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No.41
想いと力、その向かう先

【シナリオデモ1開始】
デッド「………」
フォン・リー「お前…裏切り者ブレードを倒したそうだな。まがい物にしては上出来だ」
デッド「笑わせてくれるね。そのまがい物に負けたブレードに苦戦していたのは誰だよ?」
モロトフ「口の利き方に気をつけろ、野良犬。拾われた恩義を忘れたか?」
デッド「俺は誰の命令も聞くつもりはない。シンヤさんもそれでいいって言ってくれたよ」
シンヤ「その通りだ、デッド。ブレードを倒したお前を縛る者などこの世界にいないさ」
デッド「フフフ…ステキだよ、あなたは…。その微笑の下で俺を殺したいくらい憎んでいるくせに…」「あんたの大事なタカヤ兄さんを倒した俺をね」
シンヤ「それはどうかな…」
デッド「いいさ…もう少しだけあんたらに付き合ってやるよ」「次は俺と同じ地球人のテッカマンを片付けてやるよ」
フォン・リー「近親憎悪という奴か。面白いな」
デッド「この世界にテッカマンは俺だけでいい。そう…あんたらも邪魔なんだよ」
モロトフ「何っ…!?」
〔テックセット音〕
〔画面、黄色く発光〕

ランス「まがい物の分際でラダムに歯向かう気か…!」
デッド「それもいいね。何なら3対1でやるかい?」
エビル「やめろ、ランス。それにデッドも冗談が過ぎるぞ」
デッド「フフフ…シンヤさんだけみたいだね。俺のジョークがわかってくれたのは」「じゃあ、俺は地球へ行くよ。兄弟達を片付けにね」
〔機体の跳躍音〕
エビル「フフフ…せいぜい頑張るのだな、デッド・エンド」
ソード「意外でしたわ。エビル様がブレードの始末をあんなまがい物に譲るとは…」
エビル「ブレードは死んでいないさ。あの程度でくたばるほどヤワじゃない」
ソード「え…」
エビル「ブレードはあのデッドを乗り越えさらに強くなる…」「タカヤ兄さんはいつもそうだった。どんな試練も乗り越え、その度に強くなった」「俺はそのタカヤ兄さんを倒す。そして、その時こそ俺が最強のテッカマンとなるのだ」
ソード「しかし、生きていたとしても私の計算ではブレードの残り時間は後わずかです」
ランス「それに今、我々が優先すべきはラダム樹の生育と邪魔者共の排除だ」
エビル「ランス…そちらはお前に任せるさ」
ランス「いいだろう。私は私のやり方をさせてもらおう」
エビル(待っているよ、タカヤ兄さん…。兄さんがより強大な力を得て俺の前に立ち塞がる事をね…)
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔敵ユニット出現〕
ザフト兵「プラント本石から最新のモビルスーツを奪った犯人はこの宙域に向かっているそうだ」「なお、その犯行はラクス・クラインの手引きによって行われたとの事だ」
ザフト兵「そんな…ラクス様がナチュラルの手先だったなんて…!」
ザフト兵「本悟空からの指示は機体の奪還が不可能な場合は破壊も止む無しとの事だ」
〔レーダー反応〕
ザフト兵「隊長! 来ました! かなりの速度です!!」
ザフト兵「各員、攻撃開始! 我々で賊を止めるぞ!!」
〔味方ユニット出現〕
キラ「すごい…この機体、ストライクの4倍以上のパワーだ…」
ザフト兵「あれが新たない開発されたXシリーズか…!」
キラ「ラクスに託された想い…それがこのフリーダム…。僕は行かなくちゃならない…!」
〔キラ、前進〕
ザフト兵「撃て! 奴を止めろ!」
〔キラの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

キラ「僕は…! あなた達と戦うつもりはない…!」
〔通信のコール音〕
キラ「通信…? こんな所で誰から…」「ミスタAs?」
〔コードの解除音〕
キラ「こ、これは…!? もし、これが本当ならアラスカは…」
ザフト兵「敵は動きを止めたぞ! 砲撃を集中させろ!」
キラ「そこをどいてくれ! 僕は…僕は行かなくちゃならないんだ!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ザフト兵「あの機体は傭兵のものか!?」
劾「ミッション開始…!」
〔ジンの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

ザフト兵「くっ! こちらに仕掛けてきただと!?」
キラ「助けてくれた…あの人達…」
劾「こちらはサーペントテールの叢雲劾。キラ・ヤマト…早く行け」
キラ「え…」
イライジャ「こちらはお前の護衛の依頼を受けているんだ。急げよ」
キラ「ありがとうございます!」
〔キラ、地球へ移動〕
キラ「ラクス…君は平和の歌を歌って。僕は戦うよ…」「この想いと力で!」
〔味方ユニット離脱〕
プロフェッサー「すごいスピードね、あのモビルスーツ…」
リーアム「ええ…さすがはザフトの新型です」
プロフェッサー「それにあの機体、面白い装備を積んでいるようね」
イライジャ「しかし、あんた達といっしょに依頼をこなす事になるとはな」
プロフェッサー「これもマルキオ導師が引き合わせた縁って奴ね」
劾「後はザフトの部隊を追撃させないようにすればいいだけだ」
リーアム「いよいよ、このリ・ホームの出番ですね」
プロフェッサー「頼むわよ、キャプテンGG」
???(ジョージ)「任せてくれたまえ…!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

北米エリア
ヴァルストーク/カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴100.11.22、航海日誌…」「戒道幾己はオービットベースでソール11遊星主への備えを進める事になった」「一方、俺達はパスキューマシンの件を報告するために連合軍総司令部のあるアラスカ基地に来た」「ルリ艦長と大河長官はあのコルベット准将につかまり、連日ネチネチと言われており…」「俺達はここに来てもう一週間以上にもなる」「そして、どうやらこの基地にはアークエンジェルも来ているらしい」「ザフトの次の攻撃目標は連合のパナマ基地と目されているため主力部隊はそちらに行っており…」「今この基地は各地からの部隊が寄せ集め状態で駐留しているそうだ」「俺達も食堂やカフェで様々な人に会う事ができた…と」

北米エリア
アラスカ基地/食堂
陽子「しかし、驚いたぜ。ギガフロートに続いてここであんたらに会うとはね」
クルツ「俺達って引かれ合う運命ってやつ?」
陽子「ハ…! それはあんた個人じゃなくノイ・ヴェルターと俺の間の話さ」
マオ「あんたの隊はイバリューダーの攻撃で壊滅したって聞いたけどここの配属になったのかい?」
陽子「とりあえずの処置だけどな」「俺の場合、命令違反と軍紀違反の常習犯なんで厄介者扱いでどこも拾ってくれないようだぜ」
リョーコ「ははは! あんたとは気が合いそうだよ!」「腕も確かだし、いっその事ノイ・ヴェルターに転属してこいよ」
陽子「それも悪くないね」「…でも、それを言ったら、今、この基地にいる連中はみんな俺と似たようなもんさ」
マオ「どういう事だい?」
陽子「腕はいいが、何らかの理由で上官や隊から疎まれている連中ばかりって事さ」
ガイ「厄介者の寄せ集めか…。フ…昔のナデシコみてえだぜ」
クルツ「ま…今もあんまり変わってねえがな」
クルーゾー「…妙な話だな。つぎはぎの部隊編成もそうだが…」「総司令部だというのに連合軍の主流である大西洋連邦系の部隊がほとんど見られない」
マオ「何らかの意図があると?」
クルーゾー「わからん。だが、俺達が足止めを食らっているのも無関係ではないかも知れんぞ…」
デュオ「へえ…あんたが連合のエースパイロットの『切り裂きエド』か!」
エド「噂のノイ・ヴェルターにも知られているとは、俺も有名になったもんだぜ」
ハーリー「エドワード・ハレルソン中尉…。大西洋連邦所属のモビルスーツパイロット…」「白兵戦を得意として戦闘後の乗機は敵機のオイルを返り血にようにあびていると聞いています」
エド「そんな話まで知られているとはな。どうだい? 出会った記念にシャツにサインしてやろうか」
ハーリー「や、やめてください!」
エド「遠慮するなって。動くと、エドワードの『D』が『L』になっちゃうぜ」
ハーリー「それだけは勘弁してください!」
甲児「何だよ…『切り裂き』なんて物騒な名前だからビビってたけど気さくな兄ちゃんだな」
エド「モビルスーツを降りてる時まで戦闘をする気はねえよ」「人生は楽しくいこうぜ! なあ、兄弟?」
トロワ「………」
エド「ノリが悪いぜ! じゃあ、次はお前さんだ!」
宗介「………」
カトル「す、すいません! 彼ら…別に怒っているわけじゃないんですが…」
ハーリー「苦労してますね、カトルさん…」
カトル「とりあえず、今日だけはヒイロと五飛がいない事に感謝したよ…」
さやか「でも、本当に軍人さんっぽくないですね。陽気で気さくで人懐っこくて…」
エド「ま…俺も物騒なあだ名をつけられちまって迷惑してる口だからな」
竜馬「エドワード中尉は元々この基地の所属だったんですか?」
エド「いや…数週間前に配属になったばかりだ。どうも上官殿に嫌われちまったみたいで追い出されたようなもんさ」
さやか「何かあったんですか?」
エド「理由なんてあってないようなものさ。元々俺は大西洋連邦の人間じゃないからな…」「革命戦争の武力併合で俺の国が大西洋連邦に吸収されちまった結果ってやつだ」
竜馬「連合軍も色々と複雑な事情を抱えているんですね」
エド「まあな…大きな声じゃ言えないが連合軍を実質的に牛耳ってるのは大西洋連邦だからな」「それ以外のユーラシア連邦やアフリカ共同体の連中は冷や飯を食わされてるって話だ」
隼人「フ…プラントと戦争しつつ内輪もめまでやるとは忙しい連中だぜ」
弁慶「こんな調子で人類はラダムやイバリューダー、それにソール11遊星主に勝てるのかよ…」
エド「暗い顔は無しにしようぜ。いつだって俺達はやれる事を精一杯やるだけだ」
甲児「へへ…中尉さんよ、あんたを見てるとその気になってくるぜ」
ジャン「…君があの赤いフレームのモビルスーツのパイロットか?」
ロウ「そうだけど…あんたは?」
ジャン「自己紹介が遅れて申し訳ない。私はジャン・キャリーという」
ゴリアテ「もしかして、『煌めく凶星J』…!」
錫石「へえ…この人も有名人なんだ! 何か伝説とか持ってるのかい?」
樹里「あ、私も聞きたい~!」
ゴリアテ「…それはその…」
ナターシャ「どうしたの、ゴリアテ?」
ジャン「気にする事はないよ、君。…私自身の事は私が話そう」「私の名が知られているとしたらそれは私がコーディネイターであるためだろう」
黄金「あなたが…?」
ジャン「もっとも地球育ちのおかげで私自身の中ではコーディネイターもナチュラルも変わりはないのだけどね」
黒鋼「この基地にいるって事はあんたも連合の軍人さんなんだよな?」
ジャン「ああ…反コーディネイターの機運が高まった頃には一時的にプラントに移り住んだが…」「私はプラントのやり方に疑問を持ち、連合軍に参加したんだ」「だが、やはり周囲は私をコーディネイターとしてしか見てくれなかったようだ」
青銅「それでこのアラスカ基地の寄せ集め部隊に送られたのか…」
ロウ「…つまんねえ事、気にしてんなよ」
ジャン「え…」
ロウ「自虐的になるなって事さ。あんた自身がコーディネイターな事に後ろ向きになる必要なんてねえぜ」
ファーラ姫「ロウの言う通りです。…実は私は地球の人間ではありませんが心は皆と同じつもりです」「あなたとて同じではありませんか?」
ジャン「…その通りだな。ここに送られて私自身がつまらぬ人間になっていたようだ」
ロウ「で、あんた…俺に何か用があったんじゃないか?」
ジャン「私の本業は工学の研究者でね。君の機体が装備している剣に興味があるんだ」
ロウ「ガーベラ・ストレートに目をつけるとは中々のもんだぜ!」「あれはグレイブヤードに住んでる蘊・奥って爺さんといっしょに鍛え上げたんだ」
ジャン「あれは既に芸術品の域だ。是非とも間近で見せてもらいたいのだが…」
ロウ「OK! そうと決まればとっとと行こうぜ!」
錫石「待ってよ、ロウさん! 俺にも見せてくれよ!」
黄金「俺達の故郷は日本だからな。日本刀には興味があるな」
ロウ「いいぜ、黄金。みんなまとめて面倒みてやるよ」
ミヒロ「不思議…。ロウさんって相手が誰でもすぐに仲良くなっちゃうのよね…」
ファーラ姫「ふふふ…一種の才能みたいね」
樹里「あれ、ミヒロ…。そういえば、カズマは?」
ミヒロ「お兄ちゃんならお客さんと会ってるよ」

北米エリア
アラスカ基地/通路
カズマ「そうか…。アルテミスについてから色々あったんだな…」
フレイ「ええ…」
カズマ「そのさ…。俺、うまく言えねえけどさ…」「やっぱり、謝った方がいいと思うぜ。そのサイって奴にもよ…」
フレイ「でも…サイは私の事を許してくれないと思う…。それにキラはもういない…」
カズマ「キラの事は俺も聞いたよ…」
フレイ「私、コーディネイターが憎かった…。パパを殺したコーディネイターが…」「だから、キラを利用してコーディネイターに復讐しようとした…。キラと…サイを傷つけても…」
カズマ「………」「フレイ…そういう風に素直な気持ちをサイに話してみろよ」
フレイ「でも…」
カズマ「許してくれる、くれないの問題じゃねえよ」「自分のやった事にはケジメはつけなきゃなんねえんだ」
フレイ「………」
カズマ「なあ…俺がアークエンジェルに行った時に送ったメッセージ…覚えてるか?」
フレイ「宇宙の怖さ、一人の人間の弱さ…、そして、生命の大切さ…」
カズマ「その通りだ。それに比べれば、どんなことでもちっぽけなもんだ」「だから、勇気を出してぶち当たってみろよ。そんな湿った顔はらしくねえぜ」
フレイ「ふふ…私を送ってくれた時は無理して大人っぽくしてたみたいだけどそっちが本当の顔みたいね」
カズマ「やっと笑ったな。その方がやっぱりらしいぜ」
フレイ「ありがとう、カズマ…。私、やってみる…」「私、転属になってもうすぐアークエンジェルを降りるの。だから、その前にやってみるね」
カズマ「ああ、頑張れよ。俺、遠くからだけど応援してるからな」

北米エリア
アラスカ基地/通路
ユミ「ねえ、ハヤトさん…ノイ・ヴェルターのみんなはどこ?」
ハヤト「おかしいなあ…。こっちのブロックにいるって聞いてたんだけど…」
ユミ「それで約束だからね。あたしの家出の理由、絶対にナイショにしてね」「Dさんの事がショックで泣いてたなんて知られたら、また笑われちゃうから」
ハヤト「わかってるよ。でも、あの人の事がショックだったのはみんな同じだよ」
ユミ(ごめんね、ハヤトさん…。だましちゃって…)(でも、あの事は秘密にしてくれって頼まれちゃったから…)
〔扉の開閉音〕
トモル「君は…」
ユミ「あ…トモル君! 真道トモル君だーっ!」
ハヤト「こ、こいつ、まさかギガフロートでオーガンと融合した…」
トモル「………」
ユミ「ねえ、トモル君…どうしてアラスカ基地にいるの?」
トモル「…神先さんがこの基地に用があるっから俺にもいっしょに来いって言われて…」
凱「こんな所にいたのか、トモル…」
トモル「凱さん…」
凱「プロフェッサー神先が戻るまで部屋で待つようにと言われていただろ」
トモル「すいません…」
ユミ「…凱さん…お久しぶりです…」
凱「ユミ! 戻ってきたのか!?」
ハヤト「ユミちゃんを怒らないでください! 彼女は自主的に戻ってきたんですから!」
ユミ「迷惑をかけてごめんなさい! でも、あたし…やっぱりテッカマンとして戦います!」
凱「わかったから、もう行け。みんなはDブロックにいるから」
ユミ「は、はい! これからもあたし、頑張ります!」
トモル「明るい子ですね…」
凱「ああ…宿命に負けず困難に正面から立ち向かう事ができる子だ…」
トモル「彼女…テッカマンなんですよね…」
凱「そういえば、GGGアメリカでユミと会っていたんだな…」
トモル「…その時はテッカマンをバケモノって言ってしまいましたが、まさか自分が同じ存在になるなんて…」
凱「やめろ、トモル…。テッカマンもオーガンもバケモノなんかじゃない…」「お前はお前だ。それは変わらないんだ」
トモル「………」

北米エリア
アラスカ基地/一室
フォレストン「…では、プロフェッサー神先…君はオーガンを軍に渡す気はないのだな?」
未知「既に報告した通りです。あの力を連合軍が使用する事に私は反対します」「極東も私の力が軍に利用される事を恐れて、GGGへの出向を勧めてくれたではないですか」
フォレストン「確かに現在の連合軍の在り方は人類の平和維持の理念から大きく外れようとしている…」「だが、事実として、その人類は迫り来る外敵を前に未曾有の危機を迎えている」
未知「それは私も理解しています」
フォレストン「だから、私は考えた…。力によって人類が統一される事も一つの方法だと」
未知「ソリッドアーマーをそのための力にすると…?」
フォレストン「その通りだ。…ブルーコスモス一派を駆逐し、軍の内部を改革するのは二の次だ」「今は目の前の危機を回避するのが先決だろう」
未知「そのためにはプラントの人達が虐殺されるのも仕方ないと言うのですか…!?」
フォレストン「コンプリヘント計画で生まれた君がコーディネイターに同乗するのはわかる…」「だが、私はナチュラルもコーディネイターも関係なく『人類』が生き延びるために…」「最良の方法を選択するつもりだ」
未知「合理的であるという理由だけで人の生命が失われる事を私は認めたくありません…」
〔WARNING〕
フォレストン「何事だ?」
〔モニターの開く音〕
連合兵「大変です、フォレストン局長! ザフトの降下部隊がこのアラスカ基地に迫っています!」
フォレストン「馬鹿な! 情報局の調査ではザフトのオペレーション・スピットブレイクはパナマが目標だったはずだ!」「…まさか…その情報自体が敵にワナだったと言うのか…」
【シナリオデモ2終了】


サブタイトル
「想いと力、その向かう先」


【戦闘マップ2開始】
〔味方ユニット出現〕
モーガン「総司令部からの命令だ。我々はNエリアの防衛に回るぞ」
エド「隊長さんよ…そりゃおかしいんじゃねえか?」
ジャン「モーガン大尉、このエリアはアラスカ基地の中枢部です」「防衛部隊を動かすのは得策とは思えませんが…」
モーガン「俺だってそんな事は承知だ。だが、そういう命令が上から出てるんじゃ仕方ないな」
陽子「じゃあ、誰がこのエリアの防衛をするのさ?」
モーガン「あの連中だとよ」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
陽子「ノイ・ヴェルターか…。また借りができちまうな」
ルリ「お気になさらずに。人手不足のようですからお手伝いするまでです」
ロウ「でもよ…軍に味方してザフトと戦うってのも気乗りしねえぜ」
デュオ「仕方ねえよ。ノイ・ヴェルターだって所属は国連にあるんだからよ」「知らん顔して脱出するわけにいかねえだろう」
〔味方ユニット出現〕
コルベット「モーガン大尉、部隊をNエリアへ回せ。ここはノイ・ヴェルターに任せればいい」
〔コルベット、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

クルツ「おいおい…言ってる側から最高責任者がトンズラしちまったぜ」
ゾマー「総司令部の連中はアラスカ基地を放棄する気かよ?」
カズマ「俺達の力が信用できねえようだな、あのタコオヤジはよ!」
モーガン「すまん、ノイ・ヴェルター。命令は命令だ…俺達はNエリアへ移動させてもらう」
クルーゾー「モーガン大尉…互いの武運を祈ります」
ロウ「ジャン・キャリー、それに陽子さんも切り裂きエドもみんな死ぬなよ!」
ジャン「君もな、ロウ・ギュール」
エド「ありがとよ、ジャンク屋! 生きて、また会おうぜ!」
〔味方ユニット離脱〕
サブロウタ「さて…後はザフトをお迎えするだけだな」
アカネ「こうなったら奴らを蹴散らしてあたし達の力を軍に見せてやろうよ!」
イーベル「あたしも休んでた分、頑張っちゃいます!」
ハヤト「来るよ、ユミちゃん!」
〔敵ユニット出現〕
ミゲル「スピットブレイクの攻撃目標はアラスカの連合軍本部か…」「パナマに降りると思っていたが開始直前に変更になるとはな」
ミハイル「敵をあざむくには、まず味方からか。さすがの私も驚かされたよ」
イザーク「ニコル、ディアッカ…連合の本部を落とす事でお前達のカタキはとってみせるぞ…」「そして、アスランの奴に俺の力を認めさせてやる…!」
シホ「イザーク隊長、『足付き』がいないようですが…」
イザーク「奴らが離脱したとの報告は受けていない。まだ、基地の中にいるのだろう」
ミハイル「全軍、攻撃開始だ! 我々がスピットブレイクの口火を切るぞ!」
ミゲル「フ…久々の戦場だ。『黄昏の魔弾』の名に恥じぬ戦いぶりを見せてやる…!」
シホミ「相手は同じ人類です。各機は可能な限り、コックピットを外して攻撃してください」
甲児「了解だ! その方がこっちとしても気が楽だからな!」
クルーゾー(やはり、おかしい…。総司令部の早過ぎる撤退…何かあると見た…)
???(クルーゼ)「始まったか…。では、私は念のために例のものを確認させてもらうとしよう」
<戦闘開始>

<味方が戦闘(戦闘後)>

フォレストン「コルベットめ…。早々に逃げ出すとはどういうつもりだ…!」「プロフェッサー神先、君は真道トモルを連れて避難するんだ。ソリッドアーマーも退避させる」
未知「そ、それが局長…真道さんが部屋にいません!」
フォレストン「何だとっ!?」
ムウ「さっきのシャトルでバジルール中尉とフレイも行っちまったか…」「しかし、俺も馬鹿だね…。アークエンジェルから転属になったってのにこうして基地に残っちまうとは…」

<イザークと戦闘>
イザーク「このアラスカ基地を落とせば連合軍の指揮系統は寸断される…!」「第2次降下隊が来る前に俺達で決着をつけてやる!!」

<ミゲルと戦闘>
ミゲル「ストライクにやられた怪我から復帰したというのに、奴はアスランに倒されていたとはな…」「だが、この戦いで幕を上げよう! 『黄昏の魔弾』の華麗なる復活劇のな!」

<シホと戦闘>
シホ「このディープアームズは次世代機のテストベッド…」「ここでの戦いのデータを持ち帰るのも私の役目だ…!」

<ミハイルと戦闘>
ミハイル「戦場という患部に現れる敵という名の病…。これよりオペを始める…!」

<カズマvsイザーク>
カズマ「今日は一人かよ! お仲間の他のガンダムはどうしたんだい!」
イザーク「ニコルとディアッカは死にアスランもイージスを失った…!」「だが、俺は負けん! このデュエルで最後まで戦い抜いてみせる!」

<デュオvsイザーク>
デュオ「今日は受けてもらうぜ、ガンダム同士のファイトをよ!」
イザーク「くっ…! なぜ、こいつはこうも俺にG同士で戦わせたがるんだ!?」

<ロウvsイザーク>
イザーク「こいつ、アルテミスでも戦ったGか!」
ロウ「ったくよ! どうしてどいつもこいつも戦争をしたがるんだよ!」

<ロウvsミハイル>
ロウ「お前、グレイブヤードで会った医者気取りの奴か!」
ミハイル「まさか今回のオペで貴様という病を再発見するとはな!」「丁度いい! あの時の借りを返させてもらうぞ!」

<イザーク(デュエルガンダムAS搭乗)撃破>
〔イザーク、分離〕
イザーク「まだだ! デュエルはこの程度では落ちん!」
〔敵ユニット出現〕
イザーク「クルーゼ隊長、ご無事でしたか!」
クルーゼ「情報収集は完了した。後は任せるぞ、イザーク」
イザーク「了解です!」
フレイ「あ…ああ…」
クルーゼ「怖がる必要はない」「偶然とは言え、私を発見した君をそのままにしておくわけにはいかなかったからね」「だが君はついていたよ。あのまま基地にいたら、君の生命はなかったのだからね」
フレイ「え…?」
クルーゼ「後は遠くから見物させてもらおう」
フレイ(ごめんなさい、サイ…。結局、あなたに謝る事ができなかった…)
〔クルーゼ、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕


<ミゲル撃破>
〔敵ユニット離脱〕

<シホ撃破>
〔敵ユニット離脱〕

<ミハイル撃破>
〔敵ユニット離脱〕

<イザーク(デュエルガンダム搭乗)撃破・味方援軍1&第3軍増援1出現>
イザーク「まだだ! 俺はまだ戦える!!」
〔イザーク、回復〕
〔味方戦艦出現〕

カズマ「アークエンジェル! あいつらも出てきたのか!?」
大河「頼むぞ、ラミアス艦長! このアラスカ基地は何としても死守せねばならん!」
マリュー「わかっております。それがコルベット准将から我々に与えられた任務ですから」
ノイマン「やれるのか、ミリアリア!?」
ミリアリア「大丈夫です! 私も戦います!」(ごめんね、トール…。私はコーディネイターの捕虜を殺す事はできなかった…)(今、私にできる事は生き延びる事だけみたい…。だから、トール…私達を守ってね…)
マリュー「バジルール副長の転属により戦闘管制も私が兼任します! 各員もそのつもりで!」
カズイ「りょ、了解です…!」
サイ(キラとトールはもういない…。残された俺達でアークエンジェルを守るんだ…!)
イザーク「出てきたか、足付き! ニコルとディアッカのカタキ、今こそ!!」
カズイ「デュ、デュエルがこちらに突っ込んできます!」
マリュー「回頭! 急いで!!」
ノイマン「無理です! スピードが違います!!」
イザーク「もらったっ!!」
〔イザーク、マリューへ接近〕
〔味方ユニット出現〕

ミリアリア「上空からモビルスーツです!」
マリュー「大気圏外から降下してきたの!?」
イザーク「どけえええええええっ!!」
[イベントデモ「キラ、SEED覚醒」]
〔イザーク、キラへ攻撃〕
[イベント戦闘「キラvsイザーク」]
〔イザークに爆発〕
イザーク「ぐっ!!」
〔イザーク、後退〕
キラ「連合軍とザフトの双方に伝えます! アラスカ基地は間もなくサイクロプスを作動させ、自爆します!」
マリュー「キラ君…! キラ君なの!?」
カズマ「あいつ…生きていたのか!」
リョーコ「お、おい! サイクロプスって月のグリマルディ戦役で暴走したあれか!?」
ハーリー「はい! 地下の設置されたマイクロ波による焼灼システム…」「作動すれば周囲カズ十キロ圏内が完全に壊滅します!!」
マオ「そんなものが基地に用意されているなんて…!」
クルーゾー「これで全てが読めた…! 総司令部は最初から捨て駒にするたの連中を、この基地に集めたか!」
鉄也「そして、降下してきたザフトをサイクロプスで一網打尽にする気か…! 最悪の作戦だぜ!」
マリュー「そんな…いくら何でも総司令部がそんな事をするなんて…!」
〔味方ユニット出現〕
ムウ「残念だがキラの言っている事は本当だ!」
マリュー「フラガ少佐! まだアラスカ基地にいたんですか!?」
ムウ「話は後だ! 俺も基地内でサイクロプスシステムのデータを発見した!」「あと5分でこの基地を中心とした一帯は溶鉱炉同然になるぞ!」
キラ「皆さん、早く逃げてください! 僕は連合軍とザフトのどちらにも死んで欲しくないんです!」
イザーク「きれい事をほざくなーっ!!」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット撃破〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

黄金「どこからの攻撃だ!?」
イザーク「くっ! これ以上の戦闘は無理か! 離脱するぞ!!」
〔敵ユニット離脱〕
アカネ「何なのよ! この攻撃!?」
〔レーダー反応〕
キャレット「敵 来マス!」
〔第3軍ユニット出現〕
アキ「ラダム!」
ランス「話は聞かせてもらったぞ。だが、君達はここから逃げる事はできない」
ベスナー「何っ!?」
ランス「フフフ…まがい物のテッカマン、そして、ノイ・ヴェルターよ! 灼熱の地獄の中に消えるがいい!!」
〔第3軍ユニット離脱〕
ゾマー「あの野郎! デカい口を叩いておきながら自分は高みの見物かよ!!」
ルリ「アークエンジェルの艦長さんへ。こちらはナデシコB艦長のホシノ・ルリです」「ラダムを倒さない以上、脱出は不可能なようです」
マリュー「こちらはアークエンジェルのマリュー・ラミアス少佐です。状況は理解しました」「こちらも最善を尽くします。協力して、このエリアを脱出しましょう」
ムウ「やれるな、キラ!」
キラ「僕は…もう誰も死なせたくない…! だから、戦う…この想いと力で!」
カズマ「あいつ…強くなったな…」
ロウ(へへ…助けてやった甲斐があったってもんだぜ)
大河「各機へ! 我々に残された時間はあと5分だ!」「5分以内に敵をせん滅しこのエリアを脱出するぞ!!」
甲児「了解だ! こんな所で死んでたまるかよ!!」
宗介「同感だ。脱出後、こんな作戦を考えた者を相応の目にあわせてやる…!」

<第3軍増援1出現の次PP・味方援軍2&敵増援1出現>
トモル「無理だ…。あれだけの数のラダムに勝てるはずがない…」
デッド「随分とあきらめがいいんだね」
トモル「お前は…! ブレードを倒したテッカマン!?」
デッド「また会えて嬉しいよ。俺の名前はデッド・エンド…今の状況にぴったりの名前だろ」
トモル「く、来るな…バケモノ!!」
デッド「バケモノね…。確かにそうさ…俺はもう人間じゃないんだからね…」「じゃあ、あんたあどうなのさ? 知ってるぜ…あんたが俺以上のバケモノと融合したのをさ」
トモル「違う…! 俺はバケモノなんかじゃない! 俺は…俺だ! 俺なんだ!!」
???(オーガン(オリジナル))「そうだ、トモル…。お前はお前だ…」
トモル「やめろ! 俺に話しかけるな!」
???(オーガン(オリジナル))「トモル…生きる事は戦いだ。生きるために抗え…生命のために戦え…!」
トモル「うわああああああっ!!」
〔光の放射音〕
〔画面、黄色く発光〕
〔味方ユニット表出〕

オーガン「うおおおおっ!!」
未知「オーガン! 真道さんがリンクしたのね!」
デッド「ハハハハ! 正体を現したね! 今日の相手はあんたに決めたよ!!」
〔敵ユニット出現〕
ゾマー「デッドか!」
デッド「また会えたね、ダービット! でも、今日であんたともお別れだ!」
ゾマー「やめろ、デッド! ここはあと4分で壊滅するんだぞ!」
デッド「つまり、俺の生命もあと4分ってわけか」
ゾマー「お前…死ぬ気なのかよ!」
デッド「…武装フォーマットされてからずっと思っていたよ…」「テッカマンブレードをこの手で倒せば俺の居場所が見つかるって…」「でも…そんなものは見つからなかった…。もう俺は当てのない旅は疲れたよ。だから、ダービット…」「あんたの手で俺を殺してくれよ」
ゾマー「そんな事ができるかよ!」
デッド「やっぱり無理みたいだね…。あんた、優しいから…。でも、そこが好きだったよ…」
ゾマー「デッド!」
デッド「あと4分! 俺の生きた証を破壊って形で刻んでやるよ!」
〔デッドの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

オーガン「お前は…!」
デッド「来なよ、地球製のイバリューダーと地球製のテッカマンの戦いだ…!」「俺の最期に相応しいメチャクチャな組み合わせだよ! アハハハハハハ!」

<第3軍増援1出現の2ターン後PP>
キャレット「サイクロプスシステム、臨界マデ 後3分デス!」
シホミ「急いで! 後3分で脱出ルートを確保しないと!」

<第3軍増援1出現の3ターン後PP>
サイ「残り時間は後2分です!」
マリュー「後2分でこのエリアは壊滅します! 各機、急いでください!!」

<第3軍増援1出現の4ターン後PP>
ハーリー「駄目です! 後1分でサイクロプスが臨界に達します!」
ルリ「後1分あります。最後まで戦ってください…最後の瞬間まで」

<第3軍8機以下・第3軍増援2出現>
〔第3軍ユニット出現〕
ボス「くそっ! あいつら底無しかよ!」
デュオ「どうやら、ここで俺達を確実につぶす気のようだぜ…!」
凱「あきらめるな、みんな! 気持ちが萎えたら、この戦いは勝てないぞ!!」
ルリ「ハーリー君…脱出ルートの算出を急いでください」
ハーリー「了解です!」

≪第3軍増援2出現後毎PP≫
<第3軍8機以下・第3軍増援2出現>

〔第3軍ユニット出現〕

<オーガンvsデッド>
デッド「イバリューダーはラダムを憎んでいるって聞いているよ! 俺はラダムの一員だ! さあ、憎めよ!」
オーガン「俺はイバリューダーじゃない…! 俺は…俺は人間だ!!」

<デッドHP70%以下or敵増援1出現の次PP・味方援軍3出現>
オーガン「こいつ…強い…!」
デッド「どうしたのさ、デトネイター・オーガン? それがあんたの本気かい?」「それとも、まだ自分を認められないのかい? もうあんたも俺もバケモノなんだよ!」
オーガン「俺は…俺は…!」
未知「あなたは人間よ、真道さん!」
オーガン「神先さん…」
未知「あなたはギガフロートで私を守って戦ってくれたわ!」「あなたは人間よ! 優しい心を持った人間なのよ!!」
デッド「うるさいよ…! 俺とオーガンの邪魔をするな!!」
未知「!」
オーガン「うおおおおっ!!」
〔オーガン&デッド、未知がいる地点へ接近〕
〔デッドに爆発〕

デッド「くっ!!」
〔デッド、後退〕
未知「真道さん!」
オーガン「身体が一人でに動いた…。あの人を守るために…」
デッド「楽しませてくれるよ! やっぱり、俺の最期の相手はあんたのようだ!」
Dボゥイ「待て!!」
[イベンドデモ「テックセッター(B)」]
〔味方ユニット表出〕
アキ「Dボゥイ!!」
凱「生きていたのか!」
ブレード「俺は…まだ死ぬわけにはいかない!」
デッド「テッカマンブレード! 嬉しいよ、また会えて!」「もう一度、あんたを殺す事ができるからね!」
ブレード「オーガン…! プロフェッサー神先達を連れて先に脱出しろ!」
オーガン「し、しかし…」
ブレード「そのアーマーの持ち主には借りがある。そして、奴には…あのテッカマンにはそれ以上の借りがある…!」
オーガン「わかりました…!」
〔オーガン、未知がいる地点へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

デッド「何度戦おうと無駄だ! あんたは俺には勝てやしない!」
ブレード「そんなに悲しいか」
デッド「何っ!?」
ブレード「悲しみにおぼれ、過去におぼれそれだけで生きてる事をあきらめるのか…!?」
デッド「黙れ! 貴様に何がわかる! 俺の怒りが! 俺の悲しみが!!」
ブレード「ならば来い! 今度はお前に俺の怒りと悲しみを教えてやる!!」

≪敵増援1出現後≫
<キラvsデッド>

デッド「ハハハハハハ! あんたも俺と遊んでくれるのかい!」
キラ「この人…何のために戦っているんだ!?」
デッド「あんたにわかるかい!? 周囲と違う自分の存在の重さが!」
キラ「…わかるよ…僕にも…。でも、そんな事は問題じゃないんだ!」「生きていくっていう事に力なんて関係ないんだ!」

≪敵増援1出現後≫
<凱vsデッド>

凱「テッカマンデッド! お前の中の弱さは俺が叩き潰す!」
デッド「GGGの勇者王様かい! あんたみたいに楽天的に生きられれば苦労はないね!」
凱「黙れ! 自分の中の弱さを乗り越えられないお前に俺は負けはしない!!」

<ブレードvsデッド>
デド「あんたを倒せば俺は…俺は!!」
ブレード「言いたい事はそれだけか?」
デッド「何っ!?」
ブレード「覚悟を示すのに言葉は要らない! 行くぞ、テッカマンデッド!!」

≪敵増援1出現後≫
<アキvsデッド>

デッド「あんたを殺すとダービットは悲しむだろうね」
アキ「え…」
デッド「それも一興だね! そうすればダービットが俺を殺してくれるかもしれないからな!」

≪敵増援1出現後≫
<イーベルvsデッド>

イーベル「どうしてそんなにヤケッパチなんです! そんな人はあたし、キライです!」
デッド「うるさいんだよ、お嬢ちゃん! あんたみたいに明るくテッカマンはやってられないんだよ!」

≪敵増援1出現後≫
<ベスナーvsデッド>

ベスナー「ブレードとやる前にあたしがあんたの相手になってやるよ!」
デッド「雑魚は引っ込んでな! あんた達は後でまとめて片付けてやるよ!」

≪敵増援1出現後≫
<ゾマーvsデッド>

ゾマー「もうやめろよ、デッド! 俺はお前と戦いたくはない!」
デッド「もう遅いんだよ、全てが! あんたを倒して、俺はブレードを倒し、そして、この世界とおさらばだ!」

<デッド撃破・勝利条件達成>
デッド「アハハハハハハ! まだだよ、ブレード! 俺といっしょに死んでくれよ!」
〔デッド、回復〕
イーベル「馬鹿! あんたなんかにDさんが負けるもんか!!」
デッド「何っ!?」
イーベル「あの人が強いのは技でも力でも何でもない!」「あの人の心に刻まれた悲しみが誰よりも深く、そして、それに負けない心があるからよ!!」
アキ「そうよ! Dボゥイには戦わなくてはなrない理由がる!」「だから、負けない! あの人も人類を!!」
ブレード「俺は行き続ける…! 俺の果たすべき使命のために!」
イーベル「行け、Dさん! あたしとの特訓の成果を見せてやれーっ!!」
ブレード「うおおおおおおおおっ!!」
〔ブレード、デッドへ攻撃〕
[イベント戦闘「ブレードvsデッド」]
〔デッドに爆発〕
デッド「うわあああああああっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
ゾマー「デッドーッ!!」
〔レーダー反応〕
ベスナー「このエリアへの部隊の降下を確認…! これはザフトよ!!」
〔敵ユニット出現〕
ロウ「馬っ鹿野郎!! サイクロプスがあるっていうのになぜ、わざわざ来やがるんだ!」
キラ「どうして…! どうして、話を聞いてくれないんだ!?」
大河「ナチュラルへの根強い不信感がこのような結果を招いたのか…」
〔味方ユニット出現〕
カズマ「試作型のソルテッカマン! ノアルさんか!?」
アキ「違うわ! あれはバルザック機よ!」
バルザック「こっちだ、ノイ・ヴェルター! このルートなら脱出できる!」
風龍「バルザック隊長!」
デュオ「あいつも生きていたのかよ!」
バーナード「急げよ、バルザック! こっちの方の退避は完了したぞ!」
カズマ「バーナードのおっさん!」
ブレード「バーナード! お前もいるのか!」
ハーリー「どうします、艦長!?」
ルリ「迷っている時間はありません。各機はバルザックさんの示すルートで脱出を」
〔味方戦艦離脱〕
〔味方ユニット離脱〕

ザフト兵「ナチュラルめ…退いたか。だが、これで労せずして奴らの基地が…」
〔エネルギーの充填音〕
〔画面、赤く発光〕
〔爆発音〕

ザフト兵「う、うわああああああっ!!」
〔ラダム獣の鳴き声〕
ラダム獣「キシャアアアアアアアアッ!!」
〔画面、赤く発光〕
〔爆発音〕

【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

北米エリア
北米大陸/西海岸
キラ「………」
マリュー「キラ君…本当にキラ君なのね?」
キラ「はい…」
ムウ「お前、よく生きていたな! イージスの自爆に巻き込まれて死んじまったと思ってたぜ!」
キラ「…ストライクが僕を守ってくれて…それで、誰かが気絶した僕をコックピットから運び出してくれたんです」
カズイ「キラ…」
キラ「カズイ…サイ…」
サイ「よく…よく帰ってきてくれたな…。お前…今までどこに行ってたんだよ…」
キラ「僕はプラントンいいたんだ…。そして、あのガンダム…フリーダムもそこで受け取ったんだ」
マリュー「プラントで…」
キラ「でも、僕はザフトではありません。そして、もう連合軍の軍人にも戻れません…」
マリュー「キラ君…それは私達も同じかも知れないわ…」
ムウ「まさか、俺達を捨て駒にして基地もろともザフトを片付けようとするとはな…」「とてもじゃないが、そんな連中の指揮の下で戦っていくのは御免だぜ」
キラ「………」
ルリ「…では、私達と行きませんか?」
キラ「君は…?」
ルリ「ホシノ・ルリ。ナデシコBの艦長ならびにノイ・ヴェルターの全戦指揮官です」
キラ「ノイ・ヴェルター…国連事務局直属の特殊部隊…」

北米エリア
ヴァルストーク/格納庫
ジャン「………」
ロウ「ジャン・キャリー! よく無事だったな!」
ジャン「ロウ・ギュールか…」
樹里「どうしちゃったの、ジャンさん…」
陽子「ショックだったみたいだよ。自分が捨て駒にされた事がさ」
マオ「陽子…あんたも無事だったんだね」
陽子「悪運には自信があるのさ。…って言うより、最初っから今回の作戦は妙だと思ってたからね」「だから、あのガンダムの坊やの言う事も信じてみる気になったのさ」「ちなみにッジャンは敵前逃亡した敵を追ってきて難を逃れたってわけさ」
甲児「陽子さん! 切り裂きエドは!? あの人はどうなったんだ!?」
陽子「さあね…。Nエリアに到着したら俺達もバラバラになっちまったんでそこらはわからないよ」
ジャン「私は地球のために戦ってきた…。それなのに…こんな仕打ちを受けるなんて…」
カズマ「じゃあ、プラントへ行くかい?」
ジャン「それもできない…。もう私のいる場所は、この世界のどこにもないんだ…」
ロウ「何言ってんだよ。世界は地球とプラントだけじゃないんだぜ!」
カズマ「宇宙は広いんだ。人間一人がもぐりこむスペースなんざどこにでもあるさ」
ジャン「宇宙は広い…か…」
ロウ「あんたぐらいの腕と知識があればジャンク屋でもトレイラーでもやっていけるさ」「あんたにその気があればな」
カズマ「なあ、ジャンさん…あんた、こんな所で終わっちまうのかい?」
ジャン「………」
ロウ「プラントを捨てた時の覚悟に比べりゃこれからの事なんて大した事じゃねえだろ?」
ジャン「…そうだな…。地球にもプラントにも居場所がないならその間の宇宙に行ってみよう…」
ロウ「宇宙に上がったらジャンク屋ギルドを訪ねてみな」「そこにいるプロフェッサーってのがきっと、あんたの力になってくれるぜ」
ジャン「ありがとう、ロウ・ギュール…。君達の言葉で目が覚めたよ」
マオ「陽子…あんたはどうするの? 彼といっしょにジャンク屋を始めるかい?」
陽子「御免だね。俺は戦う外は能のない女だからな」「俺はお前達と行くよ。どうせ、軍じゃMIA扱いだろうしどこに行こうと文句ないだろうさ」
クルーゾー「問題はないだろう。上には俺から話をしておく」
陽子「へ…トカゲ戦争からヴェルターには世話になってたが、自分が入隊する事になるとはな」
クルツ「旅は道連れ、ベッドも道連れ。よろしく頼むぜ」
陽子「悪いな、軍曹。俺はバードマン乗りなんでね、陸戦隊はシュミじゃねえんだ」
クルツ「じゃあ、俺が機種転換するまで待っててくれよな!」
マオ「こういう時のあんたの勤勉ぶりには頭が下がるよ、ホント…」
カズマ「しかし、おっさんもアラスカにいたとは驚いたぜ」「まあ、ここには軍の厄介者が集められてたんだから、当然と言えば当然か」
バーナード「口の減らねえ坊やだな。とりあえず元気そうで安心したぜ」「ところで、テッカマンの坊やはどうしてる?」
ホリス「Dボゥイさんでしたら少々取り込み中のようです」
バーナード「じゃあ、よろしく伝えといてくれ。俺もそろそろ行くかにゃあならん」
ミヒロ「行くってどこへ?」
バーナード「俺は軍人だからな。部隊に戻るのさ」
カズマ「って、あんな目にあわされても軍のために戦うのかよ!?」
バーナード「おいおい、間違えるなよ。俺は軍のために戦ってるわけじゃねえ」「俺は人様の幸せを奪うようなろくでもない野郎と戦うために軍にいるだけだ」
ミヒロ「でも、その連合軍は?」
バーナード「全部が腐ってるわけじゃねえ。ラダムやイバリューダーと全力で戦ってる奴らもいるさ…」「そいつらのためにも俺はもう少し軍で踏ん張るさ」
カズマ「また会えるよな、おっさん」
バーナード「おう。それまでは少しはケツの青さが取れてるのを願うぜ」
カズマ「ちぇ…相変わらずガキ扱いかよ」
バーナード「じゃあな、坊や。生命を懸ける場所を間違えるなよ」
フォレストン「…まさか、情報局の局長であるこの私までもが捨て駒にされるとはな…」
大河「情報局は連合軍の裏の人脈の動きを追っていましたからな…」
フォレストン「つまり、核心に触れてしまったというわけか…」「フン…情報を探ることが悪だとしたら情報局の存在など無意味だな」
未知「フォレストン局長…」
フォレストン「プロフェッサー神先…どうやら、私は選択を誤る所だったようだ」
未知「え…」
フォレストン「大河長官…この度のザフトのオペレーション・スピットブレイクは茶番だ」「連合軍の総司令部は攻撃目標が発令直前にパナマからアラスカに変更になる事を知っていたと思われる」
大河「確かに…。そうでなければサイクロプスの用意などできるはずがないですな…」
フォレストン「ザフトの中にこの情報を連合軍に流したものがいる」「これだけの重要な情報を知りえるとしたら、かなり高い地位の人間なのだろう」
大河「そうか…総司令部の強気の裏にはザフト内の協力者の存在があったのか…」
フォレストン「おそらく、私は軍に戻っても監視がつき、自由に動く事はできないだろう」「だから、大河長官。あなた方、ノイ・ヴェルターに全てを託そう」
大河「わかりました、フォレストン局長。我々はこの戦争の裏に潜む人間を探り当ててみせます」
フォレストン「プロフェッサー神先…君はオーガンと共にノイ・ヴェルターに行くんだ」「あの力はノイ・ヴェルターに預けよう」
未知「わかりました、局長。彼も…オーガンもそれを望むと思います」
フォレストン「頼むぞ、地球と人類の未来を…」

北米エリア
北米大陸/西海岸
デッド「…なぜ、俺を助けた? 哀れみのつもりか…!?」
Dボゥイ「そうじゃない…」
ダービット「なあ、デッド…何もかも忘れて俺達の所に来ないか?」
デッド「無理だよ、そんな事は…。俺の手はもう血塗られているんだから」
ユミ「そんな事、ありません! デッドさんは無関係な人達を襲うような事はしてないじゃないですか!」
デッド「そういう問題じゃないのさ、お嬢ちゃん。血塗られているのは俺自身…」「戦う事でしか隙間を埋められなかった俺の心なのさ…!」
Dボゥイ「…デッド、お前は死んだ」
デッド「ブレード…」
Dボゥイ「戦う事でしかできなかったおお前の魂は今ここで消えた…。後の生命は未来を生きろ」
デッド「………」「…簡単に言ってくれるよ…。みんながあんたみたいに生きられやしないのさ…」
ダービット「デッド、どこへ行く!?」
デッド「また旅に出るのさ…。当てなんてないけどさ…」
ダービット「デッド…」
アキ「追っては駄目よ、ダービット…。それは逆に彼を傷つける事になるわ」
ダービット「チーフ…」
ナターシャ「しかし、ユミ…あんたがDボゥイの特訓に付き合ってたとはね」
ユミ「へへへ…あたしでもDさんの役に立つ事ができました!」
ハヤト「じゃあ、ユミちゃんが会ってたサングラスの男は…」
ユミ「あの人はDさんのお使いの人であたしを迎えに来たんです」
ナターシャ「やれやれ…結局、誘拐騒ぎはハヤトの空回りってわけか」
アキ「Dボゥイ…」
Dボゥイ「心配かけてすまなかったな、アキ…」
アキ「それより、Dボゥイ…あなた、身体は…」
Dボゥイ「う…」
〔人の倒れる音〕
ユミ「Dさん! どうしたんです!? 急に倒れて!!」
アキ「ダービット、ゴリアテ! Dボゥイをメディカルルームに運んで! 急いで!!」
ダービット「ラーサ!!」
アキ(ついに恐れていた事が起こった…。このままではDボゥイは…)
【シナリオエンドデモ終了】


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