No.14
浮上
【シナリオデモ開始】
忍「おい、みんな、見てみろよ。妙なニュースやってるぜ。いや、新作映画の宣伝かな？」
甲児「へえ、どれどれ・・・へえ、ハデな戦闘シーンだな。ありゃ！？ あれ・・・もしかして・・・」
さやか「ダンバインじゃない！？」
アムロ「ダンバイン！？」
甲児「マーベルさんかな？」
沙羅「知ってる人なの？」
アムロ「ラ・ギアス事件の時に、一緒に戦った仲間だ。今度は地上に出てきたのか？」
甲児「そういや、ミオが言ってたよな。前にもダンバインが地上に出てきた事があるって」
アムロ「場所はどこだ？」
雅人「新宿みたいだよ」
アムロ「ブライト！ あのダンバインは味方だ。ただ、あの戦っている相手は・・・」
ブライト「敵なのか？」
アムロ「おそらく・・・」
ブライト「よし、新宿へ向かう！」
〔カーソル、チバシティへ移動〕
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「浮上」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕
ショウ「ガラリア、やめるんだ！！ ここは地上だ！ バイストンウェルじゃないんだぞ！」
ガラリア「それがどうした！」
ショウ「ここでオレを倒しても、バイストンウェルにもどれなければ意味がないだろう！」
ガラリア「たとえそうだとしても、私とて意地がある！ 武家の面目がある！」
ショウ「異郷の地でくちはてるのが面目か！」
ガラリア「貴様を倒してから考えるさ！」
チャム「わからずや！！」
＜戦闘開始＞
＜ショウvsガラリア（ショウ先攻）＞
ショウ「しかたがない、行くぞ、ガラリア！」
ガラリア「それでこそ、ショウ＝ザマだ！ さあ、来い！！」
＜ガラリア撃破or３ＥＰ・敵増援１出現＞
※※ガラリア撃破の場合のセリフ※※
ガラリア「ショウ！！ この借りは必ず返す！」
〔敵ユニット撃破〕
※※３ＥＰまでショウがガラリアを攻撃しなかった場合のセリフ※※
ガラリア「どうした、ショウ＝ザマ！！ なぜ攻撃しない！？」
ショウ「こんな事で傷つけあっても何も生まれないぞ！ 憎しみのオーラを広げるだけだと、なぜわからない！？」
ガラリア「貴様を倒せればそれでいい！」
チャム「だめよ、ガラリア！ 憎しみに心をゆだねちゃ！ 悪しきオーラに取りこまれるよ！」
ガラリア「！？ チャム＝ファウか！ うっ・・・こ、これは・・・何だ・・・？ 子供の頃の私？ なぜこんなものがこうもはっきりと・・・見える？」
ショウ「バイストンウェルは魂の安息の場所だ！ 地上で戦いを広げれば、バイストンウェルにも悪しき影響が出る！」
ガラリア「そうか・・・地上の憎しみが、バイストンウェルの混乱を呼び・・・オーラマシンという悪しきものを生み出した・・・そうだな？」
ショウ「だから！ 地上で戦いを続けてはいけないんだ！ ガラリア、攻撃をやめろ！」
ガラリア「・・・わかった。バイストンウェルの安息は破られてはならない・・・そう言う事か」
ショウ「わかってくれたか、ガラリア！」
〔ガラリア、敵から味方へ〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔敵ユニット出現〕
ビショット「ダンバイン・・・ショウ＝ザマか。シーラもエレもおらんようだな。ならば、これは絶好の機会・・・」
ルーザ「ダンバインの首を手土産にとなれば、ドレイクの嫌疑もうすらぎましょう」
トッド「バーンさんよ、ありゃショウだぜ！ いいところで出会ったもんだ」
バーン「・・・ショウ＝ザマ・・・」
ショウ「！？ あれはゲア・ガリング・・・まさか、バイストンウェルの軍勢が全部地上に出てきたのか！？」
チャム「そんな・・・どうして！？」
ショウ「わからない・・・しかし、こんな事ができるのは、ジャコバ＝アオンぐらいしかいない」
チャム「ジャコバ様が！？」
ショウ「結局、オレ達を信用できなかったって事か。ジャコバ＝アオンの霊力で全てのオーラマシンをバイストンウェルから排除したな」
チャム「そんな・・・」
※※まだガラリア健在の場合、セリフ追加※※
ガラリア「ビショット＝ハッタ殿の軍か！？」
トッド「あのバストール、ガラリアか！？ ガラリア、聞こえるか？ トッド＝ギネスだ！」
ガラリア「トッドだと！？ 生きていたのか！？」
トッド「このとおり、ピンピンしてるぜ。どうだい、久しぶりに共同戦線ってのは！？ もっとも、今回はオレの指揮下に入ってもらうがな。バーンみたいによ」
ガラリア「バーンが・・・おまえの下だと！？」
トッド「そう言う事」
ガラリア「・・・断る！ 貴様の下につくなど、そこまでおちぶれてはおらん！ 私は勝手にやらせてもらう！」
トッド「おやおや、嫌われたもんだ」
※※ガラリアが仲間にいる場合、さらにセリフ追加※※
ガラリア「それに私はバイストンウェルの住人として、地上に悪しきオーラを残すのはごめんこうむる！」
トッド「！？ どういう意味だ、ガラリア！？」
ガラリア「地上人の貴様には理解できんだろうさ！ バイストンウェルは守らねばならない」
トッド「・・・つまりお前さんは裏切ったってわけだ。なら、オレが引導を渡してやるよ！」
チャム「ガラリア！」
ガラリア「私とて、ものの道理はわきまえているつもりだ。バイストンウェルの戦士としての責任は果たす！」
チャム「数が多すぎるよ、ショウ、どうするの！？」
ショウ「・・・そうだな・・・考えてる」
チャム「何を？」
ショウ「地上で死ねるのも幸せかなって、考える事もあるのさ」
チャム「じゃあ、あたしは不幸な女じゃない！」
＜４ＰＰ・味方援軍１出現＞
〔味方ユニット出現〕
マーベル「ショウ！！」
チャム「ボチューンよ！ マーベル！？」
ショウ「マーベルか！？」
マーベル「ショウ、無事でよかった・・・」
ショウ「他のみんなは！？」
マーベル「それが、わからないの」
ショウ「そうか・・・しかし、間違いなく地上に出てきているな。それさえわかれば！」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガラリア「そうか・・・やはりショウの言っていた事は正しかったのだな」
マーベル「ガラリア！？」
ガラリア「・・・私にもバイストンウェルを救いたいという気持ちはある。いけないか？」
マーベル「あ・・・ありがとう、ガラリア」
＜５ＰＰ・味方援軍２出現＞
〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
甲児「いたいた、よう、そのダンバインはショウか？ それともマーベルさん？」
ショウ「甲児君か！？ すると、ロンド＝ベルのみんな！！」
チャム「助かったあ〜！！」
トッド「ちぇっ、いやなやつらが出てきやがったぜ」
さやか「どういう事？ あれってオーラバトラーとオーラシップでしょ？ 何で地上にいるのよ？」
ショウ「くわしい事はあとで話す！ 少なくとも相手は敵だ！」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
リョウ「君はガラリアさんだな？ 覚えているか、ラ・ギアスで仲間だった流竜馬だ」
ガラリア「ああ、覚えている。あの時は世話になった」
※※ガラリアが敵で健在の場合、セリフ追加※※
リョウ「彼女はガラリアさんか！？ ラ・ギアスでは仲間だったのに、なぜ敵に！？」
ガラリア「もともと私とショウは敵同士・・・あの時とは事情が違う！ これが本来の私だ！」
＜６ＥＰ＞
ルーザ「ビショット様、こんな所で時間をつぶしている場合ではないのではないですか？ ドレイクと連絡をとり、共同戦線をはる予定でありましょう？」
ビショット「く・・・確かに。撤退する！！」
〔敵ユニット離脱〕
＜ショウvsバーン（ショウ先攻）＞
ショウ「バーン＝バニングス！！ 地上での戦いはバイストンウェルを滅ぼす事になるんだぞ！」
バーン「私の望みは、貴様のその首だけだ！」
＜ショウvsバーン（バーン先攻）＞
バーン「ショウ＝ザマ！！ 私はおまえにすべてを奪われた！ そのうらみ、はらさせてもらう！！」
ショウ「バーン！！ 憎しみにこりかたまって・・・」
＜ショウvsトッド（ショウ先攻）＞
ショウ「トッド！！ 地上はお前にとっても故郷だろう！ 剣をひけ！」
トッド「そうはいかないんだよ！ オレが手柄を立てれば、アメリカだって攻撃されずにすむ！ ママも守れる！」
チャム「ラ・ギアスでは一緒に戦ったのにっ！」
トッド「あの時とは事情が違うのさ！」
＜ショウvsトッド（トッド先攻）＞
トッド「どうした、ジャップ！！ 地上じゃオレの力もパワーアップしてるんだぜ！！」
ショウ「トッド！ こ、このパワーは！？」
＜ガラリアvsバーン（ガラリア先攻）＞
ガラリア「バーン、お前もバイトンウェルの戦士ならもう一度よく考えてみろ！」
バーン「世迷いごとを！！」
＜ガラリアvsバーン（バーン先攻）＞
バーン「おちたな、ガラリア！ ショウのたわごとに心を奪われたか！？」
ガラリア「何とでも言え！」
＜ガラリアvsトッド（ガラリア先攻）＞
ガラリア「くたばりぞこないが、しゃしゃり出るんじゃないよ！」
トッド「あんたと違って、オレは自分に正直なのさ！」
＜ガラリアvsトッド（トッド先攻）＞
トッド「ガラリアさんよ、手加減はしねえぜ！」
ガラリア「なめるな！」
＜バーン撃破＞
バーン「くっ！！ なぜだ！？ なぜこうも・・・」
＜トッド撃破＞
トッド「ちっ、やられちまった！ また会おうぜ！」
＜ガラリア撃破＞
ガラリア「ショウ！！ この借りは必ず返す！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
チャム「やったあっ！！」
マーベル「それにしても、地上ではオーラバリアがこれほど強くなるなんて・・・バイストンウェルの時とは比べものにならないわ」
ショウ「オーラマシンは、地上ではすさまじい力を発揮する・・・ドレイクがこの事を知ったら・・・」
マーベル「地上を征服しようと考えてもおかしくないわね・・・」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
甲児「久しぶりだよな、ショウ。ビルバインはどうしたんだ？」
ショウ「オーラコンバーターに異常があってね、修理に出している間に、地上に出てしまった」
アムロ「どういう事なんだ？ 君の言っていた、バイストンウェルの軍勢も、地上に出てしまったという事なのか？」
ショウ「ああ、ドレイクの事だ、きっと地上を手にいれるための行動をおこすだろう。さっきのビショットと同じ様に・・・」
マーベル「事は重大です。手伝ってもらえませんか？」
リョウ「そうだな。ブライト艦長、地上に出てしまったオーラマシンを、正確に調査しておきましょう」
ブライト「ちょっと待ってくれ。バイストンウェルというのは一体なんだ？ 『ラ・ギアス事件』に関連しているのか？ 報告書には何も書いていなかったぞ」
アムロ「ああ、そうか。あまりややこしいから、そのあたりは省いていたんだ」
マーベル「私がお話しします。バイストンウェルというのは、海と陸の間にある世界。人の魂の安息の場所なのです」
ブライト「海と陸の間？」
ショウ「観念的な説明です。実際には別空間ですよ。西洋のファンタジー世界のようなものです。技術レベルもそれくらいです」
マーベル「それが、地上人ショット＝ウェポンという男と、『アの国』の地方領主、ドレイク＝ルフトが結託し、オーラマシンを作った事によって・・・」「バイストンウェル全域に戦乱が広まったのです」
ショウ「その結果、エ・フェラリオ達の長、ジャコバ＝アオンの怒りに触れ、すべてのオーラマシンが地上に出てしまった・・・というわけです」
ブライト「・・・まったく、どうしてこう、次から次へと問題がおきるんだ？」
ハヤト「ここまで来ると、偶然の一言じゃかたづけられねえぜ」
ショウ「？ どうしたんだ、一体？ 何かあったのか？」
エマ「ええ、実はね・・・」
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