エピローグ(キョウスケ編)
【シナリオエンドデモ開始】
ヒリュウ改 ブリッジ
ユン「メテオ3の撃墜を確認…!」
ショーン「おお…!!」
ユン「アサルト1より、通信です!」
〔通信のコール音〕
レフィーナ「キョウスケ中尉…!」
キョウスケ「…アサルト1よりドラゴン2へ…」「最終標的の破壊に成功…」「戻ったらおごろう、艦長」
レフィーナ「…ふふ…楽しみにしています」
ライ「…メテオ3とジュデッカが破壊されたことにより…」「ネビーイームは完全に機能を停止したようだ」
リュウセイ「…………」
ライ「どうした?」
リュウセイ「…なあ、ライ。もしかして、あのレビは……」
ライ「………」
アヤ「……………」
ラーダ「…おそらく、アヤの『妹』さんのマイ・コバヤシ……」「彼女は…特脳研の事故で死んだのではなく…」「イングラム少佐によって、ホワイトスターへ連れ去られたのよ。そして…精神制御を受けて…」
ライ「…結局、エアロゲイターの人間は、ほとんどが地球人で…」「ジュデッカに操られていたというわけですね」
リュウセイ「なあ、俺達は…ああするしかなかったのか…?」
ラーダ「…ええ。クスハの時は例外中の例外……」「あの状況で、彼らの精神制御を解く方法は他になかった…」
リュウセイ「………」
アヤ「…リュウ、イングラム少佐は…こう言っていたわ」「過去に囚われるな、新しい道を進めと…」
リュウセイ「アヤ……」
ライ「大尉…」
アヤ「だから、私は…過去を乗り越えて前に進むわ」
リュウセイ「ああ」
アヤ「それにね…」「また…どこかで少佐やマイに会えそうな気がするのよ」
リュウセイ「え…?」
アヤ「自分でも、理由はわからないけど…そんな気が……」
ギリアム「…ヴィレッタ、君とイングラム少佐は……」
ヴィレッタ「あの人はネビーイームを造った者達の代行者…」「対象となる文明を発見した場合、自動的に中枢であるジュデッカと共に目覚め…」「優れた『兵器』の選抜と育成、収集という任務を遂行するための存在…」
ギリアム「………」
ヴィレッタ「けど、イングラムは何らかの理由で創造者のプログラム通りに覚醒せず …」「その結果、より強力なジュデッカの支配を受けた」」
ギリアム「………」
ヴィレッタ「だから…あなた達が知るイングラムは…本当の彼ではない」「あれは…本当の姿では…」
ギリアム「そうか…」
ヴィレッタ「………」
ギリアム(では…彼が複雑な内面を持っているという予想は…当たっていたのだな)「…一つ、疑問がある。君は何故、ジュデッカの支配を受けていなかったのだ?」
ヴィレッタ「イングラムは、ジュデッカに完全に支配される前…私を目覚めさせ、枷を外した」「私は彼の分身であり、肉親…」
ギリアム「………」
ヴィレッタ「彼の複製とも言える存在…」「つまり、もう一人のイングラムなのよ」「そして、彼は私に任務を与え…」「私はそれを遂行するために、こちら側と向こう側を行き来していたのよ」
ギリアム「なるほど…」
ヴィレッタ「言わば、私は二重スパイ……」「…フフ…他のみんなには言い訳のしようがないわね…」
ギリアム「………」「…最後に一つ質問をさせてくれ」「あのネビーイームは何者によって造られたのだ?」
ヴィレッタ「『帝国監察軍』、または『バルマー』と呼ばれる者達…」「でも、私はもとより、イングラムでさえも、彼らに関する詳しい情報は与えられていない」
ギリアム「では…?」
ヴィレッタ「…ネビーイームは創造者から与えられた命令どおりに、宇宙空間を移動し…」「地球を発見して、メテオ3を落下させ…」「『兵器』を育て、収集し、いずこかへ持ち運ぼうとしただけよ」「創造者達がどこにいるか…今も存在しているかどうかは、不明だわ」
ギリアム「そうか…」(…南極で接触した異星人がバルマーであるかどうかも、定かではないということになるな)(いずれにせよ…銀河に存在する文明は、一つではない…)(それどころか…我々の想像を超えたモノが混じり合う世界…)(…実験室のフラスコか…)(…だとすれば、その実験の結果は…………………)
ヴィレッタ「…………」
ギリアム「…ヴィレッタ。この後、私は情報部へ戻る」「おそらく、戦後処理やホワイトスターの調査などで忙殺されることになるだろう」「そこで…出来れば、君の手を借りたい」
ヴィレッタ「………」
ギリアム「君の知識と技能を見込んで、情報部にスカウトしたい。無論、君の正体を公にするつもりはない」
ヴィレッタ「…ごめんなさい。私にはイングラムから与えられた使命…」「あの人が育てたSRXチームと行動を共にするという使命が残っている」
ギリアム「…やはり、そうか。なら、無理は言うまい」
ヴィレッタ「でも、私の知識が必要になったら、いつでも呼んで。協力させてもらうわ」
ギリアム「すまない」
ヴィレッタ「それから、少佐…最後にお礼を言わせて」
ギリアム「礼?」
ヴィレッタ「そうよ。あなたは私のことを信じてくれたから…」
ギリアム「フフ…それはお互い様さ」
≪No42をクリアした≫
ダイテツ「では…お前達はアステロイドベルトのイカロスへ戻るのか」
ショーン「ええ。本来、我々のヒリュウ改はあの基地の所属ですし…」「今後のことも踏まえて、地球圏外の防衛網を構築せねばなりませんからな」
ダイテツ「ワシを差し置いて、星の海へ帰るつもりか?」
ショーン「これは心外ですな。我々はあえて困難な任務に就こうとしておりますのに…」
ダイテツ「フッ…地球の重力と、軍のしがらみから逃げたいだけではないのか?」
ショーン「やれやれ、あなたにはお見通しでしたか」
ダイテツ「まあいい。ただし…今度、杯を交わす時は…」「マッカラン10年を出してもらうぞ?」
ショーン「むむ…。私がそれを隠し持っていたことまでお見通しでしたか」
ヒリュウ改 格納庫
ラッセル「カチーナ中尉、準備が整いました」
カチーナ「よし、じゃあ…行くか」
タスク「そッスね」
ラーダ「タスク、あなたも…イカロス基地へ?」
タスク「ヒリュウ改にも愛着があるし…向こうへ行ってた方が気楽ッスから」
カチーナ「甘いぜ、タスク。あたしが死ぬほど特訓してやる」
タスク「ゲ!! や、やっぱ、俺…残ろっかな?」
レオナ「………」
ラーダ「レオナ、あなたはどうするの?」
レオナ「…私は…」
タスク(…………)(…今がホントの勝負時か。よ、よし…男タスク・ジングウジ、一世一代の賭けに…!)「あ、あのさ…レオナ」
レオナ「……何?」
タスク「お、お前さえ良ければ…俺と一緒に…イカロス基地へい、行かねえか?」「そ、そんでもって…俺にみそ汁とか作ってくれつつ…な、なんてえのかな?」
レオナ「…私の料理の腕前のことを知っていて?」
タスク「そ、そりゃもちろん。ともかく、一緒に…あの……」
カチーナ「よっしゃ、そろそろ行くぜ。ラッセル、タスク…そんでレオナ、準備しな」
タスク「ヘ?」
レオナ「中尉、私は…」
カチーナ「あ? 違かったったけか? …やべえ、あたしの小隊は4人で登録しちまったぞ」
ラッセル(カチーナ中尉……)
レオナ「…………」「…了解です、カチーナ中尉。私もアステロイドベルトへ行きます」
タスク「レ、レオナ…それって…!?」
レオナ「…勘違いしないで。あなたと一緒なら…退屈せずに済みそうだと思ったからよ」
タスク「そ、そりゃもう! 手品のネタならビッチリバッチリ!」
カチーナ「あのな、遊びに行くんじゃねえんだぞ?」
ラーダ「フフ…カチーナ中尉、いいところあるのね」
カチーナ「あ? …まあな。イカロス基地でなめられるわけにゃいかねえからな」「頭数くらいはそろえるさ。部下思いだろ? なぁ、ラッセル」
ラッセル(…素だったのか…)
ジャーダ「そうか…。やっぱり、俺達の所へは…」
ラトゥーニ「ごめんなさい、ジャーダ…ガーネット……」「…私、散り散りになったスクールの子達を捜したいの…」「…オウカ、アラド、ゼオラ…みんな、きっと生きてると思うから…」
ガーネット「ううん、気にしなくていいわよ。あんたが自分で決めた道だもの…」「あたし達に止める権利なんてないわ」
ラトゥーニ「………」
カイ「二人とも、心配はいらん。ラトゥーニは、俺が隊長を務める新しい特殊戦技教導隊に配属が決まった」「だから、面倒はちゃんと見る」
ジャーダ「…逆に面倒見られたりして」
カイ「あン? 何か言ったか!?」
ジャーダ「い、いえ…何でも」
カイ「…まったく。それより、結婚式にはちゃんと俺達を招待するんだぞ」
ジャーダ「わかってますよ、少佐」
ガーネット「それじゃ、ラトゥーニのこと、お願いします」「ラトゥーニ、いつでもウチに来てくれていいからね」
ラトゥーニ「うん…」
ジャーダ「じゃあな、ラトゥーニ…元気でな」
ガーネット「今度会う時は、妹か弟が一緒だからね」
ラトゥーニ「え…?」
カイ「おい、お前達…! もしかして…!」
ヒリュウ改 ブリッジ
ショーン「艦長、本艦の出航準備が整いました」
レフィーナ「わかりました」
ユン「艦長、ハガネのダイテツ中佐より通信が入っています」
レフィーナ「つないで下さい」
〔通信のコール音〕
ダイテツ「…ダイテツだ。レフィーナ艦長、ショーン…礼を言わせてくれ」「お前達の働きなくして、今回の作戦の成功はなかった」
レフィーナ「いえ…それはオペレーションSRWに参加した全ての戦士達のおかげです」
ダイテツ「…そうだな」
レフィーナ「中佐と行動を共にして、色々と勉強になりました。…本当にありがとうございました」
ダイテツ「…自信を持て。中佐は、ヒリュウ改の艦長として立派に成長した。ワシ以上にな」
ショーン「いやいや…おだてても、何も出ませんぞ?」
ダイテツ「事実だ」
ショーン「ふむ…まあ、色気ならエクセレン少尉やガーネット少尉の影響で、少々は出るように…」
レフィーナ「あ、あの…副長?」
ダイテツ「…相変わらずだな。ともかく、イカロスへ行っても息災で」
ショーン「そちらも…」
ダイテツ「うむ。では、また会おう」
レフィーナ「はい…。その時を楽しみにしています」
〔通信のコール音〕
ショーン「では…参りましょうか」
レフィーナ「ええ。針路、アステロイドベルト・イカロス基地。微速前進!」
ショーン「微速前進、よーそろ!」
ユン「ハガネより発光信号。内容は『貴艦の航海の安全を祈る』です」
ショーン「では、こちら側からも同様の発光信号を」
ユン「了解です」
レフィーナ「…ところで、副長」
ショーン「何でしょう?」
レフィーナ「いい女の条件の一つが…網タイツだというのは、本当なんでしょうか?」
ショーン「は?」
レフィーナ「あ、いえ…そう聞きましたから…。実際のところは、どうなのでしょう?」
ショーン「ま、刺激的ではありますが…」「誰に吹き込まれたのかは聞かないでおきましょう」
ハガネ 格納庫
エクセレン「へきしっ」
リューネ「ちょっと! こっち向いてクシャミしないでよね」
エクセレン「わお、ごめんしてね。リューネちゃん」
リューネ「もう…。お別れを言いに来たのに、あんまりだよ」
マサキ「ショーンのオッサンあたりがウワサでもしてたんだろ?」
リュウセイ「なあ、マサキ…リューネ…やっぱり、行くのか?」
マサキ「ああ。地上の方は何とか一段落ついたみたいだが…」「俺は奴を追う。…草の根分けてでも捜し出してやる」
キョウスケ「シュウ・シラカワか。あれ以来、その名前は聞かないな」
マサキ「そう簡単に尻尾を出すような奴じゃねえってことは、百も承知だぜ」
エクセレン「出来れば、手伝ってあげたいところだけど…」
マサキ「気持ちだけで充分だぜ。俺は別に見返りを期待して、お前らと一緒に戦ったわけじゃねえからな」
シロ「それに、キョウスケやリュウセイ達もやらニャきゃニャらないことがあるもんニャ」
エクセレン「ねえ、リューネはどうするの? このまま軍に残るの?」
リューネ「ううん。正直言って、軍隊は性に合わないし…」「DCの戦火がくすぶってた地球にも、ちょっと居づらいしね」「木星か、月にでも行こうかなって思ってる」
リュウセイ「じゃあ、みんなバラバラになっちまうんだな」
リューネ「なに言ってんの。別に二度と会えなくなるわけじゃないんだし」「また何かあったら、すぐにみんな集まって来るよ」
エクセレン「そそ。電話一本、30分以内って感じ?」
キョウスケ「ピザの出前か」
マサキ「…お前らの漫才も、しばらく見られないと思うと寂しいもんだぜ」
エクセレン「あらん、夫婦…が抜けてるわよん? マーサ」
マサキ「言ってろ。…じゃ、行くぜ」
キョウスケ「元気でな」
リューネ「クロ、シロ…マサキが迷子になっちゃわないように気をつけなよ」
シロ「努力はしてみるニャ」
クロ「…多分、無駄だと思うけど」
リュウセイ「マサキ、地上のことは俺達に任せてくれ」
マサキ「ああ、頼む。もし、何かあったら…その時はサイバスターで駆けつけるぜ」「じゃあな、みんな…!」
ブリット「テスラ・ライヒ研究所に?」
クスハ「ええ。カザハラ博士やリシュウ先生に頼まれて…」
ブリット「テスラ研で何を…」
クスハ「T-LINKシステムみたいなマン・マシン・インターフェースの調整を手伝うの」
ブリット「でも、お前は…」
クスハ「いろいろ考えたんだけど…みんなのように守る側の人達の力になろうって決めたの」
ブリット「そうか…君がそう決めたんなら…」
クスハ「私、ブリット君には反対されるかと思った…」
ブリット「そんなことはないさ。それに、クスハは強い心を持ってる…それでいつだって頑張ってたじゃないか」
クスハ「そう…かな」
ブリット「俺は…俺はお前のことをずっと見てたから、そのことを誰よりも知ってる」
クスハ「ブリット君、ありがとう…。私、自分で自分で決めた道で頑張るね」
ブリット「クスハ…」
クスハ「だから…またよろしくね、ブリット君」「少しの間…離ればなれになっちゃうけど、これからも私のことを…見てて」
ブリット「ああ…約束するよ、クスハ…」
ハガネ 格納庫
ライ「…では、ATXチームは北米のラングレー基地に?」
キョウスケ「ああ。あそこはDC戦争中に破壊されたが…間もなく、再建される予定でな」「護衛の意味も兼ねて、おれ達ATXチームに転属命令が出た」
エクセレン「元々、私達はあの基地の所属だったし。それに…色々と思い出もあるしね」
ライ「そうか…。この伊豆基地も寂しくなるな」
エクセレン「いつもの色男さんとは思えない台詞ねえ」
ライ「フッ…。いたらいたでうるさいが、いなくなると、な」「それにイルム中尉やリオ、リョウト達も出向が決まったことだし…」
エクセレン「あらん…三人でどこに行くの?」
リオ「月のマオ社です。父様との約束もありますし…」
イルム「三人で量産型PTの開発プロジェクトへ参加することになったんでね」
エクセレン「んじゃ、リン社長に浮気の言い訳も出来ますね」
イルム「…言うなって」
ロバート「それにしても…リョウトまでマオ社に行くのは残念だな」
リョウト「え…?」
ロバート「お前にはエンジニアの才能があるから、テスラ研へ引っ張ろうと思ってたんだが…」
リョウト「すみません、オオミヤ博士」
エクセレン「んふふ~、愛の力は偉大ってことね」
〔扉の開閉音〕
マリオン「キョウスケ中尉、まだこんな所にいたの? さっさとラングレーへ行きませんと…」「何せ、あなた達には引き続きATX計画を手伝ってもらわねばなりませんから」
リシュウ「…おいおい、マリオン。さっき上層部から出た決定を忘れたのか?」
マリオン「………」
キョウスケ「決定とは?」
ロバート「ATX計画とSRX計画は凍結されることになったんだ」
キョウスケ「……!」
ライ「本当ですか…?」
ロバート「ああ。あの二つの計画は前々から予算とコンセプトの件で各方面から問題視されていてな」「それに加え、オペレーションSRWではなけなしの人型機動兵器が失われてしまった…」「そこで、軍上層部は軍備再建のために、PTの量産計画を最優先させることにしたのさ」
イルム「それで、俺やリオ、リョウトがマオ社に行くことになったんだ」
エクセレン「じゃあ…もしかして、私達の機体も氷づけに?」
キョウスケ「意味が違うぞ。…オオミヤ博士、どうも解せません。ならば、何故おれ達に転属命令が…」
ロバート「心配はいらない。先の作戦の功績を認められ…お前達の機体は凍結処分を免れている」「ただ…開発中だったグルンガスト参式やヒュッケバインMk-IIIはアウトだが…」
マリオン「…この程度の処分で、引き下がる私ではありませんわ。次の構想はすでに考えています」「ゲシュペンストMk-III…いえ、アルトアイゼンの強化型…」「そして、ビルトビルガー、ビルトファルケン…」
ロバート(ビルトシリーズはカークが開発したものなんだが…)
リシュウ(ふふふ…わだかまりが少しは消えおったか)
エクセレン「ちょ、ちょっと…博士、私のヴァイスちゃんは?」
マリオン「…それに、ジガンにもまだ改良の余地がありますわね」
エクセレン「あ、あの~? ヴァイスちゃん…何にもなし?」
リシュウ「わかったわかった。マリオン、妄想はそこまでじゃ」
マリオン「妄想………ッ!? 失礼ですわね!」
ロバート(やれやれ、こりゃ本気で作りかねんな、ラドム博士は…。だが、俺達だって …)
伊豆基地
キョウスケ「終わったのか? エクセレン」
エクセレン「はいは~い、あとは私物を放り込めば、いつでも出発できるわよん」「あら? ブリット君は?」
キョウスケ「基地の方でクスハと一緒にいるのを見かけたが…」
エクセレン「わお! いやん、少し時間をあげた方がいいかしら?」
キョウスケ「…そうだな」
エクセレン「あら~、珍しいわねえ、気を利かすなんて」
キョウスケ「たまには、な。あの男とは違ったところもみせてやらんとな」
エクセレン「ふふ…ボス、ね」「一体どこへ行ったのやら」
キョウスケ「あの男らしい。事情はどうあれ一度敵にまわった事…最後まで吹っ切れなかったか」「古風な…まさにサムライだな」「時代が時代なら…自ら腹を裂いているところだ」
エクセレン「あはは、言えてる。ジャパニーズ・セップクね」
キョウスケ「だが、この地球圏に何かあれば、再び会うこともあるだろう」
エクセレン「そうね、色男のお兄様…エルザム・V・ブランシュタインも一緒だろうし」
キョウスケ「何か考えているのかも知れん……いや、考えているだろうな」
エクセレン「そうねえ。ま、その時が来ればわかるでしょ」
キョウスケ「シュウ・シラカワのように陰で動けるほど器用な男じゃない。…動けば子供でもわかるだろうな」
キョウスケ「さて…行くか」
エクセレン「うん。…あ、ちょい待ち、キョウスケ」
キョウスケ「ん…?」
エクセレン「ブリット君とクスハちゃんには時間をあげたのに、私達にはなし?」
キョウスケ「我慢しろ」
エクセレン「…キスする時間くらいは…あるんじゃない?」
キョウスケ「フッ…そうだな」
【シナリオエンドデモ終了】
● 熟練度30未満 → No41B「ただ撃ち貫くのみ」 へ戻る
● 熟練度30以上 → No42「最後の審判者」 へ戻る
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