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No.19
シャッフルの名のもとに

【シナリオデモ開始】
ブライト「そうか、あれは敵のワナだったのか」
ハヤト「ええ。なんとか1人も欠けずに戻りましたがね。ただ……」
アムロ「……ドモンか。いったいどうしたんだ、彼は? 戻ってきてから様子がおかしいが」
銀鈴「それが、どうも昔の知りあいが敵になってしまっていたようで、ショックを受けているみたいなんです」
五飛「その程度の事であれとは、あいつも意外と弱かったな。己の正義を信じるならば、どうということもないはずだ」
トロワ「みんながお前のような考えのわけではない五飛。それに、DG細胞とかいっていたな。あの連中の様子は普通ではなかった」
ブライト「DG細胞? なんだそれは」
銀鈴「レインに聞いたのですが、デビルガンダム細胞のことだそうです デビルガンダムの機能“自己増殖”に関わるもので人間に“感染”することがあると」
アムロ「“感染”!? どうなるんだ、それは?」
銀鈴「最終的にはデビルガンダムの生きたデバイスとなってしまうらしいんですが 私もよく聞いていませんので……」

マスター「どうしたドモン」
ドモン「師匠……いえ、休まなければならないはずなのに眠れなくて……。やっぱり連中のことが気になっているのかな。でも……まだ信じられないんです あいつらがここにいたことすら……。師匠はどうです? 少しは休まれましたか」
マスター「ワシか? ワシは乱にあっても平常心を忘れることなかれ、だ」
ドモン「さすがですね……俺はまだまだ修行が足りないようです」
甲児「うわっ、マジだぜ。『気になっているのかな』だってよ」
ルー「なによあれ。まったく別人みたいじゃない」
さやか「もう、甲児くんもルーも、のぞき見なんて趣味が悪いわよ……でもあんまり違いすぎて、なんだか気持ち悪いくらいね」
甲児「だけどまぁ、あれならなんとか大丈夫だろ」
※※主人公がブラッドの場合、セリフ追加※※
ブラッド(師匠か……よかったな、ドモン。生きてさえいれば、ああしてまた会うこともできる……だが、俺の師匠は……)
甲児「どうした、ブラッド?」
ブラッド「いや……なんでもない」

マスター「そこのおぬしら、こちらに来て話さんか?」
ルー「ワッ! あ、いえ、あたしたちはこれで失礼しますーっ」(もーしっかりバレてたんじゃないの!)
〔走る足音〕
ドモン「なんだ、あいつら……?」
マスター「フフフ、よい仲間がいるようだな、ドモン」
ドモン「そう……でしょうか。俺には、まだわかりません。今はデビルガンダムを追うことだけで精いっぱいですから」

〔警報〕
クワトロ「どうした!?」
ベルトーチカ「例のデスアーミーの一群が接近中です!」
ブライト「来たか……総員、配置につけ!」
〔警報〕
レイン「……あれは……マスター? こんなときにどこへ行くというの……?」
アストナージ「どうしたんだ?」
レイン「え? いえ……すみません、ちょっと出てきます」
〔走る足音〕
アストナージ「出てくるったって……戦闘が始まるんだぞ!?」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「シャッフルの名のもとに」


【戦闘マップ開始】
〈出撃戦艦選択〉

〔敵ユニット出現〕
ドモン「おのれデビルガンダム! おのれキョウジィィィッ!!」
〔味方ユニット出現〕
〔ドモン、前進〕

銀鈴「シャイニングガンダムが出撃しました!」
ブライト「見ればわかる! まったく勝手なことを……他の連中も急がせろ!」
〈出撃ユニット選択〉
<戦闘開始>

<2PP>

レイン「確かにここへ入っていったわ……こんな地下通路に何の用なのかしら……」

<3PP>
レイン「見失ってしまった!? でも……ここは……」
ゾンビ兵「グガーッ!」
レイン「キャァァァーッッ!!」
???(シュバルツ)「こっちだ、急げ!」
〔撃破音〕
???(シュバルツ)「危ないところだったな」
レイン「あ、ありがとうございます……あなたは……?」
???(シュバルツ)「私のことはどうでもいい。それよりも急ぐぞ」
レイン「は、はい」

<敵5機以下・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
ドモン「あれは……あいつらか!」
チボデー「ドモーンッ! 今度こそ、お前を倒すぜ!」
サイ・サイシー「オイラたちを相手にして勝てるかい、アニキ!?」
ドモン「クッ……お前たち……本当にデビルガンダムの手先になってしまったのか!?」
ジョルジュ「フッフッフッフッ」
ドモン「チボデー! 悪魔の手先になるのがお前の夢だったのか!?」
チボデー「フッ、チープな奴だぜ、ドモン・カッシュ この強さこそが俺の夢よ!」
ドモン「バカな! そんなものは偽りに力、偽りの強さだ!」
チボデー「なら、試してみろよ!」
ドモン「目を覚ませ、ジョルジュ!!」
ジョルジュ「私に意見は無用にしていただこう」
ドモン「ジョルジュ!」
アルゴ「ドモン、来い! 俺の力を見せてやろう」
ドモン「アルゴ、どうしたんだ!? お前はそんな男ではなかったはずだ!」
アルゴ「今の俺には、この力こそすべて! 貴様も強さを求めるのならば俺たちとともにこい!」
ドモン「そんなことをして強くなって、いったい何になる!? アルゴ!」
サイ・サイシー「アニキ、アルゴのおっさんにそんなこといってもムダだって」
ドモン「サイ・サイシー! 少林寺の復興はどうなる!?」
サイ・サイシー「そんなものはもういいのさ、アニキ。なぁ、アニキも俺たちと一緒に強くなろうぜぇ!」
ドモン「サイ・サイシー!」
ジョルジュ「あなたにはどうしても、あの方のすばらしさがわからないようですね」
ドモン「当たり前だ! だれがキョウジのいうことなど!」
ジョルジュ「ならば、ここで死んでもらいますよ」

<敵全滅・味方援軍1&敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
ドモン「なんだと!? バカな、あいつらの機体は確かに破壊したはず……どういうことだ!?」
???(マスター)「フフフフフフ」
ドモン「なんだ、あのガンダムは!?」
レイン「ドモン!!」
ドモン「レイン!? なぜそんなところに?」
レイン「ドモン! あのガンダムには、あなたの師匠が乗っているのよ!」
ドモン「師匠が!? そうか、心強いな」
レイン「違うの、ドモン。なにもかもその人が仕組んだことだったのよ この町の状況もその人たちを操ったことも。みんな……あなたの師匠が仕組んだことだったのよ!」
ブライト「なんだと!?」
銀鈴「レイン!? どういうことなの?」
ドモン「何いってるんだ、レイン。俺の師匠がそんなことをするわけないじゃないか」
マスター「このバカ者が! このワシの正体にまぁだ気づかんのか!!」
ドモン「師匠……? ……そ、そんな、ウソだ。師匠が……デビルガンダムの手先だなんて!」
マスター「驚くのも無理はなかろう。信じられぬのも無理はなかろう だが、これは事実だ 悲しいか、ドモン? 恐ろしいか、ドモン? お前の師匠はすべてお見通しだ だからワシを信じろ。そうすればお前は救われる。さぁ、こちらへこい ワシはいつもお前と一緒だ。ほぅら、あのデビルガンダムも……いや、お前の兄上もお待ちだぞ」
ドモン「……兄さんが待ってる……師匠が一緒……」
マスター「そうだ、ともに行こう。そして強く……強く……強く……強く……強くなるのだ」
ドモン「兄さんと師匠と一緒に……強くなる……強く……」
レイン「だめよ! 目を覚ましてドモン! ダメよ!! それは催眠術よ!!」
ドモン「…………レ……レイン!? お、俺はいったい……」
マスター「小娘が! もう少しで楽にドモンを仲間にできたものを」
ドモン「ち……違う! 俺の師匠はこんなことをする男ではない!!」
マスター「このバカ弟子がぁぁーっ! まぁだわからんのかぁ!!」
ブライト「何がどうなっているんだ……」
ベルトーチカ「艦長! 何かが上空から高速で落下してきます!!」
ブライト「なんだと!? どういうことだ!」
〔味方ユニット出現〕
ジョーカー「探したぞ、マスターアジア。武闘家として最高の地位まで極めた身でありながら、このような破壊のかぎり、許し難い」
カミーユ「また来た!? なんだっていうんだ、いったい!!」
ドモン「あなたは、まさか……シャッフル同盟の!? お待ちください!!」
ジョーカー「ドモンよ、マスターアジアはシャッフル同盟の使命を忘れデビルガンダムにその身をゆだねた反逆者。そのために我が同盟も私が最後の1人となってしまったのです。マスターアジアは抹殺せねばなりません。それが歴史上のありとあらゆる戦いを監視し続け人類の破滅を防いできた、我らシャッフルの戦士のなさねばならぬこと」
マスター「フンッ! いまさらのようにしゃしゃり出てきおって このワシを抹殺するだと!?」
ジョーカー「そうです、マスターアジア。よくも我が同盟の名を汚してくれた。その罪 貴様の命で、つぐなってもらおう!」
マスター「それが貴様らの頭をはった、もとキング・オブ・ハート 東方不敗にいうことか!」
ドモン「そ、そんな……師匠が敵だったなんて……」
ジョーカー「我が言葉に偽りなし」
ドモン「師匠! いったいどういうことなのですか!?」
マスター「やれやれ、お前がここまでアホだとは思わなんだわ。このうえはお前たちすべてを倒し、それからゆっくりとお前を仲間にしてくれよう」
ジョルジュ「フフフ。歴戦の勇士のほまれ高い彼らなら、相手にとって不足はありません」
アムロ「クッ……やはり彼らとも戦わねばならないのか」
ジョルジュ「ム……あの者たちはまさか……」
サイ・サイシー「さぁ戦おうぜぇ、アニキたち!!」
ジョルジュ「……間違いない。戦士たちよ、あの4人に手出ししてはなりません」
甲児「なんだよ、そりゃいったいどういうことだ!?」
ジョーカー「あの者たちには、我らシャッフル同盟の者と同じ、命の力を感じました。彼らこそシャッフルの紋章を継ぐ者たち。ここは私にまかせてもらいたい」
鉄也「チッ、なんでもいいが早いとこ頼むぜ」
マスター「貴様……いったい何をするつもりだ!?」
ジョーカー「我が成すべきことは、もはやこの命を極限まで燃やし、その者たちを救うことのみ」
マスター「己の命と引き換えに、そいつらを助けようというのか! そんなことをして何になる。このワシを倒すことはあきらめたのか!?」
ジョーカー「もはや覚悟はできています。私は死すとも、この志はこの場に集うた数多の戦士たちとともに、若き獅子たちに受け継がれるでしょう」
ブライト「我々も……そうだというのか」
ジョーカー「この地球の未来は、あなたがたとともにあるのです」
〔ジョーカー、チボデーのいる地点へ移動〕
〔画面、フラッシュ〕

チボデー「うおぉぉぉぉーっ!!」
〔チボデーにダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕
〔ジョーカー、ジョルジュのいる地点へ移動〕
〔画面、フラッシュ〕

ジョルジュ「くうぅぅぅぅーっ!!」
〔ジョルジュにダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕
〔ジョーカー、アルゴのいる地点へ移動〕
〔画面、フラッシュ〕

アルゴ「ぬうぅぅぅーっ!!」
〔アルゴにダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕
〔ジョーカー、サイ・サイシーのいる地点へ移動〕
〔画面、フラッシュ〕

サイ・サイシー「うわぁぁぁぁーっ!!」
〔チボデーにダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕

ジョーカー「これでよい……戦士たちよ、あとは、頼みましたよ……」
〔画面、フラッシュ〕
〔味方ユニット離脱〕

マスター「フハハハハハッ、愚かな奴よ。こんな小僧どものために、己の命を捨てるとはな。無駄なことをしたものだ」
デュオ「すぐにあんたも、そのあとを追わせてやるぜ、悪者のおっさん!」
マスター「クククククッ、ザコどもが、ほざきよるわ! 貴様ら全員、ここで死ぬがよい!」
〔轟音〕
〔画面、振動〕
〔マップ上にダメージ〕
〔敵ユニット出現〕

カトル「あれは……デビルガンダム!」
トロワ「まさか地下にあったとはな」
キョウジ「クククククク、ハーッハハハハハーーッ!!」
〔敵ユニット出現〕
マスター「さぁデスアーミーどもよ、奴らを蹴散らしてしまえ!!」
???(シュバルツ)「フフフフフハハハハハハッ! 東方不敗、マスターアジア 貴様の思うようにはさせんぞ!!」
マスター「おのれ、何やつ!?」
〔味方ユニット出現〕
ボス「あら~、またまた出てきたわよん???」
シュバルツ「どうしたどうした、ドモン・カッシュ! 貴様はしょせん、この程度のことで終わってしまう男だったのか!?」
ドモン「な……なんだと!? お前はいったい何者だ!」
シュバルツ「私はシュバルツ・ブルーダー」
レイン「ドモン、その人は味方よ! 私を助けてくれたの!」
シュバルツ「フフフフ、そういうことだ。だが今は私の正体よりも、デビルガンダムを倒すことが先決だろう。それともお前は、もう戦えないとでもいうのか?」
ドモン「クッ……貴様にいわれるまでもない!! 俺はこの手でデビルガンダムを倒し師匠を取りもどしてみせる!!」

<ドモンvsキョウジ(戦闘後)>
キョウジ「…………」
ドモン「兄さん……本気で俺を狙っていた 本気で俺を殺そうと……やっぱり兄さんは……」

<マスター撃破orHP30%以下orキョウジ撃破orHP50%以下・勝利条件達成>
マスター「チィッ、こやつら意外とやりおるわ。ここはいったん、ひいておくか」
ドモン「ま、待て!!」
マスター「ドモンよ、ワシはあきらめんぞ」
〔敵ユニット離脱〕
シュバルツ「どうやら逃げたようだな。では私もゆくとするか。諸君、また会おう! ハハハハハッ!」
〔味方ユニット離脱〕
ブライト「あの男も行ってしまったか。……シュバルツ・ブルーダー……いったい何者なんだ?」
クワトロ「わからんな……何か関わりのある人物のようだったが」
アムロ「ああ……しかし、ようやく一段落だな」
ブライト「そうだな。よし、全員帰還しろ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アムロ「もう大丈夫なようだね」
レイン「ええ。DG細胞の影響は残っていないようです」
ジョルジュ「……話はすべてお聞きしました。操られていたとはいえ、民衆を守るべき騎士がなんということをしてしまったのか……」
アルゴ「…………」
サイ・サイシー「……オイラたちがそんなことをしてたなんて……」
チボデー「ちっ、どいつもこいつもしけたツラしやがって。いまさら終わっちまったことをとやかくいってもしょうがねぇだろうが」
〔扉の開閉音〕
〔歩く足音〕

シャリー「チボデー!」
キャス「もう大丈夫なの?」
チボデー「シャリー、キャス、ジャネット、バニー、お前らも無事だったのか!」
ジャネット「ええ。マスターアジアに捕まっていたんだけど」
バニー「レインとシュバルツが助けてくれたのよ」
チボデー「そうか……」
アムロ「……それで、君たちはこれからどうする? 我々のことも聞いていると思うが……」
ジョルジュ「私は同行させていただきます。それが騎士たる私にできる唯一の罪ほろぼしでしょう。それに……デビルガンダムに苦渋をなめさせられたままでは……」
アルゴ「ああ……オレもそれでいい」
サイ・サイシー「オイラもそうさせてもらうよ。ドモンのアニキもいるし、もともと帝国とも戦ってたわけだしさ」
アムロ「ああ、歓迎するよ。君はどうだ、チボデー・クロケット?」
バニー「チボデー、あたしたちも一緒にいこうよ あたしたちみんな、この人たちに助けられたんだもん」
チボデー「ちっ。わかってるさバニー。こんだけ借りが多くちゃ、返さねぇわけにはいかねぇよな。いいぜ、俺様も一緒にやらせてもらう」
サイ・サイシー「ヘヘヘヘッ、そうこなくっちゃ。ところであんちゃん、ドモンのアニキはどうしたんだい?」
アムロ「ん? ああ……やはり自分の師匠が敵だったことが、かなりショックだったようだ。しばらくはそっとしておいたほうがいいだろうな」

沙羅「ショウ、マーベルも、ちょっと来てもらえない?」
ショウ「いいけど……どうしたんだ?」
沙羅「ちょっとね、確かめたいことがあるのさ」
〔扉の開閉音〕
※※主人公がセレインの場合、セリフ追加※※
セレイン「沙羅はどうかしたのか?」
忍「どうもしやしねぇよ。あいつが、あんなツラしてるときはあんま近寄らないほうがいいってのは、間違いないけどな ま、心配してやることもねぇさ」
セレイン「そうか……ならいいんだが」
亮「意外にそういうのが気にかかるらしいな。だが忍の言う通りだ。お前とはタイプが違うが、沙羅も自分の面倒は見れる女だからな」
セレイン「意外はよけいだ」
※※主人公がマナミの場合、セリフ追加※※
マナミ「沙羅、どうしたのかしら」
忍「どうもしやしねぇよ。あいつが、あんなツラしてるときはあんま近寄らないほうがいいってのは、間違いないけどな ま、心配してやることもねぇさ」
マナミ「そうなの? でもやっぱり、ちょっと心配だわ」
亮「フッ……やさしいんだな。だが、それに関しちゃ忍のいう通りだ 何か問題があっても、あいつは自分で対処できるさ」
マナミ「信頼してるのね、みんな」
忍「そんなんじゃねぇけどよ。まぁ、つきあいが長いからな」


ショウ「それで、どういうことなんだ?」
沙羅「ドレイクの所にいたっていう地上の人間のことさ」
マーベル「ショット・ウェポンのこと?」
沙羅「そうじゃないよ。ショウが前にいってた、地上の軍関係者ってやつ」
マーベル「なんのこと?」
ショウ「そういう話をしたのさ。マーベルは覚えていないか? 妙な女と一緒にバイストンウェルに落ちてきた男のこと」
マーベル「ドレイクの作戦参謀になった男ね ええ、覚えているわ」
沙羅「……そいつの名前は? 顔は見たことあるかい?」
ショウ「名前は知らないな。その頃にはもう俺はドレイクの所にはいなかったから 1度だけなら見たことはあったけど……」
沙羅「ちょっとこれ見て」
ショウ「そうだ、この男だよ。ショットもイヤなやつだが、この男の目つきが気になったんで、それだけはよく覚えてるよ。なんで沙羅が写真を?」
沙羅「ん……ちょっとね。ありがとう、手間とらせて悪かったね」
マーベル「大丈夫? 顔色悪いわよ」
沙羅「ああ……ちょっと部屋に戻って休むさ」
〔扉の開閉音〕
沙羅(やっぱりシャピロだったんだ。あいつがバイストンウェルの軍を連れてきた? シャピロ……あんたいったい何をしようっていうんだい)

ショット「遅くなりました、ドレイクさま。地上に出たときには、いまだスプリガンは完成しておらず、また帝国軍とも交戦がありましたもので……」
ドレイク「今頃のこのこ出てきた言い訳がそれが? まあいい、シャピロによれば帝国が混乱している今こそ、我々が介入する意味もある お前の力が必要だ」
ショット「心得ております」
シャピロ「それでこそショット殿をあてにしたかいもあるというものですな」
ショット「シャピロ殿か。さすがに帝国軍との交渉はお見事でしたな。しかしル・カイン閣下がなくなられては少々動きづらいのではないですかな?」
シャピロ「それは問題ありません。逆にあの男がいなくなったのは、我々にとっては好都合というものでしょう」
ドレイク「もうよい、シャピロ。それよりも帝国の将軍たちとの会見のほうはどうなっておるのか」
シャピロ「はい……すでに準備は整っております」

≪ブラッド≫
レイン「ドモン……」
ブラッド「レイン、今はやめておいた方がいい」
レイン「でも……」
ブラッド「俺にはあいつが、どれほどのショックを受けたか、よくわかる。だが、それはあいつ自身が自分で乗り越えなければならない問題だ。俺たちにしてやれることは、今は何もないんだ」
レイン「だけど……だけど、私はドモンのパートナーなのよ!?」
〔走る足音〕
ブラッド「あっ、おいレイン……ちっ、女ってのは面倒で困るぜ……」
ドモン(師匠……いったい何があったのですか……。厳しい修行を通じて武闘家の魂を教えてくれたのは師匠ではありませんか……)
【シナリオエンドデモ終了】


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