No.2B
逆襲のシャア
【シナリオデモ開始】
ラー・カイラム デッキ
アムロ「エクサランスはフレーム換装タイプなんだな」
ミズホ「はい。試作機で、数が作れませんから。こうしたほうがいろいろと対応できると思って」「そういえば、アムロ大尉もご自分でモビルスーツを設計なさっているとか」
アムロ「νガンダムのことか。後で君の意見も聞かせてもらいたいな」
アストナージ「エクサランスはコクピットは独立して戦闘機になるのか。たしか、初期のガンダムもそうだったんじゃないですか?」
アムロ「それを言うなら、マジンガーZとかもそうなる」
アストナージ「確かに」
<<ラウル>>
ラウル「どうだ。時流エンジンの具合は?」
<<フィオナ>>
フィオナ「どう、時流エンジンの具合は?」
ラージ「問題はありません。しかし、これからは気をつけて使わないと、壊れても直す施設が確保できるか」
<<ラウル>>
ラウル「完成の遅れは避けられないってわけか。まあ、いざとなればもう一機ある」
ラージ「予備をあてにするような運用はしないでください。フレーム以上に管理が難しいんですから」
ラウル「なに、お前なら大丈夫さ。頼りにしてるぜ」
ラージ「信用の丸投げはゴメンですよ」
<<フィオナ>>
フィオナ「へたすると、騙し騙し使うことになるわね」
ラージ「仕方ありませんよ。とにかく、少しでも早く設備を確保しないと。整備は出来ても研究が出来ません」
ミズホ「月面基地でのデータもほとんどなくなってしまいましたから」
ラージ「まったく。予備が一機あるのが唯一の救いですね」
フィオナ「大丈夫。あなたならできるって」
ケーラ「大尉、艦長が呼んでます。至急ブリッジに来るようにと。あと、○○○たちも」
<<ラウル>>
ラウル「俺たちも?」
<<フィオナ>>
フィオナ「私たちも?」
ラー・カイラム ブリッジ
ブライト「緊急事態だ。我々は予定を変更して、フィフス・ルナ迎撃に向かう」
ケーラ「フィフス・ルナって鉱物採取用の資源衛星のはず、それがどうかしたのですか?」
ブライト「ネオ・ジオンはかつての愚行を繰り返そうとしている」
アムロ「まさか、フィフス・ルナを地球へ?」
ブライト「そうだ。それによって地球を寒冷化させようとしている」
○○○「寒冷化って、本当になるんですか?」
アムロ「理論上はな」
ミズホ「そういえば、地球が遥か昔、氷河期に入った原因も隕石の衝突が原因だって説を聞いたことがあります」
ケーラ「恐竜が滅びたっていうあれだろ」
アムロ「いや、恐竜の方はゲッター線の影響のはずだ。同時期に隕石の衝突があったから混同されているけどね」
ブライト「話を戻すぞ。新連邦も、コロニーには気をつけても、資源衛星を落とすとは思わなかったらしい。移動を捕らえるのが遅れた。本艦はただちにフィフス・ルナに向かう!」
ケーラ「了解」
ブライト「それから、○○○たちにきくが、君たちの機動兵器、エクサランスと言ったが、それは使えるのか?」
ミズホ「はい、使えますけど」
ブライト「ならば、それで君たちも出撃してもらう」
ラージ「まだ開発途中なんですけれど」
ブライト「気持ちは分かるが、君たちも軍の一員である以上、参加してもらいたい。なにしろ非常時だからな。少しでも戦力がほしい」
○○○「わかりました」
ラー・カイラム 船室
ミズホ「いきなり実戦なんて思っていませんでした」
ラージ「月面基地の事件も、実戦でしたけどね。・・・望んだ形ではないですけど」
<<ラウル>>
ラウル「いいじゃないか。これはチャンスなんだぜ」
<<フィオナ>>
フィオナ「地球に資源衛星が落ちようって時よ。しかたないでしょう。それより、これってチャンスじゃない」
ラージ「なにがです?」
<<ラウル>>
ラウル「エクサランスの実戦テストさ。ここでめざましい結果を出せれば、模擬戦どころじゃない。立派な実績になる」
ラージ「そんなに単純に行きますか?」
ラウル「駄目なら駄目で問題点がわかるだろ」
ミズホ「そうですよね。このまま何もしないでいるよりはいいかもしれません」
ラウル「そういうこと。自信を持て。エクサランスの性能は俺がよく知っている」
ミズホ「はい。わかりました。やりましょう」
ラウル「よし。やろうぜ、エクサランスの実績づくりのために」
<<フィオナ>>
フィオナ「エクサランスの実戦テストよ。月面基地でのデータはほとんど消失しちゃったから。ここでめざましい結果を出せれば」
ラージ「確かに、申し分のない実績になるでしょうね。でも、そんな単純に行きますか?」
フィオナ「行きますかじゃなくて、行かせるの。それに、駄目なら駄目で問題点がわかるでしょ。損なんてないわよ」
ミズホ「・・・でも、パイロットに危険が」
フィオナ「・・・機動兵器のテストパイロットなんだから、それくらいの覚悟はしているわ。それに、二人が作ったエンジンとフレームだもの。心配ないわ」
ミズホ「それは・・・」
アムロ「○○○、作戦会議だ。ブリッジへ」
○○○「わかりました。大尉」
※※主人公がフィオナの場合、セリフ追加※※
ミズホ「・・・」
ラージ「・・・ミズホさん。僕らは、時流エンジンを搭載する機体、適当に選んだんじゃないんですよ」
ミズホ「・・・」
ラー・カイラム ブリッジ
ブライト「フィフス・ルナ自体に移動力はない。だから、各部に核パルスエンジンを取り付けて推進力としている」
アムロ「要は、それらを破壊すればいいんだ。推進力を失ったフィフス・ルナはただの岩に過ぎない。ただし、当然、敵の守りもそこに集中しているはずだ」
ブライト「なんとしてでも阻止限界点に到達する前に目標を達成するんだ。その後では、例えエンジンを破壊しても、地球の引力に引かれて落ちる」
<<ラウル>>
ラウル「それまでの勝負ってわけか」
<<フィオナ>>
フィオナ「でも、核は管理が厳しいと聞きます。そんなにいくつもエンジンつけられるほど、手に入れられるんですか」
ブライト「新連邦から手に入れたんだろう」
ケーラ「今はそんなことどうでもいいよ。大事なのはそいつを止めなきゃならないってこと。ですよね、艦長」
ブライト「その通りだ。各員の健闘を祈る」
〔モニターの開く音〕
ケーラ「ブライト艦長、大変です!」
ブライト「どうした?」
ケーラ「ヒサゴプランのアマテラスコロニーでクーデターです!」
ブライト「何だと、ネオ・ジオンの一派か!?」
ケーラ「いえ、何でも『火星の後継者』とか。しかも、連邦内部でもそれに賛同する部隊が続出、フィフス・ルナに行くはずの部隊もいくつかコースを変えています」
ブライト「こんな時に・・・。とにかく、残った部隊だけでもフィフス・ルナに向かう!」
アムロ「・・・まるでタイミングを計ったようだ。偶然だと思うか?」
<<ラウル>>
ラウル「さぁ? けど、偶然でも故意でもそれでやることが変わる訳じゃないでしょう?」
アムロ「確かに」
ブライト「とにかく、残った部隊だけでもフィフス・ルナ落としをくい止めるぞ!」
<<フィオナ>>
フィオナ「さぁ? でも、繋がっていなくても、何らかの情報で知っていたってことはありえるんじゃないですか?」
アムロ「どちらが利用したのか。シャアか、火星の後継者か」
ブライト「どちらでもいい。とにかく、残った部隊だけでもフィフス・ルナ落としをくい止めるぞ!」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「逆襲のシャア
戦闘マップ開始
〔敵ユニット出現〕
ギュネイ「やはり来たか、ロンド・ベル!」
レズン「お前ら、敵の数が少ないからって、手ぇぬくんじゃないよ!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
ブライト「いいか、目標はあくまで核パルスエンジンの破壊だ。目標は・・・」
〔カーソル、フィフス・ルナを指定〕
ブライト「阻止限界点まであと7分!それまでにここに到達するのが目的だ。それを忘れるな!」
<戦闘開始>
<3PP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
アムロ「シャア!」
シャア「アムロか!」
<<ラウル>>
ラウル「シャア・アズナブル。ジオンの総帥が直々に出撃だって!? ・・・手柄を立てるチャンスだけど、そう簡単に落とせそうにないな」
<<フィオナ>>
フィオナ「シャア・アズナブル。ジオンの総帥が直々に出撃したっていうの!?」
アムロ「何でこんなものを地球に落とす、これでは、地球が寒くなって人が住めなくなる。核の冬が来るぞ」
シャア「地球にすむものは、自分たちのことしか考えていない。だから抹殺すると宣言した」
○○○「人類抹殺!?」
ギュネイ「大佐、ここは自分が」
シャア「敵を侮るな、ギュネイ!」
<4PP>
ブライト「阻止限界点まであと3分。急げ!」
<6PP>
ブライト「阻止限界点まであと1分!」
<アムロvsシャア>
アムロ
「人が人に罰を与えるなどと」
シャア
「私、シャア・アズナブルが粛正しようというのだ。アムロ!」
アムロ
「エゴだよそれは」
シャア
「地球がもたん時が来ているのだ」
<アムロvsギュネイ>
ギュネイ「こいつがアムロ・レイか!」
アムロ
「なんだ?敵意はあるが悪意は感じられない」
<シャア撃破orHP30%以下で撤退>
シャア「くっ、サザビーの能力を過信しすぎたか。一旦、退く!」
〔敵ユニット撃破or離脱〕
<7PP以内に敵全滅・勝利条件達成>
〔ブライト、フィフス・ルナ上へ移動〕
ブライト
「よし、各砲座、撃てーっ!」
〔フィフス・ルナに爆発〕
〔フィフス・ルナのエンジン停止〕
【戦闘マップ終了】
<7PP以内に味方がフィフス・ルナへ到達・勝利条件達成>
※※ラウルが到達した場合のセリフ※※
ラウル「これだな!」
※※フィオナが到達した場合のセリフ※※
フィオナ「これね!」
※※アムロが到達した場合のセリフ※※
アムロ「これを破壊すれば!」
※※ブライトが到達した場合のセリフ※※
ブライト「よし、各砲座、撃てーっ!」
※※ケーラが到達した場合のセリフ※※
ケーラ「もらったぁーっ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔フィフス・ルナに爆発〕
※※まだシャア健在の場合、セリフ追加※※
シャア「しまった!」
アムロ「よし、これでフィフス・ルナは停止する」
シャア「・・・やむをえん。総員、フィフス・ルナ周辺宙域から離脱せよ!」
※※まだギュネイ健在の場合、さらにセリフ追加※※
ギュネイ「大佐!」
シャア「聞こえないのか。撤退だ!」
シャア「アムロ、ブライト・・・私はあきらめんぞ!」
※※※※※※※※※※※※
〔敵ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】
<8PP>
ブライト「くっ、間に合わなかったか・・・」
※※まだシャア健在の場合、セリフ追加※※
シャア「よし、あとは放っておいても地球が引き寄せてくれる」
アムロ「・・・このフィフスが、地球に落ちるのを阻止できなかったとは」
○○○「フィフス・ルナが、落ちる・・・」
≪8PPを迎えた≫
<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
≪フィフス・ルナ落下阻止に成功≫
レウルーラ ブリッジ
ギュネイ「大佐、フィフス・ルナでは申し訳ありませんでした。自分の力が足りないばかりに」
シャア「お前はニュータイプ研究所で強化して、金がかかっている。死なすわけにはいかない」
ナナイ「ギュネイ、気にしなくてもよい」
ギュネイ「しかし」
シャア「私も、これで終わらせるつもりはない」
ナナイ「ギュネイ、今は休みなさい」
ギュネイ「はっ! ニュータイプ研究所所長、いえ、作戦士官どの!」
ナナイ「ギュネイは、神経過敏になっています」
シャア「若いのさ・・・」「デキムの笑い声が聞こえるようだ。・・・ロンド・ベルめ」
≪フィフス・ルナ落下阻止に失敗≫
ラー・カイラム デッキ
アムロ「情けない! シャアにやられるのを、見ているだけだった・・・」
アストナージ「仕方ないですよ。アマテラスのクーデターのせいで、戦力が半減してたんですから」
アムロ「それにしてもだ!」
ミズホ「ごめんなさい。エクサランスがもう少し強力だったら」
<<ラウル>>
ラウル「違う。ミズホのせいじゃない。あまり自分を責めるなよ」
<<フィオナ>>
フィオナ「あなたのせいじゃないわ。何でもかんでも自分のせいにするものじゃないわよ」
アムロ「○○○の言うとおりだ。それに、まだ終わっちゃいない。シャアが、これで終わりにするはずがない」
ラー・カイラム ブリッジ
ブライト「シャアは本当に地球を冷却化するつもりかな?」
アムロ「シャアはかつて、クワトロ・バジーナという名前で俺たちと一緒に反連邦政府の連中や異星人と戦ったが、あれで地球に残っているデキムたちの実態がわかって、本当に嫌気がさしたんだぜ」
○○○「嫌気?」
ブライト「新地球連邦政府は地球から宇宙を支配しているということさ。それを嫌っているスペースノイドは山ほどいる」
ケーラ「当初、デキム達はコロニーシンパだったけど、権力を持つうちにってやつさ」
アムロ「なのに、新連邦はどうして自分たちが嫌われているのかがわかっていない。わかろうとしないってことさ」
ブライト「だからといって、それが地球を凍りづけにしてもいいという理由にはならん」
ケーラ「だから、それを防ぐために、あたしたちはこうしているんじゃないですか」
アムロ「そうだな。ブライト、ロンデニオンでの補給はいつ受けられる?」
ブライト「まもなくだ。火星の後継者によるクーデターですが起きている以上、できる限りの補給をしておかなければ、次はいつできるかわからない」
アムロ「クーデターか。・・・何が火星の後継者だ」
ラー・カイラム デッキ
ラージ「・・・ロンデニオンに着いても降りずに、このままロンド・ベルに協力ですか? 僕はそんなことより、早く研究を再開させたいんですけど」
<<ラウル>>
ラウル「急がば回れって言うぞ。ここでそれなりの成果をあげれば、ブライト艦長から推薦が受けられるかもしれない。なんたって地球の危機を救うんだからな」
ミズホ「わかりました。エクサランスの調整はまかせてください」
<<フィオナ>>
フィオナ「急がば回れって言うわよ。ここでそれなりの成果をあげれば、ブライト艦長から推薦が受けられるかもしれないわ。なんたって、地球の危機を救うんだから。結果的にはその方が有利じゃない」
ラージ「評価されるのは、エクサランスフレームの方でしょう」
フィオナ「そのエクサランスを動かしているのは何?時流エンジンじゃない。そもそもエクサランスは、時流エンジンとセットの機体なんだから」
ミズホ「そうです」
ラージ「わかりましたよ。どちらにしろ、何もしなければ何も起こらないんです。しかし、それでは研究は進まない」
フィオナ「そういうこと」
ミズホ「エクサランスの調整はまかせてください」
フィオナ「それじゃ、みんなで頑張ろう。時流エンジンと、エクサランスの未来のために!」
ラー・カイラム ブリッジ
ブライト「増援のことだが、残念ながら、我々も残った戦力ではシャアに対抗するだけで精一杯だ。そちらに回せるだけの余裕はない」
ルリ「それはこちらも同じです。新地球連邦は今やガタガタですから。動ける部隊が独自で動くしかないみたいです。ネオ・ジオンの方はお任せします」
ブライト「それでは、火星の後継者の方は君にまかせる」
ルリ「わかりました、では」
ブライト「ナデシコのつながりで戦力がほしかったが。無理のようだ」
アムロ「仕方がないさ。アマテラスでのクーデター対策も大事だ」
ブライト「わかってはいたがな・・・」
※※フィフス・ルナ落下阻止に失敗した場合、セリフ追加※※
アムロ
「フィフス・ルナについて触れなかったのは、彼女の気配りかな」
ブライト
「子供に気を配られるとはな」
アムロ
「彼女はただの子供じゃない。それはわかっているだろう」
ケーラ 「そういえば、○○○たち。このままロンド・ベルに残ることを希望したって」
アムロ
「ああ、助かる。あとはロンデニオンでνガンダムを受けとれば・・・」
【シナリオエンドデモ終了】
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