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プロローグ

ラングランの王都壊滅を機に、シュテドニアス連邦は、
ラングランに電撃侵攻作戦を開始した。
だが、広大なラングランの領土を統治しきれず、
各地のゲリラ戦の発生にともない、
戦線は膠着状態におちいった。

やがて、カークス将軍とフェイルロード王子の軍が
立ち上がり、次第にシュテドニアスは押され始めた。
さらに、その混乱に輪をかけるように、
『地上人召喚事件』が発生、ラ・ギアスに
かつて無いほどの戦力が集中する。

フェイルロード王子とカークス将軍、
二つの軍は、それぞれの思惑をからませながらも、
一時は手を結び、シュテドニアスをラングラン国内から
駆逐するのに成功した。

しかし、天に二日無く、両雄はたがいに争い、
魔装機神操者の宿命にしたがったマサキ達により、
その野心を終える事となる……

そして、シュテドニアスとの暫定和平交渉も成功し
一時の平和を取りもどしたラ・ギアス。

しかし、地上人召喚事件による、
人々の意識の変化は、予想以上に大きなものであった。

第4次大戦終結後、ラ・ギアスに戻って来たマサキ達は
新たな仲間、リューネやミオを加え、
ひとときの安らぎを楽しんでいた。


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