No.24C
浄化
【シナリオデモ開始】
ノイン「こちらへ。リリーナ様がお待ちになっています」
アムロ「……さすがに緊張するな」
エイジ「アムロさんもですか? 英雄と呼ばれた人でもやっぱり緊張してるんですね。少し安心しました」
アムロ「冗談じゃない、俺だって一般人だよ まったく、こういう時にはロアンが頼りになる」
ロアン「ははは、あまり無骨な顔が並んでは完全平和主義に賛同するなんていっても信用されないかも知れませんからね。ブライト艦長が僕たちを代表に選んだのも、案外それが理由かもしれない」
銀鈴「あら、私たちが一番平和的な顔してるってこと? どうかしら……。ねえ大作君?」
大作「そ、そうなんですか?」
ノイン「皆、緊張などは無用のことです。リリーナ様は無意味な儀礼などとは無縁の方……お会いになればわかります」
エイジ「はぁ……。ところでノインさん、僕たちの艦は無事移動できましたか?」
ノイン「街外れの山間部に近い谷間に極秘で設備を整えてあります すでに移動は完了したと、連絡がありました」
アムロ「そこらへんはブライトたちにまかせておけば大丈夫さ それより、着いたようだぞ」
銀鈴「ほら大作君、ネクタイ直して」
大作「あ……、い、いいです。自分で……」
ノイン「リリーナ様、ノインです。もと地球解放戦線の方々をご案内しました」
リリーナ「サンクキングダム代表、リリーナ・ピースクラフトです ようこそいらっしゃいました。お会いできて、うれしく思います」
アムロ「もと地球解放戦線所属、アムロ・レイです。我々の入国をこころよく受け入れて下さったことを感謝します」
リリーナ「いいえ、当然のことです。私たちのかかげる完全平和主義がこの先いかに厳しいものであるか予想もつきません。しかし、少しでもこの理想を広げていくことが、この戦乱に満ちた世界を救う唯一の方法であると信じています もと地球解放戦線機構のあなた方に来ていただいて、本当に喜んでいるのですよ」
ノイン「…………」
アムロ「……光栄です」
リリーナ「ふふ、堅苦しい言葉づかいはしないで下さいな、アムロさん ところで……、ガンダムパイロットのヒイロ・ユイは……ご一緒ではないのですか?」
アムロ「ヒイロ……ですか? 彼は少し前に、我々と別れました お知り合いだったのですか?」
リリーナ「……お友だちです。そうですか……ヒイロは、行ってしまったのですか……」
エイジ「あ、あの、リリーナさん、がっかりしないで下さい。そのうち必ず帰ってきます そうしたら、すぐにお知らせしますから」
リリーナ「……ありがとう。あなたは……エイジさん?」
エイジ「は、はい! エイジ・アスカです!」
リリーナ「そう、あなたが。お知らせしたいことがあるのよ。あなたのお姉さま……ジュリア様も、今このサンクキングダムにいらっしゃいます もうお会いになった?」
エイジ「姉さんが、ここに? い、いえ、知りませんでした。そうですか……欧州にいるとは知ってましたが、サンクキングダムに……」
リリーナ「クスコの聖女隊は、ここを中心に近隣に平和をもたらす活動を展開しています。難民の救済や国々の復興……。欧州はあの方々の働きで、次第に完全平和の理想に目覚めまとまりつつあります。落ち着いたら会いに行ってあげて きっとお喜びになるわ」
エイジ「は……、はい……。そうですね、落ち着いたら……」
ノイン「…………」
アムロ「…………」
パーガン「マーチウィンドの皆様、不都合はございませんか? かようなへんぴなところに押しこめてしまって申しわけありません」
ブライト「いや、気にせんで下さい。完全平和を目指す国に戦艦を堂々と持ちこむわけにはいかない。ましてグラン・ガランを隠しておくところなど、街の中にはありませんからね」
パーガン「そういっていただければ……。不足した物資などがございましたらどうかいつでもおっしゃって下さい。すぐに用立てさせていただきます」
ブライト「ありがたい。当面はこれで十分だが必要な時はお願いしますよ」
パーガン「はい、何なりと。それではこれで通信を終わります くれぐれもよろしく……」
甲児「腰の低いじいさんだなあ。あんまり下手に出られすぎてもかえって座りが悪いぜ」
さやか「こら。もう、あんたとボスだけは何があっても表に出しちゃだめね 一発でボロが出ちゃうわ」
ボス「なんでそこで俺さまが出てきちゃうわけ?」
ルー「その凶悪な顔のどこが完全平和なのよ いっちゃなんだけど」
ボス「失礼しちゃうわね。だいたい顔のことならベンケイだって俺さまに負けちゃいないぜ!」
さやか「……不毛だわ……」
ハヤト「カミーユは何でアムロさんたちと行かなかったんだ?」
カミーユ「顔にでちゃうかもしれないでしょ。……完全平和ってやつがどれだけ信用できるか、俺にはまだわからないんです」
ファ「カミーユったら! まだいってるの?」
リョウ「いや、無理もないさ。俺だって100パーセント信用してるわけじゃない。確かに理想としてはすばらしいが、な 忍や鉄也たちの方が正しいって可能性もある その上でここにくることを選んだんだ。カミーユもそうじゃないのか?」
ショウ「彼ら、どうしてるでしょうね」
甲児「まったくだぜ。無事でいるといいんだがなあ」
チャム「甲児って、あの人たちとけんかばっかりしてたじゃない どーして心配すんの?」
ショウ「それとこれとは別だよ。チャムだって心配してるだろ?」
チャム「それはそうだけどお」
マーベル「そういうものよ。大丈夫、きっとすぐに会えるわ」
デビッド「選んだ道は違っても……か、結局みんな、平和を目指してることに変わりないもんな。奴らは奴らなりに俺たちは俺たちなりに」
シモーヌ「私は、この選択でよかったと思う。完全平和主義って言葉の響き、確かに夢みたいだけど……ジュリアさんやリリーナさんを見てると感じるもの。なんていうか……未来の、可能性を、さ」
※※リアル系主人公の場合、セリフ追加※※
レラ「セレイン、あたしはここであんたたちと別れるよ」
セレイン「いったい、どうしたんだ」
レラ「何がなんだかわからなくなったんだ。あたしには完全平和主義なんてよくわかんないよ」
セレイン「レラ……」
レラ「あたしには戦うことがすべてだったんだよ もう戦いがないっていうんならあたしにはもう何も残ってやしない!」
セレイン「ちょっと待て、レラ」
レラ「さよなら、セレイン!」
セレイン「レラ……」
アムロ「ただいま。みんな、様子はどうだ?」
ブライト「やあ、ご苦労だった。こちらは異常なしだ。そっちはどうだったんだ?」
アムロ「まあ、当たりさわりのないことを、ね。リリーナ代表はなかなか美人だったよ」
ベルトーチカ「詰まんない冗談言わないで。真面目にやってちょうだい!」
ロアン「まあまあ。実際の話、帝国軍に攻撃されるまでは、帝国軍に攻撃されるまでは、僕たちはあくまで陰の存在だから。ロームフェラの締めつけも厳しくなっているらしいが これも現状は政治の上でのことだ 待機していてくれ……というのがノインさんの意向でした」
ブライト「そうか、わかった。いざという時のために……ということだな そうだ、補給物資を受け取ったので、今メカニックたちが各機体を整備中だ。後で見にいってやってくれ」
アムロ「わかった。アストナージひとりじゃ大変だな……。すぐに行くよ」
銀鈴「ご苦労様。大変そうね、何か手伝うことある?」
アストナージ「やあ、こりゃどうも。実際、人手不足でまいってますよ 部品を山ほどもらえたのはいいけど、レインさんやシャリーがいなくなったのは痛いなあ」
アムロ「すまないな。今は君に頼るしかない。幸い、時間には余裕があるから無理をせずに頼むよ」
アストナージ「わかってます。あ、そうそう、さっき弓教授と早乙女博士がきましてね、整備を手伝わせろって」
リョウ「博士が?」
さやか「お父様が!?」
アストナージ「年寄りを馬鹿にするな、最新のメカでもまかせておけ……なんていわれまして。何とかご遠慮願いましたけどね、おそれおおくて……」
ハヤト「博士たちには重要な研究がある そりゃ確かにおそれおおいぜ」
ベンケイ「俺たちパイロットもメカニックにまかせっきりでどうするんだ、てことだな」
アムロ「その通りだ。アストナージ、自分の機体は俺たちがそれそれ受け持つから。指示してくれないか」
アストナージ「そうですか、助かります。じゃあここにパーツリストがありますから……」
さやか「他のみんなも呼んでくるわ。甲児くんにも荷物運びくらいやらせなきゃ!」
ベルトーチカ「ブライト艦長、ノインさんから通信です」
ノイン「ブライト艦長、重大な情報です 我が国の国境線に近いところで巨大な戦艦が修復中との知らせがパーガンよりありました 情報部で分析した結果、先日あなた方と交戦していた異世界の船……、オーラ・シップであると思われます」
ショウ「ウィル・ウィプス! ドレイクが!」
マーベル「こんな近くにいるなんて……」
ノイン「ブライト艦長、奴らが敵なら、国境を越えさせないでほしい いま国内で戦闘がおこれば、ロームフェラの連中の介入はさけられない。何としてでも……」
ブライト「わかりました。お知らせ下さって感謝します。ご安心下さい……我々が、向かって叩きます」
ノイン「ありがとう。では……通信を終わります。どうかご無事で……」
チャム「エレ様、シーラ様……」
シーラ「彼らはいずれやってくる。彼らの目的は、我々なのですから 我ら異世界の者が地上にある限りオーラ力は我々を引き寄せようとするでしょう」
ショウ「それはしかたがありません。そしてドレイクは、地上の争いにどこまでも介入しようとしている。放置しておけば、もっとひどいことになります!」
エレ「これ以上、地上の人たちを戦乱にまきこむことはできない……ブライト艦長。これで最後にしたいと思います。全ての憎しみの心をバイストン・ウェルへ返してやりましょう……最後にもう一度、あなたたちの力をかして下さい」
ブライト「いわれるまでもありません、行きましょう」
甲児「他人行儀ないいかたなんてしないでさ、いつもみたいに行ってこようぜ」
シモーヌ「最後だなんて、おっしゃらないで。私たち、今はともにマーチウィンドですのよ」
エレ「……ありがとう……。感謝します、良き地上の人々……」
シーラ「ショウ、マーベル、頼みますよ」
ブライト「機関始動、総員戦闘配置! マーチウィンド、出撃する!」
〔アーガマ、国境付近へ移動〕
チャム「シーラさま……なぜショウとふたりっきりでお話ししなかったの?」
シーラ「戦いが終われば、我らはバイストンウェルへ帰らねばなりません 情は……交わさぬがいい」
チャム「シーラさま……」
黒騎士「ドレイク王! 敵艦が接近してくるとの報告です! オーラ・シップをともなっていると!」
ドレイク「ほう、奴らが。ふふふ、自分から仕掛けてくるとはな……どうやら今回で決着をつける覚悟と見たぞ」
黒騎士「ドレイク王、迎撃を!」
ドレイク「女王どもめ、それほど地上に戦いを持ちこむことを嫌うか ははは、よかろう。望み通り、この地上から消し去ってくれる オーラマシンを出せい、迎え撃つのだ!!」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「浄化」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
ドレイク「きたな……女王どもめ
〔味方出現〕
〔味方ユニット出現〕
シーラ「還るべき時がきたのです……ドレイク・ルフト」
〈出撃ユニット選択〉
<戦闘開始>
<シーラvsドレイク>
シーラ「ドレイク! これで終わりにします!」
ドレイク「シーラ・ラパーナか!」
シーラ「グラン・ガラン、突撃せよ!」
ドレイク「ウィル・ウィプスでグラン・ガランを受けろ!!」
<アレン撃破>
アレン「くっ、バカな!? こんなことで俺が……」
<フェイ撃破>
フェイ「くっ! ……これで最後かよ!」
<ドレイク撃破>
ドレイク「くっ……まさか地上で討たれようとはな……」
〔敵ユニット撃破〕
マーベル「ウィル・ウィプスが……落ちる……オーラ力が……!」
<敵7機以下・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
<黒騎士撃破・敵増援2出現>
※※ショウが撃破の場合のセリフ※※
黒騎士「お……おのれ! おのれショウ・ザマッ!!」
ショウ「これで終わりだ、黒騎士!」
黒騎士「うっ! なんだ、この不快感は!? うおぉぉぉっ!!」
ショウ「なに!?」
〔敵ユニット撃破〕
[イベントデモ「ハイパーガラバ出現」]
黒騎士「ショウ!! 今度こそこの私のオーラパワーで!!」
エレ「うっ……なんという悪しきオーラか! その男、この世界から去れ!」
黒騎士「エレ・ハンムか!」
エレ「退がれ! お前はオーラ力は私が引き受ける!」
黒騎士「女1人ごときに、俺は屈するわけにはいかん!」
エレ「あぁぁぁぁぁーっ!!」
チャム「いやぁぁーっ! エレさま、だめぇぇっ!!」
〔エレにダメージ〕
〔味方戦艦撃破〕
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕
ショウ「黒騎士、貴様ぁぁぁぁーっ!!」
チャム「このオーラ力……バーン・バニングス!」
バーン「バ……バカなっ!? この私が……」
ショウ「バーンだと!? 貴様、その怨念で何を手に入れた!!」
バーン「く……力と狡猾さだ! さすれば、勝つ!!」
※※ショウ以外が撃破の場合のセリフ※※
黒騎士「お……おのれぇぇーっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
[イベントデモ「ハイパーガラバ出現」]
〔敵ユニット出現〕
???(※バーン)「フハハハハハッ! 今度こそ、この私のオーラパワーで貴様らを落とす!!」
チャム「このオーラ力……バーン・バニングス!」
ショウ「バーンだと!? 貴様……その怨念で何を手に入れた!!」
バーン「フ、フハハハハッ! 力と狡猾さだ! さすれば、勝つ!」
<バーン撃破>
※※ショウが撃破の場合のセリフ※※
バーン「なんだと!? ショウ、貴様ぁぁーっ!!」
ショウ「俺は人は殺さない! その怨念を殺す!」
バーン「な……なに!?」
※※ショウ以外が撃破の場合のセリフ※※
バーン「な……なんだと!?」
<トッド(ライネック搭乗)撃破・敵増援3出現>
※※ショウが撃破の場合のセリフ※※
〔敵ユニット撃破〕
[イベントデモ「ハイパーライネック出現」]
ショウ「トッド!? ハイパー化したのか!」
トッド「ハ……ハハハハッ! みてな、ママ。こいつらを落としてみせるぜ」
ショウ「く……トッドォォォッ!!」
チャム「ショウ!? ダメーッ! うかつにハイパーしたら……ショウ!!」
ショウ「ウオォォォォォォーッ!!」
チャム「ショウがハイパーになる! 助けてマーベルッ! エレさま! シーラさまぁ!」
エレ「ショウ、いけません!」
〔ショウ、気力+10〕
マーベル「ショウ!!」
〔ショウ、気力+10〕
シーラ「ショウ!!」
〔ショウ、気力+10〕
ショウ「くっ」
チャム「ショウ! ショウ! 大丈夫!?」
ショウ「す……すまないチャム。もう大丈夫だ。助かったよ」
チャム「よかったぁ……」
<トッド(ハイパーライネック搭乗)撃破>
トッド「く……結局、最後までこれか……あばよ、ショウ……」
ショウ「勝手に死なせるか! お前は生きて罪をつぐなえ!」
トッド「楽にさせてくれよ……。ショウ……いい夢を、見させてもらったぜ……」
〔敵ユニット撃破〕
ショウ「これが……これが、いい夢でたまるかよ! くっ……」
<敵7機以下・敵増援4出現>
〔敵ユニット出現〕
※※既にドレイク撃破の場合のセリフ※※
ショット「何!? ウィル・ウィプスが落ちたというのか。……しかし、これは私にとってチャンスかもしれん……」
シーラ「ショット・ウェポンか……」
※※まだドレイク健在の場合のセリフ※※
ショット「おそくなりました、ドレイクさま」
<ミュージィ撃破>
ミュージィ「しまったぁぁ!!」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだショット健在の場合、セリフ追加※※
ショット「くっ……ミュージィ!」
〔ショット、精神コマンド「集中」「熱血」「気合」使用〕
<ショット撃破>
ショット「こ、こんな所で俺は……ミュージィ……」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだミュージィ健在の場合、セリフ追加※※
ミュージィ「くっ……ショット様!」
〔ミュージィ、精神コマンド「集中」「熱血」「気合」使用〕
<ドレイク&ショット撃破・勝利条件達成>
※※ショウがドレイク撃破の場合のセリフ※※
ドレイク「ショウ・ザマか!? まさか貴様に討たれるとはな……」
〔敵ユニット撃破〕
ショウ「ドレイク、これで終わりだ!……シーラ・ラパーナ! 浄化を!!」
シーラ「よし! ショウ、よくやってくれました。皆の者、バイストンウェルへ帰還します!! 憎しみの心を地上に残さぬよう……」
※※マーベルがドレイク撃破の場合のセリフ※※
ドレイク「マーベル・フローズンか!? まさか貴様に討たれるとはな……」
〔敵ユニット撃破〕
マーベル「やったの……?」
ショウ「ああ、マーベル。……シーラ・ラパーナ! 浄化を!!」
シーラ「よし! マーベル、よくやってくれました。皆の者、バイストンウェルへ帰還します!! 憎しみの心を地上に残さぬよう…」
※※ショウorマーベル以外がドレイク撃破の場合のセリフ※※
ドレイク「なんだと!? まさかこんなところで討たれようとは……」
〔敵ユニット撃破〕
ショウ「ウィル・ウィプスが落ちた……シーラ・ラパーナ!! 浄化を!!」
シーラ「よくやってくれました! 皆の者、バイストンウェルへ帰還します!! 憎しみの心を地上に残さぬよう…」
※※ドレイク撃破後にショット撃破の場合のセリフ※※
ショット「こ、こんなところで!?」
ショウ「シーラ・ラパーナ!! 浄化を!!」
〔敵ユニット撃破〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔画面、フラッシュ〕
ブライト「な、なんだ!?」
〔画面、フラッシュ〕
〔敵ユニット消失〕
ベルトーチカ「光が……」
〔画面、フラッシュ〕
〔敵ユニット消失〕
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
甲児「行っちまった……」
ルー「消えたわ……。敵も、味方も……」
カミーユ「帰ったんだ、彼らの世界に」
アンナ「海と大地のはざまにあるもうひとつの世界、バイストン・ウェル…… 彼らは、そこに帰ってもまだ戦い続けているのかしら? それとも、帰るべき場所に帰って、再び共存をはじめるのかしら……」
アムロ「さあな。俺たちには、もうわからないさ 地上にはもう、彼らはいない……」
デビッド「つわものたちの、夢の跡……か」
ブライト「……」
ベルトーチカ「ブライト艦長、レーダーに反応! 識別は……オーラシップ!? ショウたちだわ!」
ブライト「なんだって!? 彼らは、シーラ女王の力で地上から消えたんじゃなかったのか?」
ブライト「……それで、どういうことなのでしょう?」
※※シーラが仲間にいる場合のセリフ※※
シーラ「この地上……いえ、地球圏には悪意がうずまいています それを取り除くことこそが、我らに課せられた役目となったのでしょう」
チャム「じゃあ、それが終わるまであたしたち帰れないの?」
シーラ「そうですよ、チャム。」
チャム「だって、エレ様は帰ることができたのに」
シーラ「バイストン・ウェルのほうはエレ様にまかせましょう 我らは課せられた役目を果たすことを考えましょう それが果たされた時にこそ、もどることもできましょう ブライト艦長 我らは今後もあなたがたと行動をともにいたします」
※※エレが仲間にいる場合のセリフ※※
エレ「この地上……いえ、地球圏には悪意がうずまいています それを取り除くことこそが、我らに課せられた役目となったのでしょう」
チャム「じゃあ、エレ様、それが終わるまであたしたち帰れないの?」
エレ「そうですよ、チャム。」
チャム「……シーラ様は帰ることができたのに」
エレ「バイストン・ウェルのほうはシーラ様にまかせましょう 我らは課せられた役目を果たすことを考えましょう それが果たされた時にこそ、もどることもできましょう ブライト艦長 我らは今後もあなたがたと行動をともにいたします」
ブライト「願ってもないことです。あらためてよろしくお願いします」
アムロ「ショウたちがもどってきてくれたことはうれしいが、逆にこれから先が厳しいって証拠かもな。気持ちを引き締めるべきだな」
ブライト「ああ、そのとおりだ。……みんな、サンクキングダムにもどるぞ」
〔アーガマ、サンクキングダムへ移動〕
ノイン「ブライト艦長、無事でなによりでした。こちらでもロームフェラによるけん制の動きはあったものの、戦闘終了と同時に引き上げていったようです」
ブライト「それはよかった……」
ノイン「我々はただ見ていることしかできない……すまないと思います」
ブライト「いえ、気になさらないで下さい。我々は、このためにサンクキングダムに来たのですから」
バスク「退却した奴らを迎撃しろ! 月面制圧部隊! 抵抗する奴らは射殺するのだ!」
ジャミトフ「ふふん、手こずらせおって……。しかし、作戦は成功だ。これでようやく奴らムゲ帝国から月を奪い返すことができたというわけだ」
デルマイユ「全く、新型モビルドールの働きはすばらしい トレーズめ、何のかんのと文句をいいおったが、この結果を見れば誰が正しかったかは、はっきりする!」
ジャミトフ「バスクよ、帝国軍の中枢は、月から離脱したらしいな」
バスク「はっ、残念ながら……。追撃に向かわせておりますがどうやらアステロイド・ベルトに逃げこむつもりかと……」
ジャミトフ「あせるなよ。勢力は逆転したのだ。今後は我々が月に根拠を築き、一気にせん滅をはかればよい 月面の制圧に全力をあげろ」
バスク「ははっ、了解であります!」
デルマイユ「ふん、裏切り者のシャピロめが……。ふくろのねずみとは、このことだ」
弓教授「君たち、ご苦労だったね」
ルー「弓教授! それに早乙女博士もどうしたんですか?」
甲児「まさか、また整備を手伝おうってつもりじゃないでしょうね?」
早乙女博士「バカもん、そんなヒマがどこにあるか!」
甲児「……はあ……」
弓教授「実は、良い知らせが届いたんだ。このサンクキングダムに我々の研究所を建ててくれるというんだよ」
さやか「お父様、本当!? すごいじゃない!」
弓教授「アムロくんたちのところへリリーナ代表の使いがきてな そう知らせてくれた。光子力研究所や早乙女研究所ほどの規模ではないが、助かるよ 理論をどんなに完成させても、実験ができなければどうしようもないからね」
リョウ「博士、リリーナ代表といってましたが……、完全平和主義の国でゲッター線や光子力エネルギーの研究を、よく認めましたね」
早乙女博士「むろん、最大の目的はそれらの平和利用じゃ ノインさんがうまく話してくれたよ。なあに、わしや弓教授 それに兜博士の研究も、そもそもの目的は平和利用だったんだからな。こんな世界にさえなっちまわなければ」
ハヤト「ゲッターやマジンガーと、そのエネルギーの平和利用か……確かに、こんな世界じゃ考えもできなかったぜ……」
ベンケイ「完全平和主義か……。案外、俺が考えていたよりも骨のある代物かも知れないな……」
リョウ「ああ。ムゲ帝国と戦っていた頃とはまるで違う 未来のことを考えるってのは、良いものだ」
早乙女博士「さあ、そんなわけで準備をせにゃならん書類や実験器具が山ほどあるんじゃ。ほら、お前ら、手伝いにこんか!」
デビッド「何でえ、つまりそれをいいに来たんだな!」
シモーヌ「ふふふ、いいじゃないの。博士、手伝いますわ。何からなさいます?」
弓教授「ああ、女性の諸君はかまわないよ力仕事だからね さあ君たち、すまんが頼むぞ」
甲児「ちぇーっ、何だよ、そいつはないぜ!」
さやか「まあ、お父様ったら……」
【シナリオエンドデモ終了】
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