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救出ルート/離脱ルート

【シナリオデモ開始】
地球圏エリア
ミネルバ/ブリッジ
メイリン「ユニウスセブン、さらに加速! このままではミネルバも大気圏に突入してしまいます!」
タリア「メイリン、モビルスーツ隊に帰艦信号を」
メイリン「はい!」
タリア「総員に告ぐ。本艦はこれよりユニウスセブンを追って大気圏に突入し、艦主砲による対象の破砕を行ないます」
アーサー「ええっ! か、艦長、それは…」
タリア「どこまでできるかはわからないけど…」「出来るだけの力を持っているのにやらずに見ているだけなんて後味悪いでしょう?」
カガリ「グラディス艦長…」
タリア「メイリン、マクロスとLOTUSにもこちらの作戦を伝えてちょうだい」「S.M.Sのみんなにはゆっくりお別れが言いたかったけど、これじゃちょっと無理ね…」「それから、アスハ代表はここで退艦なさって下さい。万が一の事がありますから…」
カガリ「いや、私はここに残る」
タリア「えっ?」
カガリ「ミネルバが危険を冒して地球のために尽くしてるんだ。黙って見ているわけにいくか!」「それに、アスランの事も心配だ」
タリア「わかりました。代表がそうおっしゃるなら…」
アーサー「総員に告ぐ。本艦はモビルスーツ収容後、大気圏に突入し、限界高度到達まで艦手法による破片破砕作業を行なう!」「各員、マニュアルを参照。迅速なる行動を期待する!」

宇宙空間
イザーク「ミネルバが艦主砲を撃ちながら降下するだと!?」
ハイネ「いいねぇ、そういうの。仁義を貫くって感じでさ。俺達も手伝いたいところだけど…」
ディアッカ「やるだけの事はやったんだ。後はミネルバの成功に祈ろうぜ」
イザーク「ああ、そうだな…」

マクロス・クォーター/ブリッジ
ジェフリー「なに? ミネルバが大気圏に?」
キャシー「はい。大気圏に突入しながら手法でユニウスセブンを攻撃するそうです」
ジェフリー「最後まで諦めんという事か…。ならば、我々も少しばかり手を貸してやるとするか」
ボビー「ボス、どうする気?」
ジェフリー「この位置からマクロスキャノンをブチ込んでやるんだ」「もはや最大出力では撃てんが、指はくわえて眺めているよりはいいだろう」
ボビー「オッケー、ボス。ユニウスセブンのケツにキツいのをブチこんでやりましょう!」

宇宙空間
森次「レディ・アン。我々もミネルバに同行する事を許可願いたい」「そうすれば、こちらの限界高度にも余裕ができ、被害を最小化できるはずです」
レディ「いいだろう。だが、テロリストの攻撃がこれで終わりとは限らん。全員を降下させるわけにはいかんぞ?」
森次「その可能性も考えた上ですでにメンバーの選定は済ませています」「我々JUDA特務室に加え、ビルドベース、ダンナーベース、、イクサー1で降下チームを編成する予定です」
レディ「フッ、さすがだな。そういう事なら、ミネルバには私から話を伝えておこう。…頼んだぞ、森次室長」
森次「了解!」

ミネルバ/ブリッジ
タリア「…了解しました。お気遣い、感謝します」
〔通信の閉じる音〕
タリア「メイリン、聞いての通りよ。LOTUSの機体をミネルバに誘導して」
メイリン「は、はい!」
タリア「フェイズ2に入ったら遠距離通信は不可能になるわ。急がせて」

ユニウスセブン
一鷹「くそっ、おかしいな…。さっきは確かにモビルスーツが見えたと思ったんだけど…」
〔通信モニターの開く音〕
アリス「これは…。一鷹さん、かすかですが反応があります」「この反応は…ミネルバのインパルスとザクに間違いありません!」
一鷹「ナイスだ、アリス。助けられるものは助けねえとな…!」
〔通信モニターの開く音〕
森次「待て。それ以上の命令違反は許さん」
一鷹「も、森次さん…」
森次「LOTUSはその半数がミネルバと共に降下。破砕作業を続ける事になった」「だが、お前の任務は宇宙ステーションに向かい、事後の警戒を行なう事だ」「お前の機体ならばユニウスセブンからの離脱もまだ間に合う。急げ」
一鷹「森次さん! 他にもモビルスーツがいて…」
森次「その件については把握している」「だが、その2機は大気圏突入能力を有している。お前が心配する必要はない」
一鷹(どうする…? あのモビルスーツ、どっか壊れてたように見えたけど…))
一鷹選択
 モビルスーツ救出を試みる
 命令に従い、この場を離れる

≪「モビルスーツ救出を試みる」を選択≫

一鷹「…すみません、森次さん。俺、ミネルバの人達を助けたい」「見間違い化もしれねえけど、あんな状態じゃ、大気圏突入は無理だと思うんだ」「死んじまうかもしれねえ人を黙って見過ごすのは正義の味方のやる事じゃねえ」
森次「覚悟はあるようだな」
一鷹「覚悟はよくわかんねえけど…後悔はしたくねえ」
森次「了解した。ならば、お前の任務はミネルバに生きて帰艦する事だ」「ただし、助けると豪語したからには1機足りとも欠かすなよ」
〔通信モニターの閉じる音〕
一鷹「ありがとうございます、森次さん…!」
アリス「信号がキャッチしにくくなってきました。急ぎましょう!」
一鷹「ああ!」

≪「モビルスーツ救出を試みる」を選択≫
アスラン「くっ…あと少し…!」
シン「何をやってるんです!? 帰艦命令が出たでしょう! 通信も入ったはずだ」
アスラン「ああ、わかってる。君は早く戻れ。俺はこのメテオブレイカーを起動させてから戻る!」
シン「まだ動作してないのがあったのか…」
アスラン「ああ。マニュアルならまだ起動が間に合う」
シン「そんな事してたら、脱出が間に合わないかもしれませんよ。いいんですか?」
アスラン「ミネルバの艦主砲といっても外からの攻撃では確実とは言えない。だから、これだけでも…」
シン「俺も手伝いますよ。さっさと終わらせて戻りましょう」
アスラン「ああ、そうだな」

≪「モビルスーツ救出を試みる」を選択≫
ミネルバ/ブリッジ
タリア「タンホイザー、てーっ!!」
剣児「スピンストォォォーム!!」
山下「いっけええええっ!!」
メイリン「マクロスキャノン、来ます!」
〔武器の一斉射撃の音〕
〔画面、爆発〕
〔爆発音〕

美海「南雲君、無事だといいけど…」
森次「南雲はインパルスおよびザクの救出に向かわせた」
山下「森次さん!」
タリア「では、その方もミネルバへ?」
森次「はい。モビルスーツを救出次第、こちらへ向かうように伝えてあります」「急なお願いではありますが、どうかご理解のほどを」
アーサー「しかし、戻るといってももうすぐフェイズ2ですよ! 本当に帰艦できるんでしょうか!?」
山下「このままフェイズ2に突入しちゃったら、燃え尽きるかもしれないじゃないッスか!?」
森次「…………」
タリア「こちらは破砕作業を続けるわ。構いませんね、森次室長?」
森次「はい。残り時間はわずかですが、お互い最善を尽くしましょう」
山下「南雲の奴、早く脱出しろよ…!」
ルナマリア(何をやってるの、シン…!)

≪「モビルスーツ救出を試みる」を選択≫
ユニウスセブン
〔武器の一斉射撃の音〕
〔画面、爆発〕
〔爆発音〕

アスラン「始まったな」
シン「何、悠長に構えてんです! メテオブレイカーは動き出したんですから、早く離脱しましょう!」
アスラン「メインスラスターがやられてる。帰れないんだ、どっちにしろ」
シン「あんた、今更そんな…! なんであんたみたいな人が…なんでオーブになんか…!」
〔機関銃の銃声〕
アスラン「うぐっ!」
シン「何だ!? まだ敵が!?」
〔バーニアの噴射音〕
所属不明兵「我が娘のこの墓標ッ! 落として焼かねば世界は変わらぬ!!」
一鷹「そうはさせるかぁぁっ!!」
〔衝撃音〕
〔画面、振動〕

所属不明兵「ぐああああっ!」
〔爆発音〕
一鷹「だいぶ手間取ったが、ようやく見つけたぜ…! あんた達、大丈夫か!?」
シン「おかげで助かった。あんたは? なんでここに?」
一鷹「LOTUSの南雲 一鷹だ」「逃げ遅れたモビルスーツがいると思って助けに来た!」
アスラン「そうだったのか…。だが、それには及ばない」「君とシンは艦に戻ってくれ。俺はこのまま大気圏に突入する」「それが俺の…こんな悲劇を誘発したパトリック・ザラの息子なりのけじめのつけ方だ」
シン「何言ってるんですか! 放っておけるわけないでしょう!」「適当な事言って死ぬ気ですか! 綺麗事を言うだけ言って、逃げるってんですか!」
アスラン「ザクには大気圏を突破する能力がある。むざむざ死ぬつもりはない」
シン「無茶だ! さっきあんた、メインスラスターがやられてるって言ってたじゃないか!」「それに被弾も…! 仮に突入に成功できたって、海面に激突するのがオチだ!」
アスラン「………」
シン「降下シーケンスはもうすぐフェイズ2なんです。迷ってる暇はないんですよ!」
一鷹「2機の推力を使えばミネルバにだって帰れます!」
〔緊急シグナル〕
アスラン「…残念だが、時間切れだ。降下シーケンスはフェイズ2に突入した」
一鷹「それじゃ、もうミネルバには戻れねえのか!?」
アスラン「ああ…ここから先は活気が自力で突入するしかない」「シン、君はそこの機体をカバーしろ。うまくやれば、ふたりとも死なずにすむ」
シン「だけど、それじゃアスランが!」
一鷹「そうだ。全員生きて帰らないと意味がねえんだ!」「アリス、全機助かる方法はねえのか!?」
〔データの検索音〕
アリス「目下検索中…出ました!」「検索と計算の結果、ラッシュバードのラプラスウォールを応用、拡大すれば…」「熱エネルギーを中和するフィールドを形成できそうです」
一鷹「それを使えば、全員が問題なく助かるのか?」
アリス「摩擦熱に関してはおそらく問題ありません。3機ともフィールド内に入れば、より安全に降下する事ができるはずです」
一鷹「おそらく、か…。けど、今はそれに賭けるしか…!」
アスラン「…すまない。俺の身勝手な行動に巻き込んでしまって」
シン「貸しにしておきますよ。もう、逃げるのはナシですからね」
一鷹「俺だって身勝手で助けに来たんだ。責めやしませんよ」
アスラン「ありがとう、ふたりとも。感謝する…」
シン「アスラン…」
アスラン「フッ、いつまでも感傷にふけってはいられないな。各機、突入準備に入れ」
シン「りょ、了解。突入確度調整、排熱システム、オールグリーン」「自動姿勢制御システム、オン。ECS、ニュートラルへ」
アリス「エネルギー逆流開始、ラプラスウォール展開…!」
一鷹「みなさん、ラッシュバードの後ろに!」(1機も欠かさず帰艦する…。必ずだ!)
【シナリオデモ終了】

≪「命令に従い、この場を離れる」を選択≫

一鷹「…わかりました。直ちにユニウスセブンを離脱します」
森次「命令に不満があるようだな。だが、ザクのパイロットは2年前の戦争を潜り抜けたベテラン兵だ」「インパルスのパイロットの能力もお前とは比べ物にならん」「彼らの腕を信用しろ。味方に背中を預けるとはそういう事だ」
アリス「急ぎましょう、一鷹さん! ラッシュバードの限界高度は…」
一鷹「わかってる。森次さん、ユニウスセブンの破砕、絶対に成功させてくださいよ!」
森次「ああ、任せておけ」

≪「命令に従い、この場を離れる」を選択≫
宇宙空間
豹馬「おおい! 一鷹が戻ってきたぜ!」
一鷹「すまねえ、みんな。勝手な行動をしちまって…! それで、ユニウスセブンは!?」
豹馬「マクロスが手法を使うらしいが、その後はミネルバと地上に降りたみんなに賭けるしかねえ」
一鷹「マクロス…か。ブルーコスモス派が言うほど悪い人達じゃなさそうですね」
小介「でも、あの技術力は凄いですよ。逆にこれで彼らを脅威と感じる人が出てきても不思議はありません」
鉄也「本来ならば、能力と意図が組み合わさってはじめて脅威と言える。だが、対立を煽る輩は出てくるだろうな」

≪「命令に従い、この場を離れる」を選択≫
マクロス・クォーター/ブリッジ
ジェフリー「マクロスキャノン、発射用意!」
ラム「マクロスキャノン、エネルギーチャージ」
ジェフリー「ユニウスセブンを粉々にしてやれ!」
ボビー「おおおおおっ! 砕け散れええええっ!」
〔主砲の発射音〕
〔画面、爆発〕
〔爆発音〕


≪「命令に従い、この場を離れる」を選択≫
宇宙空間
ピュリア「やったか!?」
十三「だいぶ粉々になっとるさかい、何もせんよりマシやろ」
小介「僕の計算では最悪の事態は免れたようです」「…とはいえ、地上に多大な損害を与える事は確実でしょうけどね」
甲児「くそっ! せめてカイザーがありゃあもう少し頑張れたのによ…!」
鉄也「うぬぼれるな、兜! これだけの力を結集して防げなかった事を自分ひとりでどうにかできると思うのか!」
甲児「わかってるぜ、鉄也さん…。でもよ、やりきれねえんだ。自分の無力さが…」
ダイヤ「悔やんだって始まんねえよ。やれるだけの事はやったんだ」
さやか「ダイヤ君の言う通りだわ。あとは天に祈りましょう…」
〔モニターの開閉音〕
レディ「こちらレディ・アン。LOTUS各機、聞こえるか?」
鉄也「こちら剣です。レディさん、今どちらに…?」
レディ「ザフト艦にシャトルを収容してもらい、プラントへ向かっている途中だ」
鉄也「プラントへ…ですか?」
レディ「LOTUSは代表としてやっておきたい事があってね」「お前達は一旦、弓教授の待つ宇宙ステーションに戻って補給を受けろ」「その後、引き続き周辺宙域の警戒任務に当たってもらう」
鉄也「わかりました。聞こえたな、みんな? 聞こえたな、みんな? ステーションに戻るぞ」

≪「命令に従い、この場を離れる」を選択≫
〔通信パネルの開く音〕
レディ「マクロス・クォーターの皆さん…」
ジェフリー「何でしょう?」
レディ「みなさんのご協力のおかげで地球壊滅は回避できました。本当にありがとうございます」
ジェフリー「いやなに、当然の事をしたまでです。…では、我々もフロンティアに戻らせていただきます」「スカル小隊、ボルテスチームは直ちに帰艦したまえ」
〔通信パネルの開く音〕
オズマ「全機、戻るぞ!」
健一「了解!」
キャシー(大統領府は今回の事件にS.M.Sだけを派遣した…)(いくら船団の護衛が必要とはいえ、統合軍が手を貸さないのはあまりにも不自然だわ)(野心家のレオンならこの機に武力を誇示して揺さぶりをかけるくらいの事は…)
ボビー「暗い顔ねェ、キャシー中尉」
キャシー「ちょっとフロンティア政府の動向が気になるものですから」
ボビー「あら、大統領補佐官はあなたのフィアンセなんでしょ? その彼から何か聞いてないワケ?」
キャシー「レオンからは何も…」
ボビー「いけ好かないキノコ頭よねェ。そりゃあ何でもオープンにするわけにはいかないでしょうけど…」「絶対、自分ってちょっとミステリアスでイケてるって自負してるタイプよ、あの男」
ジェフリー「ボビー大尉、私語は慎みたまえ。鳴らんでいい鈴が鳴ってしまうぞ」
キャシー「こんな事例まで報告しません!」(お父様は信じてるけど…。一度、レオンに探りを入れてみる必要がありそうね)
【シナリオデモ終了】


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