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プロローグ

かつて、外宇宙からの侵略を予期した一人の
天才科学者がいた。
彼、ビアン=ゾルダーク博士は、秘密結社
「ディバイン・クルセイダーズ(DC)」を結成、
来たるべき侵略者に立ち向かうため、武力によって
世界を統一しようとした。
当初、DCはその圧倒的な軍事力によって、世界の
ほぼ八割を手中にした。
だが、マジンガーZ、ゲッターロボ、ガンダムを中心とした
ホワイトベース隊の活躍によって、DCは壊滅、
ビアン博士はその死の間際、異星人による地球侵略を
警告し、ホワイトベース隊に地球の未来を託した。

時は流、DC戦争より数ヶ月後、
一時は壊滅したかに見えたDCが、ザビ家によって再び
その力を取り戻し、各地でゲリラ戦を展開しはじめた。
その対抗手段として、各国首脳陣は国連から新たに
「地球連邦政府」を設立、地球圏の平和的統一を
目指した。
DC戦争の功労者、ホワイトベース隊のメンバーは
地球連邦軍独立外部部隊「ロンド=ベル」として
再編成され、治安維持の任務についていた。
そのさなか、連邦軍の部隊が消滅する怪事件が発生。
調査に向かったロンド=ベルは、事件の元凶が
ビアン博士の予告通り、地球圏へ侵略を開始した
異星人である事を知る。
そしてロンド=ベルは復活したDC、その背後にいる
異星人との戦いに突入した。
苦しい戦いの末、再びDCを倒し、異星人を
追い詰めたロンド=ベル。
だが、そこで彼らは驚くべき事実を知る。
地球へ襲来した異星人は一部の勢力にすぎない。
彼らは軍事技術のみを卓越させた地球文明を
「監査」するために来たのだった。
ロンド=ベルの活躍により異星人は撤退。
彼らは監査を目的としていた事から「インスペクター」と
呼称された。

「インスペクター事件」より4ヶ月後……。
戦争によって疲弊した地球経済の建て直しをはかる
連邦政府は、宇宙居住者に対して厳しい政策を
展開していった。
連邦の高圧的政策に反抗するコロニーは、連邦に
対抗する存在としてのDCに再び力を与える
結果となった。
一方、ロンド=ベルは「ラ・ギアス事件」による
長期不在を理由にその権利、規模を縮小されていた。
兜甲児、流竜馬、破嵐万丈などの民間人達は
隊を離れ、司令官ブライト=ノア大佐も転属
処分を受けた。
そして、DCから離反したシャア=アズナブルこと
クワトロ=バジーナ大尉は、軍を追い出される形で
その行方を絶っていた。
連邦軍は、ロンド=ベルに代わる治安維持部隊として、
ジャミトフ中将の提唱する「ティターンズ」の結成を
認可、ジャミトフ中将がその司令官となる。
ティターンズの強圧的行動は、コロニー側の態度を
硬化させ、地球圏に不穏な空気が流れはじめた。
そんな中、新たな脅威が再び地球圏に向かって
こようとしていた……。


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