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No.40
メモリアル・デイ

【シナリオデモ開始】
[イベントCG「じゃあさ、ちょっと付き合ってよ」]
リューネ「あ、マサキ! ねえ、今、時間ある?」
マサキ「ん? ああ、ここんとこヒマだぜ」
リューネ「じゃあさ、ちょっと付き合ってよ。聞きたい事があるんだ」

マサキ「聞きたい事?」
リューネ「そう。マサキと会う前の話とかさ。ちゃんと聞いた事なかったし」
マサキ「人に教えるようなもんじゃねえぜ、そんなもん」
リューネ「いいじゃない。この世界についても、もっとくわしく知りたいしさ」
マサキ「……ま、いいか」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「メモリアル・デイ」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
[イベントCG「聞きたい事があるんだ」]
リューネ「……ふ~ん、あたしがこっちに来る前に、そんな事があったんだ……」
マサキ「あれから俺は、ずっとシュウを追いかけていた。南極で出会った事もあったな」
リューネ「あ、その話聞きたい!」
リューネ「ふ~ん、そう」

≪「あ、その話聞きたい!」を選択≫

マサキ「あれは、王都が壊滅して、すぐの事だったな……俺は、シュウを追って地上に出た」「やつの居場所はわからなかったが、俺はカンで南極に向かった。すると、見事、あいつがいやがった」
リューネ「……それって、もしかすると、偶然出会ったって事?」
マサキ「ま、そうとも言えるな」
リューネ「……ついでに言うと、南極に『向かった』んじゃなくて、『出ちゃった』の間違いじゃないの?」
シロ「大当たりニャ!」
マサキ「いいじゃねえかよ、細かい事は。南極では、すでに事件が終わった後だったがな……」

【戦闘マップ1終了】

≪「あ、その話聞きたい!」を選択≫
【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔第3軍ユニット出現済み〕

[イベントCG「南極のグランゾン」]
マサキ「こ、これは……」
シロ「連邦軍の部隊じゃニャいか!?」
シュウ「おやおや、こんな所まで……もしかすると、私をを追いかけて来たのですか?」
マサキ「シュウ! 貴様、ラングランだけじゃなく、地上まで滅ぼすつもりか!?」
シュウ「まさか……今はまだ、そんなつもりはありませんよ。私を利用しようとした連中に身の程を知らしめてあげただけです」
マサキ「……てめえをこのまま野放しにしとくわけにはいかねえな……」「ここできっちりカタをつけてやるぜっ!」
シュウ「まったく、いつもいつも、同じ事のくり返し……よくあきませんね、あなたも」
マサキ「うるせえっ!! 行くぜっ!!」
シュウ「……残念ですが、今はあなたと遊んでいるヒマはありません。これからビアン博士とも会わねばなりませんしね」
マサキ「ビアン……?」
シュウ「では、ごきげんよう」

〔敵ユニット離脱〕
マサキ「あっ! クソっ、また逃げやがった」
クロ「追わニャいの、マサキ?」
マサキ「……あいつの言ってた、ビアン博士ってのは、なにもんだ?」
シロ「さあ……おいら達は、まだ地上の情報はまだそんニャに仕入れてニャいから……」
マサキ「……調べてみる必要があるな」
シロ「調べるって……何をだニャ?」
マサキ「あいつが言ってたビアンってやつのことを、だ! 行くぞ、クロ、シロ!」
クロ「わかったニャ!」
〔味方ユニット離脱〕
リュウセイ「あ、あのロボットは……パーソナルトルーパーじゃねえ……」「あいつはいったい……何なんだ……?」
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「聞きたい事があるんだ」]
※※「あ、その話聞きたい!」を選択した場合のセリフ※※
リューネ「その時、リュウセイ達も南極にいたんだ」
マサキ「ああ。ハガネに乗って、あいつらと行動を共にするようになったおは、それからしばらく後の事だったがな」
リューネ「ねえ、ハガネに乗る前は何やってたの?」
マサキ「お前のオヤジさん、ビアン=ゾルダーク博士が軍事結社ディバイン・クルセーダーズ……」「通称DCの事を独自に調べてた。もっとも、その間に戦争が起きちまったがな」
クロ「いわゆるDC戦争ね」
マサキ「シュウも、それに一枚かんでいやがった。決着はつけずじまいだったけどな」
リューネ「……親父は地に足のついてない理想主義者だったからね。結局、うまくいくハズはなかったのさ」「マサキ、あんた達にはだから、感謝してるんだよ。親父の暴走を止めてくれてさ」
マサキ「……結果的には、おっさんの言ってた事は、間違ってなかったわけだよな」「異星人エアロゲイターとの戦い……L5戦役が起きたんだから」「しかも、その後でエアロゲイターとは別の異星人まで襲ってきやがった」
リューネ「インスペクター事件ね」
※※「ふ~ん、そう」を選択した場合のセリフ※※
マサキ「何だ? あんまり興味なさそうだな」
リューネ「シュウの事なんて、どうでもいいよ」

リューネ「ところで、マサキ……」
マサキ「何だ?」
リューネ「あたし達が初めて出会った時の事、覚えてる?」
マサキ「さあね、忘れちまった」
マサキ「ああ、覚えてるぜ」

≪「さあね、忘れちまった」を選択≫

リューネ「何よ! そんなに昔の事じゃないでしょ!」
マサキ「俺は、過去を振り返らない事にしてるのさ」
リューネ「何カッコつけてんのよ。さっきまで思い出話してたくせに。忘れたんならあたしが話してあげる」「あれは、そう……DC戦争とL5戦役の間ぐらいだったかな」「ハガネとヒリュウ改を見つけて……あんた達にケンカを売った」

【戦闘マップ3終了】

≪「さあね、忘れちまった」を選択≫
【戦闘マップ4開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

[イベントCG「ヴァルシオーネ」]
リューネ「ようやく会えたわね!!」
マサキ「誰だ、お前?」
リューネ「あたしの名はリューネ=ゾルダーク! あんた達に殺された、ビアン=ゾルダークの娘よ!」「あんたらにとっては敵だったんだろうけど、あたしにとってはたった一人の親父だったんだ!」「そりゃ、いい親父とはおせじにも言えなかったさ。でもね……」「カタはつけさせてもらうよ!!」
マサキ「へえ、ビアンのおっさんの娘っていうから、どんないかつい顔かと思ってたけど、結構かわいいじゃねえか」
リューネ「な……何を言ってる!!」
マサキ(おや、こいつ、意外と純情なんだな)

【戦闘マップ4終了】

【戦闘マップ5開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「聞きたい事があるんだ」]
※※「さあね、忘れちまった」を選択した場合、セリフ追加※※
リューネ「マサキがあの時、言ってくれた言葉、今でも覚えてるよ」
マサキ「そ、そうか?」
リューネ「おかげでふっ切れたのよ。親父は親父、あたしはあたしだってね。だから、あたしはマサキ達の側についた」
マサキ「面白そうだから、とか言ってなかったか?」
[イベントCG「あんたと一緒にいたかったんだ」]
リューネ「それもあるよ。けど、やっぱりマサキ、あんたと一緒にいたかったんだ」
マサキ「よ、よせよ、くっつくな!」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

リューネ「あの後、あたしはあんた達と一緒に戦ってきた。異星人インスペクター、別の世界からやってきたアインスト……」「シャドウミラー、デュミナス、修羅、ダークブレイン……そして、その後の事。……今でもはっきり思い出せるよ」
マサキ「……シュウの事か?」
リューネ「親父の手伝いをしてた時から、うさんくさいやつだと思ってたけど、あんな形になるなんてね……」
マサキ「ああ…」
マサキ「その事は、もういいぜ」

≪「ああ…」を選択≫

リューネ「ダークブレインを倒した後、あのシュウが、あたし達に宣戦を布告した……」

【戦闘マップ5終了】

≪「ああ…」を選択≫
【戦闘マップ6開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

[イベントCG「ネオグランゾン」]
シュウ「……フ……フフフ……さすがですね、みなさん」
マサキ「おめーに言われてもうれしかねーぜ!」
シュウ「……修羅王やデュミナスが倒れ、ダークブレインが消滅し……地球を襲う脅威はとりのぞかれたわけですね」「ようやく私も、心置きなく行動を起こすことができますよ」
マサキ「……どういう意味だ……てめえ、まさか!」
シュウ「フフフ……そのまさかですよ。私はこの時を待っていたんです。みなさんが私の相手をできるぐらい強くなるのをね」「自分より弱いものを相手にしては、このグランゾンの名が、すたるというものです」
マサキ「……そうかい、そういう事なら俺も遠慮しねえぜ!!」

【戦闘マップ6終了】

≪「ああ…」を選択≫
【戦闘マップ7開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「聞きたい事があるんだ」]
リューネ「シュウのやつ、ヴォルクルスに操られてたのかな……」
マサキ「……だろうな。それが、自分の意志なのかどうか、もどかしく感じてたところがあった」
リューネ「ネオグランゾンとの戦いは大変だったよね」
マサキ「まったく、とんでもねえバケモンだったからな」

【戦闘マップ7終了】

≪「ああ…」を選択≫
【戦闘マップ8開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔マサキ、シュウへ隣接〕

マサキ「シュウ! てめえっ!!」
シュウ「……その言葉づかい、治りませんか? 下品ですよ」
マサキ「うるせぇっ!! 何でこんな事をする!? 何の得があるってんだ!」
シュウ「損得などではありませんよ。私は、私の心の命じるままに、行動しているに過ぎません」
[イベント戦闘「マサキvsシュウ」]
[イベントCG「すべての者はいつかは滅ぶ」]

シュウ「み……見事です……このネオグランゾンをも倒すとは……」「これで私も悔いはありません……戦えるだけ戦いました……」「すべての者はいつかは滅ぶ……今度は私の番であった……それだけの事です……」「これで私も……すべてのクサリから解き放たれる事が……でき……まし……た……」

〔敵ユニット撃破〕
マサキ「シュウ……バカな……ヤツだったぜ……くそっ!!」
【戦闘マップ8終了】

【戦闘マップ9開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「聞きたい事があるんだ」]
※※「ああ…」を選択した場合のセリフ※※
マサキ「確かにあの時、シュウは死んだ……しかし……」
リューネ「蘇生されたのよね。確か、ルオゾールがやったのよ」
※※「その事は、もういいぜ」を選択した場合のセリフ※※
リューネ「思い出したくないわけ?」
マサキ「結局、生き返りやがったからな」
リューネ「ルオゾールがやったんだよね、確か」

マサキ「そして、舞台はここ、ラ・ギアスに移った……」「その前に、俺は思わぬ寄り道をしちまったけどな」
リューネ「それって……」
マサキ「まあ、ここでする話じゃねえか」

〔味方ユニット出現〕
[イベントCG「もしかしてデート?」]
ミオ「あれ? 二人してこんなとこで何やってんの? もしかしてデート?」
マサキ「……またうるさいやつが来たな」
リューネ「そういや、ミオってどうやってここに来る事になったの?」
[イベントCG「またうるさいやつが来たな」]
ミオ「あれ? 言った事なかったっけ?」
リューネ「聞いた事ないよ」
リューネ「そういや、前に聞いたっけ」

≪「聞いた事ないよ」を選択≫

ミオ「じゃ、教えてあげる。あたし、その時は自分の部屋で眠ってたんだ。そしたら、いつの間にか……」

【戦闘マップ9終了】

≪「聞いた事ないよ」を選択≫
【戦闘マップ10開始】

〔味方ユニット出現済み〕
クロ「あら? マサキ、あれ、ほら!」
マサキ「ん? 人か!?」
シロ「さっきのゲートを通って来た地上人だニャ! あれ!? 女の子じゃニャいか!」
マサキ「おい、しっかりしろ! 大丈夫か?」
ミオ「……ぐ~……」
マサキ「……なんだ、こいつ? 気持ちよさそうに眠ってやがる。おい、起きな!」
ミオ「う~ん……もう朝なのォ?」
マサキ「お、気がついたな。いや、目が覚めたって方が正しいか」
ミオ「……え? きゃあーっ!! な、なによなによっ! あなた、誰っ!? 何であたしの部屋にっ!!!」
マサキ「わっ!? こ、こら、落ち着けっ! よく見ろ、ここがお前の部屋かよ!! いててっ!」
ミオ「……あなたたち誰!? 私をこんなとこに連れて来てどうするつもり!?」「いっとくけど、私ん家はビンボーだからねっ! 誘拐してもお金なんてないわよっ!」
マサキ「あのなぁ……お前、もしかして何も覚えてねェのか?」
ミオ「きゃあーっ!! 人殺しっ!! 誘拐犯っ!!」
マサキ「やかましいっ!!! 黙って俺の話を聞けっ!! わかったなっ!!」
ミオ「……」
マサキ「いいか、ここは『ラ・ギアス』。地球の空洞に存在する世界だ。そして、お前はなぜかここに召喚された」
ミオ「……」
マサキ「俺達は、倒れて……いや眠ってただけか……まあ、そのお前を見つけて、こうやって保護してやってるってわけだ」「わかったか?」
ミオ「……それで?」
マサキ「それでって……」
ミオ「あなた、一体何が目的なの? ……そうか、わかったわ! 私のビボーに目がくらんで誘拐したんでしょ!」「たしか誘拐しても、結婚してしまえば罪にならないのよね」「ま、あなた結構いい男だけど、私、そう言う強引な男ってきらいなの」
マサキ「バ、バカ言うなっ!! 誰がてめえみてぇな小学生のガキに目がくらむかよっ!!」
ミオ「しょ……小学生ですってぇっ!? あたしはもう15よ!」
マサキ「ヘ? うそだろ?」
【戦闘マップ10終了】

【戦闘マップ11開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「またうるさいやつが来たな」]
※※「聞いた事ないよ」を選択した場合、セリフ追加※※
ミオ「……あ、思い出したらなんか腹立ってきたわ。マサキ! 誰が小学生ですって!」
マサキ「まったく、んな事を今持ち出すなっての!」

リューネ「それで、ミオはザムジードの操者に選ばれたのよね? どういういきさつだったの?」
ミオ「聞きたい?」
ミオ「教えたげない」

≪「聞きたい?」を選択≫

リューネ「うん、教えて」
ミオ「サイツェット州、バナン市で敵の本隊を奇襲していた時の事よ」

【戦闘マップ11終了】

≪「聞いた事ないよ」を選択≫
【戦闘マップ12開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

ロドニー「魔装機神ザムジード、出るで!!」
兵士「お待ちください将軍! まだザムジードの守護精霊の支配係数は75に達しておりません!」
ロドニー「70以上もありゃあ十分やて。魔装機神にゃ、魔装機神をぶつけるしか方法はあらへんねんからな!」
テュッティ「ザ……ザムジード!?」
マサキ「な……やつら……ザムジードを手に入れてやがったのか!!」
クロ「そんニャ……魔装機神は、魔装機神に選ばれた操者でニャいと……」
フレキ「ゲアス(強制魔法)でしょう、おそらくは」「ザムジードの守護精霊は大地……焔のゲアスならば、彼を操る事も可能です」「ただし、ザムジードは意志に反して操られているわけですから、すさまじい苦痛を味わっているはずです……」
テュッティ「ひ……ひどい……」
ミオ「!? ……な、泣いてるよ、あのロボット」
テュッティ「泣いてるって……ミオ、あなた、ザムジードの心がわかるの!?」
マサキ「……間違いなさそうだな……ディアブロを乗りこなした事といい、ザムジードの心を読んだ事といい……」
テュッティ「ミオが……ザムジードに選ばれた? そんな……いえ、ダメよ! あの子にはまだ無理よ!」
マサキ「テュッティ、気持ちはわかるけどよ……」
テュッティ「マサキ、別に私は昔の事にこだわってるわけじゃないのよ。ミオの実力じゃ、まだ……」
ミオ「あのう……敵が来てますけど……」
マサキ「おっと、そうだった! テュッティ、その話は後だ! まずはあいつらをたたく!!」「そして、できればザムジードを取り返す!!」
【戦闘マップ12終了】

≪「聞いた事ないよ」を選択≫
【戦闘マップ13開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「またうるさいやつが来たな」]
※※「聞いた事ないよ」を選択した場合のセリフ※※
ミオ「で、見事にザムジードを取り返す事に成功したの。そして、ザムジードの操者になったってワケ」
※※「教えたげない」を選択した場合のセリフ※※
リューネ「何さ、ケチ。ま、別に知りたいとも思わないけど」

ゴジョー「おっしょさん、わしらの紹介はしてくれまへんのか?」
ミオ「ああ、そっか。そういやあんた達、リニューアルしたんだよね。じゃ、自己紹介しといて」
ゴクー「はいはい、はーい! ゴクーでーす!」
ハッカイ「いやー、どーも、ハッカイです」
ゴジョー「ゴジョーいいます。よろしゅう」
マサキ「ん? そいつら、ミオのファミリアだよな?」
ミオ「そーだよ。今更何言ってんの?」
マサキ「いや、そんな名前だったっけ? 顔も何か違うような……」
ミオ「いいから、スルーして、スルー」リューネ「あたしは、途中まで別々に行動してたからよく知らないんだけど……」「あのフェイル王子ってさ、どうしてあんな事になっちゃったの?」
マサキ「フェイル殿下か……」
ミオ「責任感の強い人だったからね……」
マサキ「フェイル殿下は、シュテドニアスに侵略されたラングランを解放しようと、勇み足をふんじまったんだ」「戦力増強のため、地上人を召喚をしたのはいいが、事故で大量に召喚しすぎちまった」
ミオ「あたし達も、その事は知らなかったの。それに、殿下は身体を壊されてて……もってあと半年と言われていたらしいの」
マサキ「時間がなかったんだな、殿下には……それで、急ぎすぎちまって、あんな事に………」
ミオ「武力でラ・ギアスを統一したって、残るのは結局憎悪だけ……平和は長続きしないのにね」
マサキ「俺達魔装機神操者としては、殿下を倒さなきゃならなかった……それが魔装機神操者の義務だからな」
マサキ「あの時……俺は……」
マサキ「もう、その話はよそうや」

≪「あの時……俺は……」を選択≫

【戦闘マップ13終了】

≪「あの時……俺は……」を選択≫
【戦闘マップ14開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕〕

[イベントCG「戦場に立つデュラクシール」]
フェイル「どうした!! 遠慮などいらん! 私を倒すのが、お前達魔装機神操者の義務だろう!!」
マサキ「……いいだろう、手加減はしねえぜっ!!」

〔マサキ、フェイルへ隣接〕
[イベント戦闘「マサキvsフェイル」]
[イベントCG「魔装機神操者の義務」]

フェイル「終わった……な……すべてが……これで……よかったのかもしれん」「……セニア……モニカ……わかってくれとは言わない……ただ、許して欲しい」「……私も、君達と同じ時を……歩みたかった……さぞ楽しかったろうなあ……」
セニア「兄さん! 脱出して! 脱出装置があるでしょ!?」
フェイル「は……はは……セニア……強制脱出装置は、取り外しておいたよ……どっちにしろ私の命は……もう……」
セニア「だめぇっ!! 兄さん、だめよぉ!!」
フェイル「? ……モニカか? ……そうか……無事だったんだね……よかった……」
セニア「え!? 兄さん、何言ってるの、私は……まさか目が!?」
フェイル「モニカ……セニア……お前達で……ラン……ラングランを……」

〔敵ユニット撃破〕
セニア「に……兄さん!! ……」
【戦闘マップ14終了】

【戦闘マップ15開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「またうるさいやつが来たな」]
※※「あの時……俺は……」を選択した場合、セリフ追加※※
マサキ「フェイル殿下は、俺が殺した……魔装機神操者の義務について教えてくれたのは殿下だったが……」「あんな形でそれを実行しなきゃいけないなんてな……」
ミオ「……ぐすっ……フェイル殿下……かわいそう……」
ゴジョー「おっしょさん、はい、ハンカチ」
ミオ「ありがと……」
チーン!! ズルズル……ぶしゃっ!
マサキ「……なんか、すさまじい音たててんな……」
ミオ「あ~、すっきりした」

ミオ「それよりリューネさん、カークス将軍の事、教えてよ」
マサキ「そういやちゃんと聞いた事なかったな。あの昼行灯の将軍が、なんであんな大それた事をしでかしたのか……」
リューネ「それはね……」
リューネ「あんまりその事、触れたくないな」

≪「それはね……」を選択≫

【戦闘マップ15終了】

≪「それはね……」を選択≫
【戦闘マップ16開始】

〔味方ユニット出現済み〕

リューネ「誰もいないよ。ホントにここでいいの?」
ヤンロン「少し早すぎたんだろう」
ランシャオ「あ、来ました!」
〔味方ユニット出現〕
ヤンロン「おや、将軍ではないようだが……」
ザッシュ「ヤンロンさん、お久しぶりです」
ヤンロン「? 君は……?」
ザッシュ「お忘れですか? 僕ですよ、ザシュフォードです」
ヤンロン「ザッシュか!? 久しぶりだな。軍に入っていたとは……」
ザッシュ「こんな時代ですからね」
ヤンロン「ところで、君が来たという事は、父上の……カークス将軍の代理か?」
ザッシュ「ええ、というか、ただの伝言役ですけどね。父は、フェイル王子との通信会談で、少し遅れるそうです」
ヤンロン「フェイル殿下と? 何の会談だろう?」
ザッシュ「さあ、僕もくわしい事は知らないんです」
リューネ「もりあがってるとこ悪いんだけどさ、この坊や、カークス将軍の息子なの?」
ザッシュ「坊や!? 君だってそんな年じゃないか! 僕は18だぞ!」
リューネ「ありゃ、じゃ年上なんだ。ごめん、ちょっと頼りなさそうだったからさ」
ザッシュ「……君、いくつ?」
リューネ「17になったばかりさ」
ザッシュ「僕、ザシュフォードって言うんだ。ザッシュって呼んでくれていいよ。君は?」
リューネ「?? なんか急にネコなで声だしたりして……ま、いいや。あたしは、リューネ=ゾルダーク」
ザッシュ「リューネか……いい名前だね」
リューネ「そうかい?」
ザッシュ「君の乗ってる、そのロボット……かっこいいね」
リューネ「ほめたって何も出ないよ」
ザッシュ「ホントさ。君に似てかわいいし」
リューネ「え? かわいい? やだ、ホントに?」
〔味方ユニット出現〕
カークス「ザッシュ、何をちゃらちゃらとしたナンパなんぞしとる。男ならガツーンと行け、ガツーンと!」
ザッシュ「あ、父さん……じゃなかった、カークス将軍!」
カークス「遅れてすまなかった。実は……」
ヤンロン「フェイル殿下との会談ですね。さっき、ザッシュから聞きましたよ」
カークス「そうか、なら話は早い。私はフェイル殿下と同盟を結ぶ事にした」「テリウス王子を王位につける事を条件にな」
ザッシュ「え!?」
ヤンロン「なんですって!? それは……」
カークス「ムチャだというのは私もわかっている。だが、私は夢をすてきれなかったのだ」「私の手でラングランを、そしてラ・ギアスを統一するという夢を」
ヤンロン「しかし、それは国民の感情を無視しすぎています!」「フェイル殿下にそれほど落ち度があったわけでもないのに、継承順を無視するなど!」
カークス「この際、国民の感情は問題ではない。問題は、いかに早くラングランを再興するかだ」「ならば、この方法がもっとも適当だと私は思う」
ヤンロン「……そして再興したラングランの力をもって、力でラ・ギアス全土を統一する……というワケですか……」
カークス「そうだ。それが平和を長く続ける最良の手段だ。ヤンロン、君にもそれを手伝って欲しい」「このラ・ギアスを平和にするために」
リューネ「ちょっと待ちな!」
カークス「君は……そう、リューネとか言う地上の方だな。なんだね?」
リューネ「あんたの言ってる事を要約すると、『世界征服』って言葉になるよ」
カークス「それは違う。私はあくまで平和を……」
リューネ「言葉でごまかそうったってだめさ。いくら表現を変えたって、本質は同じ」「大体あんたの目、あたしの親父にそっくりなんだよ」「あたしの親父も、おんなじ様な事言って、結局失敗しちゃったよ。力に頼りすぎて、最後はもっと大きな力に負けたんだ」「手に入れた力が大きければ大きいほど、それに頼りたくなるものさ」「でも、ホントは力に頼るよりもっといい方法があるハズなんだ」「なまじ、力なんてあるから、それが見えなくなってるのさ。今のあんたは、手に入れた力に酔ってるだけだよ」
ヤンロン「……ほう、リューネ、君がこれほど鋭いとは思わなかったぞ」
リューネ「能あるタカはツメをカークス……なんちゃって」
ヤンロン「……感心した僕がバカだった」
カークス「お嬢さんの言いたい事はわかった。だが、だからといって、私はこのやり方を変えるつもりはない」「私なりに悩んだ末の結論だ」「たとえ、今は大逆者となろうとも、いつか私の行動が正しかったと、歴史が証明してくれるはずだ」
リューネ「成功すれば、の話だけどね。歴史に残った英雄より、歴史に残らなかったヤツの方がよっぽど多いんだよ」
ヤンロン「将軍、以前にも言ったように、僕には魔装機神の操者としての責任があります」「将軍の行動は、見逃すわけにはいきません」
カークス「……つまり、私と戦う、というワケだな」
ヤンロン「はい」
カークス「……わかった。本来ならばここで君達を殺さねばならん所だが、私もそこまで非情には徹しきれぬようだ」「共に戦った仲間だった事だしな」「我々はこれから、シュテドニアス軍に対し、フェイル軍と共に大攻勢をかける。それがすみしだい君達と雌雄を決しよう」
【戦闘マップ16終了】

≪「それはね……」を選択≫
【戦闘マップ17開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「またうるさいやつが来たな」]
リューネ「……と、まあ、こんないきさつがあったのさ」
ミオ「途中まではよかったんだけど、ギャグがイマイチだったわね」
リューネ「……悪かったね。で、カークス将軍はそれを行動に移したんだけど……」
マサキ「俺達がテリウスの替え玉を見破ったんで、実力行使に出たわけか」
リューネ「フェイル王子の軍との決戦に敗れた将軍は、とうとうルオゾールとまで手を結んで……」「そして、最後は……」

【戦闘マップ17終了】

≪「それはね……」を選択≫
【戦闘マップ18開始】

〔味方ユニット出現済み〕
ヤンロン「さて、この近くに何があるのか……」
リューネ「何だってかまうもんか。あたしにまかせな!」
〔敵ユニット出現〕
[イベントCG「超魔装機エウリード」]
カークス「とうとうここまで来たか……」
ヤンロン「エウリード!? まさか……超魔装機計画は中止になったはず!?」
カークス「私が極秘裡に開発を続行させたのだ」「この力があれば、何もおそれるものはない。どんな悪にも屈する事なく正義をつらぬく事ができる」「全ラ・ギアスを統一し、平和な世界を作り上げるのだ」
ヤンロン「そのために多くの人々をまきこんでも……ですか?」
カークス「改革に流血はつきものだよ。犠牲をおそれていては何もできん」
リューネ「ハン、聞きあきたセリフだね! よーするに犠牲なしじゃ何もできないって言ってるのと同じだよ」「あんたが無能なだけさ!」
カークス「……そうまで言われては、私としても引き下がるわけにはいかんな。いくぞ!!」

【戦闘マップ18終了】

≪「それはね……」を選択≫
【戦闘マップ19開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「またうるさいやつが来たな」]
リューネ「エウリードは強かったよ。カークス将軍も、必死だったしね」
マサキ「超魔装機か……一歩間違えば魔装機神だって、力だけの存在になりかねないって事だよな」
リューネ「そうだね。カークス将軍にはもう、何を言ってもムダだった。あたし達が引導を渡してやるしかなかったのさ」

【戦闘マップ19終了】

≪「それはね……」を選択≫
【戦闘マップ20開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔ヤンロン、カークスへ隣接〕

ヤンロン「カークス将軍!! もうやめましょう!! 終わったんです、全てが」
カークス「まだだ、まだ終わってはおらん! このままでは、私のために命をかけてくれた兵士に申し訳が立たん!」
ヤンロン「バカな! 死んだ者に縛られて、生きている自分を見失うなど!?」
カークス「……そうとでも思わねば、私のやってきた事は全てムダになってしまう……それだけは認めん!」「認めるわけにはいかん!」
ヤンロン「カークス……いいでしょう、僕がその業、はらってあげましょう!」
[イベント戦闘「ヤンロンvsカークス」]
[イベントCG「その業の果てに」]

カークス「な……なぜだ!? 性能はこのエウリードの方が格段に上のはず……それが……なぜ?」
リューネ「言ったろ? 力に頼りすぎてるって」
ザッシュ「父さん、脱出して!」
カークス「いまさら……そんな恥さらしな事ができるか……ザッシュ……母さんと、レミアを頼む……」
ザッシュ「父さん!!」

〔敵ユニット撃破〕
ヤンロン「……カークス将軍……」
リューネ「終わったね……やっと……」
【戦闘マップ20終了】

【戦闘マップ21開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「またうるさいやつが来たな」]
※※「それはね……」を選択した場合のセリフ※※
マサキ「なるほどね、カークス将軍は才能と野心を、同時に開花させたわけか」
※※「あんまりその事、触れたくないな」を選択した場合のセリフ※※
マサキ「そうか、ま、そういうんなら仕方ねえな」

ミオ「でも、そんなこんなで、ようやくラ・ギアスにも平和が戻ってきたよね」
マサキ「まだ多少混乱してるけどな」
リューネ「やっぱり、王位継承の問題が一番大きかったみたいね」
マサキ「ま、しょうがねえだろうな。モニカもテリウスもシュウにくっついていっちまったし」
ミオ「今の王様って誰だっけ?」
マサキ「名前は忘れちまったよ。なんか、セニア達のまたいとこかなんかに当たるらしいけどな」
〔味方ユニット出現〕
[イベントCG「せっかく二人きりだったのに」]
セニア「ね、誰か呼んだ?」
マサキ「何だよ、セニア。誰も呼んでねえよ」
リューネ「……もう、またおじゃま虫が来た。せっかく二人っきりだったのに……」
セニア「さっきさ、アハマドが来たんだ」
マサキ「は? あいつ、シュウのとこにいたんじゃなかったか?」
セニア「よくわかんないけど、また独りでぶらぶらしてるみたいよ。なんか、風の魔装機の操者って、似てるとこあるよね」
マサキ「ゲンナジーは全然違うだろうが」
セニア「で、そのアハマドから聞いたのよ、クリストフの性格が変わった秘密」
マサキ「ヴォルクルスの支配から抜け出したってヤツか?」
セニア「何だ、知ってたの?」
マサキ「いや、そういう風にシュウから聞いただけで、そのいきさつまでは知らねえな」
セニア「聞きたい?」
マサキ「そうだな、教えてくれ」
マサキ「興味ねえな」

≪「そうだな、教えてくれ」を選択≫

セニア「クリストフがルオゾールに蘇生されたのは知ってるよね? で、ヴォルクルスを復活させようとしてた時の事だって……」

【戦闘マップ21終了】

≪「そうだな、教えてくれ」を選択≫
【戦闘マップ22開始】

〔味方ユニット出現済み〕
ルオゾール「まずは、モニカ王女、あなたがその上に……」
〔モニカ、祭壇へ移動〕
モニカ「ここ?」
ルオゾール「魔装機などいりませぬ! 降りなされ」
モニカ「いや!」
ルオゾール「こ……この……」
シュウ「別にかまわないでしょう? 形式的なものですし」
ルオゾール「……いいでしょう。では次に、シュウ様、モニカ王女の前へ」
〔シュウ、モニカへ隣接〕
シュウ「これでいいのですね」
ルオゾール「大変けっこう。そして、断章の第4段を」
シュウ「『すべてに平等なるは、死と破壊……万物は無から生じ、無へと帰る……』」
ルオゾール「そして、いけにえにやいばを」
モニカ「シュウ様、痛くしないでくださいね」
サフィーネ「あらあら、ガキね~。私なんて、痛いのも好きよ❤ それに、最初は痛くてもそのうちそれが……」
ルオゾール「ちゃちゃを入れるでない! さあ、シュウ様!」
シュウ「モニカ……ヴォルクルス様の復活には、信頼していた者に裏切られた絶望と悲しみの感情が必要なのです」「強ければ強いほど……」
モニカ「……」
シュウ「わかりますか? 信じていたものが崩れさる時の絶望感……」
モニカ「かまいませんわ、シュウ様。私の命はシュウ様のものです」
オゾール「シュウ様、さあ!」
シュウ「そうですね」
〔ルオゾールへ落雷〕
ルオゾール「う、うおおおおおっ!? な、何が……一体!?」
サフィーネ「ルオゾール!?」
シュウ「フフフ……ルオゾール、どうですか? 信頼していた者に裏切られる気分というのは?」
ルオゾール「シ……シュウ様、一体何を……」
シュウ「あれだけ信じていた、ヴォルクルスにいけにえになれるのですよ。もう少しうれしそうな顔をしたらどうです?」
ルオゾール「い……今……ヴォルクルス様の名を……」
シュウ「ああ、呼びすてにした事ですか?」
ルオゾール「そんな……ヴォルクルス様と契約を結んだ以上、逆らう事など……」
シュウ「あなたのおかげですよ、ルオゾール」「あなたの蘇生術が未熟だったおかげで、私のヴォルクルスとの契約の記憶が消されたのです」
ルオゾール「ま……さか……」
シュウ「安心なさい、ルオゾール。ヴォルクルスはちゃんと復活させて差し上げますよ。あなたの命でね」
ルオゾール「……ヴォルクルス様を……ふ……復活させ……どう……とい……だ」
シュウ「ヴォルクルスは、私を操ろうとしました。私の性格は知っているでしょう?」「自由を愛し、何物もおそれない……それが私のほこりでした」「それが……あのいまわしきヴォルクルスとの契約で……私の自由は奪われ……」「この世界で、私に命令できるのは私だけなのです!」「ヴォルクルス……許す事はできません。この手で復活させ……この手でその存在を……消し去ってあげますよ!」
ルオゾール「おお……お……れおおい……そ……」
シュウ「苦しいですか、ルオゾール? もう、ろくに話もできないようですね」「そう、楽には死ねませんよ。あなたのその感情が復活のカギなのですからね」
ルオゾール「しゅ……うう……」
〔味方ユニット撃破〕
シュウ「テリウス! 断章、第4段!」
テリウス「え!? 『……生きとし生けるもの、みな、その神により……』」
〔振動音〕
〔画面、振動〕

シュウ「来ましたね……サフィーネ、あなたはさがっていなさい」
サフィーネ「……」
シュウ「サフィーネ!!」
サフィーネ「あ……い、いえ、私も……」
シュウ「あなたは正式ではないとはいえ、ヴォルクルスとの契約を結んだ身です」「よほど魔力が高くないと、ヴォルクルスに操られますよ」
サフィーネ(そうか……この間、私がヴォルクルス様……いえ、ヴォルクルスの分身と戦うのをためらった時……)(……私は試されていたんだわ)(ヴォルクルスと戦うだけの勇気が私にあるのか……もしあの時戦っていなければ……私もルオゾールのように!?)(ああ……でも……私は……それでもシュウ様が……)「シュウ様! 私も戦います! ヴォルクルスの名は、今を限りにすてましょう!」
シュウ「……いいでしょう。ただし、ヴォルクルスに操られた時は……」
サフィーネ「その時は、できればシュウ様の手で私を……」
テリウス「き……ききき……来たっ!」
〔振動音〕
〔画面、振動〕
〔敵ユニット出現〕

[イベントCG「復活の破壊神」]
シュウ「とうとう出ましたね……ヴォルクルス……長かったですねえ……」
アハマド「フ……口の中が、アドレナリンの味でいっぱいだ……やはり、俺は戦いが好きなのだな」
ヴォルクルス「……ワガ……ネムリヲ……サマタゲ……ヨビオコシタノハ、オマエ……タチカ?」「ホウビヲ、ヤラネバナランナ……オマえたちののぞむもの……それは……死だ!!」

〔サフィーネ、味方から敵へ〕
サフィーネ「ヴォ……ヴォルクルス……こ、こんな事で……シュウ様……」
モニカ「だめよ、サフィーネっ!! そんなのに負けちゃダメっ!!」
サフィーネ「ま……負けるもんですかっ!! シュウ様と……シュウ様と……○○○○するのよーっ!!」
〔サフィーネ、敵から味方へ〕
シュウ「ほう……ヴォルクルスの支配をはねのけましたね……サフィーネ、よくがんばりましたよ」
サフィーネ「はあ、はあ……しゅ、シュウ様の……た、ためですもの……これくらい……」
チカ「……サフィーネ様らしいなあ……」
モニカ「……お下品」
【戦闘マップ22終了】

【戦闘マップ23開始】

〔味方ユニット出現済み〕
[イベントCG「せっかく二人きりだったのに」]
※※「そうだな、教えてくれ」を選択した場合のセリフ※※
ミオ「……なんだかなあ……サフィーネってヘン」
リューネ「あんたに人の事が言える?」
※※「興味ねえな」を選択した場合のセリフ※※
セニア「そう? けっこう面白い……っていうか、すごい話なんだけどなあ」
マサキ「しかし、記憶が消えたくらいで、契約の呪縛から逃れるなんて事ができるのかね?」
セニア「契約って言うのは、多分に暗示的なものよ。でも、暗示だからってあまく見ちゃだめ」「暗示だって、強くかければ自殺を命じる事だって可能なんだから」「で、クリストフはとうとう、ヴォルクルスを倒しちゃったの」
マサキ「あいつらしいといやあ、あいつらしいな。ま、確かに以前のような邪悪な気配は薄くなってたが……」「かといって、油断出来るやつじゃねえぜ。腹の底で何考えてるかなんざ、わかりゃしねえんだからよ」
リューネ「……」
セニア「どうしたの、リューネ? なんかむっつりしちゃって?」
リューネ「せっかく、マサキと二人っきりだったのに……こんな事やってる内にもうこんな時間じゃないの」「あ~あ……ま、いっか。明日があるわ。ね、マサキ」
マサキ「俺に同意を求めてどうすんだよ!?」

【戦闘マップ23終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マサキ「さてと、帰るか」
リューネ「今度はジャマの入らないところで二人っきりになろうね、マサキ」
マサキ「……」
リューネ「何よ、その顔!?」
セニア「あ、そうそう、マサキにいい知らせがあったんだ。ウェンディが復帰するそうよ」
マサキ「ウェンディが!? よかった、身体も治ったんだな」
リューネ「……誰よ、そのウェンディって!?」
セニア「サイバスターの設計者よ。テロ事件で身体を壊して、療養中だったの」「美人よ~。で、マサキの憧れの人」
リューネ「あ……憧れの人ぉ~!? マサキッ!! あたしって者がありながら、あんたッ!!」
マサキ「べ、別に憧れの人ってワケじゃ……」
リューネ「ホント?」
マサキ「あ、ああ」
リューネ「……ライバル登場ね……」
セニア「あら、ウェンディの方が、あなたより歴史は古いわよ」
マサキ「セニアッ! てめえ、この状況を楽しんでやがるなッ!?」
セニア「ヘヘ~、その通り!」

テュッティ「マサキ、聞いた? 未来見達の予言の事」
マサキ「? 何の事だ?」
テュッティ「未来見が新たなビジョンを見たの」
マサキ「まさか……また、『魔神』とか言い出すんじゃねえだろうな?」
テュッティ「ううん、それが、よくわからないらしいの。何か、ラ・ギアスにとって脅威となる存在が出現する……」「そこまではわかるんだけど、それがどういうものか、はっきりしないんですって」
マサキ「なんか、えらいあやふやだなあ」
テュッティ「ただ、それに立ち向かっているのが……あなた、つまりサイバスターだという事ははっきりしてるんですって」
マサキ「ヘ? 俺が?」
テュッティ「そう、あなたよ」
マサキ「それって、そのとんでもねえやつと、俺が戦う事だけは、はっきりしてるって意味かよ?」
テュッティ「そういう事になるわね。でも、安心して。少なくとも、あたし達はあなたと一緒よ」
マサキ「……う~ん、しかしなあ……いつぐらいの事かとか、そういうのもわからねえのか?」
テュッティ「期間は一年以内、早くても半年後という事よ」
マサキ「そんなに早くか!? まいったな、で、俺はどうすりゃいいんだ?」
テュッティ「それは、あなたが決めて。不確定要素が多すぎて、どうしたらいいかは未来見達にもわからないらしいの」
マサキ「……まったくよ、なんでこう、次から次へと問題が起きるかね」
【シナリオエンドデモ終了】


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