No.31Ｂ
悪魔と呼ばれたガンダム
【シナリオデモ開始】
ギャリソン「いかがでございました、万丈様？」
万丈「やっぱり使徒やゲスト襲撃の理由に関しては何も聞けなかったよ」
甲児「なんでぇ、それじゃこの前のブライト艦長の時と一緒じゃねぇか」
万丈「でもないよ。ドモン、デビルガンダムの居場所がわかったよ」
ドモン「ほ、本当か！？」
万丈「ああ。碇指令が教えてくれた数少ない情報だよ。場所はホンコンのすぐ横にある小島、ランタオ島。現在はウォンの所有地となっている所だ」
ドモン「ランタオ島‥‥」
リョウ「しかし、どうして碇司令はそのことを？ もしかしてデビルガンダムにも関係してるのか？」
万丈「碇司令も最近知ったようだし、無関係であることは確かのようだな」
ドモン「‥‥すまないが、俺はここでお別れだ」
レイン「ドモン！？」
ドモン「俺はデビルガンダムを倒す。倒さねばならない。しかし、みんなを俺のワガママに付き合わすワケにはいかない。これは俺の戦い、私怨だから‥‥」
万丈「今さら何を言いだすのかと思えば‥‥」
甲児「そうだぜ。俺達もあのデビルガンダムには借りがあるんだ。一人だけ抜け駆けしようたってダメだぜ」
レイン「みんな‥‥」
ドモン「いいのか？」
万丈「デビルガンダムを野放しにするのは危険だ。それにウォンも絡んでいるとなるとなおさらだよ」
リョウ「何より、俺達は仲間じゃないか。今までだって、そしてこれからも、だろ？」
ドモン「‥‥感謝する」
万丈「では目的地が決まったところで、もう一つ報告がある。葛城大尉達の正式な出向が許可された」
さやか「正式？」
万丈「ああ。この前の出向は碇司令の独断だったようだ。今回は連邦政府のお墨付き。それも無期限ときている」
ギャリソン「なるほど。トレーズ代表ですか」
万丈「ああ。少しあざとすぎるけどね。それに、以前の出向が独断というのもひっかかる。まあ、何か意図があるんだろうな」
ハヤト「トレーズと碇司令、どちらかの意図か？ ‥‥ということだな」
万丈「まぁね」
さやか「それにしてもあのエヴァっていったい‥‥」
万丈「それもシークレット。しかし、もうあの状況になることはないと言っていたけどね」
忍「当てになるのか？ ありゃ本物の化け物だぜ」
万丈「碇司令は黙秘はするがウソはつかない人だ。その事に関しては信用できると思う」
ショウ「では、今までどおりというワケなのか？」
万丈「ああ。まあ、以前の状態でも結構危険だったからな、あの初号機は」
甲児「なんにせよ、仲間が増えるのはいいことだな。まあ、あのクソ生意気な女は別だけどな」
アスカ「なんですってっ！！」
甲児「どわっ！」
アスカ「ふん！ 人を中傷する奴は自分がその人物より劣っていることを心が認めたがらないことの現れだって知ってた？」
甲児「なんだとぉ！？」
ミサト「まぁ、まぁ、せっかくまた一緒に戦うんだから仲良くしなさい。それとも喧嘩するほど仲がいいってやつ？」
アスカ「誰がこんな奴！ あ～！ 想像しただけで吐き気がするわ！」
甲児「それはこっちのセリフだ！」
アスカ「なによ！」
甲児「何でぇ！」
リツコ「‥‥先が思いやられるわね」
冬月「Ａ計画、Ｅ計画はほぼ最終段階。残るは最後の１つだな」
ゲンドウ「老人どものおかげでこちらも変更せざるを得ない。それまでにはもう少し時間が必要だ」
冬月「その為の再出向か？」
ゲンドウ「カードはこちらの手の中だ。焦る必要はない」
冬月「しかし、月でのこと、このまま放置しておくつもりなのか？」
ゲンドウ「それは我々の仕事ではない。それに奴等にはアレを使いこなすことはできんよ」
冬月「‥‥碇、何を考えている？」
ゲンドウ「‥‥」
万丈「葛城大尉、シンジ君の容体はどうだい？」
ミサト「身体のほうは問題ないわ」
万丈「ん？ すると精神面でなにか問題でも」
ミサト「え？ あ、ああ、言い方がマズかったわね。心身共に問題ないわ。ただ、あの時の記憶がないみたいだけど」
万丈「記憶が？ するとやはりエヴァが勝手に‥‥」
ミサト「赤木博士によるとエヴァとの一体化が考えられるそうだけど、それ以上は‥‥」
万丈「葛城大尉もエヴァのことは知らない、と？」
ミサト「‥‥ええ」
万丈「‥‥なるほど」
〔カーソル、香港へ移動〕
ドモン「ん？ シュバルツ、どこにいく？」
シュバルツ「今回の戦い、私は参加できない」
ドモン「‥‥どういうことだ？」
シュバルツ「この目で確かめておかねばならぬことがある。そしてなさねばならんことも」
ドモン「どういうことだ？」
シュバルツ「いいか、よく聞け、ドモン。これよりいかなることがあってもお前はお前の進むべき道をゆけ。
決して惑わされるな。それがお前に託された想いだ。そして俺の想いでもある‥‥」
ドモン「あ、あなたは‥‥」
シュバルツ「ドモン！ お前にはかけがえのない仲間とかけがえのない人がいる。それをつねに心で感じておけ、いいな。ではさらばだ！」
ドモン「シュバルツ＝ブルーダー‥‥」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「悪魔と呼ばれたガンダム」
【戦闘マップ開始】
〈出撃ユニット選択〉
側近「オーラシップ‥‥破嵐万丈達ですね」
ウォン「奴等、どうやってここを！？」
側近「いかがなさいますか？」
ウォン「‥‥まぁ、いい。奴等をだせ。その間に作業を終わらせる」
側近「‥‥はっ。しかし、アレンビーまで出してよろしいのですか？」
ウォン「かまわん。うまく行けばこの戦いで覚醒できるかもしれないからな」
側近「かしこまりました」
ドモン「‥‥いよいよか」
レイン「‥‥」
ドモン「‥‥レ、レイン？ どうしたんだ、離れろよ‥‥」
レイン「お願い‥‥、ドモン‥‥約束して、必ず‥‥必ず生きて戻るって‥‥でなきゃ戦いになんか行かせない、行かせたくないの！」
ドモン「レイン‥‥」
レイン「‥‥」
ドモン「‥‥ああ。俺は勝つ。必ず勝つ！ そしてちゃんと帰ってくる。だから‥‥俺を、信じてくれ」
レイン「‥‥うん」
ドモン「それじゃ、行ってくる」
〔味方ユニット出現〕
ドモン「かけがえのない人‥‥か」
〈出撃ユニット選択〉
※※レイン出撃の場合、セリフ追加※※
レイン「ドモン、あなただけを戦わせるワケにはいかない。‥‥私も戦うわ」
ドモン「言っても無駄だろうな」
レイン「わかってるでしょ？」
ドモン「ああ」
レイン「じゃ、決まりね」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔ドモン、ハイパーモード発動〕
ドモン「‥‥よし！」
〔敵ユニット出現〕
ミケロ「待たせたようだなぁ、ドモン＝カッシュ！」
チャップマン「ここで決着をつけようか」
ドモン「やはり出てきたか‥‥望むところだ！ キングオブハートの名にかけて、貴様等を倒す！」
〔味方ユニット出現〕
ドモン「ノーベルガンダム‥‥」
アレンビー「ドモン！」
ドモン「アレンビー！ 元に戻ったのか！？」
アレンビー「ドモン！ 逃げて！」
ドモン「何を言ってるんだ！？」
アレンビー「はやく‥‥でないとバーサーカーシステムが‥‥あたしをあたしじゃなくしちゃう‥‥」
ドモン「バーサーカーシステム？ どういうことなんだ、アレンビー！？」
アレンビー「はやく‥‥うっ！」
〔アレンビー、バーサーカーモード発動〕
ドモン「アレンビー‥‥」
アレンビー「ウ、ウ‥‥ウオォォォォォォッ！！」
ドモン「アレンビー！」
ウォン「ふぁっはっはっはははは！ ドモン＝カッシュ！ 私にとって貴様は不要なのだよ！」
ドモン「なにっ！」
ウォン「度重なる戦闘で傷ついた今のコアはそう長くは持たない。そもそも男には無理があったのだ」
ドモン「何を言っている！？」
ウォン「そんなこともわからんとはな。あの師匠にあって、この弟子あり、か」
ドモン「師匠！？ マスター＝アジアがいるのか！？」
ウォン「ああ。ま、生きていたらだがね」
ドモン「貴様‥‥」
＜戦闘開始＞
＜２ＥＰ・敵増援１出現＞
〔敵ユニット出現〕
あしゅら「Ｄｒヘル、全軍の配置、完了しました」
Ｄｒヘル「よいか、ここで奴等との決着をつける。心してかかれ！」
あしゅら「はっ！」
ウォン「Ｄｒヘル殿、これはどういうことですかな？」
Ｄｒヘル「どのみち奴等は邪魔な存在なのであろう？ ならば我々が片付ける。それで文句はあるまい？」
ウォン「‥‥まぁ、いいでしょう。ならばきっちりとその役目、果たしていただけますな？」
あしゅら「貴様！ 誰にものを言っているつもりだ！」
Ｄｒヘル「やめよ、あしゅら男爵。 ‥‥無論だ。貴様に言われるまでもない」
ウォン「‥‥期待しましょう」
≪まだＤｒヘル健在≫
＜３ＥＰ＆敵５０％以下・敵増援２出現＞
Ｄｒヘル「まだまだ！」
〔敵ユニット出現〕
≪まだＤｒヘル健在≫
＜４ＥＰ＆敵５０％以下・敵増援３出現＞
〔敵ユニット出現〕
＜３ＥＰ・第３軍増援１出現＞
〔第３軍ユニット出現〕
ブンドル「ロンド＝ベル‥‥さすがに素早い」
カットナル「おい、ブンドル、本気なのか？」
ブンドル「無論だ。支配するもののいない世界に何の魅力がある？」
カットナル「それはそうだが‥‥しかし、本当にここなのであろうな？」
ブンドル「私の情報網は完璧だ」
ケルナグール「性に合わんが待つしかないのか‥‥ええーいっ！ 忌々ましい！」
レミー「また何か企んでるわね、あいつら‥‥」
キリー「しかし、襲ってくる気配はなし。ま、ほっとけばいいんじゃないの？」
万丈「そうだな。とにかく今は目の前の敵を倒すことに専念しよう」
Ｄｒヘル「貴様等！ 何をしに来た！？」
ブンドル「さて？」
Ｄｒヘル「小賢しい‥‥まぁよい、邪魔だけはするでないぞ！」
ブンドル「‥‥努力しよう」
＜５ＥＰ・敵増援４＆第３軍増援２出現＞
側近「ウォン様、準備が整いました」
ウォン「よし！ 私の記念すべき第一歩だ。ロンド＝ベルよ、我が礎となるがいい！」
ドモン「！？」
ウォン「さあ、出でよ！ 我が愛しのデビルガンダムゥッ！！」
〔画面、振動〕
ドモン「あ、あれは‥‥！？」
〔敵ユニット出現〕
ドモン「何！？ ‥‥まさか‥‥デビルガンダム！！」
ブンドル「ようやく現れたか‥‥」
ケルナグール「ぐふふふ、この日の為にジッターに造らせたこいつが役に立つわい」
〔第３軍ユニット出現〕
カットナル「おぬし、またケッタイなものを‥‥」
ブンドル「‥‥美しくない」
ケルナグール「何を言う！ 見よ！ この独創的なフォルムをそして重厚な質感を！ これが驚異の３５身合体ゴッドネロスだっ！」
カットナル「またジッターに無理難題を‥‥」
ケルナグール「しかし、あやつも喜んで造っておったぞ」
ブンドル「‥‥とにかく、我らの目的はデビルガンダムだ。そこを間違えるな」
ケルナグール「いちいち言わんでもわかっとるわい！ それより、さっさと奴等に通信を送らんか！」
ブンドル「言われるまでもない。‥‥ロンド＝ベルの諸君。いや、この呼び方は不適切かな？」
万丈「‥‥好きに呼べばいい。で、ドクーガの３人衆が何の用かな？」
カットナル「ひ弱なお前達を助けてやろうというのだ」
万丈「助ける？」
ブンドル「利害の一致というやつだ。我らにとってあのデビルガンダムは邪魔な存在なのだ」
ケルナグール「げはははは！ 安心しろ小僧ども、このオレ様がついておる！ あのデカブツは任せておけ！」
ブンドル「支配する人がいなくなれば楽しみがなくなる。それだけのことだ」
万丈「‥‥君達を信じろ、と？」
ブンドル「別に信用しろなどとは言わん。こちらはこちらで勝手にやらせてもらうだけのこと」
万丈「‥‥いいだろう。束の間の休戦といこう」
ブンドル「賢明な判断だな。では、健闘を祈る」
真吾「‥‥どう思う？」
キリー「親切は疑ってかかれ、ってね」
レミー「やっぱり何か魂胆があるんじゃない？」
ブンドル「マドモアゼル、レミー、それは邪推というもの。人の好意は素直にうけるべきだよ」
レミー「あなた以外ならうけてたかもね」
ブンドル「おやおや、これは手厳しい。しかし、今はあなた方の敵になるつもりはありませんよ」
キリー「今は、か。素直なことで」
レミー「その言葉だけは信用してあげる」
ブンドル「光栄ですな。‥‥それでは」
※※まだＤｒヘル健在の場合、セリフ追加※※
Ｄｒヘル「どういうことだ！？」
カットナル「あのデビルガンダムの力は危険すぎるというワケだ」
Ｄｒヘル「き、貴様等！ 裏切る気か！？」
ブンドル「‥‥これはおかしなことを。我々は協力していただけで仲間になったつもりはないが？」
Ｄｒヘル「‥‥よかろう。今日より貴様たちは敵だ！ 奴等共々、叩き潰してくれる！」
＜ドモンvsアレンビー＞
ドモン「アレンビー！ 止めるんだアレンビー！」
アレンビー「ドモン！ 戦ってよ！ 私と！ 私と戦おうよぉっ！！」
ドモン「アレンビー‥‥！！」
アレンビー「さあっ、ファイトしようドモンッ！ ファイトしようよっ！ 私とぉっ！ ドォモォォンッ！！」
ドモン「止めろっ！ アレンビー！！」
＜レインvsアレンビー＞
アレンビー「お前なんか、消えてしまえ！！」
レイン「アレンビー‥‥もう、この方法しかないの？ ‥‥戦うしか‥‥」
＜レインがアレンビーを説得＞
レイン「止めなさいっ！ アレンビー、聞いてちょうだい！」
アレンビー「うぅるぅさぁぁぁぁいっ！！」
レイン「アレンビー‥‥あなた、操られてるの！？」
アレンビー「ドモン！ ドモンッ！！ ドモンはどこなのぉっ！！」
レイン「アレンビー‥‥あなた‥‥」
アレンビー「どこなのよぉ、ずっと、ずっと、探してたのに‥‥ずっと、ずっと憧れてたのに‥‥私を一人ぼっちにしないで！ だって私っ‥‥！」
レイン「‥‥」
アレンビー「私だって、ドモンの事っ、好きなんだからぁぁぁぁぁっ！！」
レイン「アレンビー‥‥」
＜ミケロ（ネロスガンダム搭乗）撃破・敵増援５出現＞
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕
＜チャップマン（ジョンブルガンダム搭乗）撃破・敵増援６出現＞
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕
＜アレンビー（ノーベルガンダムＢ搭乗）撃破・敵増援７出現＞
※※説得している場合のセリフ※※
アレンビー「ウ‥‥ウアァァァァァァッ！？」
※※説得してない場合のセリフ※※
アレンビー「ウ‥‥ウアァァァァァァッ！」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕
＜ドモンvsキョウジ＞
ドモン「母の無念をはらし、父の無実を証明するため、俺はお前を倒す！」
＜キョウジ戦闘後・敵増援８出現＞
ウォン「それがキングオブハートの力ですか？ やはりあなたは不要だ‥‥」
ドモン「なにっ！」
ウォン「あなたをデビルガンダムの新たなコアにするというあの老人の考えは間違っていると言っているのですよ」
ドモン「俺を‥‥コア？」
ウォン「さっきも言ったでしょ？ 今のコアはもう限界だと。ま、この戦いで最後でしょうなコアとなるには真に力を欲し、みずからその身を投げ出すことが必要。これがすなわちコアの覚醒なのだよ。キョウジ＝カッシュもその一人だ」
ドモン「では、今までの戦いはすべて‥‥」
ウォン「おしゃべりはこれまでです。そろそろ死んでもらいましょう‥‥」
〔味方ユニット出現〕
シュバルツ「貴様の好きにはさせん！ 大丈夫か！ ドモン！」
ドモン「‥‥その声は！」
ウォン「シュバルツ＝ブルーダー‥‥また邪魔をするつもりか！」
シュバルツ「そうだ！ 貴様などに我が弟をやらせはせんっ！」
ドモン「弟‥‥やっぱり、あなたは‥‥俺の、俺の兄さんだったのかっ！？」
シュバルツ「ふっふっふっ‥‥心配かけたな、ドモン！」
ドモン「‥‥兄さん‥‥じゃあ、あのデビルガンダムに乗っているのは‥‥」
ウォン「貴様、まさか‥‥」
シュバルツ「私はキョウジであってキョウジではない‥‥いわば‥‥影」
ドモン「影‥‥？」
シュバルツ「そうだ‥‥二つに別れてしまった体と心‥‥鏡に写ったキョウジの影なのだ‥‥なぜならば‥‥私はＤＧ細胞の力を借りてつくりだされた‥‥キョウジのコピーにしかすぎないのだから‥‥」
ドモン「何だって‥‥！？」
シュバルツ「キョウジは自らの魂がデビルガンダムに取り込まれる寸前‥‥その薄れゆく意識の中で倒されていたネオ・ドイツのファイターを母体に自分の全人格をうつしこんだこの私を作り上げたのだ」
ドモン「ならどうして、最初に出会った時に本当のことを言ってくれなかったんだ！？」
シュバルツ「あの時のお前にはまだこの事実は重すぎる。そう思ったからだ。
それに父さんの命がかかっている以上、すべてはこの手で決着をつけるつもりであった‥‥しかし、事態は私の想像以上に進行していた‥‥」
ドモン「兄さん‥‥」
シュバルツ「ドモン‥‥私も‥‥私も‥‥辛かったぞ‥‥！」
ドモン「兄さん‥‥あんた兄さんだ‥‥！ 間違いなく‥‥俺の兄さんだぁぁぁっ！！」
ウォン「涙の再会‥‥茶番はそれぐらいにしてもらいたいものですな」
シュバルツ「そのつもりだ‥‥」
〔シュバルツ、キョウジへ隣接〕
ドモン「兄さん！」
ウォン「何をする気だ！？」
シュバルツ「ドモン！ 撃てッ！！ 私と一緒にデビルガンダムを！！」
ドモン「えっ？」
シュバルツ「早く！！ 私ごとコクピットを吹き飛ばすんだぁっ！！」
ドモン「‥‥そんな‥‥いやだぁぁぁ‥‥僕には出来ない‥‥！」
シュバルツ「甘ったれたことを言うなっ！！ その手に刻まれたシャッフルの紋章の重さを忘れたかぁっ！！」
ドモン「‥‥」
シュバルツ「お前がキングオブハートの紋章を持つ男なら情に流され目的を見失ってはならぁぁん！！」
ドモン「‥‥」
シュバルツ「それとも‥‥こんなキョウジのような悲劇が繰り返されてもいいのかぁ！！」
ドモン「！！」
シュバルツ「やるんだぁっ！！ デビルガンダムの呪いから私達を解き放つためにもぉぉっ！！」
ウォン「やめろドモン！ 貴様、実の兄をその手で殺めるつもりかぁっ！？」
シュバルツ「頼むドモン！！ デビルガンダムに最後の一撃を‥‥お前の手で‥‥ドモォォォン！！ 撃てぇぇぇっ！！」
ドモン「‥‥！！」
ウォン「よせっ ドモン！！」
ドモン「‥‥に‥‥兄さん‥‥」
ウォン「やめろぉぉぉぉぉぉっ！！」
ドモン「ばあぁぁくねつ‥‥！！」
キョウジ「‥‥」
ドモン「石破っ！！ てんきょょうけぇぇぇえぇん！！！！」
[イベント戦闘「ドモンvsキョウジ」]
ドモン「にいさーん‥‥！！」
キョウジ「ありがとう‥‥ドモン‥‥」
シュバルツとデビルガンダム消滅
ドモン「にいぃぃぃさぁぁぁぁぁぁん！！」
ウォン「な、なんということだ‥‥デビルガンダムが‥‥」
ブンドル「倒したか‥‥よし、もうここには用はない。撤退する！」
〔敵ユニット離脱〕
カットナル「これで心配事がなくなったワケだ。さて、一旦退くとするか」
〔敵ユニット離脱〕
ケルナグール「がはははは！ もうここには用はない。さらばだ！」
〔敵ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕
マスター「ウォンよ、あの程度でこの東方不敗マスター＝アジアを倒せ‥‥！？」
ウォン「‥‥少し遅かったようですね‥‥」
マスター「おおおっ！ ワシの‥‥ワシのデビルガンダムが‥‥ドモン！ 貴様か、貴様がっ！ ‥‥許さんぞ‥‥許さんぞっ、ドモォォォン！！」
ドモン「マスター＝アジア‥‥貴様の野望も終わりだっ！」
マスター「貴様！ 自分が何をしたのか、わかっておるのか！？」
ドモン「黙れっ！ マスター＝アジア！！ デビルガンダムを使って、世界を我が物にせんと企む悪党がぁぁぁっ！！」
マスター「たわけがっ！！ ワシがいつ、そんなものを欲しいと言ったぁっ！！」
＜ドモンvsマスター（１回目）＞
ドモン「東方不敗マスター・アジアッ！！ 覚悟ぉっ！！」
マスター「つけあがるなぁッ！！」
＜ドモンvsマスター（１回目・戦闘後）＞
マスター「そこまでか！ 貴様の力など、そこまでのものにすぎんのか！？ それでもキングオブハートかぁっ！ 足をふんばり、腰をいれんかぁっ！ そんな事では、悪党のわし一人倒せんぞ！ このバカ弟子がぁっ！」
ドモン「う、うるさぁい！ 今日こそは俺はあんたを超えてみせるぅっ！！」
＜ドモンvsマスター（２回目）＞
マスター「まだ貴様はわからんのか！ この馬鹿弟子がぁっ！！」
ドモン「なっ、なにを！」
マスター「ドモンよ‥‥貴様にはこの地球の断末魔の光景が見えんのか！？ ならばぁ！ 地球をこんな目にあわせているのは誰かということも気付くまい！！」
ドモン「何を言っている‥‥」
マスター「ワシはな！ それに気付いたとき、こんな地球の姿を傍観してはおれんようになった‥‥！！
そこで‥‥ある誓いを立てた‥‥！ 何があろうとこの地球を自然あふれる元の姿に戻して見せるとなぁ！」
ドモン「な‥‥何だって‥‥」
マスター「よいか！ ワシの目的はなっ！ この地球人類の抹殺なのだぞっ！！」
ドモン「き、貴様‥‥！ デビルガンダムをそんなことのために！！」
マスター「いや！ それこそデビルガンダムの意志なのだ‥‥！！」
ドモン「そんな馬鹿な‥‥！？」
マスター「ドモン！ まだわからんのかこのワシの気持ちがぁっ！？」
ドモン「あぁ！ あんたのやろうとしていることはただの人殺しに過ぎん！！」
マスター「！？ こ、このうつけ者がぁっ！！」
ドモン「東方不敗！ あんたは間違っているっ！！」
マスター「なに‥‥！」
ドモン「なぜならば、あんたが抹殺しようとする人類もまた、天然自然の中から生まれたもの！ いわば地球の一部！」
マスター「‥‥」
ドモン「それを忘れて、何が自然の、地球の再生だ！ そう！ 共に生き続ける人類を抹殺しての理想郷など、愚の骨頂っ！！」
マスター「‥‥ふん。ならばわしが正しいかお前が正しいか、決着をつけてくれるわっ！」
ドモン「おおぉ！ キングオブハートの名にかけてぇっ！！」
≪ドモンがレベル４９以上≫
＜ドモンvsマスター（２回目・戦闘後）＞
ドモン（なぜだ‥‥拳から深い悲しみが伝わってくる‥‥東方不敗の拳が‥‥拳が泣いている‥‥俺の心に悲しみが響く‥‥そうだ‥‥
己の拳は己の心を表現するものだと教えてくれたのはこの人だ‥‥ならばぁ！ これが東方不敗の魂の叫びなのか‥‥！？）
マスター「なにをしておるっ！ 戦いの最中に考え事とは！」
ドモン「東方不敗‥‥いや、師匠！」
マスター「貴様ごときに師匠呼ばわりされる筋合いはないわ！」
ドモン「師匠！ あなたはどうして戦うのです！？」
マスター「知れたこと！ まずは貴様を倒し、我が悲願を果たす為よ！」
ドモン「ウソだ！ それではどうしてあなたの拳はそんなに、悲しみに満ちているんだ！」
マスター「ドモン‥‥お前‥‥」
ドモン「己の拳は己の心を表現するものだと教えてくれたのは、あなただ！ 師匠！ あなたはずるい！ どうして一人ですべてを背負うのですか！ 俺はそんなに頼りない弟子なのですか！」
マスター「‥‥ふっ。我がこころの内を読むとはな。‥‥大きくなったなドモン。このワシよりも‥‥」
ドモン「師匠‥‥」
マスター「たしかにこの大地は泣いておる。泣いておるが恨みの声は聞こえぬ。地球はまだ人類を愛しておるのかもしれんな‥‥そしてまた人類も地球の一部。まさかお前に教えられるとなは‥‥ドモンよ」
ドモン「はい」
マスター「すでにお前はキングオブハートの名を継ぐに相応しい男となった。いや、本物のキングオブハートだ。これでワシも安心できるというものだ」
ドモン「師匠？」
マスター「さぁ、ドモン。ワシを倒せ。そしてお前の正義を世間に知らしめるのだ！」
ドモン「師匠、逃げる気ですか！ 自ら過ちを正すことなく、逃げるのですか！」
マスター「ワシに生きて償え、そういうのか？」
ドモン「この地球を愛するのであれば、その為に償わねばならぬことがあるはずです。そしてあなたにはこの地球に必要な人です」
マスター「再び、人類抹殺を計画するやもしれぬぞ？」
ドモン「その時は本物のキングオブハートがお相手をしますよ」
マスター「ふふふふふふ」「ではドモンよ、その力、見せて貰おう。キングオブハートの力をな」
ドモン「はい！」
〔マスター、敵から味方へ〕
＜ドモンvsミケロ（ガンダムヘブンズソード搭乗）＞
ミケロ「ぐわぁぁっ！！ 見せてくれる！ ガンダムヘブンズソードの力を！！」
≪レインが説得している≫
＜アレンビーvsレイン＞
アレンビー「ドモンッ！ ドモンはどこなのぉっ！！」
レイン「アレンビー！」
ウォン「何をしているっ！ そんな奴はさっさと片づけろ！ バーサーカー・フルモードッ！！」
アレンビー「‥‥やぁめぇてぇぇぇぇぇぇっ！！」
レイン「！？」「これは‥‥アレンビーの意志じゃない‥‥やっぱりあなたは操られているのね！」
アレンビー「お前なんか、消えてしまえ！！」
レイン「アレンビー‥‥もう、この方法しかないの？ ‥‥戦うしか‥‥」
≪レインが説得している≫
＜アレンビーvsレイン（戦闘後）＞
レイン「どこ、どこにあるの？ アレンビーを操っているものは‥‥」
アレンビー「ウッ、ウウウウウゥゥゥ」
レイン「！‥‥あった、あれが受信機！ ‥‥でも、コクピットのすぐ横‥‥一つ間違えば、アレンビーを傷つけてしまう‥‥出来るの？ ‥‥私に！」
ウォン「ええーいっ！ 何を手間取っているっ！ この！ このっ！ このっ！！」
アレンビー「あぁぁぁぁぁっ！！」
レイン「やるしかないっ！」
アレンビー「デヤアァァァァァァッ！！」
レイン「私は、ドモンやあなたのような武闘家の心は持ち合わせていない‥‥だけど、拳を交えること以外でもわかりあえる。魂の拳を持たなくても想う気持ちは誰にも負けない！ だからあなたを救いたい。誰も悲しませたくない！ ‥‥だからっ！」「一矢で仕留めるっ！！ 必殺必中っ！！ ラァイジングッ・アロォォォッ！！」
[イベント戦闘「レインvsアレンビー」]
レイン「‥‥やった！？」
アレンビー「ウオォォォォォッ！」
レイン「どうして正気にもどらないの！？」「アレンビー！！ 正気に戻って！！」
アレンビー「ウワアァァァァァァッ！！」
レイン「アレンビー‥‥もう、この方法しかないの？ ‥‥戦うしか‥‥」
＜甲児vsＤｒヘル＞
甲児「そろそろ決着をつけようじゃねぇか、Ｄｒヘル！」
Ｄｒヘル「うぬぬぬぬっ、ほざきよるわ、こわっぱがっ！」
甲児「うるせぇ、このマッドサイエンティストめ！」
＜甲児vsあしゅら＞
甲児「今度は逃がしゃしねぇ！」
あしゅら「むぐぐぐぐ、望むところよ！」
＜さやかvsあしゅら＞
さやか「いい加減、ケリをつけるわよ！」
あしゅら「ええーいっ！ ちょこざいな！」
＜鉄也vsＤｒヘル＞
鉄也「Ｄｒヘル！ 貴様の野望もここまでだ！」
Ｄｒヘル「ほざけっ！ 貴様にわしの崇高な目的が理解できるはずあるまい」
鉄也「理解したいとも思わん！ Ｄｒヘル、覚悟っ！」
＜鉄也vsあしゅら＞
鉄也「あしゅら男爵、覚悟っ！」
あしゅら「私を甘くみるな！」
ウォルターガンダムになる
＜マスター撃破＞
マスター「ぬうっ！ なかなかやりおる！ ここは一度退くか‥‥」
＜ミケロ（ガンダムヘブンスソード搭乗）撃破＞
ミケロ「う、ウソだ‥‥俺は無敵、無敵だぁぁぁぁぁぁぁっ！」
＜チャップマン（グランドガンダム搭乗）撃破＞
チャップマン「‥‥すまぬ、マノン‥‥先に逝っている‥‥」
＜アレンビー（ウォルターガンダム搭乗）撃破＞
※※レインが撃破した場合、セリフ追加※※
レイン「ごめんなさい‥‥私には、あなたを助ける事が出来なかったわ‥‥許して‥‥」
＜Ｄｒヘル撃破＞
Ｄｒヘル「バ、バカなっ！ このようなところでこのワシが‥‥ぐおぉぉぉぉぉっ！」
＜あしゅら撃破＞
あしゅら「も、申し訳ありません‥‥ここま‥‥ぐおぉぉぉぉぉぉっ！」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
≪マスターが仲間にいる≫
マスター「美しいな‥‥」
ドモン「はい‥‥」
マスター「地球にはまだこれほどの美しさを保ちつづけていたのだな‥‥」
ドモン「師匠」
マスター「どうした？」
ドモン「こうしていると師匠とともに過ごしたあの頃のことを思い出します。辛く、同時に心が満たされていたあの日々の事を」
マスター「あれからもう１０時年か‥‥」
ドモン「はい」
マスター「ドモンよ、お前はキングオブハートを継ぐに相応しい男となり、そしてこのワシをも超えた‥‥もうワシが教えることはなにもない‥‥」
ドモン「師匠‥‥」
マスター「ふっ‥‥ワシらしくもないな、このような事を言うのは。さて、ドモン、戻るとするか」
ドモン「はい！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
≪マスターが仲間にいる≫
ドモン「師匠！ 本当に行ってしまわれるのですか！？」
マスター「うむ。ワシは自分の行動が地球の為と考えておった。しかし、それは多くの民の悲しみの上に成り立ってよいものではないことを知った。いや、お前に教えられたのだドモン。だからワシはゆく。この手で清算するために」
ドモン「師匠‥‥」
マスター「だが、それが片付いた時、かならずこの借りは返す。それまでしばしの別れだ」
ドモン「師匠！」
マスター「さらばだ！」
≪マスターが仲間にいる≫
ミサト「‥‥行ってしまったのね」
ドモン「‥‥ええ」
ミサト「ドモン君、大丈夫？」
ドモン「ええ。ここで俺がしっかりしなければ‥‥兄さんの分まで俺が‥‥」
ミサト「‥‥」
≪アレンビーフラグ成立≫
万丈「‥‥大変だったね」
レイン「いえ‥‥私の力が足りなかったばかりに‥‥」
万丈「たしか、アレンビー＝ビアズリー、ネオスウェーデンコロニーのファイターだったね」
レイン「‥‥知っていたんですか？」
万丈「ああ。さっき知ったばかりだけどね」
レイン「？」
万丈「ついさっき一人の少女を助けてね‥‥」
レイン「それじゃ‥‥」
万丈「ああ。君の狙いが良かったんだろう。今はまだ眠っているが大きな外傷もない。アレンビーは無事だ」
レイン「よかった‥‥」
万丈「しかし、いいのかい？」
レイン「何がです？」
万丈「い、いや、あの少女も、その‥‥ドモン君のことが‥‥」
レイン「そうですね。何故でしょう？ もしかしたら、彼女のまっすぐな想いに憧れたのかも」
万丈「よくわからないが‥‥」
レイン「うふふふふふ」
ウォン「‥‥こんなことで、こんなことで私が引き下がるとでも思ったか！ くふふふふふ、見ておれ‥‥」
万丈「‥‥結局、ウォンは逃げたか‥‥」
忍「でもよ、地上のＤＣはこれでほとんど壊滅だろ？ だったらあんな奴が逃げたってどーってことねぇよ」
ギャリソン「たしかにそうですな。すでに手駒というべきデビルガンダムはなく、つながりのあったＤｒヘル達もいないワケですからな」
雅人「あれ？ じゃあ、地上の敵って‥‥」
真吾「ドクーガぐらいじゃないのか？」
レミー「でもあいつらの本拠地って謎なのよねぇ」
万丈「まぁ、ドクーガのことは財団のほうでも、連邦軍のほうでも対処できるだろう」
沙羅「じゃ‥‥」
万丈「ああ。宇宙に上がろう。これから大変なのはあっちだからね。ギャリソン。ここから一番近い打ち上げ場はどこだ？」
ギャリソン「さようですね‥‥このオーラシップクラスを打ち上げるとすれば、やはり、ジブラルタルかと‥‥」
亮「たしかにあそこなら大丈夫だな」
万丈「よし、ではジブラルタルへ向かおう！」
雅人「あ、ちょっと待って、あのデビンダムの残骸りこのまま放置しとく気？」
亮「連邦軍に任せても問題ないと思うが‥‥」
甲児「そういやぁ、ドモンの親父さんの無実を晴らす為に証拠が必要だとかなんとかレインさんが言っていたな」
さやか「へー」
甲児「あ、いや、べ、別になんでもないぞ。何気なくドモンの話になったときに‥‥」
さやか「ふ～ん」
甲児「だから～」
万丈「‥‥まぁ、そういうことなら一応回収しておくか。あんまり歓迎すべきものじゃないけどね。では、回収後、進路をジブラルタルへ！」
【シナリオエンドデモ終了】
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