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No.6
ガラスの王国

【シナリオデモ開始】
ドズル「ミネバよ! 元気にしておったか?」
ミネバ「!? ‥‥お父様?」
ドズル「おお、お前の父だ。さあ、こっちへおいで」
ミネバ「‥‥‥‥」
ドズル「? どうした、ミネバ? 父の顔を忘れたわけではあるまい?」
ミネバ「お父様‥‥でも‥‥お父様は亡くなったと‥‥」
ドズル「かわいいミネバを残して、死んだりするものかよ。さあ、ミネバ。もっとよく顔を見せておくれ」
ミネバ「‥‥お‥‥お父様!」
ドズル「おお、ミネバ、ミネバよ‥‥すまなかったな、一人にさせて‥‥」
ミネバ「お父様‥‥!? い‥‥いや!! お父様じゃない!!」
ドズル「!? ミネバ、どうした?」
ミネバ「違う‥‥違う!!」
ハマーン(ミネバ様が‥‥違う? まさか‥‥)
ドズル「どうしたというのだ、ミネバ‥‥ようやく会えたというのに‥‥これは一体‥‥」
ハマーン「‥‥ドズル閣下、ミネバ様は混乱なさっておられるようです。落ち着かれるまで、しばらくそっとしておいてさしあげては?」
ドズル「混乱? そ、そうか‥‥そうであろうな‥‥死んだと思っていた父が、突然こうして生きて帰ってきては、混乱するのもやむをえんか‥‥」
ミネバ「う‥‥う‥‥ううっ‥‥」
ドズル「ミネバ‥‥。ハマーンよ、しばらくミネバを預ける。落ち着いたら知らせてくれ‥‥」
ハマーン「かしこまりました」(しかし‥‥ドズル閣下の落胆ぶりは、どう見ても本物としか思えん‥‥どういう事なのだ?)

キシリア「では兄上、早速手はずを整えておきましょう」
ハマーン「お呼びでしょうか、総帥」
ギレン「うむ。今後のDCについて、貴公にも知らせておこうと思ってな」
ハマーン「今後の?」
ギレン「これよりDCは、サイド3を拠点とした独立国家樹立を第一目標とする」
ハマーン「!? し、しかし、現在我々はすべてのコロニーに対し援助を行い、それによってコロニー連合の設立と本格的な‥‥」
ギレン「それでは多すぎるのだよ」
ハマーン「多すぎる?」
ギレン「そうだ。理想国家の建設とコントロールに、人数はさほど必要ではない。むしろ、愚劣な民衆などじゃまになるだけだ」
キシリア「我らDCの理想を理解する、一握りの人間がいれば、あとは必要ない。さいさいサイド3は、かつての我々の本拠地でもあった場所。我らの理想を理解する人間も多い。占拠するのはそう難しい問題ではないはずだ」
ハマーン「た、確かにそうですが‥‥」
ギレン「ハマーン。貴公のこれまでの功績は、大いに評価に値する。だが、おのれの分をわきまえぬとなれば九仭の(きゅうじん)の功を一箕(いっき)に虧(か)くことにもなりかねん。それだけは覚えておくのだな」
ハマーン「‥‥心して‥‥」

甲児「ザビ家の復活だと!? 悪い冗談だぜ、まったくよ!!」
ちずる「幽霊‥‥ってことはないわよね、まさか」
忍「幽霊だろうとなんだろうと、DCの戦力が増強されたのは間違いねえんだ。問題は、どうやってあいつらをたたくか、だろうが!」
ミサト「そうよねぇ、ドロス3機っていうのは頭痛いトコよね~」
シゲル「ブライト艦長! サンクキングダムのブレックス准将より緊急通信です!! ティターンズの部隊より襲撃されているそうです!」
ブライト「ティターンズだと!? バカな、どういう事だ!?」
ゼクス「まさか‥‥」
アムロ「とにかく、サンクキングダムに向かおう! 事情を調べなくては、どうにもならない!」
ブライト「うむ‥‥トーレス、サンクキングダムに進路をとれ!」
トーレス「了解! 最大戦速!!」
〔カーソル、サンクキングダムへ移動〕
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ガラスの王国」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

ジャマイカン「ふ、どうやら勝負あったようだな」
ブレックス「ティターンズめ、どういうつもりなのだ‥‥いきなり攻撃を仕掛けてくるなど‥‥」
リリーナ「ブレックス准将」
ブレックス「リリーナ女王? どうしたのです?」
リリーナ「彼らと通信をさせていただけませんか?」
ブレックス「し、しかし、今となっては‥‥」
リリーナ「お願いします」
ブレックス「‥‥わかりました」
リリーナ「聞こえますか? 私はリリーナ=ピースクラフト。このサンクキングダムの女王の立場に立つものです」
ジャマイカン「ほう、これはこれは。女王みずからお出になるとは。私はティターンズのジャマイカン=ダニンガン大佐と申します」
リリーナ「お願いがあります。軍をひいていただけませんか?」
ジャマイカン「なぜですかな?」
リリーナ「話し合いの場を持ちたいのです」
ジャマイカン「話し合い? 今さら何を言い出すかと思えば‥‥」
リリーナ「平和にことを運びたいのです。お願いします」
ジャマイカン「ならば、我々の要求をのんでいただこうか」
リリーナ「要求? なんでしょうか?」
ジャマイカン「なに、難しい事ではありませんよ。このコロニーの自治権を放棄し、我らティターンズの軍門に降っていただきたい。もちろん、リリーナ女王、あなたには我々と同行していただきます」
リリーナ「それは‥‥」
ジャマイカン「いかがですかな?」
リリーナ「‥‥コロニーの自治権ほ放棄はできません。それは、コロニーの国民の皆さんの意志を無視する事になります。しかし、私があなたがたと同行するという条件はのみましょう。それでいかがでしょうか」
パーガン「リリーナ様! それはなりません!」
リリーナ「パーガン、心配しないで。ご返答はいかがでしょう?」
ジャマイカン「ふむ‥‥わかりました、いいでしょう。ご同行願いましょうか」
〈出撃ユニット選択〉
ブライト「ロンド=ベルのブライト大佐だ! どういう事か説明していただこう、ティターンズ!」
ジャマイカン「ちっ、じゃま者が現れたか。こちらはティターンズののジャマイカン=ダニンガン大佐である。現在我々は作戦中だ。ロンド=ベルに干渉されるいわれはない」
ブライト「ジャマイカン大佐、そちらの作戦の趣旨を説明していただきたい」
ジャマイカン「その必要はない。我々はジャミトフ中将の特命を受けて行動している」
ブライト「サンクキングダムを攻撃する事が命令だと!? その理由は!?」
ジャマイカン「説明する必要はないといっている。作戦は妨害するというのであれば、軍法会議を覚悟するのだな」
ブライト「‥‥我々の任務は、一般市民を守る事です。不当な理由で一般市民に危害が及ぼされる時は市民を守らなければなりません」
ジャマイカン「‥‥それは、実力行使も辞さない、という意味かね?」
ブライト「場合によっては。我々はそのための独立部隊です」
ヤザン「ほう、おもしれえじゃねえか。前々からロンド=ベルのやつらは気に入らなかったんだ。ジャマイカン! やっちまおうぜ!」
ジャマイカン「待て、ヤザン! ブライト大佐、これは重大な軍規違反だぞ。わかっておるのだろうな?」
ブライト「サンクキングダムを攻撃する理由を明確にしていただかない限り、我々の態度は変わりません」
ジャマイカン「そうか、ならば諸君らを反逆罪のかどで処刑する!!」
ブライト「ジャマイカン大佐!!」
ミサト「反逆罪!? ウソでしょう!?」
アムロ「‥‥やむをえまい。このまま見過ごせる事態ではない」
ミサト「それはそうだけど‥‥」
〈出撃ユニット選択〉
<戦闘開始>

<ヤザン撃破>

ヤザン「ちっ‥‥俺もヤキが回った‥‥脱出する!」

<ラムサス撃破>
ラムサス「う、うわぁぁぁぁぁ‥‥脱出します!」

<ダンゲル撃破>
ダンゲル「そ、そんな‥‥こんなところで‥‥脱出する!」

<ジャマイカン撃破or敵5機以下・勝利条件達成>
ジャマイカン「おのれ、ロンド=ベルめ!! このままですむと思うな!!」
〔敵ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

クワトロ「ティターンズの横暴さは聞きしに勝るものだな」
ミサト「けど、いいんですか? あんなことになっちゃって‥‥」
アムロ「あのまま見過ごすわけにもいかないだろう。正当な理由があるのならともかく、説明もしないのでは言いがかりに等しい」
ブライト「‥‥とはいえ、報告しておく必要はあるだろうな。ただですむとは思えんが‥‥」
ゼクス「トレーズ閣下を通してはいかがでしょう? 閣下ならば、ご理解いただけるはずです」
ブライト「そうだな‥‥」

ゼクス「ブライト艦長、お願いがあります」
ブライト「なんだね?」
ゼクス「私を、ロンド=ベルのメンバーから外し、このサンクキングダムにとどまらせていただきたいのです」
ブライト「理由は?」
ゼクス「‥‥申し訳ありません。今は、まだお話しできません」
ブライト「ふむ‥‥とはいえ、君はティターンズから出向の身だ。私の独断では決めかねるな」
ゼクス「では、私を戦死したことにしていただきたい。そうすれば問題はないはずです」
ブライト「戦死? しかし、それでは‥‥」
ゼクス「お願いします」
ブライト「‥‥わかった。トレーズ准将には、そう報告しておこう」
ゼクス「ありがとうございます」
ギリアム「私もここに残るよ」
アムロ「少佐も?」
ギリアム「ああ。もともと暫定的に同行していただけだからな。ちょうどいい機会だと思ってね」
クワトロ「そうか、すまないなギリアム少佐」
ギリアム「大尉の分まで働いてみせますよ」
ブライト「では、ギリアム少佐。ここでお別れですね」
ギリアム「ええ。少しの間でしたがお世話になりました」

ノイン「‥‥ゼクス」
ゼクス「ノイン!?」
ノイン「ゼkス、私もついていきます」
ゼクス「いかん。君まで私のわがままに付き合う必要はない」
ノイン「いいえ、私もリリーナ様のtめに、なんとか力になりたいのです」
ゼクス「ノイン‥‥すまん」

トレーズ「‥‥なるほど、話はわかった。確かにそれは問題だな」
ブライト「我々も意固地だったかも知れませんが、かといってティターンズの行為を見過ごすわけにもいかず‥‥」
トレーズ「私の方から、ジャミトフ中将に話はしてみよう。だが、あまり期待はしないで欲しい」
ブライト「我々にも非があるのは承知しています。それと‥‥申し上げにくいのですが、ゼクス中佐とノイン大尉が戦死しました」
トレーズ「ゼクスが? ‥‥そうか‥‥ノイン大尉も一緒なのだね?」
ブライト「我々私のミスです。申し訳ありません」
トレーズ「いや‥‥君の責任ではない」
ブライト「我々ありがとうございます。それでは‥‥」
トレーズ「ミリアルド‥‥君の生きる道を見つけたか‥‥だが、私はいつまでも待っているよ‥‥我が心の友‥‥」
【シナリオエンドデモ終了】


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