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No.28C-2
OZ分裂 後編

【シナリオデモ開始】
スウィートウォーター
ブライト「降下位置がずれたか……カミーユはどうした!?」
ベルトーチカ「反応ありません。ジャブローに先行したと思われます」
ブライト「いかんな……よし、こちらも急ぐぞ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「OZ分裂」後編


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
カミーユ「……先につきすぎたな……」「しばらくこのまま待機するか……うっ、なんだ、これは……」
〔敵ユニット出現〕
カミーユ「サイコガンダム!? フォウ……なのか!? いや……あそこにはいない……基地の方か?」
〔サイコガンダム、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

カミーユ「……フォウだ……間違いない。フォウがいるんだ」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔カーソル、基地へ移動〕
カミーユ「こっちか……」
???(フォウ)「とまれ、怪しい奴! 動くと撃つ!」
カミーユ「くっ!!」
フォウ「ばぁーんっ! あはっ、あはははははっ!」
カミーユ「フォウ……」
フォウ「カミーユ」
カミーユ「フォウ!!」
フォウ「カミーユッ!  必ず会いに来てくれるって、思ってたよ」
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

フォウ「ここなら大丈夫だよ」
カミーユ「フォウ……本当の名前はわかったのかい?」
フォウ「ッ!!」
???(ウォン)(フォウ、記憶が欲しいなら敵を倒すことです)
フォウ「……はい、コーラ。おいしいよ」
カミーユ「フォウ……」
フォウ「でも変だ。おフロに入るまで、カミーユのこと忘れてたんだよ? なんでだろうね」
カミーユ「僕のこと、キライになったんだろう」
フォウ「あはははは。ずっと好きよ。でもあたしは変わってしまうの。サイコガンダムに乗ると。頭がカラッポになって、別の私が入り込んでくる。だから……」
カミーユ「だめだ。フォウはあのマシーンに乗っちゃいけない」
フォウ「うん、カミーユがそうしろっていうんなら、もう乗らない ……ねぇカミーユ……あなた、あたしの敵じゃないよね?」
カミーユ「当たり前じゃないか。フォウ、行こう もうすぐ僕の仲間がくるんだ」
フォウ「……うん、カミーユと一緒なら、どこへでもいくよ」
【戦闘マップ3終了】

【戦闘マップ4開始】

スペシャルズ「……ですから、もうしばらくすればギブスはとれます。ですが……」
ジェリド「なに……カミーユ・ビダンだと!? どけっ!! カミーユ、貴様よくもぬけぬけと!!」
〔銃声〕
カミーユ「くっ、ジェリド特尉か!? フォウ、急いで」
〔走る足音〕
ジェリド「待てカミーユ! ……うっ、くそ、足が……」
【戦闘マップ4終了】

【戦闘マップ5開始】

〈出撃戦艦選択〉

ウォン「これはこれは、マーチウィンドの皆さんがいらっしゃるとは では盛大に歓迎して差し上げましょう」
〔敵ユニット出現〕
マーキロット「ふふふふ、OZに逆らう愚か者には、神の手による裁きが必要」
シジーマ「くくくくく、ここがお前たちの死に場所よ!」
〈出撃ユニット選択〉
ブライト「敵も出てきたか……よし、ジャブロー基地の周辺から敵を一掃するんだ。長引くと不利だ 一気に制圧しろ!」
<<アーク>>
アーク「クワトロ大尉、Zが合流していません」
<<セレイン>>
セレイン「大尉、カミーユはやはりいないようだ」

クワトロ「カミーユ、一体何をしているのだ?」
〔カーソル、前進〕
フォウ「……密林の中って、すごいんだね……どこに行くの?」
カミーユ「君の記憶をマーチウィンドで治す」
フォウ「記憶? あたしの記憶?」
カミーユ「何を言ってるんだ。ネオホンコンにいたとき、あんなに記憶を欲しがっていたじゃないか」
???(ウォン)(記憶を取り戻したければ、敵を倒さなくてはね……)
フォウ「う……」
<戦闘開始>

<2EP・敵増援1出現>

〔カーソル、前進〕
カミーユ「戦闘が……早く戻らなくては」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

フォウ「あ……うぅぅぅ……」
カミーユ「フォウ、大丈夫か?」
フォウ「う、うん、ちょっとめまいがしただけ」
カミーユ「薬がいるのか?」
フォウ「大丈夫よ……」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

フォウ「あくぅぅぅ……ううぅっ……」
カミーユ「フォウ……フォウ!? 君は……」
フォウ「……お前は……誰だ? ……敵だな?」
〔走る足音〕
カミーユ「待てよフォウ! 目を覚ますんだ。俺だ、カミーユだ。わからないのか!?」
フォウ「わかる!」
カミーユ「わかる……?」
フォウ「カミーユ・ビダンはレジスタンスの戦闘パイロットだ マーチウィンドの中核の戦士として認知されている」
カミーユ「フォウ……カミーユなんだよ、俺、カミーユ・ビダンだ!」
〔平手で叩く音〕
カミーユ「つっ……フォウ!?」
〔敵ユニット出現〕
〔サイコガンダム、カミーユのいる地点へ接近〕

カミーユ「よせ! あれを呼んじゃいけない! フォウ!」
〔サイコガンダム、フォウのいる地点へ隣接〕
〔サイコガンダムのパイロット、無人→フォウへ変更〕
フォウ「…………」
カミーユ「だめだフォウ! それは悪魔のマシーンだ。それに乗っちゃいけない!」
フォウ「いいかげんにしろ!」
カミーユ「フォウ!」
フォウ「お前たちはあたしをいじめてきた。あたしの記憶を奪ったのは、お前たちだ!」
アムロ「サイコガンダム!?」
クワトロ「まさか、カミーユは……あそこか!」
ウォン「クックックッ、それでいいのです。さぁ、こっちへ戻りなさい、フォウ」
フォウ「………………」
〔フォウ、基地へ移動〕

<3PP・味方援軍1出現>
クワトロ「カミーユ! 早くZに乗れ!」
カミーユ「僕にフォウと戦えっていうんですか!?」
クワトロ「そうは言っていない。だがそうしていても解決はせんぞ 答えは、Zの中で見つけろ。君にはそれしかあるまい」
カミーユ「くっ…………」
〔味方ユニット出現〕
カミーユ「フォウ! 戦っちゃいけない!」
フォウ「出てきたか、Z」
アムロ「カミーユ、離れていろ!」
カミーユ「やめてくださいアムロ大尉! 攻撃はしないで」
アムロ「どうしろというんだ!?」

<敵全滅or7PP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
ウォン「ククククク、さぁお行きなさい、デンジャラス・アレンビー その完成されたサブリミナルシステムにより潜在能力が120%発揮されるのだ」
アレンビー「うああぁぁぁぁーっ!」
ドモン「アレンビー!?」
アムロ「ドモン、あの娘を助けたければ止めてみせろ! 戦闘を強要するシステムはジャブローにあるはずだ 俺たちが敵を排除できれば、解除できる」
ドモン「承知した! アレンビー、奪われたお前の魂はこの俺の拳で取り戻してやる!」

<カミーユがフォウを説得>

カミーユ「フォウ! 俺だ、カミーユだ。戦いをやめてくれ、フォウ!」
フォウ「ハエがちょこまかと……うぅ……頭が……!」
カミーユ「フォウ、そのマシーンに乗っていちゃいけないんだ! 返事をしてくれ、フォウ!」
フォウ「うぅっ……カ、カミーユ……あなたなの?」
カミーユ「フォウ、気づいたのか? よし、コックピットをあけろ サイコガンダムにいてはいけない。はやく!」
〔敵ユニット出現〕
フォウ「あっ!?」
ジェリド「死ねぇっ、カミーユゥゥゥーッ!!」
※※フォウフラグ成立の場合のセリフ※※
カミーユ「ジェリドか!? させるものか!」
〔ジェリドにダメージ〕
ジェリド「なに!? くそぉっ、奴は後ろにも目があるとでもいうのか!?」
カミーユ「フォウ、いまのうちだ。はやく! そのマシーンを降りるんだ!」
フォウ「カミーユ……で、でもあなたが……」
カミーユ「ここはまかせてくれればいい。フォウ、急いで!」
フォウ「わ、わかったわ」
〔敵ユニット離脱〕
※※フォウフラグ未成立の場合のセリフ※※
フォウ「来るなぁっ!」
〔フォウ、カミーユのいる地点へ移動〕
カミーユ「フォウ!?」
〔フォウにスパーク〕
フォウ「あぁっ!? きゃあぁぁぁぁぁぁーっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
カミーユ「あ…………フォウ……フォォォォォォゥッ!!」
ジェリド「しくじったか!? くそっ! 次ははずさんぞ、カミーユ!!」
カミーユ「貴様ぁぁぁぁーっ!」


<ドモンがアレンビーを説得>
ドモン「アレンビーッ!!」
アレンビー「ドモン!? ドモンなの? さぁ……戦おうよ! 戦ってよ! アタシとぉぉーっ!」
ドモン「待てアレンビー、思い出せ! 俺たちはこんな形の戦いを望んでいたわけではなかったはずだ!」
アレンビー「ううぅぅぅぅっ……ド、ドモン……?」
ドモン「アレンビー!? シャッフルの証しよ、願わくばアレンビーの魂の拳を、呼び戻してくれ!」
〔紋章の発光音〕
〔画面、フラッシュ〕

アレンビー「う……ドモン……アタシ……」
ドモン「ようやく元にもどったな。大丈夫だ システムは破壊してやる 安心して休んでいろ」
アレンビー「うん……アタシ、とっても疲れちゃった……少し、眠らせて……」
〔敵ユニット離脱〕

<アレンビー撃破>
アレンビー「ドモン! ドモンはどこ!? きゃあぁぁぁーっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
ドモン「アレンビーッッ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ウォン「ええい、こんなことになるとは……しかたがない脱出しますか」
〔敵ユニット出現〕
〔ウォン、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

※※フォウフラグ未成立の場合のセリフ※※
カミーユ「フォウ、フォウ!」
フォウ(カミーユ……悲しまないで。これであたしは、いつでもあなたに会えるわ。本当に……あなたの中へ入ることができるんだから……)
カミーユ「フォウ!? しっかりしろ、フォウ! 目をあけろよ! ウソだろ こんなの、ウソだろ!? フォォォォォーウッ!!」
アムロ「人は……同じ過ちを繰り返す……まったく……」
クワトロ「同じか……」

【戦闘マップ5終了】

【シナリエンドデモ開始】

≪フォウフラグ成立≫
ジェリド「くそぉぉぉーっ!! すまん、ライラ、カクリコン、マウアー。俺は 俺はいつか必ず奴に怨念返しをしてみせる! 必ずだ!」

≪フォウフラグ成立≫
フォウ「カミーユ……カミーユゥッ!」
カミーユ「フォウ! 無事でよかった……フォウ」
フォウ「カミーユがいてくれたからだよ」
カミーユ「フォウ、君の記憶はきっと取り戻すよ」
フォウ「ううん、もういいの。だって、これからはずっとカミーユと一緒だもの 想い出だって、いくらでも作れるから……」
カミーユ「ああ……そうだ、フォウ。そうだよ」
クワトロ「カミーユ、サイコガンダムは破壊した。大丈夫だとは思うが薬物の問題もある。ハサン先生にみてもらえ」
カミーユ「ありがとうございます、大尉。さぁ、行こう、フォウ」
フォウ「うん、カミーユ」
アムロ「俺たちと同じにはならなかったか……よけいな心配だったようだな」
クワトロ「ああ……そうでなくては、人の未来に期待など持てんよ……」
ファ「……カミーユ……」
ジュドー「あ~あ、ファさんかわいそうに」
リョウ「ほう、来たばかりなのにもうファがカミーユを好きなのがわかるのか」
ジュドー「そりゃ、わかるに決まってるじゃない」
甲児「でも、ファは押しが弱いからなぁ。カミーユもひどい奴だな」
シモーヌ「あんたもそうならないように気をつけなさいよ」
甲児「大丈夫大丈夫」

≪フォウフラグ未成立≫
カミーユ「フォウ…………」
クワトロ「カミーユ……かわいそうだが、 君はまだ戦うことをやめるわけにはいかない身だ。戦士は生きている限り戦わねばならんのだ」
カミーユ「……大尉……シャア……アズナブル。あなたは……こんなことがもう起きないような世界をつくらなくちゃいけないんだ」
クワトロ「……ああ……そうだな、カミーユ……」
カミーユ「う……うわぁぁぁぁぁぁーーっ!!」

マスター「フフフフ、奴らに手ひどくやられたようだな」
ウォン「……まぁいいでしょう。まだ私にはデビルガンダムとBF団の協力がある」
マスター「財団とやらの方はよいのか」
ウォン「クククク、しょせん伝統にしがみついているような連中ですよ」「それよりも先生の方はどうですか」
マスター「うむ、奴らが再びあらわれたのは都合がよいわ これで目的も達成しやすくなるというものよ」
ウォン「これは頼もしいですな。期待していますよ、東方先生」

デルマイユ「諸君、いよいよ我々が地球圏を正しく導いていく時代が来た。支配すべき階級である我々は、OZの強化された戦力を地上、そしてコロニーへ派遣することによりどれほど強大な力を持っているかを見せつけることで、世界に秩序を与えるのである。そして、古き良き 伝統と格式の時代を再び迎え、世界を統治しようではないか、諸君」
ジャミトフ「名演説だな、デルマイユ公。トレーズ、これからもOZを頼むぞ」
トレーズ「デルマイユ公、ジャミトフ閣下、私はロームフェラ財団の進む道に賛同いたしかねます」
デルマイユ「なに?」
トレーズ「古き良き伝統とは、人間の奥深い感情が築き上げたいたわりの歴史。私は、戦うことが時に美しいことと考えるとともに命が尊いことを訴えて、失われてゆく魂に哀悼の意を表したい」
ジャミトフ「トレーズ……貴公ほどの地位にあるものがロームフェラに反抗するつもりか?」
トレーズ「私は、人間に必要なのは絶対的な勝利ではなく、戦う姿、その姿勢と考えます。しかし、ロームフェラの築く時代は後の世に恥ずべきものとなりはしないでしょうか。今この世界には私の理想を越えて、未来を見続ける戦士たちがおります かつての帝国の支配の時代、そして今ロームフェラが世界を支配しようというこの時代においても彼らはまだなおも、理想のために戦う意志を持ちつづけているのです」「美しく思われた人々の感情は常に悲しく、重んじた伝統もいずれは弱者たちの叫びの中へ消え失せる。戦いにおける勝者は歴史の中で衰退という終止符を打たねばならず新たな時代の担い手は敗者の中にこそ生まれいずる」
デルマイユ「トレーズ、何がいいたい?」
トレーズ「私は、敗者になりたい」
デルマイユ「……本気のようだな。反逆は本来ならば銃殺だが、血なまぐさいことは、したくない。これまでの功績もある トレーズ、お前を幽閉する」

ツバロフ「そうですか、武装解除には応じませんでしたか やはりトレーズ特佐の息のかかった者たちは、一筋縄ではいきませんな」
デルマイユ「トレーズめ、よけいな仕事を増やしおって」
バスク「だからトレーズなどにまかせねばよかったのだ」
ジャミトフ「バスク、いまさらそれを言っても しかたあるまい。OZはこのわしが自ら指揮を執ることにした。トレーズ派の反乱に反OZの者どもが 結びつくとやっかいだな、特佐」
バスク「はっ、オペレーション・ノヴァを実行に移します トレーズ派もろとも反対勢力を一掃してご覧にいれましょう」
【シナリオエンドデモ終了】


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