、やるじゃないのさ。まあいいわ、これで気がすんだ事だし。ゆっくり眠れそう❤」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

イブン「終わったようじゃの」
ベッキー「さあて、終わった終わった。戦勝祝いって事で、一杯いこうや」
アハマド「……そういう事なら、俺は帰らせてもらう。ムスリムは飲酒を禁じられているからな」
プレシア「あ……アハマドおじちゃん、帰っちゃった」
ベッキー「酒が飲めないなんて、人生の楽しみの半分をなくしてるね」
マサキ「半分ねぇ……じゃ、残りの半分は何なんだよ?」
ベッキー「いい男と寝る事に決まってるじゃないのさ」
マドック「それに関しては、わしも同意見じゃな。もっとも、わしは男じゃなくて、女と寝るがの」
クロ「……魔装機の操者って変ニャ人ばっかりね」
シロ「マサキも含めてニャ」
マサキ「何だぁ? おまえら、俺をあいつらと一緒にすんな」
イブン「……自分の使い魔とケンカするやつも、めずらしいのう」
プレシア「そうなの?」
イブン「使い魔というのは、本人の無意識から作りだすんじゃが、基本的に、主人に忠実なものなんじゃよ」「もっとも、性格は、まるっきり違う事が多いがの。まあ『ペルソナ』じゃからしかたがないが」
ベッキー「ほ~らあ、マサキも、ンなとこですわってらいで、こっち来て飲みなさいよ」
マサキ「げっ、もうできあがってやがる」
プレシア「ベッキーお姉ちゃん、このビン一本飲んじゃったの!?」
ベッキー「バーボンの一本や二本で、このあらしが酔っぱらうわけないれしょ」
プレシア「……酔ってる」
ベッキー「それにしても、この部屋暑いわね」
マサキ「そ、そうか? おい、俺に酒をすすめるなっての! 俺は未成年なんだぞ!」
ベッキー「あにいってんろよ、もう十分に大人らろ。飲めないなんれ、言わせないろ。ほれ、飲め」
マサキ「……酒グセがわりぃな」
ベッー「ふあ、暑いらね。こんなもん、脱ぐろ」
マサキ「お、おい、いきなり何を……わぷっ!?」
プレシア「きゃっ!?」
マサキ「おい、よ、よせって!! !? なんだよ、マドックじいさん、ジャマすんな!」
マドック「そうはいかんわい。わしゃ、これが楽しみなんじゃからな」
ベッキー「暑いろ。やっぱ、下も脱がなきゃ不公平というもんらろ」
マサキ「お、おい……」
プレシア「……お兄ちゃん、止めないの?」
マサキ「え? あ、そ、そ、そうだな。おい、ベッキー、そろそろ……」
イブン「いいかげんにせんか、バカもんが!」
ベッキー「ヒクッ!!」
プレシア「び、びっくりしたぁ」
イブン「まったく、ここをどこじゃと思っとる? 神聖な神殿の中じゃぞ」
ベッキー「ヒクッ……はあ、どうも」

ベッキー「夕べはすまなかったね。ちょっとはしゃぎすぎたみたいで」
マサキ「まあ、いいんじゃねえか? マドックじいさんは喜んでたみたいだし」
プレシア「お兄ちゃんもでしょ?」
ベッキー「ま、それはいいとして、マサキ、あんたに頼みたい事があるんだ」
マサキ「なんだ?」
ベッキー「あんたのサイバスターは、地上とこの世界を自由に行き来できるんだろ?」「だからさ、チョイと地上に出てバーボンを買ってきて欲しいの。いつでもいいからさ」「ここの酒も悪くないんだけど、やっぱりバーボンが一番なのよ。ね、お願い」
マサキ「サイバスターって、地上に自由に出ることができるのか?」
ベッキー「おや、知らなかったのかい? まあいいや、お金渡すからさ、頼んだよ。あ、それと、銘柄はこれね」
マサキ「何だ? 何でわざわざ紙にかいて渡したりするんだ? 何々、フォ……」
ベッキー「しーっ!! 滅多な事を口にするんじゃないよ。そういうのだってひっかかるっていうしね」
マサキ「何のこっちゃ?」
ベッキー「深く追求しないの。とにかく、頼んだからね」
〔カーソル、王都ラングランへ移動〕
プレシア「いいの、お兄ちゃん、あんな簡単に引き受けちゃって」
クロ「そうよ、大体地上に出るニャンて……」
シロ「ムチャもいいところだニャ」
マサキ「まあ、いつだっていいって言ってたからな、そのうち機会もあるだろ」
【シナリオエンドデモ終了】


● No15「ランドールの名」 へ戻る

● No18「地上で」 へ進む


◆ 第1章 へ戻る

◆ 「魔装機神 スーパーロボット大戦外伝」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。