No.17Ａ
特訓！ボルテスチーム
【シナリオデモ開始】
洸「奴らの基地がこの辺りになるのは、ほぼ間違いないと思う」
リュウセイ「そりゃ、間違いないぜ。オレが太鼓判を押してやる」
ワッ太「リュウセイ兄ちゃんに太鼓判を押されてもねぇ・・・・ね、ライ兄ちゃん」
ワイ「ははは、ワッ太君にまで見抜かれてしまっているとは。お前も、少しは考えたほうがいいぞ」
リュウセイ「けっ、大きなお世話だ。ワッ太！ お前もいい加減にしろよ」
柿小路「無礼者！！ 年は若くても、我が竹尾ゼネラルカンパニーの社長ですそ。呼び捨てにするとは！」
郁絵「専務、あまり怒ると血圧が上がりますよ」
柿小路「ハァハァ・・・ありがとう、郁絵ちゃん。しかし、あまりといえばあまり」
サコン「博士、この付近に敵の基地があるとするならば、ボルテスチームにも来てもらったほうがよいのでは？」
サンシロー「しかし、合体できないボルテスじゃあ、あまり当てにはできないぜ」
大文字博士「彼らのために岡長官は、特別の訓練をかんがえておられるようだ。そう長くはかかるまい」
ズール「キラ－殿、貴殿、手柄をたてる気はござらぬかな」
キラー「手柄？ どう言うことだ」
ズール「地球人の主戦力は、現在この基地の周辺に集結しておる。と言うことは、今、やつらの基地は手薄になっているはず」
キラー「おお、なるほど、そこを突くと言うのだな」
ズール「さすが、キラー殿。飲み込みが早い」
キラー「いや、それほどでも。しかし、何故、ジャンギャル殿ではなくわしに？」
ズール「えっ、いや、お察しくだされ。同じボアザンと申しましても、いろいろございまして」
ダンケル「ふむ、確かに、ジャンギャル殿カザリーン殿はハイネル殿の忠実な部下だが、ズール殿は・・・」
ズール「いやいや、その先は申されるな。ただ、我が心中をお二方に察していただければ、今後なにかとご相談も・・・」
キラー「わかった。我々も現在の状況に決して満足しているわけではない」
ダンケル「ズール殿、今後はお互いに連絡を密に取ろうではないか」
ズール「おお、それは願ってもないこと。ぜひともよしなに」
キｒ－ア「では、わしはそろそろズール殿のお言葉に従い、やつらの基地を叩くとしよう」
ズール「くれぐれも、ジャンギャルの奴に気付かれぬよう、ご注意くだされ」
キラー「わかった。気を付けて行こう」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「特訓！ボルテスチーム」
【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現済み〕
健一「よし、もう一度だ。ブイトゥゲザー！！」
〔味方機、Ｖ型編隊を編成〕
健一「レッツ！ ボルト！」
一平・めぐみ・大次郎・日吉「イーン！！」
〔味方機、集結〕
〔味方機、分散〕
一平「チェッ！ また失敗だ。健一、これじゃ何度やっても同じだぜ。
めぐみ「一度、基地に戻りましょう」
健一「わかった」
〔味方ユニット離脱〕
大次郎「日吉！！ おはん、いつまでグズグズしちょっとか！」
日吉「・・・・・」
めぐみ「怒っちゃ、かわいそうよ。日吉は、まだ小さいんだから・・・」
一平「いいかげんにして欲しいもんだぜ。小さいからって、甘やかしちゃきりがないぜ」
健一「そんな言い方はないだろ。オレ達は、チームなんだ」
一平「ふん、こんな状態で何がチームだ健一さんよ、あんまりリーダー風ふかすんじゃないぜ」
健一「なにをぉ！」
一平「おもしろい。やるっていうのか？」
隼人「けんかはそこまでだ！」
一平「なんだ！ お前は？」
岡長官「紹介しよう」
めぐみ「お父さん！？」
健一「長官！？」
岡長官「今日から、君達の訓練を指導する神隼人少佐だ」
健一「えっ、神隼人？ もしや、あのゲッターロボのパイロットだった？」
隼人「ほう、オレを知っているのか？ 本日より、お前達はオレの指示に従ってもらう。いいな！」
一平「・・・・・」
隼人「返事をしろ！」
一平「・・・わかったよ」
隼人「さあ、今からもう一度訓練だ！」
一平「今日は、もう訓練する気分じゃないぜ」
健一「一平！」
一平「ふん」
めぐみ「一平、今は、みんなが力を合わせなければいけない時よ。あなただって、異星人に地球を奪われてもいいとは思ってないでしょ」
一平「ちぇっ、しかたがないな」
〔味方ユニット出現〕
隼人「健一、合体だ！」
健一「はい、ブイトゥゲザー！！」
〔味方機、Ｖ型編隊を編成〕
健一「レッツ！ ボルト！」
一平・めぐみ・大次郎・日吉「イーン！！」
隼人「日吉！ 遅れるな！」
〔味方機、集結〕
〔味方機、分散〕
隼人「だめか。よし、もう一度！」
所員「敵です！ 敵の襲撃です！」
〔敵ユニット出現〕
キラー「ほほう、これはチャンス。どうやら、やつらは合体できないようだよし、今までの借りを返してやる」
隼人「まずい。このままではだめだ！ 健一、合体しろ！」
健一「でも日吉が・・」
隼人「ばかもん！ お前までがそんなことを言ってどうするやるんだ！！」
健一「はい！ いくぞ、みんな！ ブイトゥゲザー！！」
〔味方機、Ｖ型編隊を編成〕
隼人「日吉！ お前達のお母さんが、お前達を助けるために命を落とされたと聞く・・・お母さんのことを思いだせ！」
日吉「・・お母さんのこと？」
隼人「そうだ、お前達のお母さんは、命を犠牲にしてボルテスＶの合体をお前達に教えたはずだ！」
日吉「そうだ！？ お母さん、僕、やるよ！」
健一「レッツ！ ボルト！」
一平・めぐみ・大次郎・日吉「イーン！！」
隼人「日吉！ 遅れるな！」
〔味方ユニット合体〕
日吉「出来た！ 出来たよ！」
めぐみ「日吉、よくがんばったわ」
健一「よーし。いくぞ、みんな！」
一平・めぐみ・大次郎・日吉「おう！」
キラー「しまった！ 合体したか・・・ええい、かまわぬ、やってしまえ」
＜戦闘開始＞
＜敵全滅・勝利条件達成＞
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
神隼人「日吉、今のタイミングを忘れるな。自信を持てば必ずできる。いいな！」
日吉「うん！」
隼人「よーし、もう一度訓練だ！」
一平「えぇー、かんべんしてくれよ」
隼人「ぐずぐるするな！！」
一平「はぁー・・・行きゃあいいんでしょ行きゃあ」
隼人「なにを、もたもたしている！ さっさと行け！！」
一平「これじゃ、さきが思いやられるぜ」
めぐみ「ふぅ、たしかにね」
カザリーン「キラーめが、またもやしくじったようにございます」
ハイネル「ナニ、キｒ－アはどこへ行っておったのだ？」
カザリーン「はい、どうやら敵の基地大鳥島を襲撃したようにございます」
ハイネル「大鳥島？ 誰が、そのような命令を出したのだ。ジャンギャル！ 貴様か！」
ジャンギャル「いえ、私は、そのような命令は出しておりませぬ」
ハイネル「では、キラーは独断で行動したというのか？」
ジャンギャル「はっ、しかとはわかりませぬが」
ハイネル「キラーを呼べ！」
カザリーン「キラー殿は、まだ戻っておりませぬ」
ハイネル「では、ダンケルを呼べ！」
ダンケル「お呼びで？」
ハイネル「この度の出撃は、キラーの独断か！」
ダンケル「えっ、・・・いえ」
ハイネル「では、誰の考えだ！」
ダンケル「はあ、それは・・・」
ズール「申しあげます。私めがキラー殿に進言いたしました」
ジャンギャル「ズール！ 貴様！ またしても、でしゃばりおって！ こうしてくれる！！」
ガツン！！
ズール「あ痛っ！」
ダンケル「ジャンギャル殿、まあ、少し落ち着きなされ。ズール殿も、少しでもお役に立てればと、われらに相談されたこと」
ジャンギャル「何をたわけたことを！ 子供の遊びで、戦をしているわけではない！ 軍には規律というものがある！ 全ての作戦は、作戦指揮官たるわしが立てるもの。それを勝手に・・・」
カザリーン「ジャンギャル殿の申すとおり。ダンケル殿、キラー殿のお二方といえども、この度はジャンギャル将軍の指揮に従わねばならぬはず。ましてやずーる、お前はボアザンの者として、われらと同様、ハイネル様の手となり足とならねばならぬはず」
ジャンギャル「ええい、カザリーン殿、こやつに、何を言っても無駄じゃ。この場で成敗してくれるわ！」
ズール「わぁっ！ お助けを・・・」
ハイネル「まて、ジャンギャル！ 今は、敵が迫っている。こやつの成敗は、いつでもできる。カザリーン、ズールを部屋に閉じ込めておけ！」
カザリーン「はい。さあ、ズールくるのです」
ズール「はいぃ・・・」（くぅぅっ、今にみておれ。必ずこの借りはかえしてやる。）
【シナリオエンドデモ終了】
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