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No.76
奇襲攻撃

【シナリオデモ開始】
リューネ「大変だよ、マサキ、起きてっ!!」
ガチャ!!
マサキ「な、なんだよ……。オレ、血圧が低いから朝は弱いって……」
リューネ「きゃあっ!! マ、マサキ、いつもパンツ一丁で寝てるの?」
マサキ「あ……いけね」
リューネ「ど、どうしよう……み、見ちゃった……。や~ん、お嫁に行けない~……なんて言ってる場合じゃなかった!! シュテドニアスが責めてきたんだよ!! 宣戦布告と同時に!!」
マサキ「奇襲か!! くそっ!! あのラセツの野郎がからんでやがるな……。それ以外考えられねえ!!」
リューネ「……マサキ、燃えるのはいいけど、仮にも乙女の前で、パンツ一丁で仁王立ちはやめてよね」
マサキ「あ、わりい。ま、気にすんな」
リューネ(気にするわよ、もう)
マサキ「それより急いで支度しねえとな! 先、行っててくれ、すぐ行くから」

テュッティ「……と、現状はこういうところね。ラングランは完全に押されているわ」
マサキ「ちっ、やっぱりな……。今じゃシュテドニアスのほうが、ラングランより戦力は上だからな」
ヤンロン「だが、シュテドニアスはそれを自覚していない。ただやみくもに、過去のラングランの幻影を恐れて、戦いを仕掛けてきている」
マサキ「シュテドニアスをこのままにゃしとけねえ。特に、あのラセツって野郎は、放っておくと、とんでもねえことになる」
テュッティ「じゃあ決まりね。わたしたちは国境のシュテドニアス部隊を撃退する」
マサキ「ああ、それしかねえ。行くぜ!」

マサキ「いたな……。あれか……」
ミオ「今はなんとか膠着状態に入っているみたいよ」

兵士「マサキ殿ですか!?」
マサキ「ここはオレたちが引き受ける!! 撤退して部隊の立て直しをしてくれ!」
兵士「お願いします!」

マサキ「さて、これ以上好き勝手にされちゃ、魔装機神操者の名がすたるんでね……。かかってきなっ!!」

ルビッカ「ククク、来たな、魔装機神……。こうでなくては面白くない」
テュッティ「また来たわね、ルビッカ!!」
ルビッカ「テュッティ、きみの美しい死に様を見るまでは、何度でも現れるよ。きみは、わたしが唯一、ビジネス抜きで殺したくなった女性なのだからね!!」

ルビッカ「わたしが憎いかね、テャッティ? 憎め憎め、いくらでも憎むがいい!!」
テュッティ「……いいえ、あなたに感じるのはただ、哀れみだけ……。かわいそうな人」
ルビッカ「き、貴様っ!!」

ルビッカ「むうっ!! ちっ、仕事は失敗か。まあいい。次の機会がある」

マサキ「なんとか撃退したが……今のラングランの国力じゃ、シュテドニアスに太刀打ちできねえだろうな」
テュッティ「そうね……」
ウェンディ「正攻法がダメなら、思い切った手を使うしかないわね」
ミオ「思い切った手……あ、そうか!! ラセツをやっちゃえばいいんだ!!」
マサキ「簡単そうに言うけどよ、第一ラセツの野郎がどこにいるか、まるっきりわかんねえんだぜ」
ミオ「う~ん、そうか……」
セニア「とにかく、ラセツについてのデータをできるだけ集めてみるわ。一度王都に戻ってくれない? デュカキスを直接使って、ネットにアクセスしてみるから」
マサキ「わかった。頼りにしてるぜ、セニア」




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