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No.33
御前試合

【シナリオデモ開始】
リカルド「な、な、絶対に返すから、頼むぜ、テュッティ!」
テュッティ「何言ってるの。この前貸した2万クレジットも、まだ返してくれてないじゃない」
リカルド「明日になったら、倍にして返すからさ」
テュッティ「今返せないものが、どうして明日返せるのよ? あなた、まさか……」「今日の御前試合で、トトカルチョやってないでしょうね?」
リカルド「さあ?」
テュッティ「リカルド!! あなた神聖な御前試合を何だと思っているの!」
リカルド「おっと、悪い、ヤボ用を思い出した。続きはまた今度な。愛してるぜテュッティ」
テュッティ「待ちなさいっ!」

〔扉の開閉音〕
バタン!!
マサキ「どわっ!? な、なんだ……なんでえ、リカルドじゃねえか。どうかしたのか?」
リカルド「すまん、マサキ、しばらくかくまってくれ!」
マサキ「何だ、いきなり……お、おい、どこに入ってやがる!?」
リカルド「しーっ! 俺は、ここにいない。いいな?」
テュッティ「マサキ、いる?」
リカルド「頼んだぜ!」
テュッティ「マサキ、入るわよ」
マサキ「何だよ、テュッティ。なんか用か?」
テュッティ「リカルドがここに来なかった?」
マサキ「……さあ? なんかあったのか?」
マサキ「リカルドなら、そこにいるぜ」

≪「……さあ? なんかあったのか?」を選択≫

テュッティ「リカルドったら、事もあろうに御前試合でトトカルチョをやってるらしいの」
マサキ「御前試合? 何だそりゃ?」
テュッティ「あら? マサキ、あなた聞いてないの? あなたも出場するのよ」
マサキ「何だあ? 初耳だぜ」
テュッティ「一週間も前に告知があったじゃないの」
マサキ「知らねえよ、そんなの。俺、パスするわ」
テュッティ「ダメよ、魔装機操者は全員参加なの」
マサキ「ちぇっ、めんどくせえな。そうだな、優勝したらなんかもらえるんなら、考えてもいいぜ」
テュッティ「優勝者には、百万クレジットの賞金があるけど……」
マサキ「百万か……えーと、大体1クレジットが10円くらいだから、一千万か。悪くねえな」
テュッティ「あのねえ、お金の問題じゃないの。名誉の問題なのよ」「あなたも魔装機神操者になってもう一年になるんだから、恥ずかしい成績は残さないようにね」
マサキ「わーったよ、出りゃいいんだろ。もう用事がねえんだから帰ってくれよ」
テュッティ「はいはい、開会式は1時からだから、遅れないようにしてね」
リカルド「……行ったか?」
マサキ「ああ。ところで、トトカルチョってほんとか?」
リカルド「ヘヘ、まあな。どうだマサキ、おまえも一口。一発当てりゃでかいぜ」
マサキ「ギャンブルは嫌いでね。それより、予想はどうなってんだ? もちろん俺が本命だよな?」
リカルド「バーカ、本命は俺に決まってるだろう。で、対抗はヤンロンで抑えがテュッティ」
マサキ「俺は?」
リカルド「お前は大穴だ。倍率は単勝で32倍ってトコだな」
マサキ「ちっ、面白くねーな。なら、いっちょ俺の実力を見せ付けてやるか!」
【シナリオデモ終了】

≪「リカルドなら、そこにいるぜ」を選択≫
リカルド「あ、てめ、マサキ!! 裏切ったな」
マサキ「いつ、かくまってやるって言ったよ」
テュッティ「リカルド、見つけたわよ~」
リカルド「いいじゃねえかよ、トトカルチョくらい。それに俺、テュッティにかけてるんだぜ」
テュッティ「そういう問題じゃないでしょ!」
マサキ「あのよ、夫婦ゲンカもいいけど、どっかよそでやってくれよな」
テュッティ「な、何言ってるのよマサキ! 夫婦ゲンカってどういう意味!?」
マサキ「そんだけ仲がいいって言ってんだよ」
リカルド「いやあ、ばれちまったら仕方ねえ。な、テュッティ……どわっ!!」
テュッティ「冗談は、顔だけにしてよね! もう、私、帰る!」
リカルド「あいてて……照れてやんの。かわいいぜ」
マサキ「リカルド、さっきテッュティが言ってたトトカルチョって何だよ?」
リカルド「今日の御前試合のヤツさ。マサキ、お前はけっこう高配当になってるぜ」
マサキ「何だ? 御前試合? 聞いてねえぞ! 俺も出るのか?」
リカルド「何言ってやがる。一週間も前に告知があったろうが」
マサキ「ちっ、めんどくせーな。パスできねえのかよ?」
リカルド「今からじゃ無理だな。しかし、優勝すりゃ百万クレジットが手に入るんだぜ。けっこうなもんだろ?」
マサキ「百万……てーと、大体1クレジットが10円くらいだから、一千万か。悪くねえな」
リカルド「ま、お前もまがりなりにも一年間魔装機神操者をやって来たんだ。優勝のチャンスは、ごくわずかだが、ある」
マサキ「へっ、何言ってやがる! いっちょ俺様の実力を見せてやろーじゃねーの!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「御前試合」


【戦闘マップ1開始】
兵士「それではただいまより、第一回魔装機操者による勝ち抜きトーナメントを行います」「まずは、今回の出場選手を紹介しましょう」「魔装機ディアブロに乗る、マドック=マコーネル!」
〔味方ユニット出現〕
〔マドック、前進〕

マドック「カメの甲より年の功。ま、わしの熟練の技を見せちゃるわい」「んでもって、優勝した金でギャル達とどんちゃん騒ぎをな、しちゃったりするんじゃわ」
〔マドック、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士「……ごほん。ええ、次は、魔装機ラ・ウェンターの操者、レベッカ=ターナー!」
〔味方ユニット出現〕
〔ベッキー、前進〕

ベッキー「はっはー! 優勝はあたしがもらうよ。イロコイの誇りにかけて、ウソは言わない!」
〔ベッキー、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士「魔装機ソルガディに乗る、アハマド=ハムディ!!」
〔味方ユニット出現〕
〔アハマド、前進〕

アハマド「俺は全力を尽くすだけだ。あとは神のみぞ知る、だな」
〔アハマド、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士「魔装機ザインの操者、シモーヌ=キュリアン!」
〔味方ユニット出現〕
〔シモーヌ、前進〕

シモーヌ「ま、やるだけやってみるさ。勝負は常に、時の運」
〔シモーヌ、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士「魔装機ディンフォースに乗る、サナン=ティアンプラサート!!」
〔味方ユニット出現〕
〔ティアン、前進〕

ティアン「優勝は、拙僧がいただく。すべては御仏のご意志だからの」「元ムエタイチャンプの実力、とくと見せてくれるわ、がっはっはっ!」「では、戦いの前にひとつ、おどりを……」
兵士「そ、それは結構です、お下がりください、ティアン殿」
ティアン「……なんじゃ、ケチじゃのう」
〔ティアン、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士「え、え~、次は魔装機ファルクの操者、デメクサ=シーエ」
〔味方ユニット出現〕
〔デメクサ、前進〕

デメクサ「え~……負けても怒らないでくださいね」
〔デメクサ、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士「……はっ!? あ、ああ、つ、次は……魔装機ジャオームの操者、ゲンナジー=I=コズイレフ!」
〔味方ユニット出現〕
〔ゲンナジー、前進〕

ゲンナジー「…………」
兵士「ゲ、ゲンナジー殿、何か一言……」
ゲンナジー「……む」
〔ゲンナジー、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士(なんで俺、こんな仕事引き受けたんだろ……)「え~、次は、おお、我が近衛騎士団のほこる、魔装機操者!」「魔装機ラストールに乗る、ファング=ザン=ビシアス!!」
〔味方ユニット出現〕
〔ファング、前進〕

ファング「我ら、ラ・ギアスの人間でも、魔装機を完璧に乗りこなせる……それを今日、証明して見せよう!!」
〔ファング、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士(パチパチパチ)「さて、次は魔装機神の登場です! 魔装機神サイバスターの操者、ランドール=ザン=ゼノサキス!!」
〔味方ユニット出現〕
〔マサキ、前進〕

マサキ「へっへっ……サイバスターの本当の力、たっぷりと見せてやるぜっ!!」
〔マサキ、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士「魔装機神ガッデスの操者、美しき水の妖精、テッュティ=ノールバック!!」(あ、いかん、私情が入った……)
〔味方ユニット出現〕
〔テュッティ、前進〕

テュッティ「精一杯がんばります。みなさん、ご声援よろしくお願いします」
〔テュッティ、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士(う~ん……いいなあ……)「魔装機神グランヴェール操者、ホワン=ヤンロン!!」
〔味方ユニット出現〕
〔ヤンロン、前進〕

ヤンロン「勝兵はまず勝ちて、しかるのち戦いを求むるものなり」
〔ヤンロン、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士「え? あ、あの~……ま、いいか」「魔装機神ザムジード操者、リカルド=シルベイラ!!」
〔味方ユニット出現〕
〔リカルド、前進〕

リカルド「ま、優勝はこの俺に決まってるがな。一応、がんばってみな」
〔リカルド、前進〕
〔味方ユニット離脱〕

兵士「以上、12名によって競われます」「ルールは、時間無制限一本勝負。先に相手を倒した方が勝ちとなります」「なお、魔装機神操者には、ハンデとしてマップ兵器、ファミリアの使用は禁止されます」「第一回戦は、サイバスターのランドール=ザン=ゼノサキス対、ラ・ウェンターのレベッカ=ターナーです」
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

プレシア「あ、お兄ちゃんだ!! がんばってー!!」
マサキ「よう、ベッキー! お前さんのラ・ウェンターなら、まあ、肩ならしにはちょうどいいな」
ベッキー「なに言ってんのさ。あたしゃ優勝を狙ってるんだ。ナメてかかると痛い目を見るよ」
兵士「では、試合開始!」
<戦闘開始>

<マサキvsベッキー(マサキ先攻)>

マサキ「さあて、行くぜ、ベッキー!!」
ベッキー「おうさ、来な!!」

<マサキvsベッキー(後攻)>
ベッキー「本気で行くわよ!!」
マサキ「なんのっ!!」

<ベッキー撃破orマサキが撃破された・勝利条件達成>
※※ベッキー撃破の場合のセリフ※※
ベッキー「あたたた……さすがね、マサキ」
〔敵ユニット撃破〕
マサキ「当然だろ。ま、あんたもよくがんばったぜ」
ベッキー「こうなったら、あんたに優勝してもらわないとね」
マサキ「まかせな!」
〔味方ユニット離脱〕
※※マサキが撃破された場合のセリフ※※
〔味方ユニット撃破〕
ベッキー「油断大敵ってね。さあて、この調子で優勝ももらっちゃおうか」

【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

兵士「第二回戦です。サイバスターのランドール=ザン=ゼノサキス対、ソルガディのアハマド=ハムディです」
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

アハマド「ふん、まだ半人前のマサキが相手とはな……俺にとっては役不足もいいところだ」
マサキ「へっ、見てな。この一年間がダテじゃねえって事、教えてやるぜ!!」
ヤンロン「リカルド、君はどう見る?」
リカルド「マサキの勝ちだな」
ヤンロン「ほう、だが、アハマドは強いぞ?」
リカルド「格が違わあ」
<戦闘開始>

<マサキvsアハマド(先攻)>

マサキ「同じ風の精霊でも、サイバスターの格の違いを見せてやるぜ!!」
アハマド「ふん、精霊より、操者の力の方が実戦においては重要なのだ!」

<マサキvsアハマド(後攻)>
アハマド「貴様のようなヒヨッコに、この俺が負けるものか!!」
マサキ「ほえづらかかせてやるぜ!!」

<アハマド撃破orマサキが撃破された・勝利条件達成>
※※アハマド撃破の場合のセリフ※※
アハマド「何だと!?」
〔敵ユニット撃破〕
マサキ「へっ、見たかよ!!」
リカルド「おーし、よくやった!!」
ヤンロン「……やけに熱心にマサキを応援するな、リカルド」
リカルド「何だヤンロン。お前、ファングに負けたらしいな?」
ヤンロン「多少油断もあったが、まさかあれほど強くなっているとは思わなかった」「この分だと、君でも危ないぞ、リカルド」
リカルド「次のファングの相手はマサキだぜ。しかし、そうなるとちょいとヤバイな」
〔味方ユニット離脱〕
※※マサキが撃破された場合のセリフ※※
〔味方ユニット撃破〕
アハマド「ふん、そんなものか。まだまだ修行が足りんな」
リカルド「おいおい、何やってやがんだ。俺はてめえにかけてたんだぞ」

【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

≪以前ファングに出会っている≫

兵士「さあ、いよいよ準決勝となりました! 次のカードは、サイバスターのランドール=ザン=ゼノサキス対……」「近衛騎士団代表の、ラストールを駆る、ファング=ザン=ビシアスです!」
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

※※ファングがマサキに好意を抱いている場合のセリフ※※
ファング「この前は不覚を取ったが、今度はそうはいかんぞ!」
マサキ「そうそう、そうこなくちゃな! 俺も遠慮はしねえぜ!!」
ファング「望む所!!」
※※ファングがマサキに敵意を抱いている場合のセリフ※※
ファング「……」
マサキ「へえ、あんたやるじゃないか。俺はてっきりヤンロンが相手だと思ってたぜ」
ファング「……ふん」
マサキ「何だ、その態度はよ!?」

<戦闘開始>

<マサキvsファング>

※※ファングがマサキに好意を抱いている場合のセリフ※※
マサキ「行くぜっ!! ファング!!」
ファング「おうっ!! お前には負けないぞ、マサキ!」
※※ファングがマサキに敵意を抱いている場合のセリフ※※
マサキ「おい、てめえ何が気に食わねえんだ!?」
ファング「……貴様達、地上人全てがだ!!」


<ファング撃破orマサキが撃破された・勝利条件達成>
※※ファング撃破の場合のセリフ※※
※※ファングがマサキに好意を抱いている場合のセリフ※※
ファング「くっ!? またか! なぜだ! なぜ勝てん!? 俺がマサキに劣っているというのか!?」
※※ファングがマサキに敵意を抱いている場合のセリフ※※
ファング「くっ……バカな、認めん……実力では、私の方が上のはずだっ!!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔敵ユニット撃破〕
マサキ「ったく、何なんだ、こいつは?」
リカルド「ほう、なかなかやるな。ヤンロンのカタキをとったってトコだな。しかし、これでがっぽりと……」
テュッティ「……何ががっぽりなの?」
リカルド「げっ、テュッティ、いつの間に……」
テュッティ「やっぱりあなた、トトカルチョやってるでしょう!」
リカルド「お、おい、何もそんな大声で……おっと、次は決勝戦だから俺の出番だ、じゃあな、テュッティ」
テュッティ「あ、もう。後でとっちめてやるから」
〔味方ユニット離脱〕
※※マサキが撃破された場合のセリフ※※
〔味方ユニット撃破〕
ファング「フン、サイバスターもろくに操れんとは……魔装機神操者の名が泣くぞ」

【戦闘マップ3終了】

【戦闘マップ4開始】

兵士「いよいよ決勝戦です! 果たして優勝は誰の手に!?」「サイバスター対ザムジード!!」
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

リカルド「マサキ、よくここまで勝ち残ったな。おかげ様でたんまりもうけさせてもらったぜ」「ま、後はこの俺がお前さんを倒すだけだ。うらまんでくれよ」
マサキ「そうそう計算通りに行かねえのが人生だって、習わなかったのか」
リカルド「あいにくろくな教育受けてないんでね。さて、それじゃ前置きはこのくらいにしてさっさと始めようぜ!」
マサキ「おうっ!」
<戦闘開始>

<マサキvsリカルド(先攻)>

マサキ「やるからには、優勝させてもらうぜっ!!」
リカルド「おっと、本気かよ?」

<マサキvsリカルド(後攻)>
リカルド「優勝は、俺様がいただく!」
マサキ「そうはさせねえってよ!!」

<リカルド撃破orマサキが撃破された・勝利条件達成>
※※リカルド撃破の場合のセリフ※※
リカルド「な……なにっ!? しまった、賞金がぁぁぁっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
マサキ「わりいな、俺が優勝だ」
リカルド「……ちっ、まったくよ。まいったまいった。強くなったな、マサキ」
マサキ「いい勝負だったぜ」
プレシア「わあ、青春してる」
兵士「優勝は、サイバスターのランドール=ザン=ゼノサキスに決定しました!!」
アルザール「見事な試合であった。優勝したものも、できなかったものも、みな素晴らしい操者達である」「その力、ラ・ギアスを守るために役立ててもらいたい」「ランドール=ザン=ゼノサキスよ。卓越したその力、存分に見せてもらった」「その技量、気合ともに大いに賞賛すべきものである。さすがはサイバスターに選ばれた操者だ」「これからも、ラ・ギアスの、いや、地上を含めたすべての人々のために、がんばってくれ」
※※マサキが撃破された場合のセリフ※※
〔敵ユニット撃破〕
リカルド「へへえっ! これで優勝賞金も俺のもんだな」

【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

≪マサキが優勝した≫
プレシア「スゴイじゃないお兄ちゃん!! 優勝だよ、優勝!!」
リカルド「まったく、ここまでやるとはな。ま、もっとも、俺は自分を本命にして流しといたから、大して損はしてねえが」
ベッキー「どうだい、優勝祝いに一杯」
マサキ「だから、酒をすすめるのはやめろっての! それより賞金はどうなったんだ?」
テュッティ「はい、これよ」
マサキ「? 何だこりゃ? カード?」
テュッティ「あなたの賞金は、半分は貯金にまわしておいたわ。残りの半分は慈善団体に寄付しておいたから」
マサキ「な……」
テュッティ「もちろん、マサキは当然そうするつもりだったのよね?」
ヤンロン「ほう、いい事をしたな、マサキ」
ベッキー「50万クレジットも寄付したのかい? やるねー。あたしなら、パーッと飲んじゃうけど」
マサキ「お、おい、ちょっと……ま、いいか。プレシア、残りの50万、お前に預けとくわ」
プレシア「えっ!? でも、そんな大金……」
マサキ「俺が持ってても、どうせ使い道なんざねえしな。生活費の足しにでもしてくれ」
プレシア「わかった。それじゃ、お兄ちゃんの老後のために積み立てとくね」
テュッティ「しっかりしてるわね、プレシア」
【シナリオエンドデモ終了】

≪マサキが優勝できなかった≫
プレシア「残念だったね、お兄ちゃん」
※※準優勝の場合のセリフ※※
テュッティ「でも、よくがんばったわ」
ヤンロン「僕に不覚を取らせたファングを倒したんだ、たいしたものだ」
ベッキー「健闘を祝して、乾杯といこうじゃないか」
マサキ「あんたはそればっかりだな、ベッキー」
リカルド「よお、マサキ、ありがとよ。おかげさんで、たんまりもうけさせてもらったぜ」
※※決勝に進めなかった場合のセリフ※※
ゼオルート「マサキの実力なら、もうちょっと勝ち進めると思っていたんですけどねえ」
ヤンロン「修行が足りんな」
リカルド「まったく、お前にかけてた分はぱあだ。ま、優勝は俺がもらったから、大して損はしてねえがな」

マサキ「ちぇっ。んで、そのもうけた金はどうしたんだよ?」
リカルド「ほれ、こうしてカードにして預けてある。優勝賞金も一緒にな。さあて、こいつで一発豪勢に遊び倒すか……あ?」
テュッティ「これは、私が預かっておくわ」
リカルド「お、おい、ちょっと待てよ、テッュティ!! 返せよ!」
テュッティ「だーめ。あなたが大金もつと、ろくな事に使わないんだから」「あ、それから、私が貸していた分のお金は、ここからきちんと引かせてもらいますからね」
リカルド「そりゃねえぜ」
マサキ「ヘッヘー、しりにしかれてやがる」
【シナリオエンドデモ終了】


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